ゼロの使い魔保管庫
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361 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/...
その路地はトリスタニアの裏通り、チクトンネ街にあった。
ただでさえ猥雑なその街の外れともなると、そこは賭博場や...
そこに溢れているのは、女を買いに来た男どもの欲に満ちた...
媚を売る売春婦たち。
客引きの猥雑な呼び込みの声と酔漢の怒鳴る声と酌婦たちの...
半裸の踊り子にダンスをさせる楽器の扇情的な音色と、その...
はやし立てる客の声。
そんな場末の繁華街の街頭を、一人の美少女が歩いている。
年のころは十代後半。上だとしても二十は行っていないだろ...
少女と女の間の年齢の美少女。
その女の子は、ダークブラウンの美しい長い髪が目に付く。
うつむき気味に歩いているせいで垂れた前髪で見えにくくな...
その中の瞳は南国の海の色で、その肌は透き通るような白。
どこにいても男の目を惹く、まぎれもない美少女だった。
そして、こんな婬売宿の軒先を歩いているような美少女では...
その面差しは気品すら感じさせる怜悧な美しさで、色街の街...
どことなく卑しい顔立ちなどとは比べ物にならない。
麗しい、と評したほうがいい目鼻立ち。
しかしその秀でた面差しはどことなく落ち着かない様子だ。
その美少女は衣服も目立っていた。
上衣は水兵のそれだが、下に穿いているのは丈の短いスカー...
サイトがアルビオンの水兵服から改造した「セーラー服」で...
すらりとした手足。驚くほど細い足首。女性らしい丸みを帯...
それらをセーラー服に包み、その美少女――アンリエッタ女王...
一人で心細そうに歩いている。
――こんな…こんな、はしたない格好で表を歩いているなんて……
その美少女、アンリエッタ女王は震える膝をすり合わせるよ...
恐怖と、それ以外のなにかの感情に酔いながらアンリエッタ...
前に進める。
緊張と興奮のあまりか、薄いブルーの瞳の視線は落ち着きな...
白い頬を酔ったように紅潮させながら、目だけを動かして周...
幾人かの酔漢が自分のことを見ていることに気づき、さらに...
万が一にも身分がばれないように、とサイトに被せられた同...
カツラの下で、アンリエッタは秀でた額に汗をじっとりとしぶ...
そのうっすらとかいた汗にまみれてもなお気品のある顔立ち。
その相貌が、はしたない格好で街を歩いている…歩かされてい...
赤に濁っている。
透明感のある肌は、その内側の毛細血管を透き通らせる。
高貴な高い鼻も。ふっくらとした頬も。気品のある小さな耳...
布地の少ない衣服で街を歩いている緊張と興奮で赤く染まっ...
その姿は、清楚でありながら色香をまとわせている。
アンリエッタはまるで、自涜を覚えたばかりの少女が恐る恐る
自分の身体を弄り始めているときのような表情を浮かべている。
心細そうな、それでいて快感に対する期待と興奮とで目をと...
潤ませているような、そんな表情。
酔漢に見られている、という恐怖で足を止めたまま、アンリ...
愛しい男の名前を心の中で呼んだ。
――サイトさん……
自分にこんな服を着せた、大好きで大切な想い人。
自分のことをただの一人の女の子として扱ってくれる、世界...
362 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/...
アンリエッタはついさっきのサイトとの会話を思い出すだけ...
震えが走る。
「下着を脱いでコレを着て」とサイトに命令されたとき、身体...
王宮の茂みの陰で、ブラジャーを外してセーラー服を着たと...
その後のサイトの視線の痛さ。
スカートをめくられてパンティを見られ「これも脱ぐんだよ...
――そう言ってくるサイトさんの目が……あの目の色が。
――…まるでモノを見るような、冷たい目でした。
アンリエッタは思い出しただけで、ズキズキという熱を胸の...
そのセーラー服の上衣はルイズのサイズにあつらえ直したも...
ルイズよりもずっと大人な――ボリュームのあるアンリエッタの...
セーラー服を内側からこんもりと盛り上げてしまっている。
そして胸が盛り上がったぶん、裾は足りなくなり、真っ白い...
スカートとの隙間から常に見えている。脂肪のほとんど付いて...
ほっそりとしたその肌は、身じろぎすると縦長の健康的なおへ...
ルイズの小さな腰にちょうどいいサイズのミニスカートは、
やはり大人な安産型のヒップのアンリエッタには小さすぎた。...
裾は高くずり上がり、太もものそのほとんどと、もはや太も...
お尻といっていいくらいの柔らかな内股の肉すら見せてしまっ...
そう。
今まさにアンリエッタは、
きついセーラー服の上衣と、
超ミニのスカートだけを穿かされて、
色町を一人で歩かされていた。
下着を一切つけることを許されずに。
街の平民の視線を感じるたびに荒く早くなっていく呼吸が、...
裸の胸の先端が、セーラー服の生地に触れる。
ザラザラしたコットンの生地。
その内側と、アンリエッタの固くなりかけた乳首が擦れあう。
瞬間、アンリエッタはそこから微かな痛みを感じた。そして...
不思議な感触も。
――胸、ドキドキして……ヘンです……
アンリエッタは今はもう乳房全体が充血している。激しい動...
ふっくらと大きさを増した女王のおっぱいは、ただでさえ小さ...
さらにきつく狭くしていた。
聞き耳を立てている者がいたら、間違いなく欲情を誘うよう...
その美少女は小さくこぼすと、切なげに形のよい眉を寄せた表...
歩き出す。
一歩、また一歩と足を進めるたびにアンリエッタのセーラー...
撫でていくようだ。
そもそも水兵の軍衣に過ぎないその上衣には内張りなんても...
このお姫さまの玉のお肌をかすかに優しく、しかし確実に擦り...
363 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/...
生ぬるい夜風が両足の間をすり抜けていく。
その下にはなにもつけていない。穿くことを禁じられた下着...
サイトに取り上げられてしまった。
だからちょっとした風にゆれるスカートも、あまりにも頼り...
服やスカートに触っちゃダメだよ、とサイトに言われていた...
超ミニのスカートがまくり上がらないよう祈ることしかできな...
――駄目です! 風…風吹いちゃ、あ、だ、ダメっ!
何も穿いていない下半身を見られてしまう、という恐怖がア...
アンリエッタを必死に立たせ続ける。
――サイトさんが先ほど撫でて下さったお尻も。
――サイトさん以外に、誰にも見せたことのない女の子の秘密も。
――見られてしまいます。……見られて……しまう……だめ……
ひらひらと風に踊る濃紺のスカートは、夜風を受けてアンリ...
上部まで晒すと、見るものをじらすように二三度大きく揺れて―...
219 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/...
風が止んで、スカートがまくれるという恐れは無くなった。
アンリエッタの腰の裏側あたりを撫でていた妖しいざわめき...
ふくよかな胸の内側で暴れていた動悸も「今にも破裂しそう...
程度に若干遅くなる。
震えていた膝に力が戻ったアンリエッタはほっと息をつき、...
それでも、浅い一呼吸のたびに、このはしたない格好をさせ...
胸の高まりはいや増すばかりだ。
露出度の高い格好で歩かされている女王陛下の胸のなかに、...
高まっていく。
相変わらず色街を歩く男たちの視線に晒されていたからだ。
――見られてますっ……
――あんな……野卑な……イヤらしい目で、見られてます……
街の酔漢たちが、アンリエッタのむき出しの太ももを見てい...
すれ違う男たちが、セーラー服の胸元を突き上げる膨らみに...
その視線をアンリエッタは痛いほど感じてしまう。
いやらしい視線。品定めするような、ケダモノの目の色。
そんなものを思い切り浴びてしまうと、アンリエッタの背筋...
今まで感じたことのない、生き物としての恐怖。
生まれてはじめて感じる、心細い感覚。
ずっと守られてきていた王族の美少女にとって、その感覚は...
「純粋なナマの恐怖」だった。
狼の群れに放り込まれた羊のように、アンリエッタはその野...
ゆっくりと歩くほかなかった。……もちろん、そんな美少女を見...
甘くはない。
遠巻きにアンリエッタを追うように何人かの男たちが後をつ...
下着をつけていないおっぱいが恥ずかしすぎる。
何も履いていないスカートの中が頼りなさすぎて怖い。
そんな姿の美少女を、遠巻きに視姦しながら狼どもはこの美...
――怖い
――怖い…
――怖いです……サイトさん……サイトさん…
恐ろしさにふるふるという震えが止まらないアンリエッタ。
しかし、アンリエッタが震えているのは恐怖だけではなかっ...
その恐怖の中にアンリエッタはどこか妖しい、黒い疼きのよ...
汚い男たちの視線が自分の胸元にぶつけられると、その胸の...
生まれてきてしまう。
野卑な酔漢どもに足元から舐め上げるようにじろじろと眺め...
何も履いていないスカートの内側で何か熱い液体を感じてしま...
こんな下賎な街中で、こんなイヤらしい格好をして、下卑た...
その事実は、アンリエッタの腰の裏側辺りにぐるぐるとした熱...
220 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/...
すれ違う男たちが、自分の胸の頂を見ているような気がする。
固く尖った乳首を見透かされているような感じが息苦しさを...
好色な目が、ミニスカートの布を透かして自分の恥ずかしい...
アンリエッタの心の中に、まるで全裸でいるような感覚を生み...
いまや紺色のミニスカートの下では、恥ずかしい雫がアンリ...
濡らしている。
ひく、ひく、と収縮する媚粘膜がとろりと液をこぼしながら...
男の剥き身の衝撃を受け入れる準備ができてしまっている。
そんな状態でアンリエッタは熱に浮かされたように、全身を...
ゆっくりと歩を進める。
一歩、また一歩と足を動かすたびに、狭いセーラー服の中で...
ぷるん、と揺れてしまう。
そしてその鋭敏な薄桜色の乳首が、セーラー服の裏側に擦れ...
アンリエッタは思わず漏れそうになる甘い声を必死にこらえ...
足の裏側からじわじわと上ってくる、暗くて妖しい快感。
ストラップのついた黒い革靴の底は、地面についているのか...
胸の中でアンリエッタの心臓が暴れている。そしてその鼓動...
スカートの内側に熱を生じさせていく。
擦りあわせるような内腿の一番奥に、どうしようもない熱い...
――熱い
――熱いです…サイトさん…み、見てて…くださってますか?
破廉恥な格好で街中に晒されている惨めな自分の姿を思い浮...
アンリエッタは胸の中で叫んでいた。
――罰。
――これは罰なのです。
――女王として、多くの兵を死なせてしまったことへの罰なので...
――わたくしは、罪深い女なのです。
――そんな女が、普通にサイトさんに愛されて良いわけがないの...
――だから。そんな罪深い女に、サイトさんは罰を与えてくださ...
――慈悲深い、優しい、神様みたいな、素晴らしいサイトさん……
――そんなサイトさんは、私を罰して、私の罪を贖ってくださっ...
――ただの女のアンとして、わたくしを……愛してくださる……世界...
そんな内なる声を胸の中に抱きながら、歩を進めるアンリエ...
全身の皮膚から分泌される汗がじっとりと身体にまとわりつ...
通りを吹き渡る風に、肌寒さを感じる。アンリエッタの汗で...
――汗……こんなに……汗、かいて…しまったら…
アンリエッタは身体の底が抜けてしまったような恐怖ととも...
胸元に目をやる。
うっすらと汗を吸収したセーラー服の上衣は、透明感を増し...
木綿の白の中に、自分の興奮して上気している肌色が透けて...
固くしこりきった乳首の色が、どう見ても汗に塗れたセーラ...
浮き出てしまっている。
221 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/...
その瞬間、アンリエッタの胸の中に激しい恐怖が渦巻く。
――こ、こんな……裸みたいな、胸を……み、みられ、見られて……見...
サイトさん……サイトさん……アンを……アンを、お助けください……...
胸肌を見られてしまうという恐怖。
固く尖った乳首を見られてしまうという怖さ。
しかし、その恐怖の中に妖しい快楽の欠片が篭っていることに
アンリエッタは自分自身気づいていない。
54 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/0...
色街を肌も露な格好で歩かされているアンリエッタ女王は、...
自分の内股が濡れてきていることに気づいてしまった。
――そんな……
黒い絶望がアンリエッタの心の中に生まれてしまう。
――見られてるのに。こんな、はしたない格好を……見られてるのに…
セーラー服の下の乳首は固く立ち上がってしまっている。
ミニスカートの下の陰部は甘い熱を帯びてしまっている。
かろうじて長い髪のカツラで自分が誰か、ということはわか...
なっているが、それでもアンリエッタは自分の正体がバレてし...
という恐怖で歩く足の膝が震えてきてしまう。
遠巻きに自分を見つめている街の人々。
その小さなささやきが風に乗ってアンリエッタの耳に入って...
「なあ…アレ……まるで裸……」
途切れ途切れの言葉がアンリエッタの心を打ち抜いてしまう。
汗でじっとりと湿ったセーラー服は、アンリエッタの肌の色...
見せてしまっている。
街行く人々が、アンリエッタに視線を浴びせている。
その視線は薄いセーラー服の生地の下の全裸を焼くようにヒ...
「ふうっ……」
アンリエッタは思わず小さな吐息を漏らす。
なにもつけていない乳房が、お尻が、下腹部が、男どもの視...
アンリエッタは、全裸で街中を歩いている自分の姿を想像し...
そしてそれは美少女の身体の芯を固く熱くしていってしまう...
アンリエッタが歩いていく先の酒場の入り口で、男が売春婦...
まんざらでもない、という表情をしていたその男は、すれ違...
アンリエッタの風貌に目を奪われる。
ジロジロと胸を見られ、ミニスカートの下の太ももをよだれ...
視線で食いつくように見られる。
自分の方などかえりみもしない男に失望した売春婦は、アン...
憎憎しげに、汚い物を見るような視線を浴びせられる。
「ナニよ、この露出狂が」
すれ違う売春婦が吐き捨てるように口にする。
「アンタ裸見せ付けて喜んでるわけ?! 信じられない!」
――露出狂……
下賎の卑語がアンリエッタに浴びせられる。
55 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/0...
――露出狂……
下賎の卑語がアンリエッタに浴びせられる。
アンリエッタには「露出狂」という言葉は判らないが、
その意味するところは明確に理解できた。
あの売春婦は、自分のことを性的倒錯者だと罵ったのだ。
肌を人前に晒すことで気持ちよくなってしまう異常者。
最下層の売春婦からも罵られる、最低の生き物。
アンリエッタは自分をそう感じ、さらに陰部の熱を高まらせ...
――そうです。私は……私は売春婦以下の、卑しい生き物なのです。
そう考えると、アンリエッタは女の子の器官がキュンキュン...
――清貧女王などと、崇め奉られて尊敬されるような、そんな人...
アンリエッタのノーパンの陰部は、もうジクジクと充血して...
男根の挿入を待つかのように、とろりという蜜を分泌してし...
まだ宵の口とはいえ、名だたる色街のチクトンネ街である。
薄い透けた上衣に短すぎるスカート、そして上気した頬の美...
ケダモノの一匹が、アンリエッタに近づいてくる。
「おう!姉ちゃんよぅ! オメェ、エロい身体してんじゃねえ...
太った汚い格好の男がアンリエッタに声をかけてくる。
酔っているのか、呂律の回らない様子だ。
その男は真っ赤に染まった顔のアンリエッタの前に回りこむ...
絡んでくる。
「なかなか顔も可愛いじゃねえか。おめえ、一晩で幾らだ?」
――サイトさん!サイトさんサイトさん!!!
――助けて!助けてください!!!
酔漢のアルコール臭い息に恐怖を感じながら、アンリエッタ...
――アンは……アンは、穢されてしまいます!
心の中で悲鳴を上げるアンリエッタ。しかし、自分の正体が...
アンリエッタはどんなに怖くても声を出すことができない。
アンリエッタの沈黙をバカにされている、と思った太っちょ...
怒鳴りかける。
「無視かよ! お高く止まってんじゃねえっつーんだよ!ああ...
てめえ女王陛下かっつの!」
その一言にアンリエッタは凍りついた。
背筋を寒気が走る。
「おう、どこまでも無視か? こんなケツ丸出しのエロ服着と...
「おい、どうしたんでい?」
太っちょに言い寄られているアンリエッタの背後からネズミ...
太った男の知り合いらしい。
「ああ、この女、こんなエロい格好してるくせにお高く止まっ...
「ちょっと来いよ」
小男はいきなりアンリエッタの髪を掴むと、驚いているアン...
太っちょは腰を抱きかかえるようにすると、素早く物陰に引...
男二人にアンリエッタはどうすることもできない。
カツラの頭を掴まれ、男のされるままに横道に連れ込まれる。
声を出そうにも、男の汚い掌ががっちりと口を覆ってしまっ...
入り組んだ路地の奥、街路からは目の届かない酒場の裏手の...
「へへへへへ」
下卑た笑いを浮かべながら、太った男は怯えるアンリエッタ...
ぎゅむっ、という荒々しい握りこみ。
アンリエッタの二つの膨らみを、セーラー服の上から骨太な...
ぎゅう、ぎゅう、と握られる。
56 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/0...
色黒で、骨ばった汚れた手。
それが汗ばんだ純白のセーラー服を黒く汚していく。
――汚れて、汚れてしまいます!
アンリエッタは心の中で叫んだ。
――サイトさんが下さった服を汚されて……サイトさんのものであ...
……汚されてしまいます!
その叫びを押し殺しているアンリエッタは、男の荒々しい指...
薄手の上にアンリエッタの汗を吸って透けてきているセーラ...
敏感すぎる女王陛下の乳房は、そんな薄い生地ごしではなお...
鋭敏に感じてしまう。
パン生地のように揉まれ、捏ねられると、不思議にアンリエ...
なにか熱いものが混じってきてしまう。
手のひらが包み込まれる、柔らかい天上の感触を楽しんでい...
それに気づいた。
「おい、コイツ、服の下でおっぱい丸出しだぜ!」
「変態の露出狂か! こりゃいい!」
ニヤニヤ笑いながら、アンリエッタのミニスカートの下に手...
ぷりんとした尻たぶをぎゅっと握りこむ小男。
意外そうな顔を邪悪な笑みに変えながら言う。
「コイツ下も何も穿いてねえ!! おい、エロ女! なんか喋...
アンリエッタは紺色のミニスカートを捲くり上げられる。
前は両手で必死にガードしたものの、お尻の部分はまるっき...
アンリエッタの85サントの真っ白な尻が男たちの目に晒されて...
小柄な体の割には十分発育したそこは、むっちりとした色っ...
その尻の太ももをもじもじと擦り合わせる仕草はまるで男を...
「こんなエロい格好しやがって、お前貴族に飼われてた性奴隷...
――サイトさん!サイトさん!サイトさんサイトさんサイトさん…...
お助けくださいまし!
アンリエッタは二人の手から逃れようと身じろぎをする。
しかし、労働者の力強い腕はアンリエッタの力では引き剥が...
直接乳房を握りこむように揉まれると、アンリエッタは腰の...
熱い渦が生まれてしまう。
身じろぎをした瞬間、小男に両腕を掴まれてしまう。
そのまま両手首を後ろ手に固定される。
「めくっちまえ!」
小男が後ろから叫ぶ。
「あ……ああっ…」
アンリエッタのかすれた声が何かを叫ぼうとした瞬間、太っ...
手も動かせず、声も出せない。
女の子にとって絶望的な状況のなか、デブはイヒイヒという...
アンリエッタのセーラー服の裾に手を掛けた。
――いやです! こんな…街の中で…は、はだかに…させられるなん...
57 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/0...
――いやです! こんな…街の中で…は、はだかに…させられるなん...
アンリエッタが胸の中でそう呟くと、背筋をゾクゾクと這い...
快感が生まれる。
裸にされて。
男たちに見られて。
もっと、ひどいことをされてしまう。
その想像は、恐ろしくてイヤなはずなのにアンリエッタの芯...
――イヤです…イヤです……
アンリエッタはもごもごと覆われた口のなかで呟く。
見られるのはイヤだ、と叫びたかった。
怖いだけだ、と言いたかった。
でも、見られてしまうことにアンリエッタは何かを期待して...
胸の中でドキドキと暴れる心臓は、ただ怖いだけでこんなに...
間違いなく、暗い快感を期待してしまっている。
アンリエッタは否定しても、スカートの下の女の子の園は、...
蜜を漏らしている。太ももを擦り合わせると、その濡れた感覚...
「早くしろって」
チビがデブを急かす。
「へっへっへ」
ケダモノのような笑い声とともに、汗で濡れた純白のセーラ...
――!!!!
汗で濡れた肌に冷たい空気が触れる感覚。
アンリエッタは頭が真っ白になった。
体から力が抜け、何も考えられない。
――みられ・・・みられて・・・
アンリエッタは薄目で自分の胸に視線を落とす。
そこにはまだセーラーカラーとタイが残っている。
胸がきついせいで、一気に捲り上げられずに乳房の下だけが...
紺のミニスカートの腰から上、へそも真っ白いお腹も、晒し...
ふくよかな下乳だけを覗かせたその格好は扇情的すぎた。
アンリエッタは安心した。
安心した、と思いたかった。
見られなかったのを残念に思う自分がいるのを認めたくなか...
「クソッ! じらすんじゃねえっつの」
太った男はそう言うとセーラー服のきつい胸を半ば破るよう...
真っ白な乳房がぷりん、という柔らかい揺れとともに露にな...
王家の温室で育まれてきた真っ白な透き通る肌と、細身の体...
考えられないくらいふくよかに膨らんだ二つの乳房。
重力に抗するかのようにつん、と真っ直ぐに乳首を向けてい...
白い肌の中で恥じ入っているかのような薄い桃色。
それが色街の路地裏で、貧民二人の前に晒されてしまう。
58 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/0...
信じられない、というように見開かれたアンリエッタの南国...
その瞳に涙が盛り上がり、全身が細かく震える。
――サイトさん……アンは……アンは……
晒された乳房が、焼けるように熱い。
その熱がアンリエッタの全身を震えさせる。
心臓が破裂しそうなくらいにドキドキという鼓動を鳴らして...
肌を見られていることによる熱さが、アンリエッタの背筋を...
腰の奥を炙るように熱している。
「ひぇー、でっけえなあおい」
「ああ、どんなモン食えばこんな牛みてえなおっぱいになんだ...
男たちの下卑た口ぶりにアンリエッタは恥ずかしくて消えて...
