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Last-modified: 2008-11-10 (月) 22:53:58 (5639d)

それはなんでもない日常の風景。
ちょっと口を滑らせたシルフィードが、タバサに足蹴にされている、そんないつもとなんら変わらない昼下がり。

「いたいいたいたい!シルフィは真実を言ったまでなのねーっ!」
「うるさい黙れ。そして死ね」

天気もいいので、少し才人とデートできる人気のない、それでいてムードのある場所を捜しに行こうとシルフィードを呼んだタバサだったが。

『あら?おねえさま重くなった?』

開口一番これである。
怒った主人は、次の瞬間気の利かない風韻竜の頭を蹴飛ばしていた。
そして、器用に頭を抱えて丸くなる竜の上で、ストンピングを続ける青い髪の少女、というなんだかシュールな光景が、中庭で展開していた。
シルフィードはひんひん泣きながら、それでも言葉を続ける。

「べ、べつにちょっとくらい肥えても何も問題はないと思うのね!」
「黙れと言った」

げし!

けっこういい蹴りが入ったが、そもそも竜態のシルフィードにはそんなに効いていないのか、風韻竜はかまわず台詞を続ける。

「お、お姉さま成長期だからっ!目方が増えるのも仕方のないことなのねー!」
「だから黙れと」

ぴた。

振り上げられたタバサの右足が止まる。
彼女は使い魔のある台詞に反応した。
そう、『成長期』。
ひょっとして、ひょっとすると。
成長して、しかるべき場所に、しかるべきお肉がつき始めているのかもしれない。
タバサはそのまま右足をすたん、と元の位置に戻すと、無言でシルフィードの背中から降りる。

「お、お姉さま?」

助かったのか、それともこれからもっとものごっついお仕置きをされるのか、状況が理解できないシルフィードは頭を抱えた間抜けな格好のままタバサに声を掛ける。
タバサはその声に振り向きもせずに、言った。

「今日はもういい。用事を思い出した」

そしてそのまま早足で、女子寮の方へ戻っていった。

「…た、助かったのね〜」

今日はもうどっか行って寝てよう、そう思ったシルフィードだった。

部屋に戻った私は、机から一冊のメモ帳を取り出す。
それを開くと、最初のページいっぱいに、三つの数字が書いてある。少し前に、私自身が書き記したものだ。
『96・64・94』
その下に、赤の下線を引いて、『最終目標』の字。これも自分で書いた。
私は黙ってページを繰る。
次のページには、似通った数字の羅列。
『68・50・67』『68・50・68』『68・48・67』
最後の数字は、『68・49・67』。これも…自分で書き記したもの。
この三つの数字は、もちろん三体数。
最初のページのものは、いつか魔法で成長した時に、計っておいたもの。
次のページのそれは…。それ以来、自分で定期的に測っているもの。
何度見ても…成長してない。
大きいのが好きな彼のために、ちょっとでも大きくなりたい。
そう思って、私は成長した自分を目標に、この記録を付け始めた。
でも、記録を始めてから、ずっと成長がなかった。
あんまり成長しなかったから、それまで週一でつけていた記録は、今は月に一度になっている。
でも。
今日のシルフィの台詞で、私は気付いた。
ひょっとして、私、成長してるのかも。
私は服を全部脱いで裸になる。
そして、机の引き出しにしまっておいた手巻き式の測りを取り出す。
ごくり。
喉が勝手に鳴る。
測る前にもう一度、自分の身体を観察する。
キモチ…胸が、前より膨らんで見える。
よ、よし。
それじゃあ、測ってみよう…。

才人が、その日、いつものようにゼロ戦の倉庫でまったりしようとしていると、青い髪の少女に呼び止められた。
少女は少し赤い顔で、嬉しそうに微笑んでいた。
普段仏頂面の彼女がこんな顔をする時は、何かとても嬉しいことがあった時だ。
どうしたの、と尋ねると、彼女は笑顔のまま、部屋に来て欲しい、とだけ言った。
才人は特に用事があるわけでもなかったので、彼女の誘いを断ることなく、彼女の部屋へ行った。
部屋の中で、タバサは嬉しそうに微笑みながら言った。

