ゼロの使い魔保管庫
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チラシの裏 せんたいさん #br 少女は両手を縛られて、ベッドの上に全裸で寝かされていた。 普段掛けている眼鏡は外され、ベッド脇の円卓の上に置かれている。 その脇には、綺麗に畳まれたトリステイン魔法学院の制服と、白いタイツと下着が置かれている。 青い髪の少女は、己を全裸にして拘束した男に唇を貪られていた。 だが、少女に抵抗の素振りはない。 それどころか、乱暴に唇を塞ぐ黒髪の男の口の中に、自ら求めるように舌を差し込む。 少女を拘束した黒髪の男は着衣のまま、己の唇で少女の唇を塞いでいた。 その手はあくまで優しく拘束された少女を抱き締め、右手で柔らかく背中を摩りながら、左手で少女の頭部を拘束する。 少女は何度も男の名を呼ぼうとするが、その度に唇を塞がれ、呼んだ名前は切ない喘ぎとなって漏れる。 何度もそうやって唇を交わし、少女の身体がはっきりと発情を示し始めると、男はようやく少女を解放する。 少女は荒い息をつきながら、ベッドに横たわる。 鼓動に上下する薄い胸の頂上は桜色に硬直し、まだ産毛すら生えていない股間からは、雌の淫液が漏れていた。 「そろそろ、よさそうだね?シャルロット」 黒髪の男は満足そうな笑みを浮かべると、青い髪の少女、シャルロットに覆いかぶさって、そう言った。 シャルロットは、甘い官能の波に酔いしれながら、目の前の愛しい男の名前を呼ぶ。 「さ、い、サイ、ト…」 弾む息に邪魔され、その名前は無残に切り取られる。 サイトと呼ばれた黒髪の男は、返事の代わりに、今しがた自分の名前を紡いだ唇からだらしなく垂れる、少女の唾液を舌で舐め取る。 その行為ですら今のシャルロットには背筋を走る電流となって、思考を淫らに染め上げる。 「ふぁ、ふぁぁ…!」 唇の端から顎の下までを舐め上げられ、蕩けたような表情で喘ぐシャルロット。 官能の種火に融かされている彼女は、気付いていなかった。 サイトが、何を手にしているかを。 不意に、サイトは両手でシャルロットの華奢な体を持ち上げると、裏返しにした。 シャルロットは本能的に膝を立ててしまい、腰を高く上げ、二つの穴を中空に晒してしまう。 恥ずかしさに頬が火を噴き、そして、抗議の声が出る。 「やだっ、こんな格好っ…!」 しかし口では抗議したものの、膝を折ったり閉じたりすることはせず、縛られた腕で蜜の溢れる花弁を隠そうともしない。 期待、しているのだ。 こんな恥ずかしい格好で、しかも、自分からは見えないような場所から、羞恥を煽る言葉を投げかけられながら、気が狂いそうになるまで犯されるのを。 彼女は、期待しているのだ。 だが。 彼女の期待は、裏切られる。 さらなる、羞恥と絶望をもって。 サイトは、先ほどからシャルロットからは見えないように手にしていた、ガラス製の注射器を掲げる。その中には、青い色の液体が満たされていた。 その先には羊の腸でできた耐水性のチューブが取り付けられている。 そして、その先端を、サイトはおもむろにシャルロットの肛門に押し込んだ。 「くひぃっ!」 突然の異物感にシャルロットの喉が踊る。 そして、身に覚えのある感覚に、背筋が凍る。 今、自分の直腸に入ってきたものは…。 先だって、サイトに逢う前に、準備のために、同じように肛門に突き刺したもの。 腸内を洗浄するための、浣腸。 シャルロットは、愛する男の求める行為を全て叶えるため、サイトに逢う前には必ず、浣腸をして腸内を空にして、特殊な薬品で直腸を消毒する。 肛門での性行為のリスクを、極限まで減らすためだ。 そして、その行為は今、再現されようとしていた。 チューブの先端から、液体が流れ込んでくる。それも、かなりの量。 「やっ、やめっ、だめぇっ!」 今シャルロットの中に便はない。