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Last-modified: 2011-03-14 (月) 11:11:59 (4789d)

〇月×日
や、やった〜〜〜〜!!
私、才人さんの女になれた〜〜〜〜!!
初体験って、ちょっと痛かったけど、それ以上に感動がおっきい!!
才人さんがすんごく優しくしてくれて、あぁ、あれが女の幸せなのねって、ひしひしと感じちゃいました
えへへ〜えへへ〜
もうシエスタには怖いモノなんか無い!!
才人さんを堂々と、旦那様って呼んじゃうんだから!!
ライバルなんて気にならない。だって、私が一番可愛がって貰えば良いんだ!!
ミスグラモンが言ってた意味が、今こそ実感出来ます!!
よ〜し、シエスタの初体験を、憶えてる限り詳細に書いちゃうぞっと
キャッキャッ、ウフフ。やだもう恥ずかしい
きゃあ〜〜〜〜〜〜〜〜!!
…………はっ、テンション上がり過ぎて意味不明な羅列になってるよ
もう、まだ才人さんが中に入ってる感じがして、あぁ才人さんが、ほ、欲しいよう
こんなに私ってエッチだったのか
鳥女とは仲良くしなきゃ駄目だよね?そして、あの赤い実をお裾分けして貰わないと。良し決めた、カチュアとラクチェとは思い切り仲良くなろ
もう、一緒でも何でもばっち来い!!
…あれ?そだそだ、初体験を書かないと
私の記念すべき大好きな人との初体験なんだ
戦争とかで貴族や兵隊に無理矢理される人達だって、沢山居るのに、私は一番大好きな人と出来たんだ
私って、凄く運が良い女のコだ。この幸せを、文章で残さないとね、えへ
えっと、昨日は〜うん、お風呂の所からだ
お風呂入って気合い入れて無駄毛処理して、もう隅々迄丹念に洗ってから出て
そしたら火の番をしてたジュリアンから
「姉さん長すぎ。何やってんの?」
「ふん、女の一大事なんだから、野暮な事言わないでよ」
「こんな事なら、ちびっ子達のお風呂頼むんだった」
「今日だけは頼まれてもしないわよ。ジュリアンお願いね」
「何だよそれ?才人兄さんが居るだけで、姉さん違う人になったみたいだね」
そしたら才人さんが弟妹達をぞろぞろ風呂場に連れて来て
「じゃ、おぢさんと一緒に入ろうか?」
「「「うん、入る〜〜♪」」」
「あ、才人兄さん良いです。僕がやります」
「任せとけ。こういうの好きなんだよ」
うっわ、ちょっと良いのかしら?
「シエスタ、悪いけど脱衣所で待機してて。洗い終わったら放り出すから」
「あ、はい」
脱衣所で才人さんが私が居るにも関わらずばさりと脱いで、さっさと子供達をすぽんすぽんすぽんとあっさり脱がせて行きます
凄い手際、私もジュリアンも感心しちゃいました
あ〜もう弟妹達は脱がされて大喜び
そのままガラって引き戸を開けて、蒸し風呂に皆で入って行きます
あ、風呂場から凄く楽しそうな声
「はい、ばんざ〜い」
「ばんざ〜い!!キャッキャッ、アハハハハ」
「それ、そのまま洗うぞ〜」
「きゃははははは」
「はい一人め〜」
「きゃあ〜〜」
「はい二人め〜」
「あははは、おちんちんくすぐったい〜」
「はい三人め〜」
「あははは、お兄ちゃんくすぐったいよう」
「はい、じゃあ数を数えて〜30数えたら出るよ。解った?」
「「「はぁい」」」
「い〜ち、に〜い」
「「「い〜ち、に〜い」」」
「〜〜さんじゅう。それ、シエスタ姉ちゃんにとつげき〜〜〜!!」
「「「キャハハハハハハハ」」」
ガラ、ドタドタドタ
「うわ、三人一辺?」
三人が私に一気に殺到しちゃって
「シエスタお姉ちゃん、はやくふいて〜〜」
「はいはい」
うわ、この子達をあっさり洗っちゃった
ジュリアンもぽかんとしてる
「あ、鮮やかだね」
「ほら、ちょっと大人しくして。皆綺麗になってるわ」
「シエスタお姉ちゃん。サイトお兄ちゃん、あらうのじょうずだよ〜」
「そうね、ほら、皆着替えて」
ああもう、皆裸で遊び始めちゃった
ガラ
あ、もたもたしてたら才人さんが出て来ちゃった
思わず股間をチェック
うん、あれが今日私に、きゃっ
思わず赤面してたら、才人さんが子供達捕まえて
「ほうら、さっさと着替えないと夕食の後で遊ぶの無しだぞ?」
「「「はぁ〜い」」」
素直に言う事聞いて、皆大人しく着替えちゃいました
ジュリアンも私もポカンとしちゃった
「才人兄さん、何でそんなにあっさり?」
「何時も苦労してるのか?」
「えぇ、まぁ」
「皆素直で良い子じゃないか。簡単だよ簡単」
違う。ぜ〜〜〜〜ったいに違う
何でか知らないけど、才人さんの扱い方は私達とは違う、だからあんなにあっさりなつくんだ
お母さんでも、あんなにあっさりは出来なかったと思った
やっぱり、人生経験の差なのかなぁ?其とも、子供居るのかなぁ?
