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Last-modified: 2008-11-10 (月) 22:48:37 (5639d)

191 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/08/25(金) 20:30:43 ID:/a79rOpq
サイトを好きなあまり、無理やり気味に初めてを奪ってしまうシエスタ
酒と媚薬で思考力を奪い、介抱と称して服の中に手を突っ込みさわさわ、耳をはみはみ
微かに残った意識で必死に止めるよう訴えるものの、シエスタのテクニックの前になす術もない

という夢を見t(ry

>>191

第1話 二日酔いにはご用心

「サイトさん、大丈夫ですか」
「う〜、気持ち悪い」
昨晩、料理長が持ち込んだとっておきのワインを
飲みすぎたサイトは二日酔いに悩んでいた。
「はい、お水と酔い覚ましの薬草です」
「ありがとう、シエスタ」
と水を飲もうとするも手が震えて距離感もわからない。
「シエスタ、悪いんだけど飲ませてくれない?」
「いいですよ……んっ……」
「!?」
シエスタがとった行動にサイトの思考は停止してしまった。
自分が飲んだものを相手に直接流し込む、いわゆる口移しだったからだ。
「んっ……サイトさん、飲めましたか?」
わずかに朱に染まる頬で、天使のような微笑を見せてくれた。
「あ、ありがとう」
「今日は一日徹底的に看病してあげますね」
シエスタがサイトのベッドの中に入ってくる。
「えーと、シエスタ? なんでベッドに入るの?」
「徹底的に看病するためです」
「何か柔らかいものが当たってるんだけど?」
「当ててるんですよ」
「何で服の中に…あっ?」
「さっき飲ませた薬、媚薬の原料でもあるんです。
 女の人の唾液を混ぜると、その人に対してとっても感度がよくなるそうですよ」
服の中に柔らかい手をいれ撫で回し、耳元で息を吹きかけ甘く囁いてくる。
「シエスタ、だめだって……」
「ふふ、いっぱい『看病』してあげますね」

「でもその前にちょっと待ってくださいね」
シエスタが外に出て戻ってくると、白衣の天使、ナース服に着替えてきた。
しかし白衣というよりはほんのりとピンク色をしていて、
サイズが小さいのか、シエスタのプロポーションがくっきりとあらわれ、
裸でいるよりもむしろ危険な香りを漂わせていた。
シエスタはサイトの服をたくし上げると
「まずは脈を計りますね」
サイトの胸に直接耳を当て、直接鼓動を聞き始める。
胸にのしかかる軽い重みと髪の香り、積極的な行動で
サイトの心臓は早鐘を打ち、身体が熱くなっていった。
「熱がありますね、冷やしてあげます。ふ〜、ふ〜」
息が胸にかかり逆にますます熱くなってしまうサイト。
感度の上昇もあいまって
「うっ、はあっ、ああっ」
「こうしたほうがいいですか?」
胸板に舌を這わせ、テラテラと光る唾液を満遍なく塗りつけ、もう一度息を吹きかけ始める。
「ふ〜、ふ〜、ふ〜」
唾液の温かさと蒸発することによる冷たさの二つの快感がサイトに襲い掛かっていた。
「ふふ、腫れてますね、鎮めてあげないと」
立ってきた乳首を口に含むと舌で転がし、もう片方を手のひらで撫で回し、
指先でコリコリともてあそんでいく。
「や、やめ…」
「やめないでほしいんですね、安心してください。
 ちゃんと面倒見てあげますから。 そ れ に 」
ズボン越しに大きくなっていたサイトのモノを軽く握り
「この腫れの毒素を抜いてあげませんと」

シエスタは緩急をつけサイトの分身を上下にしごき始め、
「毒を抜くための治療ですから我慢しないでくださいね」
顔を耳に近づけ息を吹きかけながら、胸を腕に押し当て、
足を絡め、全身でサイトを陥落させようとしてくる。
「だ、だめだって、シエスタ」
最後の理性で訴えかけようとするも
「患者さんは私に身を任せてください」
小悪魔的な笑みの前にサイトの我慢は崩壊していった。
「ふああ…気持ちいいよ…シエスタ…」
「うれしいです、サイトさん。もっと…してあげますね」
ズボンをずり下ろすとサイトの剛直が天を突き刺すように立ち上がる。
「元気いっぱいですね、サイトさん」
シエスタの献身的な奉仕で我慢汁がドクドクと流れ出し、
その汁が潤滑液となりニチャニチャといやらしい音を立てながら、
サイトを確実に追い詰めていく。
「あっ、あっ、あっ」
「きゃっ!?」
一度目の爆発。かわいい女の子に囲まれながら、自分の欲望を解放することが
できずにいたサイトにとっては久しぶりで、火山の噴火のように大量のものが
シエスタに降りかかっていった。
久しぶりの爆発はもともと少なかったサイトの体力を奪い、もはや一歩も動けなくなっていた。
しかし、欲望をぶちまけたシエスタの姿を見ると、あそこがまた元気を取り戻していった。

