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Last-modified: 2008-11-10 (月) 22:54:33 (5643d)

※注意※
レズものです。

アトリア ぺとるーしゅか
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何故だ……。
「ええと、アネットさんでしたっけ。よろしくお願いします」
何故だ……。
「早速ですが、料理は何にしましょうか?」
これは何の陰謀だ?
「あのぉ、聞いてます?」
メイドとなった私―――アニエスの先輩としてつけられたのは、見覚えのある黒髪のメイドだった。。


〜飼育箱〜


オスマン氏による就職試験という名のセクハラをくぐりぬけた私は、教員に連れられ一通りの説明を受ける。その後厨房で一通り先輩方への自己紹介を終えた。
これで晴れて学院のメイドになったわけだ。そして現在にいたる。

「アネットさん、聞いてますか」
「あ、はい」
「もうっ、心配しましたよ。急に押し黙って」
「すいません。考えごとをしていて」

正直に言おう。
―――ウソだろ!?
なぜ数いるメイドの内から、最も危険な人物が選ばれているのか。
アニエスとしての私に会ったことがある者はできれば回避したかった。シエスタ以外なら誰でも良かったのに。

「それじゃあ早速、料理、始めましょうか」
「あ、あの」
「何か?」
「い、いえ。何でもありません」

一方のシエスタは何の疑問も感じていないようにすら見える。
この可能性を不思議に思わないのだろうか。それともホントに私がアニエスだって気づいてないのだろうか。
聞きたいが聞けるわけもない。『何故あなたが選ばれたんですか』などと、普通なら『偶然でしょ』で済まされる話だから。
『私がアニエスだってわかってるのか?』などは論外だ。
そもそもシエスタはサイトにつけられたはずなのだから、厨房に集まっていた“学院に仕えるメイド”の中にいることすらおかしい。そう疑問に思っていた。
が、次のシエスタの言葉で疑問は氷解する。

「それにしても、サイトさんたちが帰省するのに私が残るなんて何故かと思ったら、こういうことだったんですね」

シエスタは一人納得するようにそう呟く。
なるほど主がいないから後輩の指導につけられたのか、と私も納得する。

「こうなったら、ちゃちゃっと終わらせてしまいましょう。洗濯板にサイトさんは奪わせません」
「は、はい」
「料理は?」
「シチューで」
「ラジャー」

こうして妙なハイテンションで私の料理教が始まった。

最初に野菜を洗い、皮を剥く。

「こう、こうやるんです」
「は、はぁ」

今まで包丁を料理目的で持ったことのなかった私は、その持ち方から教わることになる。
幸いにして彼女の教え方も上手く、手本として彼女自身が見せてくれたために理解するのは簡単であった。

「む、むぅ……」

実際やるのはまた別だったりするのだが。
頭の中でやるのと、身体を動かすのは少々勝手が違うのはわかっていたのだがな。
これほどとは。

「皮を剥きすぎですよ」
「はいっ」



「包丁持つ方を動かすと危ないですよ」
「はい……」



「アネットさん、力を入れすぎです」
「はいぃ」



「もっと優しくやらないと」
「そう言われても」
「ん〜……そうっ、言うならばおっぱいを揉むように」
「……は!?」

私の耳がおかしくなったのだろうか。
それとも彼女の思考回路がおかしくなったのだろうか。
どちらにせよ、私は今変な言葉を聞いた気がする。

「今、なんて言いました?」
「“おっぱいを揉むように”です。こうやって……」
「え、ちょっと、やめろ……やめて、ください」

シエスタが私の胸に触れてきた。服越しにスリスリとさすられる。

「こうやってぇ、丹念に」
「揉みほぐさなくていいですからッ」

私は振り返ろうとして―――バランスを崩し、後ろに倒れ込む。
そしてシエスタに柔らかく抱き留められた。
背中にむにゅっとした感触を覚える。
シエスタはそれを見てくすりと笑った。

「やっぱりしてほしいんじゃないですか」
「ち、ちが」
「ほら。食べ物落としちゃダメですよ」

キッチンから離れてしまったので、イモと包丁を置けない。
戸惑いとで私は棒立ちすることしかできない。

「アネットさんのおっぱい、私の手にぴったりですっ」
―――知るかッ!

シエスタの息吹が耳元を、首筋を包み込む。
その感覚に全身が震えた。
シエスタの手が止まることはない。

「そういえば、胸元の開いたやらしい服を着てますよね」
「そ、それはっ、陛下が」
「へいか?」
「いや、ごめんなさいぃ。私が悪いんですっ私がッ」

実は服装は全て陛下が決めた物だ。
一重に陛下の趣味である。
断じて私には関係ない。

「そんなイケないアネットさんにはお仕置きが必要デスネ?」

しかし、彼女はそう言うと、私の胸の先端を摘まんだ。

「ひぐっ……か、はッ。お願い……しま、す」

息も絶え絶えにそう応えるしかない。
彼女に与えられた刺激は胸を痺れさせ、身体中を駆け巡りアソコをキュンとさせる。

「それじゃ」

そう言ってシエスタは私の服を脱がしにかかる。

ぷるんっ

装いを失ったおっぱいは剥かれたゆで卵のように震えながら姿を表す。
―――くッ、こんな恥ずかしい……。
羞恥に顔から火が出そうだ。

「あはっ。可愛い乳輪ですね。思わずしゃぶっちゃいます」
「ひぁっっん!!」

生暖かいざらざらした感触が這う。
くすぐったいような、やめてほしいのに、テラテラと光る唾液の跡が胸を冷やして、また欲しくなる。
まさに麻薬といってよかった。
両手がふるふると震えている。

「アネットさんの、味がする」
―――言わないで……くれ。
「こんなに美味しい」
「んッ!」

シエスタは更に右手を下着の中に差し込む。

ぐちゅ

私の下着は先の事件もあって、ぐっしょりと濡れていた。

「もう洪水ですね」
「くっ―――!」
「これならもう大丈夫そう」

―――大丈夫?
オーバーフローした思考回路で彼女の言葉を反芻する。
―――何が?
そして彼女の股に何か凄く嫌な予感しかしないモノが生えていた。

「な、ななななななななななななななな」
「まず、危ないモノはしまいましょうね」

そう言ってシエスタは私から包丁とイモを取り上げる。
というか貴女がつけてるソレの方が危険だろ!?

