ゼロの使い魔保管庫
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390 名前:こんなデルフは超嫌だ[sage] 投稿日:2007/05/13(...
「なあデルフ」
「なんだい相棒」
「お前っていろいろ変な力持ってるよな」
「変ってのは失礼だね。俺一応伝説よ伝説」
「いやでもな。用途がよく分かんねえ能力ばっかりだし。でさ...
「だから変なってのは……まあいいや。そうだねえ……あ、あれが...
「マジか!?」
「ああ。変身っつっても、イリュージョンの応用で、剣本体の...
「え、それ今もやれんの?」
「んー、まあ、問題ねえはずだよ」
「おお、じゃ、やってみせてくれよ」
「あいよ。じゃ、ちょっと俺っちを地面に突き立ててくれ」
「こうか?」
「そうそう。よし、じゃ……むむむ……カーッ!」
デルフが気合をいれて叫んだ瞬間、彼の刀身から眩い光が迸...
(しかし、デルフが人間の姿に……どんなだろ。声からすると渋...
美形だったらとりあえずルイズには内緒にしておこう)
「よっし、出来たよ相棒」
「おっし、それじゃ見せてもらおう……か……」
目を開けた才人は、目の前に立っていた人物にぽかんと大口...
そんな才人の間抜けな姿に、目の前の人物がきょとんとした...
「ん、どったの相棒」
「幼女じゃねえか!」
人間になったデルフリンガー……いや、正確にはデルフリンガ...
人間と言っても大人の男のものではなかった。かと言って、...
才人の認識で言うと、身の丈80cmほどの小柄な体格。ち...
髪は透き通るような銀色で、すぐにでも撫でたくなるほど柔...
目蓋はぱっちりとした二重で、長い睫毛の下には空よりも青...
小鼻の下には大人しい大きさの唇があり、肌はいかにも子供...
その上、着ている服はふんだんにフリルをあしらった白いド...
(っつーか、正直狙いすぎだろ。今時誰も描かねえぞこんなデ...
その直球具合に恐れおののく才人の前で、デルフリンガーが...
「さっきからどうしたのよ相棒。何か変だぜ」
「デルフ、一つ聞いておきたいんだけどよ。お前のこの外見に...
「趣味じゃない?」
「そんなアッサリ!?」
「いやだってよ。そもそも剣の周りに幻影張るだけだから、自...
「うーむ。確かに。とすると、始祖ブリミルってのはずいぶん...
「まー、数多ある機能の中じゃ、使いどころのないようなもん...
そう言って、デルフリンガーはぴらぴら手を振りながらカラ...
外見はいかにも大人しそうな美少女であるから、そういう親...
(その上いつも通りのオヤジ声だしなあ。もうちょい何とかな...
腕を組んで唸る才人の前で、デルフリンガーは最初と同じよ...
「どったの、相棒」
「いやそれだよデルフ」
「何が?」
「もうちょっと、今みたいな可愛らしい仕草ができんもんか」
「何のためによ」
「……何のためにだろう? いやほら、折角可愛い外見なのに、...
「人間の考えることはよく分からんねえ。んーと、こういう感...
デルフは両手を握って口元を隠し、いかにも不安そうな眼差...
「うおっ、そうそう、そういう感じだよデルフ。なんかうめえ...
「ま、これでも何千年も生きてるしね。人間の仕草ぐらい覚え...
「あー、ついでに、その声と口調。なんか台無しだから、どう...
「今日は注文細かいね相棒……えーと、一応この形態のときの声...
口調は……相棒の好みから考えて……えと、こういうのでいいの...
完璧だ、と才人は思った。変化したデルフリンガーの声は、...
神秘的な響きを持つ声ながら、まだまだ成長途上にある、一...
(ちくしょう、サービス良すぎるぜデルフ。その声で『おにい...
391 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/05/13(...
激しく身悶える才人を、デルフは若干気味悪げに見つめてい...
「なあ相棒、もう止めていいかい? なんか疲れるんだよねこ...