この人が旦那様かぁ
も、最高
興奮し始めて、心臓が早くもばっくんばっくん
お、落ち着け私の心臓、まだ本番迄先だぞ?
まだ、お父さんお母さんとの、顔合わせが終わってないんだから

才人さんが子供達連れて行くのに私も慌てて付いて行くと、私の妹が部屋からもじもじと才人さんを見てる
年長組の12歳、もうお年頃な小生意気
「おや、ジュリーも一緒に風呂入りたかった?」
才人さんが聞くと、かぁって赤くなって引っ込んじゃって、また顔出したらコクリだって
ちょ、ちょっと待ったぁ!!
お父さんの言ってた事まんまじゃないかぁ!!
「ちょっとジュリー、貴女も年頃なんだから、もう気軽に殿方とそういうのしちゃ駄目よ?」
「シエスタお姉ちゃんには言われたくないもん」
なんですと?はははこやつめ、まさか知ってるとでも?
「私は話にしか聞けないひいお爺ちゃんそっくりの人を独り占めなんて、シエスタお姉ちゃんずるい」
むぅ、そういう理由なら仕方ない………かな?我慢だ我慢
「本当に、それだけでしょうね?」
「シエスタお姉ちゃんには教えない」
ぷいって頬膨らませて首振った
アハハハハ
血は争えないですよ、ぐすん
「もう入ったけどまた入るか?」
「うん行く」
「才人さん!!」
全力阻止だ、ばかぁぁぁぁぁ!!
「ジュリーは一人で入れますから大丈夫ですよ」
「入れないもん」
「ジュリー!!」
あ、今度はあっかんべだと?許すまじ
「あ〜!!シエスタ姉ちゃんとジュリー姉ちゃんがけんかしてる〜〜〜」
あらら、ちびっ子達が私達見て囃したてちゃった
「困ったお姉ちゃん達だねぇ」
「「「そうだねぇ」」」
ちょっとそこ!!カルテットで肩すくめないでよ!!
何か凄く泣きたい!!
「原因は才人さんでしょっ!!」
ドカッ!!
思わず才人さんの顎にパンチを突き上げちゃった
才人さんを綺麗に宙に浮いてKOしちゃいました
「…シエスタお姉ちゃんのアッパーカット、久し振りに見た。流石、元タルブのガキ大将」
ははは、タルブ時代に喧嘩で鍛えて封印してたフィニッシュブローを放ってしまった
ひいお爺ちゃん、こんなの迄教えないでよ!?
思わず使っちゃったじゃない!!
暫くするとムクリと起きた才人さんが
「つ〜〜〜効いた。拳闘士になれるよ」
だって
腕力褒められても嬉しくないやい!!
何で才人さんとは、とろける様な恋にならないの?
ううう、泣きたい
だ、大丈夫、離れに行けば甘々のとろとろが待ってる。今はちょっとお酢が効いてると思うんだ、シエスタ
お、落ち着け〜終着点はすぐそこだぁ〜!!
「ジュリー、貴女も食らってみる?」
「…入って来る」
とたとたと、妹連れて行っちゃった
ほっ、最初からこうすれば良かった
「怖いお姉ちゃんですねぇ」
「「「そうですねぇ〜〜」」」
今度はカルテットで肩をすくめて首迄振られた
がっくしと、脱力しちゃったよ
皆がお風呂に入った後、一番最後がお父さんとお母さんで、二人はいっつも一緒に入ってる
まぁ年頃の私としては、堂々とやってるのを知ってる訳でして。一日何回やってんだか?
確か、以前聞いたら最低3回で、とにかくお母さんが積極的にやるとか、お父さん苦笑してたっけ?
俺の死因は親父と一緒で、絶対に腎虚だとか言ってたもんなぁ
勿論、年長組も知っている
お母さん若いからなぁ、まだ31か32だっけ?
あれ?才人さんと6つしか違わない、まかり間違えば才人さんを不倫相手……
ないない絶対にない
お母さんはお父さんにべた惚れだ。タルブ一のバカップルと、皆から冷やかされてる位だから大丈夫
どうも、お爺ちゃん夫婦もそうだったと、スカロン叔父さんが言ってたっけ
私もああなりたいなぁ
やっと全員の身繕いが終わって全員集合
さて、顔合わせイベントだ
そしたらお父さん、部屋をいつの間にか片付けてて
才人さんの肩をぽんって叩いて
あ、やるんだ、才人さん溜め息ついちゃった
私の才人さんは強いぞ〜。幾らお父さんが畑仕事で鍛えてると言っても、勝てないぞ〜
バキッ
え、嘘!?
才人さんが殴られた!?何でぇ?
才人さんは女のコはともかく、男の人には容赦ないのに!?