「大きくなった」

主語のない文章に、才人の顔が疑問符に歪む。
何が、と尋ねる前に、タバサは続ける。

「70を越えた」

何のこっちゃい、といった顔の才人の両手を、タバサは掴む。
そしてそのまま、才人の両の掌を、自分の制服の胸に押し当てる。

「胸。大きくなったの。わかる?」

照れたように微笑みながら、才人の掌を自らの胸へ押し付けるように力を込める。
これだけ押し付けられれば、服の上からでも、柔らかいタバサの胸の感触が分かる。
ていうか。

「い、いや、いきなり言われてもさ。
 ていうか何やってんすかあーた」

思わず常識的なコメントをしてしまう才人。

「触って、確かめてもらおうと思って」

両の手から力は抜かずに、むしろ身体を前に押し出して才人の掌に胸を押し付けながら、タバサは言う。
その中心で、何かコリコリしたものが、自己主張を始めているのに、才人は気付いてしまった。

…そういや、ハルケギニアにブラはなかったっけね…。

まあ、そんなに確かめて欲しいって言うんなら。
才人はわざと意地悪っぽく言ってみた。

「んー、服の上からじゃわかんないなあ。
 直に、触ってみないとなあ?」

そう言われて、タバサが嫌がるはずもなく。

…むしろバッチコイ。

「じゃあ、ベッドに座って」

タバサは自分の思い描いた姿勢で才人に触ってもらおうと、彼を誘導する。
才人は言われるままに、ベッドに腰を下ろす。
タバサはその前で、上着だけを脱ぎ去り、上半身裸になる。

「ほら、見て」

そして、才人に向かって胸を突き出すように、見せ付ける。
桜色に染まった白い肌の上で、ピンク色の肉の真珠が、ぴんと張り詰めていた。
その周りの肌は、確かに彼女の言うとおり、以前のような完全な平面ではなく、軽く隆起して曲面を描いていた。
しかし。

「んー、よくわかんないなあ。やっぱ触ってみないと」

どうせなら生でその柔らかさを堪能したい。
意地悪く言った才人の台詞を受け取ったタバサは。
くるん、と才人に背を向けると、その膝の上にちょこん、と腰掛ける。
才人という肉の椅子の上に、小さなタバサが腰掛けるカタチだ。
タバサは自分の腋の下から才人の手を引っ張ってきて、自分の胸を、まるでブラのように覆わせる。

