ゼロの使い魔保管庫
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139 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/06/01(...
「ふぁ…ぁぁああぁ……んっ……」
ティファニアを無事王都に送り届けてから数日。
ルイズ達一行は魔法学院で平和な日々を過ごしていた。
「でかい欠伸ね〜。レディが大口開けるなんて、ヴァリエール...
「るさいわねー……」
キュルケは隣でぐったりしてる少女の反応に驚いた。
「ちょっとアナタ本当にどうしたの? いつもだったらもっと食...
「あんたの相手をする程、ふぁぁ……暇じゃないのよぉ……」
ルイズは机に突っ伏したままである。
「ねぇ、キュルケぇ。次の授業、なんだっけぇ……?」
「我が愛しのジャンによる、系統別実践魔法学よ!!」
「あぁ……じゃあいいや……おやすみぃ……」
「ちょ、アナタ! ジャンの授業なのよ! コラ…って、もう寝て...
余程疲れてるのか、寝不足なのか。
「もう、なんなのよ、いったい」
パリーンと厨房に何かが割れた音が響く。
「シエスタよぉ、本当に大丈夫なのかぁ?」
マルトーがやって来て、言う。今日三枚目であった。
「……はい」
「いや、大丈夫って面ァしてねーぜ。はっきり隈が出来てやが...
言われて水場の鏡を見れば、確かにひどい。
「その顔で貴族連中の前に出たら何言われるかわかったもんじ...
「……はい…すみません」
理由はわかってる。なぜならここ数日、ろくに寝てないんだか...
141 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/06/01(...
話は、サイト達がティファニアを送り届け、帰ってきたその...
サイトのルイズに対する態度に違和感を覚えたが、ようやく落...
どことなく、二人は一緒の寝具に入ることに抵抗があるような...
サイトが寝ついたのを見計らい、シエスタはサイトにベタベ...
「っ!!!!」
「ぁ!!!!」
すると、反対側からちょうど同じことをしようと接近中の桃色...
「(ちょっとバカメイドっ! 私の犬に何しくさろうとしてんの...
「(ミス・ヴァリエールこそ一体何のつもりですか!? 貴族の...
サイトを挟んで不毛すぎる争いをしていた二人は、同時に異変...
「……ッ…ぅ……っく…」
「サイ……ト?」
「サイト…さん…?」
ゆっくり彼の顔を見上げる。
「うっく……ッ…ふ……ぅぅぁ……」
「「えっ?」」
声が重なる。
彼は、寝ながら涙を流していた。
「ちょっ…サイト! どうしたのよ!?」
「…ひっ……ぅうぁぁ……母っ…さん……」
「…――――っ」
二人は、何も言うことが出来なかった。
それ以来毎夜、彼は彼の家族を想って泣いていた。
その声を、身を裂かれる思いで聞く二人は眠れるはずもなく、
かと言って本人にそれを告げるのははばかれるし、
何よりそんな彼を独りにしておくことなど、出来るはずがなか...
142 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/06/01(...
そしてここ数日眠れぬ夜を過ごしていたルイズとシエスタ。...
「私、どうしたらいいのかしら……」
「ご家族、『この世界』にはいらっしゃらないんですよね……」
考えれば考えるほど、ルイズは自分が極悪人に思えてならなか...
家族と引き離しただけじゃ飽きたらず、何度も危険な目に合わ...
しかも心を魔法で縛っていい気になって……あの時もしかしたら...
シエスタは目の前の少女が、ガンガン絶望していくのがわか...
そろそろ引き上げないと、また紐無しバンジーを結構しそうな...
『死ぬ気ならサイトさんを元の世界に返してから考えてくださ...
と言おうとしたところで、ルイズの真後ろの人影に気付いた。
「策がある」
「わきゃあっ!!」
いきなり後ろから話しかけられ、椅子ごと後ろに豪快に倒れた。
まず見えたのは白いシルクのパンツ。さらに引っくり返ったま...
「ミス・タバサ……?」
「タバサっ!! あんたっ……え? 策!?」
タバサはこくりと頷き、
「ミソシルを作る」
「ミソシル?」
ルイズはキュルケにもらったちょっとアレな下着を、ま○ぐり返...