涙が一筋、アンリエッタの頬を流れ落ちた。
そして感じるもにゅ、という感触。
太った男が体の前からアンリエッタの乳房に指を埋めている。
チビは体の後ろから、乳房を持ち上げるように揉んでいる。
手首を封じられ、胸を曝け出しにされた美少女には、どうす...
唇は太った男の掌で固く封じられ、声などあげることもでき...
奥まった路地の中、助けを呼ぶことなどできないだろう。
男たちの掌が、ゆっくりとアンリエッタの乳房を蹂躙し始め...
124 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/...
チクトンネ街の路地裏。
都とはいえ、こんな歓楽街の外れの物陰には人影などめった...
アンリエッタ女王は、そんな路地裏の物陰で、二人の男に襲...
たくし上げられたセーラー服の裾は、アンリエッタのたわわ...
皺を作って降りてこない。
長身とはいえない細身の体に、不釣合いなくらいのふくよか...
ちいさく上品なへそ。皮下脂肪のほとんどついていない真っ...
肋骨が薄くの浮き出ている脇腹。
しかし、それとはまったく違った生き物のように豊満に盛り...
歓楽街の裏手の暗がりで、それらが露にされている。
男ならば誰でもケダモノにしてしまうような光景。
たとえ聖職者でも欲情してしまうような、天上の魅惑。
見たものすべてを揉み、こね廻し、吸い、頬擦りし、舐めま...
虜にしてしまう、誘惑の真っ白な果実がそこにある。
ふるふる、と小さく震えているアンリエッタの高貴な乳房に...
もちろんアンリエッタの口と両手を封じている二人の男も例...
チビとデブの二人の男に両手と口を封じられながら、アンリ...
乳房を愛撫されていた。
「!……ぅぅっ!!!」
男の汚い掌で押さえられたアンリエッタの唇から、くぐもっ...
不快感に身をよじろうとするが、後ろの小男ががっちりと両...
乳房を前後から握りこまれているアンリエッタにはどうするこ...
仮に叫べたとしても、色町の路地裏では衛士が来てくれるは...
より多くのケダモノを呼ぶだけだろう。
そんな絶望的な思いに囚われながら、みだらな格好の女王陛...
心の中で呼び続ける。
――サイトさん…サイトさん…助けて…お助け、ください……
太った男の右手がアンリエッタの左の乳房を鷲掴みにする。
片手ではつかみきれないほどのボリュームの乳肉が小汚い掌...
女王は眉根を寄せると、その手指の与えてくる感覚を必死に...
痛い。乱暴な握り込みはただ痛いだけ。
アンリエッタはそう思った。いや、思い込もうとした。
その痛みの中に、身体の芯が切なく痺れてしまいそうな感覚...
しかし、背中から手を回して乳房をくすぐるようにして刺激...
背筋を這い登ってくる甘い感覚を知ってしまった。
乳肌を優しくなでるような五本の指は、アンリエッタの豊満...
乳肌を触り、さすり、こすっていく。
強い刺激は誤魔化せても、弱い的確な刺激は我慢することな...
右の乳房を甘く刺激され、左の乳房は痛いくらい強く握られ...
逃げられない。
助けも呼べない。
サイトさんも、助けに来てくださらない。
そんな絶望の渦の中、アンリエッタは腰の中に甘い雫が溜ま...
男たちに乳房を捏ねられる度、アンリエッタの子宮がキュン...
ドキ、ドキ、という激しい心臓の鼓動が一度鳴り響く度に固...
乳白色といっていいアンリエッタのバストの先端に、そこだ...
乳首が、せいいっぱいの自己主張をしていってしまう。
125 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/...
乳首に感じる熱い視線。
アンリエッタはその視線だけで死にたくなるくらいの羞恥を...
しかし男たちの指がその乳首を押しつぶすと、アンリエッタ...
指先がかすめるたび、両足の間が熱くなっていくのを感じて...
アンリエッタの上気した清楚な面立ちのなかには明らかに熱...
弾む乳房の肌を男の掌の皺がこすり立てる。
それだけで乳肌のすぐ下に妖しい波が生じてしまう。
アンリエッタの女の子の秘密に痺れるような熱が生まれてし...
ひときわ強い太っちょの揉みこみに、アンリエッタはカツラ...
その焦点を虚空にさまよわせてしまう。
火照る乳房に、男の手指が埋め込まれる。
たっぷりとした女王陛下の乳肉が歪められ、その芯から蕩け...
その火花は性感を煽り立てるようにアンリエッタを発情させ...
ミニスカートの下では薄い恥毛がぺったりと肉土手に張り付...
太ももに線を引いて流れ落ちている。
口を覆われているので鼻からしている呼吸も荒く浅くなって...
そしてもちろん揉まれている乳房の中央の突起がズキズキと...
男たちの手指によるいたぶりを待っているかのように。
「すっかり気分出してんじゃねえかよ」
ヒヒヒ、と笑いながら男たちはアンリエッタの乳房を握り締...
優しさの欠片もない乱暴な動きに、アンリエッタは当惑して...
痛みを感じて当然なのに、不思議とそれは甘い刺激に感じら...
アンリエッタは訳のわからない感覚に囚われる。
こんな道端で、こんな野卑な男どもに乱暴されているのに。
そんな野蛮な愛撫で感じている、という事実はアンリエッタ...
底へと引きずり込んでしまう。
快感を必死にこらえている水晶の瞳も涙に濡れはじめている。
腰のなかから生まれてくる何かに全身の力が吸い取られてし...
膝はガクガク震え、腰に力が入らない。男たちに抗うことな...
街中をノーブラの上にノーパンで歩かされていたときから感...
その媚熱がアンリエッタの全身に廻り、この美少女をすっか...
男たちの粗暴で巧妙な乳愛撫。男たちの汗くさい体臭。男た...
アンリエッタの女の子の粘膜はとろりと蕩けはじめていた。
アンリエッタは太ももを熱いなにかが垂れ落ちていくのを感...
「なんだ? マ○コ濡らしてんのか?」
身体の後ろから小男がそんなことを言いながら、アンリエッ...
紛れもなく、股間から溢れている発情の雫を小男は掌で触れ...
ミニスカートの中に突っ込んできた。
下着をまったく身につけていないアンリエッタの両足の間に...
濡れきった陰毛をかきわけて、男の指がアンリエッタの粘膜...
126 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/...
――イヤアアアアッ!!!!
アンリエッタは叫んだ。
叫ぼうとした。
しかしそれは声にならない。
ぬりゅ、という感覚はアンリエッタの女の子の器官に悲鳴を...
呼吸すらできないほどの衝撃が露出狂めいた格好をした女王...
サイト以外の人間に、初めて女の子の部分に触れられてしま...
その汚辱感と、それに勝る衝撃のような快感。
ぬらついた外陰部をひと撫でされただけで、アンリエッタは...
快感に囚われていた。
膝から地面に崩れ落ちそうになるのを太っちょが抱きとめる。
太っちょはアンリエッタの唇を塞いでいた手で軽々と美少女...
好色そうな笑みを浮かべながらその唇に顔を寄せてくる。
――サイトさん!
――サイトさん…アンは……アンは、穢されてしまいます……
――サイトさん!!!
顎の先をモノみたいに摘まれて、強制的に唇を上向きにさせ...
太った男の唇がアンリエッタの顔に迫ってくる。
まるでタコみたいに突きだした、てらてら光る唇。
気持ち悪い…
――サイトさん…サイトさん…アンは、アンは…穢されてしまいます...
ただの少女になったアンリエッタ女王陛下は、必死に恋人の...
--------------------------------------------------------
今日はココまででございます。次の投下もなるべく早くできる...
どうかみなさま暖かい目でお見守りください……
389 :チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:01:20 ID:dK2+...
アンリエッタはセーラー服を捲り上げられ、あらわにされた...
その小男は、変装している女王陛下の体に見合わない巨きな...
荒れた掌の中で好き放題に変形させられているアンリエッタ...
そして形容しがたい熱い感覚が生まれている。
そして、目の前の太っちょの男は濁ったような目で、ミニス...
女の子の秘裂をくちゅりと弄りながら、キスしようと迫ってく...
そのおぞましい掌たちの動きに、この細身ながらもグラマー...
真っ白い肌はいやらしい手たちに蹂躙されながらも快美感を...
汗に塗れた白雪の肌を這い回る掌たちの動きは気持ちが悪い。
でも、アンリエッタはその気持ち悪さのなかに黒いやましい...
恐怖と、後ろ暗い絶望感。そしてまぎれもない転落の快感が...
色街の汚い薄暗がりで、半裸に剥かれて身動きができない。
ふっくらとした白い乳房を露出させられたまま、それを好き...
ミニスカートの下で太ももを、尻肉をこねくり回されている。
そして今、乙女の唇すら奪われようとしている。
もっと恐ろしいのはそのことではない。
そんなことをされている自分の姿を想像した瞬間に、アンリ...
襲われ、身動きができないままに強姦されてしまう。
自分の意志に反して、体を蹂躙され、いやらしいことをされ...
その妄想は、アンリエッタの体の芯を熱くさせ、どろどろに...
ふとももに熱い女の子の発情の印を垂らしながら、アンリエ...
――いや……キス、されてしまいます……
キスだけでは止まらないだろう。アンリエッタはそのあとの...
――唇を吸い取られて。
――体中に舌を這わされて。
――サイトさん以外に許したことの無い女の子の部分を、蹂躙さ...
この男たちに好きなようにされてしまう、という想像はアン...
恐怖。泣きたくなるくらいの恐怖。そして、まぎれもない興...
アンリエッタは真っ赤に染めた頬に瞳から玉のような涙をこ...
――襲われて……奪われてしまいます……サイトさん以外の人に――
貧血寸前のアンの視界が暗くなる。
アンリエッタの怯えきった表情も、二人のケダモノには興奮...
太っちょの口の臭い息がアンリエッタの美貌に吹きかけられ...
昂ぶった荒々しい呼吸は信じられないほど臭く、アンリエッ...
後ろの小男が、アンリエッタの乳首を指の間で押しつぶす。
「――ぁぁっ」
思わず小さく叫んでしまうアンリエッタ。
電流のような刺激が、乳肉の中心から生じてアンリエッタの...
その激しい痛みは、女王の若々しい肉体を一瞬麻痺させる。
そしてその痛みが引いた後に全身に残るのは、痺れるような...
アンリエッタはミニスカートの中で、必死に何かをこらえる...
陰部から垂れた愛液をすべすべのふとももに塗り広げるよう...
それは男の劣情を誘う尻振りにしかなっていない。
余裕たっぷりの太った男は、アンリエッタのぬるぬるのふと...
手を廻して尻肉を鷲づかみにする。
390 :チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:01:48 ID:dK2+...
余裕たっぷりの太った男は、アンリエッタのぬるぬるのふと...
手を廻して尻肉を鷲づかみにする。
男の手指で尻たぶが歪められ、アンリエッタはお尻の穴に冷...
真っ赤な顔の女王陛下に、男は言った。
「おめえ、ケツ振って誘わなくたって、ちゃあんとヤってやる...
身体の後ろから、小男の声がする。
「そうそう。こんだけエロい身体してんだから、オメエも相当...
腰が抜けるまでやってやるよ。その後にはもっとイーとこに連...
イヒヒヒヒ、という下卑た笑いの中にアンリエッタは何かを...
アンリエッタはアニエスから聞いたことがある。
曰く、チクトンネ街には人さらいが出る、と。
逃亡奴隷や街娘をかどわかし、地下室の檻の中で調教してい...
捕まった奴隷はいやらしいメス奴隷としての調教を加えられ...
世間を知らない娘などは簡単に言葉巧みに誘拐され、暗い檻...
淫猥な肉孔奴隷に改造されてしまう、と。
何度も衛兵隊の捜査の手は入ってはいるものの、全てを取り...
とアニエスは言っていた。
アンリエッタはそこに自分の未来の姿を見てしまっていた。
全裸で、ケダモノのように四つんばいにされ。
首輪をつけさせられ、男性のいきり立った肉槍を何時間も舐...
全身を白濁液に塗れさせたまま、永遠の思えるほどの時間、...
アンリエッタの妄想はこのお姫さまの陰部をさらにじっとり...
腰がふらふらと泳ぎ、後ろから抱きとめられた腕に体重を預...
抱きとめた小男の掌がぎゅむっ、とアンリエッタの豊満な胸...
その握られた乳の内側から、熱くて甘い蜜がこの女王の全身...
ノーパンのミニスカートの下では、すっかり充血しきった女...
愛液をこぼしていた。
紺色のミニスカートを黒く染めながら、絶望と興奮に塗れた...
「お、お助けください……そ、それだけは……」
「お、おめえ結構可愛い声してんじゃねえか」
アンリエッタの声を聞いた太っちょはそう言うと、無理矢理...
その美貌を好色な目でジロジロと見つめている太っちょ。
「見れば見るほど、コイツは上物だぜ」
後ろの小男が、アンリエッタの乳房の先端を摘むと、固くし...
転がす。
乳肉の中に生じては広がる快楽の電流。それはこの美少女の...
連続的に加えられる刺激に、アンリエッタはミニスカートの...
すっかり充血して男を受け入れる用意ができてしまっている...
その布地を裏側から黒く染めていってしまう。
ぬらぬらとした太った男の唇がアンリエッタの顔に迫り、そ...
――ダメです。アンは、穢されて、穢されてしまいますっ!サイ...
太った男の臭い吐息を唇に受けながら、絶望と興奮の極みに...
淫裂をひくつかせながら軽い絶頂へとのぼりつめていく。身体...
喪失感にアンリエッタはまぎれもない転落の恍惚を感じていた。
391 :チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:02:12 ID:dK2+...
「ちょっと待ったあっ!」
突然、太っちょの目の前が鉄の色に変わる。
唇を奪おうとしていた太っちょとアンリエッタの唇の間をを...
かざされていた。
「オッサン、悪ぃな。コイツは今日はオレが先約なんだ」
アンリエッタにとって誰より頼もしい声がする。
そこには才人が太っちょの眼前に剣をかざしてアンリエッタ...
「なんだてめえ! いきなり横からしゃしゃり出てきて――」
後ろから豊満なアンリエッタの胸肉を撫でて揉んでいたぶっ...
ひゅん、という風音がするのと同時に鋭い光が一閃する。
チン、という鞘に剣が収まる音がすると、二人の男は下半身...
才人の剣が二人の男のベルトを断ち切っていたのだった。
ベルトだけを。
「……諦めの悪ぃヤツは女にもてねえぜ?」
サイトはアンリエッタの身体を二人からもぎ取るように奪っ...
その腕の力強さに、アンリエッタはミニスカートの内側をも...
抱きかかえられる腕から伝わる体温が、アンリエッタの全身...
甘く愛しい熱を発生させていく。
恋人であり奴隷でもあるアンリエッタ女王陛下を横に抱きな...
銀貨を数枚、男たちの足元に放った。
「そいつで他の女でも買えばいいさ。でも、この子は今日は俺...
その剣を軽々と扱う仕草に、さすがに興奮した男たちも不利...
怒りを込めた目で睨みながら、不承不承といった感じで片手で...
その銀貨を拾い上げ無言のまま立ち去っていく。
「ふう…」
才人は荒事にならずにすんだ、と安心の溜息をつく。
間一髪で間に合ったものの、ちょっと間違ってたらアンリエ...
そう思いながら、才人は脇に抱えていた少女を地面に立たせ...
でも、興奮と緊張とで腰が抜けてしまっていた膝には力が入...
愛液で濡れたふとももを擦り合わせながら、アンリエッタは...
392 :チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:02:47 ID:dK2+...
「サイトさん……サイトさん……ア、アンは……アンは……こ、こわ、...
才人の胸に真っ赤な顔を埋めながら叫ぶアンリエッタからは...
どこかへ消え去ってしまっている。
年齢よりももっと小さな女の子のような、いとけない仕草で...
フルフルと震えながら大好きなご主人様の名前を口にする。
「サイトさん……サイトさん……サイトさん……」
「アンリエッタ」
ひくひくっ、とアンリエッタは震えてしまう。
才人の声が耳たぶのすぐ横でしただけで、アンリエッタの胸...
刻んでいく。
荒い呼吸のたびに全身から力が抜けていってしまう。
二人組に襲われている間中、アンリエッタは怖くて、心細く...
そしてそれでもズキズキと感じてしまう体が恨めしかった。
乳肌をあのケダモノたちの荒れた野太い指で擦られるたび、...
アンリエッタの女の子の芯は薄い恥毛の中でズキンズキンと充...
ハッキリと空気の冷たさを感じてしまうくらい恥ずかしく立...
それは才人が恋しくてたまらない夜に自分で弄っているとき...
サイトさんじゃないのに、好きでもなんでもない相手なのに...
アンリエッタはそのことに恐怖した。
――自分は好きでもない相手にすら発情してしまう。
それはつまり。
――やはり…わたくしは、牝犬なのです……
妄想がそのゴールに行き着くと、アンリエッタはさらに腰の...
ミニスカートの内側をそんな風に発情させながら、アンリエ...
「サイトさん……アンの体に、触って下さい……わ、わたくしの体...
忘れさせてくださいまし」
汗ばんだ肌で、潤んだ瞳でアンリエッタは才人に懇願してく...
胸まで捲り上げられたセーラー服の下から覗く乳房も、全体...
ちょっとサイズが大きくなっているみたいだ。そしてその先端...
盛り上がってるのがわかるくらい激しく充血しきっている。
その色っぽさに才人は目を奪われる。そのまま手が伸びそう...
でも才人は必死にそれを我慢して、アンリエッタに意地悪を...
「ねえアン? こんなところで、いいの?」
悪戯っぽい笑みを浮かばせた才人は、発情してメロメロにな...
とろんと快楽の期待に濁っていた瞳が、瞬時に理性を取り戻...
同時に、自分が今いるところと、どんな格好をしているのか...
路地裏とはいえ、通りから見えかねない所で、汗で透けた短...
丸出しにしている。
そんなアンリエッタは瞬時に羞恥で真っ赤になりながら、泣...
「……ひぁっ!? だ、だ、だ、ダメですっ! そ、その、せめ...
自分のあられもい格好を恥じらいながら必死に胸元を隠そう...
しかしそこはそれ、貧乳なルイズのサイズに合わせて誂え直...
狭くてきつくて、充血してさらにふくよかになったおっぱい...
ふるふると揺れる乳房の上に皺を作っているセーラー服はむ...
身体にまとわりついている。
393 :チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:03:19 ID:dK2+...
「でも、こんな可愛いアンの姿を見てたら我慢できないな」
必死に胸をセーラー服のなかにしまおうとしているアンリエ...
ふるん、という男の目を惹き付けてやまない巨乳の揺れが才...
汗で覆われた、すべすべの乳肉。乳房全体を興奮に淡く充血...
楽しませるようにふるん、ふるん、と揺れる。
大きな乳房の中心に鎮座している、淡い色の乳首。勃起して...
才人の視線を感じてしまう。
――サ、サイトさん……
才人に握られたアンリエッタの手首から、甘い痺れのような...
恥ずかしさと嬉しさで、アンリエッタの身体の中に温かい波...
とろんと淫熱に蕩けた瞳でアンリエッタは才人を見つめてい...
アンリエッタの目に映るのはこのシュヴァリエの真摯な黒い...
恍惚の涙でその姿が歪んでしまう。
潤んだ瞳のアンリエッタを才人は路地裏の一番奥、倉庫かな...
熱に呆けた女王陛下は泳ぐような足取りでついていくことし...
チクトンネ街の騒音は聞こえるが、とりあえずここは通りか...
高く積まれた木箱の陰で、才人はアンリエッタの掌を自らの...
――熱い……です……
そこは、布の上からでも判るくらい固く熱く張り詰めていた。
「……サ、サイトさん……」
「可愛いアンの姿見てたら、こんなになっちゃった」
才人はそう言うと、アンリエッタの手のひらを上下に動かし...
――サイトさんが……可愛い、って言ってくださいました……
それだけで、ぐっしょり濡れてしまっているアンリエッタの...
分泌してしまう。
腰の裏側あたりに生じた熱がアンリエッタの背骨を駆け上が...
全身から力を奪ってしまう。
このセーラー服を着た美少女は、白い靴下まで愛液を垂らし...
アンリエッタは呼吸をするだけでゾクゾクする快感に溺れて...
胸の奥の熱が全身に広がり、充血した乳首がひくん、ひくん...
固くなっていく。それは乳輪まで桃色に充血し、才人の指を誘...
そして掌に感じる、熱い感触。
女王陛下の高貴な白い指の下で、才人の男性器が焼けた鉄の...
「ねえ、アン。 お口で、してくれない?」
その声にアンリエッタは鼓動をさらに激しくさせてしまう。
394 :チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:04:10 ID:dK2+...
――こ、こんな! こんな外で、おもてで、そ、そんなこと……す...
寝室のシーツの中で、ベッドの上ではなんどかしたことがあ...
才人が、恋人同士はそうするものだ、と教えてくれたから。
恋人には従順なこの美少女は疑いもせずに才人の肉棒に唇を...
亀頭を舐めながら精を口の中に受けたことは何度もある。
それでも。
こんな明るいところでしたことは無い。
外でするなんてことは、当然ながらアンリエッタの常識には...
アンリエッタは自分のその姿を想像してしまった。
――明るい、こんなところで、男のひとの……お、おちんちんを……...
いやらしいその姿は、想像すればするほどアンリエッタの口...
「ね? お口でしてくれたら……ね」
才人はそう言って微笑んだ。
アンリエッタの胸の中で、なにか柔らかくて弱いものがきゅ...
さっきまで二人の男に興奮させられていた体に再び火がつい...
絶頂寸前まで登りつめさせられた体が、言うことをきかない。
才人の胸に顔を埋めると、才人の体臭がアンの鼻腔に染み渡...
汗臭くて、でも、優しい匂い。
アンリエッタの心臓は激しく高鳴り、口の中には何度も味わ...
唾液が次々と湧き出してくる。
「アンはいい子だね。おっぱいもこんなに大きくて、キレイで...
いやらしい想像で頭がいっぱいになってしまっているアンリ...
気がつかない。
腕に力が入らないのか、アンリエッタの上体は才人に抱きつ...
そして顔が才人の腰のあたりに押し付けられる。アンリエッ...
ついに完全に蕩けてしまった。
才人のズボンの腰に抱きつくと、アンリエッタは夢中で震え...
34 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/06(月) ...
チクトンネ街の路地裏。街の喧騒は聞こえるものの、奥まっ...
荷物の陰になって街路からは直接見通すことはできない。
そこに、アンリエッタは極小のミニスカートとセーラー服を...
