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Last-modified: 2010-10-16 (土) 14:25:23 (4940d)

禁断の呪文  せんたいさん

*注意事項*

以下のSSは特殊な趣味を含みます。以下の事項に当てはまる方は読まないでください

・スカ苦手な方
・巨乳以外は受け付けない方
・原作レイプが許せない方
・へんたい的なプレイの苦手な方
せんたいさんはロリコンだと思っている方
・「せんたいさん」を「へんたいさん」と呼称する方

以上の注意事項に引っかかる方は読まないでネ!



禁呪。
それは、使用を禁じられるほど、危険な呪文。
トリステイン魔法学院の書庫の奥には、こうした危険な呪文がいくつか封印されているという。
こうした危険な呪文を管理するのも、魔法学院書庫の大切な役目の一つだった。
しかし。
時折、通常の書庫で、禁呪が発見されることがある。
それは、呪文書の中に巧みに隠されていたり、不意に辞書の中に混じっていたりするのだ。
そしてその日。
日課の『サイトをメロメロにする方法』を捜しに図書館通いを続ける青い髪の少女が、偶然禁呪の一つを発見してしまう。
その禁呪は、何故か料理の本のあとがきに載っていた。

『この呪文は、かつて国を飢饉が襲ったときに、あるメイジが開発したものです。
 あまりに危険ゆえ、その存在を封じられることになりましたが、味の探求を目指す者のために、ここにそのルーンを記しておきます。
 もう一度書きます。この呪文は「あまりに危険なため封じられました」。ここを読む者は、それを肝に銘じてください』

どうして、そんなものがこんな本に…?

タバサが疑問に思うのももっともである。
この本のタイトルは、『一撃必殺悩殺レシピ・新婚アツアツ料理全集』だったりした。
そもそもなんで魔法学院にそんな本が、などと言うなかれ。
魔法学院の一般書庫には、学院生や教師からの寄贈図書も多いのである。
この本も教師よりの寄贈図書で、ちなみに寄贈者はシュヴールズ。
彼女がどういう経緯でこの本を手にして、そして寄贈に至ったのかはここでは語らない。
とりあえず、タバサは自室でその禁呪を紙に書き写し、その内容を確認する。
どうやら系統は『土』と『水』を使うらしい。
危険な禁呪と言う割にはトライアングル・スペルで、それほど難しい魔力操作も必要ではなさそうである。
『錬金』と『浄化』の応用で事足りる、下手をすればラインクラスのメイジでもできそうな内容だった。
そこから、導き出される答え。

…そうか。だから、飢饉の時に開発された…。

内容を理解したタバサは、この禁呪の使い道を思いつく。
それを使用した時の事を想像したタバサの顔が、火を噴いた。

さて、それから三時間ほど経って。
才人はアホ竜に捕まっていた。

「おいこら、放せって!」
「ダメなのね。放したらシルフィはあの世行きなのね。絶対放さないのね」

シルフィードは才人を先住魔法の光の縄でふんじばり、荷物のようにかついで運んでいた。
運び先は、主人に指定された場所。
学院女子大浴場の、三番個室。
シルフィードはそこの脱衣所のドアを足で蹴り開け、才人を床に立てると、才人を室内に蹴り込む。

「はーい、種馬一名、確かにお届けしましたなのねー!」
「わっとっと!」

ふんじばられた上に蹴り込まれ、才人はよろめいて床に転んでしまう。
才人を部屋に蹴り込んだアホ竜は、個室のドアを外から閉じる。
術者の視界から外れたことで、才人は魔法の戒めから開放される。

