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Last-modified: 2008-11-10 (月) 22:53:26 (5644d)
42 名前:『黒シエスタ日記』[sage] 投稿日:2006/09/07(木) 19:03:02 ID:P8ElSx89
○月×日
今日もサイトさんはミス・ヴァリエールと一緒にいる。
以前一緒にお風呂に入ったときにもあったが、鞭やら縄の跡らしき傷がいくつか確認できた。
SM…ではないと思う。どうせ何か失敗をした彼女をサイトさんがたしなめたことに腹を立てて
お仕置きと称して憂さ晴らしをしたのだろう。そうに違いない。
胸だけじゃなく、器も小さい貴族だ。私ならサイトさんを優しく抱擁してあげるのに。
○月△日
今日はサイトさんとたくさん話ができて幸せ。
サイトさんの世界のこと、生活、好みのタイプや好きな食べ物などたくさん話して貰った。
どうやら、サイトさんは守ってあげたくなる女の子、家庭的な女の子に弱いらしい。
前者ではミス・ヴェリエールのほうが勝っていて、後者は私のほうが勝っている。
こうなると先手必勝。先に行動したほうがサイトさんを手に入れられそうだ。
というわけで、立ち上がるときに足がもつれた振りをして、サイトさんに抱きついた。
サイトさんの顔が近くにあってものすごく真っ赤になっていた。
かわいいんだから、もう。でも一気にキスまでいったらよかったかな。
明日にでもはっきりとアタックしよう。
○月□日
最悪なものを見てしまった。
サイトさんがミス・ヴァリエールとしていた。
何が馬鹿犬だ。今のお前はただの発情した雌犬じゃないか。
サイトさんもサイトさんだ。あんな雌犬にかまわなくたって私のほうはいつでも準備万端なのに。
許さない、絶対に許さない。
○月◎日
私は今日、法を破った。
惚れ薬は法律で禁止されている。
でもサイトさんのためだ。悪魔にだって魂を売ってもいい。
今サイトさんは子供のように私のおっぱいに顔をうずめ、吸い付いている。
今はこれでいい。少しずつ薬を少なくして、自分から私を襲わせるように仕向けよう。
そうしたら、あの雌犬に私たちの行為を見せ付けてやるんだ。
絶対にサイトさんは渡しません。絶対に。