「はい、どうぞ。…しっかり確かめて…」

タバサは、朱に染まった頬で、そんなことを言いながら、振り向きながら見上げてくる。
才人は一回、くは、と息を漏らすと。

「それじゃあ遠慮なく♪」

両の掌で、遠慮なく乳首の硬くなったタバサの胸を揉み始める。

もにゅもにゅ。

「おー、確かに。前より肉ついたね」
「う、うん…」

もにゅもにゅ。

「うん、柔らかくなってる。イイキモチだよ」
「あ、あり、がとう…」

もにゅ。くにっ。

「っひぁ!」
「おー、乳首前より沈むね?てか、押してこねるとはっきり分かるね、うん」

くにゅくにゅくにゅ…。

「っひ!あっあっあっぁっ…!」
「でもさ、なんでまた大きくなったのわざわざ報告に来たの?」

乳首を蹂躙しながら放たれた才人の言葉に、タバサは切ない吐息を漏らしながら応える。

「さい、とがっ…お、っきいの、すきだからっ…!」
「へ?」

タバサの言葉に、一瞬才人の動きが止まる。
その隙を見逃さず、タバサは言葉を紡ぐ。

「サイトの好みの大きさになるまで…頑張るから」

朱に染まった頬で。潤んだ瞳で。汗ばんだ肌で。
そう言って見上げてくるタバサに、才人の胸がきゅーん、と締め付けられる。

「シャルロット…!」

背中から思わず抱き締め、才人は少女の名を呼ぶ。
愛する人の腕の中で、少女は嬉しそうに微笑むと、自分を抱え込む彼の両腕を抱き締め、言った。

「だから、サイトも…手伝ってね」

言葉の代わりに。
才人はタバサの顎を掴み、上を向かせると。
優しくその唇を塞いだのだった。

才人の膝の上で、タバサは胸を蹂躙されていた。
周囲から肉を集めるように、才人はタバサの胸とその周りを揉みこむ。

「こうすると…周りの肉が集まって、胸が大きくなるらしいんだ」

聞きかじった豊胸の知識を、タバサの耳元で囁く。
しかしこのマッサージは快感には繋がらないらしく、先ほどタバサから聞こえていた甘い声は出ていない。

「…一時的に大きくなるだけな気がする」

才人の腕の中でタバサは不満そうだ。

…だって、正直、この状況だったらキモチイイことをして欲しいし。

そして、タバサは思いつく。
自分の胸の、大きくなった理由を。

「大きくなったのは、理由がある」
「どんな理由?」

マッサージを続ける才人に、タバサは応えた。

「サイトと、キモチイイことをいっぱいしたから」

ぶは、と才人から息が漏れ、動きが止まる。
タバサは続けた。

「きっと、いっぱいスルと、身体が『女』になるんだと思う。
 だから、サイトがいっぱい、いやらしいことしてくれれば、きっと、大きくなる」

言って、動きの止まった才人の手に、硬くなった乳首を、押し当てる。
そして、それだけではなく。
硬くなって膨らんだズボンの上に、自ら股間を押し当て、くにくにと擦る。

「たぶん、胸だけじゃなくて…下も…アソコにも…いっぱいいやらしいことしてくれたら…。
 それだけ、サイト好みに、なれると思うから…。
 ねえ…。
 して…」

腕を才人の首に器用に絡ませ、熱い溜息を才人の頬に吹きかけながら、タバサはそう囁いた。
才人はいても立ってもいられずに、身体を入れ替えてタバサをベッドに押し倒す。
そして一瞬の早業でズボンもパンツも脱ぎさって、下半身だけ裸になる。
そこでは、すでに先走りを漏らして準備万端な牡が、屹立していた。
これから始まる陵辱に、タバサの心臓がどきどきと痛いほど期待に脈打つ。
自ら腰の下に手を回し、M字に脚を開いて陵辱を待つ。股間に張り付いた白い布は、もう既にあふれ出した蜜で湿っていた。
才人は、まるでおねだりをするようなタバサの股間に、顔を埋めた。
むせ返るような牝の湿り気と匂いが、才人を誘う。
才人は牝を覆う白い布をずらすと、蜜を溢れさせる桜色の花弁に舌を突きたて、蜜を啜る。

じゅるるるるっ。

「やっ…♪あ!あぁっ!あぁぁあーっ!」

音を立てて自らの体液を啜られると、タバサの喉から少女らしからぬ、牝の鳴き声が漏れる。
それに気をよくしたのか、才人は更に激しくタバサの女陰を陵辱する。
固まった陰核の包皮をむき上げ、露になった肉の真珠を嘗め回した。

「っひぁ!あぁ♪あぁあぁぁーっ!」

びくびくとタバサの身体が痙攣し、そして、股間から潮が溢れる。

じゅるるるるぅっ!

それを、才人は遠慮なく飲み干す。

「ひゃ!あ♪お潮、すっちゃ、やらぁっ♪あっ!」

絶頂に震える体は、潮を舐められるだけで敏感に反応し、びくびくと震える。

「ふ、あ…あぁ…」

しばらくすると、陵辱の波が止んだ。
タバサはしばしの安寧に身を委ねる。
すると。
その目の前に、見慣れた赤黒い物体が現れた。
才人の男性自身であった。
才人は何も言わずに、タバサの右頬に自分自身を押し当てる。
つまり、咥えろ、ということなのだ。
タバサは何も言わずに才人の一物を口に含む。タバサの口内に、牡の生臭さが広がる。
右手で茎を握って固定し、唇と舌の先で才人を犯す。
その間、才人はタバサの股間に手を伸ばし、どろどろに融けたタバサの牝を掻き出す。

