ゼロの使い魔保管庫
http://zerokan.g.ribbon.to/wiki/index.php?26-469
[
トップ
] [
編集
|
差分
|
バックアップ
|
添付
|
リロード
] [
新規
|
一覧
|
単語検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
469 名前:比翼連理[sage] 投稿日:2008/01/18(金) 22:00:05 ID:0r9Vi4PN #BR 「ん、ふぅ、んん……」 #BR 灯を落とした暗い部屋の中に押し殺した喘ぎが漏れる。 毛布にもぐって響きを抑えているはずのそれは、その中で反響する。 その内に篭った彼女の耳には、どうにも大きく聞こえて仕方ない。 #BR この居室の外には、距離はわからないが、誰かしらが控えているに違いなかった。 その誰かに聞かれてしまったら……このような、いやらしい声を聞かれてしまったら、 一体どうなってしまうだろう。 もし、その誰かが、騎士の自尊心もない、若い男だったら。 その若い情欲のままに、おもうさま嬲られてしまうかもしれない。 #BR それでも、下着に当てた指は湿った部分を強く押さえたまま、離せずにいる。 彼女の熱っぽい瞳は、なにか浮かんででもいるかのように、虚空をじっと見据えていた。 #BR 「く、ぅ……ウェールズ、さま……」 #BR その名は、この唇で呼んではいけない名前。 もう……呼ぶことの出来ない名前。 #BR アンリエッタの心は未だ、彼と共に在れた短い短い時の中にあった。 例えば、初めて出会った日。湖畔で誓った言葉。 その先の回想も、幸せで甘酸っぱい……忘れ得る事のない、素敵な思い出が続く。 自然、目元や口元がゆるみ、柔らかな微笑みが浮かぶ。 欲に染まった頬と潤む瞳を合わせれば、少女のそれというより、妖艶な笑みに見えた。 #BR ……しかし、共に過ごせた幸せな時間は、ほんの僅かな時間のこと。 思い返していると、しばし後には彼の最期の瞬間に辿り着いてしまうのだった。 優しいパステルカラーに彩られていた世界は、そこで一転、凄惨な深紅に染まる。 アンリエッタはぎゅっと目を閉じた。……だが、その色はいつまでも消えない。 #BR #BR そもそも、アンリエッタという名の少女は、弱かった。 女王などという立場に立てるような気性ではなかったし、そのような立場になるなど、 考えたこともなかった。 #BR その小さな掌には広すぎる街。この瞳に映すにはあまりに遠大な国土。 飢えと身分差に苦しむ平民。誇りを忘れた哀れな貴族。 真意の知れない外の国々。そして、今やどれほど憎んでも足りないレコン・キスタ。 #BR 王の冠という物は、まだ少女の色を残すアンリエッタには、あまりにも重かった。 あの日、重すぎる冠を振り捨てて、ウェールズと逃げると決めた時。 口でなんと言ったところで、やはり自分はどこかほっとしていたに違いなかった。 自ら、重責から逃げ出したわけではない。 自ら、この冠を投げ捨てたわけではない。 ……そう、愛しいウェールズの言動を、自他への言い訳にしなかっただろうか? 否とは、とてもいえない。 #BR 彼を思い返すと、終いにはそんな罪悪感と悲痛に苛まれた。 しかし、どんなに忙しく公務をこなそうと、彼を思わぬ日は一日とてなかった。 #BR そんな日々はいつしか、心痛を手淫で慰めるという術を彼女に教えてしまったのである。 #BR #BR 「あぁ……あふ……ウェー、ルズ、さまぁ……」 #BR ただ強く押さえていただけの手は、いつの間にか撫でるような動きをしていた。 下着はいつの間にか溢れた淫液にぐっしょりと濡れている。 #BR ただの罪悪感ではすまない。 自分はこのような浅ましく卑猥な行為に、彼を思い浮かべている。 誇り高く逝った彼を、こんな時に思っているのはなんと愚劣な事だろう。 #BR そう思えば思うほどに、下腹の甘い疼きは増していく。 それがまた罪悪感にかわり、浮かんだ罪悪感は更に腰を疼かせる。 この行為はすでに無限回廊と化していた。 #BR ……眠れぬ夜の眠れぬ理由は、一体なんだっただろう。 その境はいつしか溶け合い、今ではもう、どちらともつかないのだ。 #BR すっかり熱く充血した秘芯を、指の腹でぐりぐりと押し潰し、アンリエッタは呻く。 ……声を、出してしまいたい。 いやらしい声を出して、そして、それから? わからない。どうなってしまうかなんて、わからない。 むしろ、どうなってしまうかわからないから、声を出したい? #BR 「ぁ……っ、は、あぁ…………あぁんっ」 #BR あと少し。もう少し。ほんの、少しだけ、大きく。 心の中の悪魔の囁きが、僅かずつアンリエッタを煽っていく。 それからふと、扉に意識を向けた。そこに控えている騎士は誰だろう、と。 #BR ……意識の中に浮かんだウェールズが、霧がかかったように揺らいだ。 その髪と瞳の色が、トリステイン人には少ない、黒に変わる。 #BR 脳裏に浮かんだのは、幼馴染が喚んだ使い魔。 彼女の代わりに七万もの大群と戦い、一時は生死不明になった彼。 先日近衛騎士に任命した……才人の姿であった。 #BR ルイズ・フランソワーズの傍にいるはずの彼が、ここを守っているはずがない……。 そんな冷静な判断は、すぐさまどこかへ飛んでしまった。 今にも意識が飛んでしまいそうなその瞬間、浮かんだのは安宿で才人の傍にいた時間。 ……それこそが、彼女を最後の一線まで押し上げる刺激になった。 #BR 「くぁ、んふぅ……さ、サイト殿……っ! ……あっ! あぁぁっ!」 #BR 快楽の荒波にびくびくと身を震わせる。 しかし、彼女が浮かべた表情は、淫らなそれではなく、愕然としたものであった。 未だ激しい呼吸に、はだけた胸が大きく上下する。 #BR …………わたくし、どうしてしまったというの? ウェールズさまを忘れて、他の誰かを愛すると誓ったあの日から……まだ、どれほども たっていないというのに。 永遠に愛すると、そう誓っていたというのに。 #BR このような時に思い浮かべるのは、手を許すという程度の事ではない。 真実このような関係になっても悪くない、と心のどこかで考えていなければありえない 事に違いなかった。 ……少なくとも、アンリエッタはそう思った。 #BR 本人も気づかぬ内の、大きな変化。困惑と恐怖に胸が苦しくなる。 #BR 今……今この時、わたくしが会いたいと望んでいるのは……誰? ウェールズさま? ……それとも……。 #BR 見開いた瞳の奥からは澄んだ雫が次々に溢れ、淫らな行為に上気した頬を零れ落ちた。 #BR 無数の死と贖えぬ罪が渦巻いた戦乱と、その後の多忙な日々……。 脆弱な彼女の心は緩やかに、しかし確実に軋み、歪みつつあったのである。 #BR #BR #BR 「……ずいぶんとお疲れのご様子だな、女王陛下は」 #BR 苦渋の表情を浮かべ、陛下の居室の前を守っていたのはアニエスであった。 異変に気づいて早々に人払いをしたのは、はたして正解だったようだ。 しかし、このような嬌声を聞き続けるのは、同じ女性の身にしても辛い。 室内の声に共鳴するように、下肢にじわじわと忍び寄った痺れを、気力で抑える。 それでもしばらくすれば耐えかねて、アニエスはまだ静かにならない部屋の前を離れた。 #BR 手近な窓に歩みより、桟にそっと指をかける。 そして、月をすっかり覆い隠してしまった暗雲を見上げた。 