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〇月×日
ふぅ、才人さんはまだ眼を覚まさない
私とミスヴァリエール、それに今日即位した陛下とシュヴァリエの四人がかりで、交替で暖めてるんだけど、体温奪われまくって酷い状態
本当に眼を覚ますかな?
このままずっと眼を覚まさず、終わっちゃうのかな?
そんなの嫌だよぅ
私と一緒に暖めてるのは、ミスヴァリエールなんですけど、ミスは一番身体が小さいじゃないですか
ずっと震えてるんですよ?
陛下の治癒もあんまり効いてないって、陛下がため息付いてました
大量に栄養が必要なのに、栄養が血液と一緒に流れてしまったとかで
怪我の修復分は使えたらしいのですけど、それと生命維持で精一杯だそうで、後は自力で意識を回復する迄待たないと駄目だとか
大丈夫だよね?ちゃんと眼を覚ますよね?
ミスはどう思ってるのでしょう?
聞いてみました
「あの、ミス」
「…何よ?」
「才人さん、眼を覚ましますよね?」
「大丈夫よ、絶対に大丈夫。サイトはあたしを置いて行ったりしない。絶対しないもん」
震える身体を無理矢理抑えて、祈る様に断言してます
信じたいんですね。私もそうです
「そうですね、私を置いて行ったりしないですものね。たまには、ミスも良い事言うじゃないですか?」
「何がたまによ?」
「あら、本当の事じゃないですか」
「…やるの?」
「やりません。今は才人さんの看病が優先です」
「治ったら憶えて起きなさい」
「えぇ、その時は目一杯お相手します」

ふん、普通の喧嘩なら負けないんだから

ひいお爺ちゃん
才人さんはまだ冷たいです
早く回復して欲しいです
私の旦那様がこんな所で終わりにならない様に、ヴァルハラのワルキューレを才人さんに寄越さない様、見張ってて下さいね

〇月×日
才人さん達と一緒に来て3日経ちました
その間、殆どが才人さんの看病で、メイドなのに、他のメイド達から給仕して貰ってます
……良いのかしら?
シュヴァリエに聞いてみましょう
「あの、私、給仕しなくても良いのでしょうか?」
「構わんぞ?給仕したいなら、代わりに体温維持担当を呼ぶが良いのか?言っておくが、全ての世話を申し付ける可能性が高いぞ?」
へ?全て?
も、もしかして
「勿論、あっちの世話も入るだろうな。今の才人の相手を嫌がるメイドは、ちょっと思い付かん」
「…あの」
「勇者を女を以って遇するのは昔からの倣わしだ。陛下が女とて変わりは無い、諦めろ。銃士隊から志願者募っても、ちょっと何人手を上げるか分からん」
うっそ、冗談キツイですよシュヴァリエ
私の表情で察したのか、シュヴァリエがベッドの中で動きながら、才人さんに真剣な表情を向けてます
「なんだ?第2分隊で志願者出てたのを聞かなかったのか?隊長のお手付きでも構わないって、言われたんだが?」
「えぇ!?」
聞いてないですよ、シュヴァリエ!!
「男の数が女より少ないのは知ってるだろ?どこもかしこも人手不足なんだよ。出来る男となれば尚更だ。コイツには、種蒔きも頑張って貰わないとならん」
うわちゃあ、勘弁して欲しいです
「シエスタは休んでてくれ」
「あ、はい」
私が部屋を出る時に、独り言が聞こえて来ました
「やっと、勃ったな。早く起きろ、才人」
ナンデスカ、今の声
めちゃめちゃ甘い声じゃないですか?
何で皆して才人さんにばっかり
う〜、ムカムカしてきた
い、良いもん。とにかく寝よう、うん
私が部屋に戻ると、ミスヴァリエールが身体をガチガチさせながら寝てます
「あ、大丈夫ですか?ミス。お風呂に入った方が」
「だ、大丈夫」
全然大丈夫じゃないですか
私はすぱぱって脱いで、ベッドに入ってミスを抱き締めます
ふわっ、冷たい!!