「んっ、んっ、んむぅ…」

声は上げず、身体だけをびくびくと快感に震わせ、必死に才人に奉仕する。
タバサの空いた左手が勝手に股間に伸びて、才人の手と一緒に自らを犯す。

くちゅ、くちゅ、くちゅっ。
ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ。

股間の蜜の溢れる音と、牡を舐める音が響く。
やがて、才人が限界を向かえた。

「で、出るっ…!」

タバサは、才人の声に、喉の奥で彼を受け止める準備をする。
しかし。

びゅっ、びゅびゅっ。

才人は一物をタバサの口から引き抜くと、タバサの顔に、その白濁をぶちまけた。
タバサの幼い顔が、青い髪が、眼鏡が、牡の欲望に汚される。

「あ、熱い…」

しかしそれでも満足なのか、むせ返るような牡の匂いに包まれて、タバサは嬉しそうに微笑む。
だが、タバサは少し不堪そうな顔をする。

「…口の中じゃないんだ」

どうせなら、その生臭い精液を、思い切り飲み干したかった。
タバサの言葉に、才人から意外な台詞が返ってくる。

「いや、一度かけてみたくってさ」

照れたようにそう言う才人。
タバサは一瞬呆れ、そして冗談交じりに言った。

「サイトの変態」

一瞬言葉に詰まった後、何か反論をしようとする才人に、タバサは追い討ちをかける。

「でも好き。…だいすき」

そう言って微笑む少女に、才人の一物は完全に復活する。
そして、その膝に手を掛け、脚をM字に開かせると。
股間の布をずらし、屹立した一物を突きたてた。
どろどろに融けたタバサは、一瞬で才人を奥まで飲み込む。

「あんっ!あぁぁぁっ!」

先走りと愛液で滑るそこは、殆ど抵抗を生まず、才人は容易く何度もそこを出入りする。

ずっ、ずっ、ずっ、ずっ!

肉の擦れる音を立てて、才人の分身がタバサの中を削り取る。

「やっ、はげしっ、はげし、すぎぃっ!」
「『激しい、のが、好き?』ったく、どっちがっ、変態、なんだかっ!」
「やっ、ちがっ、さい、とのぉ、ばか、あぁっ!」

限界が近いのか、タバサの中がぎゅうっと才人を締め上げる。
密着し、密度を増した肉の摩擦音が部屋にこだまする。

「ああぁーーっ、あぁぁぁーっ♪」

長く響く獣のような声が、タバサの限界を告げる。
二人の視線が絡み合い、そして身体が絡み合う。
二人は舌を絡ませ、くぐもった声で愛を囁く。

「んっ、んんっ♪んんーっ、んんん〜っ♪」

タバサは脚と肉襞で才人を抱き締め、今度こそ逃がさぬように牡を閉じ込める。
そして。

びくびくびくびくっ!

激しい痙攣が、タバサの身体を揺らす。
震源地の牝の穴が、容赦なく牡を締め上げる。
その快感に、今度こそ。
才人は、タバサの中へ白濁を残らず吐き出したのだった。

「でさ。ホントにこんなんで大きくなるの?」

タバサを腕枕しながら、才人はそんな事を尋ねる。
白濁で汚れた身体をタオルでキレイに拭いたタバサは、その腕の中で応えた。

「大丈夫、大きくなるのは間違いない」

魔法で成長した結果がアレなら、頑張れば大きくなる、ということだ。
しかしそれにこういったことが必要なのかどうかは、結局の所分からない。

「もし、成長しなくても、続けていれば大きくなる」
「…なして?」

才人の疑問に、タバサは笑顔で応えた。

「孕めば、母乳を出すために胸が張ってくるから」

言って笑顔のまま、才人に抱きつく。
股間の奥から、どろり、と才人の精液が流れてくるのがわかった。
…もっと…欲しい…。

「ちょ、俺この年でパパになる気は…」
「大丈夫」

そう言うタバサの瞳は、もう既に獣欲に曇っていた。

「私が責任を取る。だから…もう一回…」
「え、ちょま、休ませてちょ、って握ったら、アッー」

今度はタバサが上になって、才人を陵辱しはじめたのだった。

*そしてその頃図書室*

「え、ほんとにこんなので大きくなるのっ?
 …だ、だったら、早速今夜から…!」

『好きな人とセックスしまくれば胸が大きくなる』などという嘘っぱちの書かれた豊胸術の本を、桃色の髪の貧乳娘が鵜呑みにしていた。
その夜もさんざん搾り取られた使い魔は、次の朝過労で倒れたという。〜fin


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