その光景はまるで、今の陛下を表しているようにアニエスには思えた。 #BR 切っても切れぬ縁の象徴とされる、夜空に並ぶ比翼連理の双つ月。 ……ならば、その片割れを失った月は、どうなるのだ? この空のように、残された月までも、暗雲に飛び込んでしまうのではないだろうか。 #BR 切っても切れぬというのは……逆に言えば、片割れのみでは存在できないという事だ。 片翼で飛ぶ鳥など、この世には存在し得ないのである。 #BR ……貴殿はなぜ、生き延びてくださらなかったのだ。 このままでは何もかもが壊れてしまうかもしれませぬぞ。 陛下とて無垢な輝きを失い、冷徹な主君か、虚ろな操り人形と化してしまうやもしれぬ。 #BR 貴殿はそれでもよいとおっしゃるか? 貴殿はそれでも、王家の為、名誉の為に死んだ事は正しかったとおっしゃるか? #BR ……答えを返そうにも、貴殿はもう、この世には在らぬのだな……。 #BR 会ったこともない、名と立場しか知らない彼に、心の中で問い続ける。 それから深くため息をついて、アニエスは頭を振った。 #BR ……いや、私こそ、彼を理由として逃げようとしているのかも知れぬ。 今、女王陛下を守り支えるのは、我らのお役目ではないか。 ……そうだ。陛下は幾重にも重なるご心労にひどくお疲れなのだ。 この辺で一度、気分転換になる何かがあればよいが……。 #BR 窓の側をはなれ、再び部屋の前に戻ると、室内は静かになっていた。 これ以上彼女の痴態を耳にせずにすむと知り、アニエスはほっと息をついた。 #BR ……アンリエッタがウェールズとは異なる名を呼んで果てたのは、ちょうどアニエスが 部屋の前を離れている間だったのである。 彼女の耳にそれが聞こえなかったのは、はたして幸いであったのかどうか……。 #BR #BR それは、スレイプニィルの舞踏会の、少し前の出来事。 #BR #BR #BR #BR (レスで頂いたご指摘を受けて、掲載時に一部修正。ありがとうございます。)
タイムスタンプを変更しない
469 名前:比翼連理[sage] 投稿日:2008/01/18(金) 22:00:05 ID:0r9Vi4PN #BR 「ん、ふぅ、んん……」 #BR 灯を落とした暗い部屋の中に押し殺した喘ぎが漏れる。 毛布にもぐって響きを抑えているはずのそれは、その中で反響する。 その内に篭った彼女の耳には、どうにも大きく聞こえて仕方ない。 #BR この居室の外には、距離はわからないが、誰かしらが控えているに違いなかった。 その誰かに聞かれてしまったら……このような、いやらしい声を聞かれてしまったら、 一体どうなってしまうだろう。 もし、その誰かが、騎士の自尊心もない、若い男だったら。 その若い情欲のままに、おもうさま嬲られてしまうかもしれない。 #BR それでも、下着に当てた指は湿った部分を強く押さえたまま、離せずにいる。 彼女の熱っぽい瞳は、なにか浮かんででもいるかのように、虚空をじっと見据えていた。 #BR 「く、ぅ……ウェールズ、さま……」 #BR その名は、この唇で呼んではいけない名前。 もう……呼ぶことの出来ない名前。 #BR アンリエッタの心は未だ、彼と共に在れた短い短い時の中にあった。 例えば、初めて出会った日。湖畔で誓った言葉。 その先の回想も、幸せで甘酸っぱい……忘れ得る事のない、素敵な思い出が続く。 自然、目元や口元がゆるみ、柔らかな微笑みが浮かぶ。 欲に染まった頬と潤む瞳を合わせれば、少女のそれというより、妖艶な笑みに見えた。 #BR ……しかし、共に過ごせた幸せな時間は、ほんの僅かな時間のこと。 思い返していると、しばし後には彼の最期の瞬間に辿り着いてしまうのだった。 