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Last-modified: 2008-11-10 (月) 22:54:46 (5644d)

アニエスはデレルと徹底的にデレてくれると思うんだ  アトピック

 

「ふ、はっ」
「なんの!!」

ギィン、ガンと金属がぶつかり合う音が聞こえる、アニエスと才人がお互いの力をつくして打ち合っているのだ。
事の発端は才人がアンリエッタにセクハラをした事に…というわけでなく、ただ純粋に一騎士として試合を行っているのだ。

(すっかり、腕をあげおって…)

徐々押されつつあるアニエスは心の中で一人ごちる、当初は才人などはガンダールブの力がなければただのひよっこであったが、今では度重なる戦いを潜り抜けガンダールブ無しでもやり合える程になるまで成長した。また、体付きもひょろかったのが今では均整の取れた無駄のない体付きとなり最早、最初期の才人とは比べるまでもなかった。

「あっ!」

ガシンっと大きな音が鳴り、アニエスの剣は空に放り出された。

「勝負あったみたいだな、アニエス」
「ふっ、腕をあげたなサイト。すっかりやられてしまったよ」
「まぁ、俺も成長したってとこかな」
「そんなところだな。ふぅ、それにしても私からすんなりと一本とるとはな。これは弟子の成長を祝わなければならんな」
「すんなり、とはいかねぇよ。やっぱり強いよ、アニエスは」

才人のその言葉にアニエスはほっ、とため息をこぼした。

(5本中、全て取られたんだ。すんなり、だよ)

決して自分が弱くなったわけではない、これでも部下との試合では負け無しのアニエスではあるが。
才人相手ではそれも逆転するようになってしまった。やはりこれは才人が強くなったという証拠なのだろう。

「今日は晩飯をご馳走してやる、夜になったら広場にこい」
「おう、やった」
「ただし、一人でな」

アニエスは才人に釘をさすと、その場を後にした。そして、去り際のその顔は少し嬉しそうであった。

そして、その晩

「中々、っていうか豪華なとこだな」
「貴族様ご用達ってところだからな、まぁ遠慮はするな」

アニエスに連れられて来た所はそこそこ豪華な宿であった。アニエスの身分では少し手が出しずらいようなところだが、戦争に勝ってから二人で祝杯をあげるなんて事はしてなかったので。おそらくはその意味あいもあってここを選んだのだろう。
予約してあった個室に入り、しばし談笑していると料理が次々に運び込まれてくる。さすがに高いだけあってかその質は中々のものであり、酒もすすんだ。

「ふぁー喰った喰った。こりゃあ、けっこーしたんじゃないのか?」
「まぁ、だが私はそんなに金を使うような生活をしてないのでな。少々余り気味なんだ」

腹いっぱいだ、と腹をぽんぽんしている才人の様子を見て。アニエスは微笑んだ。

「それより、大丈夫か?割かし飲んでいたみたいだが」
「んーまぁ大丈夫…」
「少し足元がふらついているぞ、そこにベッドがある。少し休んでいけ」

というとアニエスは才人の肩を抱いてベッドの方へと促した。

「ん…重い。すっかりたくましくなったな」
「あぁ、そりゃあな」

ほんの少し前はひょろかったんだけどな…、とアニエスは思った。すると途端に胸がドキドキと脈を打ち始めた。

「ほんとに、たくましく…」
「アニエス?」

ベッドに横になった才人がアニエスの方を向くと、そこには服を脱ぎ始めたアニエスの姿があった。
シュルッ、シュルッと布ずれの音が部屋に響く。

「わわ、アニエス。お前っ」
「わざわざ個室まで予約してベッドまで連れてきたんだ、男のお前なら後はわかるだろ?」

上半身を裸にしたアニエスがベッドに乗り才人の上に乗ると、ぎしっとベッドが軋む音が聞こえた。

「いやいや、でもさ」
「成長した弟子へプレゼントさ…」

と、そういうとアニエスは才人に口付けた。最初は浅く唇を押し当て、徐々に唇を開いて舌を入れていく。
呆然とする才人の口に侵入する事はたやすく、才人の舌はいとも簡単にアニエスに絡めとられてしまった。
柔らかいアニエスの唇を味わう間もなく今度は肉付きの良いぼてっとした舌が入ってきた事で才人の頭は真っ白になってしまい、アニエスのなすがままにさせてしまった。
ん…ちゅっ、ちゅぷっと舌と唾液が絡み合う音が部屋に響いた。そしてアニエスが顔を離すとつーっと銀の糸が橋を作り、プツンと切れた。

