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Last-modified: 2018-03-18 (日) 22:59:05 (2224d)

240 :名無しさん@ピンキー:2010/07/28(水) 15:15:38 ID:iFfb6Mtd

   行き遅れ? とんでもない!!
   「う…っ…く…っ……すげェ……気持ち良い…」
   俺は今、闘っていた場所から離れた森の中で、自分の肉棒を柔らかく温かい肉の割れ目の中に挿入している。
   ココに肉棒を入れるのは初めてだ。今まで想像したことはあったけど想像と現実とでは全く違う。
   小学校高学年の時に(男が女の人とエッチしたがるのは何でだろうな?)
   って考えてたけど、実際にしてみて分かった…。
   こんなに気持ちが良いならしたくもなるって。
   俺自身こんな状況だってのに、ダメだって分かってるのにエッチして良かったと思えるほどに気持ちいいんだ。
   それを今更止めるなんて考えられない、考えたくもない。
   正直彼女には感謝している……俺たちを、俺を襲ってくれてありがとうって
   だって彼女が襲ってくれなかったら、俺はエッチのセックスの気持ち良さを味わうことが出来なかったんだから。
   俺は彼女を見る……俺が肉棒を挿入している緑色の長い髪の女の人を。
   俺の肉棒を優しく包み込み、気持ち良くしてくれている女性を。
   彼女の名はミス・ロングビル。
   またの名を土塊のフーケ……。
   「ぁ…………っ………んっ…」
   気を失っているにも関わらず、彼女の口からは小さな喘ぎが漏れている。
   どうしてこんな事になっているのかというと……偏に俺の好奇心と性欲の為だ。
   仕方ないだろ? エッチをしたことがない俺の目の前で、気を失っている大人の女が居るんだから。
   それと若干の復讐心もある。

241 :才人×ロングビル:2010/07/28(水) 15:17:45 ID:iFfb6Mtd

   俺たちはフーケの隠れ家と思われる小屋にて破壊の杖を発見したその直後、フーケのゴーレムに襲われた。
   ルイズ達にはタバサのシルフィードで魔法学院に応援を呼びに帰ってもらい、俺は一人ゴーレムと闘った。
   斬っても斬っても倒せないゴーレムに、最後の手段と破壊の杖こと、ロケットランチャーを構えて発射。
   筒から飛び出たロケット弾はゴーレムに向かって真っ直ぐ飛んでいき
   轟音と共に大爆発。あれ程しぶとかったゴーレムを物の見事に粉砕した。
   何とかゴーレムを倒した後、森の中でフーケを捜していたミス・ロングビルが駆け寄ってきたので
   先程使用したばかりのロケットランチャーを彼女に渡す。
   すると彼女は正体を現し、俺に向けて破壊の杖を構え、自分がフーケだと名乗った。
   眼鏡を外し、髪をほどくロングビルさん…いや、フーケ。
   切れ長の鋭い目つき、腰の辺りで一つに括られた膝まで届く真っ直ぐな緑色の長い髪、少し荒い口調。
   さっきまでの優しいお姉さんといった雰囲気とはまるで違う。
   こっちの方が彼女の素顔なのか?
   優しく穏やかなロングビルさんとしての彼女もいいけど、こんな彼女もいいな。
   ただ、正直なところショックだった。
   あの優しいロングビルさんがフーケだったなんて…
   ハルケギニアに召喚された日の夜、眠れそうもない俺がルイズの部屋を抜け出して
   学院の中をうろうろしてた時に出会ったロングビルさん。
   その時、彼女が重そうな荷物を持ってたから運ぶのを手伝ったんだ。
   それが切っ掛けとなったのか、ロングビルさんは色々と相談に乗ってくれたり、話を聴いてくれたり
   ギーシュとの決闘の際には間に割って入ってくれたり
   学院に来ていたモット伯爵の“シエスタを妾にする”って話を偶然一緒に聴いていて、飛び出しそうになった俺を引き留め
   何やらモット伯爵に耳打ちして、顔面蒼白になった彼を引き下がらせたりと
   何度も俺を助けてくれたのに……それが全部この時の為の演技だったんだからな。
   「盗んだは良いけど、使い方が分からなくて困ってたの」
   ロングビルさん…いや、フーケは不敵な笑みを浮かべながら話しを続ける。
   俺の複雑な心境になど気づいていない…
   「魔法学院の誰かを連れて来れば、きっと上手いこと使ってくれると思ってねぇ」
   「それで持ち逃げしないで学院に戻ってきたのか…」
   「教師じゃなくて生徒が来たのは少しあてが外れたけど……使い魔くんなら出来ると思ったわ。流石ガンダールヴね」
   「ガンダールヴ?」
   フーケが言ったガンダールヴというのが何か分からない。
   俺は聞き返したけど彼女はそれを無視して
   「学院の中の人間で、あんただけは気に入っていたから残念だけど………さよなら」
   別れの言葉を一言告げ、俺を葬り去ろうとロケットランチャーの発射ボタンを押した。
   しかし、筒から弾は発射されずに カチンッ、カチンッ、と虚しい音が鳴るだけだ。
   当たり前だ、さっき俺が使ったんだから弾なんて残ってない。
   「な?! ど、どうしてっ!?」
   俺はその隙を突いて素早く駆け寄り “ドスッ!”
   「ううッ!……あ……」
   フーケの腹を剣の柄で突き、彼女を気絶させた。
   「生憎コレは単発式でね…ロケットランチャーって言う、俺の世界の武器だ」
   そして暫く気絶したフーケを見下ろしていた俺は
   あることを考えて彼女を背負い、森の奥まで移動した…

