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688 名前:第一回トリステイン魔法学院大運動会 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2006/11/20(月) 22:18:39 ID:oEK8hBjQ 「いいですか皆さん?火薬の力を応用すると、こういうものも作れるのです」 その声とともに、人ごみの中から煙を引いて、小さな筒が飛び上がった。 ひゅ〜〜〜〜〜〜。 その筒は甲高い音を立てながら秋晴れの空高く舞い上がると、上空で破裂した。 ぱぱん。 その音が、才人の何かを呼び覚ました。 「いいですか?もう一度行きますよ?」 ひゅ〜〜〜〜〜〜。 晴れた空。白い雲。輝く太陽。 「運動会…!!」 オールド・オスマンは突然の生徒の来訪に驚いていた。 「何の用かね?」 学院長の椅子の上で、オスマンは目の前の面々に語りかける。 「我々は、運動会の実行を直訴しにきました」 聞いた事のない名称だ。『実行』と言うからには、行事の一種なのだろう。 「それは、どういった行事なのかね?」 当然、運動行為に関するレギュレーションのないハルケギニアには、そういった行事はない。 「それを、この学院で執り行う事にどんな意義があるというのだね?」 学院長としては、当然の懸念であった。 「…我々は、この行事のために、運動能力を妨げない衣装を開発しました。 689 名前:第一回トリステイン魔法学院大運動会 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2006/11/20(月) 22:20:03 ID:oEK8hBjQ 「キミの言っている言葉の意味が掴めないのだが」 ギーシュはその反応も予想していたらしい。 「窓の下をご覧下さい」 言われるまま、オスマンが下を覗き込むと。 「なななななななななな、なんだねあれは!」 その隣ではしゃぐシエスタの着ている衣装を見て、オスマンはうろたえる。 「あれが、女性用の『衣装』。 上は、才人と同じ半そでの白い上着。 「けけけけけけけけけけけけけけ」 息の詰まった鶏のような声をあげ、オスマンは震える。 「けしからんっ!けしからんぞあんな衣装っ!」 鼻の穴が思い切り開き、蒸気でも噴出しそうな勢いで鼻息を吹き出す。 「とてもけしからんので、是非やろうじゃないか運動会! おおおおおおおおお、とそこに集った面々が沸いた。 「ここに『トリステイン魔法学院大運動会』の開催を決定するっ! かくして、第一回『トリステイン魔法学院大運動会』の開催が決定した。 690 名前:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2006/11/20(月) 22:22:50 ID:oEK8hBjQ 「みんなで運動会ネタ書こうぜ」ってことです(ぁ ていうかやろうやろうと考えてて風邪やら腰痛やらですっかり忘れてた(ぉ |
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