「ほう、やはりお前も男だな。ここはもう、こんなになっている」

アニエスが才人の股を弄ると布越しであるが、すでに屹立しているのがよくわかった。

「ア、アニエス。何を」
「まぁ、良い事だよ」

とアニエスは才人のズボンを脱がしにかかった。

「ほら、無駄な抵抗はやめろ。…ルイズの事か?気にするな、今夜だけだ…」

才人はささやかな抵抗をしてみるも、酒の酔いといつもと違うアニエスの雰囲気と先ほどのキスのおかげで体が思うように動かずあっさりと剥かれてしまった。

「む、中々大きいな…。ん、ちょっと臭うな」

とアニエスは屹立している才人の剥き出しのモノを見て、つぶやくとそのままパックリと咥えこんでしまった。

「!!」

ある程度予想していたとはいえ、あのアニエスが自分のモノを咥える破壊力は並々ならぬものがあった。
アニエスはそのまま才人のモノを咥えこむと、まずはゆっくりと味わうかのように舌で亀頭を舐めまわした。
才人の背筋に電流が走る、アニエスの舌の動きもそうだが口による力加減も巧みであり思わずそのまま出してしまいそうになってしまった。

(ア、アニエスの奴。なんでこんなに上手いんだ?)

フェラチオ事態は何も初体験というわけではない、というかルイズを筆頭に数人の女性達と関係を持っているこの男にとって初フェラというのはありえない事だ。無論、その関係を持っている女性達は元からのフェラチオ技術を持っている訳もなく、才人が直々に仕込んだのではあるがいずれもアニエス程の技術に至っている者はいなかった。
亀頭全体を味わったアニエスは次は竿だといわんばかりに一度口からモノを抜いて、竿の方に舌を伸ばした。
ぺちゃっと唾液で滴った舌が竿に触れるとそのままつーっと下に動かしすと今度は上に動かす、まるで飴を味わう様なその動きはなんともいやらしかった。

「ん…、ふぅ。多少は臭ったが手入れはしているようだな。感心したぞ」
「うぁ、ア、アニエスぅ…」
「ふふ、口でしてもらうのは初めてではないだろうが…これはどうだ?」

というと、今度は体を前に出し形も大きさもちょうど良い胸でその肉棒を挟み込んだ。

「うぁっ」
「こうすると、男は嬉しいんだろ?」

と、妖絶な笑みを浮かべて胸を上下に揺すった。

(これはすでに通過済みとはいえ…、これは…)

考えてみれば、ティファニア・シエスタ・アンリエッタと巨乳美女を取り揃えている才人である。そんな環境でパイズリを行わない男がいるのか?いや、いまい。むしろ、ルイズやタバサに対しても要求しているのだが…。
才人の見立てではアニエスの乳評価は80(100はティファニア)、評価として上記の三人よりも低いがそれでも高評価である。むしろ大きさ、形、柔らかさのバランスでいえば一、二を争うのでないだろうか?
それに加え、普段は厳しいアニエスが嬉々として男の肉棒を胸に挟んでいるのだ破壊力でいえば過ぎる程のものであった。
それでもまだ、アニエスの攻撃は止まらない。そう、ここまでくればヤル事は一つ。アニエスは口を肉棒に近づけると…
そのまま咥えた。

(あ、あ…)

