21-208
Last-modified: 2008-11-10 (月) 22:49:29 (5639d)
208 名前: 猫で女王(女〜録・ラブエロ版3) [sage] 投稿日: 2007/09/28(金) 17:49:45 ID:OviBp73v 「んっ……ぁ……ぁぅ……」 またしてもゆるゆると押し上げられるもどかしい快感に、我慢しようとしても声が漏れる。 「姫さまー、手が止まってますよー」 「…………」 アンリエッタはうるんだ目で恨みがましく彼をにらみ、顔の横にある彼のものに、しっとりと汗ばむ手のひらをそえて上下にこするのを再開した。 体勢としては、ベッドの上に横たわり、片膝を立てて座っている才人のものを顔の横側に寄せられ、横に顔を向けて奉仕している感じ。 変なのは格好だった。 (…………まさかこんな格好でさせられるとは……) ちょっと泣きそうになりながら、それでも性分で丁寧に奉仕する。 「んー、アン、そこちょっとだけ噛んで。ちょっとね。手も止めないように」 アンリエッタは無言で、言われたとおり口内にふくんでいた玉を甘噛みし、やわやわと転がして吸い上げる。 こうしている時はアンと呼んでほしいと言っていたのだが、才人はけっきょく「姫さま」と呼んだり「アン」と呼んだりで一貫しない。もうアンリエッタは諦めている。 209 名前: 猫で女王(女〜録・ラブエロ版3) [sage] 投稿日: 2007/09/28(金) 17:51:47 ID:OviBp73v 「く、あー……今のスパイス効いててよかった。じゃ、お礼ね」 才人の言葉と同時に、責めが変わった。いままでは股間を毛皮下着の上からさすられていたのが、下着の中に手を入れられて直接、秘部全体に手のひらを当てられてこすられる。 「んんんん!」 「うわ、ここすげー熱い……それにもうベトベト。 それはやめて、と言う暇もなく、充血したクリトリスを指でつままれ、包皮を剥き下ろされる。 「んんっ、だめっ、それはだめですっ! あああっ、やめてくださいまし、そ、そこの皮、戻してください、擦れているのですっ!」 いつものように、ひどく敏感な肉豆をいきなり嬲られ、痛いのに急速に体が応えて、勝手に快楽として受け取っていく。いや、痛いこと自体が快楽になっているのかもしれなかった。 「姫さま、もう欲しい? 穴のほうまで指先にちゅっと吸い付いてくるんだけど。 「ムリですっ、あひ、ぁんんっ、こんなのできるわけがありませぬっ! ぁあああっ、いきますっ、んんんんーっ!」 「うわ、いててて! 握りしめないで!」 しがみつくように才人のものを握りしめ、アンリエッタは二度目の絶頂に達した。 「う……動かさないでくださいまし、何もできなくなってしまいます……」 「だーめ。出せたら止めてやるから頑張って。どんどん速くするよ?」 彼がこう言うときは、本当に止めてもらえない。どうも肌を重ねるときは、変なスイッチが入っているらしい。アンリエッタはあきらめて、手を動かしだした。 210 名前: 猫で女王(女〜録・ラブエロ版3) [sage] 投稿日: 2007/09/28(金) 17:52:19 ID:OviBp73v 同意したとはいえ今の自分の状況が、たまらなく惨めに思えてきた。 蕩けている股間全体を揉みこむようにつかまれて、アンリエッタはまた口を離して鳴いてしまった。 「いきました……」 「アンって本当にお豆好きだよなあ。痛がっててもすぐ感じだすし、ずっと弄ってるとコレで連続していっちゃうし。最後にはここだけで潮吹くだろ。 才人の言葉に、気力をふりしぼって奉仕を再開する。 全身を桃色に染め、奉仕に没頭する。 「あ、それ気持ちいいや、俺もうすぐ」 そううめきを漏らした才人も、手を激しく動かしてきていた。