[[X00-47]]の続きです。

才人は夢を見ていた。それは言うまでもなくルイズの夢である。その夢で才人は魘され目が覚めた。

「・・・・ルイズ・・・」

才人は窓の外を見たが、まだ明け方でほとんどの人は起きていない時間だ。隣を見ると今の主?であるタバサが寝ている。なぜか才人は頬擦りしたいという欲求が沸いた。才人はその欲求に耐え、もう1度寝た。

タバサは目が覚めて隣にいる小さいペットに目をやった。寝言でルイズと言っているを聞いて”今日のお仕置きは・・・あれにしよう”と決めた。

「ん・・・シャルロットさまぁ・・おはようございますぅ・・」
「・・おはよう、サイト」

才人は寝ぼけた声でタバサに挨拶をした。タバサも挨拶をして才人の顎を撫でる。気持ち良さそうに目を細めてその指に頭を預けた。しばらく撫でてタバサは着替えて朝食を取りにいく。

「・・・ルイズ・・・」

才人はルイズのことが気になって仕方がなかった。しかしそれはどうしようもない、自分を召喚したご主人様なのだから。そんなことを考えても今の才人には、会いに行くすべはない、まずこの部屋から出れないのだから。そんなことを思っているとタバサが朝食を取ってきたようだ。

「・・・サイト、ご飯」
「はい、シャルロット様」

タバサは才人を机まで持ってきて朝食をとった。朝食を終えて少し才人は体を動かしていた。才人が運動してる間タバサは床に何やら魔法陣を描いていた。

「サイト、一旦元に戻してあげる」
「本当ですか!?」
「ただし、逃げたりしたら・・・わかってる?」
「う・・・・はい、シャルロット様」

才人がそう言うと才人を床に置いて魔法を解いた。才人が動こうとしたのでタバサが、

「待て、お座り」

そう言うと才人は動けなくなった。”え、何で動けないんだ”混乱している才人をタバサは魔法陣の上においた。

「シャルロット様?何をするつもりですか?」
「これから特殊な魔法をかける。これは若返りの魔法だけど同時に記憶を失う。でも、元に戻る時に記憶は戻り若返ったときの記憶も残る。そしてこの魔法の期限は1日」

何のことやらさっぱりわかっていない才人を放っておいてタバサは魔法を発動させた。

「サイト・・・もう逃がさないから」

その言葉を聞いて才人は気を失った。
白い煙に包まれた部屋にいるタバサは魔法で煙を外に飛ばした。そして魔法陣に目をやるとその真ん中に小さな子供が倒れている。その子供が目を覚ました。

「ん・・・ん?ここ・・どこ?」
「ハルケギニア」
「はるけぎにあ?おねえちゃんだれ?」
「シャルロット」

子供は部屋を見回していた。

「どうしたの?」
「わかんない、何も覚えてない・・・」

泣きそうになったので優しく抱いて頭を撫でた。

「大丈夫、お姉ちゃんがいるからね、サイト」
「さいと?ぼくのなまえ?」
「そう」

そう、この子供はさっき魔法陣にいたあの才人なのである。しかし記憶がないので、自分が誰かもわからない。今はただ自分を知っている、タバサを信じているのだ。

「お姉ちゃん・・・」
「何?サイト?」

上目遣いでタバサを見てきた才人に対してタバサは優しく微笑んだ。

「ずっと一緒にいてくれる?」
「うん、一緒にいるよ」
「一人にしたりしない?」
「うん、一人にしない」
その答えに満足したのか才人はタバサの胸に顔を埋めた。そのまま頭を撫でてくるタバサの手に頭を預けた。しばらく頭を撫でえられていた才人は、落ち着いたのかタバサから離れた。

その答えに満足したのか才人はタバサの胸に顔を埋めた。そのまま頭を撫でてくるタバサの手に頭を預けた。しばらく頭を撫でられていた才人は、落ち着いたのかタバサから離れた。