「てめぇ、わざと受けやがったな?」
「殴られる必要を感じたもので」
「そういう所が爺さんそっくりでムカつく。本気出せ、こらぁ!!」
「えっと」
あぁ、才人さん、お父さんに華を持たせてくれたんだ
本当にひいお爺ちゃんみたい
あ、お母さんがやっちゃえって、ジェスチャーしてる
うん、私もやっちゃって欲しい
だって、私の恋した人は、誰よりも強くて優しくてカッコイイって、お父さんに見せて欲しい
私も一緒にジェスチャーだ
「まぁ、そういう事なら」
才人さんが何時もの訓練の時みたいに、あっさりお父さんの懐に入って、お腹に一発
ドスッ
「ごふっ」
お父さん、一発で青褪めて、垂直に倒れちゃった
はぁ、何時も見てた稽古って、こんなに凄かったんだ
お父さんは、腕っぷしでも鳴らしてたからなぁ
やっぱり、才人さんは強い!!
武器持った才人さんは、今よりもっと強い!!
才人さんが倒れたお父さんを助け起こして、あ、お父さん笑い出して才人さんの肩を叩いてる。やった!!
お父さんに気に入られた!!
「お前ら、喜べ、新しい兄さんだ」
「「「「はい、サイトお兄ちゃん」」」」

や っ た ー !!

私、この感動を一生忘れない
絶対に忘れるもんか
こんなに嬉しいだなんて、好きな人がお父さんお母さんに認められる事が、こんなに感動出来るだなんて
思わずグッと来ちゃった
あぁ、お母さんが自分の父母に挨拶出来る様になるまで大変だったって意味が、今理解出来た
うん、お父さんの罪作り〜〜〜!!
お陰でシエスタは幸せです!!
さぁ、新しい私達家族の出発だ!!
食卓に移動して
「それじゃお前達、新しい家族に乾杯!!」
「「「「かんぱ〜い!!」」」」
くいくい
何よ?服引っ張らないでよ
くいくい
今感動に浸ってんだから、放っておいてよ
「シエスタお姉ちゃん」
呼ばれたから仕方ない
「何よ?ジュリー」
「ずるい」
「何が?」
「あんな強くて優しい人、ずるい」
「言っておくけど、大変よ?命掛けで、貴族と取り合いする覚悟が有るなら、貸してあげる」
流石にジュリーも青ざめたみたい
「シエスタお姉ちゃん、貴族と恋の戦してるの?」
「そうよ。しかも複数。その上、私達メイドに絶大な人気よ?妹でいた方が、ずっと楽よ?」
「……妹で良いや。その代わり、ずっと妹でいさせてよ?」
うむうむ、可愛いではないか
「当然よ」
「妹でいれば、隙は探せるもんね」
…前言撤回。ジュリーも敵だ
私が奉公に出てる間に、随分ねじ曲がったわね
誰が教育したのかしら?
「悪かったわね」
流石お母さん
私の心の声を的確に捉えてる
「随分ジュリーがひねくれてるみたいだけど?」
「シエスタと一緒じゃない。貴女も奉公前は、こんな感じだったわ」
カクン
母は恐るべし。そして血は争えないのね、ぐすん
「そうだ、ジュリーもそろそろ奉公に」
「スカロン叔父さんにでも預ける?」
「魅惑の妖精亭はちょっと……」
「別に村でも良いじゃない」
「ん、まぁ良いんだけど……」
「別に同じ人の嫁に、姉妹で行っても良いんじゃない?」
「「お母さん!!」」
私の声は悲鳴でジュリーの声は歓声
才人さんは話を聞いて無いから、ん?って顔してる
「お母さんの天然には負けるわ。本当に」
女同士でこんな話をやってるとは、才人さんでも思うまい
「ま、ジュリーにはまだ早いかな?それに、シエスタの話聞いたら大変そうねぇ。私は、貴族相手に恋の戦は出来ないわぁ」
コロコロ笑いながら皆に料理を提供して、お父さんと才人さんにお酌して、子供達にご飯あげて、お母さんが甲斐がいしく膳を据えてる
「お母さんでも無理だって。どうする?」
「ふんだ」
ぷいって横向いちゃった
どう頑張っても、私達はお母さんには全く敵わないから、この一言は効いたみたい
でも、2年後は違うからね。気をつけよう、うん
でもまぁ、その時はその時………かな?
まさか、翼人のお嫁さん迄居るとは思えまい
才人さんなら、エルフのお嫁さん迄貰っちゃいそうだ
色々な意味で、私達ハルケギニアの常識じゃ計れない人だもの
何が起きても不思議じゃない
そういえば、才人さんはお父さんと何話してるんだろ?
「お父さん、何話してるの?」
「男同士の話だよ、な」
「そうだよ、シエスタ」
「ふうん」
私には解らない話かな?
そしたらお母さんがするりと寄ってきて、耳打ちして行っちゃいました
「お父さんが、才人さんに離れに行くの承諾させたわ」
ぼん!!