アンリエッタの脳裏がしびれ、腰骨がとろけそうになる。 (はやく出して、お願いだから!) 絶頂の寸前に引っかかってどうにか我慢し、激しいといえるほどの速さで才人のものをしごきあげる。 びゅくん、びゅくっ……と震えながら、白い液が撃ち出され、寝そべる猫少女の胸から腹にかかっていく。 「ちゅ、ん……おわりました……」 211 名前: 猫で女王(女〜録・ラブエロ版3) [sage] 投稿日: 2007/09/28(金) 17:53:01 ID:OviBp73v 「うん」 彼は嬉しそうにうなずいて、とんでもない暴挙に出た。 「〜〜〜!?!!! っ、 せっかく踏みとどまったはずの四回目の頂を強制的に越えさせられ、シーツの上でひくひくと体をよじりながら荒い呼吸を漏らした。 そのままアンリエッタのうっすら汗ばんだ細い腹に手を置き、かけた精液を肌にしみこませるように塗り広げていく。 「あのさ、姫さま。追加でさっそく『お願い』があるんだけど。えっと、後ろ向いてくれない? 四つんばいになる感じで」 「…………知りませぬ……ばか……」 アンリエッタは思いきり恨めしげにそうは言いながらも、律儀にのろのろと身を起こし、四つんばいになってネコ耳のついた頭をベッドの枕元に向けた。 (やはり、後ろからされるのかしら……) 恥ずかしさに目を固くつぶり、下着に手をかけられるのを待つ。 首輪と鎖。 「……………………」 沈黙と硬直以外に選択肢が見つからないアンリエッタの細首に、手早く首輪を装着する才人。 212 名前: 猫で女王(女〜録・ラブエロ版3) [sage] 投稿日: 2007/09/28(金) 17:53:35 ID:OviBp73v つややかな栗色の髪の上にネコ耳。 ただでさえ匂いたつような危うい色気を発しているアンリエッタだが、このときはさらに……なんというか、ヤバかった。とくに才人にとって。 「ネコ素晴らしい。どーぶつっ娘には首輪だよな。首輪つけるなら鎖も必要だよな」 姫さまソレ最高、と彼は鼻を押さえて上を向きつつ親指を立てる。 「あの、猫には普通、鎖をつけないのではと思うのですが……それに、手首まで鎖で縛る必要はないのでは……」 才人は聞いていない。激しく感動に打ち震えつつ、どこかにトリップしている。立派な変態紳士がそこにいた。輝いていた。 才人にうながされて泣きそうになりながら、羞恥心をどうにか殺して四つんばいに戻り、お尻を上げる。 「ま、待って……」 「待ちません。俺もはやくしたいんで」 却下され、あっさり引きおろされた。 「あ、やっぱりすごい蒸れて熱くなってますよ。糸もいっぱい引いてる」 「そ、そういうことを、言わないでくださいまし! あなたのせいではありませんかっ……え、当たっ……ひっ、んぁ、あああんっ!!」 彼のものをほころびかけた蜜壺に押し当てられ、ぬぬっ、と押し入ってこられる。肘をついて突っ伏した。自然と、お尻のほうが高くなる。 「あ、あふ……いきなりぃ……」 213 名前: 猫で女王(女〜録・ラブエロ版3) [sage] 投稿日: 2007/09/28(金) 17:54:48 ID:OviBp73v 甘い怨嗟を、背後の才人につぶやく。 才人が背中にのしかかるように上体を倒してきて、首筋に唇をつけてきた。 「だめです、見える場所にあとが残るのは……明日からまた、公務ですから」 「あ……そうか」 こういうことでは、あっさり引き下がってくれる。 爪の先でくしゅくしゅと横の乳肌をくすぐられ、鳥肌がたつような微妙な快感をおぼえた。双乳の下に手をさし込まれ、たぷたぷと揺らされる。 「アンの大きくて、やーらかいなぁ……指埋まりそう」 感心したように才人がつぶやいた。