変装のための長いカツラの下の顔を真っ赤に紅潮させながら...
何度も叫ぶ。
ミニスカートの下にはなにも履いておらず、胸の上までまく...
下着はつけていない。アンリエッタは真っ白でふっくらした乳...
押し付け興奮の荒い吐息をこぼしつづける。
ミニスカートから伸びる真っ白なふとももには、興奮のせい...
輝く線を作っている。
才人のズボンのファスナーを下ろすと、張りつめたその盛り...
が突き出てきた。硬直しきったその肉の槍は、先ほどからのア...
興奮の極みに達している。天を突くような角度でアンリエッタ...
アンリエッタは膝を地面につけて膝立ちの体勢になると、顔...
どくん。
アンリエッタの胸の中で、心臓が暴れた。
その器官がアンリエッタにどんなことをしてくれるのか、知...
その肉棒で女の子の場所を突かれ、縫われ、苛められると自...
知っていたから。
だからアンリエッタはその薄赤い肉棒を目にしただけで、自...
熱い波が生まれてくるのがわかった。
動悸は激しくなり、口の中に唾液が溢れてきてしまう。
その匂いを嗅いだだけで頭の中が真っ白に焼けてしまいそう...
熱い吐息を吹き掛けながら、アンリエッタは肉棒にその麗し...
顔を真っ赤に染めながら、それでも視線はその亀頭から外す...
――サイトさんの…おちんちん…わたくし、今…お外で…こんな、格...
膝立ちになって才人の男根に顔を寄せるアンリエッタ。
腰の裏がねっとりと痺れ、鼻から吸い込む才人の体臭も、頬...
全ての刺激がジリジリと興奮を高めていってしまう。
はだけたセーラー服から巨きな乳房を零しながら、アンリエ...
その小顔を寄せていく。
唇をおずおずと小さく開ける。
その内側は飲み込みきれない唾液でとろとろに蕩けていた。
「待って」
才人の声がアンリエッタの動きを止める。
――サイトさん?
ギクリ、としたアンリエッタは心臓が止まりそうなほど驚い...
――お口でして差し上げようとしたのが……ご不満だったのでしょ...
想い人の不興を買ったのかもしれない、というショックで顔...
泣き出しそうな顔で才人のことを見上げている。
才人はアンリエッタの頭を覆う長い髪のカツラを取り去った。
街中を歩かせるにあたって才人が変装のために用意したカツ...
今までずっとかぶっていたそれを外され、その下からはアン...
ダークブラウンのセミロングの髪が現れた。
「やっぱり、カツラなんかしないほうがアンは可愛いね」
「…っ…」
アンリエッタは泣きそうになる。
大好きなご主人さまが、そんな優しい言葉をかけて下さる。
奴隷のアンリエッタにはそれだけで軽い絶頂に達することが...
胸の中からあふれてくるのは、目の前がぼやけてしまうほど...
身体の芯がズキズキという甘い鼓動で満たされ、夢うつつの...
だから、気が付くとアンリエッタは無我夢中で才人の男根に...
35 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/06(月) ...
ちゅうう、とアンリエッタの薄いばら色をした唇が、才人の...
国民を魅了するつややかな唇は今や才人の蒸れた性器を愛し...
鈴を鳴らしたような可憐な声を紡ぐ舌は、才人の肉竿の表面...
それら全てが、アンリエッタには喜びなのだった。
ねっとりとしたアンリエッタの舌の感触に酔いしれている表...
才人が下を見ると、唇をすぼめながら男根に奉仕している清...
頬を紅潮させて、丸くて大きな瞳をうっとりと潤ませながら...
それは見ているだけで、腰の中が爆発しそうなほどエロかっ...
才人はその顔を見ているだけで思わず達してしまいそうにな...
アンリエッタは口で男根に奉仕しながら、上目遣いで才人の...
幸せそうな顔で目を細める才人の表情にアンリエッタは満足...
――サイトさんが……気持ちよくなって下さっています…
大好きなご主人さまを満足させられている、という想いはア...
熱く融かしていく。こぽり、と熱い期待の高まりの液をこぼし...
アンリエッタは才人の視線を感じている。
ちらりと上を見ると、幸せそうな顔の才人が自分の顔を見つ...
――サイトさんに…わたくしの……いやらしい顔……見られてます…
その視線は女王陛下の胸の奥をジリジリと焼き焦がしていっ...
切なくて、苦しくて、それでも甘く身体が溶けていってしま...
あふれてくる。
唾液に塗れた頬の内側の粘膜が亀頭粘膜に張り付き、その反...
その刺激で、才人の男根はさらに固く大きく、弓なりに反り...
アンリエッタの口の中で大きさを増した亀頭は、女王陛下の...
柔らかい粘膜に亀頭が押し付けられ、そこが弱点であるアン...
甘く蕩けていってしまう。そんな粘膜に、逞しい陰茎の先端を...
膝立ちの女王陛下は才人のジーンズの腰を力ない拳で必死に...
地面に倒れてしまいそうだったから。
才人の掌がアンリエッタの頭を優しく撫でる。
「アン、すごく気持ちいいよ」
興奮に鼻を鳴らしながら、ときどきくぐもった声を漏らすこ...
アンリエッタは心から愛している。誰よりも大切に思っている。
だからそんな風に、才人が感じてくれている、ということは...
アンリエッタは唇をすぼめながらカリ首をしごくように刺激...
裏筋をなぞるように舐めあげる。
才人のモノを愛しげにしゃぶりながら、アンリエッタは自分...
どんどん生まれてくるのを感じていた。
「んくっ……ふぅっ……んぁ…」
アンリエッタの鼻から甘い吐息が漏れる。
ちゅく、ちゅく、という音が肉竿と唇の間からこぼれてくる。
唾液に包まれた亀頭がアンリエッタの舌先で愛撫されると、...
その快感にこらえようとする。
その表情を見ているだけで、アンリエッタは恋しいご主人さ...
という気分で多幸感の虜になっていく。
胸の中がジンジンと熱くなり、女の子の部分がとろとろに蕩...
36 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/06(月) ...
チクトンネ街の狭い路地裏の倉庫の影で、アンリエッタ女王...
男根を咥えながらしっかりと発情していた。
「ん……アン……イイ、いいよ……アンッ!!」
才人のモノが、限界に達することを知らせるかのように大き...
そして次の瞬間、アンリエッタの口内に白い濁流が噴き出し...
「う…くぅっ……」
才人のうめきと同時にびくん、びくん、と何度も男根が脈動...
アンリエッタの口の中に広がる。
アンリエッタは舌の上に白濁を感じ、粘膜を熱い液で浸され...
歯ぐきにも、頬の内側にも、熱いほとばしりを叩きつけられ...
いっぱいになってしまう。
二度、三度と才人の男根が脈動し、アンリエッタの口の中に...
さらに噴出を続ける精液が喉に叩きつけられてアンリエッタ...
まるで一滴でもこぼすのは勿体無いかのように唇は才人の男根...
夢うつつのなかでアンリエッタは子宮がズキズキと熱を帯び...
才人の精を口で受け、味わい飲み込む。するとアンリエッタ...
熱くなってくる。心臓は今まで以上にドキドキと弾み、体中の...
敏感に、貪欲になってくる。
こくん、と小さな喉を鳴らして才人の精を飲み込むアンリエ...
――サイトさんの……せ、精液って…まるで、媚薬のようです…
愛しいご主人さまの精液は、メス奴隷の身体を発情させてい...
地面に膝立ちの体勢のまま腰が崩れそうになっているアンリ...
すべすべの太腿の間。下着をつけていないアンリエッタの陰...
濃紺のミニスカートがの股間が黒く染まるくらい、熱く塗れ...
才人の指が敏感になっている陰唇を割って粘膜を弄う。
「ひあぁぁぁっ」
アンリエッタは発情期の猫のような悲鳴を上げ、才人の腰に...
もう身体に力が入らない。膝立ちすらできない。
「アンって、しゃぶりながらこんなにしてたんだ?」
「ち、違います……これは……」
才人にはしたない女だ、と思われるのがイヤでアンリエッタ...
「えっちなアンのこと、俺は大好きだよ?」
「…」
「俺のチンコしゃぶりながら、こんなにしてるようなえっちな...
そう言って才人はアンリエッタに微笑む。
それを目にしたアンリエッタの身体に、熱い波のような高揚...
37 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/06(月) ...
「だ、ダメです…こんな……表で、こんなこと…」
「大丈夫。アンが静かにしてればこんなとこ誰も来ないよ」
才人は腰の抜けてしまったアンリエッタを木箱に座らせる。
そして濡れて染みだらけになってしまったミニスカートをア...
スカートが抜き取られると、この女王さまが身につけている...
セーラー服の上衣だけだった。おっぱいの上まで捲り上げられ...
外でこんな格好をしている、という自覚はこの女王陛下の興...
「ごめんね」
「…はい?」
アンリエッタは突然の才人の謝罪に途惑って言った。
「さっき、助けるの遅れて」
「いいえ……サイトさんが、きっと助けてくださると信じていま...
そう答えるアンリエッタの豊満な胸を才人の手がゆっくりと...
その滑らかな触感を楽しむように優しく愛撫する。指先が瑞...
その表面を這っていく。
アンリエッタはそれだけでゾクゾクするような快感が乳肉の...
腰掛けた木箱に液体が垂れてしまいそうなくらい、激しく高...
「サイトさん…」
強弱をつけてその胸肉を掌の中でもてあそぶ才人。興奮に固...
すべすべな肌を優しくマッサージしていく。
その優しく愛撫されている感触に、南の海のような色の瞳を...
「サイトさん…も、もっと、サイトさんの好きなように…触って...
わ、わたくしのなかから、あの者たちのイヤな感覚を消してく...
ほんの少しだけ涙を浮かべながら、切なげに才人の顔を見つ...
その顔にドキリとしてしまった才人は「いいの?」というよ...
黙って小さく頷くアンリエッタ。上気した頬と潤んだ瞳でも...
才人は汗の浮いた珠の肌をぎゅうう、と痕がつくくらい強く...
優しく、でもアンリエッタの唇から甘い声が出るくらいには...
巨きな乳房全体を持ち上げ、押しつぶすように乳肉を揉みま...
左右の乳房を互い違いに持ち上げ、乳肉を柔らかく変形させ...
その愛玩の一つ一つにアンリエッタは興奮の階段を無理矢理...
そして揉まれ、愛撫されている間にキスをされ、耳元で「ア...
などと囁かれるともう可愛らしいあえぎを漏らすしかない。
女王陛下は腰掛けている木箱の表面がぐっしょり濡れるくら...
「足持ち上げて」
才人がそう言うと同時に、アンリエッタの右足が才人によっ...
左足だけ地面にかろうじて着くくらいの高さの木箱に浅く腰...
着かされる。
大きく開かれた股間。
その体勢では才人の前で陰部をまともに晒してしまうことに...
そのことがアンリエッタの興奮を極限近くまで昂ぶらせてし...
才人はその秘奥を覗き込んだ。
「…サイトさんっ……」
才人の視線を隠しておきたい場所に浴びてしまい、アンリエ...
胸の中が切なく苦しくなる。
アンリエッタの髪と同じ色の薄い恥毛は、淡い色の陰唇の間...
べったりと肌に張り付いてしまい、その中心をほとんど隠しき...
女王陛下の一人しか男を知らない肉の裂け目はすっかり充血...
すっかり肉棒を迎え入れる準備ができている。
38 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/06(月) ...
才人の指がその淡いピンクの粘膜の縁に触れ、その口に再び...
その熱さが、固さが、アンリエッタの胸の中の期待と興奮を...
ぬるぬるしたアンリエッタのすこし濁った粘液を才人は自分...
その感触が気持ちよくて、アンリエッタの下の唇の感触がた...
このお姫さまの陰部への亀頭での愛撫を続ける。
すぐ前にあるアンリエッタの顔は興奮で真っ赤になっている...
薄暗くなりかけている夕暮れの路地裏でもその赤さは明確にわ...
才人はその顔に魅入られながらも、まだその弄えを続けた。
蕩けたアンリエッタの粘膜を亀頭でなぞる。
才人はそのままアンリエッタの唇にキスをする。
しかしまだ挿入はしない。アンリエッタがそれを待ち望んで...
一分近くそのじらしを続けていると、才人にはアンリエッタ...
切なげに眉を寄せ、漏らす吐息も苦しげな雰囲気になってい...
とろとろに溶けた陰部を指と男性器で好きなように弄られて。
熱く湿りきった淫花に亀頭でキスをされて。
その間も唇にキスを、耳元に甘いささやきを受けていたアン...
触れば落ちてしまいそうなくらい熟しきった果実のようなもの...
じゅぷじゅぷという水音を立ててしまうくらい湿りきったア...
すっかり男を迎え入れる準備ができている。
「サイトさん、い、いれて・・・ください」
アンリエッタは呆けた目で才人におねだりをする。
「アン? それじゃどこに何を入れたらいいのかわかんないよ...
微笑みながら才人はアンリエッタに言った。
恥ずかしさに燃えそうな熱い頬のまま、アンリエッタは唇を...
「あ、アンの……いやらしい、あそこに、サイトさんの…
あ、熱い…おちんぽを、下さいませっ……」
「アンは俺のちんぽが欲しいんだ?」
「は、はい……」
消えてしまいそうなくらい恥じ入っているアンリエッタは耳...
頷いた。
才人はその表情を見てさらに微笑むと、愛しいメス奴隷にこ...
「でも、どこに欲しいのかわからないよ?」
アンリエッタは口をぱくぱくとなんどか動かすと、意を決し...
「わ、わたくしの……お、お、おんなに……サ、サイトさんの……お...
「おんな? それってどこのこと?」
才人が男根をアンリエッタのふとももに押し付けながら尋ね...
「わかんないから、入れようがないなあ」
息を呑むアンリエッタ。浅く荒く呼吸をしながら、口の中に...
「お、お、お○、お○んこに…アンの、いやらしいお○んこに、サ...
固い、おちんちんを、入れて、入れてくださいっ」
そう叫んだ、叫んでしまったアンリエッタは真っ赤に染めた...
無理矢理言わされた淫語に、脳天がはじけてしまうような羞...
「よく言えたね」
才人はアンリエッタの頭を撫でると、もう片方の手を添えな...
ぱっくりと口を開いている女王陛下の粘膜の入り口に押し当て...
「アン…いれるよ」
才人がそうアンリエッタにささやく。
「……」
アンリエッタは無言のまま、涙をにじませた焦点の合ってい...
153 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/14(火)...
トリステインの清貧女王として国民の敬愛を一身に受けてい...
その女王陛下は、今、チクトンネ街の路地裏で才人の男根を...
謁見のときの純白のドレスの胸元を内側から突き上げている...
こぼれてそのたわわな実りをすっかりさらけだしてしまってい...
花の咲くような可憐な唇からは、こらえきれない甘い喘ぎを...
薄紫の髪の毛が汗ばんだ頬に張り付き、南の海の色の瞳は歓...
ご主人様でもある才人の顔に満足げな視線を送る。
アンリエッタはいまや、胸元にたくし上げられたセーラー服...
黒いストラップの革靴以外なにも身につけていない。
こんな、裏通りの隅っことはいえ街中で、全裸に近い姿を晒...
そのことも、アンリエッタの呆けた頭ではうまく意識できて...
アンリエッタは木箱の上に腰掛けながら、片足を箱の上に付...
内股をさらけだすような格好のまま、才人のモノを待ちわび...
上品にうっすらとしか生えていない恥毛はびしょびしょに溢...
その内側のベビーピンクの粘膜をすっかりさらけ出してしまっ...
ただでさえ白いアンリエッタの肌の一番白い部分である下腹...
ほんのりと薄紅色に色づいた性器がもう我慢できない、といっ...
才人はその裂け目に指を這わせる。
才人の指によって広げられているアンリエッタ女王陛下の陰...
とく、とく、と収縮するその可愛らしい肉の孔は内側から薄...
「サ、イト、さん……」
アンリエッタはかすれた声で愛しい人に懇願する。
小陰唇を押し広げるように、才人の亀頭がアンリエッタの肉...
男性を受け入れる準備ができているアンリエッタの媚粘膜は...
吸い付くように蠢動し、興奮で赤く染まった顔をさらに紅潮さ...
「サイト、さんが、は…いって…」
ゆっくりと才人の剛直がアンリエッタの姫肉をかき分けなが...
アンリエッタはズキズキという熱が体の中心から生まれてく...
甘い、ここちいい熱。全身の細胞がうれしさで悲鳴を上げて...
興奮の波が、腰から駆け上ってくる。
体の中に入ってきた熱い熱い塊が、アンリエッタの全身を溶...
恋しい人をこんな風に感じることができて、アンリエッタは...
ここがどこかとか、自分が今どんな格好をさせられているか...
自分が女王で、国家に責任のある立場だとかなんてことも、...
自分の体で愛する男の人に奉仕できるという喜び。
恋人が、自分をこんなにも欲してくれているという歓喜。
心も体も、一部の隙もなくアンリエッタは才人のモノになっ...
――サイトさん。ああ、サイトさんっ
「き、きもちいいですっ」
アンリエッタは思わず内心を叫んでしまっていた。
「…アンはえっちなんだね」
才人が微笑を浮かべながらそう言うと、アンリエッタは涙を...
「…え、えっちですっ。サイトさん、ごめんなさい。アンは、こ...
才人のゆっくりとした抽送が始まると、アンリエッタはもう...
はぁ、ふう、と切なげな悲鳴をあげながら才人に懇願する。
「ごめんなさい、サイト、さんっ、こ、こんな、エッチな、え...
どうか、お嫌いに、ならないでっ…ください…」
そう言いながら、アンリエッタは才人の体を抱きしめる。
立位にちかい体勢で才人を受け入れながら、その身体に腕を...
恐怖。アンリエッタは才人に嫌われることに対して純粋な恐...
そんな悲痛な声を聞いてしまった才人の顔がアンリエッタに...
154 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/14(火)...
そんな悲痛な声を聞いてしまった才人の顔がアンリエッタに...
ちゅ
蕩けるような甘い口付けがアンリエッタに降ってきた。
「俺はエッチなアンのこと、大好きだよ?」
耳元でそうささやかれる。
膣肉を逞しい肉槍で突かれながら、耳たぶに熱い吐息を感じ...
アンリエッタのおおきな胸は才人の胸板に押し付けられてつ...
その内側を熱くたぎらせている。
アンリエッタは幸せだった。
大好きな男の人とこんなことができて。
抱きしめられて、キスされて、熱い男根を打ち込まれている。
そんな人が、自分のことを好きだと言ってくれた。
甘い熱い波が胸の奥から生まれてくる。
腰からミニスカートを抜き取られ、ほとんど全裸の状態のア...
今日は街中を裸同然の格好で歩かされ、道行く庶民たちに恥...
そしていやらしい男たちに襲われ、犯されそうになった女王...
性感を一気に開放してしまっていた。
才人のモノを付きこまれるたびに、アンリエッタの媚粘膜は...
それが引き抜かれるときには吸い付いて離さないかのように締...
「サイトさんのぉっ…は、入ってます……は、入って……入ってぇっ...
熱く滾っているアンリエッタの粘膜が、ひくっ、ひくっ、と...
才人の肉棒を深く突きこまれただけでアンリエッタは軽い絶...
顔をのけぞらせて空に向け、白いのどを晒しながらアンリエ...
漏らしてしまう。
「ふぅーーーーっ、ううぅーーーっ……」
わからない。なにがどうなっているのか、アンリエッタには...
ただ、才人の固いモノが身体の芯を串刺しにしている、とい...
理解できていた。
才人に何度貫かれても、そのきつさを減じさせはしないアン...
その媚粘膜は内側で才人の剛直をぷっくりと柔らかく受け止...
アンリエッタは腰が勝手に動いてしまうのを止められないで...
木箱の上に腰掛けたまま、ただひたすらに才人のモノを迎え...
喰い締める。
ドク、ドク、と才人の男根が膣の中で脈動しているのがアン...
大好きな男の人。自分が「女の子のはじめて」を奉げた人。...
感じることができる、ということにアンリエッタは改めて感動...
「アン、痛くない?」
「……」
無言のまま首を振るアンリエッタ。
才人が何を言っているのかも理解していないのかもしれない。
才人の腰がアンリエッタの身体を突き上げる。
すると無意識のうちに迎え腰を使ってしまうアンリエッタの...
木箱の荒い表面に擦れてしまっていた。
155 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/14(火)...
「アン、お尻痛いでしょ」
このまま続けたらアンのお尻が傷ついちゃうかも、と心配に...
引き抜いた。
才人がアンリエッタの肉壷から男根をゆっくりと引き抜くと...
腰が抜けてしまっているアンリエッタは、それだけで木箱の...
才人は木箱に腰をおろすと、ふにゃふにゃになっているアン...
そして身体ごと抱き上げ、自分のひざの上に座らせ――男根の上...
そのまま内側に突き込んだ。
「――!!!!」
アンリエッタは南国の海の色の瞳をひときわ大きく見開かせ...
悲鳴をあげた。
深く。奥深くまで、アンリエッタは才人に貫かれてしまって...
熱く蕩けた膣の一番奥。そこを、才人の亀頭で刺激されてい...
自分の中に、大好きな男のモノを受け入れることができて。
自分の中で、愛しい男の人を包み込むことができて。
その大好きなご主人様のモノが自分の弱いところを突いてき...
アンリエッタは快楽に真っ白に染まってしまいそうだった。
「サイトさんさいとさんさいとさんだめだめそこつかないでつ...
呂律の回らない声で必死に懇願するが、才人はアンリエッタ...
加えてくる。
才人の肉の槍が抜けかかり、また深々と刺さる。
そのたびに、アンリエッタの膣の中の襞は才人の男根を食い...
押し広げられえぐられてしまう。
後ろから才人が胸を掴み、その手のひらの中で乳房を思いの...
豊満なバストに埋まりこむ指が、アンリエッタの乳房を歪ま...
アンリエッタはその荒々しい揉みこみに痛みなど感じない。
才人が与えてくるどんな刺激も快感になってしまっている。
白くて細い首筋に後ろからキスされることも。
耳たぶを甘噛みされることも。
アンリエッタにとってはそれらすべては快感を倍増させる魔...
才人とアンリエッタは背面座位の形で繋がっている。
「だめです! さいとさんっ…そ、そこ、そんなに、つ、ついち...
アンリエッタは自ら腰を動かしてしまっているということに...
後背座位で貫かれているアンリエッタは、上半身は才人に抱...
