ゼロの使い魔保管庫
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508 名前:愛しい人 [1/5][sage] 投稿日:2007/05/18(金) ...
>>507
勢いで書いちゃったよアンチャン。
初投稿だが・・・・まぁ読んでみてやっておくんな。
熱い・・・・・・。
静まり返った密室。
月光に炙られた窓の桟が、涙でゆらゆらと揺れているのを見な...
その白けた青の淡い光が、他の音全てを吸い取っているかのよ...
頭・・・・・じんじんって・・・・する・・・・・・・。
最後に扉の前を人が通ったのは、いつだったか。もう何時間も...
足音が耳に届くたびに、胸を高鳴らせ、朦朧とする意識を奮い...
今では、もうそんな気力も、ない。
・・・・・・まだ・・・・・・なの・・・?
夏が近づいているとはいえ、夜中に素肌を晒すには、まだ寒...
だが、シーツは床に剥がされいる。後ろ手に縛られて、それを...
そうすれば、少しは紛れるかと思ったのだ。仰向け、うつぶせ...
だが、色々と試してみても余計に焦れるだけで、その感覚は紛...
その上、「羽音」が「ソレ」が鳴動してることを、休むことな...
「サ・・・・イトォ・・・・」
いつしか、くぐもった声が口吻から漏れ出る。
ふと己の声色の淫靡さに気付き、彼女の頬にサッと赤みが刺す...
「くひっいっ・・・・!」
瞳に涙をため、歯を噛み締め、甘美な電撃に耐える。
も・・・・・だ・・・・・・め・・・・・ぇ・・・。
このままじゃ、おかしくなる。
彼女は直感的に、そう悟った。今や、自分の霞がかった脳が考...
さ い と
後にはもう、何も考えられない。少しでも気を抜けば、彼との...
510 名前:愛しい人 [3/5][sage] 投稿日:2007/05/18(金) ...
「さぁっ・・・・・いんぅ・・・・とっ・・・。さい・・・・...
いつか盛られた惚れ薬とは違う。
脳全体を一瞬で覆い付くし、彼への想いをあらゆる事に優先さ...
それとは対称的で、この感覚は、じっとしたっきり、動こうと...
そう。
じっ・・・・・と、動かず。ただ、そこに在るのだ。いつしか...
時を経るにつれて、その誘惑が強くなるのが分かる。頭の疼き...
体が叫ぶ。何でこらえるのだ、と。楽になろうよ、と。
羽音が、止まない。
「だッ・・・・・・・めぇ・・・・・っ」
いけない。
彼には・・・・・・・サイトには・・・・・・帰る場所が、故...
この感覚に委ねれば、もう止まらなくなる。感情のままに、私...
約束した。帰る方法を一緒に探す、と。それを・・・・嘘にし...
誰よりも大事な使い魔。私の・・・・・愛しい人・・・・・・...
・・・・ッ、トッ、トッ、トッ、
その時、心臓が跳ねた。
「!? っひ、きゃうっ!」
不意に耳に飛び込んできたその規則的な音は、紛れもなく足音。
「っ・・・・!・・・・・んくっ・・・・・ぅんっ・・・・・...
瞬時に事態を悟り、体を駆け巡る電流も構わず、身体をなんと...
やっとの思いでベッドの上に座り、ふにゃふにゃに崩れた顔に...
寝静まった寮。階段の側からゆっくりと近づいてくる、その足...
「くっ・・・・・・・・・・・ふぅっ・・・・・・・・んすー...
とめどなく身体を襲う痺れをこらえ、平静を取り戻そうと呼吸...
だが、今や体全体が浮かんでいるようだった。どこからが自分...
益々大きくなるその足音を、扉越しにきっと睨みつけようとす...
この感覚に、負けないように。彼を、求めてしまわないように。
511 名前:愛しい人 [4/5][sage] 投稿日:2007/05/18(金) ...
そして。
トッ、トッ、トッ、ト・・・・・・カチャ。
一瞬の静寂の後、小気味いい音と共にドアノブが動いた。
音もなく扉が開かれる。
灯火の柔和なオレンジを背負った、見慣れたシルエットが部屋...
「ただーいま・・・っと」
「っ・・・・・・・!」
パタン、という音と一緒に、暗がりに声が響く。
ドア脇に洗濯籠を下ろすと、彼はゆっくりとベッドの側にやっ...