「駄目だ! っつーか声と口調戻さないの!」
「ふえ……ごめんなたい、サイトおにいたん」
涙目になって謝るデルフリンガー。瞬時にこの切り替えであ...
「くおーっ! プロだ、プロすぎですよデルフリンガーさん!」
「おにいたん、こういうのしゅきなの?」
「だいしゅき!」
「そうなの。えへへ。うれしいな」
にっこりと、いかにもご機嫌な感じに笑ってみせるデルフリ...
(もう辛抱たまらんッスデルフリンガーさん……!)
少し息を荒げる才人の前でも、デルフリンガーは大人しくに...
本物の子供相手ではこうはいかないはずである。最高。デル...
「……いや、こんな可愛い女の子にデルフリンガーはないな。ち...
よし、この形態のときのデルフはデルフィと呼ぶことにしよ...
「それ、わたちのおなまえ? わあい、うれしいなあ。ありが...
「くふーっ……よ、よし、じゃあおにいたんとちょっとお話しよ...
「うん、いいよ、おにいたん」
嬉しそうに、小さな体全体を使うように大きく頷くデルフリ...
これが元々親父的な感性を持つ剣であることなど忘れかけな...
「えーと、じゃ、何の話を……」
「……ねえ、サイトおにいたん」
「ん、なに?」
デルフリンガーは下を見つめ、口を尖らせながら地面を蹴っ...
いじけたようなその姿勢のまま、上目遣いでこちらを見上げ...
「おにいたん、デルフィのこときらい?」
「え、いや、嫌いな訳ないって。すき。もうだいしゅき!」
「ほんとう? でもおにいたん、あんまりデルフィとおはなし...
「いや、そんなことは……」
「だって、ルイズおねえたんといっしょにいるとき、いっつも...
おにいたん、ほんとうはデルフィのことじゃまだとおもって...
段々と声に涙が滲んでくる。その内目元をこすって泣きじゃ...
(な、なんてこった、こんな小さな女の子を泣かせちまうなん...
デルフリンガーの演技の巧みさに、才人はもうそもそも何で...
泣きじゃくるデルフリンガーのそばに屈みこみ、視線を合わ...
「そんなことないよデルフィ。おにいたん、お前のこと大好き...
「うそつき。サイトおにいたんのうそつき。おにいたん、ルイ...
「いや、そんなことないって。おにいたん、世界で一番お前の...
「ほんとう?」
「ホント、ホント」
「じゃあね、いちにちいちじかんはデルフィとおはなししてほ...
「分かった分かった、もう一時間でも二時間でも好きなだけ話...
「わあい、うれしいな。デルフィねえ、ずっとさみしかったの」
「そっか。ごめんな、寂しい思いさせちまって」
「ううん、いいの。これからもずっといっしょだよね、サイト...
邪気のない瞳でにっこりと見上げられて、才人は地面を転げ...
(もう駄目だ。この円らな瞳と一日中見つめ合っていたい。こ...
肩車してキャアキャア騒いだり、夜は抱きしめて眠り、日差...
そして才人は唐突にガバッと身を起こすと、デルフリンガー...
「だいしゅきだ、デルフィー!」
「あ、それはだめだよサイトおにいたん……っていうか、マジで...
おいおいデルフ声と口調戻すなって言ってるだろ……などと考...
392 名前:こんなデルフは超嫌だ[] 投稿日:2007/05/13(日) 1...
「たたた、大変ですよミス・ヴァリエール!」
「なに、どうしたのよシエスタ」
「なんか、サイトさんが大怪我したって!」
「ええ!? どういうこと、また何か変な連中の襲撃!?」
「いえ、よく分からないんですが、デルフさんに抱きついて頬...
「……何やってんの、あの馬鹿は」
「いやあ、災難だったね相棒」
「デルフ、もうちょっと早く警告してくれよ頼むから!」
「まあまあ、良かったじゃないの腕も脚も顔も無事なんだし」
「ったく、お前がノリノリになるから……」
「いや、っつーか俺相棒もふざけてるんだと思ったんだよな。...