242 :才人×ロングビル:2010/07/28(水) 15:21:09 ID:iFfb6Mtd

   森の奥に来た俺はデルフがきっちりと鞘に収まっていることを確認して、少し離れた場所に置いてからフーケを見た。
   地面に寝かせたフーケのスカートが少し捲れ、中から生足が見えている。
   ゴクンっ 思わず唾を飲み込む。男なら誰でもこの奥が気になるものだ。
   俺だって例外じゃない。と言うか気になる…。だからここまでフーケを連れてきたんだし。
   足に目が行っていた俺は、少し視線を上げて胸部を見る。
   背負った時に背中に感じた胸の大きさも……結構大きいかったよなぁ…。
   ゆったりとしたローブを盛り上げているフーケの大きな胸を見ている内に触ってみたくなった俺は
   服越しに彼女の胸を揉んでみた。
   “もみもみもみ…”や、柔らかい、まるで大きなマシュマロを揉んでいるみたいだ。
   “もみもみもみ” やみつきになるな、この柔らかさは…
   そして胸を触った俺はもう歯止めが利かなくなってしまい
   スカートを腰まで捲り上げてから、服をはだけさせ、おっぱいをさらけ出させる。
   俺の目に飛び込むふくらみ。
   「やっ、やっぱり大きい…」
   たわわに実った二つの果実は予想してた通り大きく、頂点にある鮮やかなピンク色の乳輪と乳首が自己主張していた。
   さっき揉んだからか? とがった乳首を見ながら思う。
   それにしてもこんな綺麗なおっぱいを生で見れるなんて、これは始祖ブリミルって奴に感謝しなけりゃな!
   早速手の平でその新鮮な実りに触れてみる。“むにゅ”
   「お、おお…っ、おおおお…っ、」
   な、なんて柔らかいんだっ! 弾力と張りのある乳房はどんなに揉んでも ぽよんっ、と元の丸い形に戻る。
   少し力を入れて手の中で形が潰れても同じだ。
   続けて唇をふくらみの頂点、ピンクの乳首に寄せ、それを口に含んで吸ってみた。
   “ちゅうちゅう”音を立てて吸ってみる物の、母乳は出てこない。
   まあそうだよなぁ…けど、何となく美味しい感じがするから止められない。

243 :才人×ロングビル:2010/07/28(水) 15:21:51 ID:iFfb6Mtd

   暫くの間フーケの胸を揉んだり吸ったりしていたけど、このままじゃ先に進めない。
   おっぱい好きであることを自覚している俺ではあるけど…
   「やっぱり、こっちを優先しなきゃ!」
   そう言っておっぱいから手を離して向けた視線の先は……フーケの股間の白いパンツ。
   正確にはこの奥にある、俺がこれから入る場所だ。
   「じゃあ、ちょっと失礼して…」
   俺はフーケのパンツに指を掛け、するすると下ろしていく。
   脱がせて足から引き抜き。ホカホカと温もりを帯びた白いパンツを見る。
   この色は正直以外だな。フーケの雰囲気から考えると、黒か紫が似合いそうな感じなんだけど…
   取り敢えず俺は脱がせたパンツを自分のズボンのポケットに仕舞うと
   閉じた脚を開かせてフーケの股間の割れ目を指で左右に拡げてみた。
   アダルトビデオやエロ本でもモザイクとかで直接は見ることが出来ないココは完全に未知の領域だ。
   とにかくじっくり見させてもらおう。
   「ん…っ…」
   俺に膣を触られ ピクンっ と反応するフーケ。
   ぱっくりと口を開けたソコは綺麗なピンク色をしていて若干の湿り気を帯びている。
   開いているから奥へと続く穴もしっかり見えていて、ソコを指で触るとヒクヒクと動く。
   少し上にはクリトリスもあって、見れば見るほど男と違って複雑な構造で
   初めて見る女の性器は一見グロテスクに見えるけど、それでもやっぱり綺麗だって感じるし
   なんか惹きつけられる物があった。
   見た目を分かりやすい物に例えると、ピンク色のあわびかな?
   もう少し拡げて観察しながら弄っていると、真ん中に空いた穴からじわじわと愛液が滲み出てきた。

