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Last-modified: 2008-11-10 (月) 22:51:10 (5639d)
460 名前: ココロのキズナ(1/2) [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 21:22:57 ID:e5M3/THW あいつはわたしの使い魔。 初めはそんだけの関係だった。 あいつが、わたしの前に立って ゴーレムや魔法なんかからわたしを守ってくれた。身を挺して。 使い魔はご主人さまを守るもんでしょ。 初めはわたしの言いつけを守ってるんだけなんだと思ってたの。 だけどね。違ったの。 あいつ、わたしのこと好きって言ってくれた。 あいつにとってわたしはご主人さま以上の存在だったの。 わたしは・・・? わたしにとってあいつはなんなの? だたの使い魔?――ううん。違うの。 じゃぁコイビト?――ちちちち違うもん。 ・・・じゃぁスキナヒト?――ちちち違う・・・ ・・・・・・うそ。 ホントは・・・ホントは・・・スキ。 でも言えない。 言っちゃいけない。 あいつは、わたしの世界とは違うとこから来ちゃったの。 あいつは、いつか帰らなきゃいけないの。 スキって言っちゃったら、あいつが帰りたくなくなっちゃうんだから・・・ 461 名前: ココロのキズナ(2/2) [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 21:23:28 ID:e5M3/THW ・・・・・・うそ。 スキって言っちゃったら、わたしが帰したくなくなっちゃうの。 わたしにとってあいつはココロの全て。 わたしのココロのキズナのすべて。 でも、あいつの帰る方法が見つかっちゃった・・・ どうするの?わたし。 どうしたいの?わたし。 やっぱり・・・帰してあげるわ・・・あいつを。 ・・・・・・うそよ。 ホントは帰したくはなかったわ。 でも。 会える。絶対。 サモン・サーヴァントを何百回唱えようと 必ずサイトの目の前にゲートを開いてみせる。 わたしとサイトのココロのキズナ。 |
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