「へん、別に参ってねえやい」
「……ひどい、やっぱりうそついたんだ、サイトおにいたん」
「げっ、デルフ、てめえまた声変えやがって」
「そんなこわいこえだしちゃいやぁ」
「……く、クソッ、もう騙されねえぞ俺は」
「ひどい、サイトおにいたんのいじわる……えーん、えーん」
「……だーっ、悪かったよ。機嫌直せよデルフ」
「デルフじゃないもん、デルフィだもん」
「おいデルフ、お前いい加減に」
「やだやだ、デルフィって呼んでくれなきゃやーだ!」
「……わーったよ、デルフィ。ほら、これでいいか?」
「わーい。ありがとう、だいしゅきサイトおにいたん」
「ちっ、全く……あれ、なんか今扉が開いて」
「……サイト」
「げえっ、ルイズ!」
「あんた、なんか今小さな女の子と話してなかった?」
「ち、違う、これは孔明……いやデルフィの罠で」
「あ、その女の子なら相棒がさっき窓から逃がしたよ嬢ちゃん」
「デルフ、てめえ!」
「どうやらお仕置きを日課にしなくちゃならないらしいわね、...
「いや、やめて、許してルイズおねえたーっん!」
「何がおねえたんだこのクソ犬があぁぁぁぁぁぁっ!」
そんなこんなでいつも通りの馬鹿騒ぎを眺めながら、「今度...
決意するデルフリンガーであった。
「ちくしょうデルフ、後で覚えてろよテメエ」
「おこっちゃいやよサイトおにいたん」
「この野郎……」
「ねえおにいたん?」
「なんだよ」
「ほんとうは、いつものおじちゃんみたいなのがうそで、
ほんとうのデルフィはこっちのほうなのっていったら、おに...
「なんですと!?」
「いや冗談だよ冗談。いやー、いちいち反応が面白いね相棒」
「……いやしかし、実際人間のときの仕草が全く違和感なかった...
「まさかね。いやどうだかねー。俺剣だから分かんないねー」
終了行:
390 名前:こんなデルフは超嫌だ[sage] 投稿日:2007/05/13(...
「なあデルフ」
「なんだい相棒」
「お前っていろいろ変な力持ってるよな」
「変ってのは失礼だね。俺一応伝説よ伝説」
「いやでもな。用途がよく分かんねえ能力ばっかりだし。でさ...
「だから変なってのは……まあいいや。そうだねえ……あ、あれが...
「マジか!?」
「ああ。変身っつっても、イリュージョンの応用で、剣本体の...
「え、それ今もやれんの?」
「んー、まあ、問題ねえはずだよ」
「おお、じゃ、やってみせてくれよ」
「あいよ。じゃ、ちょっと俺っちを地面に突き立ててくれ」
「こうか?」
「そうそう。よし、じゃ……むむむ……カーッ!」
デルフが気合をいれて叫んだ瞬間、彼の刀身から眩い光が迸...
(しかし、デルフが人間の姿に……どんなだろ。声からすると渋...
美形だったらとりあえずルイズには内緒にしておこう)
「よっし、出来たよ相棒」
「おっし、それじゃ見せてもらおう……か……」
目を開けた才人は、目の前に立っていた人物にぽかんと大口...
そんな才人の間抜けな姿に、目の前の人物がきょとんとした...
「ん、どったの相棒」
「幼女じゃねえか!」
人間になったデルフリンガー……いや、正確にはデルフリンガ...
人間と言っても大人の男のものではなかった。かと言って、...
才人の認識で言うと、身の丈80cmほどの小柄な体格。ち...
髪は透き通るような銀色で、すぐにでも撫でたくなるほど柔...
目蓋はぱっちりとした二重で、長い睫毛の下には空よりも青...
小鼻の下には大人しい大きさの唇があり、肌はいかにも子供...
その上、着ている服はふんだんにフリルをあしらった白いド...
(っつーか、正直狙いすぎだろ。今時誰も描かねえぞこんなデ...