だから、浣腸をしても中身を漏らす、などということはなかったが。 便の代わりに、浣腸の薬が満たされればどうなるか。 愛する男の前で、肛門から薬品をひりだす自分を、見られてしまう。 その予想図に、シャルロットの中の羞恥と被虐的な快楽の本能が泣き叫ぶ。 「だめっ、だめぇっ、いっぱい、はいってくるぅっ!」 泣き叫ぶシャルロットにしかし、サイトは浣腸をやめない。 それどころか。 注射器の中身がカラになると、サイトは新たな薬品の瓶をベッドの脇から取り上げ、そして。 再び注射器を満たすと、その中身を容赦なく青い髪の少女の中に注いだ。 「ムリ、もうムリぃ!はいりゃ、はいらにゃいよぉ!」 涎を垂らし、涙を流し、腹部の拡張感に怯えるシャルロット。 排泄を見られる、という絶望的なまでの羞恥が、徐々に背筋を凍らせるような背徳感に置き換わって、股間からは零れ落ちそうなほどに蜜が滴ってきていた。 その下腹部は注ぎ込まれた大量の薬でぽっこりと膨らみ、そして。 小さな響きが、腸の蠕動を伝えていた。 腸の中に満たされた薬品の効果で、腸が内容物を残らず吐き出そうとしているのだ。 「ぎ、ひぃ、も、ダメ、もう、だめぇ…! お、おねが、おねがい、ひ、お、おトイレ、いかへてっ…!」 最後の抵抗だった。 せめて、トイレで中身をひりだせば、この羞恥は消える。 だがしかし。 無慈悲な主人は、シャルロットのもう一つの願望を叶えてしまう。 「大丈夫、今シャルロットの中身は全部、このお薬だけだから…。 ここで、出しちゃいな…!」 そう言って。 膨らんだシャルロットの下腹部を、あくまで優しく、撫で上げたのだ。 そのあまりに優しい愛撫が、シャルロットの堰を乱暴に砕く。 背筋を一瞬、電流が駆け抜けた。 そして。 「やだぁ!もうだめぇ!みちゃ、みちゃだめええええええええええ!」 まるで噴水のように、盛大な水音をたてながら、少女の水門は決壊した。 体温で変質した青い薬品は、無色透明の噴水となって、少女の肛門から噴出す。 それと同時に。 少女の尿道から、耐え切れなくなった小水が、漏れ出した。 それは始めは細い糸だったが、肛門の放出が弱くなるにつれ、やがて太さを増す。 「やぁっ!おひっこ、おしっこもぉ!だめぇ、ほんとにみちゃだめぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 必死に懇願するが、男はその一部始終を余さずに見ていた。 やがて放出が終わる。 本来ならば凄まじい刺激臭がするはずの行為であったが、薬品の影響で、部屋の中には柑橘系の果物を搾ったような香りが立ち込めていた。 シャルロットはそんな中、ベッドの上で縛られたまま嗚咽する。 「えぐ、ひ、ひろい、こんな、する、なんてぇ…」 『雪風』の名を冠するメイジとは思えないほど、弱弱しい表情で少女は泣き続けた。 しかし、そんな表情で手を止めてくれるほど彼女の想い人はお人よしではなかった。 「それじゃ次、これいってみようか」 そう言って彼が彼女の前に差し出したものは。 人差し指の先ほどの大きさの、まるで毛糸球な文様の刻まれた、球体だった。 少女はその正体を知っていた。 「そ、それは・・・」 「そ。シャルロットの想像してるとおりのもの。 ちんぽの先で押し込んで、子宮に入れる。そうすると、シャルロットの子宮に取り着いて、中に精子が入っていかないようにできる。 そのまた逆も可能。無理やり卵巣から卵子を出させて、孕ませる事もできる。 それは全て、入れた男の思いのまま…」 言ってサイトはシャルロットの細い顎をつまんで、自分の瞳を覗き込ませる。 深い深淵に吸い込まれるように、シャルロットはその視線を外せずにいた。 「これ…入れていい? シャルロットを、全部、俺の思いのままにしたいんだ…」 その台詞に、シャルロットの心臓がとくん、と鳴る。 