「…ったく、なんだってんだ」

立ち上がり、いましがた打った頭を撫でる才人。
その背後から、声がした。

「…ごめんなさい」

澄んだ鈴のような声。
才人が後ろを振り向くと。
そこには薄いブルーのショーツだけという、あまりにも刺激的な姿の。

「なにやってんだよシャルロット!」

しかし才人の突っ込みにも、タバサは一切動じない。
眉一つ動かさず、才人に言った。

「…ちょっと、魔法の実験につきあって」

なんだ、魔法の実験か、と以前の才人ならちょびっと安心しただろう。
しかし。

「…今度はどんなエロ魔法だよ…」

これまでの経験上、こういう状況でそういう魔法じゃなかった試しがない。
案の定、タバサはその質問は完全にスルーする。

「とりあえず、洗い場に来て」

そう言って、才人の袖を軽くつまんで、上目遣いに才人を見上げたのだった。

才人は自分に魔法をかけられるのかと思っていた。
てっきり、アレが大きくなるなったり、はたまた二本に増えてみたり、な魔法かと思っていたが。
タバサの説明によると、その魔法は飢饉の際、食料を確保できない者のために作られた魔法なのだという。
タバサはそれを、自分にかけた、と言った。
はて、なんで食糧難で人に魔法をかけるんだ、と才人は疑問に思った。
しかしその謎はタバサの言葉で明らかになる。
洗い場は、湯船に満たされた熱い湯のせいで、湯気で満たされていた。
立っていると、湿気と湯気の熱さで汗が吹き出てくるほどだ。
その熱さで垂れてきた汗をぬぐう才人。
当然、タバサも汗をかいている。
そして、タバサは曇り始めた眼鏡を風呂の鏡の前に置いて、説明を続けた。

「…この魔法は、術者の体液に、いろんな味と匂いを付けられる」

そう言って、あっという間に才人に密着する。
そして、爪先立ちになると、才人の首筋に抱きついた。

「え、ちょ?」

慌てる才人の鼻先に、タバサは唇を寄せる。

「嗅いでみて」

そう言って、タバサは小さな舌をぺろり、と出す。
その先端は軽くくぼみ、そこにはタバサの唾液が溜まっていた。
才人は熱と湿気に浮かされ、タバサの言葉に従う。
タバサの唾液からは、柑橘系の果物のような匂いがした。

「…へ、へえ。ホントにいい匂いだな」

かろうじて残っている理性が、才人にそうコメントさせる。
だが、ここで終わっては意味がない。
タバサは抱きついたまま離れず、さらに舌を突き出す。

…舐めろ、ってコト?

視線でそう尋ねる才人。
タバサは、視線を投げかける才人に、舌に唾液を溜めたままコクンと頷いた。
しかし。
ここで流されたら、予想されるのは…。
だが才人の逡巡はあっという間に流される。
煮え切らない才人に焦れたタバサは、腕をさらにきつく才人の首筋に絡ませる。
そして、そのまま才人の唇を奪い、口内に溜め込んだ唾液を才人に流し込む。
とろとろとしたタバサの唾液が、才人の中に流れ込む。
それはまるで生きているように才人の舌に絡みつき、味覚を刺激する。
タバサの唾液は、その匂いから予想される、新鮮な柑橘系の果物の味がした。

…旨い。

絶妙な甘さと酸味のバランスと、官能的な舌遣いと、甘く絡みつく幼い肢体に、才人の理性は吹き飛ぶ。
流し込まれる甘いジュースを、才人は小さな感覚器に舌を絡ませ、味わう。

ぴちゃ、ぴちゃ…。

お互いの唾液を流し込みあい、嚥下しあう音が、風呂場に響く。
しばらく、タバサの唾液を味わった才人だったが、さすがにお互い息苦しくなり、唇を離す。
お互いの唇の間で、銀色の粘液が、素晴らしい粘度でもって橋をかける。
荒い息をついて、二人は抱き合ったまま見つめあう。
不意に、才人が口を開く。

「な、なあシャルロット」

才人の呼びかけに、タバサは首をかくん、とかしげて先を促す。

「他の場所も…味見していいかな?」

それは、タバサの思惑通りの言葉だった。

「うん。いっぱい、たくさん、味わって。
 全部、サイトのだから…」

タバサの言葉に、才人はたまらずタバサを抱き締めた。

とりあえず、濡れるといけないので二人は全裸になって、服を脱衣所に置いて。
才人は、洗い場の床にタバサを横たえる。
薄い桃色の大理石の床に、真っ白な、幼い肢体が映える。
その体に浮かぶ、玉の汗。
才人は遠慮なくその薄い胸板に顔を寄せ、汗の匂いをかぐ。