先は巧みに動くアニエスの舌と口で、竿はむにゅむにゅと柔らかいアニエスの胸で刺激され。才人の限界は近づいていった。
そして、アニエスがちゅっと強く吸い付いた時。

どぴゅう

「あっ」
「んん!!ふぁっ熱いぃ…」

突然出てしまった為、その全てを受け止めきる事ができずそれらの精液はアニエスの顔と髪を汚していく。

「ごく…、は、あぁ。まったくあれだけの女を囲っておきながらこれほどの量をよくも出せるものだな」
「は、はは、はははは」

アニエスの言葉に才人は乾いた笑いしかだせない、これもシエスタ達が作るスタミナ料理とそういう環境に適応していった才人の下事情のおかげである。

「さて、まずは一段落したところだが…」

とアニエスは少し腰をあげるとするすると身に着けていた下着を脱ぎ

「私のここはもうこんなになってしまった。すぐにでも別にいいだろう?」

とすっかり愛液で濡れてしまった秘裂をぱっくりと指で押し開き、才人に見せ付けた。とろり、と愛液が一滴アニエスの指にこぼれた。

「私から、する気はないからな。次はサイトの番だ」

と今度はアニエスがベッドの横になった。胸元を手で、下は脚でガードしてじらすその仕草に才人はもう抑えられなくなってしまった。

「アニエス、本当にいいんだな…」
「ダメであるならここまではしない…」
「あぁ、じゃあ。いくぜ」

服を脱ぎ、裸になった才人がアニエスの上に圧し掛かろうとする。脚を開かせそこに体を入れる、開いた脚を手でもって抑えると、蜜を湛えた花が開き蜜が溢れ出した。そして、今度はその花に蓋をするかのように太く、硬い肉棒がずるずると挿入されていく。

(く、締め付け具合がすげぇっ)

あくまでも、アニエスの膣の感触を楽しむ為にゆっくりと入れていくが入れたとたんに絡み付いてくるソレの感触に才人は思わずそのまま力任せに突き進みたい衝動に駆られた。そんな衝動をなんとか押さえ込みつつ、才人はなんとかアニエスの最奥へと到達した。

「ん…、全部はいったのか?」
「あ、あぁ。すげぇ、気持ち良いぜ」
「そうか、それならいいん、あふっ」

と、少し堪え切れずに才人が動き出すとアニエスは可愛い声をあげた。

「ふっ、気を抜くとまたすぐにでもイキそうだ」
「あ、あんん!き、今日は大丈夫な日だからふぁ、中に出してもいいぞ…」
「な、それって」
「お前の…好きにしろ」

と言い終えるとアニエスは開いていた脚を才人の腰に絡み付けた。好きにしても良いと言ってはいるが、すでに選択肢は一つしか選べなかった。さらに、腕も背中に回し積極的に才人を受け入れた。

「あ、あん、んんんっ、奥に、当たってぇ…」

目の前で喘いでいるこの女性は本当に普段は凛として厳しいあのアニエスなのだろうか、実はこれは夢なのではないかと思ったが、がっちりとしてはいても女性特有の柔らかさを保ちほんのり熱を帯びた肌と合わせている感覚は本物であり現実なのだと、実感させられる。

「ん、どうした…。我慢、しなくてもいいんだぞ…」
「ア、アニエス、アニエス!!」

ついにはアニエスも腰を使い始め、才人を追い詰め始めた。そんなアニエスに才人の理性はすっかりほだされ、才人もアニエスを求め始めた。

「あっ、きゅうに、動きが激しく…、あぁっ、中が掻き混ぜられるっ…」

完全にアニエスに体重を預け、本格的な攻撃を開始した。奥、子宮を狙いつつもしっかりと腰を使ってアニエスの膣を蹂躙する。
そんな、才人の動きにアニエスは徐々に翻弄されていく。

「あ、はげし………、サイト、サイトォ」
「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ」
「なぁ、好きぃ、サイトぉ、大好きぃ…」

ついには目尻に涙を浮かべながらサイトの名前を呼び始める、彼の背に回している手や脚に力が入りより才人の体に密着する。
そんなアニエスの様子に才人は愛おしく思い、自分から口付けをする。お互いの舌が絡み合わせ、唾液がお互いの口元からこぼれる。