「あ……あったかい」
「冷たいじゃないですか。無理しちゃ駄目ですよ。もぅ」
私はそう言って、胸にミスを埋めます
ふふ、何だか大きい子供が出来たみたいです
ミスったら、ふんふん鼻を動かして、そのまま頭を押し付けてます
「…ちい姉さまに、良くして貰ったなぁ」
「ふふっ。じゃあ、今は私がお姉さんですね?」
「ふざけないでよ?ちい姉さまは、シエスタなんかより、ずっと高貴で綺麗で優しくてあたしの理想なんだから!!」
「へ〜そうですか」
「それにね」
もぞもぞって動いたミスが、そのままぱくっと、わ、私の胸にぱくついたぁ!!
ちょっとそれ、才人さんの!!
ちゅうちゅう吸うなぁ!!
やって良いのは才人さんだけ〜〜!!
……にしても、下手っぴだなぁ。才人さんの時は、びくびくしっぱなしだったのに
「…ぷはっ。やっぱり、ちい姉さまの方が美味しい」
「……姉妹で一体何やってるんですか?」
「ち、違うわよ。あたしが落ち込んでる時とかに、ちい姉様が慰めてくれてたのよ」
「へ〜、貴族のしきたりは面白いんですねぇ」
私が満面の笑みで答えると、ミスは真っ赤になってうつ向いちゃいました
なんて言うか、ヴァリエール家って、面白い家なんですねぇ
一度行ってみたいかも
ふう、では私達も体力回復の為に寝ちゃいましょう

そして起きたので、才人さんの寝室に二人で行ったら、才人さんが目を覚ましてたんですが、陛下と何かやってますね?
私はともかく、ミスがダッシュです
まぁ、気持ちは分からなくないんですけどね
そのまま戦場でのやり取りの繰り返し
飽きないですねぇ、二人共
才人さんなんか苦笑してますよ
私は終始笑顔で控えてます
そしたら、才人さんから
「ルイズ,シエスタ、悪いけど姫様引き剥がして」
才人さんの頼みなら喜んで、私はにこにこしながらベッドに行きます
「女王陛下。才人さんの頼みですので、失礼致します」
「あん」
毛布の中から全裸で陛下が出ると胸がぷるんと揺れて、才人さんが凝視してます
おっぱい本当に好きなんだなぁ
そしたら陛下ったら、軽く唇を舐め、怪しい視線を才人さんに向けるんです
才人さんが冷や汗を足らしてます。やっぱり色仕掛けだよね?
ズン
あ、ミスが跳び上がって踏ん付けてる
……今回は、才人さん悪くない様な?
「クハッ」
「…犬」
「……わん」
「今、何を見てたの?正直におっしゃい、多分怒るから」
「良いのか?」
「そそそそうね、正直に言えば、4倍増を3倍増に抑えても良いわ」
「解った。ルイズのかぼちゃパンツだな」
「えっ?」
あ〜あ、お子様パンツがバレちゃった
「い・い・い・いやぁぁぁぁぁぁ!?今見たの全部無し〜〜〜〜〜〜!!」
あ、そのまま踏んじゃ駄目です!
私が叫ぼうとしたら、シュヴァリエが止めて下さいました
「何時もの調子でやるな、馬鹿。才人は重症だぞ?」
ふぅ、助かった
「あれ?アニエスさん起きたの?」
「こう五月蝿くちゃ、おちおち寝てもいられん。やっと、暖かい状態になったってのに」
あ、シュヴァリエの胸って形が良いですね
う〜ん、中々のモノをお持ちの様だ
やっぱり、軍人だからなのかな?
それに全然恥ずかしがらないですね
そう言えば才人さんも
う〜ん、サバサバしてるんだなぁ
そんなこんなでやり取りを見てたら、私に陛下が食事を取って来なさいって
「かしこまりました」
私はそう言って、厨房に向かいます
てくてく歩いて厨房に着いて、才人さん用の食事をお願いしたら、他の傷病者と同じく消化の良いスープを渡されました
「有り難うございます」
「その兄ちゃんは、内蔵に損傷無いな?」
「あ、はい。肺だけと聞いてます」
「じゃあ、サービスだ。桃りんご付けとくから、食べさせてやれ」
「有り難うございます」
私はそう言って頭を下げて、ワゴンを押して、才人さんの部屋にゴロゴロ向かいます
お城は作業用の昇降機有って便利だなぁ
魔法学院じゃ、全部階段だもんなぁ
さてさて、着いて扉を開く前にノックして
「失礼します」
扉を開いたら、ミスヴァリエールが真っ青になって座ってる
一体何があったんだろう?