下半身だけは膝で上下動を繰り返してしまっている。
さっきから才人の腰は止まっている。
「アン、あまり大きな声は出さないほうがいいよ?」
才人が辺りを見回す。
いくらここが倉庫だからといってあんまり大きな声を出しち...
「お前さん、アレ聞こえたかい? まただよ! どっかのバカ...
156 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/14(火)...
「お前さん、アレ聞こえたかい? まただよ! どっかのバカ...
オバチャンの声が聞こえてきました。
倉庫だと思ってたけど、じつは家だったんですねコレ。
才人は頭の中が真っ白になっていた。
才人は才人なりに、アンリエッタを安全に、でも意地悪くい...
思っていたわけであり、だからちゃんとエッチな格好で街を歩...
こっそり尾行していたり、襲われそうになる寸前で助けたりし...
どうしようどうしよう、とあせる一方だけどそんな家の中の...
アンリエッタは腰を上下させてえっちすぎる悲鳴をあげてます。
火照った胎内がチンコをぎゅーっと絞るように…ってアン!
「アン、声! 声! 聞かれてる!」
耳元ではっきりとささやく。
瞬時に、理性を取り戻してしまうアンリエッタ。
心臓を氷の手でつかまれたような恐怖を覚えた。
「え、わ、わ、わたくし、なんて…なんて…」
「アンタ、追っ払ってきておくれよ」
「わかったわかった。見てくればいいんだろ?」
オバチャンとオッチャンの声がします。ヤバい。ヤバイです。
才人がどうしようかと思っているうちに、目の前の大きなド...
――見られて…見られてしまいます……
――こんな、恥ずかしい格好を…
ギギイ、と音を立てて目の前のドアが開く。
中年男性の頭がそこから飛び出している。
アンとサイトが腰掛けたまま繋がっている木箱はドアの蝶番...
屋内からは死角になっているが、でも、こちら側を振り向かれ...
――見られて……みられ、みられ――
アンリエッタの脳が真っ白にスパークする。
痴態を晒してしまうことに対する恐怖。
そして、その恐怖の後ろ側にあるゾクゾクするような快感。
腰の裏が熱くなる。
高いところから落下しているときのような浮遊感が全身を包...
――みられ…ちゃ…
アンリエッタの股間が燃えるような熱を帯びる。
大きな乳房の内側で、後ろ暗い快感が吹き荒れる。
そして中年男性が扉の裏側を見ようとした瞬間。
「ギニャアアアァァァーーー!!」
そんな声を上げながら、空から猫が降ってきた。
157 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/14(火)...
「にゃあ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーー、フウウウーーー!!!」
たぱぱぱぱっ、というような足音を残して猫はおっさんの前...
「なんだ、猫かよ」
その中年男性はそう言うと、ドアの裏側を見ることなく扉を...
見られる、見られる、と全身をフルフルと震わせていたアン...
目を大きく見開いたまま才人の腕の中でくったりと脱力する。
才人の男根で縫われたままの陰部から、潮吹きとも尿ともと...
漏らしながらぐったりと才人に体重を預ける。
「サイト……さん……サイト……さ……ん」
バレるんじゃないか、と恐れていた事態が去ったのに安心し...
才人は猛りきった男根によるピストンを再開させる。
じぶんはばかになってしまった、とアンリエッタはおもう。
――きもちいい。
――さいとさんにぎゅうってされて、きゅうきゅうってされて、...
――からだに、ちからがはいらない。
――キモチイイ……なにもかもが、きもちいい。さいとさんの暖か...
だきしめてくれてるうでも。アンのなかで、ずこずこしてくれ...
才人の猛りきった男根がアンリエッタの粘膜を内側から広げ...
もう絶頂の一番上に登りきったアンリエッタは、呆けた頭で...
――きもちよすぎます
――サイトさんは……
――おっぱいを、きゅうってしてくれて
――あそこを、お、おちんちん、で……いっぱいにしてくれて。
サイトの掌がアンリエッタの唇を覆っている。
アンリエッタはもう歓喜の悲鳴を止められない。その声が響...
才人が必死に掌でアンリエッタの唇をふさぐ。
その手のひらの感覚ですら、アンリエッタには快感の種にな...
――まるで、サイトさんに、むりやり、されちゃってるみたいで...
――わたくしをどれいにして、らんぼうしてくださっているみたい…
「アンリエッタ…アン…大好きだよ」
アンリエッタはその才人の言葉を聞いただけでびくびくっ、...
もう限界だった。
アンリエッタ女王陛下の発情しきった身体は、頂点のすぐ際...
アンリエッタは今日は街中を破廉恥な格好で歩かされて、男...
そして今、痴態を見られるかもしれないというシチュエーショ...
極度の興奮状態に陥っている。
158 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/14(火)...
そんな臨界状態の女の子の耳元で、再び才人が囁く。
「アン……可愛いよ…アン」
ひときわ強く突きこまれる男根。
その衝撃に、アンリエッタはたやすく限界を超えてしまった。
「ひやぁっ……ふぅ……はふぅっ」
びくびくっ、と全身を快感に痙攣させながらアンリエッタは...
快感で全身を弛緩させながらも、アンリエッタの媚粘膜だけ...
肉の槍を締め上げている。
根元から先端まで、蠕動するように吸い付いてくるアンリエ...
限界に達してしまう。
アンリエッタの女の子の一番奥で、才人の白い爆発が起きて...
――熱い……サイトさんの…あつ、あついぃっ!
その白い熱に染め上げられるように、アンリエッタは足の裏...
快楽に身をゆだねる。
内股にしたままの長い足をピンを伸ばして。
革靴の内側で、足指はその快楽に耐え切れずにきゅっと握ら...
頭を逸らして白い首を空に向ける。
アンリエッタの視界に映る薄暮の星空は、快感で失神する寸...
汗ばんだ頬に髪を一条貼り付けさせながら、アンリエッタは...
―――――――――――――――――――――――――――――――
265 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/22(水)...
――温かい。
――広くて、ちょっと固いけど、いい匂いがして、とても温かい。
アンリエッタは揺れる暖かいものの上で目を覚ました。
すっかり日も暮れたトリスタニアの町。アンリエッタをおん...
才人は街中を歩いている。夜店や料理屋なんかの並ぶ、健全な...
アンリエッタは急速に意識を取り戻した。
セーラー服の上下に乱れはない。ちゃんと下着も履かされて...
背負われたアンリエッタの腰の周りには才人のマントが巻かれ...
超ミニスカートから下着が覗いてしまうのを防いでいる。
長い髪のカツラも元通りに着けられているので万が一にでも
正体がバレることもなさそうだ。
背負われたまま、アンリエッタは才人の身体の暖かさと筋肉...
さっきまで、繋がりあっていた想い人。
誰よりも大好きで、大切な、ご主人様。
自分のことを、ふつうの女の子として扱ってくれるただ一人...
――サイトさん……
アンリエッタは、腰の奥深くに浴びた熱の名残を感じてしま...
「あ。アン、起きた?」
「はい…あの、もう歩けますから…」
「え? 大丈夫?」
「……はい」
本当はもう少し、恋人でご主人様である才人の背中にもたれ...
二人で街を歩く、それも腕を組みながら、という乙女の夢が実...
アンリエッタに決断をさせる。
まだ力のうまく入らない足で地面に降り立つと、ちょっとふ...
「大丈夫? やっぱりおんぶしようか?」
「いえ。大丈夫です」
といいつつも少し足元が定まらないアンリエッタ。
「いや、でもふらついてるよ」
そう言ってくれる才人のことをアンリエッタは嬉しく思う。
――サイトさんは……えっちしてくださるだけじゃなくて、とても...
泣きたくなるほどの暖かさがアンリエッタの胸の中から生ま...
「こうして下されば大丈夫です」
そう言いながらアンリエッタは想い人の腕に抱きつくと、セ...
ステキな谷間を才人に見せ付ける。
才人の肘あたりに豊満なおっぱいがもにゅ、と押し付けられ...
とても心地よくて才人はどぎまぎしてしまう。あんなことまで...
とても親密な二人は、ゆっくりと街路を歩いていく。
――街の人たちには、わたくしたちはどう見えるのでしょうか?
――やはり……こ、恋人どうしに見えるのでしょうか?
アンリエッタはそんなことを思いながら、好きな人の腕をし...
歩みを進める。
「あ、あの、今日はごめんね。アンリエッタ」
「アン、と呼んでくださいまし」
「あ、ごめん。アン」
「謝らないで下さい……サイトさん……今日のわたくしは、どうで...
親にすがりつく幼子のような目でアンは下からサイトの顔を...
266 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/22(水)...
「あ、その、すげー、すげーエロかった」
「…エロ? かった?」
首をかしげるアンリエッタに才人は慌てて説明する。
「あ、いや、その、すごく色っぽかったって意味で!」
「……」
「セーラー服からおへそとかせなかとかチラっと見えるのがす...
アンのおっぱいの大きさが服の上からでもわかるとこがエロ可...
「街の男たちがみんなアンリエッタのこと見ててさ、なんかも...
あ――、で、でもゴメンね。すぐ助けようとしてたんだけど、手...
アンリエッタはそのときのことを思い出したのか、悲しげに...
「――アンは怖かったんです。とっても、怖かったんですよ?」
恨みがましい声色でアンリエッタは甘えるようにさらに才人...
「アン、おっぱい、当たってる」
「うふふふ……当ててるんです」
胸の中にあふれる幸福感に包まれながら、アンリエッタは心...
――ああルイズ。ルイズ・フランソワーズ。
――ごめんなさい、わたくしの大切な……わたくしを、ただのおと...
だれより大切なわたくしの唯一の親友。
――サイトさんが、ルイズ・フランソワーズの恋人であるという...
――でも、わたくしは、サイトさんがいないとダメなのです。
――でも、わたくしにはサイトさんしかいないのです……ルイズ。...
「アン? どっか痛いの?」
ほんの少しだけ翳ったアンリエッタの表情に、才人は敏感に...
普段ご主人様であるルイズにそれだけの注意を払っていたら...
というツッコミは無用である。
「サイトさん……」
憂いのある、しっとりとした表情でアンリエッタは最愛のひ...
その潤んだ瞳が才人の心を打ち抜いた。
真ん丸い、大きな瞳が才人の目の前にある。
透き通った、純粋なキレイな色の瞳。その瞳の中に、才人は...
その瞳がゆっくりと閉じられる。
才人はアンリエッタのあごの先を摘むと、そのまま唇を近づ...
そして、ふっくらとしたアンリエッタの唇の感触を味わった。
食むように触れてくる、才人の唇。
高貴な唇を割って入り込んでくる才人の舌。
アンリエッタは、その感触に酔っていた。
どんなアルコールよりも、その熱さと柔らかさと唾液の味は...
昂ぶらせてしまう。
――サイトさん……
快楽に呆けた頭で、アンリエッタは必死に想っていた。
――サイトさん……サイトさん…愛しています…
街角の街路樹の下。
公衆の面前で、こんなキスをされてしまったアンリエッタは...
背中につかまるようにしながら幸福の只中を漂っていた。
267 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/22(水)...
王宮の高い城壁の側まで、アンリエッタ女王陛下は才人の腕...
その間他愛もない話をしながら、アンリエッタはつかの間の...
最近王宮に住み着いた猫の親子の話。子猫がカラスを捕まえ...
追い掛け回された、という話をアンリエッタが表情豊かに語る...
才人は自分の故郷の、アンリエッタにとっては奇妙に思える...
「ユカタ」というものを着て、「ハナビ」を見に行くという夏...
アンリエッタはその姿を想像してみる。
「ゾウリ」を履いて、「ユカタ」を着ながらすこし内股気味に...
待ち合わせをしている夕暮れ。
遠くから笛の音が聞こえてきて、「ワタアメ」や「キンギョ...
二人で腕を組んで歩く。
――「ハナビ」を見ながら、その光に照らされたサイトさんとわ...
想像の中で、才人とキスシーンを妄想してしまい赤面するア...
どうしたの?という顔で覗き込んでくる才人にドキドキして...
「オマツリ、というのはいいですね……そういう催しができない...
相談してみます……。
サイトさん? そのときは、…一緒にオマツリを見て回ってく...
潤んだ上目遣いの瞳に問われてしまったら才人には「もちろ...
二人のおしゃべりは尽きないが、じきに王宮の通用門に着い...
「ごめんね。朝までいられるといいんだけど、明日は朝から学...
「…いいんです。サイトさんが、わたくしに会いに来てくださる...
「ごめん」
「…謝らないでくださいまし。……次は、いついらして下さいます...
憂いを含んだ顔で、それでも必死に明るく振舞おうとしてい...
才人には堪らなく嬉しい。
「あー、騎士団の集まりとかで近々また来れるとおもうよ」
「……お待ちしています」
才人を潤んだ瞳で見つめながら、熱い吐息をこぼすアンリエ...
「ねえ、アンはそのとき、またデートしてくれる?」
「でえと?とはどういう意味でしょうか?」
「えっとね、コッチの言葉で言うとなんていうのかな。恋人同...
いろんなとこを見て回ったり、公園や野原でお弁当一緒に食べ...
芝生の上でミニスカートで女の子座りしているアンリエッタ...
才人はアンの耳元で囁く。
「それで、いい子にしてたら、またお外でえっちしてあげる」
「……ッ!!!」
瞬時に顔を真っ赤にするアンリエッタ。
「それまではちゃんといい子にしてないとダメだよ? マザリ...
アニエスさんにもあんまり心配かけちゃダメだからね。アンは...
明るく元気にしてないとみんなが心配になっちゃう」
そう言いながらも、才人は自分がアンリエッタに無理をさせ...
とても繊細で、人の心がわかりすぎて苦しんでいるこの女の...
感覚に襲われてしまう。
だからせめて、自分といるときだけは安らかな気持ちにさせ...
268 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/22(水)...
無言のまま、アンリエッタはこくんと首を縦に振る。
「うん。アンはいい子だね」
そう言って頭を撫でると、アンリエッタは幼児のように頬を...
「サイトさん……サイトさん……アンは……サイトさんのことを…心か...
サイトさん……あ、愛して……います……」
そう呟く麗しい唇に、才人は唇を寄せていく。
つやつやしていながらもふっくらとしたその薄桜色をした唇...
才人の唇を受け止めていた。
その唇粘膜を才人の舌がこじ開けていく。
一瞬だけ驚いたアンリエッタだが、素直にその下を導きいれ...
真っ白で形のよい歯列の上を、才人の舌先がなぞっていく。
唇の裏にまで舌を這わせられると、ゾクゾクという背筋の震...
口の中に溜まった唾液を才人はアンリエッタの口中に流し込...
それは天上の甘露のようにアンには感じられ、さっき出され...
再び疼きだしてしまう。
染められていく、とアンリエッタは感じていた。
――サイトさんの匂い。サイトさんの味。サイトさんの体液……
閉じられた瞳の中に恍惚とした光がいっぱいになっていく。
二人はぷはあ、と荒い息をつく。
長いキスの後で、唾液の糸を唇の間に掛けながら
アンリエッタは才人を、才人はアンリエッタを見つめる。
「じゃあね。アン。おやすみ」
「……お、おやすみなさい」
「また、来るから。そのときまでいい子にしてるんだよ? ア...
「は、はい……アンは……いい子にしています」
稚い、あまりに素直な言葉に才人は胸の中にかすかな痛みを...
その痛みに突き動かされるように、才人はアンリエッタを抱...
再び、全てを吸い尽くすような激しいキス。
アンリエッタがあまりの激しさに目の焦点が合わなくなるく...
「ほら、早く帰らないとアニエスさんが心配するよ?」
アンリエッタは才人に背中をとん、と押される。
ひらひらと手を振りながらよろける足で通用門へと歩いてい...
何度も何度も振り返りながら、細く開けられた扉の中に消え...
とろけたような、恍惚の微笑みを浮かべながら門の木の扉の...
アンリエッタの顔にすっかりデレデレになってしまっていた才...
寸前までその足音に気づかなかった。
269 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/22(水)...
コツ、コツ、と石畳を叩いていた靴音が才人の背後で静止す...
ただならぬ気配に才人が振り向くと――
「ヒラガサイト」
氷のような声が、才人の心臓に突き刺さった。
振り返った才人は、銃士隊の隊長様の殺意のこもった視線を...
柳眉を吊り上げて、明らかに殺意のこもった視線で睨んでい...
冷たいオーラを纏いながら、氷点下の燃える視線で才人の顔...
才人はとても聞き辛そうに、尋ねた。
「あの……もしかしなくても、見てました?」
「当たり前だ。陛下の護衛が私の仕事なのだからな」
「い、いつから?」
「陛下がご自分の部屋を出られた時からだ」
才人の顔から血の気が引く。
「あの…も、もしかして」
「ああ。お前が陛下にあんな格好をさせて一人でチクトンネ街...
男たちに陛下が穢されそうになったことも、それをお前が助け...
全部見ていた」
細い眉毛を吊り上げて、誰がどう見ても激怒してます。
「あ、いや、その、アレは、その、なんていうかちょっとアン...
なんていうかついっていうか……」
弁解しながらも才人はあることに思いが至る。
倉庫に住んでいたオッサンに見つかりそうになったときの―――
「あ! あの……もしかして、あの猫は?」
「……」
「ア、アニエスさんが……?」
「そ、そうだ」
よく見ると、アニエスさんのほっぺたにまるで猫に引っかか...
「……」
「……」
「あ、あの…」
「……」
「……ス、スミマセン」
なぜだかいつの間にかアニエスのまえで正座してしまってい...
「…あの男たちの腕は両方とも折っておいた。畏れ多くも、陛下...
あまつさえそのおん乳を揉むなどとは、平民風情にはとても許...
「……」
「ほ、本来ならば……シュヴァリエとはいえ貴様も平民。同じこ...
「……スミマセン」
「お前は、陛下がお選びになった男だ。……不埒な行いをしたと...
陛下が悲しまれる」
才人は王宮の城壁の前でアニエスに叱られつつ正座しながら...
思い出していた。
270 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/22(水)...
忘れもしない、あれはアンリエッタが女王陛下失踪事件を偽...
二人で泊まった安宿のベッドの上で、アンリエッタは上半身...
それは見回りの兵をたばかるためのお芝居。
そのはずだった。そう思っていた。アンリエッタも。才人も。
でも、押し付けた才人の唇の暖かさに、腕の中に飛び込んで...
若い二人の理性は一瞬で蒸発してしまっていた。
押し付けるだけの唇が、互いの舌を吸い取りあった。
唇を割り、舌と舌が絡み合い、体を抱きしめあう。
互いの体温を心地よいと感じ、お互いの息のにおいに甘美な...
「はふっ……んむっ……んくっ…」
才人とディープキスをしあっているアンリエッタの鼻からは...
その声が、才人の興奮をさらに昂ぶらせていってしまう。
柔らかい感触が、暖かくてすべすべの肌が、才人のいろんな...
油を注いでしまう。
「ひ、姫さま! 俺、も、もう、その、なんていうか!」
むさぼりあうようなキスの息も荒く、才人が熱に浮かされる...
押し倒されていたはずが、いつの間にかアンリエッタをシー...
「ア、アンリエッタのことが、すげー、すげー、好きだ。可愛...
その言葉だけで、アンリエッタは体の芯が震えてしまった。
安宿のベッドの上で、身体に覆いかぶさられながらの告白。
顔を真っ赤にしながら、まっすぐにそんな言葉を浴びせられ...
アンリエッタの乙女心は甘く痺れていた。
――サイトさん……ああ、サイトさん…!!
――わたくしのことを、ただの女の子だと思ってくれる、たった...
――お姫様でも、女王陛下でもなく、ただのアンとして扱ってく...
平賀才人の熱のこもったうめくような声に、アンリエッタは...
アンリエッタは不思議と、怖くはなかった。
はしたないと思われるかも、という恐れもなかった。
ただ、才人の望むまま、自らの望むままに唇を重ね合わせ、...
生まれたままの姿になって、同じく一糸まとわぬ姿になった...
両足の間に、生まれて初めて男性を受け入れた。
才人はそのピンク色の媚粘膜の感触に息すらできない。
突き入れた男根は、ぬるりと粘液に導かれるように肉孔のな...
かすかな抵抗を感じた次の瞬間にはその狭隘部を貫いてしま...
清貧女王の処女膜を才人の亀頭が突き破った瞬間だった。
271 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/22(水)...
アンリエッタにとっては、その初めて受け入れた男性自身に...
破瓜の血は流れたものの、好きな人と繋がりあえたという歓...
自分を一人の女の子として扱ってくれる、世界中でただ一人...
そんな愛しい男の子を、女性として愛してあげることができ...
それがなによりアンリエッタには嬉しかった。
その想いが膣をきゅっと締め上げ、入り込んだ才人の男根を...
才人は腰を止めることができなかった。
アンリエッタの内側に男根を突き入れると、きゅっと締め上...
引き抜くときには、離したくないみたいに握り締めるように...
力いっぱい抱きしめてしまうと折れそうなほど細い体。その...
不釣合いなほど大きな乳房がサイトの突き込みに合わせてふる...
才人は手のひらに余るくらい巨きいその乳房を鷲づかみにす...
揉みこんだ。優しさのかけらもない、ただ貪るような手指の動...
そんな動きにすらアンリエッタは快楽を覚えてしまう。
「サイトさんっ……」
掠れたあえぎ声を漏らしながら、その耐え難い快感に背筋を...
くなくなと首を振りながら、才人の腰の突きこみに唇から発...
小さいポニーテールの髪を振り乱しながら、南国の海の色の...
「う…あ、アンリエッタ、うああああっ」
陰茎を別の生き物のように締め上げてくる媚粘膜の感覚で底...
そして自分の体の奥底に熱いほとばしりを受けてしまったア...
恍惚感に包まれながら、アンリエッタは生まれてはじめての絶...
「サイトさん……お願いがあります」
「…な、なんすか?」
「わたくしと二人きりのときは、どうか『アン』と呼んでくだ...
「あ、ああ……アン」
「…うふふ……サイトさん」
そう言って抱きついてくるアンリエッタの裸の肩を抱きなが...
に腕を回してぎゅっと力いっぱい抱きしめていた。
「節度というものがあるだろう。聞いているのかヒラガサイト...
才人を正座させながら、王宮の城壁の前でのアニエスの説教...
「は、ハイ!」
「いいか、そもそも平民風情がだな…」
アニエスのお説教を聴きながら、才人はアンリエッタとあま...
きっかけのあの日のことを思い出していた。
終了行:
361 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/...
