ゼロの使い魔保管庫
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3Pのルイズ(お試し) #br モンモランシーは薬品の調合に余念が無かった。 鍵を掛け自室に篭り、携帯用の小鍋を温めながら薬品作りに没頭していた。 棚の奥から木箱を取り出すと、中から何重にも包まれた小瓶を取り出し、慎重に蓋を外すと…暖めていた容器に、ほんの数滴…垂らした。 ポンッ!という小さな音と共に、奇妙な色の湯気が湧き上がる。 口の端だけをクイッと上げ不適に微笑むと、最後の魔法を掛け始めた。 翌日の晩、モンモランシーは仲直りの名目でギーシュを部屋に招いていた。 「僕の可愛いモンモランシー♪やっと誤解だと気付いてくれたんだね♪」 「まぁケンカしてても仕方ないし…一応…仲直りって感じよ」 「君の夜のご招待なんで嬉しいよ」 「ま、まぁ…とりあえず何か飲みましょ」 モンモランシーは、互いのグラスにワインを注ぎ…乾杯した後一口飲みながら、調合した秘薬を後ろ手に隠し、他愛も無い会話でその機会が訪れるのを待った。 「どうしたんだい?モンモランシー?元気が無いようだけど」 「な、な、な、何でもないわ!き、気のせいよ」 その時、廊下を走り回る足音と大声が近付いてくる気配がした。 「いったい何事だ?」 廊下側を向いたギーシュの一瞬の隙を突いてグラスに秘薬を注ぎ込む! やった!これでこっちのもの!これでギーシュの浮気癖も治る! バタン! 勢い良く扉が開かれる!そこには血相を変えた才人がいた。 「なんだココ?モンモンの部屋か?悪い!ちょっと匿ってくれ!」 そう言いながらベッドに潜り込み身体を隠す才人。 「なんだね君は?レディの部屋に!失礼なヤツだな!」 その声に才人は毛布からヒョコっと顔を出すと…意味深な笑みを浮かべ言った。 「あれ?ギーシュじゃねぇか?あ、そういう事?悪ぃ!お邪魔しちまったな!」 「き、君は何を下衆な勘ぐりをしているんだね?失敬な!」 才人はごそごそとベッドから這い出すと 「お楽しみの最中悪かったな!」 と言い残し、部屋からまた出て行ってしまった。 「いったい何だったんだ?」 「さぁ?」 では改めて乾杯…と言い掛けたところで バタン! 才人が去った後、間を置かずに再び扉が開かれる! 息を切らせ、頭から湯気を出しているかと思われるほど激昂したルイズの姿。 部屋を見渡し開口一番 「どこ?」 ギーシュがいぶかしげに言った。 「何なんだねまったく…君たちは揃いも揃って?」 「隠すとタメにならないわよ!」 モンモランシーは呆れ顔で言葉を挟んだ。 「ルイズ?何があったか知らないけど、ここにはいないわよ!」 ルイズは大きく肩で息をしながらフーフー!と獣のような声を発している…。 「喉が渇いたわ!ちょっと貰うわよ!」 と言うが早いかギーシュのグラスを取り上げ、一気に飲み干してしまった。 モンモランシーの制止も聞かず…既に全てが手遅れになっていた。 しまった…と思った瞬間ルイズが動いた! 「そこね!」 先程まで才人が潜り込んでいたベッド上の毛布が心なしか膨らんでいる様に見え、そこに飛び込んだのである。毛布の中に潜り込んだルイズはジタバタしていた。 「興を削がれてしまったね…今夜は僕は退散するよ」 そう言うとギーシュは部屋を出てしまった。 困った事になったわ…秘薬をルイズが飲んでしまった…どうしよう。 トントン! 今度は扉がノックされる。今度は誰なの? 「失礼します!いったい何事かと…」 そこには2人の後を追ってきたと思われるシエスタの姿があった。 その時…ベッドの下や壁との隙間まで才人を探していたルイズが振り向いた。 「やっぱりいないわね」 目の前には…モンモランシーとシエスタの姿があった。 とその瞬間急に物腰が柔らかくなり、殺気立った顔も穏やかな表情に変化した。 あちゃ〜やっぱり…モンモランシーは思わず顔を手で覆った。 「モンモランシー♪」 潤んだ瞳で名前を呼ばれ背中が痒くなった…。 「まぁシエスタまで♪」 いきなりの豹変にキョトンとするシエスタ…。 ルイズは跳ねるように駆け寄ると…2人に抱きつきキスの雨を降らせた。 2人はそのまま強引にベッドに引き倒され 「そのまま…ちょっとだけ待ってて♪」 と…部屋を出て行ってしまった。 「ミス・ヴァリエールはどうしてしまったんでしょう?」 「えと…実はね…」 ギーシュに飲ませる筈の惚れ薬をルイズが間違って飲んでしまった事を話した。 「どうすればいいんでしょう?」 「同性相手の効果は薄いはずだから…」 「そうなんですか?」 「えぇ…だから…ちょっとの間、我慢するしかないわね…」 「そ…そんなぁ」 やがて再び扉が開かれルイズが現れた!ナイトガウンに身を包んだ姿で…。 そしてその右手には…乗馬用のムチが握られていた。 つづく?