鳴った。今絶対に顔から火が吹いて音がなった
一気に心臓がばっくばっくし始めちゃった
早く来ないかな
早く早く早く
こ、こんなに待ち遠しいだなんて、は、初めてだ
な、なのに才人さんたら、食事終わったら子供達と遊び始めた〜〜〜〜!?
うっきゃあ〜〜〜〜〜!?
そこは、男らしく女のコ、い、いや、私を貪るの優先してよ〜〜〜〜〜!?
は、いけない。ここで不機嫌な様子を見せたら、私の狭量ぶりを晒す事になる
お父さんもお母さんも才人さんと子供達が遊ぶのを、ニコニコしながら見てるのに、私一人そんな姿は晒せない!!
今は才人さんが、完全に私達に溶け込んでる事を喜ぶべきなんだ
だって、私の家が、才人さんの帰る家になるんだから!!
そう思ったら、本当に笑みが自然に出て来た
そしたら、ジュリアンがヒュドラ退治の話を聞かせてですって?
そんなの後で私が幾らでも話すって、言おうとしたら
「ん〜、そうだな。昨日出来たイーヴァルディの勇者のおとぎ話をするかい?」
だって
あっさり皆賛成しちゃった
そう言えば、戦闘の中身は私も聞いて無かったな
素直に皆の列に加わろ
お父さんお母さんも、ヒュドラ退治に興味津々だ
「それじゃいくぞ〜。イーヴァルディは仲間達とある森に行きました」
「その仲間とは、俺っちの事だ」
「デルフ、もうちょい上手く合いの手入れろよ。仲間の内訳はイーヴァルディと赤いメイジと青いメイジ、更に金のメイジと水のメイジ。そして君達のシエスタお姉ちゃんだ」
「「「本当に〜〜!?」」」
「本当だぜ。皆が頼りにしたのが、メイドの嬢ちゃんだ」
「「「「シエスタお姉ちゃん凄〜〜〜〜い!!」」」」
えへへ、胸張っちゃお
「『さて、頼まれたヒュドラの退治だけど、毒は大変よね。水のメイジの私が毒避け作るわね。後は頼むわ、イーヴァルディ』そう言って、水のメイジが全員に毒避け作って、倒れてしまいました」
「「「水のメイジ大丈夫〜〜?」」」
「大丈夫だ。シエスタお姉ちゃんの必死の看病で、水のメイジは命を繋いでる」
「「「「シエスタお姉ちゃん凄い!!」」」」
えっと、脚色し過ぎです。才人さん
「看病の為、仲間が二人減ってしまったイーヴァルディ。向かって来るは体長15メイルオーバーの化物ヒュドラ。見た瞬間に、イーヴァルディは呆然としちゃいます」
「おぅ、それ本当。あん時はマジ死ぬかと思った」
「「「イーヴァルディ大丈夫?」」」
皆不安そうな声出してる
う〜ん、上手いなぁ
「『ここで逃げたら死んだ仲間に申し訳が立たない。行くぞ』『おう』」
いや、私達死んでないですよ
あ、お父さんお母さんが笑ってる
「『でやぁ!!』ドカドカドカドカ。なんとヒュドラはイーヴァルディより速く首を振るい、イーヴァリディを押し潰してしまいました」
「これマジ。何で相棒生きてんのかね?」
「「「イーヴァルディ、やられちゃったの?」」」
皆が不安な声を出してる
やっぱり上手いや
「『こんな事位でやられるものか。僕は………イーヴァルディなんだ!!』なんと、イーヴァルディは不屈の精神で立ち上がります」
「「「イーヴァルディ、頑張って〜〜〜〜!!」」」
才人さん、生死の境目見てるじゃないですか
「『もう一回だ。行くぞ、ヒュドラ』『シャアァァァァ!!』ヒュドラの首から毒の息が吐かれ、木々が腐ります」
「「「イーヴァルディ!!逃げてぇ〜〜〜!!」」」
「だけど、流石は僕らのイーヴァルディ。なんとかわしたと思ったら、木をばねにしてジャンプ、ヒュドラにドカンと斬り付けます」
「それやったの俺っち俺っち」
「「「わぁ、すご〜い!!」」」
「でもですね。このボロ剣、切れ味悪くてヒュドラが斬れませんでした」
「「「「アハハハハハハ」」」」
「相棒、ひでぇよ」
私含めてお父さんお母さんも大爆笑
「『さて困ったぞ、そうだ。ひいお爺ちゃんの刀を使おう』イーヴァルディがヒュドラに対して、もう一本の武器。君達のひいお爺ちゃんの国の刀を抜き、ヒュドラにドカンと斬り付けます」
そう言うと、才人さんは、テーブルに有った果物を放り投げて、刀を構えて瞬間的に抜いて戻します
勿論私達には何も見えなくて、後に残った霧と、才人さんが受け取った果物がまっ二つになって、皆が驚きます
「「「うわっ、凄〜〜〜い!!」」」
「……全然見えねぇ」
お父さんお母さんにジュリアン。皆が呆然としちゃった
「『やった!!』流石は君達ひいお爺ちゃんの国の武器。剣の勇者イーヴァルディが振るった刀は見事、ヒュドラの首を落とします」
「「「ひいお爺ちゃん凄〜〜〜い!!」」」
「俺っちも褒めてくれよう」
「「「「アハハハハハハ!!」」」」
やっぱり、才人さんとデルフさんのコンビは面白いなぁ
「ここで機会を伺ってた金のメイジが、イーヴァルディに命じます。『イーヴァルディ!!畳みかけるぞ!!』」
「「「いけ〜〜〜!!金メイジ〜〜〜!!」」」
「『ぷりきゅ』……ごほん『赤青ま〜ぶるすくりゅ〜!!まっくす〜〜〜〜!!』金のメイジの号令の元、赤のメイジと青のメイジの合体魔法が炸裂します」
ぷりきゅ?