244 :才人×ロングビル:2010/07/28(水) 15:22:55 ID:iFfb6Mtd

   「俺のがこのあわびに食べられるのかぁ…」
   想像する。フーケの割れ目が俺の息子を咥えているところを…
   ま、まずい、想像しただけでイキそうだ。
   それが証拠に息子はムクムクと大きく育ってきて、入るべき場所に入りたがってる。
   でも身体以上に正直なのは俺自身の思い。
   男としての本能なんだろうな…このぱっくりと開いた子宮へと通じる穴に“挿れたい”って思うのは…
   「ダメだ……我慢できねぇ…」
   俺はズボンを脱ぐと、続けて欲望に命じられるまま、自身の思うまま
   さらけ出されたフーケの膣口に肉棒を宛がう
   肉棒の先端と濡れた膣口の粘膜が触れ合う。愛液が竿を伝ってきて実にいい感じだ。
   このねっとりした感触が堪らねぇ。でも、入り口に当てただけでこれなら
   中はどれくらい気持ちいいんだ?
   それを確かめるために腰を前に出して亀頭を潜り込ませる。
   ずぶっ
   「うわっ! すげ…っ」
   中に挿れた瞬間、亀頭に膣肉が吸い付いて、穴が閉まるように収縮した。
   ゆっくりと奥に挿れていく物の、三分の一まで入ったところで進まなくなる。
   外から入ってきた異物を押し出そうとしているのか? 拒んでいるのか?
   けど、そうはいかない。ココは俺の入るとこなんだからな。
   そう思い、少し力を入れて押し込もうとした時だ。
   「………っ……ぁ……っ」
   目を瞑り、依然気絶したままのフーケの頬に赤みが射し、少し口を開いて身を捩る。
   彼女の口から漏れた声に(気がついてしまうのでは?)と思い、竿の半ばまで挿れた所で一度止めた。
   「だ、大丈夫……だよな…?」
   ちょっとビックリしたけど、冷静に考えりゃ自分の膣に肉棒を挿れられて無反応な訳がないよな。
   仮に自分がフーケの立場だとしてこうして繋がったら気がつくだろう。
   俺は念のため、フーケの身体をまさぐってある物を探す。
   「お? あったあった」
   懐にもう一本隠し持っていたそれ……杖だ。
   メイジの武器にして絶対の象徴である杖。これが無いとメイジもただの人。
   逆に言えばこれ一本で俺なんか殺せるんだよな。
   俺はフーケの杖をへし折って投げ捨てた。これで良し!
   これでエッチしてる時に目を覚まされても大丈夫だ。

245 :才人×ロングビル:2010/07/28(水) 15:24:31 ID:iFfb6Mtd

   俺はフーケの様子を見て、起きる気配が無いのを確認すると
   再び腰を前に出し、フーケの膣内に肉棒を埋め込んでいく。
   ずぶずぶずぶ…
   やっぱり抵抗があるな。俺はさっきみたいに力を入れて押し込む。
   今度は目を覚ましても大丈夫だからな。
   途中、引っ掛かりを感じたけど俺は気にせず根元まで挿入した。
   ずぶ…ぅ…ブチ…
   「ッ…ッッぁ…!」
   一瞬喘ぎ? と言うか小さな悲鳴みたいな声を上げたフーケ。
   顔を見ると苦悶の表情を浮かべて、閉じられた目の端から涙がこぼれ落ちた。
   気絶してても痛み感じるのか……もっとゆっくり挿れてやればよかった…
   俺は別にフーケを苦しめたい訳じゃない。
   “裏切られた”って思いがある上でこんな事してるから説得力が無いけど…。
   俺の肉棒は完全にフーケの膣内へと入ってしまった。
   温かくってぬるぬるしてて気持ちが良い。 
   肉襞が絡みついて、まだ動かしてないのに締め上げてくる。
   どんなふうになってるんだ? と思って繋がっている所を見ると
   結合部からは赤い血が滲み出していた。
   「や、やべ…っ、フーケって処女だったのか…」
   抵抗があるのに無理矢理押し込んだせいで、膣内が傷ついたからかも知れないけど
   あの引っ掛かりはたぶん処女膜なんだろうな。
   とにかく奪ってしまったものはどうしようもない。
   それなら、せめて処女を奪ってしまった者として精一杯気持ち良くなろう。
   自分に都合の良いように考え決意した俺は、好奇心と欲望と復讐心を満たすためにフーケを犯し始めた…

