アトピック氏

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「すいません、なんで朝一番からこう吊るし上げられているんでしょうか」 
「問答無用」 

そう答えたのはタバサことシャルロット、そして隣には頭に怒りマークを浮かべたルイズもいた。 

「俺が何したっていうんだよぉ」 
「これ」 
「きゅい、サイトォ〜。出来ちゃった」 

そこにはダチョウの卵より一回り小さいサイズの卵が。 

「朝起きたら、なんか産卵してた」 

シャルロットが言うには朝からなんかきゅいきゅいうるさいと思ったら人化したシルフィードが 
両股を開いていきんでたらしい。 
『きゅ、きゅい〜』 
『はい、もっと力入れて。ひっひっふ〜、ひっひっふ〜』 
『きゅっきゅっきゅい〜、きゅっきゅっきゅい〜』 
ポコン 
玉のような卵であった、そうした後シャルロットは父親は誰かを問いただした。 
さすがに邪険に扱う事はあっても自分の使い魔。どこの野良ドラゴンに孕ませられたのかは気になるところではある。 
『ん、サイト』 
シャルロットは頭を抱えた。 

「というわけで有罪」 
「異議アリ!!」 
「却下します」 
「だってしかたないだろ!お前達が盛った不発の媚薬がタイミング悪くこいつが裸の時に 
 効き始めたんだから!」 

そう、サイトが喚くと。バンとドアをこじ開けシエスタが入ってきた。 

「モンモン印の特注媚薬&精力剤、一ダースもらってきました!」 
「よし、降ろせ」 
「サー」 

と、才人を吊るしていたロープを降ろすとシャルロット、ルイズ、シエスタは一斉に服を脱ぎ始め。 
それぞれ、膝の屈伸やらなにやら準備体操を始めた。 

「お、お前ら…何を」 
「言い訳無用、犬」(シャ) 
「今日、皆危険日だから。犬」(ル) 
「大丈夫DETHEから、安心してください。犬」 
「きゅい〜、私達は外でゆっくりしてるのね〜」 

と、キュイキュイは卵を抱えて外に出て行った。そして怪しい光を放つ目をした三人と才人 
が残された。 

「きゅい〜今日は暖かい日なのね〜」 
「ア゛ッ−−−−−−−」 

今日も学院は平和だ。 

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