それは、シャルロットが常に望んでいる事。 心も、体も、何もかも。 彼の望むままにしたい。 それを…この球体は、叶えてくれる。 シャルロットは、頷いた。 「入れて。 私の全部、サイトのものにして」 その言葉が放たれると。 サイトはあっという間にシャルロットの小さな膣にその球体を押し込む。 雌を削られる快感にシャルロットは小さく震える。 そして。 サイトの屹立した男性器が、その球体をシャルロットの奥の奥まで押し込む。 その球体はシャルロットの子宮で変形を始める。 内蔵された魔法によって球体はあっという間に繊維になると、シャルロットの子宮口に蓋をする。 精液を中に入れないためだ。 そして、何本かが二本の卵管を潜っていく。それはやがて卵巣に辿り着き、その表面をくまなく覆いつくす。 この繊維たちが、シャルロットの排卵をコントロールする。 サイトが孕ませたいと思ったときだけ、子宮口の門は開き、そして卵子が排出されるようになったのである。 「あ、はぁ…!」 サイトの肉棒に貫かれる快感と、女の器官を犯される快感に、シャルロットの喉が踊る。 そして、サイトが動き出す。 激しい腰の動きに、シャルロットの全身が揺さぶられ、そして子宮に響く快感に、シャルロットの喉が囀る。 そして、何度目かの子宮口到達の際、それは起こる。 門を叩かれた球体が、不意に卵巣と卵管を締め上げたのである。 今まで感じたことのない快感に、一瞬でシャルロットは絶頂を迎える。 「ひぃ!いく、いっちゃうっ!」 使えない腕に代わって脚がサイトを抱き締め、そして肉棒を容赦なく肉襞が締め上げる。 しかし、サイトは止まらない。 何度も何度も、シャルロットの奥を衝き続ける。 そのたびにシャルロットは絶頂の海に沈み、そして目を醒ます。 しかしサイトは果てない。何度もシャルロットを犯し続ける。 やがて、その指が、大量の放出を終えて緩みきった肛門に伸びる。 「ひきぃ!?」 絶頂の中に新たな快感が加わり、シャルロットをさらなる混沌の渦へと引き込む。 その耳に、悪魔の囁きが、降りてくる。 「シャルロット…。こっちは、いらないのかい…?」 優しく、愛しく、悪魔は囁く。 その言葉を響かせるために、動きすら止めて。 「え…?」 「シャルロットの、大好きな、所。 欲しいならいってごらん?シャルロットは、どこを、どうして欲しいのか…」 欲しい。前にも後ろにも欲しい。 きもちのいいところ、ぜんぶいれてほしい。 シャルロットは、悪魔の誘惑に負けた。 「ぜんぶ、おかして…。 シャルロットの、えっちなあな、ぜんぶ、いっぱい、えっちにしてぇ…」 いつの間にか解かれていた両腕でサイトを抱き締めながら、シャルロットは己の欲望を吐き出した。 そして、契約を結んだ悪魔は、シャルロットをそのまま抱き上げ、ベッドの上で胡坐をかく。 最奥まで犯されたシャルロットは、また絶頂する。 しかし、悪魔は休む隙を与えない。 いつの間にか手にしていた大きな張形を、シャルロットのだらしなくひくつく後ろの門に差し込む。 「あふ、ふぁぁっ!?」 シャルロットの背筋が伸びきり、再び絶頂を告げる。 サイトは容赦など一切せずに、少女の両方の穴の襞を肉の鑢と張形で削る。 シャルロットの視界が虹色に瞬き、世界を歪ませる。 快感の波の中で、もう彼女は何も考えられなくなっていた。 融ける。融けてしまう。 理想も、信念も、過去も、愛憎も、何もかも。 この、えっちな波で、ぜんぶ、流れちゃう…! そして。 蓋をされた子宮の訴えを、シャルロットはそのまま口に出した。 「おね、おねあい、らかに、ちゃんとなかにだしてぇ…!」 その訴えに、サイトは応えた。 「ああ、分かったよ、シャルロットのえっちな子宮に、いっぱい出してやるっ…!」 そしてサイトの牡がシャルロットの中で吼える。 魔法の球体はサイトの意思を感じ取り、シャルロットの子宮口を開いた。 