何か雰囲気も寒々しいな。私の居ない間に難しい話でもしてたのかな?
まぁ、良いや。余計な詮索は止め止め
「才人さん、お食事用意出来ましたよ」
「有り難う」
才人さんがそう言ったのですが、身体が動かないので、シュヴァリエが身体を起こしてあげて、陛下と共に肌掛けを纏ってます
う〜、何をやっても様になるのは羨ましいなぁ
でも、お世話は譲らないもんね
二人が才人さんを支えて、私がスプーンを持って才人さんにスープを飲ませます
うん、食欲はちゃんとある
良かった。これなら回復も早いかな?
全部飲ませて、更におかわりも用意してたんですが、それも全部飲んじゃった
その後は私が桃りんごを剥いて、一口サイズに切り分けて、はいってしたら食べてくれました
うん、良かった良かった。一時はどうなるかと
そしたら、そのまま陛下が治癒を詠唱したんです
才人さん、回復力にびっくり
「……嘘だろ?もう、身体に力が入り始めてる」
「いえ、私はスクウェアじゃないので、効きはまぁまぁ程度ですよ?」
「いやぁ、学院のメイジだとドットが大半だったから、こんな簡単になるとはね」
才人さん、しきりに感心してる
私も魔法を此処まで見る機会は無かったので、才人さんの気持ちは分からなくも無いなぁ
そんなこんなで交替時間になって、私とミスヴァリエールが今度は全裸です
良し、今夜はミスが寝たらおねだりだ
うふふふふふ
才人さん、頑張って下さいねぇ
大丈夫、動かなくて良いですよ

さてと、今日は此処まで
明日続き書けるかな?

〇月×日
ふ、不覚
まさか一番先に私が寝てしまった
うぅ、まさか寝付きの良さを恨む時が来るなんて
私の馬鹿ぁ!!
ふぅ、でも才人さんが起きてから、一気に私のやる気は120%
うっふっふっふ
才人さんがきちんと起きてるだけで、私は一杯元気になる
でも、ミスと陛下が邪魔
いやもう本当に、邪魔
陛下が才人さんの食事に付き添って、治癒を掛ける為に居るんですが、序でに朝食迄一緒に取ってしまって、終始にこにこしてます
そんなに楽しいのかなぁ?
いやまぁ、私も陛下の給仕なんて、一生出来ないと思ってたから、感激ですけどね
陛下はテーブルマナーもきちんとしてて、学院の子弟とはやっぱり器が違いますね
ですが、わざとミスヴァリエールをからかいながら、才人さんに熱心に話掛けて、ミスは落ち着かなげです
…明らかに遊んでますね、あれ
「あの、使い魔さん」
「何でしょう?姫様」
「恋人とかいらっしゃいまして?」
「…ご想像にお任せします」
「あら、でしたら立候補しても宜しいかしら?」
ガチャン
あ、ミスがお皿割った
このお皿、青磁ですよ?
もの凄く高そうなんだけど?
「あら、嫌だわルイズ。貴女がこの青磁のお皿割るなんて」
「べ、弁償致します」
「ではセット物ですので、司教年金分のお支払をお願い致しますわ」
あ、今度はテーブルに突っ伏した
「あら嫌だわルイズ、冗談に決まってましてよ?ちょっと、借金のカタにルイズの財産である使い魔さんを、取り上げるだけですわ」
「ひひひ姫さま〜〜?」
……完全に押し込まれてる
才人さんはきょとんとして、二人のやり取り見てますね
まぁ、私も陣地で見てなかったら、同じ反応すると思う
っとまぁ、陛下は治療で仕方ないとして、ミスは先に帰ったら如何でしょうか?
