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Last-modified: 2008-11-10 (月) 22:52:24 (5638d)

彼女の計画、番外編 林檎

 彼と泉の所で愛し合ってどれぐらいの時間が経ったのだろうか?
 太陽は泉の上を通り過ぎ、また樹の陰へと入りそうなぐらい傾いている。
 私はジャムと彼の精液、自分の汗、愛液、濡れていない所を探すのが難しいぐらいに色々な物でどろどろになっていた。
 彼はというと、私の身体を散々攻め抜いた疲れからか、横でスヤスヤと眠っている。

「ん…、少し身体を洗わなきゃ…」
 誰に言うでもなく私は呟き、草の上から身体を起こした。
 すえた臭いが広がるが、延々イカされ続けた私の頭はそれすらも更なる性欲を刺激する匂いに感じさせる。
 改めて自分の身体を見ると、その有様に溜息しか出なかった。
 よろよろと起き上がり、泉の方へと歩いていく。
 歩いた拍子に、ごぽっと音がして、アソコとお尻から彼の精液とジャムの混じった物が溢れ出てきた。
「どろどろ…」
 まだ上手く足に力が入らないけど何とか泉まで辿り着き、そのまま泉の中に入っていく。
「っつ…、少し冷たい…」
 でも、火照った身体を鎮めてくれそうで心地よかった。
 思い切って私は飛び込むように全身を水の中へ放り込む。

「…ぷぁっ!」
 少し深いところまで泳ぎ、空を眺めながらゆらゆらと水面に浮かんでいると、身体がそのまま溶けていくような感じがして気持ちがいい。
 ずっと空を眺めながら居ると、先ほどまでの激しい情事の事を思い出してくる。
 渡した後、彼はすぐさま私の全身にジャムを塗りたくり、色々な所を攻めてきた。
 私は胸が弱いのを知っているくせに、執拗に弄ってきたり、私の愛液とジャムを混ぜて私に舐めさせたり。
 彼のペニスにジャムを塗り、私が味わったりもしたけれど…、大半は私が攻められていたような気がする。
 彼に開発されたからか、私の身体は私が思っている以上に敏感になってきている。
 最近では胸だけでイカされたり、最初は少し抵抗があったお尻でもイケるようになってしまった…。
 アソコに入れられてる時とはまた違った快感が得られるので、私も少し病み付きになってきているのかもしれない。
 それに、お尻に入れられた時の圧迫感とか、擦られた時の気持ち良さはアソコ以上だし…。
「って!何考えてるの…!」
 私は煩悩を追い出すために頭を振りながら起き上がり、身体を洗い始めた。
 至る所にキスマークの付いた身体。胸にも沢山のキスマークが付いている。
(俺はシャルロットの胸、好きだよ?)
 そんな彼の甘い言葉が思い出される。
 こんなに小さくても彼は満足しているのだろうか?やはり大きい方がいいのではないか?
「んふあっ!」
 さっきまでの情事の熱がまだ残っているのだろうか?洗おうと胸に触れると痺れるぐらいの快感が私の中を駆け巡り、私はあられもない声を上げてしまった。
「乳首…、硬くなってる…」
 一度認識すると、身体の奥底から性欲が湧き出すように溢れてくる。
 なんだか凄く、したい…かも…。でも、彼を起こしてまでなんて…。
「でも、我慢できないよぉ…」
 私は無意識のうちにアソコを擦り始めた。

