ゼロの使い魔保管庫
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90 名前:小ネタ…?[sage] 投稿日:2006/05/07(日) 19:58:55 ID:pjxisOuO 朝起きたら、そこは不思議の国でした。 何が不思議かって?まず第一に、俺がマッパなんだ…。焦ったね、マジで。 さも寝る前に激しい運動してましたって語るようにマッパなんだよ。 俺は別に寝てる間に服脱ぐクセなんてないし、暑いからって裸で寝て「欧米か!!」とかツッコまれる習慣もないんだ。 なのにマッパだぜ?誰でも焦るよ…。 次に、ルイズが隣に寝てるんだ。まぁこれは普通だけど…でも格好がおかしいんだ! シーツ1枚、素肌にシーツ1枚だぜ? まるで昨晩あることをいたしたみたいじゃねえか。 いつも身に着けてるネグリジェも、面積の小さい下着もねえんだ。シーツだけなんだよ。 だから2つのさくらんぼや大事なトコは見えないけど、キレイな背中とフトモモがばっちりI can seeなんだよ。 それとな…一番不思議なのは……紅いんだよ。 俺のアレとか、下のシーツとか…血塗れてんの。まさに初めての女の子とナニしちゃいましたって感じで染まってんのよ、紅く。 それに部屋になんだか汗やら色々混じったような匂いがこもってんだよ…。 なぁ…俺にナニがあったんだ?誰か教えてくれよ…。 93 名前:続き的な…[age] 投稿日:2006/05/08(月) 19:34:36 ID:lZR92lwP サイトが目を覚ましたのが感覚で分かった。背を向けているので、多分私が起きてることには気付いてない。 「…え?なんじゃ、こりゃ…」 サイトが小さく呟くのが聞こえた。きっと、自分の現状を自覚したんだろう。 サイトは裸で、私はシーツ1枚で、ベットは紅く染まってる。 「…ちょっと待てや、おい…何だ?俺はとうとう踏み越えちゃいけないラインを突破したわけか!?」 小声で叫びながらうろたえる…私の使い魔はとても器用らしい。 「マジかよ…俺は、したのか?食べちゃったのか?大人の階段登っちゃったのか?」 そうよ…バカ、と口の中で呟いてみた。改めて認識すると、とても幸せな自分に気がついた。 「…いや待て俺。これはよくできた夢ってオチじゃないか?」 はい? 「そうか…そうだよな。夢じゃなきゃ俺がルイズを襲うはずねえもん…もっかい寝よ」 ベットに振動が伝わる。数秒後には静かな寝息が聞こえてきた。 このバカ犬は、よりにもよって夢だと思い込んでしまったみたいだ。 「…ぅ〜………っ」 思わず振り上げた拳を静かに下ろす。悔しいが、自分はこのバカに体を許してしまったのだ。それに… 「あんたが忘れても、わたしが忘れないから…」 絶対に忘れるものか。切なげに自分の名を呼ぶ声を、抱きしめられた腕を、あの幸せそうなのにどこか辛そうな顔を。 「次に起きたらちゃんと認めなさいよね、バカ犬」 寝よう、と思った。サイトの腕を枕に、胸に頬を寄せて寝ることにした。 「…ほんと、バカなん…だか……ら」
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90 名前:小ネタ…?[sage] 投稿日:2006/05/07(日) 19:58:55 ID:pjxisOuO 朝起きたら、そこは不思議の国でした。 何が不思議かって?まず第一に、俺がマッパなんだ…。焦ったね、マジで。 さも寝る前に激しい運動してましたって語るようにマッパなんだよ。 俺は別に寝てる間に服脱ぐクセなんてないし、暑いからって裸で寝て「欧米か!!」とかツッコまれる習慣もないんだ。 なのにマッパだぜ?誰でも焦るよ…。 次に、ルイズが隣に寝てるんだ。まぁこれは普通だけど…でも格好がおかしいんだ! シーツ1枚、素肌にシーツ1枚だぜ? まるで昨晩あることをいたしたみたいじゃねえか。 いつも身に着けてるネグリジェも、面積の小さい下着もねえんだ。シーツだけなんだよ。 だから2つのさくらんぼや大事なトコは見えないけど、キレイな背中とフトモモがばっちりI can seeなんだよ。 それとな…一番不思議なのは……紅いんだよ。 俺のアレとか、下のシーツとか…血塗れてんの。まさに初めての女の子とナニしちゃいましたって感じで染まってんのよ、紅く。 それに部屋になんだか汗やら色々混じったような匂いがこもってんだよ…。 なぁ…俺にナニがあったんだ?誰か教えてくれよ…。 93 名前:続き的な…[age] 投稿日:2006/05/08(月) 19:34:36 ID:lZR92lwP サイトが目を覚ましたのが感覚で分かった。背を向けているので、多分私が起きてることには気付いてない。 「…え?なんじゃ、こりゃ…」 サイトが小さく呟くのが聞こえた。きっと、自分の現状を自覚したんだろう。 サイトは裸で、私はシーツ1枚で、ベットは紅く染まってる。 「…ちょっと待てや、おい…何だ?俺はとうとう踏み越えちゃいけないラインを突破したわけか!?」 小声で叫びながらうろたえる…私の使い魔はとても器用らしい。 「マジかよ…俺は、したのか?食べちゃったのか?大人の階段登っちゃったのか?」 そうよ…バカ、と口の中で呟いてみた。改めて認識すると、とても幸せな自分に気がついた。 「…いや待て俺。これはよくできた夢ってオチじゃないか?」 はい? 「そうか…そうだよな。夢じゃなきゃ俺がルイズを襲うはずねえもん…もっかい寝よ」 ベットに振動が伝わる。数秒後には静かな寝息が聞こえてきた。 このバカ犬は、よりにもよって夢だと思い込んでしまったみたいだ。 「…ぅ〜………っ」 思わず振り上げた拳を静かに下ろす。悔しいが、自分はこのバカに体を許してしまったのだ。それに… 「あんたが忘れても、わたしが忘れないから…」 絶対に忘れるものか。切なげに自分の名を呼ぶ声を、抱きしめられた腕を、あの幸せそうなのにどこか辛そうな顔を。 「次に起きたらちゃんと認めなさいよね、バカ犬」 寝よう、と思った。サイトの腕を枕に、胸に頬を寄せて寝ることにした。 「…ほんと、バカなん…だか……ら」
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