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Last-modified: 2008-11-10 (月) 22:53:47 (5639d)
モンモンで書いてみた・・・水霊呼び 99氏
惚れ薬の解除薬を作るために材料を求める一行は、ついにラグドリアン湖にたどり着いた。
「水の精霊を呼び出す準備をするから、あなたたちはここにいて。いい絶対に覗かないでよ。絶対によ。覗いたりしたら去勢よ、去勢。わかったわね」
そういいながらモンモランシーは近くの木立へと入っていった。
「なんだよ。誰のせいでこんなとこまで来るハメになったと思っているんだよ」
「まあ、気持ちはわかるが落ち着きたまえ。いいかい、レディには殿方には言えない秘密がたくさんあるのだ。一般的に女子のほうが男子よりトイレがちか」
すごい勢いで飛んできた石がギーシュに当たった。
ちなみにモンモランシーのいる位置はすでに、3百メイルは、離れている。地獄耳&プロ野球投手なみの強肩だ。
「だ、大丈夫か?」
「大丈夫だ」
ダラダラ血を流しながらギーシュは答えた。
「まったく、男子って!」
モンモランシーは、怒りながらも様子を確認してギーシュとサイトが、湖の前にとどまって居るのを確認する。
そして、すこし悩んだ後、学院指定の短いスカートを脱ぎ、汚れないよう木の枝につるす。
こんな、大自然の中で下着になるなど当然初めての体験だが、グズグズしていたら、ギーシュたちが様子を身に来てしまうかもしれない。恥ずかしがっている暇はないのだ。
覚悟を決めて、絹のパンティを脱ぐ。
もう一度、木と草の間から、ギーシュたちを確認する。動いていない。
あそこからでは、こっちを見ても何も見えないはずだ。早く、シなくては。
「うっふ、あふっ、うぁんん」
金色の毛以外、隠すもののなくなった女の場所に白い手が伸びる。
何も、モンモランシーが大自然の中で自慰する特殊な嗜好に目覚めたのではない。水の精霊を呼び出すにはその資格を持つものの体内に流れる液体が必要なのだ。
それも涙や汗、唾では駄目で、結果、モンモランシーは、こうして自らの秘所を慰めるはめになっているのである。
「あのバカ、バカ、浮気者っ!」
思い浮かべるのは、薔薇をくわえた金髪の少年。
指が、幼馴染の少年にそうして欲しいように動き、快感を高める。
すでに近くにいる少年たちのことは脳裏から消え去り、ただ空想の少年との爛れた情事にふける。
「あぁあああああ、あげる・・・させてあげるから、他の女の子みちゃいや、私だけを見てっ! うぁあああああああああああああんんんん」
荒い息を付きながら指に付いた、精液と見間違うほど白濁した女の本気汁を使い魔のカエルに付着させる。
「いい? ロビン。古いおともだちと連絡が取りたいの。水の精霊を見つけて盟約の血に連なるものが話をしたいと告げてちょうだい。わかった?」
そして、汚れた手を葉っぱで拭き、持ってきた香水をふりかけて事後の匂いを上書きすると、何食わぬ顔でギーシュたちの元へ戻った。
「水の精霊を呼んできたわ。精霊が覚えていれば、来てくれるでしょう」
「おお、ごくろうさん!」
無邪気に喜ぶサイト。
「所で、水の精霊を呼ぶのって血液じゃあ、駄目なのかい?」
空気の読めないギーシュ。
ここで、モンモランシーは思い出した。視界を共有するギーシュの使い魔の存在を、コロっと忘れていたことを。
「・・・・・・・・・・・・!」
ギーシュは、ぐーで殴られた。