43ー762
Last-modified: 2014-03-21 (金) 00:58:21 (3682d)

762 :18巻172ページからがもしもルイズだったら:2013/09/13(金) 18:43:47.08 ID:09SYcF3D
そろそろと手を伸ばすと、ルイズのネグリジェに触れた。
思いきって胸に手を伸ばす。
……なんか前より少し、大きくなってる?
柔らかい感触が手のひらを刺激し、直に触りたい欲望に負けて、首の隙間から手を差し込んだ。

「ふぁ…」

びくっ!とルイズの身体が震え、唇からため息が漏れた。
小さな声で

「……起きてる?」

と尋ねると、

「うん…」

と照れたような返事が返ってきた。
やばい。キスしたい。才人は素直に言葉にした。

「……キスしたいんだけど」

すると、暫く間があってから、こくりと頷く気配がした。才人はそろそろと手を伸ばし顎に触れた。
そのまま引き寄せると、ルイズが少し顔の角度を傾けた。それに合わせて唇を重ねる。

「ん……」

小さく声を漏らしたルイズを抱きしめたくて、才人は腰に手を伸ばした。細い腰に右手を伸ばすと、ルイズは身体を近づけ、首に腕を回してきた。
なんだか夢中になってきてしまい、才人は思わずネグリジェをたくしあげようとしてしまう。すると、ルイズはネグリジェの裾を軽く押さえて抵抗してきた。

「……恥ずかしいの?」

「だって……」

「いいじゃん。一回見たんだから」

しばらくして、ルイズの手から力が抜けた。
そのままゆっくりとネグリジェをたくしあげた。

「や、やっぱり一回見せたとかそんな問題じゃないわよ……」

ルイズは要所を腕で隠し、顔をうつむかせた。そんな恥じらいがまた愛しく、才人はルイズの顔を持ち上げ、再びキスをした。
ルイズはぐいぐい唇を押し付けてくる。唇を割って舌を中に差し込み、歯列をなぞってやると、身体を震わせ、小さく声を漏らした。
もうこれはどうしようもない平賀才人じかに胸さわりまーす。
いつの間にかルイズの腕は胸から外れていた。右手をルイズの薄い胸に当てた瞬間……。
びくんっ!と身体が震えて、先ほどより大きく声が漏れた。

「あぁ…っ」

763 :18巻172ページからがもしもルイズだったら:2013/09/13(金) 18:47:28.03 ID:09SYcF3D
胸に這わした手はそのままに、才人は固まった。
なに、今の声。甘いような、切ないような…。
いわゆる、あれである。喘ぎ声であった。才人はルイズのそんな声を聞くのは初めてだった。
右手の真ん中あたりでは、胸の先端が硬く勃起し、才人の手のひらを押し上げ自らを主張している。
これらの事象は、ルイズが感じている、ということを才人に教えてくれた。その事実は、才人を激しく興奮させた。

「ル…ルイズ…ここ、勃ってる」

親指と人差し指で軽く先端を摘まむと、ルイズは身体をよじった。

「ちょ……はぁ、サイト、恥ずかしいじゃないの、よ…あぁっ…!そんな、こと、わざわざ…んっ…言わないでよね…」

才人が胸を揉んだり、指で先を摘まんだり転がしたりする度にルイズの身体が跳ねる。
声が漏れてはシエスタやタバサを起こしてしまうので、その間ずっと唇を重ねていた。

「ルイズ……」

「サイト……」

ヤバい。ここで終わらないと、いくところまでいってしまう。
才人は慌ててルイズから身体を離した。

「サイト…?」

「ルイズ、これ以上はダメだ。これ以上やったら…」

止まらなくなる、と言おうとしたらルイズにキスで唇を塞がれた。数秒だけくっつけて、すぐに離す。

「サイト、いいよ。最後までしても」

「…でも」

「ううん。してもいい、じゃなくてしてほしいの。そうじゃないと、私…」

そこまで言うと、ルイズは恥ずかしそうに目をそらした。
太ももを擦り合わせてもじもじしている。そろそろルイズも我慢が出来なくなっていた。
そんなルイズを見て、才人は悩んだ。ここで止めたら、ルイズも自分も中途半端だ。
でも、だからといってこのまま続けたら、確実に最後までいってしまう。それではルイズとの約束を破ることになる。
悶々と考える才人の思考回路を断ったのはルイズだった。
なんとルイズ、自らネグリジェを捲りあげて、口にくわえ

「ねえサイト…我慢出来ないの。お願い……して?」

なんて言いやがった。

764 :18巻172ページからがもしもルイズだったら:2013/09/13(金) 18:49:45.53 ID:09SYcF3D
うわ、なにこれ。
もう限界だった。これまで何度も焦らされていた才人の息子は、もう爆発寸前である。
挿入れなかったらいいんだヨ、中に出さなかったらいいんだヨ。と自分に言い訳をして、ルイズの胸にしゃぶりついた。

