ルイズは鏡の前で踊り子の衣装を着た自分の姿を見て呟いた。
「ほうら、可愛い!龍もどきや胸お化けや牛メイドにも負けて
ないじゃない!」 実際その格好は良く似合っていた。
ルイズが鏡の前で見とれていると「ルイズ、ちょっといいか?」
とサイトが入ってきた。ルイズは突然入ってきたのに驚いて サイ
トに不機嫌な声で言った。「この犬、ノックぐらいしなさいよ!!」
「ゴ、ゴメン」慌てて後ろを向いてサイトは聞いた。「どうした
んだよ?急にそんな格好して?」「私もみんなと踊ることにした
のよ!特別扱いは嫌だから!!」
「そ、その格好でか?」サイトは考えると鼻息が荒くなってしま
った。ルイズはその様子を背で感じて「な、何よ。このエロ犬っ
たら鼻息荒くして、やらしいったらありゃしないわ!」と思う反
面、そんなに魅力的なのかなと考えていた。
 そこで背を向けたまま、サイトに尋ねた。「ねえ、サイト。
この格好どうかしら?」「ああ、良く似合ってるよ、ルイズ」
「そっち見てたってわからないでしょう?こっち向きなさい
よ〜」「いや、見たいのは山々だけど、そのために来たんじゃ
ないからさ…」「それともなに?あんたもギーシュとマリコル
ヌと一緒でキュルケやテファの方がいいの?」とルイズの声の
機嫌が悪くなってきた。慌ててサイトは答えた。
「そんなことないよ、正直言ってテファやキュルケより似合っ
てる。でも俺以外の沢山の男に見られるのかと思うとさ…」
ルイズは予想外の言葉に嬉しくなり、大胆な事を言い出した。
「む、胸の布ずらしたらどうなるのかしら?」
「え?ちょっといきなりそれは…」
ルイズの大胆な言動は止まらない。
「私、虚無の担い手なんだから無敵なのよ。無敵に
色気プラスで使い魔なんてイチコロなんだからっ!」
「ルイズ、お前自分の言ってることわかってるのか?」 
サイトは慌てて尋ねるがルイズは聞こえてないのか
「ず、ずらすわよ。ほうら、ほうら」 
その瞬間にサイトの理性は宇宙の彼方に吹っ飛んだ
今の状況なんかどうでもいい、ルイズとしたい。
素直にそう思ったから行動した。
サイトは振り返るとそのままルイズにキスしながら
勢い良くベッドの上に押し倒した。
「我慢しようと思ったけど俺もう限界!ルイズ、していい?」
「あ、あんたなに言ってるのよ?今夜中にタバサを助け出す
ってキュルケが言っていたでしょう?」
「確かにそうだよ。でも今夜戦うことになっちまったらどうす
るんだよ?もし、俺が殺されちまったらタバサを助けるどころか
お前が敵の大将に好き勝手に遊ばれちまうんだぞ!」
ルイズはサイトが言ってることを良く理解できなかった。
しかし、てんぱっているサイトはさらにとんでもないことを言った。 
「知らない男にお前を取られるくらいなら先に俺のものにする」
やっとルイズはサイトの言うことが理解出来た。つまり、サイトは
仮に自分が殺された後、ルイズが酷い目に逢わされないように先に
自分の処女を奪っておこうと言うのだ。そう思った瞬間、ルイズの
頭の中はぐるぐると回転した。「こ、このバカなにいってんのよ?
使い魔の癖にご主人様の中に自分の精子を入れておこうっていうの?」
頭の中は混乱し、声を出せずにいるとサイトは唇を塞いできた。
「優しくするからさ、いいだろ?」
ルイズは決めた。「わ、わかったわよ。でも初めてだから優しくしなさ
いよ…」とだんだん小声になるルイズの唇をサイトは塞いだ。 
ルイズの口の中で暫し舌を遊んだあと、サイトは胸の布を外して
ルイズの小ぶりながら存在をしっかりと主張している乳首を最初
は指の腹で転がし、固くなってきた後、舌で器用に責める。
もともとキスだけで感じるほど敏感なルイズは堪えられず声をだす。
「はあ、サイト。気持ちよすぎるわよ、それに胸だけ攻めないで…」
ルイズが充分感じられる様になった後、サイトはルイズの上半身を
撫でながら下の割れ目に手を這わせていく。割れ目を開くと見事な
程、綺麗な膣だった。サイトは再び唇をルイズの乳首に持っていく
と指を二本、ルイズの膣に挿入させた。乳首を責めながら同時に膣
を愛撫すると女の子の証の汁がどくどくと溢れていた。
「サイト、そんなに攻めないで…私、おかしくなっちゃう」
ルイズは呻いていたがサイトは責めを緩めなかった。
「俺なんかの攻めで気持ちいい?」サイトが尋ねるとルイズは
「ねえ、サイト。サイトのオチンチン、私の膣に挿れて…」と
囁いた。サイトは身体を起こすと自らの剛直をルイズの膣に持っ
ていくと蜜をまんべんなく塗ってから慎重に挿入していく。
途中までは順調に進んだが、何かに阻まれてしまった。
「くうぅ、痛あぁ… 」「痛いんなら止めるか?」
「だ、ダメよ。私がサイトのものになるために続けて…」
勢いをつけて突破するとルイズの膣がサイトの剛直を締め
付けて来た。「ルイズ、動けないからもっと声をだして」
ルイズの声は最初は悲鳴の様だったがだんだん喘ぎ声の方
が大きくなってきた。「あぁ!サイトっ!気持ちいい!
もっと、もっとシテエ〜!」「分かった!」
サイト動きはどんどん激しくなっていった。それと同時に
ルイズの喘ぎ声は大きくなっていった。
やがて、ルイズの膣がきつく締めあげてくると同時に
足をサイトの腰に絡めてきた。 サイトは一回腰を緩め
ると全体重をかけて、ルイズの膣を貫いた。 
「サイト!好き!大好きなの!!」
「ルイズ!大好きだ!」
サイトは精液を存分にルイズの膣に注ぎ込んだ。
ルイズはサイトの首に手を回して抱きついてきて
「まだ、これからよね…」「まだまだ行けるよ」
そのまま数回こなした後、二人の意識は飛んだ。
 それから数時間後、キュルケが不機嫌な声で言った。
「サイトとルイズったら何しているのかしら?ギーシュ、
ちょっと様子を見て来て!」言われた通りにギーシュが
二人の部屋に行くと二人は全裸で抱きあって寝ていたので
ギーシュは驚きのあまり、腰を抜かしてしまった。
「き、君達!!この状況で何してるんだよ! 」
とギーシュが怒鳴り付けて眼を覚ました二人の間で
ひと悶着あり、ギーシュがとばっちりを喰らったのは
ここだけの話。この後、サイトは殺されることもなく、
無事にタバサの救出も成功した帰り、シェフィールドに
襲われたりと大変だったがサイトとルイズが結婚に繋が
ったきっかけがこれだったのは云うまでもない……。

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