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Last-modified: 2008-11-10 (月) 22:53:40 (5638d)
64 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/07(木) 23:50:32 ID:JXKAwJlz 「サイトぉ…」 甘い声が、自然と口から漏れる。 「どうして、何もしてくれないの…?」 指が、淫らに自分の胸を撫で回す。 「どうして、見てるだけなの…?」 擦り付ける太股の内側が、湿った音をたてはじめる。 「お願い、サイトぉ…」 はぁ、とため息が漏れ、股間に手が伸びる。 「サイト、サイト、サイトぉ…!」 がちゃっ。 「え?」 今まさに才人の名を呼び、絶頂に達しようとしていたルイズの動きが止まる。 「あ、あの、ルイズサン…?」 ルイズは、抱えていた枕を全力で才人に投げつけた。 65 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/09/07(木) 23:51:38 ID:JXKAwJlz 110 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 18:52:22 ID:Gvsu6/Gw 当の才人といえば、ドアの外で所在なげに枕をいじっていた。 どの位そうしていただろう。 「入って、サイト」 言われるままに、才人は部屋に入る。枕を抱えたまま。 「キライになった…?」 シーツの中から、ルイズが上目遣いでサイトに尋ねる。 「…え?」 なに覗き見してんのよ変態、死んじゃえ犬、とか罵倒の台詞とか、足か魔法の一撃くらいは覚悟していた才人だったが、ルイズの言動は才人の予想の遥か上を行っていた。 111 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 18:53:32 ID:Gvsu6/Gw 言ったルイズの頬に、涙が一筋、流れる。 「え、えっと」 突然泣き出したご主人様に、才人は言葉を失う。 「き、嫌いになんかならないよ」 どん底に落ちかけていたルイズの心を、才人の言葉が救い出す。 「そ、その、オレだって自分でする事あるし、ルイズオカズにしたことだって何度も…あ」 しまった口が滑った。 「……」 ああ、ルイズの目が冷たい。 「サイト、私でシタことあるの…?」 きゃあああああああ。告死天使が舞い降りたぁぁぁぁぁぁ。 「は、はい」 どどどどどどどどうしよう。 「ね、ねえ」 なんですと? 「私のも見たんだから、今度は、サイトが、し、シテみせてよ…」 117 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 20:57:34 ID:Gvsu6/Gw 「むむむ、無理だって!できるわけないだろ!」 二人とも相当頭が沸きあがっている。 「一人の時はそうだけどさ!今ルイズいるし!」 言ったルイズの目尻から涙の筋が一筋、走った。 「わ、わかったよ」 言って才人は立ち上がり、ルイズに背を向けてズボンに手を掛ける。 「お、お前がしろって言ったんだからな!」 そしてズボンと一緒にパンツを降ろすと、ルイズの方に向き直る。 「あ…」 こんなおっきいんだ。 「な、なんだよ」 あまりにルイズがまじまじと凝視するので、思わず才人は引いてしまう。 「えい」 思わず声を上げ、腰を引く才人。 …なんかカワイイ。 今度は、持ちやすそうな竿の部分を握ってみる。 「わ、なんかビクビクしてる」 それが刺激を与える最良の手段とも知らず、、ルイズは無意識に、握った指を前後にグラインドさせる。 「うわ、ちょ、ダメだって!」 118 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 20:58:27 ID:Gvsu6/Gw ビュビュッ! 才人の肉棒から白い液体が迸り、ルイズの顔を汚す。 「きゃぁっ」 ルイズは思わず顔を背けるが、間に合わない。 …あ、こんなに熱いの…。 強烈な牡の匂いと温度に、ルイズは驚く。 「ご、ごめんルイズ!こんなつもりじゃ」 慌てて才人は拭くものを探す。 「サイトぉ」 少し怒ったような声で、ルイズが呟く。 「は、はひっ」 今度こそ、終わった。 「サイト、自分ばっかり、ズルい」 そう言いながら、ルイズはシーツを手放し、腰に手を伸ばす。 マテ。まさか。 「わ、私もキモチよくして…」 126 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 22:39:02 ID:Gvsu6/Gw 「い、いいの?ルイズ」 爆発しそうな心臓の鼓動とともに、才人は尋ねた。 「う、うん。サイト、ちゃんと見せてくれたし。 言いながら、ルイズは閉じられた足を自分で開いた。 「は、恥ずかしいんだから、早くしてよね…」 真っ赤になった顔を背け、ルイズは言う。 では遠慮なく。 才人は、いきなりルイズの割れ目を舌で舐めあげた。 「ひゃあっ」 ルイズの背中に電流が奔る。 「ふぁんっ」 悪寒にも似た強烈な快感に、ルイズの声と背筋が踊る。 キモチよすぎて、ヘンになるっ…!! 今度はあふれ出る液体をすすり上げ、全体を舐めまわす。 「だ、だめえ」 ギュっとシーツを握り締め、ルイズは快感に震える。 「ーーーーーーーーーーーー!!」 目の前がホワイトアウトし、意識が飛ぶ。 「ル、ルイズっ」 127 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 22:39:45 ID:Gvsu6/Gw 「ん、んんー!」 突然のキスに、驚くルイズ。 あ、サイトが、当たってる…! そんなはずはなかった。 「いた…いぃっ!」 才人も、その痛みに理性が少し、戻る。 ヤバ。勢いでしちゃった。 「ご、ごめんルイズ。でもその、止まらなくて…」 自分の言葉に応じることもせず、ただ痛みを訴えるルイズに、才人の心が痛む。 「ごめん…」 才人が動きを完全に止めているせいで、だんだん痛みが治まってきた。 「うっ…だ、だめだ、抜いていい?ルイズ」 やっと痛みが治まってきたのに、今動かれたら水の泡だ。 128 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 22:40:30 ID:Gvsu6/Gw ヤバい。抜かないとマズい。絶対まずい。 それが証拠に、才人のソレはだんだんルイズの中で大きくなって…。 「ご、ごめんルイズっ!!」 それは爆発の兆候だった。 「あ、や、出てる、出てるよぉ…」 サイトの迸りは、ルイズの中から溢れるほど続いた。 129 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 22:41:01 ID:Gvsu6/Gw 「…バカ犬」 ベッドの上で小さくなって丸まっている才人の背中に、ルイズは怒ったように言い放つ。 「すいましぇん」 才人が情けない声で謝る。 ちょっと、悪いことしたかな。 少し反省しながら、ルイズは疑問を才人にぶつけてみる。 「ねえサイト」 何を聞いてくるんだこのご主人様は。 でも、今応えないと、なんか飛んできそうな気がして、才人は応えた。 「さ、三回くらい、かな」 希望を言えば毎朝なんですが。 「じゃ、じゃあ」 ルイズは、丸まった才人の背中を抱きしめながら、言った。 「週に三回、しよ。 その言葉と背中に当たる柔らかい小さい何かに、才人の理性が再び吹っ飛ぶ。 「ルイズっ、もうしんぼうたまらんっ!」 しかし飛んできたのは甘い言葉ではなく蹴りだった。 「週三回だって言ったでしょ、犬っ!!」 でも、キモチよくなったら、週に何回でも、してもいいと思う。 |
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