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Last-modified: 2008-11-10 (月) 22:52:56 (5617d)
ねえ、ちゃんとしようよっ!〜ふたりめ〜 2 せんたいさん ※事前にせんたいさんの「ヴァリエール三姉妹編」を読んでおくと幸せになれるかもです。 カトレアは、傍らに置いてあった籠から小さな薬ビンを取り出す。 「ん、うンっ…」 甘い喘ぎを漏らしながら、目の前で痴態を晒すカトレアに、才人は思わず呼びかける。 「か、カトレアさん?」 てっきり自分に薬を使われるものだと思っていたが、予想と違う展開に、驚きを隠せない。 「あのね。今日は…お姉ちゃん、お尻キレイにしてきたから…」 そう言って、才人に背を向けると。 「サイト殿がよかったら…だけど…。 膝を伸ばし、才人の鼻先に突き出さんばかりの勢いで、襞を限界まで引き伸ばした肛門を突き上げる。 にゅるり。 肛門に塗りたくられた粘液が、才人の先走りと混じり、滑る。 「あんっ…」 それと同時に、肛門を犯される喜びに震える牝の鳴き声が、カトレアの喉からこぼれる。 ぐぷ。 「んん〜っ!」 先端が埋まる。 ずぶり…。 返しの部分までが通る。 「ふ、太…っ!おっきぃ、か…たぃっ…! 初めての男性器の侵入の感想が、思わず口を突いて出る。 ぐぶぶぶぶぶ…。 「ふぁっ!あっあっあっあっあっあっあっ…ふ、ふといのぉ…!ながいの、はいって、くるのぉ…!」 入り口だけでなく、腸内を奥まで削られる快感に啼くカトレア。 「全部…入りましたよ…」 カトレアの耳元で囁かれる言葉の通り、腰が密着し、才人のモノは完全にカトレアに埋まる。 「は、は、はぁ、はぁ…」 荒い息をつき、しばしの安寧に身を委ねるカトレア。 「それじゃあ…動きますよ」 ずるるるるるるるるるぅっ! 「ふぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」 まるで離したくないといわんばかりにカトレアの腸壁が才人の陰茎に絡みつき、粘液を潤滑油にして、卑猥な音をたてる。 ずるんっ!ぱちんっ! 完全に粘液に覆われた才人の肉棒は、摩擦を打ち消しながら、カトレアの肉を巻き込みながら、肉のぶつかり合う音を立て、もう一度底の無い腸内へ埋められる。 「あひぃぃっ!」 カトレアの背筋が反り上がる。桃色の髪が柔らかく舞い上がる。声が淫靡に踊る。 ぶちゅっ、びちっ、ずるんっ、ぱちん。 粘液の溢れる音と肉の爆ぜる音。そして。 「ひぁ、ひゅごいの、おちん、ちん、おしりぃ、すごいのぉぉっ!」 淫靡な牝の鳴き声が、春の風に乗って聞こえる、小鳥の声に混じる。 「あひ!いく、いくぅ、も、らめええええええええええええっ!」 ぎゅううううっ!ぷしゃぁぁぁぁぁぁぁぁ……。 限界を迎えたカトレアは、腸壁で才人を締め付け、そして。 「だ、出しますよっ…!」 どくどくどくっ! 才人も限界を向かえ、カトレアの腸内に大量の精液を吐き出した。 「ふぁ、あつい、あついの…いっぱいぃ…」 大量の迸りを腸に受け、カトレアはそのままくったりと地に伏せてしまった。 「…あれ?」 才人は異変に気付いた。 「あらあら。困りましたわね」 いつの間にやら、復活したカトレアが、才人の横で頬に右のひとさし指を当て、笑顔で首をかしげていた。 「…カトレアさん、ひょっとしてあの薬」 にっこり笑い、とんでもない事を言う。 「ねえ、そのままじゃ辛いでしょ…?」 ころん、と芝生に仰向けになり、足をM字に開いて。 そこでは、キレイなピンクに濡れた内唇が、ひくひくと牡を誘っていた。 「今度は、ここに…ね?」 そして理性のぶっ飛んでいる才人は。 「ホントに…どうしようもなくエロいお姉ちゃんだなあ」 言ってカトレアは、愛液に塗れた右のひとさし指で、才人の唇を塞いだ。 「じゃあ、お望みどおり、前もしちゃいますよ…」 ひたり、とカトレアの入り口に先端を押し当てる。 「どうぞ。お姉ちゃんの前も後ろも、ぜんぶ、あげるから。 淫靡に微笑むカトレアにいても立ってもいられず。 ずぶぶ…ぶちっ…。 「え…?」 その侵攻の途中、感じた抵抗と。 「く、はぁ…っ!」 カトレアの苦悶の表情に。 「ちょ、まさかカトレアさんっ?」 それは、貴族の子女を相手にするうえで当然の事といえたが、現代日本の尺度で考えていた才人には、予想外であった。 「あらあら。どうしましょう。弟に処女を奪われてしまいましたわ」 言って、涙を浮かべながら、悪戯っぽく小さくぺろりと舌を出すカトレア。 「さ、先に言ってくださいよっ!そしたらもう少し…」 才人にその先は言えなかった。さらに、一物を引き抜くこともかなわない。 「ここまでしておいて…途中で投げ出すなんて、男らしくないですわよ?」 そしてなんと。 「最後まで…ちゃんと、犯して。 涙を浮かべ、そう訴えるカトレアに。 「ごちそうさまでした♪」 夕暮れ。 「…今日は、マジで疲れましたよ…」 カトレアの意味深な台詞に、才人は疑問を顔に浮かべるが、カトレアは『あらあらうふふ』といった顔ではぐらかす。 「すぐ分かるわよ♪」 言ってにっこり笑う。 「ただいま、サイト。 姉への挨拶はついでである。 「ねえ聞いてルイズ。 カトレアは照れたように赤く染まった頬に手を当て、そう言いはなったのである。 ぴきん。 完全に凍りつく場の空気。 がしい。 ルイズのアイアンクローが、才人の頭を締め上げたからである。 「 い ぬ ? 」 どこにそんな力があるのか。 「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね! 溢れる魔力の命ずるまま、虚無の爆発が、才人の落ちた地点で炸裂した。 「 ち い ね え さ ま ? 」 鬼の形相で、実の姉を振り仰ごうとして。 『私も、サイト殿気に入っちゃった♪ ルイズはその紙を、容赦なく引き裂いた。 「いいいいいいいいいいいいいいいいぬうううううううううううううううううううううううッッ!」 姉に向けるはずだった怒りをそのまま、婚約者兼飼い犬にぶつけたのだった。〜fin |
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