「シャルロットの汗…葡萄の匂いがする…」

改めて言われると恥ずかしいのか、タバサは真っ赤になって顔を逸らす。
才人はその反応にさらなる欲求を掻きたてられ、タバサの胸に舌を這わせる。

ぴちゃ…。

「…っひ!」

タバサの喉が快感に踊る。
才人はそのまま舌でタバサの尖った小さな桜色の肉の突起までも、べろべろと舐め回す。

「…ひゃ!ひぁ!」

唾液よりもさらさらとした喉越しのタバサの汗は、極上のワインの味がした。
そして才人は、胸板よりもより強い芳香を放つ、すぐ近くの場所に目を付けた。
そしてそこを、何の遠慮もなく舐め上げる。

…ぺろ…。

「ひゃぁあぁんっっ!」

タバサの声がその刺激に一層艶を増し、謳う。
胸板よりもずっと汗ばむ、そこは腋。
軽く窪んだそこを、才人の舌が舐めまわす。
神経の束の通るそこは、普段ならくすぐったさを感じるだけだっただろう。
しかし、官能を掻きたてられ、熱に浮かされた今は、その刺激は快楽の波となってタバサの脳を犯す。

「ひ!ひゃぁ…っ!こんな…のぉ!」

腋を舌で犯され、官能の波に翻弄され、小さな少女の身体がびくんびくんと跳ねる。
そして、才人は。
さらなる芳香を放ち始めた、下半身の器官に、狙いを定めた。
腋からの刺激が不意に止んだ。

「…ふぇ…」

涙と涎でべとべとになった顔を上げ、タバサは身体の方を見る。
すると。
脚の間に、才人が身体を滑り込ませるところだった。
いよいよだ。
最高の快楽を生み出す瞬間に備え、いつもそうしているように、タバサは下半身の力を抜く。

「すごい匂いだな…」

才人はそう言って、タバサの秘裂に右手のひとさし指と中指を差し込む。

ぷちゅ…。

才人の指は粘液を巻き込む音をたてながら、あっさりとタバサの中に侵入する。

「ふぁ…!」

鋭い快楽のの電流に、タバサの背筋と声が踊る。

才人は、二本の指でタバサを陵辱する。

ぐちゃ、ぐちゃ、ぐちゃ…。

まるで蜜壷をかき回すような、粘り気のある音が洗い場に響く。

「ああぁっ…いいよぉ…!きもちっ…いいっ…!」

完全に牝と化したタバサは、少女とは思えない甘い声で啼く。
そして。
その股間からは、牝以上の甘い匂いがしていた。

「ほら、シャルロット…」

才人は、蜜を絡ませた指をタバサから引き抜く。

ぬちゃぁ…。

糸すら引く粘度の液体が才人の指に絡んでいる。
才人はその粘液を鼻先に持ってくると、その匂いを愉しむ。

「ほら、嗅いでごらん」

そして今度は、タバサの鼻先に滴る愛液を差し出す。
タバサは言われるまま、その匂いをかぐ。
タバサの愛液は、甘い甘い、焦がした蜂蜜の匂いがした。

「すごい、甘い、匂い…」

呆けた頭で思わずそう返す。
才人は満足そうに頷くと。
再びタバサの牝を味わうため、少女の脚の間に身体を入れる。
そして、今度こそ。
舌を使って、タバサを犯す。

じゅるるるるるるるるうっ!

溢れる蜜を啜る音が、卑猥に、淫らに、響く。

「ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

才人の舌が蜜を掻き出すたび、タバサの喉が踊り、牝の花弁は蜜を零す。

じゅるっ!じゅるるるっ!

魔法の影響だろうか。タバサの股間から溢れる蜜は、いつもよりもずっと、ずっと多かった。
文字通り、タバサの花弁は蜜を溢れさせていた。

じゅるるるるっ!ちゅうっ、ちゅるるるるるるるぅっ!

「ひっ、あっひ、ひぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

吸われるっ!サイトに、ぜんぶ、すわれちゃぅぅぅっ!

