ゼロの使い魔保管庫
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477 名前:野宿万歳 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/03/09(...
「…今日はこの辺で野宿になりそうね」
「そうだな、そろそろ暗くなってきたし、この辺りなら追っ手...
タバサを救出しトリスタニアへと帰る途中、ルイズたち一行...
という密林の中で野宿をすることにしたらしい。
「それじゃあ、薪を集めなければいけませんね」
「あ、じゃあ俺が行くよ」
そういうとさっさとデルフリンガーを掴んで森の中へと歩み...
「おい相棒また俺っちを鉈や斧扱いするつもりじゃねぇだろー...
「なんだ、分かってんじゃん。ほらとっとといくぞ〜完全に日...
「もう、薪割りはいやだ〜!! ちきしょうっ手も足も出ないと...
……誰が上手いことを言えと
「…待って」
一つの影がふいに立ち上がった。
「…私も行く」
「いや、タバサ疲れてるだろ?いいから休んでなって」
タバサはふるふると首をふる。
「…大丈夫、問題ない」
同時に才人を抜いて先に森に入っていく。
「お、おいちょっと待てって」
才人も慌てて森の中へと消えていった。
そんな一連の流れを呆気に取られて見ていた一行だったが、...
「まぁ、ダーリンとタバサなら大丈夫だわ。何せ、強いもの」
再び溜息を放つが、それは呆れと言うより笑みを含むものだ。
「そ、そうだけど。で、でも…」
「まぁまぁ、いいじゃありませんかミス・ヴァリエール。私たち...
でもしていましょう」
未だ合点の言っていない顔のルイズをなだめ、シエスタは荷...
ていく。
「それじゃあモンモランシー、僕たちは星空の下で愛を語りあ…」
「あんたも働きなさいっ!この役立たず!」
そんないつもと変わらぬ皆を見ていたキュルケは三度目の溜...
「…しっかりやりなさいよ、タバサ」
自分しか聞こえないような呟きを置いて、キュルケは皆に呼...
478 名前:野宿万歳 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/03/09(...
あ、皆さんの出番これだけですよ?
…。
……。
………。
「「「ええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」」」
お約束♪
所変わって。ここは森も深く、明かりもまともに届かないよ...
才人とタバサの二人は薪拾いを終え、何か食料になるものは...
「うっうっ、もうお嫁にいけない…」
「だ〜うるせぇぞデルフ。何を切ろうと一緒じゃねえか」
「伝説だぞおいらは!その辺の刃物と一緒にすんなや!!」
手にぶら下げている剣と漫才を繰り広げる才人を横目で見て...
その顔は心なしか赤く染まっているように見える。
「ところで…大丈夫かタバサ?疲れたら言えよ?」
「……大丈夫」
頷いて、前を見たタバサが不意に立ち止まった。
「ん?どうしたタバサ?」
「…キノコ?」
「キノコ?」
才人はタバサの見たほうを覗きこむと同時にタバサが疑問符...
「キノコなんてその辺に生えて…」
それを視界に捕らえた才人ですらも固まり、暫し沈黙の時間...
そこに生えていたものは確かにキノコだった。
但し…赤地に白の斑点のついた石突の太いものであったが。
これ…日本で、というか画面の中で見たことがあるなぁ…
恐らく任○堂製です。音楽はありません。
479 名前:野宿万歳 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/03/09(...
「どう見ても『アレ』だよな」
才人がそんな想像してると、タバサがそれを地面から引き抜...
「……食べれる?」
「やめといた方がいいと思うよ」
「…そう」
あからさまに落ち込んだ様子で地面に置こうとする。
そんな隣で才人は懐かしむように独り言を始めた。
「懐かしいな…確か結構散らばってるんだけど最初にとったら後...
何のことだか分かっていないタバサは不思議そうに首を傾げ...
しかし、才人がもらした一言を聞き漏らさなかった。
「…とりあえずブロック探し…マリ○が…大きく…」
「…大きく」
タバサはその一言に敏感に反応し、目を輝かせると手に持っ...