終了行:
139 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/06/01(...
「ふぁ…ぁぁああぁ……んっ……」
ティファニアを無事王都に送り届けてから数日。
ルイズ達一行は魔法学院で平和な日々を過ごしていた。
「でかい欠伸ね〜。レディが大口開けるなんて、ヴァリエール...
「るさいわねー……」
キュルケは隣でぐったりしてる少女の反応に驚いた。
「ちょっとアナタ本当にどうしたの? いつもだったらもっと食...
「あんたの相手をする程、ふぁぁ……暇じゃないのよぉ……」
ルイズは机に突っ伏したままである。
「ねぇ、キュルケぇ。次の授業、なんだっけぇ……?」
「我が愛しのジャンによる、系統別実践魔法学よ!!」
「あぁ……じゃあいいや……おやすみぃ……」
「ちょ、アナタ! ジャンの授業なのよ! コラ…って、もう寝て...
余程疲れてるのか、寝不足なのか。
「もう、なんなのよ、いったい」
パリーンと厨房に何かが割れた音が響く。
「シエスタよぉ、本当に大丈夫なのかぁ?」
マルトーがやって来て、言う。今日三枚目であった。
「……はい」
「いや、大丈夫って面ァしてねーぜ。はっきり隈が出来てやが...
言われて水場の鏡を見れば、確かにひどい。
「その顔で貴族連中の前に出たら何言われるかわかったもんじ...
「……はい…すみません」
理由はわかってる。なぜならここ数日、ろくに寝てないんだか...
141 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/06/01(...
話は、サイト達がティファニアを送り届け、帰ってきたその...
サイトのルイズに対する態度に違和感を覚えたが、ようやく落...
どことなく、二人は一緒の寝具に入ることに抵抗があるような...
サイトが寝ついたのを見計らい、シエスタはサイトにベタベ...
「っ!!!!」
「ぁ!!!!」
すると、反対側からちょうど同じことをしようと接近中の桃色...
「(ちょっとバカメイドっ! 私の犬に何しくさろうとしてんの...
「(ミス・ヴァリエールこそ一体何のつもりですか!? 貴族の...
サイトを挟んで不毛すぎる争いをしていた二人は、同時に異変...
「……ッ…ぅ……っく…」
「サイ……ト?」
「サイト…さん…?」
ゆっくり彼の顔を見上げる。
「うっく……ッ…ふ……ぅぅぁ……」
「「えっ?」」
声が重なる。
彼は、寝ながら涙を流していた。
「ちょっ…サイト! どうしたのよ!?」
「…ひっ……ぅうぁぁ……母っ…さん……」
「…――――っ」
二人は、何も言うことが出来なかった。
それ以来毎夜、彼は彼の家族を想って泣いていた。
その声を、身を裂かれる思いで聞く二人は眠れるはずもなく、
かと言って本人にそれを告げるのははばかれるし、
何よりそんな彼を独りにしておくことなど、出来るはずがなか...
142 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/06/01(...
そしてここ数日眠れぬ夜を過ごしていたルイズとシエスタ。...
「私、どうしたらいいのかしら……」
「ご家族、『この世界』にはいらっしゃらないんですよね……」
考えれば考えるほど、ルイズは自分が極悪人に思えてならなか...
家族と引き離しただけじゃ飽きたらず、何度も危険な目に合わ...
しかも心を魔法で縛っていい気になって……あの時もしかしたら...
シエスタは目の前の少女が、ガンガン絶望していくのがわか...
そろそろ引き上げないと、また紐無しバンジーを結構しそうな...
『死ぬ気ならサイトさんを元の世界に返してから考えてくださ...
と言おうとしたところで、ルイズの真後ろの人影に気付いた。
「策がある」
「わきゃあっ!!」
いきなり後ろから話しかけられ、椅子ごと後ろに豪快に倒れた。
まず見えたのは白いシルクのパンツ。さらに引っくり返ったま...
「ミス・タバサ……?」
「タバサっ!! あんたっ……え? 策!?」
タバサはこくりと頷き、
「ミソシルを作る」
「ミソシル?」
ルイズはキュルケにもらったちょっとアレな下着を、ま○ぐり返...
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