何を言おうとしたのかな?
「「「……凄いけど、金のメイジは〜〜?」」」
「指揮官なんだ。だから、金ぴかでカッコイイのだ。金のメイジが居るから、イーヴァルディが全力で働けるんだ」
「「「へ〜そうなんだぁ」」」
「金のメイジの号令の元、ヒュドラに畳みかけたイーヴァルディ達。それでも相手はとっても強いヒュドラだ。なんと、むくりと起き上がってイーヴァルディに向かって来ます」
もう真剣な顔して才人さんを見る子供達
とうとう、歓声もあげるの忘れてる
「次こそ俺っちの出番って訳よ、相棒」
「おぅ」
才人さんがデルフさんを抜いたと思ったら、さっきの二つに斬った果物を放り上げて、デルフさんを素早く振るって、更に二つに斬っちゃった
「イーヴァルディはこうやって、更にヒュドラの首を今度こそボロ剣で、ばつんばつん落とします」
ごくり
皆の息を飲む音が聞こえて来る
「『後少しだ、そうだ。赤のメイジ、イーヴァルディに魔法剣だ!!青のメイジ、雷魔法だ!!』金のメイジの号令の元、ヒュドラに雷魔法がドカンと落ち、イーヴァルディの必殺剣、炎の剣がヒュドラに突き刺さり、ヒュドラが燃え尽きます」
「こんな感じだぁね」
そういうと、デルフさんからぽんと小さい炎が吹きました
凄い、いつの間にか手品迄仕込んでたんだ
「こうしてイーヴァルディは、ヒュドラを倒したのです。おしまい」
ぱちぱちぱちぱち
「「「凄い凄い凄いイーヴァルディ凄い〜〜!!やっぱり勇者だぁ!!」」」
子供達もお父さんお母さんも大喜び
「で、才人さん。何処まで本当だい?」
「攻撃方法と被弾は本当だぜ。俺っちが保証すらぁ。後は脚色」
「…何で生きてんだ?」
「今の剣技見たろ、おやっさん」
「あぁ」
「剣技は盾にもなるんだよ。攻撃を受け流してんのさ。ま、相棒じゃないと、圧力に負けて潰されっけどな」
「ほう、良く解らんが、凄いのは良く解った。それとさっき、ひい爺さんの国の武器とか」
そうしたら、才人さんが刀をずいって、前に出して見せました
「この村雨です。コイツは竜の羽衣と同じく、俺とひい爺さんの国の武器ですよ。正式名称は打刀。銘は村雨丸。そして、呪われた武器。俺にしか使えない」
「呪い付き?」
「えぇ、だからこの柄は、絶対に握らないで下さい。最愛の人を殺したく無いでしょう?。魔法の有る、ハルケギニアの人なら解りますね?」
お父さん、冷や汗かいて頷いちゃった
「そんな危ないモノを、どうして使ってるんですの?」
お母さんが質問してる
まぁ私でも同じ疑問持ったんだけど、ああやって斬撃見てれば、納得しちゃってたからなぁ
「一番手に馴染むんですよ。やっぱり同じ国出身の代物なんで。道具は、手に馴染む代物が大事です」
「そいつは良く解る。鍬や鎌でも、人のは違和感出るモノな」
「そうですよね」
二人して笑みを浮かべてる
良かった。すっかり家族になってる
あ、子供達が寝ちゃってる
今日は大興奮だったからなぁ、すっかり寝入ってる
「あらあら、皆寝ちゃってるわぁ」
お母さんがそう言って、起きてるのジュリアンと両親と私だけ
皆いつの間にか、うつらうつらするか、こてんと寝ちゃってる
「寝室は?」
才人さんがそういって、子供達を抱えます
「えぇ、こちらですわ」
お父さんと才人さんとお母さんで子供達を運んで、私は今の内にランプを用意して
ジュリアンはオヤスミって言って、寝室に向かって
才人さんが一番大きいジュリーを運ぶ際、私は見ちゃった
「ほら、ジュリー、寝るよ」
「……一緒に寝る」
「困った子だな」
才人さんがふわりと抱えてジュリーを運んで、ジュリーをそのままベッドに運んだら、ジュリーが両手で才人さんを抱き締めて
「…才人お兄ちゃん。一緒に寝よ」
後ろに立ってたから、ふるふる震えてたのはバレてないよね?