そして、そのまま何も言わず、私を鑑賞する。
「・・・・・・・・・・・・・」
うっすらと笑みを浮かべながら、瞳を妖しく煌かせて、私の隅...
「・・・・・ふッ・・・・・・・ぅっ・・・・・・」
胸が高鳴る。誰に縛られたのかも忘れ、素肌を好きな人に晒し...
それでも、私は気丈であろうとする。
眉を寄せ、拒否の意思を視線にこめる。歯を食いしばり、怒り...
そんな私を見ると、彼はまたいつものように、右手をゆっくり...
「ふ、ぁっ・・・・」
顎に手をかけ、ほんの少し、上を向かせるのだ。
「ぁ・・・・い・・・・・や・・・。ぁぁ・・・・・・・」
洗剤のほのかな香りと、彼の臭いが、する。鼻腔に流れ込んで...
それはそのまま鼻を通り抜け、こめかみを通り、脳へと至る。...
「あっ・・・・あぁ・・・・・ひゃぁ・・・だ、めぇ・・・・...
私の喘ぎを一顧だにせず、そのまま彼は、親指をかけたままで...
触れられた部分が、痺れるように疼く。甘美な電流に耐えるの...
「はっ・・・・・ふぁ・・・・ぁ・・・・」
うすく開けられた口、その中の歯に、彼の指がそっと触れられ...
そして、私の舌が歯の裏側を、物欲しそうになぞり・・・・・...
「ひ・・っ・・・・あぁ・・・・あぅ・・・・ん・・・・・ん...
僅かに触れられる、彼の指先を、舌先で愛しそうに撫ぜるのだ。
「はっ・・・・・・・ひにゃあ・・・・・あぁ・・・・・・っ...
目を、肌を、鼻を、口を、彼が満たしていく。犯していく。
全てに彼が入り込んできて、それでも私は、気丈であろうとす...
なのに。
512 名前:愛しい人 [5/5][sage] 投稿日:2007/05/18(金) ...
彼はゆっくりと顔を寄せてくる。目を瞑り、私の首筋に唇を近...
触れるか触れないかの絶妙さで、首を上がってきて、私の顔の...
「ひゃあ・・・ぁっ・・・・ぁぁぁあ・・・・・・ふ・・・・...
それだけで、体中が喜びに打ち震える。電流がとめどなく流れ...
「ちゃんと・・・・・・お留守番できたか?俺の、ルイズ・・...
そう言って、ふっと、彼が優しく微笑み・・・・・・
「だ、れが・・・・ぁ・・・・・・たの・・・・ルイズなの・...
締め付けられるような胸の痛みを堪えながら、散り散りになっ...
彼は満足気に目を細め、私の足元に手を伸ばす。
「ひっ!?」
紐を引き、唇の中から、鳴動する楕円形の魔法具を取り出す。
「ふぁッ・・・・ア・・・・・・や・・ぁ・・・・・・み、な...
彼は糸を引いて魔法具からずり落ちる粘液を眺めながら、紐の...
ゆっくりと腿に添えられる手に、私はもう抵抗できない。その...
「はは・・・・・・・ぐっちゃぐちゃだ・・・・・」
嬉しそうに囁いて、淫靡にぬめり光っているであろうソコを、...
「あっ、ひにゃあぁあぁぁあああああっ!?」
それだけで、私は達し・・・・・・・・
「ルイズ・・・・・・すげー可愛いい・・・・・・」
「ひゃっ」
彼の暖かい抱擁に包まれ、手の拘束を解かれる。
「可愛いよ、ルイズ・・・・・・・・ルイズ・・・・・・」
「あ!・・・・ぁっぁ、ダメ、さいとだめぇ、だめだめだ・・...
力の入らない腕で、必死に彼を押し返そうとする。だが、彼は...
「ルイズ・・・・・・・・なぁ、ルイズ・・・・・・」
「ぁっ・・・・・あ・・・・ぁあ・・・・・だ、めなの・・・...
耳に響く彼の声が、ゆっくりと、ゆっくりと脳に染み渡って・...
「今日も・・・・・・・いっぱい、しような?」
「あ・・・・・・ぁ・・・・ぁぁ・・・・・・・っ・・・・・...
いつの間にか私は、
「す・・・・・き・・・・すき・・・・ぃ・・・・いと・・・...
彼を押していた腕を、彼の背中に回して・・・・・・・抱きし...
そして、またその夜も・・・・・・・・・私は、彼を求め、彼...