「えぇっ!ちょ、何してんのタバ…」
「…おいしくない」
だろうよ。
「だ、大丈夫かタバサ!?へんな所とかないか!?」
「うん…大じょ…」
そこまで言うとタバサは再び歩き…出せなかった。
一歩目を踏み出そうとして、不意に倒れたのだ。
「タ、タバサッ!大丈夫か!しっかりしろ!」
手を伸ばそうとすると、タバサの身体を霧のようなもやが包...
それは瞬きを要する時間で次の瞬間には…
「タ、タバ…サ?」
そこには青い髪を肩口辺りまで伸ばした、才人ほどの身長を...
「本当に大きくなるんだあのキノコ…」
突っ込むところはそこじゃない。
480 名前:野宿万歳 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/03/09(...
「ん…んん…」
とりあえず木に寄りかからせておくとタバサはゆっくりと目...
「あ、起きたか」
「…サイ…ト?」
まだぼんやりとしているのか、現在の状況は分かっていない...
やがて視界の高さに違和感を覚えたらしいタバサは、辺りと...
数秒をかけた後、ようやく理解できたのか目を見開いて才人...
「これ…大きく…」
「あぁ、さっきのキノコのせいだと思うんだけど。どうしたも...
才人は目の前に座り込んで気まずそうに頭を掻く。
「…何か…肩が重い」
「う、うん。えっと…」
ちらりと顔を赤らめながら才人は改めてタバサに視線を向け...
タバサの、胸元に。
そこには桃りんごとまでは行かないが、シエスタ以上キュル...
着ているシャツを苦しそうに押し上げているそれを見て、タ...
「さてと…どうしようか。このまま戻るわけにもいかないしな」
「…………」
タバサは俯いたままこくんと頷く。
その姿はどこと無く救い出したタバサの母に似ている…様な気...
「…サイト?」
「ん?あ、ああ、ごめん。なんでもない」
はは。と苦笑いを返すと、話すことが尽きたらしく沈黙が広...
「…あの」
「ん?どうしたタバサ?」
沈黙していたところへの突然の問いかけにサイトはふと顔を...
「…ありがとう」
「え?」
「…助けてくれて」
そんなことか。とサイトが言おうとして、しかしそれは叶え...
タバサがしだれかかってきて、才人の開きかけた口に自分の...
それは触れるだけのような拙いものだったが、急な出来事に...
「…お礼」
そういってタバサは才人の胸に顔を埋め、抱き締めるように...
「いや、お礼って…」
「…嫌?」
「嫌…じゃ、ないけど…」
潤んだ目で見つめられるとたまらない気持ちになってくる。
「…じゃあ、サイトが良かったらでいいから…」
タバサが掴んでいる腕に更に力をこめる。逃がさないとでも...
「…今の間だけ…好きにして、お兄ちゃん」
言葉をつむぎ終わって、再びタバサは唇を重ねた。
「タバ…サ…」
才人も返事をするかのようにタバサに腕を絡ませる。
…才人が『お兄ちゃん』の一言で理性を投げ捨てたのは明らか...
481 名前:野宿万歳 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/03/09(...
「んっ…ちゅ…んんっ…ふあぁ…あ…ちゅくっ…」
重ねた唇の端からは二人の交じり合う吐息と涎が溢れている。
「…ん…ふぅ…あ…はぁ…はぁ…」
ゆっくりと口を離すと二人の間には一筋の糸が垂れて、途切...
「ほんとに、いいの?」
才人がそう問いかけると、タバサはこくんと小さく頷く。
それを確認して、シャツの下からいつもは無い豊満な果実に...
才人が軽く力を入れて揉み解すたびに手の中で形を変えてい...
「ふあっ…そこ…すごい…」
「これだけで感じるんだ…ほら、ここもうこんなになってる」
才人は苦しそうに主張している先端を軽く指ではじく。
それだけでタバサは電気が通ったかのように小さく痙攣する。
更に才人はタバサのシャツをたくし上げて、たわわな果実に...