その路地はトリスタニアの裏通り、チクトンネ街にあった。
ただでさえ猥雑なその街の外れともなると、そこは賭博場や...
そこに溢れているのは、女を買いに来た男どもの欲に満ちた...
媚を売る売春婦たち。
客引きの猥雑な呼び込みの声と酔漢の怒鳴る声と酌婦たちの...
半裸の踊り子にダンスをさせる楽器の扇情的な音色と、その...
はやし立てる客の声。
そんな場末の繁華街の街頭を、一人の美少女が歩いている。
年のころは十代後半。上だとしても二十は行っていないだろ...
少女と女の間の年齢の美少女。
その女の子は、ダークブラウンの美しい長い髪が目に付く。
うつむき気味に歩いているせいで垂れた前髪で見えにくくな...
その中の瞳は南国の海の色で、その肌は透き通るような白。
どこにいても男の目を惹く、まぎれもない美少女だった。
そして、こんな婬売宿の軒先を歩いているような美少女では...
その面差しは気品すら感じさせる怜悧な美しさで、色街の街...
どことなく卑しい顔立ちなどとは比べ物にならない。
麗しい、と評したほうがいい目鼻立ち。
しかしその秀でた面差しはどことなく落ち着かない様子だ。
その美少女は衣服も目立っていた。
上衣は水兵のそれだが、下に穿いているのは丈の短いスカー...
サイトがアルビオンの水兵服から改造した「セーラー服」で...
すらりとした手足。驚くほど細い足首。女性らしい丸みを帯...
それらをセーラー服に包み、その美少女――アンリエッタ女王...
一人で心細そうに歩いている。
――こんな…こんな、はしたない格好で表を歩いているなんて……
その美少女、アンリエッタ女王は震える膝をすり合わせるよ...
恐怖と、それ以外のなにかの感情に酔いながらアンリエッタ...
前に進める。
緊張と興奮のあまりか、薄いブルーの瞳の視線は落ち着きな...
白い頬を酔ったように紅潮させながら、目だけを動かして周...
幾人かの酔漢が自分のことを見ていることに気づき、さらに...
万が一にも身分がばれないように、とサイトに被せられた同...
カツラの下で、アンリエッタは秀でた額に汗をじっとりとしぶ...
そのうっすらとかいた汗にまみれてもなお気品のある顔立ち。
その相貌が、はしたない格好で街を歩いている…歩かされてい...
赤に濁っている。
透明感のある肌は、その内側の毛細血管を透き通らせる。
高貴な高い鼻も。ふっくらとした頬も。気品のある小さな耳...
布地の少ない衣服で街を歩いている緊張と興奮で赤く染まっ...
その姿は、清楚でありながら色香をまとわせている。
アンリエッタはまるで、自涜を覚えたばかりの少女が恐る恐る
自分の身体を弄り始めているときのような表情を浮かべている。
心細そうな、それでいて快感に対する期待と興奮とで目をと...
潤ませているような、そんな表情。
酔漢に見られている、という恐怖で足を止めたまま、アンリ...
愛しい男の名前を心の中で呼んだ。
――サイトさん……
自分にこんな服を着せた、大好きで大切な想い人。
自分のことをただの一人の女の子として扱ってくれる、世界...
362 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/...
アンリエッタはついさっきのサイトとの会話を思い出すだけ...
震えが走る。
「下着を脱いでコレを着て」とサイトに命令されたとき、身体...
王宮の茂みの陰で、ブラジャーを外してセーラー服を着たと...
その後のサイトの視線の痛さ。
スカートをめくられてパンティを見られ「これも脱ぐんだよ...
――そう言ってくるサイトさんの目が……あの目の色が。
――…まるでモノを見るような、冷たい目でした。
アンリエッタは思い出しただけで、ズキズキという熱を胸の...
そのセーラー服の上衣はルイズのサイズにあつらえ直したも...
ルイズよりもずっと大人な――ボリュームのあるアンリエッタの...
セーラー服を内側からこんもりと盛り上げてしまっている。
そして胸が盛り上がったぶん、裾は足りなくなり、真っ白い...
スカートとの隙間から常に見えている。脂肪のほとんど付いて...
ほっそりとしたその肌は、身じろぎすると縦長の健康的なおへ...
ルイズの小さな腰にちょうどいいサイズのミニスカートは、
やはり大人な安産型のヒップのアンリエッタには小さすぎた。...
裾は高くずり上がり、太もものそのほとんどと、もはや太も...
お尻といっていいくらいの柔らかな内股の肉すら見せてしまっ...
そう。
今まさにアンリエッタは、
きついセーラー服の上衣と、
超ミニのスカートだけを穿かされて、
色町を一人で歩かされていた。
下着を一切つけることを許されずに。
街の平民の視線を感じるたびに荒く早くなっていく呼吸が、...
裸の胸の先端が、セーラー服の生地に触れる。
ザラザラしたコットンの生地。
その内側と、アンリエッタの固くなりかけた乳首が擦れあう。
瞬間、アンリエッタはそこから微かな痛みを感じた。そして...
不思議な感触も。
――胸、ドキドキして……ヘンです……
アンリエッタは今はもう乳房全体が充血している。激しい動...
ふっくらと大きさを増した女王のおっぱいは、ただでさえ小さ...
さらにきつく狭くしていた。
聞き耳を立てている者がいたら、間違いなく欲情を誘うよう...
その美少女は小さくこぼすと、切なげに形のよい眉を寄せた表...
歩き出す。
一歩、また一歩と足を進めるたびにアンリエッタのセーラー...
撫でていくようだ。
そもそも水兵の軍衣に過ぎないその上衣には内張りなんても...
このお姫さまの玉のお肌をかすかに優しく、しかし確実に擦り...
363 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/...
生ぬるい夜風が両足の間をすり抜けていく。
その下にはなにもつけていない。穿くことを禁じられた下着...
サイトに取り上げられてしまった。
だからちょっとした風にゆれるスカートも、あまりにも頼り...
服やスカートに触っちゃダメだよ、とサイトに言われていた...
超ミニのスカートがまくり上がらないよう祈ることしかできな...
――駄目です! 風…風吹いちゃ、あ、だ、ダメっ!
何も穿いていない下半身を見られてしまう、という恐怖がア...
アンリエッタを必死に立たせ続ける。
――サイトさんが先ほど撫でて下さったお尻も。
――サイトさん以外に、誰にも見せたことのない女の子の秘密も。
――見られてしまいます。……見られて……しまう……だめ……
ひらひらと風に踊る濃紺のスカートは、夜風を受けてアンリ...
上部まで晒すと、見るものをじらすように二三度大きく揺れて―...
219 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/...
風が止んで、スカートがまくれるという恐れは無くなった。
アンリエッタの腰の裏側あたりを撫でていた妖しいざわめき...
ふくよかな胸の内側で暴れていた動悸も「今にも破裂しそう...
程度に若干遅くなる。
震えていた膝に力が戻ったアンリエッタはほっと息をつき、...
それでも、浅い一呼吸のたびに、このはしたない格好をさせ...
胸の高まりはいや増すばかりだ。
露出度の高い格好で歩かされている女王陛下の胸のなかに、...
高まっていく。
相変わらず色街を歩く男たちの視線に晒されていたからだ。
――見られてますっ……
――あんな……野卑な……イヤらしい目で、見られてます……
街の酔漢たちが、アンリエッタのむき出しの太ももを見てい...
すれ違う男たちが、セーラー服の胸元を突き上げる膨らみに...
その視線をアンリエッタは痛いほど感じてしまう。
いやらしい視線。品定めするような、ケダモノの目の色。
そんなものを思い切り浴びてしまうと、アンリエッタの背筋...
今まで感じたことのない、生き物としての恐怖。
生まれてはじめて感じる、心細い感覚。
ずっと守られてきていた王族の美少女にとって、その感覚は...
「純粋なナマの恐怖」だった。
狼の群れに放り込まれた羊のように、アンリエッタはその野...
ゆっくりと歩くほかなかった。……もちろん、そんな美少女を見...
甘くはない。
遠巻きにアンリエッタを追うように何人かの男たちが後をつ...
下着をつけていないおっぱいが恥ずかしすぎる。
何も履いていないスカートの中が頼りなさすぎて怖い。
そんな姿の美少女を、遠巻きに視姦しながら狼どもはこの美...
――怖い
――怖い…
――怖いです……サイトさん……サイトさん…
恐ろしさにふるふるという震えが止まらないアンリエッタ。
しかし、アンリエッタが震えているのは恐怖だけではなかっ...
その恐怖の中にアンリエッタはどこか妖しい、黒い疼きのよ...
汚い男たちの視線が自分の胸元にぶつけられると、その胸の...
生まれてきてしまう。
野卑な酔漢どもに足元から舐め上げるようにじろじろと眺め...
何も履いていないスカートの内側で何か熱い液体を感じてしま...
こんな下賎な街中で、こんなイヤらしい格好をして、下卑た...
その事実は、アンリエッタの腰の裏側辺りにぐるぐるとした熱...
220 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/...
すれ違う男たちが、自分の胸の頂を見ているような気がする。
固く尖った乳首を見透かされているような感じが息苦しさを...
好色な目が、ミニスカートの布を透かして自分の恥ずかしい...
アンリエッタの心の中に、まるで全裸でいるような感覚を生み...
いまや紺色のミニスカートの下では、恥ずかしい雫がアンリ...
濡らしている。
ひく、ひく、と収縮する媚粘膜がとろりと液をこぼしながら...
男の剥き身の衝撃を受け入れる準備ができてしまっている。
そんな状態でアンリエッタは熱に浮かされたように、全身を...
ゆっくりと歩を進める。
一歩、また一歩と足を動かすたびに、狭いセーラー服の中で...
ぷるん、と揺れてしまう。
そしてその鋭敏な薄桜色の乳首が、セーラー服の裏側に擦れ...
アンリエッタは思わず漏れそうになる甘い声を必死にこらえ...
足の裏側からじわじわと上ってくる、暗くて妖しい快感。
ストラップのついた黒い革靴の底は、地面についているのか...
胸の中でアンリエッタの心臓が暴れている。そしてその鼓動...
スカートの内側に熱を生じさせていく。
擦りあわせるような内腿の一番奥に、どうしようもない熱い...
――熱い
――熱いです…サイトさん…み、見てて…くださってますか?
破廉恥な格好で街中に晒されている惨めな自分の姿を思い浮...
アンリエッタは胸の中で叫んでいた。
――罰。
――これは罰なのです。
――女王として、多くの兵を死なせてしまったことへの罰なので...
――わたくしは、罪深い女なのです。
――そんな女が、普通にサイトさんに愛されて良いわけがないの...
――だから。そんな罪深い女に、サイトさんは罰を与えてくださ...
――慈悲深い、優しい、神様みたいな、素晴らしいサイトさん……
――そんなサイトさんは、私を罰して、私の罪を贖ってくださっ...
――ただの女のアンとして、わたくしを……愛してくださる……世界...
そんな内なる声を胸の中に抱きながら、歩を進めるアンリエ...
全身の皮膚から分泌される汗がじっとりと身体にまとわりつ...
通りを吹き渡る風に、肌寒さを感じる。アンリエッタの汗で...
――汗……こんなに……汗、かいて…しまったら…
アンリエッタは身体の底が抜けてしまったような恐怖ととも...
胸元に目をやる。
うっすらと汗を吸収したセーラー服の上衣は、透明感を増し...
木綿の白の中に、自分の興奮して上気している肌色が透けて...
固くしこりきった乳首の色が、どう見ても汗に塗れたセーラ...
浮き出てしまっている。
221 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/...
その瞬間、アンリエッタの胸の中に激しい恐怖が渦巻く。
――こ、こんな……裸みたいな、胸を……み、みられ、見られて……見...
サイトさん……サイトさん……アンを……アンを、お助けください……...
胸肌を見られてしまうという恐怖。
固く尖った乳首を見られてしまうという怖さ。
しかし、その恐怖の中に妖しい快楽の欠片が篭っていることに
アンリエッタは自分自身気づいていない。
54 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/0...
色街を肌も露な格好で歩かされているアンリエッタ女王は、...
自分の内股が濡れてきていることに気づいてしまった。
――そんな……
黒い絶望がアンリエッタの心の中に生まれてしまう。
――見られてるのに。こんな、はしたない格好を……見られてるのに…
セーラー服の下の乳首は固く立ち上がってしまっている。
ミニスカートの下の陰部は甘い熱を帯びてしまっている。
かろうじて長い髪のカツラで自分が誰か、ということはわか...
なっているが、それでもアンリエッタは自分の正体がバレてし...
という恐怖で歩く足の膝が震えてきてしまう。
遠巻きに自分を見つめている街の人々。
その小さなささやきが風に乗ってアンリエッタの耳に入って...
「なあ…アレ……まるで裸……」
途切れ途切れの言葉がアンリエッタの心を打ち抜いてしまう。
汗でじっとりと湿ったセーラー服は、アンリエッタの肌の色...
見せてしまっている。
街行く人々が、アンリエッタに視線を浴びせている。
その視線は薄いセーラー服の生地の下の全裸を焼くようにヒ...
「ふうっ……」
アンリエッタは思わず小さな吐息を漏らす。
なにもつけていない乳房が、お尻が、下腹部が、男どもの視...
アンリエッタは、全裸で街中を歩いている自分の姿を想像し...
そしてそれは美少女の身体の芯を固く熱くしていってしまう...
アンリエッタが歩いていく先の酒場の入り口で、男が売春婦...
まんざらでもない、という表情をしていたその男は、すれ違...
アンリエッタの風貌に目を奪われる。
ジロジロと胸を見られ、ミニスカートの下の太ももをよだれ...
視線で食いつくように見られる。
自分の方などかえりみもしない男に失望した売春婦は、アン...
憎憎しげに、汚い物を見るような視線を浴びせられる。
「ナニよ、この露出狂が」
すれ違う売春婦が吐き捨てるように口にする。
「アンタ裸見せ付けて喜んでるわけ?! 信じられない!」
――露出狂……
下賎の卑語がアンリエッタに浴びせられる。
55 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/0...
――露出狂……
下賎の卑語がアンリエッタに浴びせられる。
アンリエッタには「露出狂」という言葉は判らないが、
その意味するところは明確に理解できた。
あの売春婦は、自分のことを性的倒錯者だと罵ったのだ。
肌を人前に晒すことで気持ちよくなってしまう異常者。
最下層の売春婦からも罵られる、最低の生き物。
アンリエッタは自分をそう感じ、さらに陰部の熱を高まらせ...
――そうです。私は……私は売春婦以下の、卑しい生き物なのです。
そう考えると、アンリエッタは女の子の器官がキュンキュン...
――清貧女王などと、崇め奉られて尊敬されるような、そんな人...
アンリエッタのノーパンの陰部は、もうジクジクと充血して...
男根の挿入を待つかのように、とろりという蜜を分泌してし...
まだ宵の口とはいえ、名だたる色街のチクトンネ街である。
薄い透けた上衣に短すぎるスカート、そして上気した頬の美...
ケダモノの一匹が、アンリエッタに近づいてくる。
「おう!姉ちゃんよぅ! オメェ、エロい身体してんじゃねえ...
太った汚い格好の男がアンリエッタに声をかけてくる。
酔っているのか、呂律の回らない様子だ。
その男は真っ赤に染まった顔のアンリエッタの前に回りこむ...
絡んでくる。
「なかなか顔も可愛いじゃねえか。おめえ、一晩で幾らだ?」
――サイトさん!サイトさんサイトさん!!!
――助けて!助けてください!!!
酔漢のアルコール臭い息に恐怖を感じながら、アンリエッタ...
――アンは……アンは、穢されてしまいます!
心の中で悲鳴を上げるアンリエッタ。しかし、自分の正体が...
アンリエッタはどんなに怖くても声を出すことができない。
アンリエッタの沈黙をバカにされている、と思った太っちょ...
怒鳴りかける。
「無視かよ! お高く止まってんじゃねえっつーんだよ!ああ...
てめえ女王陛下かっつの!」
その一言にアンリエッタは凍りついた。
背筋を寒気が走る。
「おう、どこまでも無視か? こんなケツ丸出しのエロ服着と...
「おい、どうしたんでい?」
太っちょに言い寄られているアンリエッタの背後からネズミ...
太った男の知り合いらしい。
「ああ、この女、こんなエロい格好してるくせにお高く止まっ...
「ちょっと来いよ」
小男はいきなりアンリエッタの髪を掴むと、驚いているアン...
太っちょは腰を抱きかかえるようにすると、素早く物陰に引...
男二人にアンリエッタはどうすることもできない。
カツラの頭を掴まれ、男のされるままに横道に連れ込まれる。
声を出そうにも、男の汚い掌ががっちりと口を覆ってしまっ...
入り組んだ路地の奥、街路からは目の届かない酒場の裏手の...
「へへへへへ」
下卑た笑いを浮かべながら、太った男は怯えるアンリエッタ...
ぎゅむっ、という荒々しい握りこみ。
アンリエッタの二つの膨らみを、セーラー服の上から骨太な...
ぎゅう、ぎゅう、と握られる。
56 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/0...
色黒で、骨ばった汚れた手。
それが汗ばんだ純白のセーラー服を黒く汚していく。
――汚れて、汚れてしまいます!
アンリエッタは心の中で叫んだ。
――サイトさんが下さった服を汚されて……サイトさんのものであ...
……汚されてしまいます!
その叫びを押し殺しているアンリエッタは、男の荒々しい指...
薄手の上にアンリエッタの汗を吸って透けてきているセーラ...
敏感すぎる女王陛下の乳房は、そんな薄い生地ごしではなお...
鋭敏に感じてしまう。
パン生地のように揉まれ、捏ねられると、不思議にアンリエ...
なにか熱いものが混じってきてしまう。
手のひらが包み込まれる、柔らかい天上の感触を楽しんでい...
それに気づいた。
「おい、コイツ、服の下でおっぱい丸出しだぜ!」
「変態の露出狂か! こりゃいい!」
ニヤニヤ笑いながら、アンリエッタのミニスカートの下に手...
ぷりんとした尻たぶをぎゅっと握りこむ小男。
意外そうな顔を邪悪な笑みに変えながら言う。
「コイツ下も何も穿いてねえ!! おい、エロ女! なんか喋...
アンリエッタは紺色のミニスカートを捲くり上げられる。
前は両手で必死にガードしたものの、お尻の部分はまるっき...
アンリエッタの85サントの真っ白な尻が男たちの目に晒されて...
小柄な体の割には十分発育したそこは、むっちりとした色っ...
その尻の太ももをもじもじと擦り合わせる仕草はまるで男を...
「こんなエロい格好しやがって、お前貴族に飼われてた性奴隷...
――サイトさん!サイトさん!サイトさんサイトさんサイトさん…...
お助けくださいまし!
アンリエッタは二人の手から逃れようと身じろぎをする。
しかし、労働者の力強い腕はアンリエッタの力では引き剥が...
直接乳房を握りこむように揉まれると、アンリエッタは腰の...
熱い渦が生まれてしまう。
身じろぎをした瞬間、小男に両腕を掴まれてしまう。
そのまま両手首を後ろ手に固定される。
「めくっちまえ!」
小男が後ろから叫ぶ。
「あ……ああっ…」
アンリエッタのかすれた声が何かを叫ぼうとした瞬間、太っ...
手も動かせず、声も出せない。
女の子にとって絶望的な状況のなか、デブはイヒイヒという...
アンリエッタのセーラー服の裾に手を掛けた。
――いやです! こんな…街の中で…は、はだかに…させられるなん...
57 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/0...
――いやです! こんな…街の中で…は、はだかに…させられるなん...
アンリエッタが胸の中でそう呟くと、背筋をゾクゾクと這い...
快感が生まれる。
裸にされて。
男たちに見られて。
もっと、ひどいことをされてしまう。
その想像は、恐ろしくてイヤなはずなのにアンリエッタの芯...
――イヤです…イヤです……
アンリエッタはもごもごと覆われた口のなかで呟く。
見られるのはイヤだ、と叫びたかった。
怖いだけだ、と言いたかった。
でも、見られてしまうことにアンリエッタは何かを期待して...
胸の中でドキドキと暴れる心臓は、ただ怖いだけでこんなに...
間違いなく、暗い快感を期待してしまっている。
アンリエッタは否定しても、スカートの下の女の子の園は、...
蜜を漏らしている。太ももを擦り合わせると、その濡れた感覚...
「早くしろって」
チビがデブを急かす。
「へっへっへ」
ケダモノのような笑い声とともに、汗で濡れた純白のセーラ...
――!!!!
汗で濡れた肌に冷たい空気が触れる感覚。
アンリエッタは頭が真っ白になった。
体から力が抜け、何も考えられない。
――みられ・・・みられて・・・
アンリエッタは薄目で自分の胸に視線を落とす。
そこにはまだセーラーカラーとタイが残っている。
胸がきついせいで、一気に捲り上げられずに乳房の下だけが...
紺のミニスカートの腰から上、へそも真っ白いお腹も、晒し...
ふくよかな下乳だけを覗かせたその格好は扇情的すぎた。
アンリエッタは安心した。
安心した、と思いたかった。
見られなかったのを残念に思う自分がいるのを認めたくなか...
「クソッ! じらすんじゃねえっつの」
太った男はそう言うとセーラー服のきつい胸を半ば破るよう...
真っ白な乳房がぷりん、という柔らかい揺れとともに露にな...
王家の温室で育まれてきた真っ白な透き通る肌と、細身の体...
考えられないくらいふくよかに膨らんだ二つの乳房。
重力に抗するかのようにつん、と真っ直ぐに乳首を向けてい...
白い肌の中で恥じ入っているかのような薄い桃色。
それが色街の路地裏で、貧民二人の前に晒されてしまう。
58 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/0...
信じられない、というように見開かれたアンリエッタの南国...
その瞳に涙が盛り上がり、全身が細かく震える。
――サイトさん……アンは……アンは……
晒された乳房が、焼けるように熱い。
その熱がアンリエッタの全身を震えさせる。
心臓が破裂しそうなくらいにドキドキという鼓動を鳴らして...
肌を見られていることによる熱さが、アンリエッタの背筋を...
腰の奥を炙るように熱している。
「ひぇー、でっけえなあおい」
「ああ、どんなモン食えばこんな牛みてえなおっぱいになんだ...
男たちの下卑た口ぶりにアンリエッタは恥ずかしくて消えて...
涙が一筋、アンリエッタの頬を流れ落ちた。
そして感じるもにゅ、という感触。
太った男が体の前からアンリエッタの乳房に指を埋めている。
チビは体の後ろから、乳房を持ち上げるように揉んでいる。
手首を封じられ、胸を曝け出しにされた美少女には、どうす...