愛する人に捕食されるありえない快感に、タバサの堰は容易く溢れる。
タバサの細身が激しく痙攣し、股間から潮を吹く。

それと同時に。

ちょろっ…。

女性器のすぐ上。排泄のための小さな穴から、透明に近い液体が溢れてきた。
尿である。
絶頂に緩んだ膀胱から、タバサの尿が溢れてきたのだ。
そして、その尿は、魔法の影響で、林檎の香りがする。
才人は、あふれ出したその不浄の液体を。
匂いに誘われるまま、飲み込む。
それに気付いたタバサは、思わず叫ぶ。

「らめっ、おしっ、おしっこ、そんな、汚いのにぃ!飲んじゃだめぇ!」

必死になって止めようとするが、放尿は停まらない。
仕方なく絶頂で力の入らない手で才人の頭を押し返そうとするが、それもままならない。
才人はタバサの言葉を無視し、その匂いと同じ、極上の林檎の果汁を飲み干していく。
最後の一滴まで飲み干し、才人はタバサに覆いかぶさる。

「ごちそうさま、シャルロット」
「サイトのへんたい」

タバサは涙目で、笑顔の才人の下からそんな事を言ってくる。
しかし才人は笑顔を崩さない。
自分から誘ってきたタバサにそんなことを言われる筋合いはない。

「シャルロットもな?」

言って、そのまま、愛液に濡れそぼったタバサを先走りに滑る肉棒で貫く。
才人の牡は、溢れる潤滑油に滑り、タバサを一瞬で奥まで犯す。

「ひぁ!」

まだ絶頂に震えるタバサの膣は、その侵攻に軽い絶頂を迎える。
そして、才人はそのまま勢いよくタバサを犯しはじめる。
再び踊るタバサの声。
その声を聞きながら、才人はあくまで優しく、タバサの耳元で囁いた。

「今度は…シャルロットにいっぱい、飲ませてあげるよ…」

そして、啼き続けるタバサの中に、白濁を吐き出した。

行為がひと段落すると、二人はお互いの身体を洗いあって、湯船に浸かる。
タバサは半分腰が抜けていたので、才人にもたれかかるようにあぐらをかいた彼の脚の上にいた。
そのタバサは、少しふてていた。

「…悪かったってば」

タバサは、無理やり尿を飲まれたことに軽く腹を立てていた。
才人は、それを羞恥のせいだと思っていたのだが。

「…サイトがあんな汚いもの、飲むことない」
「へ?」

タバサは、才人が汚いものを飲むことが許せなかったのだ。
自分の不浄を才人が飲むなんて、タバサは許せなかったのである。
だが、次の才人の台詞が、タバサの怒りを完全に静めた。
才人は膝の上のタバサを抱き締めると、言った。

「シャルロットに、汚いとこなんてないよ」
「サイト…」

嬉しそうに微笑み、タバサは抱き締める才人の腕を掴む。
そして思いつく。
タバサは抜けかけた腰に苦労しながら、湯船の中で才人を振り返る。
そして、才人に言った。

「今度は、あの魔法をサイトにかける」
「え?」
「…サイトの精液、ほんとはあんまりおいしくないから…」
「た、たしかにそうだけど」
「だから、あの魔法で、お腹いっぱい、サイトの精液、のんでみたい…」

赤くなって俯きながらとんでもない台詞を言う。
才人は嬉しい以前に、呆れた。

「…タバサのへんたい」
「…サイトもね」

そして結局、タバサは才人にもあの魔法をかけて。
才人が立たなくなるまで、味わいつくしたのだった。


「ああ、あの禁呪かね?
 まあ、禁呪と言っても危険にはいろいろ種類があってな。
 あの魔法はな、危険なんじゃよ。ほら、いろいろと、な。
 汗とかそのへんで済んでるうちはいいんじゃが…。
 この先は言わなくてもわかっとるな?分かったら以降、あの魔法のことは忘れたまえ。ああ、なにより危険な魔法じゃからな」
〜トリステイン魔法学院学院長・談〜
〜fin


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Last-modified: 2010-10-16 (土) 14:25:23 (4940d)

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