「きゃあぁん!?やぁっ…おにいちゃっ、すっちゃだめぇ…な、...
「へぇ…タバサって結構やらしい子なんだ」
「そっそんなこと…ふゃぁああぁあんっっ」
言い切る前に才人は含んでいる先端を軽く甘噛みしつつ、空...
左右同時に襲ってくる痺れるような快感にタバサは身体をの...
「やあぁっ…すごいのぉっ!だめえっ…来ちゃうっ何か来ちゃう...
二、三回跳ねるように痙攣すると、タバサは才人の上に力な...
「はは、イっちゃったかな?」
「…い、いじわるっ」
肩で息をしながらタバサは才人を睨み付ける。
が、全く意に介さずに、才人は軽々とタバサと体を入れ替え...
そのまま胸に置いていた手を造形を確かめるように這わせ、...
下着越しでも分かるぐらいにそこは湿りきっていた。
「ほらタバサ…こっちも、すごいことにになってるの分かる?」
才人はわざと淫らな音が立つように布越しにこすり上げる。
「ふっ…ん…やあっ…い、言わない…で…」
聞きたくないとでも言うようにタバサはいやいやをする。
それでも口からは艶を含んだ吐息が漏れる。
が、絶頂に達するには足りない程度の刺激でしかなかった。
「あっ、やっあぁっ…いじわる…しないでよう…おにいちゃん…」
「じゃあ、どうして欲しい?言ってご覧?」
「ふえ?そ、そんなぁ…」
「それじゃあ、ずっとこのままだけど…いいの?」
「………」
う〜。おにいちゃんてこんなに意地悪だっけ…この変態っ!
む〜、と唸って下腹部から来る刺激に耐えつつ抵抗の意志を...
それどころか止まりそうな位に手の動きを緩めて、じんわり...
「ふえぇ?…そ、そんな…いやあ…」
「言ってくれないし、止めちゃおうかなあ…」
才人は溜息をついて不意に指の動きを止めて身体を起こした。
「やっだめっ」
「え?」
才人はいけしゃあしゃあとした顔で覗き込んでくる。
その顔はどこと無く嬉々としていた。
482 名前:野宿万歳 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/03/09(...
は、はめられたぁ…。
タバサは顔を赤くして少しの間葛藤していたが、観念したの...
「もっと…いっぱい…気持ちよくして…」
「どこを?」
「――――――!」
そ、そこまでいわせるのぉ!?このへんたいへんたいへんた(ry
が、抵抗しても余計疼きがひどくなるのを悟ったのか、すぐ...
「わ、私の大事なところ…」
一息を吸い肺に言葉を溜める。
「お兄ちゃんので……め、めちゃくちゃにして!!」
目を瞑って叫んだ言葉は、才人の予想の斜め上を駆け抜けて...
こ、ここまで言わせるつもりは無かったんだけどな…。
林檎のように真っ赤になっているタバサを少し見詰めて、頭...
すると、タバサが恐る恐る目を開けた。
「ごめんごめん、ちょっと意地悪しすぎたかな」
「…おそい」
はは。と苦い笑いを浮かべ、誤魔化す様に唇を触れ合わせる。
「それじゃあ…いい、かな?」
才人がズボンを下げると先を濡らした怒張がビクビクと波打...
「…うん…きて…おにいちゃん…」
才人がタバサの下着を横にずらすと、そこはすでに糸を引い...
タバサは才人の首にゆっくりと手を回す。
「可愛いよ、タバサ」
「………ばか」
才人が腰をタバサにあてがい、ゆっくりと沈めていくと、内...
成長したタバサのそこは、図ったように才人の怒張で埋め尽...
「んっ…んんっくうっうん…すごい…おにいちゃんで…いっぱい…」
自らを落ち着かせるように、才人がタバサに口付けを交わす。
そんな才人の意思を感じ取ったのか、タバサは目を見て小さ...
「大丈夫…うごいて、いいよ」
始めはゆっくりと、そして徐々に速度を上げて腰を打ちつけ...