「まだ毒が抜けきってませんね。毒を抜くには…口…ですよね」
シエスタは間髪いれずにサイトを咥えこんだ。
シエスタの口内は熱く、ざらりとした感触を持つ舌がサイトを嘗め回す。
先、裏筋、くびれた部分など丁寧に嘗め回す。ひとつひとつの動きは快感をつむぎ、
蓄積させ、サイトを射精へと導いていく。
体が一瞬痙攣したと同時に二度目の暴発。
先ほどと遜色のないほどの量はシエスタの口内にとどまりきらず、あふれてこぼれだす。
それを指ですくい再び口内に戻すしぐさがひどく艶かしい。
ゆっくりと飲み込み終わるとシエスタは馬乗りになり口を開いた。
「サイトさんがいけないんです。サイトさんの笑った顔、怒った顔、さびしそうな顔、
 困った顔、照れた顔…全部全部、素敵過ぎるんです。
 だから、欲しくなっちゃうんです。私だけのものにしたくなっちゃうんです。
 サイトさん、『私』をあげます。だから、『あなた』を私にください」

シエスタは前のボタンをはずし、大きな2つの果実をはだけさせる。
そして、サイトの顔を見ているうちに濡れていた自らの秘所をいまだにそそり立つ
サイトの男根に押し当てる。
「サイトさん、いきますね」
腰が落ちる。何かにぶつかり引き裂かれる感触。結合部から出る血液。
サイトの初めてを奪った瞬間であると同時に、サイトに初めてをささげた瞬間でもあった。
ポロポロと零れ落ちる涙。
「シエスタ、大丈夫? 無茶しなくても」
「違うんです、痛いのもあるんですけど、それ以上にサイトさんとひとつに
 なれたことがうれしいんです」
まだ痛みの残る身体で腰を使い始める。
「サイトさん、私を感じて。あなたを感じさせてください」
サイトは最後の力を振り絞ってたわわにゆれる果実に手を伸ばした。
「あっ…サイトさん…上手……」
キュルケのように大きすぎず、ルイズのように小さすぎないそれはちょうど
サイトの手の大きさにフィットし、全体を優しく揉み込んでいく。
「シエスタの中…気持ちよくて、もう……」
「サイトさんのも、固くて奥まで来て…私も……」
サイトがシエスタをえぐり、シエスタがサイトを締め付ける。
与え、与えられる快感の虜になった二人は腰を振り続ける。
「シエスタ!」「サイトさん!」
二人は強く抱き合うと天国へと上り詰めた。

その後、先に目覚めたシエスタは、ベッドを直し、シーツを取り替え、
何ごとも起こってないような状態に戻して、
「ありがとう、サイトさん。昨日のことは二人だけの秘密です」
そっと頬にキスをすると顔を赤くして部屋から出て行った。

朝、完全に寝坊したサイト。
朝食を取りに食堂へ向かうとまだ生徒たちは食事中だった。
そんな中やたら豪勢な食事がサイトに用意される。
「いくらなんでもこんなに食えないんだけど?」
「いやー、今日はめでたい日だからな! 俺たちの精一杯の祝福だ!!」
「何のことだよ!?」
「とぼけるな。今日シエスタがやたらともじもじしてたからな。
 時おり上の空になったりしてたしな!
 で、男なら責任は取るんだぞ。ガーハッハッハッ!!!」

食堂の空気が凍りついた。

終わり?

(第1話あらすじ)
二日酔いのところをシエスタに襲われたサイト。
彼は彼女に仕返しをすることを誓うのでした。

第2話 薬の処方にはご用心

「まったく酷い目にあったぜ……」
「ま、仕方ねーんじゃねーの? 相棒」
「そりゃそうかもしれないけどさ……」
食堂で昨日の一件がばれた後、サイトとシエスタは学院関係者全員による
記者会見という一種の拷問を受けさせられたのだ。
貴族とはいってもうら若き少年少女。恋に恋するお年頃。
恋と性について、もっとも興味がある時期なのだろう。
また、そのときいくつかの視線がじと〜っ、とサイトたちを睨み付けていた
ことも付け加えておく。
「でもよ、二日酔いのところを女の子に襲われたのが初体験、なんて
 男の沽券にかかわるじゃねえか」
「もう消せねえ過去だけどな」
「うるせえ!」
「それにまんざらでもなかったんだろ?」
「そりゃ、シエスタはかわいいし、素直だし、嫌いじゃないし、
 むしろうれしかったし、気持ち良かったし……って何言わせんだ! この!」
「俺は何にも聞いてねえぞ」
「とにかく、これは男のメンツの問題なんだ。絶対シエスタに仕返ししてやる」
「まあ、がんばれよ、相棒」