シュヴァリエなんか任務と言って、あっさり出ていったってのに、もう
だってミスったら、上体起こした才人さんに飛込んだりゴロゴロしたり、やりたい放題
「使い魔とコミュニケーション取るのは、主人の務め!!」
ですって
才人さんは受け入れて下さってますけど、怪我人に対する行為じゃないですよ
何だかんだで子供ですよね、全く
そんなこんなでひきつりながら見てたら、才人さんが耳にふぅって息を吹き掛けて、ミスが喜びながら、ぽかぽか才人さんを叩いてる
うざっ、やってらんなぁい
お世話してるのは私なのにぃ
二人きりなら、アハンとかウフンとか、大人のじゃれあい出来るのに〜〜〜〜〜!!
あれ?ミスが私に向かって来た
何を言う積もりですかね?
絶対、ぜぇったい聞きませんよ?
「シエスタ、席を外してくれない?」
嫌ですよ〜だ
「私は才人さんの看病で居るんです。聞けません」
「違うのよ。えっと……」
「シエスタ、真面目な話なんだ。頼む」
あれ?才人さんから声を掛けられた
「才人さん、本当に?」
「本当」
「解りました。では外で待機してますので、終わったら呼鈴でお願いします」
「済まないね」
「いえ」
旦那様の仕事の邪魔をしないのは、良妻の条件ですもの。旦那様のお願いなら、喜んで応じますよ
私はそのまま外に出て、待機です
待機中も何時でも出られる様にするのが、メイドの心得です
実は待機中が一番大変だ
奉公始めた当初は、待機中に居眠りして、メイド長やマルトー料理長に怒られたっけ
今はそんな事しませんよ?
暫く待ってたら、呼鈴が鳴りました
はいはい、只今〜
ガチャって開けて入るとミスが才人さんを抱き締めてる
そうかそうかそうですか?
やっぱり私を追い出して、イチャイチャしたかったんですね?
貴族で主人だからって、モノには限度があるんですよ?ミスヴァリエール
えぇ、笑顔一杯でベッドに向かうと、才人さんが冷や汗足らしてる
ふん、いい気味だ
「ミスヴァリエール。何で抱き付いてるんです?お話は終わりましたか?」
「まだ続きが有るの。本当よ。ボロ剣と刀持って来るから手伝って。刀はあたしが触ると危険だから、シエスタが持って来るの」
あら、一応用事だったんですね
「解りました。では行きましょう」
私達は部屋を後にして、二人で才人さんの武器を取りに行きます
今口開くと嫌味しか出ないや、黙っておこっと
そして剣を持って行ったら、今度は才人さんに頼まれちゃった
「有り難う二人共。悪いけどシエスタ、また外に……嫌、違うな、何かつまむ物持って来て。ルイズが好きな奴が良い」
「あたしの好きな物?」
「あぁ」
……一体どういう事なんでしょうね?
「んとね、クックベリーパイが良い。其と、持って来ても、良いと言う迄、入って来ちゃ駄目よ。真面目な話だから、お願い」
その言葉に、才人さんも頷いてる
本当に大事な話なのか。じゃあ、詮索無しだ
「かしこまりました。ミスヴァリエール、才人さん」
私は部屋を出て、厨房に向かいます
そして注文したら、一気に焼きあげて下さいました
う〜ん。おっきいオーブンは羨ましいなぁ
後は、お茶と多少のお菓子も用意してっと
良し完了
ワゴンをゴロゴロしながら部屋に向かってたら、ボンって音が聞こえてきた
あれ?何かやったのかなぁ?
まぁ、才人さんの事だから安心・・は、出来ない
才人さんは無茶する人だった。早く呼んで下さい
また何か、才人さんがやらかしてませんか?
そんなこんなで待ってたら、呼鈴がなりました
はいはい、ただいま参ります〜
ガチャって開けて中に入ったら、才人さんがベッドでのびてる
……一体何やってんですかね?
私が無言でワゴンを押して行くと、ミスがぱくりとクックベリーパイに噛みつきながら、叫んだんです
「絶対、ぜぇったい、見返してやる。ぜぇったいなんだからぁ!!」
……一体何を言われたんでしょう?