二人が快楽の中に身を投じるのにそう時間はかからなかった。
483 名前:野宿万歳 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/03/09(...
漆黒の森の中には、三つ音が響いている。
一つは粘液をかき混ぜるような音、
一つは肉同士を叩き合わせるような音、
一つは艶を含んだ人の口から漏れる喘ぎ声という音、だ。
それらの音は三重奏となって妖艶とも呼べる空間を作り出し...
「…んんっはあっあんっ…やぁっ…おくっおくにとどいてるよぉっ」
「タバサッすげえ中っ狭くて…気持ち、いいっ」
「おにいちゃんもっ…なか、ごりごりってしてるっ」
才人が腰を引くたびにタバサの肉壁が名残惜しそうに絡みつ...
硬く反り返った怒張はひだを削り、一番奥、最も大切な入り...
「いいのおっ…背中っびりびり来てっ…頭…おかしくなっちゃいそ...
タバサは引かれるたびに身を震わせ、奥を叩かれるのに合わ...
「やあっ、は、はあぁあんっ…そんな、に…やあっ…たたいちゃっ」
ほ、ほんとに変になっちゃいそうだよう…
タバサは電気を通したような刺激に耐えるかのように才人の...
才人はその手を振りほどこうともせずに、腰を動かして、胸...
「かわいいよ…タバサ…」
囁きかけると自分を包む空間が更に狭く収縮する。
それを感じ、今にも暴発しそうになるのをこらえて、打ち付...
「ふあああ!?やっだめっ!そんなのっはげしすぎてっ」
タバサはその長い青髪を振り乱して絶頂に昇っていく。
いつしか才人に合わせてタバサも身体を前後させる。
それはよりストロークを大きくし、結果として二人が達する...
「ふっやっひあっ…ふあぅん…おにいちゃっ…私、も、だめっ」
「ああ、おれもっそろそろッ…ぽい」
「い、一緒に、一緒にイってええぇ」
タバサはかき寄せるように才人を抱きしめる。
才人もそれに答えるように抱きしめている腕に力をこめる。
「お、おれっもうっ」
言って引き抜こうとする才人の腰をタバサの足が抑えた。
「タ、タバサ?」
「抜いちゃやだっ…お兄ちゃんのっなかにいっぱい…いっぱい頂...
484 名前:野宿万歳 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/03/09(...
タバサが更に下腹部に力を入れると、才人も限界を迎えた。
「だ、ダメだっ…い、イくよっタバサッ」
「私もっイっちゃっ…やっあぁぁあああぁあんんっっ!!」
才人が強く奥に打ち付けると張り詰めた怒張が更に膨らみ、...
熱い迸りが叩きつけられる快感に、タバサもほぼ同時に絶頂...
あ…おにいちゃんの…おなかのなかにいっぱいでてる…。
「おにいちゃん…あったかい…」
律動を終えた怒張を引き抜くと、入りきらなかった白濁液が...
心地よい脱力感に包まれて二人の意識は闇に落ちていった…。
――三十分ほど後
「…ん?わっやべぇっ戻んなきゃ皆に怒られるっ」
目を覚ました才人が、隣で寝ているはずのタバサのほうを向...
「タバサ〜…あれ?…おいっタバサ、起きろって」
「…んん…ん?あれ?…戻ってる」
「そうなんだよ、あれって一時的なもん見たい…ってそんな問題...
「…あ」
事の重大さに気付いた二人は慌てて立ち上がる。
「ええと、薪持って…」
才人は持ってきていた薪を背負うと、タバサを抱きかかえた。
それは横に抱きかかえるいわゆる『お姫様抱っこ』だった。
「…え?…え?」
「時間がねぇからな行くぞっ」
才人は一目散に走り出す。皆が待っている方へと。
今だけは…幸せでもいいよね?…お母さま。
「お兄ちゃん…大好き」
ポツリと呟くと、タバサはぎゅっと才人にしがみついた。
この後の修羅場は忘れたことにして……。
……あれ?
「お〜い相棒?置いてかないで〜お〜い」
………これもまた、お約束ということで。
...