「まずは相手を知らなきゃな」
「俺が知るところだとこうなってるな。
 年齢 17歳
 身長 162サント
 スリーサイズ 83/60/85
 出身 タルプ
 趣味 昼寝
 特技 料理(シチュー)
 好きな食べ物 モモ胡桃パン
 好きな人 サイト
 初体験 サイト
 夢 サイトさんと恋人になること、サイトさんに料理を食べてもらうこと…(略)」
「お前なんでそんなに詳しいんだ。それと最後のほうのはいらねえ情報だろ!」
赤面しながら怒鳴るサイト。どうやら過激なことを事細かに言われたらしい。
「まあまあ、こんなに思ってもらって幸せ者だねえ、相棒は」
「まあ、別に悪い気はしねえけど…って、また話が脱線してるじゃねえか!」
このようにサイトが真剣に考えても、デルフリンガーに茶化され、たいした案が出ないまま
何日も過ぎてしまった。そんなある日のこと、

「ふっふっふっ、やっと手に入れたぜ」
「どうした、頭でも打ったんじゃねーだろうな」
「俺はいたって大丈夫だ。媚薬を手に入れたんだよ。それも飛び切り強力な。
 これを飲むと異性が欲しくて欲しくて仕方がなくなるらしい」
「それをどうすんだ?」
「シエスタに飲ませて調教するんだよ。とまではいかなくてもシエスタに俺の剣を
 叩き込んでやるんだ。想像しただけでも楽しみだぜ」
「変態だな、相棒」
「男はみんなそうなんだよ」
「で、どうやって飲ませる気だ?」
「どこかデートに誘って飲み物を頼んでそこに
「……衆人環視の中でか? いくらなんでも捕まるぞ。
 基本は二人きり。できれば邪魔の入らないところがいいだろうな」
「ならピクニックとかはどうだ? 野外になるけど学園内よりはましだろ」
「まあいいんじゃないか、がんばれよ、相棒」

「シエスタ」
「あっ、サイトさん」
「突然なんだけど、今度の休み、ピクニックにでも行かない?」
「いいですね、あっ、お弁当とか用意しないと」
「手伝おうか?」
「うーん、せっかくなので当日のお楽しみ、ということで」

当日

少し遠出して二人は街が見下ろせる小高い山に来ていた。
「う〜ん、空気がうまいな」
「空気においしいとか、まずいとかあるんですか?」
「街の中とかよりは居心地がいい気がしない?」
「私は…サイトさんと一緒なら…どこでも……」
「へ、変なこと言うなよ」
「私、本気ですよ」
じっとサイトのことを見つめてくるシエスタ。
思わず頬をかいて視線をそらしてしまう。
「照れたサイトさん、かわいいです」
「シ〜エ〜ス〜タ〜」
「それよりお弁当にしませんか?」
「そうだね、そうしようか」

成功編、失敗編に続く

成功編

「シエスタ、はい、お茶」
「サイトさん、ありがとうございます」
そういって渡したお茶の中には媚薬が含まれていた。
昼食は豪勢なもので、二人では食べきれないのではないかというほどの量があった。
残しちゃまずいと思ったサイトがどうにかすべて食べきったのだが。
「サイトさん、どうでしたか?」
「とってもおいしかったよ。シエスタをお嫁さんにもらえる人は幸せ者だな」
「それって……もしかしてプロポーズですか……」
「えっ?」
「サイトさんさえよければ、私はいつでも……」
スカートをあげながら、ゆっくりと白い太腿があらわになっていく。
「サイトさん、あなたが欲しいんです……」
息に艶が含まれ、上気した顔で甘えてくる。
「おねがぁい……」
サイトは媚薬が効いてきたことを確認し、胸と股間に指を這わせた。
「はあぁっ、サイ、ト、さん、気持ちいいっ、けどっ、ちがうのぉっ」
「どうして? 指にどんどん絡み付いてくるけど?」
サイトが指で中をかき回すたびにシエスタの愛液で手が濡れていく。
外側を軽くなでるだけでも、体を震わせ、かわいい嬌声を上げる。
服越しに胸を軽くもむと、柔らかく、それでいて弾力がある手ごたえ、
手のひらでは乳首が立っているのがはっきりとわかる。
「言わなくても、わかってる、くせにぃ……」
あえぎあえぎ、必死に言葉をつむぐ。そんなシエスタを見て嗜虐心に火がついたのか
「ちゃんと言わないとお預けだよ?」
手の動きを止め優しく囁く。
「サイトさんのぉ
言い終わる前にサイトは唇を重ね、しゃべれないように口をふさぐ。
「んー、んーんーんー!」
手足をじたばたしてもがいても、しっかり押さえ込み、決して唇を離さない。

