267 名前:食後のデザート[sage ] 投稿日:2006/10/20(金) 21:27:06 ID:50kfhuOW
二人の関係が変わってきていることに、子供たちは敏感だった。

「ねーテファお姉ちゃん」
「なーに?」

いつものように夕餉の準備をするティファニアに、いつも手伝いをしている一番年上の女の子が尋ねる。

「最近ご機嫌だね?」

サラダを盛り付ける手を休めず、ちらりとティファニアの方を見る。
当のハーフエルフの保護者は、鍋に向かって鼻歌まじりにシチューをかき混ぜている。

「そう?」

言ってシチューをかき混ぜていたお玉に小指の先を入れ、味見をして「よしっ」と小さくガッツポーズ。
…どう見ても浮かれてますよね?お姉ちゃん?
サラダを盛り終わって、さらに鼻歌を続けながら腰の振りまで入り始めたノリノリのティファニアに、背後から一撃。

「あのお兄ちゃんとなんかあった?」

がしゅ。
かき混ぜていたお玉が鍋の底を直撃する音が聞こえた。
ティファニアはつとめて冷静を装い、

「なななななんでそう思うのかな?」

かろうじてそう言った。
ごっしゅごっしゅごっしゅ。
鍋の底削りながら言っても説得力ないんだけどなー。

「んー、あのお兄ちゃんと一緒に森から帰ってきてから、なんか毎日浮かれてるから」

浮かれてた?私浮かれてたっ!?
慌てて自分の行動を思い返すティファニア。
鼻歌に始まり、意味のないステップ、そして。

「こないだ、お兄ちゃんが素振りし終わるの何もしないでずっと待ってたし」
「そそそそそれは、病み上がりに汗まみれでいたら身体壊すしっ」

268 名前:食後のデザート[sage ] 投稿日:2006/10/20(金) 21:27:38 ID:50kfhuOW

まーだ、とぼけますかー。
じゃあ、トドメの一撃。

「晩御飯、私たちと一緒に食べなくなったよね?」
「そそそそそれはサイトが手怪我してて不自由だからっ」
「もう素振りできるくらい治ってるのに?」

ばばばばば、ばれてるっ!?
ティファニアは、その長い耳の先まで真っ赤になる。

「あうあうあうあうあう」
「まあお姉ちゃんが幸せなら私たちはいいんだけどね?」
「あうあうあうあうあう」
「とりあえず、あんまり子供の前で浮かれすぎるのはどうかと思うな、私」
「ご、ごめんなさい」
「で、さあ」

好奇心旺盛でそのへんのことに興味津々なその娘は、ニヤリと笑ってティファニアに詰め寄る。

「どのへんまで行った訳?」
「あうあうあうあうあうあうあうあうあう」

さすがに子供に全部教える訳にはいかず、結局シチューが焦げそうだからと誤魔化して窮地を脱したティファニアだった。


「サイト?入っていい?」

これが最近の私の日課。
サイトの部屋に、晩御飯を届けること。

「どうぞー」

ドアの向こうからサイトの声が聞こえ、ドアを開けてくれる。
私は両手で盆を持っているから、とても助かる。

「ありがと。今日もお疲れ様」

そう言ってサイトの労をねぎらう。
彼は怪我が癒えてきてから、素振りなどのトレーニングの傍ら、薪割りなどの手伝いをしてくれている。
私は部屋の中に進み、真ん中にあるテーブルの上に二人分の晩御飯の載った盆を置く。
後ろでサイトが部屋の鍵を掛ける音がする。…子供だちが入ってこないようにするためだ。

「さて、今日のメニューは何?」

振り返ったサイトの視線が盆の上を走る。
パン。シチュー。サラダ。
そして…何も載っていない、大きめの皿が一枚。
そこに目を留めたサイトの頬が、朱に染まる。
視線が私に移り…私はコクン、と頷く。
…たぶん、私の顔も、まっかっかだと思う…。

「じゃ、じゃあ、食事にしようか」

サイトが、赤い頬のまま、椅子に腰掛ける。

「う、うん…」

私も、その対面の椅子に腰掛ける。
…二人で決めた事とはいえ、やっぱり恥ずかしいかも…。

269 名前:食後のデザート[sage ] 投稿日:2006/10/20(金) 21:28:11 ID:50kfhuOW
二人は、テーブルを挟んでしばらく無言で食事を採っていたが、やがて沈黙に耐えられなくなったティファニアが、口を開いた。

