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Last-modified: 2009-05-18 (月) 16:58:30 (5428d)
サイトとコルベールが無駄に多いちょっとほのぼのな話。 キュルケ(服着てます)はお風呂場のドアを開けた・・・。 ルイズ「イヤァァァァァッ!!!!!!!!!」 バッチー―――――――――――――ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!! サイト「ぶへらっっっ!!!!!」 ルイズは一瞬にしてサイトにビンタを入れて、タオルを体に巻きキュルケに答えた。 ルイズ「何邪魔して・・じゃなくて、襲われる所を助けてくれてありがとう」 キュルケ「ふーん、そう?『何、邪魔してくれてんのよ!』と言いそうになったお口はどこにあったのかしら?」 ルイズ「なっ、ちっちち違うわよ!!!」 サイト「つう・・・いって〜、あれ?キュルケか?もう2回目作動したの?」 キュルケ「あ、サイト・・・そうよ、ダーリンが行くって言うから私も来たの」 ルイズ「ちょ、人の話聞きなさいよー!」 キュルケ「あ、ゴメンね〜2人とも。いい所だったのに邪魔しちゃって・・・」 サイト「ったく、ホントだぜ。もう少しで「う、うう、うっさい!!!!!/////」 キュルケ「あ、ダーリンがここの話を聞きたがってたから、サイトよろしくね?」 サイト「ん?あぁ、そうだな」 ルイズ「・・・・・・」 キュルケ「・・・あ、お邪魔するわね。続きをどーぞお楽しみに♪」 ・・・・・ ルイズ「あ、あああ、あたしは体洗ったしもういいわよ!!!/////」 ルイズは恥ずかしがり出て行った。 サイト「んー、俺はまだ入ってるわ」 カポーン・・・。 湯船に浸かるサイト。 キュルケ「それじゃ、ダーリンに入らせていいかしら」 サイト「あぁ、いいよいいよ、呼んでおいて」 キュルケ「オーケー♪」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3分後。 コルベール「お邪魔するよ、サイト君」 ガラララッ。 タオルを腰に巻いたコルベールがやってきた。 サイト「あ、先生。どうぞどうぞ(意外と筋肉あるな〜)」 コルベール「あぁ、これが日本の風呂か。なかなか綺麗だ」 サイト「そうですか?・・って、それ」 コルベール「あぁ、確か君のお母様は『けーたい』と言っていたぞ?」 コルベールの片手には『携帯(防水)』があり、サイトは確信した。 サイト「・・・(そうか、母さん、この俺にバスタイムの中で『携帯』講座をしろと言ってるんだな・・・)」 コルベール「それに魔法もかかっていないのにお湯に入れていいそうだ・・・」 サイト「まぁ、まず軽く体洗ってから湯船でのんびり話しましょう」 なんやかんやでサイトはコルベールの背中を拭いてあげる事に。 サイト「どうですか、先生(・・・傷だらけだ・・・俺と同じくらいあるな・・・・)」 コルベール「ふぅ、気持ちいいよ。ん?サイト君、これはなんだい?」 コルベールはスイッチを指さす。 サイト「あぁ、これはですね・・・・」 サイトはルイズの時と同じ説明をした。すると、コルベールは飲み込みが早いのなんの。 サイトはこれなら色々教えられると思った。 コルベール「凄いな、これで水とお湯に切り替えられて、温度まで調節できるのか」 サイト「そうです。あ、そういえばコレを押すと・・・」 ポチッ・・・。 ・・・・ヴォン! スイッチと一緒にあった小さめの細長い横長モニターに『20:15』と表示された。 コルベール「おお!これはなんだね!?見慣れない言葉だが何と書いてあるんだ!?」 サイト「ここには『20:15』と書いてあって現在の時間が分かる装置なんです」 コルベール「やはり日本というのは凄いな!」 サイト「それじゃ、風呂に入って『携帯』を語りましょうか」 コルベール「うむ!よろしく頼むぞ!」 2人は湯船に浸かり、サイトは口をあけた。 サイト「それはですね、『携帯電話』といって連絡がとれるんですよ」 コルベール「『けいたいでんわ』か・・・連絡をとれるとはどういう事だ?」 サイト「・・そうですね・・たとえば・・・」 その頃居間にて。 プルルルッ・・・・プルルルルッ・・・・。 ルイズ「へ?」 美佐子「あ、サイトね。ルイズちゃん、出てあげて」 ルイズ「え?え?」 康弘「あぁ、その四角いのを開いて真ん中のボタンを押して、耳にあててくれ」 ルイズ「え?え、え、え、え、え、えーと・・・・・(汗」 キュルケ「あ、私が出ますわ♪」 ルイズとは違い、康弘の言っていた事をすいすいやってのけるキュルケ。 そして携帯を耳にあてた。 すると・・・ ガチャッ。 【え、えー、コルベールだが】 キュルケ「あ、ダーリン!!??」 【おぉ!ミス・ツェルプストー!凄いぞサイト君!!】 キュルケ「え?これ、どうなってるの!?」 【この世界ではこんな便利なものが・・・】 2人の会話が続く中・・・ ルイズ「・・・・・・・・・」 ぶっすぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。 不機嫌な女の子が1人。 着慣れない『パジャマ』を着ていて、テーブルで凹んでいる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ サイト「・・・おい、ルイズ?」 ルイズ「ひゃぁっ!・・って、サイト?」 青いパジャマ姿のサイト・・・なんかカッコよく見えてしまった。 サイト「あ、あぁ、俺だけど、どうかした?」 ルイズ「・・・アンタ、お風呂に先生1人置いてきたの?」 サイト「・・・・・いや、さすがにのぼせちまうし」 ルイズ「ふうん・・・」 サイト「・・・というか、お前パジャマ着ても可愛いな」 ボン!!! ルイズは爆発して、サイトに言う。 ルイズ「な、ななななな何よ急に!」 サイト「あ、いや、じゃあ訂正・・・似合ってる」 それもそれで・・・という気はしたがる伊豆は気にしない事にして、疑問を入れた。 ルイズ「・・あ、そう。あの、サイト。アンタの部屋はないの?」 サイト「・・え?あぁ、そういえば行ってなかったな。久々に行ってみるか」 サイトが1人立ち上がるその時!!! くいっ。 ? サイトは踏み出す・・・ くいくいっ。 ??? サイトは振り返る・・・ くいくいくいっ。 サイト「・・・・な、なぁ、なんで袖引っ張ってんの?」 無口で自分の袖を引っ張る(真っ赤)ルイズが可愛すぎるのを口には出さない。 ・・しかし。 ルイズ「・・・つれてって///」 ぐばぁっ!! サイトはやられてしまった! ・・・ではなく。 サイト「お、おう。じゃ、じゃあついてこい//」 2人は2階へと階段を登っていった。 2階では遊ばなくなったアクションゲーム(他多数)がサイトの帰りを待っていた・・。 『勉強編』 完 |
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