「お姉ちゃん、おなかすいた」
「ん・・それじゃ待っててすぐ持ってくるから」

そう言って頭を撫でた後タバサは部屋を出て、食事を持ってきた。タバサが机に食事を置くと、才人がしがみ付いて来た。

「サイト?」

そう言っても才人は顔を上げないのでタバサは優しく頭を撫でてあげた。

「サイト、ご飯にしよう?」
「・・・うん」

少し泣きそうな声で才人は返事をした。そのままイスに座り食事をとろうとした。

「お姉ちゃん・・・」
「何?」
「・・・食べさせて・・」

さすがにタバサは驚いたが甘えてくる才人が可愛くてしかたなかった。

「いいよ、サイト」

そう言って才人にご飯をあげていた。食べ終えると、才人は眠くなりタバサに抱かれたまま寝てしまった。

「くぅ〜くぅ〜ん〜」

タバサは黙って才人の頭を撫でた。才人の寝顔も可愛いと思いながらタバサは頭を撫でていた。それからしばらくして才人が起きてタバサと色々話をして夕食を食べて、寝ることにして、着替えてベットに入った。

「お姉ちゃん、おやすみなさい」
「ん・・・お休みサイト」

そう言って頭を撫でてあげた。才人は嬉しそうに微笑んだ。そのまま才人は寝てしまった。
”この魔法は朝には解けるはず、明日が楽しみ”
そう思いタバサは眠った。

才人は目を覚ますと、記憶が一気に蘇ってきた。今までのこと、昨日のことを鮮明に脳に焼き付けられた。そして隣で寝ているタバサを見ると甘えたい気持ちがはち切れんばかりにこみ上げてきた。しかしその気持ちをなんとか抑えて再び眠りについた。
それから少ししてタバサが起きた隣で元の姿に戻っている才人に目をやった。それから才人を起こした。

「サイト・・・あはよう」
「ん・・・おはようございます。おね・・・シャルロット様」

一瞬”おねえちゃん”と言おうとしたが訂正した。それが少し気に食わなかったがタバサは許すことにした。

「・・・・ルイズ・・・」

小声で言った才人の言葉にタバサはキレた。才人をベットから落とし杖を取り部屋一面にサイレント、幻術、そして扉やドアにロックの魔法をかけた。これでこの部屋は中にいる人には密室、外の人には、この部屋には誰もいなく出かけてるように見えるのだ。

「え?・・シャルロット様?」

自分の状況がまったくわかっていないようだ。

「・・・サイト。もうルイズのこと考えられなくなるくらい調教してあげる。今日1日ずっと」

そう言うと、才人を壁に押し当てて、魔法で固定した。服は脱がしてあったため、才人は裸である。タバサは、縄を持ってきて才人の股間にきつく結び、服に着替えて本棚から本を取り出した。

「シャルロット様!やめてください!お願いします!」

才人の必死の呼びかけにもタバサは動じない、タバサはイスに座り足で股間を摩りながら本を読んだ。

「ん・・はぁぁん!・・シャルロット、さま・・やめて・・・はひ!」

タバサはまるで無視して本を読みながら才人の股間を足で責めていた。それから何か思いついたのか杖を取り魔法を唱えた。

「何・・・ぁあぁあ・・してるん・ひゃぁぁぁあぁ・ですか?・・」
「これでもうサイトのここから精液以外の液は出ない。・・・たっぷり虐めてあげる」

どうやらタバサは今唱えた魔法で才人の股間から先走りなどを出せないようにしたようだ。それから再び本を読み出し足で才人の股間を責める。

「ひっあっはぁあああぁああ!」

タバサはただ上下するだけではなく本で少しでも難しいとこになると才人の股間を強く弄る。少しの感情をすべて才人のお仕置きに注ぎ込む。そんな責めに才人は耐えられるわけもなくさっきから何回も達している。しかし根元を縛られているため射精できない。

「ひゃ!はぁぁ・ん〜!・はひゃぁ!」
才人は、完全に涙目になりさっきから数滴涙がこぼれている。それに口も開きっぱなしで唾液だ少しこぼれていた。
”もう・・・駄目だ・・・俺・変になっちまう・・・もうルイズのことなんてどうでもいい・・・今はただ出したい・・”

才人は、完全に涙目になりさっきから数滴涙がこぼれている。それに口も開きっぱなしで唾液も少しこぼれていた。
”も・・・駄目だ・・・俺・変になっちまう・・・もうルイズのことなんてどうでもいい・・・今はただ出したい・・”

