ゼロの使い魔保管庫
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755 名前:アンリエッタの野望1[sage] 投稿日:2006/08/10(...
アンリエッタの頼みを引き受けはるばるアルビオンまで苦難の...
あのウェールズはもう覚悟を決めている。私では引き留められ...
ルイズは泣いていた。アンリエッタはきっと彼を亡命させたい...
あわよくば同盟が成らずとも、彼と一人の女として恋を望むと...
ふと気づいた。譲り受けた水の指輪が光っている。
「あれ、なんだろこれ」
涙をぬぐいながら、注意深く観察する。
だんだんと光度が増していく。瞬間はじけたように光を放った。
(あれ。私どうしたの?)
自分の体なのに自分で動かせない。夢で客観的に自分の行動を...
「んっ。私がここにいるということはウェールズと会ってくれ...
(私がしゃべった)
「そう。彼の覚悟は固いのね。ごめんなさい、ルイズ。これが...
声の主は申し訳なさそうに謝った。
廊下でばったりと才人と会う。
「あなたは使い魔の・・・」
「ルイズ。明日イーグル号が非戦闘員を乗せて出航するそうだ...
「そう。付いてきなさい。最後の説得に参ります」
部屋に目通りを許されたルイズは開口一番に、
「ウェールズ、本当に考え直していただけませんか」
彼はちょっと不審そうな眼を向けて、
「くどい様だが、私にも私の信念がある。もう引き返せるとこ...
と決意は変わらない旨を伝えた。
「そう。」
ルイズは残念そうに俯くと、覚悟を決めて顔を上げる。
「それでは私を抱いてもらえませんか。」
(な、な、なんですって!!!!)
えっ!?
才人とウェールズはルイズに視線を注ぐ。
「ご主人様、それはどういうことですか?」
「使い魔は黙ってなさい」
「はい・・・」
(こらバカ才人!はいじゃないでしょ!)
ウェールズも困惑したように真意を尋ねる。
「ルイズ、いったい君は何を考えているのかな?」
ルイズは水の指輪をそっと見せる。
ウェールズの顔色が変わる。
「君は・・・!」
784 名前:アンリエッタの野望2[sage] 投稿日:2006/08/11(...
「アンリエッタか」
ウェールズはそう呟くと少し顔を曇らせた。
「人の体を乗っ取るような真似をしてまで私に会おうなどとは...
「そのうえ彼女の体を使って僕に抱かれたいなどと。それをや...
(そ、そ、そそうよ。さすがウェールズ様だわ。)
意識ははっきりしているのにルイズは体を動かせない。いや、...
アンリエッタ−体はルイズ−の目から涙がこぼれ落ちる。
「あなたは・・・どうして残る者のことを少しでも考えてくだ...
「もしも今ここであなたから何も授かれないとあらば、あなた...
「それでも、今あなたへの想いを、うっっ」
熱弁しているうちに嗚咽まじりになってくる。自らの不義理、...
(アンリエッタ・・。あなたそうまでして、ウェールズ様との...
(なーんて言うわけないじゃない!早くっ、早く私の体を返し...
イメージの中で自らの体を揺さぶる。
その時、ルイズは見てしまった。アンリエッタ−ルイズ−の目に...
泣き終えたアンリエッタは立ち上がり、ウェールズを真正面か...
「アンリエッタ。ヴァリエール殿にその体を返しなさい。君は...
「もう、、この期に及んでそんなこと言わないで!私はあなた...
アンリエッタは水の指輪を掲げる。ウェールズが怯む。
「むっ、アンリエッタ!何を!」
「ローズ・コマンダー!(誘惑の支配者)」
土と水を組み合わせた高等呪文。指輪の力で増幅し、王族の魔...
かくして彼は魔術の支配下に置かれた。ローズ・コマンダーは...
アンリエッタは最後の手段としてこの魔術によって目的を果た...
「うっ。転生の魔術が・・安定しない。後、2時間もてばいいほ...
「さぁ、ウェールズ様!私を抱いてください。あなたのぬくも...
(こらー!人の体で勝手に盛り上がるなー)
逆らえないウェールズがよろよろとアンリエッタに近づく。
「ちょっとまったー!」
皆が一斉に振り返る。そこにいたのはーーー!
ワルドだった。
(ワルド!お願い、二人を止めてー!)
「お話は聞かせていただきました、姫様。しかし、ルイズは私...
アンリエッタは戸惑った。もう残された魔力は少なく、ワルド...
ワルドは笑みを浮かべる。
「しかし、姫様の心中も痛いほど察します。そこで提案があり...
「婚約者である私は前の穴を、姫様とウェールズ殿下には後ろ...
いかがでしょうか?というように流し目を送る。
ルイズは−−−−−−−こけていた。
(な、な、な、なんですって。ワルド、この変態!鬼畜!)
完全に夢から醒めた、ルイズはワルドに不審の眼を向けていた。
785 名前:惚れ薬[sage] 投稿日:2006/08/11(金) 01:31:56 ID...