ぎゅーっと手の形に赤くなるほどわしづかまれて、アンリエッタは喉をそらせ、「んん……」と苦痛と陶酔の入り混じった声をもらす。 鎖で拘束された手でシーツをつかみ、首筋まで紅潮させて切れ切れにあえぐ。 いきなり、両乳首を強くひねられて、「あんっ!」と鳴かされてしまう。 「痛かった?」 「……ええ、少し……」 「でも、このくらいのがいいんでしょうに」 「そ、そんなこと言ったことはありませぬ」 「今までのえっちでわかるんですってば。姫さまの体、すごい正直だから」 214 名前: 猫で女王(女〜録・ラブエロ版3) [sage] 投稿日: 2007/09/28(金) 17:55:20 ID:OviBp73v そう言うと才人は、アンリエッタの肉の薄い背中に顔を寄せてきた。 「……ね? 声出てますって」 彼の言葉に、赤面して黙りこむ。勝ち誇ったような彼も、刺激に弱い自分の体も恨めしかった。 肩越しに振りむいて、才人を見上げる。小さな舌でちろりと唇をなめ、熱い息で声をつむいだ。 「あ……あの、お乳ばかりでなくて」 「ん?」 「ねえ、そろそろ、動いてくださいまし……?」 言わされるのではなく、自分の意思でおねだりすることに、アンリエッタは羞恥を感じながらもそうせずにいられなかった。 「うわ……大胆なおねだりの仕方ですね……」 「い、今のは違うのですっ! もう……いいから、はやく……」 わかりましたよ、と彼が答えた。 「――ふぁああああぁっ!」 淫らで嬉しげな悲鳴を、気がつくと自分があげていた。アンリエッタは拘束されて突っ伏したまま、とろんとして無意識に尻を高くあげる。 「あ、あのサイト殿、お願いがあるのですが」 216 名前: 猫で女王(女〜録・ラブエロ版3) [sage] 投稿日: 2007/09/28(金) 17:55:55 ID:OviBp73v 「はい?」 「その……何でも聞くと言いましたが、あまりその、無茶なほど、き、気を……気をやらせないでいただけませんか」 「えー」 「えーではなくて、こ、これは大事な部分です! 毎回毎回、あれでは身がもたないのです! ……休ませてくれるとか、あまり弱いところを……執拗にしないでいただければ」 「……はいはい。まあ俺だって、ときどき自分が変なスイッチ入っちゃうことは心得てますよ。 「はい、それなら……ん、ん、奥……コンコンして……それ、快い……」 すっかり安心して、ふたたび才人に身をゆだねきり、与えられる淫楽に没頭する。 頭の猫耳がかわいらしくも妙にユーモラスだが、アンリエッタの快楽の受け止め方自体はひどく艶かしかった。本来、愛されて味わう快楽には貪欲な少女といっていい。 彼女を後ろから抱いている才人自身、アンリエッタの肉の薄い背中が、最初の雪のような白からだんだん紅潮してゆき、それが妖艶にくねるのを見るだけで楽しい。 (まあ猫セットと首輪装着させるという目的は達したし、こうなると姫さまを楽しませてやるのもいいか。毎回意地悪するのもアレだし) そんなことを思いながら、才人はアンリエッタを小刻みに突きあげ続ける。 「ぅぁ……ぁぁん……く、ぅ……」 「くふ、だめ、そこ敏感すぎて……んん……ぁぁ、でも、少しなら……」 「ぁは、あ、すごく、奥が気持ち良くなっております……ね、このまま……」 「あ、ぐりぐりされて、ひぅ、んんっ、あうううっ! ぅぁぁ……今の、いってしまいそうになりました、あ、やだ、もう限界みたい、サイト殿っ、最後はおもいきり動いていいのです、よ?」 すっかり淫楽にトロトロになった声。 217 名前: 猫で女王(女〜録・ラブエロ版3) [sage] 投稿日: 2007/09/28(金) 17:56:40 ID:OviBp73v 部屋のドアがノックされ、幼い子供の声が聞こえた。 『おきゃくさまー、うちの犬しりませんか? 