「あ、あのね、今日一番上の娘にすごいこと聞かれちゃった」
「な、何?」

シチューに伸ばしていたスプーンを止めずに、才人はティファニアに尋ねる。

「さ、サイトとどこまで行ったのか、って…」

その言葉に、才人は口に含んでいたシチューを大き目のじゃがいもと一緒に飲み込んでしまい、咽てしまう。

「えほっ!…って、ひょっとしてバレてんの?」

今まで一緒にゴハンを食べていた保護者が男が現れてソイツと一緒にゴハンするようになれば、イヤでもバレる。

「み、みたい…」

言いながらティファニアはパンを小さく千切る。
すでに千切りすぎてほぼパン粉の状態になっていたが。

「で、テファは、ちゃんと答えたの…?」

その質問に、ティファニアは一気に赤くなる。

「ご、誤魔化したわよ!…そんな」

言い淀み、目を伏せ、もう一度思い直し、才人をちらっと横目で見ながら、続ける。

「…何回も…なんて…」

言って、空の大皿を見て、さらに赤くなる。
才人の視線も、その空の大皿に釘付けになっていた。

…食事が終わる。
シチューの皿を空にした俺は、いつもどおり「おしいかった」と感想を言う。
…正直、あの会話のあと、ほとんどシチューの味なんてわかんなかったけど…。

「じゃ、じゃあ、デザート…」

そう言うテファの顔が、みるみる赤くなる。
俺の顔もたぶん赤くなってる。
二人で決めた約束事とは言っても、やっぱりコレは恥ずかしい。
で、でも、テファが直接言うのはどうしてもイヤだ、って言うんだもんなあ…。
そこで、俺がなんとかひねり出したんだけど…。
や、やっぱへんたいさんですか?俺?

「ご、ごめんなさい、デザート…忘れてきちゃった…」

忘れてきたもなにも、最初から用意する気なんてないんだろうけど…。
テファは真っ赤な顔をしたまま、本来ならデザートの載っているはずの空の大皿を、手に取る。
そして、規格外に大きな胸を、掬い上げるように大皿に載せる。
服の上からでも、その胸がたわみ、柔らかさを主張しているのがわかる。正直たまりません。
…へんたいさんと呼ばれてもいい。この光景が拝めるなら俺は…っ!
そして、そのまま立ち上ると、俺の前に大皿に載った規格外を突き出してくる。

「こ、今夜のデザートは、こ、この桃りんごで…」

270 名前:食後のデザート[sage ] 投稿日:2006/10/20(金) 21:29:22 ID:50kfhuOW
二人の約束事。
一つ。誘う時は必ずティファニアから。
サイトは怪我人だしお客さんだしイヤな時だってあるかもしれないしっ!とはティファニアの弁。
二つ。誘う時は晩御飯につけるデザートを忘れてくる。
直接言うのがイヤなんだったらこういうのもアリなんじゃないかな自然だしっ!とは才人の弁。
三つ。イヤなときは、「もう満腹だから」と断ること。
しかし才人がこの言葉を言ったことはない。言えるわけがない。
そんなわけで、二人はいつもこうして、仲良く『デザート』の時間に入るのである。

312 名前:食後のデザート[sage ] 投稿日:2006/10/21(土) 23:17:43 ID:bfnV3jM/
サイトの指が、夜着の、胸の紐の結び目にかかる…。
直接触られているわけでもないのに、私の体がビクン!と震える。
サイトは少し私を気にしながら、結び目を解き、夜着から紐を抜き去っていく。
この夜着は、母さんの夜着を少しいじったもので、襟周りに少し細工がしてある。
紐が抜き去られると、柔らかい衣擦れの音とともに、夜着が私の肩から滑り落ちる。
滑り落ちた布はお皿を抑えるために曲げた肘で止まる。
そして、お皿に載せられた…私の、胸を、覆っていた布が…花びらが開くように開いて…。
私は、サイトの顔を直視できずに、目を逸らす。
か、感じる…。サイトが、見てる…。
視線だけで、私の体は燃え上がり、火照ってくる。