終了行:
477 名前:野宿万歳 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/03/09(...
「…今日はこの辺で野宿になりそうね」
「そうだな、そろそろ暗くなってきたし、この辺りなら追っ手...
タバサを救出しトリスタニアへと帰る途中、ルイズたち一行...
という密林の中で野宿をすることにしたらしい。
「それじゃあ、薪を集めなければいけませんね」
「あ、じゃあ俺が行くよ」
そういうとさっさとデルフリンガーを掴んで森の中へと歩み...
「おい相棒また俺っちを鉈や斧扱いするつもりじゃねぇだろー...
「なんだ、分かってんじゃん。ほらとっとといくぞ〜完全に日...
「もう、薪割りはいやだ〜!! ちきしょうっ手も足も出ないと...
……誰が上手いことを言えと
「…待って」
一つの影がふいに立ち上がった。
「…私も行く」
「いや、タバサ疲れてるだろ?いいから休んでなって」
タバサはふるふると首をふる。
「…大丈夫、問題ない」
同時に才人を抜いて先に森に入っていく。
「お、おいちょっと待てって」
才人も慌てて森の中へと消えていった。
そんな一連の流れを呆気に取られて見ていた一行だったが、...
「まぁ、ダーリンとタバサなら大丈夫だわ。何せ、強いもの」
再び溜息を放つが、それは呆れと言うより笑みを含むものだ。
「そ、そうだけど。で、でも…」
「まぁまぁ、いいじゃありませんかミス・ヴァリエール。私たち...
でもしていましょう」
未だ合点の言っていない顔のルイズをなだめ、シエスタは荷...
ていく。
「それじゃあモンモランシー、僕たちは星空の下で愛を語りあ…」
「あんたも働きなさいっ!この役立たず!」
そんないつもと変わらぬ皆を見ていたキュルケは三度目の溜...
「…しっかりやりなさいよ、タバサ」
自分しか聞こえないような呟きを置いて、キュルケは皆に呼...
478 名前:野宿万歳 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/03/09(...
あ、皆さんの出番これだけですよ?
…。
……。
………。
「「「ええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」」」
お約束♪
所変わって。ここは森も深く、明かりもまともに届かないよ...
才人とタバサの二人は薪拾いを終え、何か食料になるものは...
「うっうっ、もうお嫁にいけない…」
「だ〜うるせぇぞデルフ。何を切ろうと一緒じゃねえか」
「伝説だぞおいらは!その辺の刃物と一緒にすんなや!!」
手にぶら下げている剣と漫才を繰り広げる才人を横目で見て...
その顔は心なしか赤く染まっているように見える。
「ところで…大丈夫かタバサ?疲れたら言えよ?」
「……大丈夫」
頷いて、前を見たタバサが不意に立ち止まった。
「ん?どうしたタバサ?」
「…キノコ?」
「キノコ?」
才人はタバサの見たほうを覗きこむと同時にタバサが疑問符...
「キノコなんてその辺に生えて…」
それを視界に捕らえた才人ですらも固まり、暫し沈黙の時間...
そこに生えていたものは確かにキノコだった。
但し…赤地に白の斑点のついた石突の太いものであったが。
これ…日本で、というか画面の中で見たことがあるなぁ…
恐らく任○堂製です。音楽はありません。
479 名前:野宿万歳 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/03/09(...
「どう見ても『アレ』だよな」
才人がそんな想像してると、タバサがそれを地面から引き抜...
「……食べれる?」
「やめといた方がいいと思うよ」
「…そう」
あからさまに落ち込んだ様子で地面に置こうとする。
そんな隣で才人は懐かしむように独り言を始めた。
「懐かしいな…確か結構散らばってるんだけど最初にとったら後...
何のことだか分かっていないタバサは不思議そうに首を傾げ...
しかし、才人がもらした一言を聞き漏らさなかった。
「…とりあえずブロック探し…マリ○が…大きく…」
「…大きく」
タバサはその一言に敏感に反応し、目を輝かせると手に持っ...