「アニエス、俺もうっ…」
「出して、そのまま中に…」
「ああ、出るっ」

びゅくっと股間部に力が入ると精液が勢い噴出した。それはアニエスの中を汚し、満たした。

「あ、あぁ、熱いっ…、一杯、出てる…」

中に出される感触にアニエスは恍惚の声をあげた。

「ア、アニエス…?」
「…あぁ、なんだ、その、今夜だけだからな。忘れてくれ」

お互いが絶頂を向かえ、一休みをしつつその余韻に浸っていると才人が口を開いた。
『好き』、アニエスは才人に抱かれながらこう呟いてしまったが。才人はそれを聞いてしまい気になってしまったのだ。

「何、気がつけば後ろを歩いていたお前がいつのまにか私の前を歩き始めてな。正直悔しかったんだよ。
いくら、男と女の差があるとはいえ私は騎士だからな」
「アニエス…」
「でもな、お前と私を比べるうちに気づかされたよ。知らず知らずの内にお前に惹かれていたんだな、と。
それに気づいてしまったら、私も女だったのだな。この男に抱かれたいと思うようになってしまってな、こんな暴挙にまで出てしまった。」
「………」
「でも、お前には既にヴァリエール嬢や姫様がいる。今更、私などが出る幕はないだろうな。だからせめて今夜だけ、と、な」

今まで秘めていた思いをアニエスは吐露し始めた。しかし、その表情はどこか吹っ切れていて悲しそうに見えていた。

「でもな、サイト。こうして体を開いたのは誰にもした事はない、お前が…」
「もういい、もういいよアニエス」

次第に、涙を浮かべ始めたアニエスを才人は優しく抱きしめた。その抱きしめた背中はどこか壊れそうで、騎士のアニエスではなく一人の女としてのアニエスがそこにいた。

「ん…」
「はむ、ん…」

そして、再びキスを交し合う。今度は唇を重ね合わせるだけのキスであるが二人は何度も何度も交し合った。

「なぁ、アニエス。お前もこいよ」
「何を言っている、そんな今更」
「そんなの関係ねぇよ、それにそんな事を聞かせられたら無視できねぇもん」
「ふぁぁっ」

一度、結合を解いた体を求め才人は再びアニエスを貫いた。

「あいつらだって話せばわかってくれる。今までだってそうしてきたんだ」
「あん、サイト?」

と、才人はアニエスの体を引き上げ対面座位の体勢をとった。

「こうすれば、近いだろ?」
「馬鹿もの…あ、はぁっ」

子宮をごりごりと刺激され、アニエスは嬌声をあげた。

「あ、サイト、サイト…」
「また、中に出すけど。いいよな」
「ああ…、一杯だして、サイトの、好きなだけ…」
「ああ、赤ちゃんが出来るまで。中に出してやるからな、今も…そしてこれからも…!!」
「は、はぁぁぁぁんっ!!」

アニエスは中に出される感触に喜びを感じつつも、もう才人のそばからは離れられなくなってしまったのだな。
と思った。

数年後
「きゃっきゃっ、だぁ」
「んー?おっぱいか?はいはい、ほーら」

サイトの妾の一人として騎士隊を寿退社(?)したアニエスは女の子を出産した。少しきつかった表情も今では温和な顔付きになり、今や一人の母としてのアニエスがそこにいた。

「はぁ、アニエスはいいわね。私も早く産みたいわ」
「ルイズもそろそろだろ?焦る事はないさ」

昔と身長がさほど変わらず、どこか犯罪の匂いが漂っている妊婦姿のルイズが授乳しているアニエスに話しかけた。
ルイズは本妻ではあるが、子供の方は中々設ける事ができず結局子供が授かる事が出来たのは3番目であった。
(一番目はエレオノール、二番目にアニエス)

「ほーら、あと何ヶ月したらあなたもお姉ちゃんですよー」
「あ、今動いたわ」

トリステインの女性騎士の地位を確立したアニエスは晩年子宝に恵まれ、子供達と同じ妾や愛する旦那と共に幸せに暮らし、その生涯を終えたという。


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