「綺麗だよ」

サイトの言葉に、私はおずおずと彼のほうを向く。
サイトと目が合う。

「…本当…?」

サイトは、これをする度、必ず綺麗と言ってくれる。
でも、本当だろうか?
こんな歪なものを見て、綺麗だと思うんだろうか?
だから私は、いつも疑問符で返してしまう。
サイトはそんな私を、いつものように慰めてくれる。

「いつも言ってるけど、テファはもっと自信もっていいよ。
 こんなに可愛い胸してるんだし」

えっ…。
初めての言葉に、私の胸に軽い疼きが走る。
今までサイトは、綺麗、と言ってくれたことはあっても、可愛い、なんて言ったことはなかった。
なんか、嬉しい…。
そして、サイトはガマンできなくなったのか、私の、右の…ちくびを、指でこね回し始めた。
胸から痺れが走り、背筋を通って、私の奥に火をくべる。
私は必死に声を抑える。
だって、この部屋も、だけど…声出したら、子供たちに…。
ちくびをいじめられながら考え事をしていると、サイトの吐息が耳にかかった。

「ひゃあんっ!」

み、耳はダメなのに…。
これはまだ彼にも言ってない私の弱点。
…たぶん、そのうち、気づかれる…。
サイトは、耳元で私にそっと囁いた。

「それに、こんなにエッチだし」

言ってくにくにと先っぽをつまんでこね回す。
…えっちなのは、サイトのほうだよぅ…。
言おうと思ったけど、その瞬間、サイトがキスしてきて何も言えなくなった。

313 名前:食後のデザート[sage ] 投稿日:2006/10/21(土) 23:20:20 ID:bfnV3jM/
唇を離すと、テファの目がとろん、となっていた。
そろそろかな?
俺はテファの胸の下に手を回すと、胸を支えている大皿をそっと抜き取る。
抜き取った瞬間、テファのありえない胸は、ぽよんぽよんと跳ねる。
毎度の事だが。
…生きててよかったーっ!!おっぱい、マンセーーーーーーー!!!
この瞬間のために、この皿はあるのだっ!素晴らしいぞ皿!そしてありがとう皿!
俺はありったけの感謝を込めて、一仕事終えた皿をテーブルにそっと戻してやると、テファの許に戻る。
テファは胸の下で手を組み、胸を強調しながら今か今かと俺の愛撫を待っている。
最初のころは、恥ずかしがって隠してたけど、「隠してるとイヤがってるみたいに見える」って言ったら、テファはこうするようになった。
…いや強要はしてないし!テファが自発的にやってるだけだから俺は悪くないもんね!
誰に言ってんだオレ…。
なんて葛藤していると、テファが俺の裾をくい、っと引っ張った。

「ね、ねえサイト…」

そこまで言って言いよどむ。
言いたいことはわかってるけど…。

「何?はっきり言ってよテファ」

いや!言葉の交流はコミュニケーションの基本であるからして!ないがしろにするわけにはいかんのですよ!
だからテファにもコミュニケーションしてほしい!主に俺と!
しかしテファは真っ赤になったまま、俯いてもじもじと体をくねらせるだけ。

「…てよ…」

小さくそう呟くけど、ぜんっぜん聞こえない。「はやくしてよ」って聞こえた気がするけどきこえなぁぁぁい。
あーダメだなーテファくんー?もっとちゃんと大きな声で言ってごらぁぁぁぁん?

「んー?聞こえなぁい」
「意地悪…」

う、やりすぎた。
テファは今にも泣きそうなほど目の端に涙をためて、俺を睨んでいる。
しょうがないなぁ、もう。

314 名前:食後のデザート[sage ] 投稿日:2006/10/21(土) 23:21:03 ID:bfnV3jM/
才人は抗議しようとするティファニアの唇を無理矢理塞ぐと、両手でもってその胸を、右は乱暴にぐにぐにと、左は優しくふわふわと、揉みあげる。

「んんっ!」

唇の隙間から吐息を漏らし、ティファニアは左右別々に与えられる快感に体を震わせる。
才人は今度は左右を入れ替え、左を強く、右を優しくする。
刺激が反転し、ティファニアの中で快感が混線する。
そんな愛撫をしばらく続けると、才人が不意に唇を離し、手を止めた。