「えぇっ!ちょ、何してんのタバ…」
「…おいしくない」
だろうよ。
「だ、大丈夫かタバサ!?へんな所とかないか!?」
「うん…大じょ…」
そこまで言うとタバサは再び歩き…出せなかった。
一歩目を踏み出そうとして、不意に倒れたのだ。
「タ、タバサッ!大丈夫か!しっかりしろ!」
手を伸ばそうとすると、タバサの身体を霧のようなもやが包...
それは瞬きを要する時間で次の瞬間には…
「タ、タバ…サ?」
そこには青い髪を肩口辺りまで伸ばした、才人ほどの身長を...
「本当に大きくなるんだあのキノコ…」
突っ込むところはそこじゃない。
480 名前:野宿万歳 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/03/09(...
「ん…んん…」
とりあえず木に寄りかからせておくとタバサはゆっくりと目...
「あ、起きたか」
「…サイ…ト?」
まだぼんやりとしているのか、現在の状況は分かっていない...
やがて視界の高さに違和感を覚えたらしいタバサは、辺りと...
数秒をかけた後、ようやく理解できたのか目を見開いて才人...
「これ…大きく…」
「あぁ、さっきのキノコのせいだと思うんだけど。どうしたも...
才人は目の前に座り込んで気まずそうに頭を掻く。
「…何か…肩が重い」
「う、うん。えっと…」
ちらりと顔を赤らめながら才人は改めてタバサに視線を向け...
タバサの、胸元に。
そこには桃りんごとまでは行かないが、シエスタ以上キュル...
着ているシャツを苦しそうに押し上げているそれを見て、タ...
「さてと…どうしようか。このまま戻るわけにもいかないしな」
「…………」
タバサは俯いたままこくんと頷く。
その姿はどこと無く救い出したタバサの母に似ている…様な気...
「…サイト?」
「ん?あ、ああ、ごめん。なんでもない」
はは。と苦笑いを返すと、話すことが尽きたらしく沈黙が広...
「…あの」
「ん?どうしたタバサ?」
沈黙していたところへの突然の問いかけにサイトはふと顔を...
「…ありがとう」
「え?」
「…助けてくれて」
そんなことか。とサイトが言おうとして、しかしそれは叶え...
タバサがしだれかかってきて、才人の開きかけた口に自分の...
それは触れるだけのような拙いものだったが、急な出来事に...
「…お礼」
そういってタバサは才人の胸に顔を埋め、抱き締めるように...
「いや、お礼って…」
「…嫌?」
「嫌…じゃ、ないけど…」
潤んだ目で見つめられるとたまらない気持ちになってくる。
「…じゃあ、サイトが良かったらでいいから…」
タバサが掴んでいる腕に更に力をこめる。逃がさないとでも...
「…今の間だけ…好きにして、お兄ちゃん」
言葉をつむぎ終わって、再びタバサは唇を重ねた。
「タバ…サ…」
才人も返事をするかのようにタバサに腕を絡ませる。
…才人が『お兄ちゃん』の一言で理性を投げ捨てたのは明らか...
481 名前:野宿万歳 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/03/09(...
「んっ…ちゅ…んんっ…ふあぁ…あ…ちゅくっ…」
重ねた唇の端からは二人の交じり合う吐息と涎が溢れている。
「…ん…ふぅ…あ…はぁ…はぁ…」
ゆっくりと口を離すと二人の間には一筋の糸が垂れて、途切...
「ほんとに、いいの?」
才人がそう問いかけると、タバサはこくんと小さく頷く。
それを確認して、シャツの下からいつもは無い豊満な果実に...
才人が軽く力を入れて揉み解すたびに手の中で形を変えてい...
「ふあっ…そこ…すごい…」
「これだけで感じるんだ…ほら、ここもうこんなになってる」
才人は苦しそうに主張している先端を軽く指ではじく。
それだけでタバサは電気が通ったかのように小さく痙攣する。
更に才人はタバサのシャツをたくし上げて、たわわな果実に...