その直球具合に恐れおののく才人の前で、デルフリンガーが...
「さっきからどうしたのよ相棒。何か変だぜ」
「デルフ、一つ聞いておきたいんだけどよ。お前のこの外見に...
「趣味じゃない?」
「そんなアッサリ!?」
「いやだってよ。そもそも剣の周りに幻影張るだけだから、自...
「うーむ。確かに。とすると、始祖ブリミルってのはずいぶん...
「まー、数多ある機能の中じゃ、使いどころのないようなもん...
そう言って、デルフリンガーはぴらぴら手を振りながらカラ...
外見はいかにも大人しそうな美少女であるから、そういう親...
(その上いつも通りのオヤジ声だしなあ。もうちょい何とかな...
腕を組んで唸る才人の前で、デルフリンガーは最初と同じよ...
「どったの、相棒」
「いやそれだよデルフ」
「何が?」
「もうちょっと、今みたいな可愛らしい仕草ができんもんか」
「何のためによ」
「……何のためにだろう? いやほら、折角可愛い外見なのに、...
「人間の考えることはよく分からんねえ。んーと、こういう感...
デルフは両手を握って口元を隠し、いかにも不安そうな眼差...
「うおっ、そうそう、そういう感じだよデルフ。なんかうめえ...
「ま、これでも何千年も生きてるしね。人間の仕草ぐらい覚え...
「あー、ついでに、その声と口調。なんか台無しだから、どう...
「今日は注文細かいね相棒……えーと、一応この形態のときの声...
口調は……相棒の好みから考えて……えと、こういうのでいいの...
完璧だ、と才人は思った。変化したデルフリンガーの声は、...
神秘的な響きを持つ声ながら、まだまだ成長途上にある、一...
(ちくしょう、サービス良すぎるぜデルフ。その声で『おにい...
391 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/05/13(...
激しく身悶える才人を、デルフは若干気味悪げに見つめてい...
「なあ相棒、もう止めていいかい? なんか疲れるんだよねこ...
「駄目だ! っつーか声と口調戻さないの!」
「ふえ……ごめんなたい、サイトおにいたん」
涙目になって謝るデルフリンガー。瞬時にこの切り替えであ...
「くおーっ! プロだ、プロすぎですよデルフリンガーさん!」
「おにいたん、こういうのしゅきなの?」
「だいしゅき!」
「そうなの。えへへ。うれしいな」
にっこりと、いかにもご機嫌な感じに笑ってみせるデルフリ...
(もう辛抱たまらんッスデルフリンガーさん……!)
少し息を荒げる才人の前でも、デルフリンガーは大人しくに...
本物の子供相手ではこうはいかないはずである。最高。デル...
「……いや、こんな可愛い女の子にデルフリンガーはないな。ち...
よし、この形態のときのデルフはデルフィと呼ぶことにしよ...
「それ、わたちのおなまえ? わあい、うれしいなあ。ありが...
「くふーっ……よ、よし、じゃあおにいたんとちょっとお話しよ...
「うん、いいよ、おにいたん」
嬉しそうに、小さな体全体を使うように大きく頷くデルフリ...
これが元々親父的な感性を持つ剣であることなど忘れかけな...
「えーと、じゃ、何の話を……」
「……ねえ、サイトおにいたん」
「ん、なに?」
デルフリンガーは下を見つめ、口を尖らせながら地面を蹴っ...
いじけたようなその姿勢のまま、上目遣いでこちらを見上げ...
「おにいたん、デルフィのこときらい?」
「え、いや、嫌いな訳ないって。すき。もうだいしゅき!」
「ほんとう? でもおにいたん、あんまりデルフィとおはなし...
「いや、そんなことは……」
「だって、ルイズおねえたんといっしょにいるとき、いっつも...
おにいたん、ほんとうはデルフィのことじゃまだとおもって...
段々と声に涙が滲んでくる。その内目元をこすって泣きじゃ...
(な、なんてこった、こんな小さな女の子を泣かせちまうなん...
デルフリンガーの演技の巧みさに、才人はもうそもそも何で...