246 :才人×ロングビル:2010/07/28(水) 15:25:51 ID:iFfb6Mtd

   そんなわけで俺は今フーケを犯してる。
   ずぶ、じゅぶぅ、じゅぶ、
   「あ……ん………は…」
   フーケの膣内に肉棒を擦りつけるたびに、彼女の口から熱い吐息と共に甘い声が漏れる。
   起きても良いとは考えてたけど、最初の内はなるべく起こさないように浅い所で出し入れしてた。
   でも溢れ出る性欲の前には無駄な事だったようで、すぐに満足出来なくなってくる。
   「もっと…っ、奥まで挿れよう…ッ、」
   俺はフーケの脚を抱えて腰を引き寄せ、勢いを付けて膣の奥深くまで抉り込むように突き込んだ。
   ずぶぅッ!! と肉棒の根元まで挿入した。俺の陰嚢が彼女の股間とくっついた時
   今までに無い強い締め付けが襲ってきた。
   「う、あッ、す…凄く…締め付けられる…ッ」
   余裕って程でもないけど、一応まだ出るとこまではいってなかった。
   けどこの締め上げは俺を絶頂に導くには十分過ぎる快感を与える物で
   肉棒の奥からは快感に誘われ、精液が…精子が込み上げてくる。
   出ることが分かった俺は“グッ、グッ、”と肉棒を押し込み
   フーケの子宮口に鈴口をくっつけ、吹き出した精子を迷わず子宮の中に注ぎ込んだ。
   ドクンッ ドクン ドク…
   「……ッッ…ぁ…あ……な…に? あ、熱い…ッ」
   「げッ…お、起きた…?」
   「あ…、あんた…、なに…して…?!…んッッ…あぁぁ…ッ!」
   俺が中に出したことで、流し込まれた精液の熱さに反応したのか
   とうとうフーケが目を覚ます。
   気がつくと同時にフーケも達したようで、絶頂の声を上げながら“ビクビクッ”と身体を震わせた。
   「ハァッ…あはァ……あ、あァ…ッ」
   「く…ッ!」
   ビュク…びゅく……びゅ…
   ここで俺の精子は出し尽くされたのか、射精が止まる。
   気持ち良かった…。胸を張って言える。人生で最高に気持ち良かったと…
   頭の中を満足感に支配されながら、ふとフーケを見る。
   彼女は仰向けのまま自分の胸をさらけ出され、スカートを目一杯まで捲られ
   開いた自分の脚が俺の膝に乗っかり、
   腰を抱き寄せられて…何も着けていない股間同士がくっついていることを確認するように見回した後
   自分が何をされているか理解し、ただでさえ紅潮している顔を更に真っ赤にして俺を睨み付けた。
   「う…ぅ……こ、この…クソガキ…ッ…よ、よくも…ッ!」
   未だ身体が繋がっているのと、達した直後のせいか声は弱々しく、正体を現した時のような迫力は無い。
   彼女は懐に手を入れて何やら取り出そうとしたが…
   「杖はもう無いぞ。俺がへし折ったからな」
   「くッ! わ、わたしを…どうするつもりだい…?」
   「えっ…? そ、それは…」
   どうするかと訊かれても、俺…何も考えてなかった。
   フーケを倒して、それから犯して…ここまでだ。ここまでしか考えてない…
   そもそもフーケを犯したのだって仕返しと好奇心以上に何かある訳じゃないし。
   とまあ、フーケに指摘されて頭が混乱をし始めた時だった。