先ほど会話した、この酒場兼宿屋の娘である。 「い、いや、この部屋にはいないよ」 『でもさっき、なにかの鳴き声みたいなのきこえた』 それはアンリエッタの澄んだ嬌声だろう。ネコ耳姿の少女が、羞恥に本物の耳を赤くする。 「いやいや、ここにいるのは猫だから。犬じゃないから」 (サイト殿ーーー!?) 『ねこ、みたい』 「残念だが見せられない。鳴き声で我慢してくれ」 興味津々な幼女の言葉に、変態が頭の沸いた答えを返した。 「姫さま、猫の鳴き真似してください」 「な、な……」 「あの子、鳴き声くらい聞かないとドアの前から動かないかもしれませんよ。 いろいろと理不尽だったが、幼女に早くどこかに行ってほしいのは確かである。純粋な会話を交わした相手であり、この場面はあまりにも恥ずかしすぎる。 218 名前: 猫で女王(女〜録・ラブエロ版3) [sage] 投稿日: 2007/09/28(金) 17:57:54 ID:OviBp73v 羞恥に震えながら覚悟をきめて、突っ伏したまま口を開いた。 「な、ナーーーッ」 意外と似ていた。才人が吹きだした。少年にちょっと殺意がわくアンリエッタである。 「いいよいいよー。そのまま続けてて。俺動くから」 「ナーーッ、ニァー……え? っあああああああっ!!」 腰をつかまれ、ずん、と激しく奥を突かれる。中断させられていた快楽が一瞬で再燃し、叫んだ瞬間にグシュグシュと激しく抽送される。 『あの…………?』 下がりきっていた子宮を突き上げられ、一瞬意識が飛びかけた。 「にゃ、にゃ、ふあぅ、にゃー! ひぃん、にゃーーっ!」 「あ、すげ締まってきた……ごめん俺、出る」 「だめっ、ぁ、にゃーー! っ!? ひ、んむ、ふぅぅぅぅっ、むーー!」 よだれを噴きこぼしながら、鎖に拘束された手でどうにか口をふさごうとする。 「ああああああああっ、ああああああーーっ!」 びゅくびゅくと注ぎ込まれる感覚に、うれしげに子宮が収縮し、意思を離れて秘肉全体が肉棒をねっちり食い締め、射精の脈動を受けるたびにきゅ、きゅと肉棒を締めつける。 「にゃあああああああー!! にゃぁ、に゛ゃあああああああぁぁーーっ!!!」 もう全然似ていない。 ドアの外で、何をしているのかはわからなくても異様な雰囲気を感じ取ったのか、女の子がパタパタと走って去っていく音が聞こえた。 219 名前: 猫で女王(女〜録・ラブエロ版3) [sage] 投稿日: 2007/09/28(金) 17:59:07 ID:OviBp73v アンリエッタは上体をベッドに突っ伏したまま、重すぎる快楽の余韻にぴくぴくと震えつつ、絶望感たっぷりにその音を聞いた。 「にゃあぁぁぁ……うぅ、待って……猫です、猫ですから……」 才人が動きを止めて、晴れやかな顔で額の汗をぬぐった。 「ぅぅ……ひっく、ぐすっ、えっく……えぇん……」 汗まみれで、シーツに顔を埋めてマジ泣き。 「……あ、あの姫さま……なんだかものすごくごめんね……?」 「ひっく、もういやぁ、ここ二度と来ないぃ……!」 子供に戻ったように泣いている。 「……もういい……して、思いきりして」 「え?」 「今のことは全部忘れます、お願いだから忘れさせて! 頭まっしろになるまでしてくださいましっ!」 後ろからつながっている才人にはわからないが、アンリエッタの目が据わっていた。 才人がすっと真顔に戻り、ぐっと親指を立てた。なにやら危険な兆候であったが、この体勢ではアンリエッタが気づくよしもない。 「……わかりました。徹底的にやらせてイタダキマス」 受難の、そこからが本番になった。 220 名前: 猫で女王(女〜録・ラブエロ版3) [sage] 投稿日: 2007/09/28(金) 17:59:54 ID:OviBp73v 「あ、あひ、イったんです、イきまひたっ、やぁ待って、今やめてっ! ひふっ、またイく、イきます、ぁ、ああああああああーっ!」 