熱い白濁がシャルロットの子宮を満たす。 シャルロットは絶頂だけでは得られない、満たされた幸福を手に、愛する人の腕の中で事切れたのだった。 そして目が覚める。 目を醒ましたシャルロットの隣には、優しく微笑むサイトがいた。 「可愛かったよ。俺の人形姫」 その笑顔と言葉に、シャルロットの心臓が跳ねる。 『人形姫』。私はこの人の人形。好きなように弄られ、愛でられる、人形。 それが、たまらなく嬉しかった。 この人のモノになるのが、たまらなく嬉しかった。 でも。 人形だって、大事にされたい。 だから、シャルロットは不機嫌そうな顔で、言った。 「…次は、もうちょっと優しくして欲しい」 サイトはもちろん、笑顔で応えてくれた。 「じゃあ、蕩けるくらい優しくしてあげるよ」 「…『そしてサイトは私に優しくキスをした。』…あら?最後だけ素に戻ってるのね? やっぱ書きかけだからなのね?」 シルフィードは、タバサの机の上で面白いものを見つけてしまった。 それは、タバサの書いたと思われる、タバサと才人の情事を妄想した文書。 なかなか面白くてつい読みふけってしまったのだが。 間抜けな風韻竜は、すぐ後ろに何かがいることすら気付かず、タバサ作のエロ小説の束をぱんぱん、と手ではたく。 そして言ってしまった 「やーっぱおねえさまは変態さんなのね。 ハァハァしながらこんな妄想文章にしてるなんてよっぽどアレなのね」 「シ ル フ ィ ?」 あまりにも優しい声に、シルフィードは振り向かざるをえなかった。 そこには。 今だかつて見たこともないほど、自愛に満ちた笑顔を湛え、暗黒の殺気を身に纏った、雪風のタバサがいた。 「生まれてきた事を後悔するのと、生きているのを呪いたくなるの、 どっちが お 好 み か し ら ?」 そして。 今日もトリステイン魔法学院に、絶滅危惧種の悲鳴がこだまする。〜fin
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チラシの裏 せんたいさん #br 少女は両手を縛られて、ベッドの上に全裸で寝かされていた。 普段掛けている眼鏡は外され、ベッド脇の円卓の上に置かれている。 その脇には、綺麗に畳まれたトリステイン魔法学院の制服と、白いタイツと下着が置かれている。 青い髪の少女は、己を全裸にして拘束した男に唇を貪られていた。 だが、少女に抵抗の素振りはない。 それどころか、乱暴に唇を塞ぐ黒髪の男の口の中に、自ら求めるように舌を差し込む。 少女を拘束した黒髪の男は着衣のまま、己の唇で少女の唇を塞いでいた。 その手はあくまで優しく拘束された少女を抱き締め、右手で柔らかく背中を摩りながら、左手で少女の頭部を拘束する。 少女は何度も男の名を呼ぼうとするが、その度に唇を塞がれ、呼んだ名前は切ない喘ぎとなって漏れる。 何度もそうやって唇を交わし、少女の身体がはっきりと発情を示し始めると、男はようやく少女を解放する。 少女は荒い息をつきながら、ベッドに横たわる。 鼓動に上下する薄い胸の頂上は桜色に硬直し、まだ産毛すら生えていない股間からは、雌の淫液が漏れていた。 「そろそろ、よさそうだね?シャルロット」 黒髪の男は満足そうな笑みを浮かべると、青い髪の少女、シャルロットに覆いかぶさって、そう言った。 シャルロットは、甘い官能の波に酔いしれながら、目の前の愛しい男の名前を呼ぶ。 「さ、い、サイ、ト…」 弾む息に邪魔され、その名前は無残に切り取られる。 サイトと呼ばれた黒髪の男は、返事の代わりに、今しがた自分の名前を紡いだ唇からだらしなく垂れる、少女の唾液を舌で舐め取る。 その行為ですら今のシャルロットには背筋を走る電流となって、思考を淫らに染め上げる。 「ふぁ、ふぁぁ…!」 唇の端から顎の下までを舐め上げられ、蕩けたような表情で喘ぐシャルロット。 