「はぁ、はぁ、はぁ…」
おとなしくなったところでやっと唇を離し
「シエスタ、キスしたかったんじゃないの?」
「キスもしたかったですけど、サイトさん、意地悪です……」
わずかに涙を浮かべ、ポカポカとサイトの胸をたたくシエスタ。
「ごめんごめん、シエスタがかわいいから虐めたくなっちゃうんだよ」
「私、もう我慢ができないんです」
「だから、何をして欲しいのか言って?」
「サイトさんと、ひとつになりたいんです……」
「ひとつに?」
「私を滅茶苦茶にしてください……」
再びスカートをまくるシエスタ。サイトはぐっしょりと濡れたショーツを脱がし
シエスタの女の部分をまじまじと眺めた。
「サイトさん、そんなに見ないで……」
「エッチなんだね、シエスタ」
「サイトさんだからです…サイトさんじゃなかったらこんなに大胆になれません……」
「じゃあ、こんなことしてみようかな」
シエスタの股間に顔をうずめ、舌で秘所を舐っていく。
「サ、サイトさん、だめぇっ! おかしく、なっちゃう!」
「おいしいよ、シエスタ」
中まで舌を差し込み、中を存分に味わい、突起を舌ではじいてやると、
「あああああああっ! だめぇっ!」
潮がサイトの顔にかかっていく。顔を離し優しくシエスタを抱きしめる。
「どう? 気持ちよかった?」
「はい。でも、もっと気持ちよくして欲しいんです」
快楽の余韻に浸りながら、呼吸を落ち着かせていく。
「それに、サイトさんにも気持ちよくなって欲しいんです」
すばやくサイトのものを取り出し、
「挿れて…下さい……」
サイトの先端をシエスタの下の口が飲み込もうとしていた。

「シエスタ、いくよ」
座ったままシエスタを抱きかかえ、自身の屹立を飲み込ませていく。
「んん…サイトさん、どう…ですか」
シエスタもサイトに抱きつき、その大きな女の武器を押し当てる。
擬音で言うなら むにゅっ といったところだろうか。
「サイトさんの…大きくなりましたよ?」
さらに強く押し当てていく。心臓の音がお互い聞こえるほどに。
「シエスタ、すごくどきどきしてる」
「サイトさんもです」
じれったく感じたシエスタは腰をくねらせ始め、
「サイトさんがこないなら、私が動きますね」
「うっ、くうっ」
「サイトさん、子供、作りませんか?」
さらに激しさを増していく。主導権を握られまいとサイトも腰を突き上げる。
「今は、まだ、早いんじゃないか?」
「私はいつでも、かまいません……!」
「(だめだ、もう我慢が……)」
「(サイトさんと、一緒に……)」
サイトはびくびくと震え、シエスタはひくひくと痙攣し始めている。
互いに限界が近いことを悟り、最後の力を振り絞る。
「うっ、ぐっ、シエスタ!」
「あっ、ああっ、サイトさん!」
サイトは彼女の中から逃れようとしたが、彼女の締め付けと抱きつきから、
逃れられずに中に欲望を吐き出していった。

「サイトさん」
「何?」
「ごめんなさい、今日の食事の中に媚薬を混ぜたんです」
「……途中から俺も我慢ができなくなったのはそのせい?」
「私が混ぜたのは性欲を増大させる薬なんです。私、ずるいですよね。
 ミス・ヴァリエールにサイトさんを取られたくないからって、薬でものにしようとするなんて。
 軽蔑しますよね……」
「シエスタ」
髪をなでながら
「俺もシエスタに薬を入れたんだ。エッチになる薬を。俺も同罪だよ。
 シエスタを俺の虜にしようとしたんだから…ごめん」
「ごめんなさい、サイトさん」
「ごめん、シエスタ」
二人は抱き合ったまましばらく過ごした。
「サイトさん、ずっと好きでいさせてくださいね」
「うん、ありがとう。シエスタのことを大切にする、約束だ」
「サイトさん……」