247 :才人×ロングビル:2010/07/28(水) 15:26:52 ID:iFfb6Mtd

   「なっ、なななな、なっ、何やってんのよーッッ!!」
   この場に居ないはずの第三者が叫び声を上げて、俺達の方を指さしていた。
   「ル、ルイズっ!? お、お前何でここに?!」
   「ほ、他の先生呼んで帰ってきたら、誰もいないから森の中を探してたのよッ!」
   そ、そうか、もう応援呼んでさっきの小屋の前に着いていたのか。
   よく考えたらシルフィードで空飛んでくるだけなんだよな……早く着いてもおかしくない。
   「そッ、それで見つけて来てみたら、あ、あんたが、ミ、ミ、ミ、ミス・ロングビルを押し倒してッ、」
   ルイズは顔を隠して話しながらチラチラと俺達を見ている。
   「ち、違うんだ! こッこれは、これはだなッ、」
   必死に言い訳を考える。何故なら今の状況ではどう説明したって俺が強姦しているようにしか見えない。
   いや、事実 強姦だから余計たちが悪い…
   せめてロングビルさんの正体をルイズが知っていれば何とかなったのかも知れないけど
   彼女の正体を知っているのは俺だけで、その俺がこの状況だとどうやっても強姦魔にされてしまう!
   どっ、どうしよう! どうすれば……え、ええーいっ、こうなったらヤケクソだ!!
   「じ、実は俺とロングビルさんは婚約者同士なんだッ!!」
   「なっ……なんですってーっっ!!」
   俺は話す。ルイズに呼ばれる前にハルケギニアに来たことがある。
   その時ロングビルさんと出会って恋人になって婚約までした。
   けど嵐に巻き込まれて気がついたら元の世界に戻っていた。
   その後、ルイズに召喚された…と
   「お、俺がフーケを撃退した後、ロングビルさんが倒れているのを見つけて…」
   次から次へと出てくる嘘。
   「気がついてから訊いたら“フーケに襲われた”“怖い、抱いてなぐさめて”って言ったから、抱いてたんだ!」
   よくこんな嘘がスラスラと言えた物だと自分自身感心…じゃなかった、幻滅する。
   「そうだよなロングビルさん!!」
   俺は自分と繋がったまま仰向けになっている彼女に話を振った。
   フーケだってここで捕まりたくないだろうから、話を合わせてくれるはず。
   そんな希望的観測を抱きながら彼女の反応を待つ……すると、
   「え、ええっ、サイトさんの仰る通りですわ…!」
   やっぱり!
   フーケは俺の話に合せてくれて、さっき俺が言った内容をなぞるように捲し立てた。
   この様子じゃ、何が何でも捕まりたくないって感じだな。
   俺としては非常に助かったけど…

248 :才人×ロングビル:2010/07/28(水) 15:27:52 ID:iFfb6Mtd

   俺が話した時はちょっと疑ってる感じだったルイズも、フーケの話を聴くと信じてくれたようで
   「わ、わかった、分かったから早く服着なさいよッッ!!」と顔を赤くして言ってきた。
   そうだった。俺まだフーケと繋がったままだったんだ。
   俺は膣から肉棒を引き抜くと、手早くズボンを履く。
   フーケも捲れていたスカートを下ろし、はだけた服のファスナーを閉めて立ち上がり
   ほどいていた髪もポニーテールに括り直し、眼鏡をかけ
   いつもの“ミス・ロングビル”の姿に戻った。
   「まったく……事情は分かったけど、そうならそうと最初から言ってくれたら良かったのに…」
   「いや…その、ロングビルさんに迷惑が掛かるかもって考えたら言い出せなかったんだ」
   そこへフーケが援護に入る。
   「申し訳ありませんミス・ヴァリエール……」
   「謝らないでくださいミス・ロングビル。本当は貴方の婚約者を使い魔にした私が謝らないといけないんですから…」
   「いえ、貴族でもない私にそんな……」
   その後も延々フーケ…もといロングビルさんとルイズの遣り取りは続いたが
   流石は盗賊“土塊のフーケ”俺が作った嘘を本当のことのように話し続け
   俺達の存在しないはずの過去を完璧に作り上げてしまった。
   ロングビルさんとの話しが終わったルイズは「で、肝心のフーケは?」と訊いてきたので
   「ゴーレム倒した後に出て来なかったから逃げられたと思う…」と答えておいた。
   応援に来てくれたメンバーと合流して学院に帰った後、オールド・オスマンに一通りの報告をした。
   その際、ルイズが「サイトとミス・ロングビルを同室にして頂けないでしょうか?」と言い出し
   俺とロングビルさんが“婚約者”であることを話してしまったのだ。
   その場に居たコルベール先生は何だか突然笑いだし、俺の肩に手を置いて「ミス・ロングビルを幸せにしてあげてください」
   と言って部屋を出て行き、オールド・オスマンは「人妻では仕方ないのう…」とか言って少し残念そうにしていた。
   で、結局俺はロングビルさんの部屋で寝泊まりすることになった。
   もちろんルイズの使い魔も続けることになるけど、俺とロングビルさんの“関係”を知ったルイズは
   「卒業までは使い魔を続けてほしい」と言い期限を決め「空いてる時間はミス・ロングビルの側に居てあげて」
   と言ってきたから理由を訊いたら、自分にも婚約者が居るから俺達のことが他人事とは思えないそうだ。
   だから出来るだけのことをしたいらしい。
   ただ、この話しをキュルケやタバサ、更にはギーシュにまで聴かれてしまい
   数日後には学院中にまで広がってしまったのは誤算だった。
   “フリッグの舞踏会”で俺とロングビルさんが踊ったのも重なり
   一部には結婚しているとまで見られるようになってしまった…