「一体何を言われたんですか?ミス」
「……」
無言でぱくぱく食べて、更にお茶で流し込んでる
う〜む、はしたない
「平民でも、そんな食べ方しませんよ?」
「……うっさいわね。食べなきゃ駄目なの。じゃないと、おおおっきくならないの」
「身長ですか?」
「……ちょっと違う」
「あぁ、成程。女のコなのに、無いですもんねぇ」
丁度食べ終わったミスの手が、私のほっぺたをつねります
ふ〜ん、やりますか?
や ら い で か
私はそのままつねり返すと、ミスが殴り掛って来たので私も殴り返します
バキッ
「貴族なら、何しても良いって、思ってんじゃないですかぁ?」
「あああんたなんかに、貴族の苦労が解ってたまるもんですか!?」
えぇ、それからずっとどったんばったん、お互いの髪引っ張ったり、ひっかいたりひっぱたいたり
様子を見に来たシュウァリエが止める迄、ずっとやってしまいました
あはは、気持ち良い位思い切り喧嘩したなぁ
私達の首根っこ掴んだシュヴァリエから一言
「……才人の苦労が良く解るな」
いやん、もう恥ずかしい
で、私はすっきりしたんで笑ってたんですけど、ミスヴァリエールはぶっすぅとしてました
「所でシュヴァリエ、才人さんの様子見ですか?」
「あぁ、明日の午前中に時間取れた。墓参りしたいって言ってたからな、伝えに来たんだ。序でに昼食だ」
ぐ〜
え?誰の腹の虫?
私達がキョロキョロすると、ミスが紅い顔してる
「え?さっき、あれだけ食べたのに?」
「魔法よ、魔法。サイトが言うには、あたしは魔法を使う度に、食べないと駄目なんだって」
あぁ、そういう事ですか
「食べた分を、そのまま魔法で使ってしまうんですか?」
「…そうみたい。こんなにお腹減るなんて、気付かなかった」
あ、そう言えば、ずっと聞こうと思ってたんだ
「所でミス、いつから魔法を使える様になったんですか?」
「タルブの戦からよ」
えぇ!?そうなんだ!?
「おめでとうございます、ミス」
本当に
「ありがと。そうそう、あたしが魔法使えるの、学院の人達含めて言っちゃ駄目よ?サイトも同じ事言うから、守ってね」
「駄目なんですか?ゼロの汚名返上じゃないですか?」
「駄目。お願いね」
何か有るのかなぁ?
貴族の皆様も色々有るからなぁ
「解りました、ミス」
私はそう言って、安請けあいしちゃいます
まぁ、今迄通りですから平気ですね、えぇ
そして昼食になると、また陛下がやって来て、才人さんを起こした後、私が給仕でお食事です
才人さん、もう固形物平気みたい。ばくばく食べてるもんなぁ
才人さんの食べっぷりは、見てて気持ち良いです
ミスは食は細いんですよね
さっきのクックベリーパイの食べっぷり見たら、そんな風には思えないんですけど
陛下は優雅に食べるし、シュヴァリエは兵隊さんだから、粗野な感じしますね
うん、こうして見ると、何か対比がとっても面白いです
学院じゃ、そんな事気にした事無かったんだけどなぁ?
やっぱり、学生とは色々違うんだなぁ
それで会話もそこそこに、ってか、才人さんは沢山食べるのに忙しくて、ちっとも喋れなくて、シュヴァリエが一方的に話すのを、頷いてたんですよね
「才人、明日の朝迎えに来る。墓参りだ」
才人さんがコクコク頷いてます
「では私も、明日の午前中に謁見をお願い致しますわ」
同じくコクコク頷いてます
見てて面白い
ミスは、そんな才人さん見て微妙な表情浮かべてる
笑えば良いのか、怒れば良いのか悩んでる状態かな?
食べるのは、治療に必要だから素直に喜べば良いのに
まあ、いっか
皆が食べ終ると、私は厨房に届けてそちらで昼食して、そのままお茶を持って、また向かいます
戻ったら、陛下とミスでまたやってますよ
本当に飽きないなぁ、この二人
二人っきりになるのは今日も無理そうだ、はぁ

ひいお爺ちゃん
王宮では駄目そうです
私にもチャンスを下さい


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