終了行:
508 名前:愛しい人 [1/5][sage] 投稿日:2007/05/18(金) ...
>>507
勢いで書いちゃったよアンチャン。
初投稿だが・・・・まぁ読んでみてやっておくんな。
熱い・・・・・・。
静まり返った密室。
月光に炙られた窓の桟が、涙でゆらゆらと揺れているのを見な...
その白けた青の淡い光が、他の音全てを吸い取っているかのよ...
頭・・・・・じんじんって・・・・する・・・・・・・。
最後に扉の前を人が通ったのは、いつだったか。もう何時間も...
足音が耳に届くたびに、胸を高鳴らせ、朦朧とする意識を奮い...
今では、もうそんな気力も、ない。
・・・・・・まだ・・・・・・なの・・・?
夏が近づいているとはいえ、夜中に素肌を晒すには、まだ寒...
だが、シーツは床に剥がされいる。後ろ手に縛られて、それを...
そうすれば、少しは紛れるかと思ったのだ。仰向け、うつぶせ...
だが、色々と試してみても余計に焦れるだけで、その感覚は紛...
その上、「羽音」が「ソレ」が鳴動してることを、休むことな...
「サ・・・・イトォ・・・・」
いつしか、くぐもった声が口吻から漏れ出る。
ふと己の声色の淫靡さに気付き、彼女の頬にサッと赤みが刺す...
「くひっいっ・・・・!」
瞳に涙をため、歯を噛み締め、甘美な電撃に耐える。
も・・・・・だ・・・・・・め・・・・・ぇ・・・。
このままじゃ、おかしくなる。
彼女は直感的に、そう悟った。今や、自分の霞がかった脳が考...
さ い と
後にはもう、何も考えられない。少しでも気を抜けば、彼との...
510 名前:愛しい人 [3/5][sage] 投稿日:2007/05/18(金) ...
「さぁっ・・・・・いんぅ・・・・とっ・・・。さい・・・・...
いつか盛られた惚れ薬とは違う。
脳全体を一瞬で覆い付くし、彼への想いをあらゆる事に優先さ...
それとは対称的で、この感覚は、じっとしたっきり、動こうと...
そう。
じっ・・・・・と、動かず。ただ、そこに在るのだ。いつしか...
時を経るにつれて、その誘惑が強くなるのが分かる。頭の疼き...
体が叫ぶ。何でこらえるのだ、と。楽になろうよ、と。
羽音が、止まない。
「だッ・・・・・・・めぇ・・・・・っ」
いけない。
彼には・・・・・・・サイトには・・・・・・帰る場所が、故...
この感覚に委ねれば、もう止まらなくなる。感情のままに、私...
約束した。帰る方法を一緒に探す、と。それを・・・・嘘にし...
誰よりも大事な使い魔。私の・・・・・愛しい人・・・・・・...
・・・・ッ、トッ、トッ、トッ、
その時、心臓が跳ねた。
「!? っひ、きゃうっ!」
不意に耳に飛び込んできたその規則的な音は、紛れもなく足音。
「っ・・・・!・・・・・んくっ・・・・・ぅんっ・・・・・...
瞬時に事態を悟り、体を駆け巡る電流も構わず、身体をなんと...
やっとの思いでベッドの上に座り、ふにゃふにゃに崩れた顔に...
寝静まった寮。階段の側からゆっくりと近づいてくる、その足...
「くっ・・・・・・・・・・・ふぅっ・・・・・・・・んすー...
とめどなく身体を襲う痺れをこらえ、平静を取り戻そうと呼吸...
だが、今や体全体が浮かんでいるようだった。どこからが自分...
益々大きくなるその足音を、扉越しにきっと睨みつけようとす...
この感覚に、負けないように。彼を、求めてしまわないように。
511 名前:愛しい人 [4/5][sage] 投稿日:2007/05/18(金) ...
そして。
トッ、トッ、トッ、ト・・・・・・カチャ。
一瞬の静寂の後、小気味いい音と共にドアノブが動いた。
音もなく扉が開かれる。
灯火の柔和なオレンジを背負った、見慣れたシルエットが部屋...
「ただーいま・・・っと」
「っ・・・・・・・!」
パタン、という音と一緒に、暗がりに声が響く。
ドア脇に洗濯籠を下ろすと、彼はゆっくりとベッドの側にやっ...