「ふえ?」

思わず惚け、目の前の才人を見つめるティファニア。
才人はにっこり笑うと、ティファニアの目の前で両手をにぎにぎしてみせる。

「テファは、優しいのと激しいの、どっちが好き?」

突然の質問に、真っ赤になるティファニア。

「そっ、そんなのっ…言えない…」

しかしそんなティファニアの態度は、才人のいぢめたい中枢を刺激するだけだ。

「言えないんだったらやめちゃおっかな?」

言って、両手をくるっ、と背後に回す。
ティファニアは思わず、その手を捕まえようと手を差し出すが、間に合わない。

「あれ?どしたのテファ?」
「あう…」

さらに真っ赤になって、ティファニアは手を引っ込める。
そんなティファニアに、才人が追い討ちを掛けた。

「ちゃんと言えたら、ティファニアの好きなようにしてあげる」
「あう…」

ティファニアは少し考え、やがて、決心したように口を開いた。

「…しいの…」

しかしその小さな声は、才人のお気に召さなかったらしい。

「何?聞こえなぁい」
「…激しいのっ!」

言ってティファニアは、無理矢理才人の手を取ると、自分の胸にその手を押し当てた。
柔らかい弾力をもってティファニアの胸は、才人の手を飲み込む。
ティファニアの眉がつり上がり、目尻に涙が溜まっている。

「意地悪しないでよっ!ばかぁっ!」

叫んで、才人の手を自分の胸に埋め込まんとするばかりに、強く押し込む。
柔肉がぐにっといびつに歪み、美しい球を崩す。
才人はそんなティファニアの目尻に溜まった涙を、舌先で掬い取り、耳元で囁いた。

315 名前:食後のデザート[sage ] 投稿日:2006/10/21(土) 23:21:33 ID:bfnV3jM/
「ゴメンな、テファ」

そして、思い切り強く、ティファニアの胸を掴んだ。

「あうっ!」

痛みを伴う快感に、ティファニアの背筋が反りかえる。

「お詫びに、思い切り激しくしてあげるよ」


最初は、強くされるのが好きじゃなかった。
でも、何度もするうちに、強くされるのが好きになった。
サイトの強い愛撫が、サイトにつけられる跡が、私は好き。
もっと、強くして。跡がのこるくらい。
目が覚めても、この幸せが、夢じゃないって思えるくらい。
力強く揉まれる胸から送られてくる衝動が、私を動かす。
私はサイトの手に上から自分の手を添えて、もっと刺激して欲しい場所に彼を導く。
敏感な先端を彼の手の隙間から出るように促し、いじってもらう。

「ひゃぁんっ!」

サイトはちゃんとわかってくれて、指の関節で私のちくびを押し潰す。
快感が駆け抜けて、どんどんちくびが硬くなってくる。

「指じゃ足りないかな?」

サイトは言って、手を離す。
でも、今度は焦らしたりしない。
いつも、ここからは彼は私に…私の、胸に、夢中になる。

「ふぁぁんっ!」

サイトが、歯で私のちくびの先っちょを噛んだ。
電流が体をかけぬけ、膝がかくかくと震えだす。
立ってられない…。
私の脱力を感じたのか、サイトは慌てて私の腰に手を回して、支えてくれる。

「ベッド、行こうか?テファ」

…ここからが、本番…。
私の体は、期待に震える。

俺はまず、テファを「気をつけ」の姿勢にさせた。
こうすると、彼女の夜着はそのまますとん、と床に落ちる。
…テファがお母さんの夜着を改造して作ったらしいけど、どこでこんなエ…もといステキな知識を得てるんだろう?
ランプの作り出す薄明かりの中に浮かぶ彼女の肢体は、やっぱり細い。
細い足首、締まった太股、小さなオシリ、くびれた腰、ドーーーーーン!で、整った顔。
びば遺伝子。びば異世界の神。びばエロ夜着。
俺はその体を遠慮なく抱きしめ、三度目の口付けを交わす。
今度は、テファが舌を使い、俺の中に入ってくる。
そのまま舌と体を絡ませ、テファを優しくベッドに押し倒す。

「ン…んふ」
「ふ…んッ」

テファの胸をまさぐりながら、舌を絡ませて、テファの中から溢れた唾を飲み、俺の唾をテファに飲ませる。
テファは俺に必死に抱きついて、されるがままになっている。
しばらくそうしていると、流石に息が詰まってきた。
唇を離すと、テファとの間に、唾液の橋が渡される。