サイトが惚れ薬を飲んでしまった
「(・・・こいついつ惚れ薬の効果切れんの、もう1週間立つじ...
「ルイズ?どうしたの?」
「あ、いや、ちょっと考え事してただけよ」
「・・・考え事してたときのルイズもかわいかったよ」
「・・・あっそ」
「お姫様抱っこしたいな、ルイズやっていい?」
「ま、またしょーもないことを・・・まぁいいわよ」
「じゃあ遠慮なく・・・うわ、ルイズ軽いなー、キスしていい...
「はいはい・・勝手にすればいいでしょ」
「じゃあするね、んー」
その時サイトの惚れ薬が切れた
ルイズが床に落ちた
「痛!何やってんのよ!!危ないじゃない!!」
「るるるる、ルイズ何やってんだお前!!」
「ふぇ?」
「な、なに俺にお姫様抱っこみたいなことさせてんだよ・・・」
「ちょ、そそそれはあんたが薬を飲んで・・・」
「薬・・・?何の薬だよ」
「あんた何も覚えてないの!?惚れ薬を飲んであんたは私に・...
「私に?」
「わ、私にめ、めめめめめ、メロメロだったんだから!」
「はぁ?」
「ああああ!このバカ使い魔!記憶も無いなんて・・・・」
「ご、ご主人様・・具体的にどんなことを・・・」
「キスを30分に一回要求したり、抱きしめてきたり・・・
け、けけけ結婚しろとまで言われたわ!」
「・・・・ルイズ」
「あによ」
「それは惚れ薬じゃない、素直にさせる薬だ」
「ふぇ?」
「・・今ルイズが言った俺の行動、全部俺の・・・よ・・欲求...
「な、ななな・・・じ、じゃああんた私と結婚したいと思って...
「・・・・うん」
「あ、あんたは平民よ!私は貴族なの!!貴族が平民と結婚だ...
「ルイズ・・・・ぐすん」
「い、いや、あのそうじゃなくて・・・
そ、そうよ!あんたが貴族になればいいのよ!それが無理な...
「え・・それってルイズも俺のこと・・」
「ち、違うわよ!こ、これはあんたを・・・うー・・えーとそ...
「まぁとにかくもうモモンガの出す飲み物は飲まないようにす...
ルイズの時と同じように多分飲み物に薬混ざってたんでしょ」
「多分そうね、というかモンモンでしょ」
「モンモラシーじゃないの」
「ああ、モンモラシーね」
完
終了行:
755 名前:アンリエッタの野望1[sage] 投稿日:2006/08/10(...
アンリエッタの頼みを引き受けはるばるアルビオンまで苦難の...
あのウェールズはもう覚悟を決めている。私では引き留められ...
ルイズは泣いていた。アンリエッタはきっと彼を亡命させたい...
あわよくば同盟が成らずとも、彼と一人の女として恋を望むと...
ふと気づいた。譲り受けた水の指輪が光っている。
「あれ、なんだろこれ」
涙をぬぐいながら、注意深く観察する。
だんだんと光度が増していく。瞬間はじけたように光を放った。
(あれ。私どうしたの?)
自分の体なのに自分で動かせない。夢で客観的に自分の行動を...
「んっ。私がここにいるということはウェールズと会ってくれ...
(私がしゃべった)
「そう。彼の覚悟は固いのね。ごめんなさい、ルイズ。これが...
声の主は申し訳なさそうに謝った。
廊下でばったりと才人と会う。
「あなたは使い魔の・・・」
「ルイズ。明日イーグル号が非戦闘員を乗せて出航するそうだ...
「そう。付いてきなさい。最後の説得に参ります」
部屋に目通りを許されたルイズは開口一番に、
「ウェールズ、本当に考え直していただけませんか」
彼はちょっと不審そうな眼を向けて、
「くどい様だが、私にも私の信念がある。もう引き返せるとこ...
と決意は変わらない旨を伝えた。
「そう。」
ルイズは残念そうに俯くと、覚悟を決めて顔を上げる。
「それでは私を抱いてもらえませんか。」
(な、な、なんですって!!!!)
えっ!?
才人とウェールズはルイズに視線を注ぐ。
「ご主人様、それはどういうことですか?」
「使い魔は黙ってなさい」
「はい・・・」
(こらバカ才人!はいじゃないでしょ!)
ウェールズも困惑したように真意を尋ねる。
「ルイズ、いったい君は何を考えているのかな?」
ルイズは水の指輪をそっと見せる。
ウェールズの顔色が変わる。
「君は・・・!」
784 名前:アンリエッタの野望2[sage] 投稿日:2006/08/11(...
「アンリエッタか」
ウェールズはそう呟くと少し顔を曇らせた。
「人の体を乗っ取るような真似をしてまで私に会おうなどとは...
「そのうえ彼女の体を使って僕に抱かれたいなどと。それをや...