朱色に上気して濡れ光る肌に、どっと新たな汗を噴く。 「ゆ、ゆるひてぇ、もういい、もういいのれすっ、 手首を拘束する鎖をすがるようににぎりしめ、もうずっと止まらない絶頂に身をわななかせて耐える。 「いやぁ、俺も三つほどスイッチが入っちゃったらしくて。ごめん、いまさら止まれそうにないです。言われたとおり思いきりやります」 危ないスイッチ、複数あったのか。 「やぁ! とりけしまふ、とりけしまふから! ゆるひてくださいまひっ、あ、またイきまふっ、もぉやあぁっ、んんぅ、あ、いや、いや、あんんっ、あああああぅ……っ!!! 才人が「そりゃわがままってもんです」と無慈悲なことを言った。 「アンが自分で言っただろ? 最初は『あまりいかせないで』って釘をさしてきたのに、その後で『思いきりして』って。 そう言いながら、絶頂で痙攣しつづけている蜜壺にぐちゅりと根元まで埋め込む。 (それにしても姫さまのここ、最初は少し硬いんだけど、何度かいかせてると柔らかく吸い付いて中が動いてくるんだよなぁ。うん、これすげー気持ちいい) 激しく動かすと、抱えこんでいるアンリエッタの尻がビクビクとはね、濡れた肉の鞘がきゅーっと締まって痙攣を直に伝え、才人のものを優しく執拗にしごいてくる。 221 名前: 猫で女王(女〜録・ラブエロ版3) [sage] 投稿日: 2007/09/28(金) 18:00:47 ID:OviBp73v 室内はとうに、うっすらピンクに色までついているような、淫らな妖しい空気が充満していた。 そろそろ出すよー、と声をかけて才人がより激しく動き出した。 「あああ、おねがいっ、っあふ、はやく出ひて終わってっ、……ぅあああっ! それ激しすぎますっ、 奥を執拗にいじめられ、ひときわ高く達する。許容量を突破した快感にぶつりと意識が強制終了して、視界がブラックアウトする。 「ひあああぁぁぁっ!?!!!!」 「寝ちゃだめだって。こっちもあと少しで出すんだから」 「起きましたっ、起きましたからそれやめへぇっ、ひうぅぅぅっ!!! 寝ませんから!」 才人がつながった部分の前に手をまわし、包皮の戻っていたクリトリスの皮をあらためて剥き上げ、強く揉みほぐしてきたのだった。 『隣すごいな』と、部屋の薄い壁をとおして向こう側から感心したような声が聞こえてくるが、それに羞恥をおぼえる余裕もない。 すぐに膣内に三度目の射精を受けて、牝としての幸福感さえある深い絶頂に身を揉みしぼって鳴いた。 はーっ、はーっ……と荒い呼吸をしながら、もう肘をつっぱることもできず、尻を上げたまま上体が完全にベッドに倒れこんだ。シーツの上で汗に濡れた巨乳がくにゃりとつぶれる。 才人がそれを引き抜いた……が、まだ終わらなかった。 「あんんんんんっ! あぅ、うそ、またするのですかっ!?」 抜いたものの代わりに、才人の指がぽっかりと開いたそこに触れてきた。精液をだらしなく噴きこぼしていた秘穴が、指に反応してきゅっとくわえこむ。 「俺、なんか今日はまだまだできそうですけど、ちょっと回復するまで時間は必要かな。 「い、いやです、ひぅ、んーっ! だめかきまわさないでっ、敏感だからぁ!」 222 名前: 猫で女王(女〜録・ラブエロ版3) [sage] 投稿日: 2007/09/28(金) 18:01:36 ID:OviBp73v また追い込まれていく感覚に、おびえて後ろを見る。 鎖を引っ張り、肩越しにふり向いて哀願するアンリエッタをしげしげと見て、真顔の才人はぐっ! と親指をたてた。 「姫さま、その格好でそういうことするのは反則です。