「――っ!んんっ、あっ、っく、はぁん!あっ、あっ、ひ、はぁっ!」
 水面がぱしゃぱしゃと波立ち、私の肢体を隠す。
 左手で乳首を摘むと、そこは既に痛いぐらいに硬くなっていた。そのままこねる様に刺激する。
 同時にアソコも擦り上げていくと、快感で腰がビクビクと震えてくる。
「あぁっ、あんっ、ここ、擦ると、気持ち、いいよぉっ!ふあっ、ひぁっ、んっく、あんっ!」
 でも、まだ物足りない。強い刺激が欲しいけれど、そんなにあっさりと終わらせてしまうには惜しい気がした。
 そう、こんな時彼だったら…。
(シャルロット、そんなに腰を浮かせて、気持ちいいの?)
 そう、こんな風に言って、私をじらしてくるに違いない。
「ひああっ、やぁっ、はっ…、あんっ!だ、だってぇ!あぁっ、あんっ!じらすの、やぁっ!」
 頭の中で彼が私をじらしてくる。
 私の身体はそれに従うのが自然だと思うように動く。
 一番気持ちいい所には触れずに、ギリギリのところで私をどんどんと昂ぶらせていく。
(ほら、どうして欲しいのか言ってみて?)
「あっ、んふぅっ!いれ、てぇっ!いれるのぉ!あぁっ、んっ、はぁんっ!」
(何をどこに入れて欲しいのか、言ってくれないと分からないなぁ…)
 じらされている私は段々と理性が溶けていき、卑猥な言葉を口にし始める。
「サ、イトの、ペニス、ふあっ、わたしの、あぁっ!アソコに、いれてぇ!」
 彼のペニスが入ってくるのを想像しながら、私は自分の指を2本アソコに挿入していく。 ぶちゅっと愛液のはじける音がして、アソコは私の指を簡単に飲み込んでいく。
「ひああぁっ!はい、ってくるよぉっ!なか、こすれてっ!はぁ、はぁ、んふぅっ!」
 私の膣内は待ち焦がれた感触に喜ぶようにひくつきながら指に絡みつき、愛液を溢れさせる。
 胸を少し強めに揉みながら入れた指を動かし始めた。
 グチュリグチュリと粘液質の音が耳に響き、その音が聞こえるたびに私の快感も押し上げられていくように感じる。
「や、ああっ!あっ、ふあっ、うちがわ…、こ、こすれて…っ、あんっ、はぁ、はぁ、あっ、んくっ!」
 快感を貪るように挿入している指の動きをどんどんと激しくさせていく。
 指が膣内を、掌が私のクリトリスを擦り上げていき、私の喘ぎ声も大きくなる。
「あはぁっ、んんーっ、あっ、あはっ!も、もっと、うごいて…っ、あんっ、や、んっ!」
 襞が私の指をきゅっと締めてくる。全身がビクンビクンと細かく痙攣し、何時も彼としている時の絶頂を迎える直前のような感じがした。
 私はラストスパートと言わんばかりに胸と膣内を弄っていく。
「ひっ!あぁぁっ、やっ、はっ、あっ!くるっ、きもちいいの、くるぅっ!いっく!あっ、ひあっ、あんっ!」
 全身が総毛立つようにゾクゾクとする。ぶるっと身体が震え、私は一気に絶頂へと駆け上る。
「なか、締まってっ!きもちいいのでっ、あぁっ、いっぱいになっちゃあっ!ふああっ、っくあっ!」 最後のとどめとばかりに、私は指を膣奥へと突き入れた。
 ぶしゅっと愛液の弾ける音がして、私の理性のタガが外れる。
「いっく!ひあああっ!あ!!ああああっ!」
 声があたりに響くのもお構いなしに、私は嬌声を上げながらイった。
「っ!!ふああああああああああっ!あっはああっぁぁぁぁぁ!」
 全身の筋肉が弛緩し、私は水面に身体を預けるようにして、くたっと倒れた。
「ひ…はぁ…、あっ、ん、はぁ…はぁ…」
 気持ち、良かった…。

「…相変わらずイクの早いなぁ、シャルロット」
「っ!?なっ!!サイトっ!?」
 私は突然の声に驚き、水から飛び上がるように身体を起こした。
「そりゃ、あんな大きな声で喘いでたら嫌でも目が覚めるって」
「――っ!!」
 顔から火が出るんじゃないかというぐらい真っ赤になっていくのを感じ、私は逃げるように水の中に潜ろうとした。
 だけど、紙一重の差で彼が飛び込んできて私を抱きとめる。
「して欲しいなら言えばいいのに。何遠慮してるんだか」
「ちょっ!待っ――、んん…、ちゅっ、ぷあっ、サ、イト、まっ、ちゅ、んふっ」
 言い訳をしようとした私の唇を、彼は強引に塞いでくる。
 激しいディープキスに、イったばかりで余韻の残っている私の身体はまた熱くなり始めた。
「もお…、しょうがないなぁ…」
 私はさらにキスをしようとしてくる彼の頭に両手を回して、私からキスを仕返した。


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