「ひゃぁぁぁ!!シャルロットさまぁぁぁぁ!」
「・・・・・何サイト?」

聞き返すが足は止めない。

「ひゃぁぁ!ごめんなさい!もう絶対・・ひゃう!ルイズのことは考えません」
「・・・ほんと?」
「はい・・」

そう言うとタバサは足を止めて才人に近づいた。そして頬に手を置いた。

「その約束本当にできる?サイト」
「はい・・・できますぅ」
「じゃ・・・使い魔の契約を今ここで剥奪してもいい?」

快感に支配された脳でも才人は混乱した。”契約の剥奪?そんなことができるのか?”タバサは何処からか指輪を取り出した。

「このマジックアイテムで剥奪できる。使用回数は1回だけ、その後でサイトを私の使い魔にする。それでも約束できる?サイト」
「・・・はい。約束します。シャルロット様・」

その言葉を聞くとタバサは才人の指に指輪をはめた。その瞬間才人は激しい痛みに包まれた。そんな才人をタバサは胸に抱いてなだめる。
しばらくして才人が目を覚ました。左手を見ると使い魔のルーンが消えている。タバサはそれを確認するや否や

「我が名は、シャルロット・エレーヌ・オルレアン。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我が使い魔となせ」

そして口にキスをする。タバサが才人から口を離すと、才人に再び痛みが走った。
使い魔のルーンは左手だったが雪の結晶のようなルーンが刻まれている。

「これでサイトは本当に私のもの、ん・・・」

タバサは才人の唇に自分の唇を合わせて無理やり舌を入れて才人の舌を絡めて舐める。才人は、それが気持ちいいのか目を細めた。しかしタバサがただ舌を絡める訳ではない指の爪で亀頭を優しく引っかく。

「ん!んーーーー!!!」

口が塞がっており声を出せない。才人から離れタバサは面白そうに見ていた。それから何回も才人の亀頭を引っかく。

「いったぁあああ!シャルロット様っ!痛いです!はぁぁぁ!」

よく考えてみると魔法で先走りが出ていないので、直で刺激が来ているのだ。それに気づいたタバサは、爪ではなく指で弄りだした。

「ひっあぁぁぁあぁああ!シャルロットさまぁぁああぁ!やめっひゃん!」

一通り弄ったところで、タバサはまたマジックアイテムを取り出した。それはどう見ても猫の耳である。

「ふふふ、サイトこれを付けてあげる。これはつけた人、つまり私しかはずせないからね」
「ふへっどうなるんですかぁ?」
「これは神経とつながるから本物の耳みたいになる。でもこの耳はすごく敏感」

そう言って才人の頭に耳をつけた。その耳は、才人の頭に吸い付くように付いて離れてみてもそんなに違和感がない。

「サイト・・・可愛い・・」
「ひゃ!シャルロット様、耳障らないで!くすぐったい!」

耳は思ったより敏感のようだ。それからタバサはまたイスに座って、本と取った。

「あの、シャルロット様?お仕置きは、終わったんじゃないですか?」
「話を聞いてたの?今日1日ずっとといったはず、ここに置いた本が全部読み終わるまで」
「そんな・・・せめて・・・・ご飯ください。お願いですから」
「わかった少し待ってて」

タバサはそのままロックを解除して部屋を出た後ロックを再びかけた。しばらくすると、タバサが小さな鍋をもって帰ってきた。鍋の中身を皿に盛って才人に食べさせた。それからイスに座り本を開き足を才人の股間に置いてしごきだす。

