ゼロの使い魔保管庫
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153 名前:女王アンリエッタの優雅な一日[sage] 投稿日:2007...
「はぁ……」
アンリエッタは何回目かもわからない溜め息をついた。
サイトやルイズ達が衛兵を倒し脱獄してから既に二週間が経と...
「はふぅ……」
「陛下、そのように溜め息ばかりついていては御身に障ります...
アニエスはアンリエッタに呼び出されてから初めて口を開いた...
実はアンリエッタの命令を守れなかったことでお咎めがあるの...
ではなんで呼び出されたのだろうか?そんなことを考えていたら
「ねぇアニエス…何か気分が紛れるようなものはないかしら?信...
アニエスは気付いた。なるほどアンリエッタはルイズ達がいな...
しかもどうやら、その親友の使い魔にも何やらありそうなのを...
「そうね、本がいいわ。アニエス、面白そうな本を探してきて...
「御意」
154 名前:女王アンリエッタの優雅な一日[sage] 投稿日:2007...
というわけで本をさがす事になったアニエスだが、すでに後悔...
(これは難題を引き受けてしまった。陛下のことだから教養と...
など考えを巡らしていると
「あら、アニエスさんじゃないですか。どうしたんですか?」
「お前は確か……サイトのメイドの」
シエスタだった
「いや、本を探しているんだがな……」
シエスタは元は学院でメイドをやっていたので、流行の本を知...
「そうですか、じゃあこの本はどうですか?今、人気なんです...
と、ある本を渡された
「すまん、助かった」
「いえいえ〜♪あとこれ、二章がすごいんですよ。是非読んでみ...
と渡された本のタイトルは
『バタフライ伯爵夫人の優雅な一日』だった
155 名前:女王アンリエッタの優雅な一日[sage] 投稿日:2007...
本を買ったアニエスは”内容を確認せずに”急いでアンリエッタ...
「へぇ、これが今の流行りですか…」
「そのようで」
ふ〜ん、といった感じで本の表紙をまじまじと見ていたアンリ...
「では、読んで下さいまし。」
アンリエッタ程の身分にもなれば、本とは自分で読むものでは...
「え?……あ、わかりました」
と、読み始めたのはいいのだが、如何せん、内容が途中からぼ...
「陛下、本を変えてきます」
するとアンリエッタは今までの話で顔を真っ赤にしながら
「いえ、続けて下さい。国の様子を知るのは女王の勤めですか...
とかもう無茶苦茶である。
「いや、しかし」
「アニエスも私のもとから去っていってしまうのですか?」
アンリエッタが顔を赤くして涙目で、しかも上目づかいに見て...
(泣き落としなんて何処でならったんですか!!)
と泣きそうなアニエスだったが、その後も読み続け、
「そ、そんなとこを殿方が…いやんいやん」
「そんな……むにゅっちゃうなんて…」と、とにかくぼかーんな内...
「もう、今日は終わりに……」
「二章は勘弁して下さ〜い!!」という悲鳴とが止むことはな...
次の日アニエスが銃士隊を休んだ理由は誰も知らない。
[[12-267]]女王アンリエッタの可憐な一日
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153 名前:女王アンリエッタの優雅な一日[sage] 投稿日:2007...
「はぁ……」
アンリエッタは何回目かもわからない溜め息をついた。
サイトやルイズ達が衛兵を倒し脱獄してから既に二週間が経と...
「はふぅ……」
「陛下、そのように溜め息ばかりついていては御身に障ります...
アニエスはアンリエッタに呼び出されてから初めて口を開いた...
実はアンリエッタの命令を守れなかったことでお咎めがあるの...
ではなんで呼び出されたのだろうか?そんなことを考えていたら
「ねぇアニエス…何か気分が紛れるようなものはないかしら?信...
アニエスは気付いた。なるほどアンリエッタはルイズ達がいな...
しかもどうやら、その親友の使い魔にも何やらありそうなのを...
「そうね、本がいいわ。アニエス、面白そうな本を探してきて...
「御意」
154 名前:女王アンリエッタの優雅な一日[sage] 投稿日:2007...
というわけで本をさがす事になったアニエスだが、すでに後悔...
(これは難題を引き受けてしまった。陛下のことだから教養と...
など考えを巡らしていると
「あら、アニエスさんじゃないですか。どうしたんですか?」
「お前は確か……サイトのメイドの」
シエスタだった
「いや、本を探しているんだがな……」
シエスタは元は学院でメイドをやっていたので、流行の本を知...
「そうですか、じゃあこの本はどうですか?今、人気なんです...
と、ある本を渡された
「すまん、助かった」
「いえいえ〜♪あとこれ、二章がすごいんですよ。是非読んでみ...
と渡された本のタイトルは
『バタフライ伯爵夫人の優雅な一日』だった
155 名前:女王アンリエッタの優雅な一日[sage] 投稿日:2007...
本を買ったアニエスは”内容を確認せずに”急いでアンリエッタ...
「へぇ、これが今の流行りですか…」
「そのようで」
ふ〜ん、といった感じで本の表紙をまじまじと見ていたアンリ...
「では、読んで下さいまし。」
アンリエッタ程の身分にもなれば、本とは自分で読むものでは...
「え?……あ、わかりました」
と、読み始めたのはいいのだが、如何せん、内容が途中からぼ...
「陛下、本を変えてきます」
するとアンリエッタは今までの話で顔を真っ赤にしながら
「いえ、続けて下さい。国の様子を知るのは女王の勤めですか...
とかもう無茶苦茶である。
「いや、しかし」
「アニエスも私のもとから去っていってしまうのですか?」
アンリエッタが顔を赤くして涙目で、しかも上目づかいに見て...
(泣き落としなんて何処でならったんですか!!)
と泣きそうなアニエスだったが、その後も読み続け、
「そ、そんなとこを殿方が…いやんいやん」
「そんな……むにゅっちゃうなんて…」と、とにかくぼかーんな内...
「もう、今日は終わりに……」
「二章は勘弁して下さ〜い!!」という悲鳴とが止むことはな...
次の日アニエスが銃士隊を休んだ理由は誰も知らない。
[[12-267]]女王アンリエッタの可憐な一日
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