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キャラは沢山出ますが、大体ルイズ×サイトです。
ちなみに、ルイズもサイトもお互いを深く、深く愛し合ってる感じです。ハイ。
もちろん表面にはだしませんが、心の中では、という意味です。ちょぴっと素直です。
トリスティン魔法学院。
サイト「こ、これは・・・・」
コルベール「ついに出来たな・・・」
2人の目の前にある水晶の名は、『夢見の水晶』というものだ。
2人の内1人が思い浮かべた世界に2人で行く事が出来る。
夢見の水晶と言っても、夢を見るだけではなく、その世界に移ることが出来るのだ。
1度行った場所は、数年記録され、何度でも行き来できるのだ。
それに、モニターのようにお互いを見て、話すことも可能である。
サイトが浮かべれば『日本』へ。
こちらの人間ならば『ハルケギニア』へ。
このマジックアイテムには『虚無』の力を入れてあり、協力してくれたルイズはまだ寝ている。
サイトはルイズに感謝でいっぱいだった。
理由は『サイトのご両親に挨拶しなきゃ』やら『両親に認めてもらわないとサイトと・・』だ。
サイトも快く受け入れ、まず最初に行くのは『サイトとルイズ』に決めていた』。
分かるとおり、2人ずつしか行けないのだ。
それに1度使うと数日は使えない。
最初はサイトとルイズでいくのだ。
コルベールも1秒も早くサイトの住む『ニホン』へと行きたかったのだが、断念したのである。
そしてついに、明日が初の移動となる。
コルベールとサイトは顔を見合わせ、明日の奇跡を願った。
そして、翌日―――。
サイト「ルイズ、ルイズ!早く行こうぜ」
ルイズ「え?あ・・・そういえば、今日だっけ?」
サイト「あぁ、今日だよ!『日本』に帰れるんだ!まぁ、お前は帰るじゃなくて来るんだけど」
ルイズ「は、早く行きましょ!!」
ルイズもかなり楽しみにしていた。
戦争も無く、差別もほぼ無く、平和で楽しくて温かい世界・・・。
それに、サイトが育った土地――――。
見てみたかった。
コルベール「おっ、来たね2人とも!」
ルイズ「おはようございますコルベール先生」
サイト「コルベール先生おはようございます」
コルベール「あぁ、おはよう2人とも、じゃぁ早速・・・・行くかい?」
サイトとルイズはお互いを見て微笑んだ。
サイト・ルイズ「はい!」
キュォォォォ・・・・・・・ン・・・。
コルベール「じゃぁ、サイト君の実家についたら連絡をしてくれ」
サイト「えぇ、じゃあ・・いってきます」
ルイズ「私も・・ハルケギニアの住人として、めずらしい物いっぱい見せますよ」
コルベール「あぁ、ありがとうミス・ヴァリエール、では、いくぞ・・・」
コルベールは水晶をサイトに渡した。
そして2人は・・・消えていった。
シュウゥゥゥゥ・・・・・・・。
ドーン!
サイト「いててて・・・ルイズ、大丈夫か?」
ルイズ「う、うん・・・・」
ルイズはサイトの手を取り、少し赤くなりながらも立ち上がる。
そして最初に見た光景は・・・
ルイズ「な、何よこれ・・・・・・」
溢れんばかりのデパートやゲームショップ、アニ○イトやメイド喫茶。
ルイズの目からでは、戦争の軍の『拠点』にしか見えなかった。
ルイズ「サイト!この世界は戦争無いんじゃなかったの!?何よアレ!!!」
・・・そう訴えてみた・・・しかし、サイトの反応は・・・
サイト「か・・か・・・・帰ってきたぁぁぁーーー!!!!!!!!!!!!!!!」
涙ぐみながらも両手を上げ叫ぶ。
ルイズ「・・・へ?」
その活発さに驚き、少し後ずさるルイズ。
サイト「ルイズ、やった!帰ってきたよ!『日本』だ!っていうかアキバだ!!!!」
ルイズ「ちょっと、『アキバ』って何よ、この拠点のこと!?」
サイト「え?・・・・・ぷっ・・」
思わず笑ってしまったサイト。
ルイズ「ちょー!今笑ってたでしょアンター!!!!」
サイト「ここは戦争もねーっての!これは町だよ。町」
ルイズ「こ、こんなデカイ建物がこんなにあるのに・・・・町・・?」
サイト「さぁ、俺の家に行こうぜー」
ルイズ「あ、ちょっと待ちなさいよー!」
サイトは帰ってきた!
〜帰還編〜 完