「ふっはぁあぁああ・・・ん〜〜!」

さっきまであまり弄られていなかったので才人は、少しばかり反応していた。それに反応して耳もピクピク動いている。本当に神経に繋がっているようだ。

「はぁあぁあっ・・ふっひゃぁぁ」

才人はさっきより反応が少なくなった。タバサは本を読むのを一旦やめた。そしてイスから立ち、そのまま才人の股間を責める。体重をかける事によって快感も増す。

「うはぁぁぁああ!ひぃぐうぅぅ!」

足で弄りつつタバサは才人の耳に触れ、撫でたり、摘んだりしていた。

「ひゃぁあ!シャルロットさまぁあぁぁあ!やめてぇ!変になるぅぅぅ!」

股間がびくびくしている。どうやら達したようだ。実際これで何回目かなんて才人もわからない。

「シャルロットさまぁ・・出さしてくださいぃぃぃ・何でも言うこと聞きますからぁ」

その言葉に、反応してタバサは足を止めた。

「本当に、何でも言うこと聞く?サイト」
「はい、聞きますぅ・・だからぁ逝かせてください」

そう言うとタバサは縄を解いて、股間を口に含んで亀頭を嘗め回したり時々甘噛みしたりなどしていた。

「あぁああぁあ・・・シャルロット・・さまぁあ・・ん!でるぅぅぅぅ!!」

そのまま才人は口内射精をしてしまった。

「ん!んぐんぐ!こくっこくっ」
才人はこの射精でルイズの事は頭から消えた。タバサにあたえられる快感で埋め尽くされたからである。タバサが精液を飲み終わると股間から口を離した。そして解放された才人はそのまま横になって荒い呼吸をしている。そんな才人にタバサは、意地悪をした。才人の耳を甘噛みしたのだ。

才人はこの射精でルイズの事は頭から消えた。タバサにあたえられる快感で埋め尽くされたからである。タバサが精液を飲み終わると股間から口を離した。そして固定の魔法から解放された才人はそのまま横になって荒い呼吸をしている。そんな才人にタバサは、意地悪をした。才人の耳を甘噛みしたのだ。
かぷっ

「ひゃ!シャルロット様!やめて!くすぐったいですぅぅ!」
しばらくそうやって遊んでいた。そしてまた才人に小さくなる魔法をかけたのである。

今日はこの辺で終わりにさせていただきます。できれば感想を書いて頂けるとありがたいです。
しばらくそうやって遊んでいた。そしてまた才人に小さくなる魔法をかけたのである。小さくした才人を手に乗っけて顎の撫でて遊びだす。

「ふわぁ・・シャルロットさまぁ・・」

才人は目を細め、耳は垂れ下がっていた。タバサは、そんな才人を見るなり撫でるのをやめた。

「え・・シャルロットさまぁ・・・もっと撫でてくださいぃ・・」

今まで以上に甘えるようになった才人を、タバサは優しく撫でてあげていた。疲れが溜まっていたのかそのまま才人は寝てしまった。そのまま才人をベットに置いたタバサは、本を読んでいた。しばらく本を読んでいたが、今日は早めに寝る事にした。


次の日の朝
才人が目を覚ますと、タバサは荷物をまとめていた。

「ん・・・シャルロットさまぁ・・その荷物なんですかぁ?」

寝ぼけながらもタバサに尋ねてた。タバサは才人の声に気づき答えた。

「帰省する」

それだけ言って荷物をまとめ終わると才人をポケットに入れた。

「そこでおとなしくしてなさい。まだ寝てていいから」
「はい・・シャルロットさまぁ・・・くぅ〜・・・」

才人は、タバサのポケットの中で再び寝てしまった。タバサは荷物を持ち学院の門の前に待たせている馬車に乗った。本を読みながらしばらく馬車に揺られていると才人が目を覚ましたのか、ポケットの中で動いている。タバサはポケットの上に手を置いて才人の動きを止めた。しばらくして馬車が止まった。実家に着いたのである。