249 :才人×ロングビル:2010/07/28(水) 15:29:00 ID:iFfb6Mtd

   「ふぅ…舞踏会で踊るなんて久しぶりだから疲れたよ」
   そう言ってベッドに腰掛け、脚を伸ばすロングビルさん。
   すでにドレスは脱いでいるけど、いつもの秘書としての服を着ている訳でもない。
   ネグリジェ姿である。
   ここは彼女の部屋だ。今夜から俺はこの部屋で寝泊まりすることになる。
   ルイズやキュルケの部屋と違って、何というか質素な感じだ。
   おっと、そういえば確かめて置かないといけないことがあるんだった。
   「……なぁ、さっき言ってた“付き合ってあげます”ってなんだったんだ?」
   そう、さっき舞踏会で踊ってた時に耳打ちされたんだ。
   一体どういう意味だったんだろ?
   「決まってるじゃない、あんたの作ったこの嘘よ。ここまで広がったらもう“嘘でした”なんて言えないでしょ? お互いにね」」
   まぁ、そうだよな…けど、こうなる原因作った俺に怒りとか無いのか?
   正直、状況が状況だけに殺すことは出来ないだろうって考えてはいたけど
   俺がロングビルさん…フーケにしたことは理由はどうあれ、彼女に取っては許せないことだと思うんだ。
   そのあたりどうなのかを訊いてみたら
   「初めてを奪われて頭にきたけど、冷静に考えたらあんたがあたしを犯したからあたしは助かったとも言えるのよ…」
   あの時、俺が変な気を起こさなければ自分は“土塊のフーケ”として捕まっていた。
   そうなれば当然死刑は免れない。だから結果として俺は命の恩人となった。
   自分を襲ったことは命が助かった言うことと差し引きしてチャラにしてやる。
   それと俺のことは元々人間的には気に入っていた…ということらしい。
   まさか襲うとは思ってなかったみたいだけど…
   「けど、残念だったねぇ。あたしみたいな行き遅れとこんなことになって……ま、自業自得だと思って諦めるんだね」
   「い、行き遅れって…そんなに若くて綺麗なのに…」
   「は、はぁ!? あ、あんた何言って…」
   「いや、俺…嬉しいくらいなんだけど」
   だってそうだろ? こんな美人で胸も大きくてスタイル抜群で
   これ程のいい女って、そうそう居るもんじゃない。
   「それに行き遅れって、あんた何歳なんだ?」
   女性に年齢を訪ねるなんて間違ってはいると思うけど、行き遅れなんて歳には見えない。
   するとフーケは少し口籠もりながら答えた。
   「……に、23…だよ…」
   「23!? それで行き遅れだってのか!? 全然行き遅れてねぇよ!!」
   し、信じられねぇ…23で行き遅れって、どうなってるんだよこの国。
   ひょっとして、ハルケギニアではそれが普通なのか?
   俺には理解出来ないな。

250 :才人×ロングビル:2010/07/28(水) 15:30:34 ID:iFfb6Mtd

   「じ、じゃあ、あんた本気であたしと“婚約者”になって嬉しいってのかいっ?!」
   「だから、さっきからそう言ってるだろっ!」
   「……っ!!」
   俺がそう言い切ったら今度は下を向いて黙ってしまった。
   何なんだよ一体…照れてる…とか?
   「フーケさん。おおーいフーケ」
   「……じゃない」
   「へ?」
   「調子に乗るんじゃないよっ!! それにその名前で呼ぶな!!」
   「な、なんだよっ、」
   「ここではロングビル…ミス・ロングビルっ! いいね?!」
   「わ、わかったよ、」
   「……ふんッ!」
   捲し立てるように言った後、フーケ…じゃなかった、ロングビルさんは布団を引っ被って
   見向きもしなくなった。
   俺も暫くはその盛り上がった布団を眺めていたんだけど、夜も遅いし疲れたから床に転がり目を閉じた。
   ただ床が硬くて冷たいせいか、一時間くらい経っても眠くならない。
   このまま朝まで一睡も出来ないのかなぁと考えていると
   「……入りな」
   と、ロングビルさんが声を掛けてきた。
   まだ寝ていなかったのかと思い振り向くと、彼女が布団を開けて俺を待っていた。
   女の人と同じ布団でってのは期待半分、恥ずかしさ半分って感じがしたけど
   せっかくなので入れてもらうことにして、ベッドに上がり布団の中に入る。
   「枕…あんたの分も用意しないといけないわね」
   「あ、ああ…ありがとう…」
   何も考えずに横になった俺は、ロングビルさんと向かい合って寝る形になってしまった。
   ここで反対を向くのも気まずくなるような気がしたから、そのまま彼女と見つめ合って話す。
   ああーなんだかドキドキしてきて顔が熱くなってくる。
   寝るために布団に入れてもらったのに、逆に眠れなくなりそうだ。
   「ヒラガ・サイト…だったわね。フルネーム」
   「そう…だけど」
   前に自己紹介はしてたけど、上の名前は自信がなかったのか確認するように訊いてくる。
   「マチルダ」
   「え?」
   「マチルダ・オブ・サウスゴータ。あたしの本当の名前さ…学院外で二人きりの時はマチルダって呼んで…」
   俺を見つめながら本名を伝えてくるロングビルさんに、俺が頷きを持って返事をすると
   彼女は俺に顔を寄せてきて自分の唇で俺の唇をふさいだ。