そしたら、才人さんジュリーの額にキスして
「オヤスミ、眠り姫」
そのまま、寝入る迄その体勢で、寝入ってから離れたんです
「寝てくれた。じゃあ、行こうか」
今喋ったら、嫉妬しか出ない気がする
こくりと頷いて寝室から出ると、お父さんお母さんが肌かけとランプを持って立ってました
お父さんは、ランプを才人さんに渡して肩をぽんと叩いて
お母さんは、肌かけを私にかけてくれた後、抱き締めてくれて
ジーンと来た
その後、才人さんが上着とデルフさんと刀を用意すると、私は遠慮なく才人さんの腕に絡めて身体を預けて、玄関を出て離れに向かって行きました
あぁ、やっと二人だけの時間だ
待ちに待った二人だけの。この歩いて行く時間が、私達をとろとろの甘甘に誘って行く
多分勘違いじゃないよね?
離れに入ったら、二人でランプに火を渡して
ぽっ、ぽっ、ぽっ、ぽってランプに火が灯って、炎がゆらゆら揺れて、部屋全体が淡く揺らめいて
はぁ、本当にロマンチック。お母さん趣味良いなぁ
初めての二人一緒での共同作業です。きゃあ、恥ずかしい〜〜〜!?
そしたら才人さん、剣を枕元に立掛けて、上着をハンガーに掛けて
ベッドにトスンと座って
私は緊張しちゃって、ずっとベッドで硬直してて
緊張で震えるけど、精一杯声を出そう
「才人さん、嬉しいです」
「シエスタの家族は、良い家族だね」
「弟妹達は、すっかり才人お兄ちゃんを気に入ってしまいましたよ?ジュリアンなんて、才人兄さんみたいになりたいって、すっかり憧れてしまって」
「子供は良いねぇ」
聞かなきゃ
才人さんに子供居たら、奥さんが居たら、才人さんに奥さんと子供を裏切らせる事になる
裏切らせても、私は才人さんが欲しい
だから、私は承知して進みたい
自分ばっかり綺麗事で進めるだなんて、そんな都合良い事、有る訳ない
「才人さん。子供、居るんですか?」
「いや、ちょっと子守りする機会が、学生時代からあってね」
やった!!関門突破!!
「ちょっと、安心しました。なら、大丈夫ですよね?才人さん、子供居たらどうしようかと、ずっと思ってました。凄い上手なんですもの」
「シエスタの母さんが言ってたぞ?シエスタが、子供達の相手してる間、不機嫌だったって」
お母さん、余計な事迄言わないでよ。参っちゃうや
「ぶ〜。お母さんには、敵わないなぁ。今からは、私をたっぷり可愛がって下さいね?」
良し、言えた!!
そしたら、才人さんが私を抱き寄せて、私の顎を持ち上げて、私は眼を閉じてキス
う、キモチイイ
才人さんの唇と舌は、本当にキモチイイ
そのまま私は才人さんに力を込めて抱き締め始めて、そしたら才人さんは私の身体を服の上からまさぐって
ああ、身体が勝手に反応しちゃう!?
でも、緊張でガチガチだったのが、才人さんがほぐしてくれて
キスを離した時には、私はすっかり才人さんを受け入れる身体になってた
私はぼぅっと才人さんを見つめてると、才人さんがガバッて服を全部脱いで、そのまま私の服に手をかけて脱がし始めて、いつの間にか全裸になってた
もう、胸もアソコも隠さずに、才人さんに全部見せる
大丈夫、貴族なんかに負けない位お手入れしたんだ
才人さんに全部見せられる
そしたら才人さん、くすりと笑ってしまって
え、笑われる様な事になってるの?
「どうしたんですか?才人さん」
「いんや、シエスタがね、凄く努力して綺麗になってるなって、思ってさ。ちょっと嬉しいかな?」
良かった。そういう笑みかぁ
「凄く頑張りました。褒めて下さい」
「はなまるです。大変良く出来ました」
よっしゃぁぁぁ!!
はなまるは滅多に言わないって、皆言ってた
そしたら才人さん、キスをしたかと思ったら、すぐに胸を舐めて、乳首をチロチロ舐めながら、もう片方の胸を手でいじって
やだ、キモチイイ
そのまま私のアソコに手を触れて、クチュクチュやり始めて
勝手に、声が出ちゃう!?
「はっ、あっ、さい、と、さん、すきぃ、だい、すきぃ」
やだ、どんどんアソコが熱くなってくる
我慢出来ない
え?止めちゃった
酷いと思ったら、私をひっくり返してお尻だけ持ち上げて才人さんの真ん前に
「きゃっ、何?」
そのまま才人さんが舐め始めて、身体が勝手に反応しちゃう!?