「お帰りなさいませ、シャルロット様」

ペルスランがタバサの帰りを待っていたのか、家の前に立っていた。ペルスランに荷物を預けてタバサは母に帰りの挨拶をし、部屋に行き才人をポケットからだした。

「サイト、じっとしてなさいって言ったでしょ」
「うっ・・・ごめんなさい。でも、暑くて・・・・」

どうやらポケットの中が暑かったようだ。それを聞くとタバサは部屋に置いてあった鳥かごの中に入れた。

「え?・・シャルロットさま?」

涙目で、さらに上目遣いでタバサを見てくる才人が可愛いと思った。

「しばらくそこで反省してなさい」

そう言ってタバサは、イスに座り本を読み出した。才人は、膝を抱えて座っていた。しばらくしてドアをノックする音が聞こえた。

「・・・誰」
「姉さん、入っていい?」
「ジョゼット?入っていい」

そう言って入ってきた人を見て才人は驚いた。なぜならタバサと瓜二つなのだ。しかしジョゼットは、眼鏡をしてなく、タバサよりも髪が長い。

「シャルロット様、この人は・・・」
「ん・・・・ジョゼット、私の双子の妹。3年前に修道院から連れて来た」
「ん?姉さん、この子何?」

ジョゼットは、鳥かごの中にいる才人に興味を示したのか、かごに近づき顔を近づける才人は少しだけ後ろに下がった。

「私のペット、名前はサイト」
「・・・姉さん、この子人間でしょ?それに・・・私たちより年上の」

タバサは少しだけため息をついた。ジョゼットに隠し事はできないと判断したのだ。

「そう・・この子は私たちより年は上。でもこの子は私のペットであり使い魔」
「姉さんの使い魔はあの風龍じゃないの?それに人を使い魔にするなんて、聞いたことないわ」

才人は少し身を縮めて話を聞いていた。事実、すごく反省はしているのだ。しばらく話をしていて落ち着いたのか少し黙っていた。

「・・お帰りなさい。姉さん」
「ん、ただいま」
「なかなか帰ってこないから、母さんが心配してたわ」
「母様に、挨拶したときに言われた」

久々に会ったので、姉妹で会話をしていた。才人は、会話にはまる事ができないため一人さびしく座っていた。

「ところで姉さん?この子ほんとに姉さんのペットなの?」
「そう、このサイトは私のペットそして使い魔。耳と首輪は私が買って付けたもの」
「へ〜。姉さま?触っていい?」
「ん・・少し待って」

そう言って、才人を鳥かごから取り出そうとかごの中に手を入れた。しかし才人は少しの恐怖心から、その手からはなれてしまった。

「サイト?どうしたの?」
「あ、いえ・・・なんでもないです」

タバサは不審に感じたが気にしないことにした。そのまま才人をかごから出した。

「へ〜意外と可愛い」

才人は、タバサの手のひらの上で震えていた。そんな才人をジョゼットは撫でた。撫でられて気持ちいいのか才人は少し目を細める。

「本当に人・・・よね・・」
「そう、でも首輪の効果で犬猫状態になってるから人であることはじきに忘れていく」
「ね、姉さん・・それってまずいんじゃ・・・」
「心配ない。この子、自分が人だと言う事忘れるから、魔法で猫の姿に変えれば問題ない」

さらっと怖い事を言うタバサにジョゼットは少し恐怖を覚えた。才人は、撫でて貰えなくなって寂しいのか、目に涙を溜めていた。それに気づいたタバサが才人の顎を撫でる。

「〜〜♪シャルロットさまぁ〜♪」

才人は嬉しそうに目を細めて撫でられていた。手に乗せておくのに疲れたのか、タバサは才人をテーブルの上に置いて才人のあごを撫でる。

「姉さん、もういっその事、この子猫に変えちゃえば?」
「ん・・・・そうする。ジョゼットも手伝って」

そう言うと一旦撫でるのをやめると才人は泣きそうな顔になったがタバサが“待ってて”と言うと静かに待っていた。しばらくして準備ができたようだ。才人を元の大きさに戻してタバサはまた指輪を取り出し才人の指にその指輪をはめた。その途端才人は光だし小さな子猫になったのだ。その色は白黒で、アメリカンショートヘヤーのような模様である。

「みゃ〜」
「ふふふ、可愛い」

タバサは猫才人を抱き上げ頭を撫でた。気持ち良さそうに目を細め“な〜ん”と猫才人は鳴いた。ほぼ完全に人であることを忘れたようだ。しばらく撫でられているとタバサは、何か思いついたのか、

「名前をつける」
“名前?”
「猫のときはコロって呼ぶから、わかった?コロ」

わかったと言わんばかりに猫才人は“みゃ〜”と鳴いた。膝の上で頭を撫でられて猫才人は、ゴロゴロと喉を鳴らしている。
コンコンッ

「ん・・誰?」
「シャルロット。少しいい?」
「母様、どうぞ」

入ってきたのは、タバサの母、オルレアン夫人である。そのままタバサの前のイスに座った。

「あら、その子猫はどうしたの?シャルロット」
「私のペット、名前はコロ。母様も触ってみる?」

そう言うと、オルレアン夫人はタバサに近づいて、猫才人の頭を撫でる。猫才人は気持ち良さそうに目を細めてゴロゴロと喉を鳴らしていた。しばらく撫でていたが、オルレアン夫人は撫でるのをやめて話をし始めた。

