ゼロの使い魔保管庫
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189 名前:試験目前 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/02/25(...
「お〜い、ルイズ? 寝ないのか?」
「別に、いいわよ? 先に寝てて」
ルイズは真っ暗な部屋の中、ぽつんとランプが照らしている...
「・・・つか、さっきから何やってんの?」
才人が布団をめくり上げて、ルイズの後ろに歩み寄る。
ルイズはペンと溜息を一緒に机に置くと、才人の方に椅子ご...
「明日試験があるの、結構重要な試験なんだから邪魔しないで」
「ああ、そういえばモンモンやギーシュたちが教科書めくって...
「ああって・・・そういえば、アンタいっつも授業中寝てるわね・・...
「まあ、聞いてても何言ってるか分かんねぇし」
才人があはは、と頭を掻くと、そのまま机の上を覗き込んだ。
「で? これはなんの教科書なの?」
「魔法の属性の合成による現象への干渉と効果についてなんだ...
才人は前半分を受け流しつつ、もっともらしくうんうんと頷...
「数学VCとか物理化学みたいなもんかな、レベルとしては・・・」
「・・・? 何か言った?」
「いやいや、こっちの話。まぁ無理しないように頑張ってな」
そういうと、才人はさっさと布団へと戻っていく。
・・・ちょっとお!ご主人様が寝ないで頑張ってるってのに、さ...
・・・・・・先に寝てていいって言ったのはあなたです。
190 名前:試験目前 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/02/25(...
ルイズは向こうを向いて布団にもぐった使い魔を見ながら肩...
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
――――――――――
「・・・ん・・・あれ、あたしもしかして寝ちゃって・・・」
慌てて顔を起こすが、まだ暗い窓に、ひとまず安堵の溜息を...
と、ぱさっとルイズの肩から何かが落ちた。
「え?・・・これ、才人のパーカー・・・」
振り向くと、さっき今でそれを着ていたはずの才人は、Tシ...
「なによお・・・起きてたんなら言いなさいよっ」
ルイズはふと机に視線を落としてある程度まとまっているノー...
「・・・ま、何とかなるわよね・・・」
ポツリと独り言を落としてルイズは服を脱ぎ捨て、才人の寝...
もぞもぞと才人の横に潜り込むと、寝ていたはずの才人がす...
「おやご主人様、勉強はもう宜しいので?」
才人がわざとらしく微笑むと、ルイズは不機嫌そうに視線を...
「うるさいわね。もうこんなだし、寝不足でテストで出来なか...
ぶつぶつとつぶやくルイズを見て才人は再び笑みを濃くする...
ルイズを引き寄せた。
「きゃっ・・・な、なな、なにすんのよっ」
突然抱きしめられるという行為に反射的に声を上げるが、こ...
口を閉じて才人の背中に腕を回して抱き枕のように抱きしめ返...
「・・・あのね・・・パーカー・・・ありがと・・・」
才人の胸の辺りから聞こえてくる声に才人は聞き返す。
「パーカー?何のこと?」
「な、何よっ白切るつもりっ」
ルイズが顔を上げると才人の顔には意地悪そうな笑みが張り付...
ルイズはそんな才人を見てうーっと唸り、頬を膨らませる。...
191 名前:試験目前 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/02/25(...
「ま、まぁ使い魔がご主人様に奉仕するのは当然よねっ」
「へいへい」
「でも・・・寝ていいって言ったのに起きていた忠誠心に対しては...
言うと、ルイズは才人が何か言おうとするために軽くあけた...
音一つ無い空間を静かな時間がすぎていく。
自然とにどちらからとも無く互いを求め合い、舌で互いを探...
息の続かなくなったルイズが唇を離すと二人の間に透明な橋...
「・・・っは・・・いい?これ、ご褒美なんだからね?」
「へいへい」
才人は苦い笑みを貼り付けてルイズを見て、また互いを重ねあ...
「んっ・・・はっ・・・あっ」
隙間から二人の吐息がこぼれる。
才人がゆっくりとルイズの裾から手を入れるとルイズは一瞬震...
受け入れるように才人の首に手を回す。
「いっぱいは・・・ダメなんだからね・・・」
―――――――長い夜はまだ明けない―――――――
・・・ちなみに次の日
「ちょっと、ミス・ヴァリエール? 使い魔との仲がいいのは構...
「な、なな、ななななな、何のことかしら?ツェルプストー?」
「・・・ま、いいわ。お楽しみでテストできませんでした、なんて...
「〜〜〜〜〜っっ!!」
テスト終了後、ルイズの部屋からは地獄の叫びが聞こえたと...