316 名前:食後のデザート[sage ] 投稿日:2006/10/21(土) 23:22:26 ID:bfnV3jM/
「はぁっ、はぁっ、はぁっ」

俺の下でテファが荒い息をつく。
その度に、テファの胸が…胸がぷるんぷるんと容赦なく揺れる。
いい仕事してますねー。
俺はしばらくテファを休ませる意味も含めて、ズボンを脱ぎ去る作業にかかる。
最初のころは緊張とかで戸惑って、いざって時にテファがクールダウンする、なんてこともあったけど、今はそんなこともない。
あっという間に息子解禁である。
ズボンを脱いだ俺はテファにもう一度覆いかぶさる。
すでにテファの息は整っており、下から俺をじっと見つめている。
何も言わないが、その目は完全に欲情していた。
俺はいつもどおり、テファに尋ねる。

「欲しい?」

それが二人のキーワードだった。
ティファニアは潤んだ目で才人を見つめたまま、

「…うん」

と肯定の意思を示す。

「じゃ、交代だな」

言って才人はティファニアの横に寝転がる。
その股間では、興奮しきってそそり立った牡が、先走りに濡れていた。
ティファニアは四つん這いになると、そそり立つ才人に顔を近づけていく。
ティファニアの腰と頭の位置が入れ替わり、ティファニアは才人の頭をまたぐ。
彼女の視界には、そそり立つ彼が逆向きに写っていた。
彼の視界では、金色の茂みに覆われた彼女が涎を垂らしているのが見えた。
二人は、同時にお互いを口に含んだ。

お互いに舐めっこするのが、最近の二人のお気に入り。
サイトがっ…。私をっ…。嘗め回してるっ…。
でも、私も負けてられない。
ちゅぱちゅぱとわざとイヤらしい音を立てて、彼を吸い上げる。
でもサイトは意地悪で、この程度じゃ感じてくれない。
お返しとばかりに、私を無理矢理広げてっ…。

「んふぅぅぅぅ!」

や、舌、入ってるぅ!
中っ、舐められてっ…!
私は思わず彼から口を離し、右手だけで彼を握り締め、快感に堪える。
彼は調子に乗って、私のお尻をぐい、っと引き寄せる。
私を完全に口に含むと…。

「ふぁぁぁん!」

やっ、そこだめっ!
お尻ぃぃ!!
指で、お尻を、いじりはじめたのっ…!
前と後ろから襲ってくる感覚に、私はサイトを攻めるのを一瞬忘れた。
だったら、私だってっ…!

317 名前:食後のデザート[sage ] 投稿日:2006/10/21(土) 23:23:02 ID:bfnV3jM/
テファの下半身をいじめていると、愚息がナニかに包まれる感覚が襲ってきた。
こ、これは。
このぷにぷにとやーらかい感覚は。
濡れてない中に入れているようなこの感覚は。
パ イ ズ リ キターーーーーーー!
この体位でするようになって、必ずお互いどっちが先にイカせるか、の勝負みたいな雰囲気になる。
最初のうちは俺が一方的に勝ってたけど、テファがコレをするようになって、俺が圧倒的に不利になった。
だってキモチいいんだもんっ!
なんていうか、これぞ正しい桃りんごの味わい方ってやつ?
なんてへんたいさんな事を考えてると。
未知の感覚が襲ってきた。
さきっちょがあったかいデスヨ…?

「うあっ!?」

さきっちょを何か濡れた小さなものが撫で回す。
な、今のまさか?
舌っすか?
まさか、パイズリしながらさきっちょ咥えてんのっ!?
ま、まってよ、俺のそんなおっきくないよ?
俺は一旦テファを攻める手を休めて、下半身の状況を確認してみた。
テファは胸の先の方だけを使って、器用に俺の先端を谷間から出して、ちゅっちゅしている。
なんすかそれ!反則ですから!