「シャルロット、あなたには言ってなかったけど改めて御礼を言わせて頂戴。ありがとう」

突然のことにタバサは付いていけない様子で、

「…母…様?」
「あなたが3年前にジョゼットを修道院から連れ戻すと言わなければ、今のように行かなかったでしょう。ところで聞きたいの、何処でジョゼットのこと知ったの?シャルロット」
「ごめんなさい母様、ガリアの歴史について少し調べました。そのときに私が双子だと知り、禁忌のことも知ったんです」
「…そう」

そう言ってオルレアン夫人はタバサを優しく抱きしめて頭を撫でた。

「ごめんなさいねシャルロット、禁忌がなければあんな思いしなくてすんだのに」
「いいんです。母様・・・」


それは3年前
前ガリア王がなくなる4ヶ月前のことシャルロットはガリアの歴史書を読んでいた。この頃はほんの少しだけガリアの歴史や法律に少し興味があり、それを調べていた。そしてある日、シャルロットは挟撃の事実を知った。それはオルレアンの歴史について書かれた本、シャルロットは自分の家のことについて調べたくなったのだ。そこである物を目にする。それは、自分の生まれた日の内容だ。そこに記されていたことは、「オルレアン夫人は、双子を出産。しかし禁忌により妹は、セント・マルガリタ修道院に送られる。」っと書かれていた。
これを知ったシャルロットは、オルレアン夫妻にそのこと聞き理解した。自分の妹を連れ戻すと決意する。もちろん両親は、それに反対したが、

「禁忌なんてどうでもいい!私は家族と一緒に暮らしたい!父様母様がどんなに反対しても私は妹を取り戻す!!!」

シャルロットが初めて自分で決めた自分の意思にオルレアン夫妻は納得しある書類をシャルロットに渡してシャルロットは修道院に向かい、ジョゼットを連れて来たのだ。家に帰りそこで聖具を外して、ジョゼットの顔を見た瞬間オルレアン夫妻は感動の涙を流した。それからオルレアン公は父の元につまり前ガリア王に双子の禁忌の取り消しを頼みそれも叶った。
それから月日がたち前ガリア王が王位後継の言葉が全ガリア王の息子、ジョゼフとシャルルに告げられた。

「時期ガリア王はジョゼフとする」

この瞬間ガリア王はジョゼフとなった。その時シャルルは悔しそうにしていたが、ジョゼフの補佐になると決意し、ジョゼフもそれを許した。


「そんなこともあったわね。シャルロット」
「はい」

そんな話をしていた。タバサとオルレアン夫人そしてタバサの膝の上に丸くなっている猫才人。

「そろそろ夕食だけど、その子猫はどうするの?シャルロット」
「できれば一緒に食べたいんですが・・・駄目ですか?母様」

そう言ってタバサは猫才人の頭を撫でた。気持ち良さそうに“みゃ〜ん”と鳴きながら猫才人は頭を預けている。

「いいわよシャルロット、皆で夕食を食べましょう。この子には何を用意したらいいの?シャルロット」
「コロには、ミルクと焼いた鳥肉を少しで大丈夫です。母様」
「そう、それじゃ私は先にいくわね。今日はオルレアン公が帰ってくるそうよ」
「父様が帰ってくるんですか!?母様」
「えぇ。昨日手紙が来て、シャルロットが帰ってくるって聞いたらあの人すぐ帰るって言い出したそうよ」
「そうですか。すぐに行きますので先に行っていてください。母様」
そうタバサが言うとオルレアン夫人は部屋を後にした。しばらく猫才人の頭を撫でたタバサは、家族が待っている食堂に向かった。
「あ、お姉さま」

そう言ってきたのは、タバサの妹のジョゼット。タバサの前では姉さんと言うが家族の前ではお姉さまと貴族らしく呼ぶようになった。

「さぁ〜シャルロット食事にしましょう。オルレアン公はもう少しあとに帰って来るそうだから先にいただきましょう」
「はい、母様。…ところでコロはどうしたらいいのですか?」
「ごめんなさいね、シャルロット。さすがに一緒のテーブルでは、食べられないの床で食べてもらって、シャルロット」