「何のことだかわかりませんね」
しらばっくれたな!

「ていっ」
「きゃっ!」

シエスタに床に突飛ばされる。

「な、なにを―――んむっ」

覆い被せるようなシエスタのくちづけ。
生まれて初めてのキスは、女性になった。

ん、ちゅ、くちゅ……

彼女は同時に私のはだけた服の隙間に手を差し込み、私の肌をさわさわとなぜる。
くすぐったいような、ふわふわとするような不思議な感覚。
でもあんまり嫌いじゃなかった。
彼女に蹂躙されている口内も、私を恍惚とさせる。

「ぷはっ」

数刻の交わりの末、シエスタは私の口から離れた。
見上げたその目には妖しい光をたたえている。
私に跨がった彼女は私を射るように見つめ、唾液に光る口の端が微かに上がった。

「えへっ」

何か思いついたらしい。
彼女は私に跨がったまま、キッチンの上を見回し探しものを始める。

「あったあった」
「いや、それは」

シエスタが見つけたのはケーキ用のホイップクリームであった。

「デコレーションです」
「ちょっ、まって!」
「待ちません!」

彼女は勢いよくそれを握り、私の腹部に、胸に、顔にクリームを塗りたくっていく。
特に頬と胸の突起には凝っていたようで、クリームの形まで意匠を凝らしている。
―――もう好きにしてくれ。

「よし、できました」

どうやら完成したらしい。
正直自分の情けない姿を見たくないので、そっぽを向いておく。
シエスタはそんなことお構い無しにうっとりとした表情で呟く。

「あぁ、今からクリームに彩られた純潔の乙女が、私なんかに汚され、食い散らかされてしまうのですね!」
「んなっ―――!」
「もう想像しただけで私の彼処が濡れてきました。早くっ、早くあなたと合体したい!」

言うや否や彼女は自信の秘処の張り型を私の股に擦り付けるように腰を振る。
もちろん下着は着けているので侵入してくることはない。
だが、男のモノの形をしたアレで下着越しにぐりぐりされる。

ぷちゅ……ぷちゅ

濡れた下着が嫌な音を発てる。

「……んくぅっ」
「合体はしたいです―――駄菓子菓子!」
―――あぁ今の私は確かにお菓子、もといオカシイな。

「まずは、 い た だ き ま す !」

ぢゅるるるるるるじゅるじゅる

「っあああああああああああああああ!!!」

何が起こったか理解できなかった。
シエスタが私の胸にしゃぶりついた瞬間、あり得ない刺激に私の意識が飛ぶ。

ぢゅぢゅ、じゅるるるるるるるるる
ぴちゃぴちゃ

「ひぃぃっ! だめっらめぇぇぇええええええええ!!」

あまりの衝撃に涙が出てきた。

「もう、やめ……て」

しかしシエスタの表情は未だ―――いや、更に妖しい光を目にたたえていた。
私はといえば動こうにも動けないほどに力が抜けてしまっている。

「次はぁ〜」

彼女はそう言うとクリーム片手に私のスカートの中に頭を潜らせてくる。

「や……。いや……」

微かな力を振り絞って手で抑えようとするが、時既に遅く、力もない。
彼女は私の予想通り、私の下着を脱がせた後、クリームを塗りたくってしゃぶりついた。

ずずぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「あひぃぃぃいいいいい!!」

すごすぎぃぃぃぃぃ!!
だめっ、しんでしまうぅ。

「あは、美味し」

くちゅぐちゅ

舌入れないでぇぇぇぇ!
お豆いじっちゃいやあああああああああああああ!!

「はっ…はっ…はっ…」
「トドメです。受け取っちゃって下さい」

ずぷ

「っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
「これで。私たち……一つになれましたね!」

ずぷぷぷ

なかがっ。なかが吸いとられるっ!

ずんっ

「んぁああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

頭がちかちかするっ。
身体がびくびくってぇぇえええ!

バンッ
―――急に扉が開いた。

「アニエス殿、大変ですっ。陛下がっ陛下がっ………………へぁ?」

どうやら銃士隊の一人が部屋に飛び込んできたようだ。

「いや、その……」

現在、自分の上官が同姓の人とアレしちゃっているわけだ。
困惑するのも当然といえよう。
可愛そうに……。

報告を」

シエスタに貫かれたまま話を促す。

「はいっ、陛下が……その、失踪しました」
「なにっ。そう急に捜査を開始しろっ!! 私もすぐ向かう」
「は……はいっ!」

何やら彼女の顔が赤かったが。仕方あるまい。
貫かれたまま部下に指示する上官など滅多にいまい。

「で、どうしましょうか? ここら辺で止めときましょうか」

シエスタが聞いてきた。
私の両足が彼女の腰に絡み付いたのは、そう、きっと気のせいだろう。
すぐに任務に戻らなければならないのに、こんなところで時間を割いていられない。

「もっと………………突いて」

〜fin〜

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