官能の種火に融かされている彼女は、気付いていなかった。 サイトが、何を手にしているかを。 不意に、サイトは両手でシャルロットの華奢な体を持ち上げると、裏返しにした。 シャルロットは本能的に膝を立ててしまい、腰を高く上げ、二つの穴を中空に晒してしまう。 恥ずかしさに頬が火を噴き、そして、抗議の声が出る。 「やだっ、こんな格好っ…!」 しかし口では抗議したものの、膝を折ったり閉じたりすることはせず、縛られた腕で蜜の溢れる花弁を隠そうともしない。 期待、しているのだ。 こんな恥ずかしい格好で、しかも、自分からは見えないような場所から、羞恥を煽る言葉を投げかけられながら、気が狂いそうになるまで犯されるのを。 彼女は、期待しているのだ。 だが。 彼女の期待は、裏切られる。 さらなる、羞恥と絶望をもって。 サイトは、先ほどからシャルロットからは見えないように手にしていた、ガラス製の注射器を掲げる。その中には、青い色の液体が満たされていた。 その先には羊の腸でできた耐水性のチューブが取り付けられている。 そして、その先端を、サイトはおもむろにシャルロットの肛門に押し込んだ。 「くひぃっ!」 突然の異物感にシャルロットの喉が踊る。 そして、身に覚えのある感覚に、背筋が凍る。 今、自分の直腸に入ってきたものは…。 先だって、サイトに逢う前に、準備のために、同じように肛門に突き刺したもの。 腸内を洗浄するための、浣腸。 シャルロットは、愛する男の求める行為を全て叶えるため、サイトに逢う前には必ず、浣腸をして腸内を空にして、特殊な薬品で直腸を消毒する。 肛門での性行為のリスクを、極限まで減らすためだ。 そして、その行為は今、再現されようとしていた。 チューブの先端から、液体が流れ込んでくる。それも、かなりの量。 「やっ、やめっ、だめぇっ!」 今シャルロットの中に便はない。だから、浣腸をしても中身を漏らす、などということはなかったが。 便の代わりに、浣腸の薬が満たされればどうなるか。 愛する男の前で、肛門から薬品をひりだす自分を、見られてしまう。 その予想図に、シャルロットの中の羞恥と被虐的な快楽の本能が泣き叫ぶ。 「だめっ、だめぇっ、いっぱい、はいってくるぅっ!」 泣き叫ぶシャルロットにしかし、サイトは浣腸をやめない。 それどころか。 注射器の中身がカラになると、サイトは新たな薬品の瓶をベッドの脇から取り上げ、そして。 再び注射器を満たすと、その中身を容赦なく青い髪の少女の中に注いだ。 「ムリ、もうムリぃ!はいりゃ、はいらにゃいよぉ!」 涎を垂らし、涙を流し、腹部の拡張感に怯えるシャルロット。 排泄を見られる、という絶望的なまでの羞恥が、徐々に背筋を凍らせるような背徳感に置き換わって、股間からは零れ落ちそうなほどに蜜が滴ってきていた。 その下腹部は注ぎ込まれた大量の薬でぽっこりと膨らみ、そして。 小さな響きが、腸の蠕動を伝えていた。 腸の中に満たされた薬品の効果で、腸が内容物を残らず吐き出そうとしているのだ。 「ぎ、ひぃ、も、ダメ、もう、だめぇ…! お、おねが、おねがい、ひ、お、おトイレ、いかへてっ…!」 最後の抵抗だった。 せめて、トイレで中身をひりだせば、この羞恥は消える。 だがしかし。 無慈悲な主人は、シャルロットのもう一つの願望を叶えてしまう。 「大丈夫、今シャルロットの中身は全部、このお薬だけだから…。 ここで、出しちゃいな…!」 そう言って。 膨らんだシャルロットの下腹部を、あくまで優しく、撫で上げたのだ。 そのあまりに優しい愛撫が、シャルロットの堰を乱暴に砕く。 背筋を一瞬、電流が駆け抜けた。 そして。 「やだぁ!もうだめぇ!みちゃ、みちゃだめええええええええええ!」 まるで噴水のように、盛大な水音をたてながら、少女の水門は決壊した。 体温で変質した青い薬品は、無色透明の噴水となって、少女の肛門から噴出す。 