251 :才人×ロングビル:2010/07/28(水) 15:31:45 ID:iFfb6Mtd

   「んっ…」
   突然のことに驚いたけど、俺も腕を彼女の背と首の後ろに回して触れ合う唇をこじ開け
   口内に舌を入れて、彼女の舌に絡める。
   「んっ、あむっ、んふぅっ、んんっ、」
   ぴちゃぴちゃと舌が絡み合う音が耳に聞こえ、甘酸っぱい唾液を呑ませ合い
   お互いの唇を貪り合う、深く長い口付けを交す。
   頭の中が熱くなり、身体も芯から熱くなり、彼女を求めずにはいられない。
   それでもこのままずっとキスだけをしている訳にもいかないので、名残惜しくもゆっくりと唇を離す。
   ねっとりした透明の唾液が俺と彼女の唇を繋いでいる。
   「…ふふっ…まだ離れたくないって言ってるよ」
   繋がったまま切れない唾液の糸を見たロングビルさんは言った。
   俺もそう思っていたところだけど、それなら別の場所で繋がればいい。
   唇よりも深く深く、身体の奥まで繋がり合えば…
   「わかった…それじゃマチルダ、今度は…身体全体で繋がろう」
   「いいよ…でも、ここは学院の中…ロングビルですわ、サイトさん…」
   言葉遣いを改め、ミス・ロングビルとしての口調に戻る。
   んー、どうせなら本来の口調でいて欲しかったけど、ここじゃ仕方ないな。
   「了解、ロングビルさん」

252 :才人×ロングビル:2010/07/28(水) 15:33:04 ID:iFfb6Mtd

   全裸で仰向けに寝るロングビルさんの股間の割れ目は潤いを帯び、俺を迎え入れる準備は整っているようだ。
   昼間と同じような体勢だけど、昼と違うのは彼女が目を覚ましていて、合意の上の和姦であること。
   俺の方も裸、正真正銘の肌と肌を触れ合わせる関係の始まり。
   くちゅ…
   「あっ…」
   割れ目に先端を触れさせると、ロングビルさんの身体がピクンッと震える。
   恥ずかしそうに目を瞑る彼女がかわいい…
   やっぱり目に見える反応があるのはいいな。
   気絶している彼女を犯している時も良かったけど、合意の上で一緒に抱き合えて
   俺もロングビルさんも互いに気持ち良くなれるのが一番だ。
   「挿れるぞ」
   グッと腰を前に出し、割れ目の中に挿入。
   ずぶずぶっと肉棒が沈み込んでいき、膣内に充満していた愛液が隙間から溢れてくる。
   処女を失ったばかりだからかキツい。
   でも仕方ない、俺もロングビルさんもまだ二回目なんだし…
   「あ…あは…ぁっ…サイ…ト…さ」
   違う。ロングビルさんに取っては実質初めてだ。
   何せ挿入の瞬間は体験してないんだから。
   ゆっくりと挿れていき、一度根元まで挿入してしまう。
   肉棒が入っていくのに合せ、ロングビルさんの口から息が吐き出される。
   ぐぷん
   「あッ」
   先端が子宮口に当たった瞬間、ロングビルさんの身体がビクンッと跳ねた。
   膣内が締まり、射精を促してくる。我慢だ我慢!
   「全部、入ったよ…ロングビルさん」
   「は…い、感じます…っ、サイトさんがっ…私の奥に…っ……入って…います…っ」
   「痛い?」
   「いえ…、寧ろ気持ちいい…」
   「よかった…。それじゃ動かすから」
   俺と繋がることで快感を感じてくれているロングビルさんの返事に、嬉しい気持ちでいっぱいになりながら
   彼女の唇に軽く口付け、腰を動かし始めた。
   ずっ、ずちゅっ、
   「あぁ…ッ! ひぁぁッ…あンッ……はぁぁ…ッ!」
   ぎりぎりまで腰を引いて、勢いよく前に押し出す。
   俺の抽挿に大きな声で喘ぐロングビルさん。