「サイトさん、あと、子供が欲しいって言ったのは本心ですから」
「え?」
「できちゃったら責任とってくれますよね?」
「……うん、もちろん」
「今日はたぶん安全日です。でも、サイトさんならそういってくれると信じてました」
ほっとするサイト。まだ子持ちになるつもりはないらしい。
「だから、続き、しましょう?」
柔らかい胸が形を変えるほど押し付けられる。再びサイトが元気になっていく。
「シエスタがその気なら…」
サイトはシエスタに覆いかぶさり、
「こっちが満足するまで離さないからな!」
「きゃーっ♥」
結局、その後数時間にわたって抱き合い、帰れなくなり、近くの山小屋で一泊することになったのでした。

失敗編

「シエスタ、はい、お茶」
「サイトさん、ありがとうございます」
そういって渡したお茶の中には媚薬が含まれていた。
昼食は豪勢なもので、二人では食べきれないのではないかというほどの量があった。
残しちゃまずいと思ったサイトがどうにかすべて食べきったのだが。
「サイトさん、どうでしたか?」
「とってもおいしかったよ。デザートにシエスタを食べたいくらい」
「サイトさんったら。でもせっかくですからシてあげます」
この状況は危険。前回の経験からそう導き出したサイトは距離をとろうとしたが、
体がうまく動かせない。
「まさか……」
「逃げちゃだめです♥ えい♥」
シエスタはサイトを押し倒し、馬乗りになった。
「シエスタ、まさか食事に何か……」
「欲望に忠実になる媚薬を。逃げられないってことは心のどこかで犯されたいって思ってるんですよ」
「違う!」
「素直じゃない子にはおしおきです」
言うが早いか、サイトの分身を取り出し膝裏で挟み込んだ。
「意外と気持ちいいらしいんですよ、これ」
サイトが飲ませた媚薬、そしてシエスタの薬によっていつもより大胆に積極的に行動してくる
シエスタに翻弄され始めていた。
「ふふ、サイトさん、気持ちよさそう」
シエスタの白い足が上下し、程よい圧迫感が先走りを走らせる。
「すぐに出しちゃだめですよ。いっぱい気持ちよくしてあげますからね」
どこからか包帯を取り出し、根本を縛り上げる。
「これで出せませんよ、サイトさん」
「やめて、シエスタ……」
「いっぱいいっぱい溜めて…溜めて……最高に気持ちよくしてあげますから安心してください」

シエスタの足が上下するたびにサイトの我慢汁が噴出する。
「っ、ああっ……」
「くすっ……」
膝裏で挟み込んでいたものを離すと、足裏で直接踏みつける。
足の指が亀頭をくすぐり、かかとで竿をぐにぐにと踏みつけてくる。
「足で踏まれて感じちゃうなんて、サイトさんってほんとに変態さんなんですね」
「ち、違う……」
「ならこのいやらしい液は何ですか?」
「う、うう……」
「素直じゃない子にはこうです」
踏む力を強め、圧迫を強くする。
「あっ、ああっ、シエスタァ……」
身体が痙攣し、竿が強く震える。が、射精したはずなのに、精液が出ることはなかった。
「ふふ、根本を縛ると出ないって言うのは本当だったんですね」
「うっ、ぐうっ」
絶頂に導かれたはずなのに、射精できない苦痛がサイトの肉体に刻まれ、精神を蝕む。
「サイトさん、もっともっと気持ちよくして私以外に発情しないようにしてあげますね」
再び足の動きが再開される。今度は座って両足の指で竿全体を刺激していく。
ほどなくして2度目の絶頂を迎える。だが、やはり出ることはない。
「まだです、まだ……もっともっと溜めて♥」

「今度はパイズリなんてどうですか?」
と、そのメイド服を脱ぎ捨てる。ヘッドドレスとソックスまでははずさなかったが。
細身に似合わない大きな二つの丘がゆれる。思わずサイトは視線をそこに向けてしまった。
「やっぱりここがいいんですね」
サイトのシャフトが沈んでいく。暖かく、柔らかく、そして気持ちいい谷間の中に。
「ふああ……」
逃げなくてはという危機感が薄れ、快楽への欲求が増していく。
このあとなんてどうでもいい、今の欲望がすべて。
「シエスタ、早く……」
「ふふ、せっかちさん」
ゆっくりとした動きで2度の絶頂を迎えたペニスをじっくりと高めていく。
先ほどまでと違い、全体を包囲しながら責めてくる。
射精したいという欲求からサイトは腰を動かし始めていた。
「もう、サイトさんったら、そんなに私のおっぱいがいいんですか?」
何も答えずに必死に腰を突き上げ、快楽を貪る。
「それとも、こうしてほしいんですか?」
突き出した先端に舌を軽く当てる。ただもうそれだけで、
「!!」
身体に電流が走り、背中をのけぞらせる。
もう一度精液を放出しようとする。しかし、苦しみが増すばかり。
それでもどうにか出そうと必死に身体を動かし続ける。
「(出したい、出したい、出したい……!)」
「そんなに出したいんですか? サイトさん?」
いつの間にか声を出していたらしい。どうにかこの苦しみから逃れようと、
「シエスタの…中に…出したい……」
必死に声を紡ぐ。
「そんなに出したいですか?」
首を縦に振る。もはや完全に快楽の欲求へと捕らわれていてしまった。
「いいですよ。私ももう、我慢できないんです」