それと同時に。 少女の尿道から、耐え切れなくなった小水が、漏れ出した。 それは始めは細い糸だったが、肛門の放出が弱くなるにつれ、やがて太さを増す。 「やぁっ!おひっこ、おしっこもぉ!だめぇ、ほんとにみちゃだめぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 必死に懇願するが、男はその一部始終を余さずに見ていた。 やがて放出が終わる。 本来ならば凄まじい刺激臭がするはずの行為であったが、薬品の影響で、部屋の中には柑橘系の果物を搾ったような香りが立ち込めていた。 シャルロットはそんな中、ベッドの上で縛られたまま嗚咽する。 「えぐ、ひ、ひろい、こんな、する、なんてぇ…」 『雪風』の名を冠するメイジとは思えないほど、弱弱しい表情で少女は泣き続けた。 しかし、そんな表情で手を止めてくれるほど彼女の想い人はお人よしではなかった。 「それじゃ次、これいってみようか」 そう言って彼が彼女の前に差し出したものは。 人差し指の先ほどの大きさの、まるで毛糸球な文様の刻まれた、球体だった。 少女はその正体を知っていた。 「そ、それは・・・」 「そ。シャルロットの想像してるとおりのもの。 ちんぽの先で押し込んで、子宮に入れる。そうすると、シャルロットの子宮に取り着いて、中に精子が入っていかないようにできる。 そのまた逆も可能。無理やり卵巣から卵子を出させて、孕ませる事もできる。 それは全て、入れた男の思いのまま…」 言ってサイトはシャルロットの細い顎をつまんで、自分の瞳を覗き込ませる。 深い深淵に吸い込まれるように、シャルロットはその視線を外せずにいた。 「これ…入れていい? シャルロットを、全部、俺の思いのままにしたいんだ…」 その台詞に、シャルロットの心臓がとくん、と鳴る。 それは、シャルロットが常に望んでいる事。 心も、体も、何もかも。 彼の望むままにしたい。 それを…この球体は、叶えてくれる。 シャルロットは、頷いた。 「入れて。 私の全部、サイトのものにして」 その言葉が放たれると。 サイトはあっという間にシャルロットの小さな膣にその球体を押し込む。 雌を削られる快感にシャルロットは小さく震える。 そして。 サイトの屹立した男性器が、その球体をシャルロットの奥の奥まで押し込む。 その球体はシャルロットの子宮で変形を始める。 内蔵された魔法によって球体はあっという間に繊維になると、シャルロットの子宮口に蓋をする。 精液を中に入れないためだ。 そして、何本かが二本の卵管を潜っていく。それはやがて卵巣に辿り着き、その表面をくまなく覆いつくす。 この繊維たちが、シャルロットの排卵をコントロールする。 サイトが孕ませたいと思ったときだけ、子宮口の門は開き、そして卵子が排出されるようになったのである。 「あ、はぁ…!」 サイトの肉棒に貫かれる快感と、女の器官を犯される快感に、シャルロットの喉が踊る。 そして、サイトが動き出す。 激しい腰の動きに、シャルロットの全身が揺さぶられ、そして子宮に響く快感に、シャルロットの喉が囀る。 そして、何度目かの子宮口到達の際、それは起こる。 門を叩かれた球体が、不意に卵巣と卵管を締め上げたのである。 今まで感じたことのない快感に、一瞬でシャルロットは絶頂を迎える。 「ひぃ!いく、いっちゃうっ!」 使えない腕に代わって脚がサイトを抱き締め、そして肉棒を容赦なく肉襞が締め上げる。 しかし、サイトは止まらない。 何度も何度も、シャルロットの奥を衝き続ける。 そのたびにシャルロットは絶頂の海に沈み、そして目を醒ます。 しかしサイトは果てない。何度もシャルロットを犯し続ける。 やがて、その指が、大量の放出を終えて緩みきった肛門に伸びる。 「ひきぃ!?」 絶頂の中に新たな快感が加わり、シャルロットをさらなる混沌の渦へと引き込む。 