唇は太った男の掌で固く封じられ、声などあげることもでき...
奥まった路地の中、助けを呼ぶことなどできないだろう。
男たちの掌が、ゆっくりとアンリエッタの乳房を蹂躙し始め...
124 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/...
チクトンネ街の路地裏。
都とはいえ、こんな歓楽街の外れの物陰には人影などめった...
アンリエッタ女王は、そんな路地裏の物陰で、二人の男に襲...
たくし上げられたセーラー服の裾は、アンリエッタのたわわ...
皺を作って降りてこない。
長身とはいえない細身の体に、不釣合いなくらいのふくよか...
ちいさく上品なへそ。皮下脂肪のほとんどついていない真っ...
肋骨が薄くの浮き出ている脇腹。
しかし、それとはまったく違った生き物のように豊満に盛り...
歓楽街の裏手の暗がりで、それらが露にされている。
男ならば誰でもケダモノにしてしまうような光景。
たとえ聖職者でも欲情してしまうような、天上の魅惑。
見たものすべてを揉み、こね廻し、吸い、頬擦りし、舐めま...
虜にしてしまう、誘惑の真っ白な果実がそこにある。
ふるふる、と小さく震えているアンリエッタの高貴な乳房に...
もちろんアンリエッタの口と両手を封じている二人の男も例...
チビとデブの二人の男に両手と口を封じられながら、アンリ...
乳房を愛撫されていた。
「!……ぅぅっ!!!」
男の汚い掌で押さえられたアンリエッタの唇から、くぐもっ...
不快感に身をよじろうとするが、後ろの小男ががっちりと両...
乳房を前後から握りこまれているアンリエッタにはどうするこ...
仮に叫べたとしても、色町の路地裏では衛士が来てくれるは...
より多くのケダモノを呼ぶだけだろう。
そんな絶望的な思いに囚われながら、みだらな格好の女王陛...
心の中で呼び続ける。
――サイトさん…サイトさん…助けて…お助け、ください……
太った男の右手がアンリエッタの左の乳房を鷲掴みにする。
片手ではつかみきれないほどのボリュームの乳肉が小汚い掌...
女王は眉根を寄せると、その手指の与えてくる感覚を必死に...
痛い。乱暴な握り込みはただ痛いだけ。
アンリエッタはそう思った。いや、思い込もうとした。
その痛みの中に、身体の芯が切なく痺れてしまいそうな感覚...
しかし、背中から手を回して乳房をくすぐるようにして刺激...
背筋を這い登ってくる甘い感覚を知ってしまった。
乳肌を優しくなでるような五本の指は、アンリエッタの豊満...
乳肌を触り、さすり、こすっていく。
強い刺激は誤魔化せても、弱い的確な刺激は我慢することな...
右の乳房を甘く刺激され、左の乳房は痛いくらい強く握られ...
逃げられない。
助けも呼べない。
サイトさんも、助けに来てくださらない。
そんな絶望の渦の中、アンリエッタは腰の中に甘い雫が溜ま...
男たちに乳房を捏ねられる度、アンリエッタの子宮がキュン...
ドキ、ドキ、という激しい心臓の鼓動が一度鳴り響く度に固...
乳白色といっていいアンリエッタのバストの先端に、そこだ...
乳首が、せいいっぱいの自己主張をしていってしまう。
125 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/...
乳首に感じる熱い視線。
アンリエッタはその視線だけで死にたくなるくらいの羞恥を...
しかし男たちの指がその乳首を押しつぶすと、アンリエッタ...
指先がかすめるたび、両足の間が熱くなっていくのを感じて...
アンリエッタの上気した清楚な面立ちのなかには明らかに熱...
弾む乳房の肌を男の掌の皺がこすり立てる。
それだけで乳肌のすぐ下に妖しい波が生じてしまう。
アンリエッタの女の子の秘密に痺れるような熱が生まれてし...
ひときわ強い太っちょの揉みこみに、アンリエッタはカツラ...
その焦点を虚空にさまよわせてしまう。
火照る乳房に、男の手指が埋め込まれる。
たっぷりとした女王陛下の乳肉が歪められ、その芯から蕩け...
その火花は性感を煽り立てるようにアンリエッタを発情させ...
ミニスカートの下では薄い恥毛がぺったりと肉土手に張り付...
太ももに線を引いて流れ落ちている。
口を覆われているので鼻からしている呼吸も荒く浅くなって...
そしてもちろん揉まれている乳房の中央の突起がズキズキと...
男たちの手指によるいたぶりを待っているかのように。
「すっかり気分出してんじゃねえかよ」
ヒヒヒ、と笑いながら男たちはアンリエッタの乳房を握り締...
優しさの欠片もない乱暴な動きに、アンリエッタは当惑して...
痛みを感じて当然なのに、不思議とそれは甘い刺激に感じら...
アンリエッタは訳のわからない感覚に囚われる。
こんな道端で、こんな野卑な男どもに乱暴されているのに。
そんな野蛮な愛撫で感じている、という事実はアンリエッタ...
底へと引きずり込んでしまう。
快感を必死にこらえている水晶の瞳も涙に濡れはじめている。
腰のなかから生まれてくる何かに全身の力が吸い取られてし...
膝はガクガク震え、腰に力が入らない。男たちに抗うことな...
街中をノーブラの上にノーパンで歩かされていたときから感...
その媚熱がアンリエッタの全身に廻り、この美少女をすっか...
男たちの粗暴で巧妙な乳愛撫。男たちの汗くさい体臭。男た...
アンリエッタの女の子の粘膜はとろりと蕩けはじめていた。
アンリエッタは太ももを熱いなにかが垂れ落ちていくのを感...
「なんだ? マ○コ濡らしてんのか?」
身体の後ろから小男がそんなことを言いながら、アンリエッ...
紛れもなく、股間から溢れている発情の雫を小男は掌で触れ...
ミニスカートの中に突っ込んできた。
下着をまったく身につけていないアンリエッタの両足の間に...
濡れきった陰毛をかきわけて、男の指がアンリエッタの粘膜...
126 名前:9-669『チクトンネ街の女王』[sage] 投稿日:2007/...
――イヤアアアアッ!!!!
アンリエッタは叫んだ。
叫ぼうとした。
しかしそれは声にならない。
ぬりゅ、という感覚はアンリエッタの女の子の器官に悲鳴を...
呼吸すらできないほどの衝撃が露出狂めいた格好をした女王...
サイト以外の人間に、初めて女の子の部分に触れられてしま...
その汚辱感と、それに勝る衝撃のような快感。
ぬらついた外陰部をひと撫でされただけで、アンリエッタは...
快感に囚われていた。
膝から地面に崩れ落ちそうになるのを太っちょが抱きとめる。
太っちょはアンリエッタの唇を塞いでいた手で軽々と美少女...
好色そうな笑みを浮かべながらその唇に顔を寄せてくる。
――サイトさん!
――サイトさん…アンは……アンは、穢されてしまいます……
――サイトさん!!!
顎の先をモノみたいに摘まれて、強制的に唇を上向きにさせ...
太った男の唇がアンリエッタの顔に迫ってくる。
まるでタコみたいに突きだした、てらてら光る唇。
気持ち悪い…
――サイトさん…サイトさん…アンは、アンは…穢されてしまいます...
ただの少女になったアンリエッタ女王陛下は、必死に恋人の...
--------------------------------------------------------
今日はココまででございます。次の投下もなるべく早くできる...
どうかみなさま暖かい目でお見守りください……
389 :チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:01:20 ID:dK2+...
アンリエッタはセーラー服を捲り上げられ、あらわにされた...
その小男は、変装している女王陛下の体に見合わない巨きな...
荒れた掌の中で好き放題に変形させられているアンリエッタ...
そして形容しがたい熱い感覚が生まれている。
そして、目の前の太っちょの男は濁ったような目で、ミニス...
女の子の秘裂をくちゅりと弄りながら、キスしようと迫ってく...
そのおぞましい掌たちの動きに、この細身ながらもグラマー...
真っ白い肌はいやらしい手たちに蹂躙されながらも快美感を...
汗に塗れた白雪の肌を這い回る掌たちの動きは気持ちが悪い。
でも、アンリエッタはその気持ち悪さのなかに黒いやましい...
恐怖と、後ろ暗い絶望感。そしてまぎれもない転落の快感が...
色街の汚い薄暗がりで、半裸に剥かれて身動きができない。
ふっくらとした白い乳房を露出させられたまま、それを好き...
ミニスカートの下で太ももを、尻肉をこねくり回されている。
そして今、乙女の唇すら奪われようとしている。
もっと恐ろしいのはそのことではない。
そんなことをされている自分の姿を想像した瞬間に、アンリ...
襲われ、身動きができないままに強姦されてしまう。
自分の意志に反して、体を蹂躙され、いやらしいことをされ...
その妄想は、アンリエッタの体の芯を熱くさせ、どろどろに...
ふとももに熱い女の子の発情の印を垂らしながら、アンリエ...
――いや……キス、されてしまいます……
キスだけでは止まらないだろう。アンリエッタはそのあとの...
――唇を吸い取られて。
――体中に舌を這わされて。
――サイトさん以外に許したことの無い女の子の部分を、蹂躙さ...
この男たちに好きなようにされてしまう、という想像はアン...
恐怖。泣きたくなるくらいの恐怖。そして、まぎれもない興...
アンリエッタは真っ赤に染めた頬に瞳から玉のような涙をこ...
――襲われて……奪われてしまいます……サイトさん以外の人に――
貧血寸前のアンの視界が暗くなる。
アンリエッタの怯えきった表情も、二人のケダモノには興奮...
太っちょの口の臭い息がアンリエッタの美貌に吹きかけられ...
昂ぶった荒々しい呼吸は信じられないほど臭く、アンリエッ...
後ろの小男が、アンリエッタの乳首を指の間で押しつぶす。
「――ぁぁっ」
思わず小さく叫んでしまうアンリエッタ。
電流のような刺激が、乳肉の中心から生じてアンリエッタの...
その激しい痛みは、女王の若々しい肉体を一瞬麻痺させる。
そしてその痛みが引いた後に全身に残るのは、痺れるような...
アンリエッタはミニスカートの中で、必死に何かをこらえる...
陰部から垂れた愛液をすべすべのふとももに塗り広げるよう...
それは男の劣情を誘う尻振りにしかなっていない。
余裕たっぷりの太った男は、アンリエッタのぬるぬるのふと...
手を廻して尻肉を鷲づかみにする。
390 :チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:01:48 ID:dK2+...
余裕たっぷりの太った男は、アンリエッタのぬるぬるのふと...
手を廻して尻肉を鷲づかみにする。
男の手指で尻たぶが歪められ、アンリエッタはお尻の穴に冷...
真っ赤な顔の女王陛下に、男は言った。
「おめえ、ケツ振って誘わなくたって、ちゃあんとヤってやる...
身体の後ろから、小男の声がする。
「そうそう。こんだけエロい身体してんだから、オメエも相当...
腰が抜けるまでやってやるよ。その後にはもっとイーとこに連...
イヒヒヒヒ、という下卑た笑いの中にアンリエッタは何かを...
アンリエッタはアニエスから聞いたことがある。
曰く、チクトンネ街には人さらいが出る、と。
逃亡奴隷や街娘をかどわかし、地下室の檻の中で調教してい...
捕まった奴隷はいやらしいメス奴隷としての調教を加えられ...
世間を知らない娘などは簡単に言葉巧みに誘拐され、暗い檻...
淫猥な肉孔奴隷に改造されてしまう、と。
何度も衛兵隊の捜査の手は入ってはいるものの、全てを取り...
とアニエスは言っていた。
アンリエッタはそこに自分の未来の姿を見てしまっていた。
全裸で、ケダモノのように四つんばいにされ。
首輪をつけさせられ、男性のいきり立った肉槍を何時間も舐...
全身を白濁液に塗れさせたまま、永遠の思えるほどの時間、...
アンリエッタの妄想はこのお姫さまの陰部をさらにじっとり...
腰がふらふらと泳ぎ、後ろから抱きとめられた腕に体重を預...
抱きとめた小男の掌がぎゅむっ、とアンリエッタの豊満な胸...
その握られた乳の内側から、熱くて甘い蜜がこの女王の全身...
ノーパンのミニスカートの下では、すっかり充血しきった女...
愛液をこぼしていた。
紺色のミニスカートを黒く染めながら、絶望と興奮に塗れた...
「お、お助けください……そ、それだけは……」
「お、おめえ結構可愛い声してんじゃねえか」
アンリエッタの声を聞いた太っちょはそう言うと、無理矢理...
その美貌を好色な目でジロジロと見つめている太っちょ。
「見れば見るほど、コイツは上物だぜ」
後ろの小男が、アンリエッタの乳房の先端を摘むと、固くし...
転がす。
乳肉の中に生じては広がる快楽の電流。それはこの美少女の...
連続的に加えられる刺激に、アンリエッタはミニスカートの...
すっかり充血して男を受け入れる用意ができてしまっている...
その布地を裏側から黒く染めていってしまう。
ぬらぬらとした太った男の唇がアンリエッタの顔に迫り、そ...
――ダメです。アンは、穢されて、穢されてしまいますっ!サイ...
太った男の臭い吐息を唇に受けながら、絶望と興奮の極みに...
淫裂をひくつかせながら軽い絶頂へとのぼりつめていく。身体...
喪失感にアンリエッタはまぎれもない転落の恍惚を感じていた。
391 :チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:02:12 ID:dK2+...
「ちょっと待ったあっ!」
突然、太っちょの目の前が鉄の色に変わる。
唇を奪おうとしていた太っちょとアンリエッタの唇の間をを...
かざされていた。
「オッサン、悪ぃな。コイツは今日はオレが先約なんだ」
アンリエッタにとって誰より頼もしい声がする。
そこには才人が太っちょの眼前に剣をかざしてアンリエッタ...
「なんだてめえ! いきなり横からしゃしゃり出てきて――」
後ろから豊満なアンリエッタの胸肉を撫でて揉んでいたぶっ...
ひゅん、という風音がするのと同時に鋭い光が一閃する。
チン、という鞘に剣が収まる音がすると、二人の男は下半身...
才人の剣が二人の男のベルトを断ち切っていたのだった。
ベルトだけを。
「……諦めの悪ぃヤツは女にもてねえぜ?」
サイトはアンリエッタの身体を二人からもぎ取るように奪っ...
その腕の力強さに、アンリエッタはミニスカートの内側をも...
抱きかかえられる腕から伝わる体温が、アンリエッタの全身...
甘く愛しい熱を発生させていく。
恋人であり奴隷でもあるアンリエッタ女王陛下を横に抱きな...
銀貨を数枚、男たちの足元に放った。
「そいつで他の女でも買えばいいさ。でも、この子は今日は俺...
その剣を軽々と扱う仕草に、さすがに興奮した男たちも不利...
怒りを込めた目で睨みながら、不承不承といった感じで片手で...
その銀貨を拾い上げ無言のまま立ち去っていく。
「ふう…」
才人は荒事にならずにすんだ、と安心の溜息をつく。
間一髪で間に合ったものの、ちょっと間違ってたらアンリエ...
そう思いながら、才人は脇に抱えていた少女を地面に立たせ...
でも、興奮と緊張とで腰が抜けてしまっていた膝には力が入...
愛液で濡れたふとももを擦り合わせながら、アンリエッタは...
392 :チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:02:47 ID:dK2+...
「サイトさん……サイトさん……ア、アンは……アンは……こ、こわ、...
才人の胸に真っ赤な顔を埋めながら叫ぶアンリエッタからは...
どこかへ消え去ってしまっている。
年齢よりももっと小さな女の子のような、いとけない仕草で...
フルフルと震えながら大好きなご主人様の名前を口にする。
「サイトさん……サイトさん……サイトさん……」
「アンリエッタ」
ひくひくっ、とアンリエッタは震えてしまう。
才人の声が耳たぶのすぐ横でしただけで、アンリエッタの胸...
刻んでいく。
荒い呼吸のたびに全身から力が抜けていってしまう。
二人組に襲われている間中、アンリエッタは怖くて、心細く...
そしてそれでもズキズキと感じてしまう体が恨めしかった。
乳肌をあのケダモノたちの荒れた野太い指で擦られるたび、...
アンリエッタの女の子の芯は薄い恥毛の中でズキンズキンと充...
ハッキリと空気の冷たさを感じてしまうくらい恥ずかしく立...
それは才人が恋しくてたまらない夜に自分で弄っているとき...
サイトさんじゃないのに、好きでもなんでもない相手なのに...
アンリエッタはそのことに恐怖した。
――自分は好きでもない相手にすら発情してしまう。
それはつまり。
――やはり…わたくしは、牝犬なのです……
妄想がそのゴールに行き着くと、アンリエッタはさらに腰の...
ミニスカートの内側をそんな風に発情させながら、アンリエ...
「サイトさん……アンの体に、触って下さい……わ、わたくしの体...
忘れさせてくださいまし」
汗ばんだ肌で、潤んだ瞳でアンリエッタは才人に懇願してく...
胸まで捲り上げられたセーラー服の下から覗く乳房も、全体...
ちょっとサイズが大きくなっているみたいだ。そしてその先端...
盛り上がってるのがわかるくらい激しく充血しきっている。
その色っぽさに才人は目を奪われる。そのまま手が伸びそう...
でも才人は必死にそれを我慢して、アンリエッタに意地悪を...
「ねえアン? こんなところで、いいの?」
悪戯っぽい笑みを浮かばせた才人は、発情してメロメロにな...
とろんと快楽の期待に濁っていた瞳が、瞬時に理性を取り戻...
同時に、自分が今いるところと、どんな格好をしているのか...
路地裏とはいえ、通りから見えかねない所で、汗で透けた短...
丸出しにしている。
そんなアンリエッタは瞬時に羞恥で真っ赤になりながら、泣...
「……ひぁっ!? だ、だ、だ、ダメですっ! そ、その、せめ...
自分のあられもい格好を恥じらいながら必死に胸元を隠そう...
しかしそこはそれ、貧乳なルイズのサイズに合わせて誂え直...
狭くてきつくて、充血してさらにふくよかになったおっぱい...
ふるふると揺れる乳房の上に皺を作っているセーラー服はむ...
身体にまとわりついている。
393 :チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:03:19 ID:dK2+...
「でも、こんな可愛いアンの姿を見てたら我慢できないな」
必死に胸をセーラー服のなかにしまおうとしているアンリエ...
ふるん、という男の目を惹き付けてやまない巨乳の揺れが才...
汗で覆われた、すべすべの乳肉。乳房全体を興奮に淡く充血...
楽しませるようにふるん、ふるん、と揺れる。
大きな乳房の中心に鎮座している、淡い色の乳首。勃起して...
才人の視線を感じてしまう。
――サ、サイトさん……
才人に握られたアンリエッタの手首から、甘い痺れのような...
恥ずかしさと嬉しさで、アンリエッタの身体の中に温かい波...
とろんと淫熱に蕩けた瞳でアンリエッタは才人を見つめてい...
アンリエッタの目に映るのはこのシュヴァリエの真摯な黒い...
恍惚の涙でその姿が歪んでしまう。
潤んだ瞳のアンリエッタを才人は路地裏の一番奥、倉庫かな...
熱に呆けた女王陛下は泳ぐような足取りでついていくことし...
チクトンネ街の騒音は聞こえるが、とりあえずここは通りか...
高く積まれた木箱の陰で、才人はアンリエッタの掌を自らの...
――熱い……です……
そこは、布の上からでも判るくらい固く熱く張り詰めていた。
「……サ、サイトさん……」
「可愛いアンの姿見てたら、こんなになっちゃった」
才人はそう言うと、アンリエッタの手のひらを上下に動かし...
――サイトさんが……可愛い、って言ってくださいました……
それだけで、ぐっしょり濡れてしまっているアンリエッタの...
分泌してしまう。
腰の裏側あたりに生じた熱がアンリエッタの背骨を駆け上が...
全身から力を奪ってしまう。
このセーラー服を着た美少女は、白い靴下まで愛液を垂らし...
アンリエッタは呼吸をするだけでゾクゾクする快感に溺れて...
胸の奥の熱が全身に広がり、充血した乳首がひくん、ひくん...
固くなっていく。それは乳輪まで桃色に充血し、才人の指を誘...
そして掌に感じる、熱い感触。
女王陛下の高貴な白い指の下で、才人の男性器が焼けた鉄の...
「ねえ、アン。 お口で、してくれない?」
その声にアンリエッタは鼓動をさらに激しくさせてしまう。
394 :チクトンネ街の女王:2007/07/18(水) 04:04:10 ID:dK2+...
――こ、こんな! こんな外で、おもてで、そ、そんなこと……す...
寝室のシーツの中で、ベッドの上ではなんどかしたことがあ...
才人が、恋人同士はそうするものだ、と教えてくれたから。
恋人には従順なこの美少女は疑いもせずに才人の肉棒に唇を...
亀頭を舐めながら精を口の中に受けたことは何度もある。
それでも。
こんな明るいところでしたことは無い。
外でするなんてことは、当然ながらアンリエッタの常識には...
アンリエッタは自分のその姿を想像してしまった。
――明るい、こんなところで、男のひとの……お、おちんちんを……...
いやらしいその姿は、想像すればするほどアンリエッタの口...
「ね? お口でしてくれたら……ね」
才人はそう言って微笑んだ。
アンリエッタの胸の中で、なにか柔らかくて弱いものがきゅ...
さっきまで二人の男に興奮させられていた体に再び火がつい...
絶頂寸前まで登りつめさせられた体が、言うことをきかない。
才人の胸に顔を埋めると、才人の体臭がアンの鼻腔に染み渡...
汗臭くて、でも、優しい匂い。
アンリエッタの心臓は激しく高鳴り、口の中には何度も味わ...
唾液が次々と湧き出してくる。
「アンはいい子だね。おっぱいもこんなに大きくて、キレイで...
いやらしい想像で頭がいっぱいになってしまっているアンリ...
気がつかない。
腕に力が入らないのか、アンリエッタの上体は才人に抱きつ...
そして顔が才人の腰のあたりに押し付けられる。アンリエッ...
ついに完全に蕩けてしまった。
才人のズボンの腰に抱きつくと、アンリエッタは夢中で震え...
34 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/06(月) ...
チクトンネ街の路地裏。街の喧騒は聞こえるものの、奥まっ...
荷物の陰になって街路からは直接見通すことはできない。
そこに、アンリエッタは極小のミニスカートとセーラー服を...