泣きじゃくるデルフリンガーのそばに屈みこみ、視線を合わ...
「そんなことないよデルフィ。おにいたん、お前のこと大好き...
「うそつき。サイトおにいたんのうそつき。おにいたん、ルイ...
「いや、そんなことないって。おにいたん、世界で一番お前の...
「ほんとう?」
「ホント、ホント」
「じゃあね、いちにちいちじかんはデルフィとおはなししてほ...
「分かった分かった、もう一時間でも二時間でも好きなだけ話...
「わあい、うれしいな。デルフィねえ、ずっとさみしかったの」
「そっか。ごめんな、寂しい思いさせちまって」
「ううん、いいの。これからもずっといっしょだよね、サイト...
邪気のない瞳でにっこりと見上げられて、才人は地面を転げ...
(もう駄目だ。この円らな瞳と一日中見つめ合っていたい。こ...
肩車してキャアキャア騒いだり、夜は抱きしめて眠り、日差...
そして才人は唐突にガバッと身を起こすと、デルフリンガー...
「だいしゅきだ、デルフィー!」
「あ、それはだめだよサイトおにいたん……っていうか、マジで...
おいおいデルフ声と口調戻すなって言ってるだろ……などと考...
392 名前:こんなデルフは超嫌だ[] 投稿日:2007/05/13(日) 1...
「たたた、大変ですよミス・ヴァリエール!」
「なに、どうしたのよシエスタ」
「なんか、サイトさんが大怪我したって!」
「ええ!? どういうこと、また何か変な連中の襲撃!?」
「いえ、よく分からないんですが、デルフさんに抱きついて頬...
「……何やってんの、あの馬鹿は」
「いやあ、災難だったね相棒」
「デルフ、もうちょっと早く警告してくれよ頼むから!」
「まあまあ、良かったじゃないの腕も脚も顔も無事なんだし」
「ったく、お前がノリノリになるから……」
「いや、っつーか俺相棒もふざけてるんだと思ったんだよな。...
「へん、別に参ってねえやい」
「……ひどい、やっぱりうそついたんだ、サイトおにいたん」
「げっ、デルフ、てめえまた声変えやがって」
「そんなこわいこえだしちゃいやぁ」
「……く、クソッ、もう騙されねえぞ俺は」
「ひどい、サイトおにいたんのいじわる……えーん、えーん」
「……だーっ、悪かったよ。機嫌直せよデルフ」
「デルフじゃないもん、デルフィだもん」
「おいデルフ、お前いい加減に」
「やだやだ、デルフィって呼んでくれなきゃやーだ!」
「……わーったよ、デルフィ。ほら、これでいいか?」
「わーい。ありがとう、だいしゅきサイトおにいたん」
「ちっ、全く……あれ、なんか今扉が開いて」
「……サイト」
「げえっ、ルイズ!」
「あんた、なんか今小さな女の子と話してなかった?」
「ち、違う、これは孔明……いやデルフィの罠で」
「あ、その女の子なら相棒がさっき窓から逃がしたよ嬢ちゃん」
「デルフ、てめえ!」
「どうやらお仕置きを日課にしなくちゃならないらしいわね、...
「いや、やめて、許してルイズおねえたーっん!」
「何がおねえたんだこのクソ犬があぁぁぁぁぁぁっ!」
そんなこんなでいつも通りの馬鹿騒ぎを眺めながら、「今度...
決意するデルフリンガーであった。
「ちくしょうデルフ、後で覚えてろよテメエ」
「おこっちゃいやよサイトおにいたん」
「この野郎……」
「ねえおにいたん?」
「なんだよ」
「ほんとうは、いつものおじちゃんみたいなのがうそで、
ほんとうのデルフィはこっちのほうなのっていったら、おに...
「なんですと!?」
「いや冗談だよ冗談。いやー、いちいち反応が面白いね相棒」
「……いやしかし、実際人間のときの仕草が全く違和感なかった...
「まさかね。いやどうだかねー。俺剣だから分かんないねー」
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