その耳に、悪魔の囁きが、降りてくる。 「シャルロット…。こっちは、いらないのかい…?」 優しく、愛しく、悪魔は囁く。 その言葉を響かせるために、動きすら止めて。 「え…?」 「シャルロットの、大好きな、所。 欲しいならいってごらん?シャルロットは、どこを、どうして欲しいのか…」 欲しい。前にも後ろにも欲しい。 きもちのいいところ、ぜんぶいれてほしい。 シャルロットは、悪魔の誘惑に負けた。 「ぜんぶ、おかして…。 シャルロットの、えっちなあな、ぜんぶ、いっぱい、えっちにしてぇ…」 いつの間にか解かれていた両腕でサイトを抱き締めながら、シャルロットは己の欲望を吐き出した。 そして、契約を結んだ悪魔は、シャルロットをそのまま抱き上げ、ベッドの上で胡坐をかく。 最奥まで犯されたシャルロットは、また絶頂する。 しかし、悪魔は休む隙を与えない。 いつの間にか手にしていた大きな張形を、シャルロットのだらしなくひくつく後ろの門に差し込む。 「あふ、ふぁぁっ!?」 シャルロットの背筋が伸びきり、再び絶頂を告げる。 サイトは容赦など一切せずに、少女の両方の穴の襞を肉の鑢と張形で削る。 シャルロットの視界が虹色に瞬き、世界を歪ませる。 快感の波の中で、もう彼女は何も考えられなくなっていた。 融ける。融けてしまう。 理想も、信念も、過去も、愛憎も、何もかも。 この、えっちな波で、ぜんぶ、流れちゃう…! そして。 蓋をされた子宮の訴えを、シャルロットはそのまま口に出した。 「おね、おねあい、らかに、ちゃんとなかにだしてぇ…!」 その訴えに、サイトは応えた。 「ああ、分かったよ、シャルロットのえっちな子宮に、いっぱい出してやるっ…!」 そしてサイトの牡がシャルロットの中で吼える。 魔法の球体はサイトの意思を感じ取り、シャルロットの子宮口を開いた。 熱い白濁がシャルロットの子宮を満たす。 シャルロットは絶頂だけでは得られない、満たされた幸福を手に、愛する人の腕の中で事切れたのだった。 そして目が覚める。 目を醒ましたシャルロットの隣には、優しく微笑むサイトがいた。 「可愛かったよ。俺の人形姫」 その笑顔と言葉に、シャルロットの心臓が跳ねる。 『人形姫』。私はこの人の人形。好きなように弄られ、愛でられる、人形。 それが、たまらなく嬉しかった。 この人のモノになるのが、たまらなく嬉しかった。 でも。 人形だって、大事にされたい。 だから、シャルロットは不機嫌そうな顔で、言った。 「…次は、もうちょっと優しくして欲しい」 サイトはもちろん、笑顔で応えてくれた。 「じゃあ、蕩けるくらい優しくしてあげるよ」 「…『そしてサイトは私に優しくキスをした。』…あら?最後だけ素に戻ってるのね? やっぱ書きかけだからなのね?」 シルフィードは、タバサの机の上で面白いものを見つけてしまった。 それは、タバサの書いたと思われる、タバサと才人の情事を妄想した文書。 なかなか面白くてつい読みふけってしまったのだが。 間抜けな風韻竜は、すぐ後ろに何かがいることすら気付かず、タバサ作のエロ小説の束をぱんぱん、と手ではたく。 そして言ってしまった 「やーっぱおねえさまは変態さんなのね。 ハァハァしながらこんな妄想文章にしてるなんてよっぽどアレなのね」 「シ ル フ ィ ?」 あまりにも優しい声に、シルフィードは振り向かざるをえなかった。 そこには。 今だかつて見たこともないほど、自愛に満ちた笑顔を湛え、暗黒の殺気を身に纏った、雪風のタバサがいた。 「生まれてきた事を後悔するのと、生きているのを呪いたくなるの、 どっちが お 好 み か し ら ?」 そして。 今日もトリステイン魔法学院に、絶滅危惧種の悲鳴がこだまする。〜fin
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