俺ちょっとブレーキがかかりません」 アンリエッタはもう何を言う気力もないのか、シーツの上にくてりと倒れこんだ。 肉棒ではなかなか当たらない場所。自分でも知らなかった快楽神経の集まる場所をつぎつぎと指で見つけられ、アンリエッタははふ、はふっ、と息を荒げてシーツをかんだ。 (あ……ああ、本当に、おかしくなってしまう……) アンリエッタはとろけきった脳裏で恐怖する。もうずっと絶頂か、その寸前のずっと高いところで、快楽の鎖でつなぎとめられていた。本物の鎖をにぎりしめる。 あまりに正直な反応に、才人がその一点を集中して責めてくる。人差し指と中指の腹で、優しくこすってくる。 が、今度の絶頂はちょっと違った。 「んんんんん――な、なにこれ、出る、あ、いや、出ますっ、うううううーっ!!」 潮を強制的に噴かされた。 223 名前: 猫で女王(女〜録・ラブエロ版3) [sage] 投稿日: 2007/09/28(金) 18:02:31 ID:OviBp73v 「あああ、あひっ、ひぃ、なんですか、これ、すごいぃ、くるうぅ……!」 動物の格好で尻を上げて、指で後方に潮を噴かされているという、屈辱的な状況にもかかわらず、完全に体が屈服してしまう。 「アンの体ってイキ癖ついちゃってるなぁ、完全に」 「ひんん、あなたにこんな体にされたんですっ、全部あなたのせいれすっ、 「抱いてるうちに姫さまが勝手にそうなっちゃったような気がするけど……あ、すごい。 指で膣内をこすりたてられながら、秘部に口をつけられ、尿道口を吸われた。 才人が準備できたらしく、そのまま後ろからのしかかってくる。 本当に、彼の性欲処理用の愛玩動物として飼われている気がしてきて、アンリエッタはどこか陶然とした気分で震える舌をからめ、彼の指を愛しげにしゃぶっていった。 ………………………… 「……ん、これで最後」 結局、膣内で五回も出してしまった。もうさすがに無理だな、と才人はうなずいた。 「…………あ、イくぅ……はいってきておりまひゅぅ……トクトクって……」 「……姫さま、大丈夫?」 「……ふにゃああぁぁ…………あったかいぃ…………」 224 名前: 猫で女王(女〜録・ラブエロ版3) [sage] 投稿日: 2007/09/28(金) 18:03:06 ID:OviBp73v 次の日。 なぜか魔法学院の午後の庭で、アニエスと向かい合っている才人だった。 「……あの、アニエスさん」 「なんだ?」 「修行つけてやるって言われましたけど、なんで俺がこれで」 ネコヤナギの枝をふる。ガンダールヴの力を極力出さないようにするため、アニエスに剣を教えてもらうときは木の枝が常だが……へにゃへにゃのネコヤナギの枝は、さすがに木剣がわりにすらならない。 「アニエスさんは真剣を抜いているんですか!?」 「なぜなら修行というのは嘘で、これは私刑だからだ」 「堂々とリンチ宣言!? というか、仕事ほっといてこんなことしてる暇はないんでは!?」 「問題ない。陛下の護衛だったのだがな……陛下がベッドから起き上がれないので、今日の公務はキャンセルになった。 ギラリとアニエスの目が、手にした真剣と同じ光を放った。この人殺る気だ、と才人は直感した。 (そ、そういえば姫さま最後のほうピヨってたし、腰完全に抜けて立てないから馬車まで俺がおぶってったし、馬車に乗せてもなんだか燃え尽きてたような……) ……あれ? なんだか俺、罰を受けてもしょうがないような気がしてきたと才人は冷や汗をたらした。 「心配するな、魔法治療士を同行した。致命傷以外なら直してくれるそうだ」 は……ははは……と才人は乾いた笑いをもらす。 観念しながら、才人は昨夜のアンリエッタの姿を思い返し、幸せな気分で微笑んで親指をぐっ! とたてた。 注・猫に鎖は虐待です。つながないであげてください。 |
|