タバサは少し残念そうな顔したが仕方がなく猫才人を床に置いた。

「みゃ〜ん、な〜」

もっと抱っこしてほしいのか寂しそうに猫才人は鳴いた。そんな猫才人をタバサは優しく撫でてミルクの入った皿と焼いた鳥肉を置いた。猫才人は“な〜ん”と泣いた後ミルクを舐めだした。

「さ、私たちもいただきましょう」

タバサは久しぶりに家族との食事を楽しんだ。猫才人はミルクを鳥肉を食べ終えるとタバサの膝に飛び乗り丸くなった。
食事が終わり食後のお茶を飲んでいる時に、オルレアン公が帰ってきた。

「シャルロット!僕のシャルロットはどこだい!?」
「…父……様?」

さすがのタバサも少し引いた。久しぶりに会えて嬉しかったが、さすがにここまでとは思っていなかったのだ。

「あ〜久しぶりだねシャルロット。父さんはずっと会いたかったよ」
「お久しぶりです。父様」

タバサは笑顔で答えた。そのまま家族で話をして、タバサは部屋に戻った。
部屋に戻ったタバサは部屋の窓とドアにロックを壁にはサイレントの魔法を施して、猫才人を元の人間の姿に戻した。しかし才人は、まだ猫の姿だと思っているのかタバサの胸に頬擦りをしてきた。その才人の首にある首輪を外した。首輪を外した瞬間に才人の目に正気の光が宿った。

「え…タバ…サ……?」

自分の状況を理解したのか、才人はタバサから離れた。

「逃がさない、私のペット」

そう言ってタバサは才人の腕を掴んだ。普通に考えれば才人の方が力があるので逃げられると思ったが、なぜかタバサの腕はびくともしない。タバサがその手を引くと才人は簡単に引き寄せられベットに置かれた。

「いて!っっっ…なんでだ、タバサってこんなに力あったのか?」

才人はさすがに同様していた。しかしタバサは“くすくす”と笑っている。

「それは、この首輪とその耳のせい、この二つのマジックアイテムは2つで1つ。まず、首輪を付けて自分に懐かせ、耳で絶対服従にする。でも、首輪を外すと耳を付けた人物には力で勝てなくなる。さ〜サイトお仕置きの時間」

そう言ってタバサはベットに近づき才人の服を脱がせた後、魔法でまた固定した。その後に、タバサはポケットから紙を取り出した。それを広げた。そこには魔法陣が描かれていた。それをタバサは自分の下に敷き魔法を発動させた。そこに立っていたの小さくなったタバサだった。タバサはレビテーションを唱え、才人の股間の前に着地した。

「お仕置きを始める」

そうタバサが言うと、小さい手で股間を撫で始める。しばらく撫でて勃起した才人の亀頭を撫で続ける。その後、タバサは魔法を唱えた。

「な…何を・・・」
「また精子しか出ないようにしたから」

そう言って鈴口の周りを撫で回し始めた。そのまま亀頭だけを撫でる。

「ひゃ・・・タバ、サ・・・やめて」

鈴口を撫でたかと思うと少し舐めたり、甘噛みをして才人に快感をあたえている。いつもはあまり弄られないとこだけあって、快感が強い。

「タバ・・・サァ・・・・お願い・・やめ・・・・て・・」
「おもちゃのくせに何言ってるの?私に虐められてうれしいんでしょ」
「嬉しい・・・・訳・・・ない・・・ひゃぁぁ」

少しむっとしたタバサは、鈴口をひっかき反論を封じた。

「本当にお仕置きが必要みたいね」

そう言うと、なんとタバサは腕を鈴口から尿道に入れたのだ。

「ひっあああぁああぁぁぁ!!」
「お仕置き、きつくて入りづらい」

入れられている才人は痛みと快感の両方を感じていて、タバサは肘の近くまで腕をいれ少し動かす。

「ああぁぁああ!!やめてぇえぇ!!」
「やめて欲しいのなら、私に言うことがあるんじゃないの?サイト」
「ごっごめんなさい!やっやめてください!」

それを聞くなりタバサはゆっくりと抜いていく。


今日はこの辺で終わりにさせていただきます。ここ最近アイデアが出なくて書けなくなってきました・・・更新が遅くなるかと思いますが、暖かい目で見守ってください。できれば感想を書いて頂けるとありがたいです。[[ライズ]]


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