253 :才人×ロングビル:2010/07/28(水) 15:34:13 ID:iFfb6Mtd

   「いいッ! はぁッ…き、気持ちいいッ! サイト…ッ、サイトさん!!」
   彼女は俺の名前を呼びながら必死に身体を擦り寄せてくる。
   触れ合う肌は汗にまみれてビショビショだけど、ちっとも気持ち悪いとは思わない。
   互いの背中や腰に腕を廻して撫で回して、触れていない部分があれば触れ、深く強く抱き合う。
   気持ちいいな…昼の時とは比べものにならない…
   していることは同じ、ロングビルさんの膣内に肉棒を差し込んで擦りつける行為。
   だけど、ロングビルさんと“一緒に”セックスをしているだけでこんなに変わるんだ。
   俺は腕の中で気持ち良さそうに喘ぐ彼女を見る。すると彼女も俺を見て視線が絡む。
   「ぁ…ぁ…サイ、ト…すき……好き…」
   頬を紅く染め上げて潤む瞳で見つめながら俺が好きだと言うロングビルさん。
   俺はその言葉に胸の奥が熱くなるのを感じて気づく…俺もロングビルさんが…マチルダが好きなんだって
   理由なんて無い、きっと彼女もそうだろう…
   でもさ、恋をするって…愛し合うって…そんな物じゃないか?
   「俺も…ロングビルさんが…好きだ…んっ」
   彼女に返事を返して唇を奪いながら、肉棒を子宮の入り口まで挿れてグリグリ捏ねくり回す。
   「んんっ!? んん―――っっ…!! んんん―っっ!!」
   それが気持ちいいみたいで、俺に唇をふさがれたままよがる。
   正直俺も、もう持たない……奥深くまで入り込んでるから、このまま中に出そう。
   「ぷはぁッ! このまま中に出すからッ!!」
   「えッ?! あぅッ! まッ…待ってッ…きッ、きょう…は、あぁッ…危な…いッッ…」
   唇を離して限界を伝える俺に、危険日だって言う彼女。
   けど、それでもいい! 
   「悪いッ、けど…くぅ…ッッ!」
   ドクッ!
   「あはぁッ」
   ドク ドク ドク ドク…
   「はぁぁああぁッッ…あッあぁぁぁぁ―――ッッッ!!」
   最後に力を入れて押し上げたことで、亀頭が子宮口まで入り
   そこへ身体の奥から込み上げてきた白濁液を、一滴余さず注ぎ込んだ…
   俺は絶頂に打ち震えるロングビルさんと抱き合いながら、彼女の耳元で呟いた。
   「もし、妊娠したら……生んで欲しい…俺、責任取るから…」

254 :才人×ロングビル:2010/07/28(水) 15:36:20 ID:iFfb6Mtd

   セックスが終わって良い感じに疲れている中、俺はロングビルさんの髪をほどいて指で梳く。
   艶やかな長い髪が指の間をすり抜けていく……彼女は俺の腕の中で何も言わず目を閉じている。
   激しく絡み合った後のまったりとした時間は、何もしてないってのに心地良いな。
   「……サイトさん…」
   髪を撫でていた俺に彼女が話し掛けてきた。
   俺達は抱き合ったまま互いの目を見て話しをする。
   さっき言ったこととか、お互いの気持ちとか色々だ。
   「本当に責任取ってもらいますよ…危ない日だというのに昼と今、二回も中に出したのですから」
   嘘で始めた“婚約者”だけど、どうも本当になりそうだ。
   俺としては不満なんて無い。彼女に言ったように嬉しい。
   自分の気持ちに気づいたから尚更だ。
   「もちろん責任取るよ。俺、ロングビルさんが好きだし」
   「……何故…私を好きになったのですか?」
   「一目惚れ…みたいな感じかな? でも色々助けてくれたから“いいな”とは思ってた……ロングビルさんは?」
   「そうですね…気に入っていたのもありますけど…。私も……似たような感じです…」
   元々お互いに好印象だったから、こうなる種は有ったのかな?
   「んっ…!」
   考え込む俺は不意打ちでキスをされた。
   その後も寝付けなかったからおっぱいを揉ませてもらったり、更にもう一回セックスしたりしたんけど
   相変わらずの秘書モードを続ける彼女に、素の方がいいって言ったら
   「それはまた今度」と丁重に断られてしまった。
   彼女が妊娠するかどうかは、それこそ神のみぞ知るだけど
   するしないに拘わらず、これからのロングビルさん…マチルダとの関係は
   “結婚”を視野に入れて置こうと決意した初体験の一日だった。

255 :才人×ロングビル:2010/07/28(水) 15:37:49 ID:iFfb6Mtd

   「ああ、それから…返してくださいね」
   「なにを?」
   「昼に盗った私の下着……どっかのジジイじゃないんだからパンツ愛でたりするんじゃないよ……いいね?」
   「は、はい…」
   「ふぇっくしょんッッ!! ……誰か儂の噂でもしておるのかのぅ…」

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Last-modified: 2018-03-18 (日) 22:59:05 (2224d)

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