「んあっ!サイト…!先っぽ吸っちゃや…!なんにも出ないわよう…」

「そんなことないよ。ルイズのおっぱい、おいしい…」

才人は硬く尖った先端に軽く歯を当てた。

「ひ、や、ああ!噛んじゃダメぇ!指でこりこりしないでぇ!」

片方を左手で、もう片方を舌で愛撫すると、右手が余る。右手で太ももを撫で上げると、脚が閉じられた。

「ルイズ、脚開いて」

才人が太ももをなでながら耳元で囁くと、脚から力が抜けた。
手を太もものすき間に割り込ませ、割れ目をなぞると、そこはかなり濡れていた。

「うわ、ルイズ、びちょびちょ…そんなに気持ちいい?」

ルイズの目の前に、太ももの間から引き抜いた手を見せる。才人の手は、とろとろしたなにかで光っていた。

「ほら見て、ルイズ…もうこんなになってる」

ルイズの前で指を開いたり閉じたりしてみせると、ルイズは顔を真っ赤にした。

「ちょ…バカ…」

「ルイズ可愛い…大好き…」

才人はうわ言のようにそうなんども呟きながら、胸の先端を口に含み、秘所を指の腹でこする。
ぐちゅっ…ぐちゅ…

「はああ…ちょ、サイ…ト、あっ、なんか…おかし…んぅっ!」

気持ちいいのに、刺激が薄く達するのには足りない。そのうち、ルイズは自ら腰を動かし、才人の指にこすりつけ始めた。

「サイト…足りない…もっと…」

ルイズがそう呟いた瞬間、ルイズの中に才人の指が入れられた。

「あ、んああ!」

765 :18巻172ページからがもしもルイズだったら:2013/09/13(金) 18:51:23.97 ID:09SYcF3D
才人の指がなかを開いたりかき回したりする。そのうち、内壁のざらざらしたところをみつけ軽く押した。

「あは、なんか、なんかくるぅ!ダメ、サイト、そこダメ!」

「ここがいいんだ?」

ルイズの声に限界が近いことを悟った才人は、いきなり今まで触れてなかった肉芽をつまむ。赤く充血したそれをつまみ上げ、なかでいいところを刺激する。

「へぅ!?あっあっダメあっいあああああああ!」

ルイズは身体をびくびく震わせ、いっそう高い声をあげて果てた。息を整えていると、ルイズの秘部に熱いなにかが押し当てられた。サイトの…だ。ルイズはなんとなくそれがなにかわかった。

「サイト…するの?」

ルイズが期待と不安の混じった声で聞く。しかし、才人は首を振った。

「ううん、挿入れないよ。それは結婚してからだろ。でも、ここで終われそうもないから…」

才人が苦しそうに息子を秘所に擦り付け始める。

「素股で我慢する…」

すまたがなんなのか、ルイズにはわからなかったが、正直ルイズの脳内はそれどころじゃなかった。

「あっサイト…!それ、いい…!」

熱い塊が自分の秘部に擦り付けられ、ルイズはなにも考えられなくなった。ただ、一心不乱に腰を動かす。

「ルイズ…」

才人が自らの先端をしごく手を止め、代わりにルイズの手を被せた。

「俺のやつ、いじってくれたら嬉しい…」

ルイズは言われる通りに才人の息子を扱う。だんだん才人も息が荒くなってきた。

766 :18巻172ページからがもしもルイズだったら:2013/09/13(金) 18:52:38.67 ID:09SYcF3D
「く…そう、ルイズ、そんな感じ…」

「サイト…サイト…!」

「ルイズ!ルイズ!」

ぐちゅぐちゅという液が絡まる音がいっそう二人を高めさせる。そのうち、ルイズの声に切羽詰まったものが混ざり始めた。

「あ、サイト、あんっなんか、はあっまたくるっ!」

「ルイズ、俺もイきそう…!」

才人はルイズの胸に歯を立て、一気に吸い上げた。

「や、きた、や、ぁあああああああ!」

「くぁ…」

ルイズが果てたのと同時に、才人は白濁の欲望をルイズの腹にぶちまけた。そのまま、ルイズの上にどさりと倒れる。

「サイト」

しばらく経って、ルイズが声を発した。少し非難の色が混じっている。

「ごめん。でも、ルイズ可愛かった」

言いながら、ルイズと身体の位置を反転させた。ルイズは、いきなり上下が入れかわったことと、身体が軽くなったことで一瞬とまどう。

「!…も、もう…バカ」

才人の気づかいと、言葉が嬉しくて、ルイズは才人を抱きしめた。

「ルイズ、大好き」

「……ありがと。…私もよ」

才人は、ルイズがはっきりではないにしろ、ちゃんと自分を好きと言ってくれたことに驚き、感動した。感極まって、思いきり抱きしめる。

「うわ、サイト、ちょっと苦しい…」

「あ、ごめん。つい、抑えきれなくてさ…。ルイズ、ありがと」

「…もう」

ルイズは才人の額にキスをした。

「もう寝ましょう。明日起きられなくなっちゃう」

「そうだな」

「おやすみ、サイト」

「おやすみ、ルイズ」

二人は目を瞑り、相手を優しく抱きしめた。二人が眠りにつくまで、二つの月が、優しく二人を見守っていた。

767 :18巻172ページからがもしもルイズだったら:2013/09/13(金) 18:58:51.77 ID:09SYcF3D
「はあ…私たちのこと、忘れてますね、完璧に」

ルイズも才人も眠りにつき、静まりかえった部屋でむくりと二つの人影が起き上がった。大きい方の言葉に、小さい方が頷く。
シエスタとタバサだった。

「あんな激しくやるなら、よその空き部屋にでも行ったらよろしいのに」

「忘れてる」

「そうですね、私たちのことを忘れてあんな声出してるんですものね。他の部屋に行くなんて発想は浮かびませんよね」

そこでシエスタは大きくため息をついた。

「なんていうか…ここまでやられちゃ、かえってすっきりしましたよ」

タバサがこくりと頷く。

「ミス・タバサ。私たちも寝ましょうか」

「明日の朝が楽しみ」

次の日、シエスタとタバサは才人とルイズに、汚れたシーツの弁解を何時間も聞かされたとか。

終わり


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