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Last-modified: 2008-11-10 (月) 22:54:34 (5643d)
アトピック氏
自然である事を重んじるエルフ社会、それは無駄毛処理にも適用されていた。
「サ、サイトさん。お願いします」
顔を赤らめたテファが脚を開いた、そこには大事な部分を守る布など付けてはいず。
才人の目の前にはテファの桃源郷が広がっていた。
「あ、あぁ。行くぜ」
グッと息を呑んで、サイトは泡をたっぷりとつけた刷毛に手を伸ばした。
自然であることを重んじるエルフ社会においての無駄毛処理は必要不可欠である。
なんせ、生まれてくるときは生えていない状態で産まれてくるからだ。
よってある程度育つと生えてくるとこの毛を処理しなければならないのだが………。
ハルキゲニアには我々の世界のような100円かみそりのような形状のものはない、あるのはナイフ状のかみそりのみ、となると脚、腕は剃れるが背面、陰部といった部分は他の人の手を借りなければとうていできない。いや、陰部はギリギリ一人でできるがなんせ色々と敏感なところである。そもそもやりづらい部位でもあるしやはり他の人にやってもらうのが通常で
あった。
「あっ…」
刷毛が陰部をくすぐるとテファは艶かしい声をあげる。
「いくよ」
「は、はい…」
才人もおそるおそる、テファの肌を傷つけないように丁寧に剃っていく。
泡が陰毛とともに落ちるとテファの桃源郷はつるつるになっていった。
一通り剃り終えると、才人はまたも刷毛に手を伸ばし塗りつける。念には念を入れしっかり剃毛するのだ。一方のテファはすでに羞恥に顔を染めきっていた。
当たり前だろう、愛する人に大事なところの毛を剃られているのだから。
「は、はぁっ。んっ!さ、サイトさん。そこはっ」
「ん?どうしたのかな?」
急にテファの体がピクンと跳ね、才人は悪戯っぽい笑みをうかべた。
クリトリスを念入りに刷毛でもって刺激しているのだ。
「そ、そこ。関係ないぃっ…」
「んーじゃあ。ここは関係ないって事教えてくれないかな」
「えっ、そ、それは」
「ほれほれほれ」
「あぁ…うぅ。そ、そこはぁ…あっクリ…トんっリスだからぁ…やめ…ぁぁぁっ」
最後までテファが言いかけたところで才人は刷毛に捻りを加えて少し強く押し込んだ。
とっさの攻撃にテファは甘い声をあげ軽くイッテしまった。
「あーあー、テファのところからいやらしいのがいっぱいでてきっちゃた。これじゃあ剃れないなぁ」
「うぅ、サイトさんの意地悪…」
そういうと才人はテファを抱えてそのままベッドに押し倒した。