「サイトさん、いきますね」
根本を縛ったまま、腰をおとし、サイトの屹立を沈み込ませる。
包帯を解き、腰を軽く振ると、
「!!!」
「んっ! すごいぃ、すごいのぉ!」
前回したときの何倍も激しい発射。あっという間にシエスタの中を満たし、
収まりきらないそれはシエスタの外へとあふれ出していく。
「(と、止まらない……!)」
出しても出しても、止まるところを知らない精液。自分の中のものを全部出しているんじゃないかと
思わせるくらい激しく、大量に。
「(駄目だ…意識が……)」
強烈過ぎる快感を肉体に叩き込まれたサイトはそのまま気絶してしまった。
「もう、私だけのものです、サイトさん」
身体を抱き起こし、耳元で囁く。
「もう、絶対に、逃がしません」

その後、学院に帰った二人は昼間は普段どおりの生活をこなしていた。
しかし、夜になると、
「(行っちゃ駄目だ、行っちゃ……)」
足が言うことをきかない。勝手にシエスタの元へと動いてしまう。
「サイトさん、いらっしゃい」
サイトはシエスタから逃れられなくなっていた。

その後のサイトがどうなったかはご想像にお任せする。

あとがき

仕返しを書いている途中に突然成功編と失敗編が書きたくなり
こんなに長くお待たせしてしまって申し訳ありません。
結果として、より多くの人が楽しめるようになったんじゃないかなとその点は満足しております。
あと、シエスタのデータは基本的に公式サイトのを流用させていただいております。

成功編は成功といえるのかとちょっと自分でも思うわけですが、
シエスタをおいしくいただいたということで。
失敗編の方はこんなシエスタ、シエスタじゃないとか言われそうですが、
一見おとなしい人ほど、爆発した時にすごいんじゃないかと勝手におもっとるわけです。
単純に黒化させるのが好きなだけかも。
成功編ではこれから山小屋に連れて行って、雨で濡れた二人が
寒い身体を温めあってというのを書きたかったんですが、
ほかの方が書いてしまったようなので、何かほかのネタを考えます。

それでは読んでくださった皆様方に感謝を。

彡サッ

P.S. 失敗編の続きを書くつもりはありませんのでご容赦を。

(第2話あらすじ)

日が落ちる寸前まで抱き合っていたサイトとシエスタ。
帰れなくなった二人は近くの山小屋で一泊することになりました。

第3話 山の天気にはご用心

「まったく酷い目にあったぜ……」
「本当ですね、山の天気は変わりやすいとは聞いていましたが……」
何があったのか、それはちょっと時間をさかのぼらなければならない。

「まずいな、日が落ちたら帰れなくなるな」
「大丈夫ですよ、サイトさん」
「だけど夜道は危ないし、野宿するわけにも」
「近くに変わった山小屋があるって聞きました。そこに行きましょう」
と、山小屋目指して向かった二人。
が、急に雨が降ってきて土砂降りになってしまったのだ。
もちろん二人は思いっきり濡れてしまったわけで、なんとか山小屋にたどりついたというわけだ。

「大丈夫か? シエスタ」
「大丈夫ですよ、ちょっと濡れちゃいましたけど」
「それなら…って!」
彼女のメイド服は濡れてぴったりと身体に張り付き、ボディーラインがはっきりと見える。
服越しにはわからないが、私脱ぐとすごいんです、な胸。
やはり服越しにはわからないが、くびれた腰、すらりと伸びた足。
裸でいるよりもむしろ危ない格好をしているシエスタを見て、サイトは思わず顔を赤くし
目をそむけてしまった。
「サイトさん、顔が赤いですけど大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫だよ、シエスタ」
そのとき空が光り、轟音が響く。
「きゃあっ!」
サイトの背中にシエスタの胸が押し付けられる。
「ちょっと、シエスタ?」
また、当ててるんですよ、かと思ったサイトだが今回は違った。
身体を震わせ、しっかりとサイトに抱きついている。
「もしかして、雷、苦手?」
無言でうなずくシエスタ。
なんとか身体を回転させシエスタを正面から抱きとめるサイト。
「大丈夫だって、すぐに止まるから」
しかし、言い終わると同時に雷が落ちる。
「うぅ、本当に駄目なんです、かみなり……」
うるうるした目で上目遣いで見つめてくるシエスタの姿にサイトは理性崩壊寸前だった。
据え膳食わぬは男の恥と申しますが、この場合はどうしたらいいんでしょうか?
デルフリンガーなら、押し倒せって言うだろうか?
でも今は我慢だ。雷が鳴っている間は無理だろう。それにまずこの濡れた服をどうにかしないと。