(そ、そ、そそうよ。さすがウェールズ様だわ。)
意識ははっきりしているのにルイズは体を動かせない。いや、...
アンリエッタ−体はルイズ−の目から涙がこぼれ落ちる。
「あなたは・・・どうして残る者のことを少しでも考えてくだ...
「もしも今ここであなたから何も授かれないとあらば、あなた...
「それでも、今あなたへの想いを、うっっ」
熱弁しているうちに嗚咽まじりになってくる。自らの不義理、...
(アンリエッタ・・。あなたそうまでして、ウェールズ様との...
(なーんて言うわけないじゃない!早くっ、早く私の体を返し...
イメージの中で自らの体を揺さぶる。
その時、ルイズは見てしまった。アンリエッタ−ルイズ−の目に...
泣き終えたアンリエッタは立ち上がり、ウェールズを真正面か...
「アンリエッタ。ヴァリエール殿にその体を返しなさい。君は...
「もう、、この期に及んでそんなこと言わないで!私はあなた...
アンリエッタは水の指輪を掲げる。ウェールズが怯む。
「むっ、アンリエッタ!何を!」
「ローズ・コマンダー!(誘惑の支配者)」
土と水を組み合わせた高等呪文。指輪の力で増幅し、王族の魔...
かくして彼は魔術の支配下に置かれた。ローズ・コマンダーは...
アンリエッタは最後の手段としてこの魔術によって目的を果た...
「うっ。転生の魔術が・・安定しない。後、2時間もてばいいほ...
「さぁ、ウェールズ様!私を抱いてください。あなたのぬくも...
(こらー!人の体で勝手に盛り上がるなー)
逆らえないウェールズがよろよろとアンリエッタに近づく。
「ちょっとまったー!」
皆が一斉に振り返る。そこにいたのはーーー!
ワルドだった。
(ワルド!お願い、二人を止めてー!)
「お話は聞かせていただきました、姫様。しかし、ルイズは私...
アンリエッタは戸惑った。もう残された魔力は少なく、ワルド...
ワルドは笑みを浮かべる。
「しかし、姫様の心中も痛いほど察します。そこで提案があり...
「婚約者である私は前の穴を、姫様とウェールズ殿下には後ろ...
いかがでしょうか?というように流し目を送る。
ルイズは−−−−−−−こけていた。
(な、な、な、なんですって。ワルド、この変態!鬼畜!)
完全に夢から醒めた、ルイズはワルドに不審の眼を向けていた。
785 名前:惚れ薬[sage] 投稿日:2006/08/11(金) 01:31:56 ID...
サイトが惚れ薬を飲んでしまった
「(・・・こいついつ惚れ薬の効果切れんの、もう1週間立つじ...
「ルイズ?どうしたの?」
「あ、いや、ちょっと考え事してただけよ」
「・・・考え事してたときのルイズもかわいかったよ」
「・・・あっそ」
「お姫様抱っこしたいな、ルイズやっていい?」
「ま、またしょーもないことを・・・まぁいいわよ」
「じゃあ遠慮なく・・・うわ、ルイズ軽いなー、キスしていい...
「はいはい・・勝手にすればいいでしょ」
「じゃあするね、んー」
その時サイトの惚れ薬が切れた
ルイズが床に落ちた
「痛!何やってんのよ!!危ないじゃない!!」
「るるるる、ルイズ何やってんだお前!!」
「ふぇ?」
「な、なに俺にお姫様抱っこみたいなことさせてんだよ・・・」
「ちょ、そそそれはあんたが薬を飲んで・・・」
「薬・・・?何の薬だよ」
「あんた何も覚えてないの!?惚れ薬を飲んであんたは私に・...
「私に?」
「わ、私にめ、めめめめめ、メロメロだったんだから!」
「はぁ?」
「ああああ!このバカ使い魔!記憶も無いなんて・・・・」
「ご、ご主人様・・具体的にどんなことを・・・」
「キスを30分に一回要求したり、抱きしめてきたり・・・
け、けけけ結婚しろとまで言われたわ!」
「・・・・ルイズ」
「あによ」
「それは惚れ薬じゃない、素直にさせる薬だ」
「ふぇ?」
「・・今ルイズが言った俺の行動、全部俺の・・・よ・・欲求...
「な、ななな・・・じ、じゃああんた私と結婚したいと思って...
「・・・・うん」
「あ、あんたは平民よ!私は貴族なの!!貴族が平民と結婚だ...
「ルイズ・・・・ぐすん」
「い、いや、あのそうじゃなくて・・・
そ、そうよ!あんたが貴族になればいいのよ!それが無理な...
「え・・それってルイズも俺のこと・・」
「ち、違うわよ!こ、これはあんたを・・・うー・・えーとそ...
「まぁとにかくもうモモンガの出す飲み物は飲まないようにす...
ルイズの時と同じように多分飲み物に薬混ざってたんでしょ」
「多分そうね、というかモンモンでしょ」
「モンモラシーじゃないの」
「ああ、モンモラシーね」
完
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