「きゃあぁん!?やぁっ…おにいちゃっ、すっちゃだめぇ…な、...
「へぇ…タバサって結構やらしい子なんだ」
「そっそんなこと…ふゃぁああぁあんっっ」
言い切る前に才人は含んでいる先端を軽く甘噛みしつつ、空...
左右同時に襲ってくる痺れるような快感にタバサは身体をの...
「やあぁっ…すごいのぉっ!だめえっ…来ちゃうっ何か来ちゃう...
二、三回跳ねるように痙攣すると、タバサは才人の上に力な...
「はは、イっちゃったかな?」
「…い、いじわるっ」
肩で息をしながらタバサは才人を睨み付ける。
が、全く意に介さずに、才人は軽々とタバサと体を入れ替え...
そのまま胸に置いていた手を造形を確かめるように這わせ、...
下着越しでも分かるぐらいにそこは湿りきっていた。
「ほらタバサ…こっちも、すごいことにになってるの分かる?」
才人はわざと淫らな音が立つように布越しにこすり上げる。
「ふっ…ん…やあっ…い、言わない…で…」
聞きたくないとでも言うようにタバサはいやいやをする。
それでも口からは艶を含んだ吐息が漏れる。
が、絶頂に達するには足りない程度の刺激でしかなかった。
「あっ、やっあぁっ…いじわる…しないでよう…おにいちゃん…」
「じゃあ、どうして欲しい?言ってご覧?」
「ふえ?そ、そんなぁ…」
「それじゃあ、ずっとこのままだけど…いいの?」
「………」
う〜。おにいちゃんてこんなに意地悪だっけ…この変態っ!
む〜、と唸って下腹部から来る刺激に耐えつつ抵抗の意志を...
それどころか止まりそうな位に手の動きを緩めて、じんわり...
「ふえぇ?…そ、そんな…いやあ…」
「言ってくれないし、止めちゃおうかなあ…」
才人は溜息をついて不意に指の動きを止めて身体を起こした。
「やっだめっ」
「え?」
才人はいけしゃあしゃあとした顔で覗き込んでくる。
その顔はどこと無く嬉々としていた。
482 名前:野宿万歳 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/03/09(...
は、はめられたぁ…。
タバサは顔を赤くして少しの間葛藤していたが、観念したの...
「もっと…いっぱい…気持ちよくして…」
「どこを?」
「――――――!」
そ、そこまでいわせるのぉ!?このへんたいへんたいへんた(ry
が、抵抗しても余計疼きがひどくなるのを悟ったのか、すぐ...
「わ、私の大事なところ…」
一息を吸い肺に言葉を溜める。
「お兄ちゃんので……め、めちゃくちゃにして!!」
目を瞑って叫んだ言葉は、才人の予想の斜め上を駆け抜けて...
こ、ここまで言わせるつもりは無かったんだけどな…。
林檎のように真っ赤になっているタバサを少し見詰めて、頭...
すると、タバサが恐る恐る目を開けた。
「ごめんごめん、ちょっと意地悪しすぎたかな」
「…おそい」
はは。と苦い笑いを浮かべ、誤魔化す様に唇を触れ合わせる。
「それじゃあ…いい、かな?」
才人がズボンを下げると先を濡らした怒張がビクビクと波打...
「…うん…きて…おにいちゃん…」
才人がタバサの下着を横にずらすと、そこはすでに糸を引い...
タバサは才人の首にゆっくりと手を回す。
「可愛いよ、タバサ」
「………ばか」
才人が腰をタバサにあてがい、ゆっくりと沈めていくと、内...
成長したタバサのそこは、図ったように才人の怒張で埋め尽...
「んっ…んんっくうっうん…すごい…おにいちゃんで…いっぱい…」
自らを落ち着かせるように、才人がタバサに口付けを交わす。
そんな才人の意思を感じ取ったのか、タバサは目を見て小さ...
「大丈夫…うごいて、いいよ」
始めはゆっくりと、そして徐々に速度を上げて腰を打ちつけ...