「うわっ、ちょ、待ってテファっ!」

さきっぽの割れ目に舌いれないでええええええ。
なんかそれっ、すっごいゾクゾクくるのぉぉぉぉ!
だめっ、才人とんじゃうっ!
しかし散々いじめたテファは許してくれるはずもなく。
俺の愚息は爆散した。

才人から大量の精液が撒き散らされ、ティファニアの顔を、髪を、胸を、容赦なく汚す。

「あ…いっぱい…」

ティファニアは惚けたようにそれを受け、飛び散った液体をいとおしげにかき集め、口に運ぶ。
最初は苦いだけだったその液体が、今のティファニアには何よりの甘露となっていた。

「いっぱい出たね、サイト♪」

勝ち誇った笑顔で、砕け散った才人に語りかける。

「うう…もうおムコにいけない…」

わけのわからないギャグをかます才人の胸に、まだ精液の雫を体に残したまま、ティファニアは飛び込んだ。

「私の勝ちね?」

言ってニヤリと笑う。

「…だ、だね」

才人は精液にまみれて笑顔を向けるティファニアになんだかたまらないものを感じ、顔を背けてそう言う。
この勝負の勝者は、敗者を好きに出来る…。
いつのまにかそんな約束事が、二人の間にできていた。

「じゃ、じゃあ、今日は、立ってして?」

318 名前:食後のデザート[sage ] 投稿日:2006/10/21(土) 23:24:48 ID:bfnV3jM/
サイトが私の命令どおり、ベッド脇に立つ。
私もその前に立って、サイトの首に手を回す。

「い、いいよ」

準備が整ったことをサイトに告げると、サイトは私のお尻を掴んで、一気に私を持ち上げる。
私は下半身の力を抜いて、衝撃に備える。
持ち上がった体を…サイトが下ろして…。

「ふぁぁぁぁぁぁぁっ!」

熱い、熱いのっ!
サイトが入ってきたぁ…!
サイトが腕の力を抜くと、私の中は一気にサイトに貫かれる。

「あ、あたってるよぉ…」

コレ、好き…。
一番おくまでサイトが入ってくるのが、すごい好き。
サイトを全部独り占めしてるみたいで、すごい好き。
でも、サイトはいじわるで、私からサイトを引き抜こうとする…。
だから、私は逃げようとするサイトを、力をこめて抱きしめる。

テファのあそこはすごい。
入れるときは柔らかく脱力して、俺を迎え入れる。
引き抜こうとするときつく絡み付いて、俺を逃がさない。
こういうの、名器っていうの?
胸だけじゃなくてあそこもレヴォリューションですかテファさん!
なんてローエーなハーフエルフなんでしょ!折檻が必要デスネ!
お仕置き!お仕置き!
なんてアホなこと考えながら、俺はテファのお尻を掴み、彼女の体を上下運動させる。
その度に、俺とテファの間で桃りんごがぽよよんぽよよんと揺れ…。
母さんありがとう!俺生まれてきてよかったよ…!
何度でも言おう。
おっぱいはいいものだーーーーーーーー!!
なんて考えてると。

「サイトっ、サイトっ!」

テファが、俺の右肩に頭を預け、必死に俺の名前を呼んでる。
同時に…テファのあそこも、俺をぎゅうぎゅうと締め付けて…。
ヤバ、俺も限界かもっ…!!

「だ、出すよっ、テファっ!」

テファの中で、俺の愚息は本日ニ回目の天国逝きを果たした。

319 名前:食後のデザート[sage ] 投稿日:2006/10/21(土) 23:26:44 ID:bfnV3jM/
行為のあとは、お互いに濡れた布で拭き合いっこするのがお約束だった。
才人の汚れはそうでもないのだが、体中で才人の欲望を受け止めるティファニアは、毎回惨状だ。

「ゴメンなテファ、毎回汚してばっかりで」

特に、この細い金髪を精液で汚してしまうのが、才人には申し訳がなかった。
才人はあくまで柔らかく、細心の注意をもって背後からティファニアの髪を拭く。
ティファニアは髪を拭かれながら、言った。

「いいの、気にしなくて。
 私、サイトに汚されるの大好きだから」

ぶは。
思わず才人は吹いてしまう。同時に彼の息子も元気になる。

「あ、あのねえ…そういう事言うと、襲っちゃいますよ」

今も正直ガマンの限界だった。
するとティファニアは、くるっと振り向いて、舌を出した。

「サイトからするのはダーメ」

言って、両手の指でバッテンを作る。
その仕草が可愛くて、才人はさらに元気になってしまう。

「でもね…」

打って変わって艶を含んだ声で、ティファニアは大きくなった才人をじっと見つめる。
そして、その細い指を才人に絡ませ、彼を見上げて、言った。

「私からしちゃうのは…いいの…」

そしてゆっくりと才人をしごきだす。

「て、テファ…」
「ねえ、もう一回、汚して…?」

今夜のデザートは、ずいぶんお腹にたまりそうである。 〜fin

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