変装のための長いカツラの下の顔を真っ赤に紅潮させながら...
何度も叫ぶ。
ミニスカートの下にはなにも履いておらず、胸の上までまく...
下着はつけていない。アンリエッタは真っ白でふっくらした乳...
押し付け興奮の荒い吐息をこぼしつづける。
ミニスカートから伸びる真っ白なふとももには、興奮のせい...
輝く線を作っている。
才人のズボンのファスナーを下ろすと、張りつめたその盛り...
が突き出てきた。硬直しきったその肉の槍は、先ほどからのア...
興奮の極みに達している。天を突くような角度でアンリエッタ...
アンリエッタは膝を地面につけて膝立ちの体勢になると、顔...
どくん。
アンリエッタの胸の中で、心臓が暴れた。
その器官がアンリエッタにどんなことをしてくれるのか、知...
その肉棒で女の子の場所を突かれ、縫われ、苛められると自...
知っていたから。
だからアンリエッタはその薄赤い肉棒を目にしただけで、自...
熱い波が生まれてくるのがわかった。
動悸は激しくなり、口の中に唾液が溢れてきてしまう。
その匂いを嗅いだだけで頭の中が真っ白に焼けてしまいそう...
熱い吐息を吹き掛けながら、アンリエッタは肉棒にその麗し...
顔を真っ赤に染めながら、それでも視線はその亀頭から外す...
――サイトさんの…おちんちん…わたくし、今…お外で…こんな、格...
膝立ちになって才人の男根に顔を寄せるアンリエッタ。
腰の裏がねっとりと痺れ、鼻から吸い込む才人の体臭も、頬...
全ての刺激がジリジリと興奮を高めていってしまう。
はだけたセーラー服から巨きな乳房を零しながら、アンリエ...
その小顔を寄せていく。
唇をおずおずと小さく開ける。
その内側は飲み込みきれない唾液でとろとろに蕩けていた。
「待って」
才人の声がアンリエッタの動きを止める。
――サイトさん?
ギクリ、としたアンリエッタは心臓が止まりそうなほど驚い...
――お口でして差し上げようとしたのが……ご不満だったのでしょ...
想い人の不興を買ったのかもしれない、というショックで顔...
泣き出しそうな顔で才人のことを見上げている。
才人はアンリエッタの頭を覆う長い髪のカツラを取り去った。
街中を歩かせるにあたって才人が変装のために用意したカツ...
今までずっとかぶっていたそれを外され、その下からはアン...
ダークブラウンのセミロングの髪が現れた。
「やっぱり、カツラなんかしないほうがアンは可愛いね」
「…っ…」
アンリエッタは泣きそうになる。
大好きなご主人さまが、そんな優しい言葉をかけて下さる。
奴隷のアンリエッタにはそれだけで軽い絶頂に達することが...
胸の中からあふれてくるのは、目の前がぼやけてしまうほど...
身体の芯がズキズキという甘い鼓動で満たされ、夢うつつの...
だから、気が付くとアンリエッタは無我夢中で才人の男根に...
35 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/06(月) ...
ちゅうう、とアンリエッタの薄いばら色をした唇が、才人の...
国民を魅了するつややかな唇は今や才人の蒸れた性器を愛し...
鈴を鳴らしたような可憐な声を紡ぐ舌は、才人の肉竿の表面...
それら全てが、アンリエッタには喜びなのだった。
ねっとりとしたアンリエッタの舌の感触に酔いしれている表...
才人が下を見ると、唇をすぼめながら男根に奉仕している清...
頬を紅潮させて、丸くて大きな瞳をうっとりと潤ませながら...
それは見ているだけで、腰の中が爆発しそうなほどエロかっ...
才人はその顔を見ているだけで思わず達してしまいそうにな...
アンリエッタは口で男根に奉仕しながら、上目遣いで才人の...
幸せそうな顔で目を細める才人の表情にアンリエッタは満足...
――サイトさんが……気持ちよくなって下さっています…
大好きなご主人さまを満足させられている、という想いはア...
熱く融かしていく。こぽり、と熱い期待の高まりの液をこぼし...
アンリエッタは才人の視線を感じている。
ちらりと上を見ると、幸せそうな顔の才人が自分の顔を見つ...
――サイトさんに…わたくしの……いやらしい顔……見られてます…
その視線は女王陛下の胸の奥をジリジリと焼き焦がしていっ...
切なくて、苦しくて、それでも甘く身体が溶けていってしま...
あふれてくる。
唾液に塗れた頬の内側の粘膜が亀頭粘膜に張り付き、その反...
その刺激で、才人の男根はさらに固く大きく、弓なりに反り...
アンリエッタの口の中で大きさを増した亀頭は、女王陛下の...
柔らかい粘膜に亀頭が押し付けられ、そこが弱点であるアン...
甘く蕩けていってしまう。そんな粘膜に、逞しい陰茎の先端を...
膝立ちの女王陛下は才人のジーンズの腰を力ない拳で必死に...
地面に倒れてしまいそうだったから。
才人の掌がアンリエッタの頭を優しく撫でる。
「アン、すごく気持ちいいよ」
興奮に鼻を鳴らしながら、ときどきくぐもった声を漏らすこ...
アンリエッタは心から愛している。誰よりも大切に思っている。
だからそんな風に、才人が感じてくれている、ということは...
アンリエッタは唇をすぼめながらカリ首をしごくように刺激...
裏筋をなぞるように舐めあげる。
才人のモノを愛しげにしゃぶりながら、アンリエッタは自分...
どんどん生まれてくるのを感じていた。
「んくっ……ふぅっ……んぁ…」
アンリエッタの鼻から甘い吐息が漏れる。
ちゅく、ちゅく、という音が肉竿と唇の間からこぼれてくる。
唾液に包まれた亀頭がアンリエッタの舌先で愛撫されると、...
その快感にこらえようとする。
その表情を見ているだけで、アンリエッタは恋しいご主人さ...
という気分で多幸感の虜になっていく。
胸の中がジンジンと熱くなり、女の子の部分がとろとろに蕩...
36 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/06(月) ...
チクトンネ街の狭い路地裏の倉庫の影で、アンリエッタ女王...
男根を咥えながらしっかりと発情していた。
「ん……アン……イイ、いいよ……アンッ!!」
才人のモノが、限界に達することを知らせるかのように大き...
そして次の瞬間、アンリエッタの口内に白い濁流が噴き出し...
「う…くぅっ……」
才人のうめきと同時にびくん、びくん、と何度も男根が脈動...
アンリエッタの口の中に広がる。
アンリエッタは舌の上に白濁を感じ、粘膜を熱い液で浸され...
歯ぐきにも、頬の内側にも、熱いほとばしりを叩きつけられ...
いっぱいになってしまう。
二度、三度と才人の男根が脈動し、アンリエッタの口の中に...
さらに噴出を続ける精液が喉に叩きつけられてアンリエッタ...
まるで一滴でもこぼすのは勿体無いかのように唇は才人の男根...
夢うつつのなかでアンリエッタは子宮がズキズキと熱を帯び...
才人の精を口で受け、味わい飲み込む。するとアンリエッタ...
熱くなってくる。心臓は今まで以上にドキドキと弾み、体中の...
敏感に、貪欲になってくる。
こくん、と小さな喉を鳴らして才人の精を飲み込むアンリエ...
――サイトさんの……せ、精液って…まるで、媚薬のようです…
愛しいご主人さまの精液は、メス奴隷の身体を発情させてい...
地面に膝立ちの体勢のまま腰が崩れそうになっているアンリ...
すべすべの太腿の間。下着をつけていないアンリエッタの陰...
濃紺のミニスカートがの股間が黒く染まるくらい、熱く塗れ...
才人の指が敏感になっている陰唇を割って粘膜を弄う。
「ひあぁぁぁっ」
アンリエッタは発情期の猫のような悲鳴を上げ、才人の腰に...
もう身体に力が入らない。膝立ちすらできない。
「アンって、しゃぶりながらこんなにしてたんだ?」
「ち、違います……これは……」
才人にはしたない女だ、と思われるのがイヤでアンリエッタ...
「えっちなアンのこと、俺は大好きだよ?」
「…」
「俺のチンコしゃぶりながら、こんなにしてるようなえっちな...
そう言って才人はアンリエッタに微笑む。
それを目にしたアンリエッタの身体に、熱い波のような高揚...
37 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/06(月) ...
「だ、ダメです…こんな……表で、こんなこと…」
「大丈夫。アンが静かにしてればこんなとこ誰も来ないよ」
才人は腰の抜けてしまったアンリエッタを木箱に座らせる。
そして濡れて染みだらけになってしまったミニスカートをア...
スカートが抜き取られると、この女王さまが身につけている...
セーラー服の上衣だけだった。おっぱいの上まで捲り上げられ...
外でこんな格好をしている、という自覚はこの女王陛下の興...
「ごめんね」
「…はい?」
アンリエッタは突然の才人の謝罪に途惑って言った。
「さっき、助けるの遅れて」
「いいえ……サイトさんが、きっと助けてくださると信じていま...
そう答えるアンリエッタの豊満な胸を才人の手がゆっくりと...
その滑らかな触感を楽しむように優しく愛撫する。指先が瑞...
その表面を這っていく。
アンリエッタはそれだけでゾクゾクするような快感が乳肉の...
腰掛けた木箱に液体が垂れてしまいそうなくらい、激しく高...
「サイトさん…」
強弱をつけてその胸肉を掌の中でもてあそぶ才人。興奮に固...
すべすべな肌を優しくマッサージしていく。
その優しく愛撫されている感触に、南の海のような色の瞳を...
「サイトさん…も、もっと、サイトさんの好きなように…触って...
わ、わたくしのなかから、あの者たちのイヤな感覚を消してく...
ほんの少しだけ涙を浮かべながら、切なげに才人の顔を見つ...
その顔にドキリとしてしまった才人は「いいの?」というよ...
黙って小さく頷くアンリエッタ。上気した頬と潤んだ瞳でも...
才人は汗の浮いた珠の肌をぎゅうう、と痕がつくくらい強く...
優しく、でもアンリエッタの唇から甘い声が出るくらいには...
巨きな乳房全体を持ち上げ、押しつぶすように乳肉を揉みま...
左右の乳房を互い違いに持ち上げ、乳肉を柔らかく変形させ...
その愛玩の一つ一つにアンリエッタは興奮の階段を無理矢理...
そして揉まれ、愛撫されている間にキスをされ、耳元で「ア...
などと囁かれるともう可愛らしいあえぎを漏らすしかない。
女王陛下は腰掛けている木箱の表面がぐっしょり濡れるくら...
「足持ち上げて」
才人がそう言うと同時に、アンリエッタの右足が才人によっ...
左足だけ地面にかろうじて着くくらいの高さの木箱に浅く腰...
着かされる。
大きく開かれた股間。
その体勢では才人の前で陰部をまともに晒してしまうことに...
そのことがアンリエッタの興奮を極限近くまで昂ぶらせてし...
才人はその秘奥を覗き込んだ。
「…サイトさんっ……」
才人の視線を隠しておきたい場所に浴びてしまい、アンリエ...
胸の中が切なく苦しくなる。
アンリエッタの髪と同じ色の薄い恥毛は、淡い色の陰唇の間...
べったりと肌に張り付いてしまい、その中心をほとんど隠しき...
女王陛下の一人しか男を知らない肉の裂け目はすっかり充血...
すっかり肉棒を迎え入れる準備ができている。
38 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/06(月) ...
才人の指がその淡いピンクの粘膜の縁に触れ、その口に再び...
その熱さが、固さが、アンリエッタの胸の中の期待と興奮を...
ぬるぬるしたアンリエッタのすこし濁った粘液を才人は自分...
その感触が気持ちよくて、アンリエッタの下の唇の感触がた...
このお姫さまの陰部への亀頭での愛撫を続ける。
すぐ前にあるアンリエッタの顔は興奮で真っ赤になっている...
薄暗くなりかけている夕暮れの路地裏でもその赤さは明確にわ...
才人はその顔に魅入られながらも、まだその弄えを続けた。
蕩けたアンリエッタの粘膜を亀頭でなぞる。
才人はそのままアンリエッタの唇にキスをする。
しかしまだ挿入はしない。アンリエッタがそれを待ち望んで...
一分近くそのじらしを続けていると、才人にはアンリエッタ...
切なげに眉を寄せ、漏らす吐息も苦しげな雰囲気になってい...
とろとろに溶けた陰部を指と男性器で好きなように弄られて。
熱く湿りきった淫花に亀頭でキスをされて。
その間も唇にキスを、耳元に甘いささやきを受けていたアン...
触れば落ちてしまいそうなくらい熟しきった果実のようなもの...
じゅぷじゅぷという水音を立ててしまうくらい湿りきったア...
すっかり男を迎え入れる準備ができている。
「サイトさん、い、いれて・・・ください」
アンリエッタは呆けた目で才人におねだりをする。
「アン? それじゃどこに何を入れたらいいのかわかんないよ...
微笑みながら才人はアンリエッタに言った。
恥ずかしさに燃えそうな熱い頬のまま、アンリエッタは唇を...
「あ、アンの……いやらしい、あそこに、サイトさんの…
あ、熱い…おちんぽを、下さいませっ……」
「アンは俺のちんぽが欲しいんだ?」
「は、はい……」
消えてしまいそうなくらい恥じ入っているアンリエッタは耳...
頷いた。
才人はその表情を見てさらに微笑むと、愛しいメス奴隷にこ...
「でも、どこに欲しいのかわからないよ?」
アンリエッタは口をぱくぱくとなんどか動かすと、意を決し...
「わ、わたくしの……お、お、おんなに……サ、サイトさんの……お...
「おんな? それってどこのこと?」
才人が男根をアンリエッタのふとももに押し付けながら尋ね...
「わかんないから、入れようがないなあ」
息を呑むアンリエッタ。浅く荒く呼吸をしながら、口の中に...
「お、お、お○、お○んこに…アンの、いやらしいお○んこに、サ...
固い、おちんちんを、入れて、入れてくださいっ」
そう叫んだ、叫んでしまったアンリエッタは真っ赤に染めた...
無理矢理言わされた淫語に、脳天がはじけてしまうような羞...
「よく言えたね」
才人はアンリエッタの頭を撫でると、もう片方の手を添えな...
ぱっくりと口を開いている女王陛下の粘膜の入り口に押し当て...
「アン…いれるよ」
才人がそうアンリエッタにささやく。
「……」
アンリエッタは無言のまま、涙をにじませた焦点の合ってい...
153 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/14(火)...
トリステインの清貧女王として国民の敬愛を一身に受けてい...
その女王陛下は、今、チクトンネ街の路地裏で才人の男根を...
謁見のときの純白のドレスの胸元を内側から突き上げている...
こぼれてそのたわわな実りをすっかりさらけだしてしまってい...
花の咲くような可憐な唇からは、こらえきれない甘い喘ぎを...
薄紫の髪の毛が汗ばんだ頬に張り付き、南の海の色の瞳は歓...
ご主人様でもある才人の顔に満足げな視線を送る。
アンリエッタはいまや、胸元にたくし上げられたセーラー服...
黒いストラップの革靴以外なにも身につけていない。
こんな、裏通りの隅っことはいえ街中で、全裸に近い姿を晒...
そのことも、アンリエッタの呆けた頭ではうまく意識できて...
アンリエッタは木箱の上に腰掛けながら、片足を箱の上に付...
内股をさらけだすような格好のまま、才人のモノを待ちわび...
上品にうっすらとしか生えていない恥毛はびしょびしょに溢...
その内側のベビーピンクの粘膜をすっかりさらけ出してしまっ...
ただでさえ白いアンリエッタの肌の一番白い部分である下腹...
ほんのりと薄紅色に色づいた性器がもう我慢できない、といっ...
才人はその裂け目に指を這わせる。
才人の指によって広げられているアンリエッタ女王陛下の陰...
とく、とく、と収縮するその可愛らしい肉の孔は内側から薄...
「サ、イト、さん……」
アンリエッタはかすれた声で愛しい人に懇願する。
小陰唇を押し広げるように、才人の亀頭がアンリエッタの肉...
男性を受け入れる準備ができているアンリエッタの媚粘膜は...
吸い付くように蠢動し、興奮で赤く染まった顔をさらに紅潮さ...
「サイト、さんが、は…いって…」
ゆっくりと才人の剛直がアンリエッタの姫肉をかき分けなが...
アンリエッタはズキズキという熱が体の中心から生まれてく...
甘い、ここちいい熱。全身の細胞がうれしさで悲鳴を上げて...
興奮の波が、腰から駆け上ってくる。
体の中に入ってきた熱い熱い塊が、アンリエッタの全身を溶...
恋しい人をこんな風に感じることができて、アンリエッタは...
ここがどこかとか、自分が今どんな格好をさせられているか...
自分が女王で、国家に責任のある立場だとかなんてことも、...
自分の体で愛する男の人に奉仕できるという喜び。
恋人が、自分をこんなにも欲してくれているという歓喜。
心も体も、一部の隙もなくアンリエッタは才人のモノになっ...
――サイトさん。ああ、サイトさんっ
「き、きもちいいですっ」
アンリエッタは思わず内心を叫んでしまっていた。
「…アンはえっちなんだね」
才人が微笑を浮かべながらそう言うと、アンリエッタは涙を...
「…え、えっちですっ。サイトさん、ごめんなさい。アンは、こ...
才人のゆっくりとした抽送が始まると、アンリエッタはもう...
はぁ、ふう、と切なげな悲鳴をあげながら才人に懇願する。
「ごめんなさい、サイト、さんっ、こ、こんな、エッチな、え...
どうか、お嫌いに、ならないでっ…ください…」
そう言いながら、アンリエッタは才人の体を抱きしめる。
立位にちかい体勢で才人を受け入れながら、その身体に腕を...
恐怖。アンリエッタは才人に嫌われることに対して純粋な恐...
そんな悲痛な声を聞いてしまった才人の顔がアンリエッタに...
154 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/14(火)...
そんな悲痛な声を聞いてしまった才人の顔がアンリエッタに...
ちゅ
蕩けるような甘い口付けがアンリエッタに降ってきた。
「俺はエッチなアンのこと、大好きだよ?」
耳元でそうささやかれる。
膣肉を逞しい肉槍で突かれながら、耳たぶに熱い吐息を感じ...
アンリエッタのおおきな胸は才人の胸板に押し付けられてつ...
その内側を熱くたぎらせている。
アンリエッタは幸せだった。
大好きな男の人とこんなことができて。
抱きしめられて、キスされて、熱い男根を打ち込まれている。
そんな人が、自分のことを好きだと言ってくれた。
甘い熱い波が胸の奥から生まれてくる。
腰からミニスカートを抜き取られ、ほとんど全裸の状態のア...
今日は街中を裸同然の格好で歩かされ、道行く庶民たちに恥...
そしていやらしい男たちに襲われ、犯されそうになった女王...
性感を一気に開放してしまっていた。
才人のモノを付きこまれるたびに、アンリエッタの媚粘膜は...
それが引き抜かれるときには吸い付いて離さないかのように締...
「サイトさんのぉっ…は、入ってます……は、入って……入ってぇっ...
熱く滾っているアンリエッタの粘膜が、ひくっ、ひくっ、と...
才人の肉棒を深く突きこまれただけでアンリエッタは軽い絶...
顔をのけぞらせて空に向け、白いのどを晒しながらアンリエ...
漏らしてしまう。
「ふぅーーーーっ、ううぅーーーっ……」
わからない。なにがどうなっているのか、アンリエッタには...
ただ、才人の固いモノが身体の芯を串刺しにしている、とい...
理解できていた。
才人に何度貫かれても、そのきつさを減じさせはしないアン...
その媚粘膜は内側で才人の剛直をぷっくりと柔らかく受け止...
アンリエッタは腰が勝手に動いてしまうのを止められないで...
木箱の上に腰掛けたまま、ただひたすらに才人のモノを迎え...
喰い締める。
ドク、ドク、と才人の男根が膣の中で脈動しているのがアン...
大好きな男の人。自分が「女の子のはじめて」を奉げた人。...
感じることができる、ということにアンリエッタは改めて感動...
「アン、痛くない?」
「……」
無言のまま首を振るアンリエッタ。
才人が何を言っているのかも理解していないのかもしれない。
才人の腰がアンリエッタの身体を突き上げる。
すると無意識のうちに迎え腰を使ってしまうアンリエッタの...
木箱の荒い表面に擦れてしまっていた。
155 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/14(火)...
「アン、お尻痛いでしょ」
このまま続けたらアンのお尻が傷ついちゃうかも、と心配に...
引き抜いた。
才人がアンリエッタの肉壷から男根をゆっくりと引き抜くと...
腰が抜けてしまっているアンリエッタは、それだけで木箱の...
才人は木箱に腰をおろすと、ふにゃふにゃになっているアン...
そして身体ごと抱き上げ、自分のひざの上に座らせ――男根の上...
そのまま内側に突き込んだ。
「――!!!!」
アンリエッタは南国の海の色の瞳をひときわ大きく見開かせ...
悲鳴をあげた。
深く。奥深くまで、アンリエッタは才人に貫かれてしまって...
熱く蕩けた膣の一番奥。そこを、才人の亀頭で刺激されてい...
自分の中に、大好きな男のモノを受け入れることができて。
自分の中で、愛しい男の人を包み込むことができて。
その大好きなご主人様のモノが自分の弱いところを突いてき...
アンリエッタは快楽に真っ白に染まってしまいそうだった。
「サイトさんさいとさんさいとさんだめだめそこつかないでつ...
呂律の回らない声で必死に懇願するが、才人はアンリエッタ...
加えてくる。
才人の肉の槍が抜けかかり、また深々と刺さる。
そのたびに、アンリエッタの膣の中の襞は才人の男根を食い...
押し広げられえぐられてしまう。
後ろから才人が胸を掴み、その手のひらの中で乳房を思いの...
豊満なバストに埋まりこむ指が、アンリエッタの乳房を歪ま...
アンリエッタはその荒々しい揉みこみに痛みなど感じない。
才人が与えてくるどんな刺激も快感になってしまっている。
白くて細い首筋に後ろからキスされることも。
耳たぶを甘噛みされることも。
アンリエッタにとってはそれらすべては快感を倍増させる魔...
才人とアンリエッタは背面座位の形で繋がっている。
「だめです! さいとさんっ…そ、そこ、そんなに、つ、ついち...
アンリエッタは自ら腰を動かしてしまっているということに...
後背座位で貫かれているアンリエッタは、上半身は才人に抱...