二人が快楽の中に身を投じるのにそう時間はかからなかった。
483 名前:野宿万歳 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/03/09(...
漆黒の森の中には、三つ音が響いている。
一つは粘液をかき混ぜるような音、
一つは肉同士を叩き合わせるような音、
一つは艶を含んだ人の口から漏れる喘ぎ声という音、だ。
それらの音は三重奏となって妖艶とも呼べる空間を作り出し...
「…んんっはあっあんっ…やぁっ…おくっおくにとどいてるよぉっ」
「タバサッすげえ中っ狭くて…気持ち、いいっ」
「おにいちゃんもっ…なか、ごりごりってしてるっ」
才人が腰を引くたびにタバサの肉壁が名残惜しそうに絡みつ...
硬く反り返った怒張はひだを削り、一番奥、最も大切な入り...
「いいのおっ…背中っびりびり来てっ…頭…おかしくなっちゃいそ...
タバサは引かれるたびに身を震わせ、奥を叩かれるのに合わ...
「やあっ、は、はあぁあんっ…そんな、に…やあっ…たたいちゃっ」
ほ、ほんとに変になっちゃいそうだよう…
タバサは電気を通したような刺激に耐えるかのように才人の...
才人はその手を振りほどこうともせずに、腰を動かして、胸...
「かわいいよ…タバサ…」
囁きかけると自分を包む空間が更に狭く収縮する。
それを感じ、今にも暴発しそうになるのをこらえて、打ち付...
「ふあああ!?やっだめっ!そんなのっはげしすぎてっ」
タバサはその長い青髪を振り乱して絶頂に昇っていく。
いつしか才人に合わせてタバサも身体を前後させる。
それはよりストロークを大きくし、結果として二人が達する...
「ふっやっひあっ…ふあぅん…おにいちゃっ…私、も、だめっ」
「ああ、おれもっそろそろッ…ぽい」
「い、一緒に、一緒にイってええぇ」
タバサはかき寄せるように才人を抱きしめる。
才人もそれに答えるように抱きしめている腕に力をこめる。
「お、おれっもうっ」
言って引き抜こうとする才人の腰をタバサの足が抑えた。
「タ、タバサ?」
「抜いちゃやだっ…お兄ちゃんのっなかにいっぱい…いっぱい頂...
484 名前:野宿万歳 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/03/09(...
タバサが更に下腹部に力を入れると、才人も限界を迎えた。
「だ、ダメだっ…い、イくよっタバサッ」
「私もっイっちゃっ…やっあぁぁあああぁあんんっっ!!」
才人が強く奥に打ち付けると張り詰めた怒張が更に膨らみ、...
熱い迸りが叩きつけられる快感に、タバサもほぼ同時に絶頂...
あ…おにいちゃんの…おなかのなかにいっぱいでてる…。
「おにいちゃん…あったかい…」
律動を終えた怒張を引き抜くと、入りきらなかった白濁液が...
心地よい脱力感に包まれて二人の意識は闇に落ちていった…。
――三十分ほど後
「…ん?わっやべぇっ戻んなきゃ皆に怒られるっ」
目を覚ました才人が、隣で寝ているはずのタバサのほうを向...
「タバサ〜…あれ?…おいっタバサ、起きろって」
「…んん…ん?あれ?…戻ってる」
「そうなんだよ、あれって一時的なもん見たい…ってそんな問題...
「…あ」
事の重大さに気付いた二人は慌てて立ち上がる。
「ええと、薪持って…」
才人は持ってきていた薪を背負うと、タバサを抱きかかえた。
それは横に抱きかかえるいわゆる『お姫様抱っこ』だった。
「…え?…え?」
「時間がねぇからな行くぞっ」
才人は一目散に走り出す。皆が待っている方へと。
今だけは…幸せでもいいよね?…お母さま。
「お兄ちゃん…大好き」
ポツリと呟くと、タバサはぎゅっと才人にしがみついた。
この後の修羅場は忘れたことにして……。
……あれ?
「お〜い相棒?置いてかないで〜お〜い」
………これもまた、お約束ということで。
...
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