...
終了行:
189 名前:試験目前 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/02/25(...
「お〜い、ルイズ? 寝ないのか?」
「別に、いいわよ? 先に寝てて」
ルイズは真っ暗な部屋の中、ぽつんとランプが照らしている...
「・・・つか、さっきから何やってんの?」
才人が布団をめくり上げて、ルイズの後ろに歩み寄る。
ルイズはペンと溜息を一緒に机に置くと、才人の方に椅子ご...
「明日試験があるの、結構重要な試験なんだから邪魔しないで」
「ああ、そういえばモンモンやギーシュたちが教科書めくって...
「ああって・・・そういえば、アンタいっつも授業中寝てるわね・・...
「まあ、聞いてても何言ってるか分かんねぇし」
才人があはは、と頭を掻くと、そのまま机の上を覗き込んだ。
「で? これはなんの教科書なの?」
「魔法の属性の合成による現象への干渉と効果についてなんだ...
才人は前半分を受け流しつつ、もっともらしくうんうんと頷...
「数学VCとか物理化学みたいなもんかな、レベルとしては・・・」
「・・・? 何か言った?」
「いやいや、こっちの話。まぁ無理しないように頑張ってな」
そういうと、才人はさっさと布団へと戻っていく。
・・・ちょっとお!ご主人様が寝ないで頑張ってるってのに、さ...
・・・・・・先に寝てていいって言ったのはあなたです。
190 名前:試験目前 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/02/25(...
ルイズは向こうを向いて布団にもぐった使い魔を見ながら肩...
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
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「・・・ん・・・あれ、あたしもしかして寝ちゃって・・・」
慌てて顔を起こすが、まだ暗い窓に、ひとまず安堵の溜息を...
と、ぱさっとルイズの肩から何かが落ちた。
「え?・・・これ、才人のパーカー・・・」
振り向くと、さっき今でそれを着ていたはずの才人は、Tシ...
「なによお・・・起きてたんなら言いなさいよっ」
ルイズはふと机に視線を落としてある程度まとまっているノー...
「・・・ま、何とかなるわよね・・・」
ポツリと独り言を落としてルイズは服を脱ぎ捨て、才人の寝...
もぞもぞと才人の横に潜り込むと、寝ていたはずの才人がす...
「おやご主人様、勉強はもう宜しいので?」
才人がわざとらしく微笑むと、ルイズは不機嫌そうに視線を...
「うるさいわね。もうこんなだし、寝不足でテストで出来なか...
ぶつぶつとつぶやくルイズを見て才人は再び笑みを濃くする...
ルイズを引き寄せた。
「きゃっ・・・な、なな、なにすんのよっ」
突然抱きしめられるという行為に反射的に声を上げるが、こ...
口を閉じて才人の背中に腕を回して抱き枕のように抱きしめ返...
「・・・あのね・・・パーカー・・・ありがと・・・」
才人の胸の辺りから聞こえてくる声に才人は聞き返す。
「パーカー?何のこと?」
「な、何よっ白切るつもりっ」
ルイズが顔を上げると才人の顔には意地悪そうな笑みが張り付...
ルイズはそんな才人を見てうーっと唸り、頬を膨らませる。...
191 名前:試験目前 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/02/25(...
「ま、まぁ使い魔がご主人様に奉仕するのは当然よねっ」
「へいへい」
「でも・・・寝ていいって言ったのに起きていた忠誠心に対しては...
言うと、ルイズは才人が何か言おうとするために軽くあけた...
音一つ無い空間を静かな時間がすぎていく。
自然とにどちらからとも無く互いを求め合い、舌で互いを探...
息の続かなくなったルイズが唇を離すと二人の間に透明な橋...
「・・・っは・・・いい?これ、ご褒美なんだからね?」
「へいへい」
才人は苦い笑みを貼り付けてルイズを見て、また互いを重ねあ...
「んっ・・・はっ・・・あっ」
隙間から二人の吐息がこぼれる。
才人がゆっくりとルイズの裾から手を入れるとルイズは一瞬震...
受け入れるように才人の首に手を回す。
「いっぱいは・・・ダメなんだからね・・・」
―――――――長い夜はまだ明けない―――――――
・・・ちなみに次の日
「ちょっと、ミス・ヴァリエール? 使い魔との仲がいいのは構...
「な、なな、ななななな、何のことかしら?ツェルプストー?」
「・・・ま、いいわ。お楽しみでテストできませんでした、なんて...
「〜〜〜〜〜っっ!!」
テスト終了後、ルイズの部屋からは地獄の叫びが聞こえたと...
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