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3Pのルイズ(お試し) #br モンモランシーは薬品の調合に余念が無かった。 鍵を掛け自室に篭り、携帯用の小鍋を温めながら薬品作りに没頭していた。 棚の奥から木箱を取り出すと、中から何重にも包まれた小瓶を取り出し、慎重に蓋を外すと…暖めていた容器に、ほんの数滴…垂らした。 ポンッ!という小さな音と共に、奇妙な色の湯気が湧き上がる。 口の端だけをクイッと上げ不適に微笑むと、最後の魔法を掛け始めた。 翌日の晩、モンモランシーは仲直りの名目でギーシュを部屋に招いていた。 「僕の可愛いモンモランシー♪やっと誤解だと気付いてくれたんだね♪」 「まぁケンカしてても仕方ないし…一応…仲直りって感じよ」 「君の夜のご招待なんで嬉しいよ」 「ま、まぁ…とりあえず何か飲みましょ」 モンモランシーは、互いのグラスにワインを注ぎ…乾杯した後一口飲みながら、調合した秘薬を後ろ手に隠し、他愛も無い会話でその機会が訪れるのを待った。 「どうしたんだい?モンモランシー?元気が無いようだけど」 「な、な、な、何でもないわ!き、気のせいよ」 その時、廊下を走り回る足音と大声が近付いてくる気配がした。 「いったい何事だ?」 廊下側を向いたギーシュの一瞬の隙を突いてグラスに秘薬を注ぎ込む! やった!これでこっちのもの!これでギーシュの浮気癖も治る! バタン! 勢い良く扉が開かれる!そこには血相を変えた才人がいた。 「なんだココ?モンモンの部屋か?悪い!ちょっと匿ってくれ!」 そう言いながらベッドに潜り込み身体を隠す才人。 「なんだね君は?レディの部屋に!失礼なヤツだな!」 その声に才人は毛布からヒョコっと顔を出すと…意味深な笑みを浮かべ言った。 「あれ?ギーシュじゃねぇか?あ、そういう事?悪ぃ!お邪魔しちまったな!」 「き、君は何を下衆な勘ぐりをしているんだね?失敬な!」 才人はごそごそとベッドから這い出すと 「お楽しみの最中悪かったな!」 と言い残し、部屋からまた出て行ってしまった。 「いったい何だったんだ?」 「さぁ?」 では改めて乾杯…と言い掛けたところで バタン! 才人が去った後、間を置かずに再び扉が開かれる! 息を切らせ、頭から湯気を出しているかと思われるほど激昂したルイズの姿。 部屋を見渡し開口一番 「どこ?」 ギーシュがいぶかしげに言った。 「何なんだねまったく…君たちは揃いも揃って?」 「隠すとタメにならないわよ!」 モンモランシーは呆れ顔で言葉を挟んだ。 「ルイズ?何があったか知らないけど、ここにはいないわよ!」 ルイズは大きく肩で息をしながらフーフー!と獣のような声を発している…。 「喉が渇いたわ!ちょっと貰うわよ!」 と言うが早いかギーシュのグラスを取り上げ、一気に飲み干してしまった。 モンモランシーの制止も聞かず…既に全てが手遅れになっていた。 しまった…と思った瞬間ルイズが動いた! 「そこね!」 先程まで才人が潜り込んでいたベッド上の毛布が心なしか膨らんでいる様に見え、そこに飛び込んだのである。毛布の中に潜り込んだルイズはジタバタしていた。 「興を削がれてしまったね…今夜は僕は退散するよ」 そう言うとギーシュは部屋を出てしまった。 困った事になったわ…秘薬をルイズが飲んでしまった…どうしよう。 トントン! 今度は扉がノックされる。今度は誰なの? 「失礼します!いったい何事かと…」 そこには2人の後を追ってきたと思われるシエスタの姿があった。 その時…ベッドの下や壁との隙間まで才人を探していたルイズが振り向いた。 「やっぱりいないわね」 目の前には…モンモランシーとシエスタの姿があった。 とその瞬間急に物腰が柔らかくなり、殺気立った顔も穏やかな表情に変化した。 あちゃ〜やっぱり…モンモランシーは思わず顔を手で覆った。 「モンモランシー♪」 潤んだ瞳で名前を呼ばれ背中が痒くなった…。 「まぁシエスタまで♪」 いきなりの豹変にキョトンとするシエスタ…。 ルイズは跳ねるように駆け寄ると…2人に抱きつきキスの雨を降らせた。 2人はそのまま強引にベッドに引き倒され 「そのまま…ちょっとだけ待ってて♪」 と…部屋を出て行ってしまった。 「ミス・ヴァリエールはどうしてしまったんでしょう?」 「えと…実はね…」 ギーシュに飲ませる筈の惚れ薬をルイズが間違って飲んでしまった事を話した。 「どうすればいいんでしょう?」 「同性相手の効果は薄いはずだから…」 「そうなんですか?」 「えぇ…だから…ちょっとの間、我慢するしかないわね…」 「そ…そんなぁ」 やがて再び扉が開かれルイズが現れた!ナイトガウンに身を包んだ姿で…。 そしてその右手には…乗馬用のムチが握られていた。 つづく?
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