下半身だけは膝で上下動を繰り返してしまっている。
さっきから才人の腰は止まっている。
「アン、あまり大きな声は出さないほうがいいよ?」
才人が辺りを見回す。
いくらここが倉庫だからといってあんまり大きな声を出しち...
「お前さん、アレ聞こえたかい? まただよ! どっかのバカ...
156 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/14(火)...
「お前さん、アレ聞こえたかい? まただよ! どっかのバカ...
オバチャンの声が聞こえてきました。
倉庫だと思ってたけど、じつは家だったんですねコレ。
才人は頭の中が真っ白になっていた。
才人は才人なりに、アンリエッタを安全に、でも意地悪くい...
思っていたわけであり、だからちゃんとエッチな格好で街を歩...
こっそり尾行していたり、襲われそうになる寸前で助けたりし...
どうしようどうしよう、とあせる一方だけどそんな家の中の...
アンリエッタは腰を上下させてえっちすぎる悲鳴をあげてます。
火照った胎内がチンコをぎゅーっと絞るように…ってアン!
「アン、声! 声! 聞かれてる!」
耳元ではっきりとささやく。
瞬時に、理性を取り戻してしまうアンリエッタ。
心臓を氷の手でつかまれたような恐怖を覚えた。
「え、わ、わ、わたくし、なんて…なんて…」
「アンタ、追っ払ってきておくれよ」
「わかったわかった。見てくればいいんだろ?」
オバチャンとオッチャンの声がします。ヤバい。ヤバイです。
才人がどうしようかと思っているうちに、目の前の大きなド...
――見られて…見られてしまいます……
――こんな、恥ずかしい格好を…
ギギイ、と音を立てて目の前のドアが開く。
中年男性の頭がそこから飛び出している。
アンとサイトが腰掛けたまま繋がっている木箱はドアの蝶番...
屋内からは死角になっているが、でも、こちら側を振り向かれ...
――見られて……みられ、みられ――
アンリエッタの脳が真っ白にスパークする。
痴態を晒してしまうことに対する恐怖。
そして、その恐怖の後ろ側にあるゾクゾクするような快感。
腰の裏が熱くなる。
高いところから落下しているときのような浮遊感が全身を包...
――みられ…ちゃ…
アンリエッタの股間が燃えるような熱を帯びる。
大きな乳房の内側で、後ろ暗い快感が吹き荒れる。
そして中年男性が扉の裏側を見ようとした瞬間。
「ギニャアアアァァァーーー!!」
そんな声を上げながら、空から猫が降ってきた。
157 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/14(火)...
「にゃあ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーー、フウウウーーー!!!」
たぱぱぱぱっ、というような足音を残して猫はおっさんの前...
「なんだ、猫かよ」
その中年男性はそう言うと、ドアの裏側を見ることなく扉を...
見られる、見られる、と全身をフルフルと震わせていたアン...
目を大きく見開いたまま才人の腕の中でくったりと脱力する。
才人の男根で縫われたままの陰部から、潮吹きとも尿ともと...
漏らしながらぐったりと才人に体重を預ける。
「サイト……さん……サイト……さ……ん」
バレるんじゃないか、と恐れていた事態が去ったのに安心し...
才人は猛りきった男根によるピストンを再開させる。
じぶんはばかになってしまった、とアンリエッタはおもう。
――きもちいい。
――さいとさんにぎゅうってされて、きゅうきゅうってされて、...
――からだに、ちからがはいらない。
――キモチイイ……なにもかもが、きもちいい。さいとさんの暖か...
だきしめてくれてるうでも。アンのなかで、ずこずこしてくれ...
才人の猛りきった男根がアンリエッタの粘膜を内側から広げ...
もう絶頂の一番上に登りきったアンリエッタは、呆けた頭で...
――きもちよすぎます
――サイトさんは……
――おっぱいを、きゅうってしてくれて
――あそこを、お、おちんちん、で……いっぱいにしてくれて。
サイトの掌がアンリエッタの唇を覆っている。
アンリエッタはもう歓喜の悲鳴を止められない。その声が響...
才人が必死に掌でアンリエッタの唇をふさぐ。
その手のひらの感覚ですら、アンリエッタには快感の種にな...
――まるで、サイトさんに、むりやり、されちゃってるみたいで...
――わたくしをどれいにして、らんぼうしてくださっているみたい…
「アンリエッタ…アン…大好きだよ」
アンリエッタはその才人の言葉を聞いただけでびくびくっ、...
もう限界だった。
アンリエッタ女王陛下の発情しきった身体は、頂点のすぐ際...
アンリエッタは今日は街中を破廉恥な格好で歩かされて、男...
そして今、痴態を見られるかもしれないというシチュエーショ...
極度の興奮状態に陥っている。
158 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/14(火)...
そんな臨界状態の女の子の耳元で、再び才人が囁く。
「アン……可愛いよ…アン」
ひときわ強く突きこまれる男根。
その衝撃に、アンリエッタはたやすく限界を超えてしまった。
「ひやぁっ……ふぅ……はふぅっ」
びくびくっ、と全身を快感に痙攣させながらアンリエッタは...
快感で全身を弛緩させながらも、アンリエッタの媚粘膜だけ...
肉の槍を締め上げている。
根元から先端まで、蠕動するように吸い付いてくるアンリエ...
限界に達してしまう。
アンリエッタの女の子の一番奥で、才人の白い爆発が起きて...
――熱い……サイトさんの…あつ、あついぃっ!
その白い熱に染め上げられるように、アンリエッタは足の裏...
快楽に身をゆだねる。
内股にしたままの長い足をピンを伸ばして。
革靴の内側で、足指はその快楽に耐え切れずにきゅっと握ら...
頭を逸らして白い首を空に向ける。
アンリエッタの視界に映る薄暮の星空は、快感で失神する寸...
汗ばんだ頬に髪を一条貼り付けさせながら、アンリエッタは...
―――――――――――――――――――――――――――――――
265 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/22(水)...
――温かい。
――広くて、ちょっと固いけど、いい匂いがして、とても温かい。
アンリエッタは揺れる暖かいものの上で目を覚ました。
すっかり日も暮れたトリスタニアの町。アンリエッタをおん...
才人は街中を歩いている。夜店や料理屋なんかの並ぶ、健全な...
アンリエッタは急速に意識を取り戻した。
セーラー服の上下に乱れはない。ちゃんと下着も履かされて...
背負われたアンリエッタの腰の周りには才人のマントが巻かれ...
超ミニスカートから下着が覗いてしまうのを防いでいる。
長い髪のカツラも元通りに着けられているので万が一にでも
正体がバレることもなさそうだ。
背負われたまま、アンリエッタは才人の身体の暖かさと筋肉...
さっきまで、繋がりあっていた想い人。
誰よりも大好きで、大切な、ご主人様。
自分のことを、ふつうの女の子として扱ってくれるただ一人...
――サイトさん……
アンリエッタは、腰の奥深くに浴びた熱の名残を感じてしま...
「あ。アン、起きた?」
「はい…あの、もう歩けますから…」
「え? 大丈夫?」
「……はい」
本当はもう少し、恋人でご主人様である才人の背中にもたれ...
二人で街を歩く、それも腕を組みながら、という乙女の夢が実...
アンリエッタに決断をさせる。
まだ力のうまく入らない足で地面に降り立つと、ちょっとふ...
「大丈夫? やっぱりおんぶしようか?」
「いえ。大丈夫です」
といいつつも少し足元が定まらないアンリエッタ。
「いや、でもふらついてるよ」
そう言ってくれる才人のことをアンリエッタは嬉しく思う。
――サイトさんは……えっちしてくださるだけじゃなくて、とても...
泣きたくなるほどの暖かさがアンリエッタの胸の中から生ま...
「こうして下されば大丈夫です」
そう言いながらアンリエッタは想い人の腕に抱きつくと、セ...
ステキな谷間を才人に見せ付ける。
才人の肘あたりに豊満なおっぱいがもにゅ、と押し付けられ...
とても心地よくて才人はどぎまぎしてしまう。あんなことまで...
とても親密な二人は、ゆっくりと街路を歩いていく。
――街の人たちには、わたくしたちはどう見えるのでしょうか?
――やはり……こ、恋人どうしに見えるのでしょうか?
アンリエッタはそんなことを思いながら、好きな人の腕をし...
歩みを進める。
「あ、あの、今日はごめんね。アンリエッタ」
「アン、と呼んでくださいまし」
「あ、ごめん。アン」
「謝らないで下さい……サイトさん……今日のわたくしは、どうで...
親にすがりつく幼子のような目でアンは下からサイトの顔を...
266 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/22(水)...
「あ、その、すげー、すげーエロかった」
「…エロ? かった?」
首をかしげるアンリエッタに才人は慌てて説明する。
「あ、いや、その、すごく色っぽかったって意味で!」
「……」
「セーラー服からおへそとかせなかとかチラっと見えるのがす...
アンのおっぱいの大きさが服の上からでもわかるとこがエロ可...
「街の男たちがみんなアンリエッタのこと見ててさ、なんかも...
あ――、で、でもゴメンね。すぐ助けようとしてたんだけど、手...
アンリエッタはそのときのことを思い出したのか、悲しげに...
「――アンは怖かったんです。とっても、怖かったんですよ?」
恨みがましい声色でアンリエッタは甘えるようにさらに才人...
「アン、おっぱい、当たってる」
「うふふふ……当ててるんです」
胸の中にあふれる幸福感に包まれながら、アンリエッタは心...
――ああルイズ。ルイズ・フランソワーズ。
――ごめんなさい、わたくしの大切な……わたくしを、ただのおと...
だれより大切なわたくしの唯一の親友。
――サイトさんが、ルイズ・フランソワーズの恋人であるという...
――でも、わたくしは、サイトさんがいないとダメなのです。
――でも、わたくしにはサイトさんしかいないのです……ルイズ。...
「アン? どっか痛いの?」
ほんの少しだけ翳ったアンリエッタの表情に、才人は敏感に...
普段ご主人様であるルイズにそれだけの注意を払っていたら...
というツッコミは無用である。
「サイトさん……」
憂いのある、しっとりとした表情でアンリエッタは最愛のひ...
その潤んだ瞳が才人の心を打ち抜いた。
真ん丸い、大きな瞳が才人の目の前にある。
透き通った、純粋なキレイな色の瞳。その瞳の中に、才人は...
その瞳がゆっくりと閉じられる。
才人はアンリエッタのあごの先を摘むと、そのまま唇を近づ...
そして、ふっくらとしたアンリエッタの唇の感触を味わった。
食むように触れてくる、才人の唇。
高貴な唇を割って入り込んでくる才人の舌。
アンリエッタは、その感触に酔っていた。
どんなアルコールよりも、その熱さと柔らかさと唾液の味は...
昂ぶらせてしまう。
――サイトさん……
快楽に呆けた頭で、アンリエッタは必死に想っていた。
――サイトさん……サイトさん…愛しています…
街角の街路樹の下。
公衆の面前で、こんなキスをされてしまったアンリエッタは...
背中につかまるようにしながら幸福の只中を漂っていた。
267 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/22(水)...
王宮の高い城壁の側まで、アンリエッタ女王陛下は才人の腕...
その間他愛もない話をしながら、アンリエッタはつかの間の...
最近王宮に住み着いた猫の親子の話。子猫がカラスを捕まえ...
追い掛け回された、という話をアンリエッタが表情豊かに語る...
才人は自分の故郷の、アンリエッタにとっては奇妙に思える...
「ユカタ」というものを着て、「ハナビ」を見に行くという夏...
アンリエッタはその姿を想像してみる。
「ゾウリ」を履いて、「ユカタ」を着ながらすこし内股気味に...
待ち合わせをしている夕暮れ。
遠くから笛の音が聞こえてきて、「ワタアメ」や「キンギョ...
二人で腕を組んで歩く。
――「ハナビ」を見ながら、その光に照らされたサイトさんとわ...
想像の中で、才人とキスシーンを妄想してしまい赤面するア...
どうしたの?という顔で覗き込んでくる才人にドキドキして...
「オマツリ、というのはいいですね……そういう催しができない...
相談してみます……。
サイトさん? そのときは、…一緒にオマツリを見て回ってく...
潤んだ上目遣いの瞳に問われてしまったら才人には「もちろ...
二人のおしゃべりは尽きないが、じきに王宮の通用門に着い...
「ごめんね。朝までいられるといいんだけど、明日は朝から学...
「…いいんです。サイトさんが、わたくしに会いに来てくださる...
「ごめん」
「…謝らないでくださいまし。……次は、いついらして下さいます...
憂いを含んだ顔で、それでも必死に明るく振舞おうとしてい...
才人には堪らなく嬉しい。
「あー、騎士団の集まりとかで近々また来れるとおもうよ」
「……お待ちしています」
才人を潤んだ瞳で見つめながら、熱い吐息をこぼすアンリエ...
「ねえ、アンはそのとき、またデートしてくれる?」
「でえと?とはどういう意味でしょうか?」
「えっとね、コッチの言葉で言うとなんていうのかな。恋人同...
いろんなとこを見て回ったり、公園や野原でお弁当一緒に食べ...
芝生の上でミニスカートで女の子座りしているアンリエッタ...
才人はアンの耳元で囁く。
「それで、いい子にしてたら、またお外でえっちしてあげる」
「……ッ!!!」
瞬時に顔を真っ赤にするアンリエッタ。
「それまではちゃんといい子にしてないとダメだよ? マザリ...
アニエスさんにもあんまり心配かけちゃダメだからね。アンは...
明るく元気にしてないとみんなが心配になっちゃう」
そう言いながらも、才人は自分がアンリエッタに無理をさせ...
とても繊細で、人の心がわかりすぎて苦しんでいるこの女の...
感覚に襲われてしまう。
だからせめて、自分といるときだけは安らかな気持ちにさせ...
268 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/22(水)...
無言のまま、アンリエッタはこくんと首を縦に振る。
「うん。アンはいい子だね」
そう言って頭を撫でると、アンリエッタは幼児のように頬を...
「サイトさん……サイトさん……アンは……サイトさんのことを…心か...
サイトさん……あ、愛して……います……」
そう呟く麗しい唇に、才人は唇を寄せていく。
つやつやしていながらもふっくらとしたその薄桜色をした唇...
才人の唇を受け止めていた。
その唇粘膜を才人の舌がこじ開けていく。
一瞬だけ驚いたアンリエッタだが、素直にその下を導きいれ...
真っ白で形のよい歯列の上を、才人の舌先がなぞっていく。
唇の裏にまで舌を這わせられると、ゾクゾクという背筋の震...
口の中に溜まった唾液を才人はアンリエッタの口中に流し込...
それは天上の甘露のようにアンには感じられ、さっき出され...
再び疼きだしてしまう。
染められていく、とアンリエッタは感じていた。
――サイトさんの匂い。サイトさんの味。サイトさんの体液……
閉じられた瞳の中に恍惚とした光がいっぱいになっていく。
二人はぷはあ、と荒い息をつく。
長いキスの後で、唾液の糸を唇の間に掛けながら
アンリエッタは才人を、才人はアンリエッタを見つめる。
「じゃあね。アン。おやすみ」
「……お、おやすみなさい」
「また、来るから。そのときまでいい子にしてるんだよ? ア...
「は、はい……アンは……いい子にしています」
稚い、あまりに素直な言葉に才人は胸の中にかすかな痛みを...
その痛みに突き動かされるように、才人はアンリエッタを抱...
再び、全てを吸い尽くすような激しいキス。
アンリエッタがあまりの激しさに目の焦点が合わなくなるく...
「ほら、早く帰らないとアニエスさんが心配するよ?」
アンリエッタは才人に背中をとん、と押される。
ひらひらと手を振りながらよろける足で通用門へと歩いてい...
何度も何度も振り返りながら、細く開けられた扉の中に消え...
とろけたような、恍惚の微笑みを浮かべながら門の木の扉の...
アンリエッタの顔にすっかりデレデレになってしまっていた才...
寸前までその足音に気づかなかった。
269 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/22(水)...
コツ、コツ、と石畳を叩いていた靴音が才人の背後で静止す...
ただならぬ気配に才人が振り向くと――
「ヒラガサイト」
氷のような声が、才人の心臓に突き刺さった。
振り返った才人は、銃士隊の隊長様の殺意のこもった視線を...
柳眉を吊り上げて、明らかに殺意のこもった視線で睨んでい...
冷たいオーラを纏いながら、氷点下の燃える視線で才人の顔...
才人はとても聞き辛そうに、尋ねた。
「あの……もしかしなくても、見てました?」
「当たり前だ。陛下の護衛が私の仕事なのだからな」
「い、いつから?」
「陛下がご自分の部屋を出られた時からだ」
才人の顔から血の気が引く。
「あの…も、もしかして」
「ああ。お前が陛下にあんな格好をさせて一人でチクトンネ街...
男たちに陛下が穢されそうになったことも、それをお前が助け...
全部見ていた」
細い眉毛を吊り上げて、誰がどう見ても激怒してます。
「あ、いや、その、アレは、その、なんていうかちょっとアン...
なんていうかついっていうか……」
弁解しながらも才人はあることに思いが至る。
倉庫に住んでいたオッサンに見つかりそうになったときの―――
「あ! あの……もしかして、あの猫は?」
「……」
「ア、アニエスさんが……?」
「そ、そうだ」
よく見ると、アニエスさんのほっぺたにまるで猫に引っかか...
「……」
「……」
「あ、あの…」
「……」
「……ス、スミマセン」
なぜだかいつの間にかアニエスのまえで正座してしまってい...
「…あの男たちの腕は両方とも折っておいた。畏れ多くも、陛下...
あまつさえそのおん乳を揉むなどとは、平民風情にはとても許...
「……」
「ほ、本来ならば……シュヴァリエとはいえ貴様も平民。同じこ...
「……スミマセン」
「お前は、陛下がお選びになった男だ。……不埒な行いをしたと...
陛下が悲しまれる」
才人は王宮の城壁の前でアニエスに叱られつつ正座しながら...
思い出していた。
270 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/22(水)...
忘れもしない、あれはアンリエッタが女王陛下失踪事件を偽...
二人で泊まった安宿のベッドの上で、アンリエッタは上半身...
それは見回りの兵をたばかるためのお芝居。
そのはずだった。そう思っていた。アンリエッタも。才人も。
でも、押し付けた才人の唇の暖かさに、腕の中に飛び込んで...
若い二人の理性は一瞬で蒸発してしまっていた。
押し付けるだけの唇が、互いの舌を吸い取りあった。
唇を割り、舌と舌が絡み合い、体を抱きしめあう。
互いの体温を心地よいと感じ、お互いの息のにおいに甘美な...
「はふっ……んむっ……んくっ…」
才人とディープキスをしあっているアンリエッタの鼻からは...
その声が、才人の興奮をさらに昂ぶらせていってしまう。
柔らかい感触が、暖かくてすべすべの肌が、才人のいろんな...
油を注いでしまう。
「ひ、姫さま! 俺、も、もう、その、なんていうか!」
むさぼりあうようなキスの息も荒く、才人が熱に浮かされる...
押し倒されていたはずが、いつの間にかアンリエッタをシー...
「ア、アンリエッタのことが、すげー、すげー、好きだ。可愛...
その言葉だけで、アンリエッタは体の芯が震えてしまった。
安宿のベッドの上で、身体に覆いかぶさられながらの告白。
顔を真っ赤にしながら、まっすぐにそんな言葉を浴びせられ...
アンリエッタの乙女心は甘く痺れていた。
――サイトさん……ああ、サイトさん…!!
――わたくしのことを、ただの女の子だと思ってくれる、たった...
――お姫様でも、女王陛下でもなく、ただのアンとして扱ってく...
平賀才人の熱のこもったうめくような声に、アンリエッタは...
アンリエッタは不思議と、怖くはなかった。
はしたないと思われるかも、という恐れもなかった。
ただ、才人の望むまま、自らの望むままに唇を重ね合わせ、...
生まれたままの姿になって、同じく一糸まとわぬ姿になった...
両足の間に、生まれて初めて男性を受け入れた。
才人はそのピンク色の媚粘膜の感触に息すらできない。
突き入れた男根は、ぬるりと粘液に導かれるように肉孔のな...
かすかな抵抗を感じた次の瞬間にはその狭隘部を貫いてしま...
清貧女王の処女膜を才人の亀頭が突き破った瞬間だった。
271 名前:チクトンネ街の女王[sage] 投稿日:2007/08/22(水)...
アンリエッタにとっては、その初めて受け入れた男性自身に...
破瓜の血は流れたものの、好きな人と繋がりあえたという歓...
自分を一人の女の子として扱ってくれる、世界中でただ一人...
そんな愛しい男の子を、女性として愛してあげることができ...
それがなによりアンリエッタには嬉しかった。
その想いが膣をきゅっと締め上げ、入り込んだ才人の男根を...
才人は腰を止めることができなかった。
アンリエッタの内側に男根を突き入れると、きゅっと締め上...
引き抜くときには、離したくないみたいに握り締めるように...
力いっぱい抱きしめてしまうと折れそうなほど細い体。その...
不釣合いなほど大きな乳房がサイトの突き込みに合わせてふる...
才人は手のひらに余るくらい巨きいその乳房を鷲づかみにす...
揉みこんだ。優しさのかけらもない、ただ貪るような手指の動...
そんな動きにすらアンリエッタは快楽を覚えてしまう。
「サイトさんっ……」
掠れたあえぎ声を漏らしながら、その耐え難い快感に背筋を...
くなくなと首を振りながら、才人の腰の突きこみに唇から発...
小さいポニーテールの髪を振り乱しながら、南国の海の色の...
「う…あ、アンリエッタ、うああああっ」
陰茎を別の生き物のように締め上げてくる媚粘膜の感覚で底...
そして自分の体の奥底に熱いほとばしりを受けてしまったア...
恍惚感に包まれながら、アンリエッタは生まれてはじめての絶...
「サイトさん……お願いがあります」
「…な、なんすか?」
「わたくしと二人きりのときは、どうか『アン』と呼んでくだ...
「あ、ああ……アン」
「…うふふ……サイトさん」
そう言って抱きついてくるアンリエッタの裸の肩を抱きなが...
に腕を回してぎゅっと力いっぱい抱きしめていた。
「節度というものがあるだろう。聞いているのかヒラガサイト...
才人を正座させながら、王宮の城壁の前でのアニエスの説教...
「は、ハイ!」
「いいか、そもそも平民風情がだな…」
アニエスのお説教を聴きながら、才人はアンリエッタとあま...
きっかけのあの日のことを思い出していた。
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