そして、そのまま何も言わず、私を鑑賞する。
「・・・・・・・・・・・・・」
うっすらと笑みを浮かべながら、瞳を妖しく煌かせて、私の隅...
「・・・・・ふッ・・・・・・・ぅっ・・・・・・」
胸が高鳴る。誰に縛られたのかも忘れ、素肌を好きな人に晒し...
それでも、私は気丈であろうとする。
眉を寄せ、拒否の意思を視線にこめる。歯を食いしばり、怒り...
そんな私を見ると、彼はまたいつものように、右手をゆっくり...
「ふ、ぁっ・・・・」
顎に手をかけ、ほんの少し、上を向かせるのだ。
「ぁ・・・・い・・・・・や・・・。ぁぁ・・・・・・・」
洗剤のほのかな香りと、彼の臭いが、する。鼻腔に流れ込んで...
それはそのまま鼻を通り抜け、こめかみを通り、脳へと至る。...
「あっ・・・・あぁ・・・・・ひゃぁ・・・だ、めぇ・・・・...
私の喘ぎを一顧だにせず、そのまま彼は、親指をかけたままで...
触れられた部分が、痺れるように疼く。甘美な電流に耐えるの...
「はっ・・・・・ふぁ・・・・ぁ・・・・」
うすく開けられた口、その中の歯に、彼の指がそっと触れられ...
そして、私の舌が歯の裏側を、物欲しそうになぞり・・・・・...
「ひ・・っ・・・・あぁ・・・・あぅ・・・・ん・・・・・ん...
僅かに触れられる、彼の指先を、舌先で愛しそうに撫ぜるのだ。
「はっ・・・・・・・ひにゃあ・・・・・あぁ・・・・・・っ...
目を、肌を、鼻を、口を、彼が満たしていく。犯していく。
全てに彼が入り込んできて、それでも私は、気丈であろうとす...
なのに。
512 名前:愛しい人 [5/5][sage] 投稿日:2007/05/18(金) ...
彼はゆっくりと顔を寄せてくる。目を瞑り、私の首筋に唇を近...
触れるか触れないかの絶妙さで、首を上がってきて、私の顔の...
「ひゃあ・・・ぁっ・・・・ぁぁぁあ・・・・・・ふ・・・・...
それだけで、体中が喜びに打ち震える。電流がとめどなく流れ...
「ちゃんと・・・・・・お留守番できたか?俺の、ルイズ・・...
そう言って、ふっと、彼が優しく微笑み・・・・・・
「だ、れが・・・・ぁ・・・・・・たの・・・・ルイズなの・...
締め付けられるような胸の痛みを堪えながら、散り散りになっ...
彼は満足気に目を細め、私の足元に手を伸ばす。
「ひっ!?」
紐を引き、唇の中から、鳴動する楕円形の魔法具を取り出す。
「ふぁッ・・・・ア・・・・・・や・・ぁ・・・・・・み、な...
彼は糸を引いて魔法具からずり落ちる粘液を眺めながら、紐の...
ゆっくりと腿に添えられる手に、私はもう抵抗できない。その...
「はは・・・・・・・ぐっちゃぐちゃだ・・・・・」
嬉しそうに囁いて、淫靡にぬめり光っているであろうソコを、...
「あっ、ひにゃあぁあぁぁあああああっ!?」
それだけで、私は達し・・・・・・・・
「ルイズ・・・・・・すげー可愛いい・・・・・・」
「ひゃっ」
彼の暖かい抱擁に包まれ、手の拘束を解かれる。
「可愛いよ、ルイズ・・・・・・・・ルイズ・・・・・・」
「あ!・・・・ぁっぁ、ダメ、さいとだめぇ、だめだめだ・・...
力の入らない腕で、必死に彼を押し返そうとする。だが、彼は...
「ルイズ・・・・・・・・なぁ、ルイズ・・・・・・」
「ぁっ・・・・・あ・・・・ぁあ・・・・・だ、めなの・・・...
耳に響く彼の声が、ゆっくりと、ゆっくりと脳に染み渡って・...
「今日も・・・・・・・いっぱい、しような?」
「あ・・・・・・ぁ・・・・ぁぁ・・・・・・・っ・・・・・...
いつの間にか私は、
「す・・・・・き・・・・すき・・・・ぃ・・・・いと・・・...
彼を押していた腕を、彼の背中に回して・・・・・・・抱きし...
そして、またその夜も・・・・・・・・・私は、彼を求め、彼...
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