優しいパステルカラーに彩られていた世界は、そこで一転、凄惨な深紅に染まる。 アンリエッタはぎゅっと目を閉じた。……だが、その色はいつまでも消えない。 #BR #BR そもそも、アンリエッタという名の少女は、弱かった。 女王などという立場に立てるような気性ではなかったし、そのような立場になるなど、 考えたこともなかった。 #BR その小さな掌には広すぎる街。この瞳に映すにはあまりに遠大な国土。 飢えと身分差に苦しむ平民。誇りを忘れた哀れな貴族。 真意の知れない外の国々。そして、今やどれほど憎んでも足りないレコン・キスタ。 #BR 王の冠という物は、まだ少女の色を残すアンリエッタには、あまりにも重かった。 あの日、重すぎる冠を振り捨てて、ウェールズと逃げると決めた時。 口でなんと言ったところで、やはり自分はどこかほっとしていたに違いなかった。 自ら、重責から逃げ出したわけではない。 自ら、この冠を投げ捨てたわけではない。 ……そう、愛しいウェールズの言動を、自他への言い訳にしなかっただろうか? 否とは、とてもいえない。 #BR 彼を思い返すと、終いにはそんな罪悪感と悲痛に苛まれた。 しかし、どんなに忙しく公務をこなそうと、彼を思わぬ日は一日とてなかった。 #BR そんな日々はいつしか、心痛を手淫で慰めるという術を彼女に教えてしまったのである。 #BR #BR 「あぁ……あふ……ウェー、ルズ、さまぁ……」 #BR ただ強く押さえていただけの手は、いつの間にか撫でるような動きをしていた。 下着はいつの間にか溢れた淫液にぐっしょりと濡れている。 #BR ただの罪悪感ではすまない。 自分はこのような浅ましく卑猥な行為に、彼を思い浮かべている。 誇り高く逝った彼を、こんな時に思っているのはなんと愚劣な事だろう。 #BR そう思えば思うほどに、下腹の甘い疼きは増していく。 それがまた罪悪感にかわり、浮かんだ罪悪感は更に腰を疼かせる。 この行為はすでに無限回廊と化していた。 #BR ……眠れぬ夜の眠れぬ理由は、一体なんだっただろう。 その境はいつしか溶け合い、今ではもう、どちらともつかないのだ。 #BR すっかり熱く充血した秘芯を、指の腹でぐりぐりと押し潰し、アンリエッタは呻く。 ……声を、出してしまいたい。 いやらしい声を出して、そして、それから? わからない。どうなってしまうかなんて、わからない。 むしろ、どうなってしまうかわからないから、声を出したい? #BR 「ぁ……っ、は、あぁ…………あぁんっ」 #BR あと少し。もう少し。ほんの、少しだけ、大きく。 心の中の悪魔の囁きが、僅かずつアンリエッタを煽っていく。 それからふと、扉に意識を向けた。そこに控えている騎士は誰だろう、と。 #BR ……意識の中に浮かんだウェールズが、霧がかかったように揺らいだ。 その髪と瞳の色が、トリステイン人には少ない、黒に変わる。 #BR 脳裏に浮かんだのは、幼馴染が喚んだ使い魔。 彼女の代わりに七万もの大群と戦い、一時は生死不明になった彼。 先日近衛騎士に任命した……才人の姿であった。 #BR ルイズ・フランソワーズの傍にいるはずの彼が、ここを守っているはずがない……。 そんな冷静な判断は、すぐさまどこかへ飛んでしまった。 今にも意識が飛んでしまいそうなその瞬間、浮かんだのは安宿で才人の傍にいた時間。 ……それこそが、彼女を最後の一線まで押し上げる刺激になった。 #BR 「くぁ、んふぅ……さ、サイト殿……っ! ……あっ! あぁぁっ!」 #BR 快楽の荒波にびくびくと身を震わせる。 しかし、彼女が浮かべた表情は、淫らなそれではなく、愕然としたものであった。 