「あは、や、こんな格好、恥ずか、し、いっ」
そしたら、舐める位置が変わって、私の敏感な所を熱心に舐めながら、指が入って来たの
「あ、指、ゆびが入ってくるの、才人さん、なんか、足りないの、やぁ!?」
指じゃ足りない、シエスタはえっちなコです
きっと、お母さんの血筋だ
指が抜けると私は少しほっとするけど、次の瞬間、もっと凄いのがやってきた
「あ、入ってくる、才人さん、入ってくる」
でも奥に来ると、途端に痛みが
「いた、痛い痛い痛い!!」
「あ、シエスタごめん。抜くよ」
「駄目、才人さん抜いちゃ駄目。やっとなの!!やっとだから絶対に駄目!!私が痛がっても止めちゃっ、駄目!!」
もう涙ぼろぼろ、本当に痛い。けど、失敗で終わる方が嫌だ
「解ったよ、シエスタ。ゆっくりと続けるからな。我慢しなよ」
「はい〜」
ゆっくりと才人さんが私の中を押し開いていって、才人さんの腰が私のお尻に当たる
全部、入ったのかな?
「全部入ったよ、シエスタ。ほら、奥に当たってる」
本当だ、なんかぐりぐりされるのが解る
「才人さん。暫く、そのままで」
「あぁ」
このまま、慣れる迄我慢だ
慣れればキモチイイんだ。だからシエスタ、頑張れ
そしたら才人さんが私に覆い被さって、胸とアソコの敏感な所をいじり始めて
痛いのにキモチイイとか勘弁して!?
「やぁ、痛いのと気持ち良いのが、一緒に来るのぉ!!こんなのおかしいの〜!!」
何か勝手に私の女が動いてる
やだ、痛いけど気持ち良くなって来た
「シエスタ、動いてないのに、そんなに吸い付いたら。キツイって」
「やぁ、痛いけど気持ち良いの〜。才人さん才人さん才人さん、なんかおかしくなるの〜」
「駄目だ、シエスタ。もう我慢出来ない。動くぞ」
「はい〜」
才人さんが私で余裕を無くしてる。気持ち良くて我慢出来ないだって
やだ、凄く嬉しい
あ、才人さんが中でぐるりと一回転、凄い
「あ、ひぃ、才人さん、駄目、痛いけど、気持ち良いの」
そしたら、今度はゆっくり出し入れ始めた
い、痛い。えぐられる!?
「や、痛い、これなら奥にいて欲しいです」
「ん、解った」
後は、才人さんがゆっくりと動かして、私はそんな才人さんにゆっくり高められて
痛いのに初体験でたっぷりとイケた
「シエスタ、もう駄目、出る」
「あはぁぁ」
才人さんにお尻を差し上げた姿勢で私は身体をビクビク震わせ、才人さんの精が中にたっぷり注がれるのを味わって
才人さんにお尻を向けるのは、本当にキモチイイ
そのまま、私は暫く硬直してると、才人さんも私の腰掴んだまま硬直してた
動く気が起きないよう
このまま、またしてくれるのかな?って思ったら、ひっくり返して、前から抱き締めてくれた
「ごめんな、シエスタ。痛かったろ?」
「へ、平気です。ばっちこいです。それに、気持ち良かったですよ?」
才人さんが少し柔らかくなったから、腰を動かそ
ん〜と、こうかな?ぐりぐりぐり
うん、硬くなってきた
「もう、強くなければ大丈夫です。沢山愛して下さいね」
「ああ、痛かったら言えよ」
「はい」
うわぁ、またキスだぁ!!
才人さんのキス大好き!!
されただけで全身で抱き締めちゃう!!
才人さんが中でゆっくり動くと、私は少しずつなれて痛くなくなって、段々キモチイイ方が強くなって、才人さんをずっと抱き締めて、キスを離さない
才人さんが痙攣する時は、私もイク時で、中が満たされて、すんごくキモチイイ
こんなに良いだなんて、そりゃお母さんがお父さんを年中離さない訳だ
ずっと才人さんが入ってるとすんごい幸せ
あぁ、私はこの人を、気持ち良くさせてるんだ
そしたら、ご褒美で気持ち良くしてくれる
才人さん、何時でも子供産むから、ガンガン仕込んでね
流石にずっとやってたら眠くなって来て、でも離れたくなくて
そしたら才人さん、私を上に乗せてこう言ったんです
「このまま寝て良いよ」
「はい」
お言葉に甘えて、繋がったまま寝ちゃいました
身体がずっとふわふわのまんま、すとんと寝ちゃって
明け方になったら、何か才人さんが硬くなってて、目が覚めちゃった
才人さんがおっきくなってる!?
駄目じゃないシエスタ、才人さんを満足させてないぞ!!
頑張るぞ、おー
試しに腰をくいくい動かしてみて、うん、痛くない。大丈夫
良しいけ〜
グッチュグッチュって音がなってる
いやん、エッチな音。興奮してきちゃう
そしたら才人さんが眼を開けた
妻のご奉仕の目覚めは如何ですか〜?