暖炉に薪をくべ、火をつけ身体を温める。
外はいまだに雷雨のままで時折、閃光と轟音が外の闇を切り裂いていた。
いまだにシエスタはサイトに抱きつき身体を震わせている。
正直この状態はやばい。雷が鳴るたびに力いっぱい抱きつきその豊かな胸をくっつけてくる。
そのたびに理性の堤防にひびが入り今にも彼女を押し倒しそうになる。
サイトは必死に考えをめぐらせ、名案が出るのを待った。
その間にもシエスタの体温やら匂いやらが五感を侵食してくる。
そして思いついた結論は―――

「シエスタ」
「はいぃ……」
サイトは小さく切った布をシエスタの耳の中にいれ、耳栓代わりにし、
彼女の顔が自身の胸に来るように強く抱きしめた。
「サイトさん!?」
「これなら眩しくないし、音も楽になるでしょ?」
「ありがとう、サイトさん」
サイトのぬくもりを感じ、雷の音も小さくなったことでシエスタは徐々に落ち着きを取り戻していた。
そのうち、雨も小降りになり、雷も遠くのほうまで去ったようだ。
「サイトさんの心臓の音が聞こえます……」
「もう大丈夫だよ、シエスタ」
「サイトさん……」
そういってシエスタはサイトに身体を預けたまま眠ってしまった。
サイトにしてみれば、シエスタがおとなしくなって眠ってくれたことで安心したと同時に、
興奮した状態のままお預けを食らってしまったことで残念な状況になってしまったのが半分。
複雑な感情が渦巻いたが、
「まあ、仕方ないかな……」
彼女の安心しきった寝顔を見るとそう思えた。
彼女をベッドに運んだ後、手を握ってやりながら自身も眠りにつくのだった。

朝、先に目が覚めたのはサイトのほうだった。
隣を見ると手をしっかりと握ったままのシエスタがいる。
サイトは何かを思いついたのかある準備を始めた。

シエスタが目を覚ますと暗闇が広がっていた。
そして何か重いものが上に乗っている、と思われる。
「あ、シエスタ、起きた?」
「サイトさん、いったい
サイトはシエスタの口を自らの口でふさいだ。
舌が絡み合い、吐息の熱さを感じ、唾液が混ざり合った。
「目覚めのキスはいかがでしたか?」
「変なこと言ってないでどいてください!」
と、腕を動かそうとしたがベッドがきしむ音がしただけでほとんど動かなかった。
「せっかくだからたまには趣向を凝らさないとね」
再び口付けを交わし、口を離すと舌でつうっと唇をなめる。
そして少しずつ舌を首のほうにずらしていった。
「あっ、はあっ…やめてください……」
はかなげに懇願するシエスタの姿に逆に興奮したサイトは何も言わずに首をなめる。
「ん…あっ……」
人間は五感のうち何かが封じられると他の感覚を過敏にする。
視覚を封じられたシエスタは非常に敏感な状態になっていた。
鎖骨、首に口付けを交わし、優しく身体をなでる。
ここにきて初めてシエスタは自らが裸であることに気づいた。
「サイトさん!? 何で私、裸なんですか!?」
「いやー、結構大変だったよ」
悪びれもせずに答える。すぐに胸にキスの雨を降らせ、突起を口に含んだ。
「ひゃあっ? サ、サイトさぁん」
口に含んで転がしている間に秘部を軽く指でなぞってやると、わずかに湿り気を帯び始めていた。
「こんなにして…もっとして欲しいんだろ?」
思わず足を閉じようとしたがやはり動かない。さらにここで股を開かされていることに気づいた。
「え…あ…やあっ!」
「何度もしたんだから今さらだろ?」
「でもぉ……」
「そんなこという女の子にはお仕置きが必要かな」