未だ激しい呼吸に、はだけた胸が大きく上下する。 #BR …………わたくし、どうしてしまったというの? ウェールズさまを忘れて、他の誰かを愛すると誓ったあの日から……まだ、どれほども たっていないというのに。 永遠に愛すると、そう誓っていたというのに。 #BR このような時に思い浮かべるのは、手を許すという程度の事ではない。 真実このような関係になっても悪くない、と心のどこかで考えていなければありえない 事に違いなかった。 ……少なくとも、アンリエッタはそう思った。 #BR 本人も気づかぬ内の、大きな変化。困惑と恐怖に胸が苦しくなる。 #BR 今……今この時、わたくしが会いたいと望んでいるのは……誰? ウェールズさま? ……それとも……。 #BR 見開いた瞳の奥からは澄んだ雫が次々に溢れ、淫らな行為に上気した頬を零れ落ちた。 #BR 無数の死と贖えぬ罪が渦巻いた戦乱と、その後の多忙な日々……。 脆弱な彼女の心は緩やかに、しかし確実に軋み、歪みつつあったのである。 #BR #BR #BR 「……ずいぶんとお疲れのご様子だな、女王陛下は」 #BR 苦渋の表情を浮かべ、陛下の居室の前を守っていたのはアニエスであった。 異変に気づいて早々に人払いをしたのは、はたして正解だったようだ。 しかし、このような嬌声を聞き続けるのは、同じ女性の身にしても辛い。 室内の声に共鳴するように、下肢にじわじわと忍び寄った痺れを、気力で抑える。 それでもしばらくすれば耐えかねて、アニエスはまだ静かにならない部屋の前を離れた。 #BR 手近な窓に歩みより、桟にそっと指をかける。 そして、月をすっかり覆い隠してしまった暗雲を見上げた。 その光景はまるで、今の陛下を表しているようにアニエスには思えた。 #BR 切っても切れぬ縁の象徴とされる、夜空に並ぶ比翼連理の双つ月。 ……ならば、その片割れを失った月は、どうなるのだ? この空のように、残された月までも、暗雲に飛び込んでしまうのではないだろうか。 #BR 切っても切れぬというのは……逆に言えば、片割れのみでは存在できないという事だ。 片翼で飛ぶ鳥など、この世には存在し得ないのである。 #BR ……貴殿はなぜ、生き延びてくださらなかったのだ。 このままでは何もかもが壊れてしまうかもしれませぬぞ。 陛下とて無垢な輝きを失い、冷徹な主君か、虚ろな操り人形と化してしまうやもしれぬ。 #BR 貴殿はそれでもよいとおっしゃるか? 貴殿はそれでも、王家の為、名誉の為に死んだ事は正しかったとおっしゃるか? #BR ……答えを返そうにも、貴殿はもう、この世には在らぬのだな……。 #BR 会ったこともない、名と立場しか知らない彼に、心の中で問い続ける。 それから深くため息をついて、アニエスは頭を振った。 #BR ……いや、私こそ、彼を理由として逃げようとしているのかも知れぬ。 今、女王陛下を守り支えるのは、我らのお役目ではないか。 ……そうだ。陛下は幾重にも重なるご心労にひどくお疲れなのだ。 この辺で一度、気分転換になる何かがあればよいが……。 #BR 窓の側をはなれ、再び部屋の前に戻ると、室内は静かになっていた。 これ以上彼女の痴態を耳にせずにすむと知り、アニエスはほっと息をついた。 #BR ……アンリエッタがウェールズとは異なる名を呼んで果てたのは、ちょうどアニエスが 部屋の前を離れている間だったのである。 彼女の耳にそれが聞こえなかったのは、はたして幸いであったのかどうか……。 #BR #BR それは、スレイプニィルの舞踏会の、少し前の出来事。 #BR #BR #BR #BR (レスで頂いたご指摘を受けて、掲載時に一部修正。ありがとうございます。)
テキスト整形のルールを表示する