「おはようございます、才人さん」
「おはよ、シエスタ」
「朝方に才人さんが凄く硬くなって、目が覚めちゃいました」
「それ、朝立ち。生理現象ね」
「どっちでも良いです。才人さんが大きくなったら、私の中に全部入れるんです」
ほうらほうら、私の中は才人さん専用ですよ〜、もう私も限界
「あ、また来る」
「シエスタ。うく」
才人さんが出す時の鼓動と、私の痙攣の鼓動が一緒。中に全部吸い出してるのが解っちゃう
もうこんなの離れられない。才人さんは私のお尻がしりと掴んでる
強い力が素敵です
たっぷり跡付けて下さいね
「ふぅふぅふぅ。朝にするのも良いですね、才人さん」
「すっかり、スキモノになっちゃって」
「才人さんがこうしたんです。才人さんが中にいると、凄く満たされるんです」
あんもう、また欲しくなっちゃった
才人さんも元気だ。もっと下さい
そしたら、才人さんが繋ったまま、身体をくるりと回しちゃった
すんごい力。素敵です
「あん」
「シエスタ、初めての時の体勢で」
「あの格好、恥ずかしいです」
「だから、お願い」
「はい」
リクエスト来た〜〜〜!!
勿論ばっちこいです!!
身体を倒してから、才人さんと離れない様に、上手く合わせながらお尻を上げて
私はベッドに突っ伏してお尻を上げて、才人さんに交尾を迫る、エッチなメスになっちゃった
私はこの人の要求なら、全部はいって言っちゃう自信がある
それ位、私は才人さんにメロメロにされてしまった
「どうだ?痛いか?」
「あは、気持ち、良いです。大丈夫、そのままで」
「行くよ」
「はい。あっあっあっあっ」
「駄目。もう来るの。来ちゃうの、あああぁぁぁ!?」
「出る」
また、来たぁ
もう、最高。もっと精出して、もっとめちゃめちゃにして
沢山出して〜〜〜〜
「才人さん、このままお休み中、ずっと居ましょうよ。私、才人さんと、ずっとこうして居たいです」
「やる事が有るからな」
「竜の羽衣ですか?」
「あぁ。約束したからな」
「絶対に、私置いて行っちゃ駄目ですよ?約束してくれないなら、お父さんにお願いして、このままずっと此処に幽閉しちゃいます」
「約束するよ」
「はい。なら許してあげます」
ちゅぽんって音立てて、才人さんが抜けちゃった
やだ、私の大事なモノが離れた
そう、思ったら、すかさず振り向いて、ぱくりと食べちゃった
良く頑張りましたね
もっともっと頑張って欲しいから、綺麗綺麗にしましょうねぇ
「シエスタ、こんなの何処で覚えて来るんだ?」
「マダムバタフライです」
「シエスタも読んでたのか」
私は食べたまんま頷いて離そうとしない
だって、これは私のだ、ミスヴァリエールなんかにあげないもん
そしたら才人さんが私の頭を軽く掴んで引き離しちゃった
にゅぽん
「あん」
「また、したくなっちゃうから駄目」
「別に良いですよ」
「そろそろ朝食だろ?」
「は〜い」
ずっとやってたから、お互いベタベタだ
だから身体を水に浸した手拭いで拭いて、着替えて才人さんと腕来んで、母屋に向かって出発〜〜

ふう、何時もより随分長いな
まだまだ続き有るのになぁ
朝食迄にするか、うん
母屋に入るとお母さんは既に起きて朝食の準備してて、お父さんとジュリアンは畑に出かけてた
「おはよ、母さん」
「おはようございます」
「あら二人共、おはよう」
にっこり笑った母さんの肌は艶々してる
昨晩何回やったんだ?この夫婦
「ふうん、随分可愛がって貰ったみたいねぇ」
「えっと、凄い?」
「えぇもう。ちょっと鏡見てみなさい」
そう言って、ころころ笑ってる
それなら行ってみよう
才人さんとお母さんの会話が、後ろから聞こえてくる
「貴方、凄いのね〜。味見して良い?」
「いや、ちょっと。流石に打ち止めです」
私はその瞬間、廊下で派手にすっ転んでしまった
私は絶対に母譲りなんだと、再認識してしまった
その後、朝食の席ではお父さんがニヤニヤしながら才人さんと話してて、その後二人して深い深〜い溜め息付いてたのは何故だろう?
ジュリーは一緒に寝てくれなかったって、ずっと不貞腐れて、才人さんがなだめるの大変だったみたい

ひいお爺ちゃん
私の初体験は大成功に終わりました
年上の人のお陰ですね
そして、一番大好きな人だったお陰です
後はお嫁さんになったって、堂々と言える時を待つだけです

才人さんのお嫁さんへの道も、大分進みました
後は実りを待つだけです
さぁ、二人の愛の奇跡よ、ばっちこい!!
あなたのお母さんは、ここに準備完了だぁ
双子でも三つ子でも四つ子でも来い
って訳には、まだ行かないみたいです
ミスモンモランシの馬鹿ぁぁぁぁぁ!!
泣いてやる、泣いてやるぅぅぅ!!


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Last-modified: 2011-03-14 (月) 11:11:59 (4789d)

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