サイトは指を差し込むと激しく出し入れし、彼女の身体に舌を縦横無尽に這わせていった。
「あっ…サイトさん…やめてぇ……」
「本当にやめて欲しいの?」
「えっ……?」
サイトが愛撫をやめると、逆に今まで昂った熱がシエスタ自身を襲い始めた。
もうすぐ、というところでじらされ、身体の熱が治まらない。
「どっちなの? やめて欲しいならすぐやめるよ」
答えがわかっている質問を意地悪く投げかける。
しかしすぐに答えられても面白くないので唇をふさぎ、達しないように細心の注意を払いながら、
指であちこちを弄繰り回す。胸をもんだり、乳首をはじいたり、撫で回したり。
秘所をなで上げ、じらし、確実に彼女を追い詰めていった。
「ちゃんと、最後まで、してぇ……」
「よく言えました。シエスタはいい子だね。ちゃんといえた子にはご褒美を上げないと」
サイトは下の口にキスをし、音を立てながら彼女の愛液を吸い取る。
「んっ…ひゃあっ…もっとぉ……!」
さらに強い快感を求めて懇願するシエスタ。
サイトはニヤリと笑うと、吸引を強め、陰核を甘噛みしてやる。
「ああっ、あっ、サイトさん……!!」
愛しい人の名を呼び、背中をのけぞらせながら絶頂に達したシエスタ。
身体を震わせ、肩で息をし、そっと涙を流すのだった。

目隠しをとってやるとシエスタが泣いていたことにサイトは驚いた。
「ふえっ、サイトさん、酷いです……」
何も言い返せないサイト、はっきり言ってレイプである。
「こんなことしなくたって、サイトさんが望むことなら何だってしてあげるのに……」
逆だった。苦笑しつつもサイトは
「男ってのは好きな娘にちょっかい出したくなるんだよ」
シエスタはまた泣き出してしまった。どこか変なことを言ってないかサイトはうろたえ、
「ごめんなさい」
とりあえず謝った。
「違うんです、初めてサイトさんに好きって言ってもらえてうれしいんです」
何気なく言った一言。おそらくは自分の本心。無意識のうちに決めた自分自身の結論。
「(そうか……俺は無意識のうちにシエスタに魅かれてたのか)
 シエスタ、こんな悪いことしてる俺でも好きって言ってくれるのか?」
「私にはサイトさんしかいません」
「シエスタ……」
「サイトさん……」

「シエスタ、俺、本気でシエスタのことを抱きたい」
「サイトさん、私をめちゃくちゃにしてください」
二人が口付けを交わす。それは今までした中で一番甘く、一番心地よいものだった。
キスだけでも達してしまいそうなほど二人は夢中になり激しく求め合った。
「シエスタ……」
「サイトさん……」
サイトは男根をシエスタの女陰に押し当てるとゆっくりと貫いていった。
痛みはなく、えもいわれぬ快感と幸福感が二人に広がっていく。
少しでも気を抜けば一瞬にして達してしまいそうな快感に耐えながら二人は腰を振り続ける。
サイトのものが無数の襞に愛撫され、搾り取ろうとうごめく。
シエスタの中がえぐられ、最奥に到達するたびに全身に電流が走る。
自ら高まって、お互いに高めあって、快楽の螺旋階段を絶頂に向かって上り詰めていく。
言葉にしなくてもわかる。お互いに限界の近いことが。
シエスタの達する寸前の強烈な腰振りにサイトは屈し、一気に熱いたぎりを爆発させた。
今までの行為の中でもっとも甘美な絶頂。何度も何度も彼女の中に注ぎ込んでいく。
シエスタの中に入りきらないそれは、腿をつたいベッドにしみを作っていく。
二人は行為の余韻を感じながら強く優しく抱きしめあった。

「サイトさん、ずっとそばにいてくれますか?」
「絶対にもう離さない、約束する」
「うれしい……」
もうしばらく抱きしめあい、触れ合わせるだけのキスを交わした。

「それより、どうするか……」
ベッドのシーツは汗やらの体液でぐちゃぐちゃ、互いの身体もびしょびしょ。
「大丈夫です、この山小屋にはサイトさんが前入ってた『湯船』があるそうですよ」
「そっか、じゃあ先にどうぞ」
「一緒に入りましょう、サイトさん」
「え……?」

こうしてお風呂に二人ではいることになってしまいました。

続く?

あとがき
だいぶ路線変更しちゃいました。
しかも、なんかこっちのほうが前回よりお仕置きっぽい……

なんというご都合主義……
自分で書いていて恥ずかしくなった
行き当たりばったりでしか書いてない
       

ごめん石投げないで

06/09/20 誤字脱字修正、およびタイトル追加


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Last-modified: 2008-11-10 (月) 22:48:37 (5639d)

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