ゼロの使い魔保管庫
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158 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
目標の周辺の障害を排除。
そののち、目標を確保、保護。
そして気の済むまではぐはぐするのよ…!
未だ視線で火花を散らしあうタバサとシエスタを横目に、ルイ...
「なにしてるの」
「横でこそこそ何やってんですか」
やっぱり気付かれた。
「あ、ああら何か御用しら」
ちょっと誤魔化してみたりなんぞするものの。
あっという間にシエスタに羽交い絞めにされ、タバサに隠して...
「こっそり詠唱しようとしてもダメ」
「こそこそ魔法使おうとしても無駄ですよっ」
そして二人は気付く。
取り上げた杖に重さがないことに。
羽交い絞めしたルイズの腕に触感がないことに。
「…まさか」
「え、なんですかコレっ!?」
ナウシド・イサ・エイワーズ……
どこかで聞いた詠唱が、羽交い絞めにされたルイズとは別の空...
「かかったわね」
そう、二人が見ていたのは『イリュージョン』によって作り出...
「忘れてもらうわよ。ここ3時間ばかりの出来事」
そして、詠唱は完成し。
『忘却』の空気が、二人を包み込んだのだった。
159 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
そしてタバサは自分の部屋に読書に、シエスタは厨房にお手伝...
やった!私の一人勝ち!
「さーてそれじゃあ」
私は愛しい愛しいサイトがいる方を振り向く。
「さ・い・とぉ〜♪」
そして目の前にいる小さなサイトを抱き締める。
「むぎゅ」
私の腕の中でうめき声をあげるサイト。
あーもうかわいいかわいいかわいいっ!
思わず手で頭をぐりぐりしてしまう。
「く、くるしい…」
あ、ちょっと力加減強かったかしら?
「あ、ごめんなさいね」
私は一旦サイトをはぐはぐするのをやめて、サイトの脇をかか...
私でも持ち上がるくらい、今のサイトは軽かった。
ちっちゃな手。ちっちゃい足。ちっちゃい身体。その上に乗っ...
それをこくん、とかしげてこっちを見てる…。
っっっっくぁーーーーーーーっ!
ん可愛いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!
「おねえちゃんこわい…」
「ヨダレ出てんぞ嬢ちゃん」
はっ!?
いけないいけない私としたことがっ!
ついあまりの可愛さに我を忘れる所だったわ…!
「ご、ごめんねサイト」
私はとりあえずサイトを床に降ろす。
さて、これからどうしよっかな…。
160 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
とりあえず、ぶかぶかのTシャツでは風邪をひいてしまうだろ...
「お着替えしましょうか?サイト?」
「おきがえするの?」
才人は言ってくるりと回る。
たしかに、このぶかぶかの服はいまいち動きにくい。
それに、なにより下半身がスースーして心許ないのだ。
「うん」
才人は素直に頷いた。
とりあえずこの名前も知らない桃色の髪のおねえさんのいう事...
そんな気がしていた。
才人の肯定を受け、ルイズは部屋のクローゼットから今の才人...
しかし、子供の、それも男の子のものなどあるはずもなく。
「どーしよ」
言いながら服を捜し続けるルイズ。
しばらくそうして捜し続けていると、あるものが目に入った。
それは、ルイズが学院に入学する少し前。
姉エレオノールから受け取った、小さな紙袋。
『ほらちびルイズ。これ持っていきなさい』
『これなに、姉さま?』
『あんたが小さい時の服。まだ着れるかもしれないじゃない?』
『あねさまああああああああああああ』
『あはははははははははははは』
その時は厭味たっぷりの姉の態度に真っ赤になって怒ったが、...
姉さま、今度ばっかりは感謝するわよ…!
「サイト、いい服があったわ♪」
紙袋を後ろ手に、ルイズはにっこりと振り向く。
そして才人は。
自分の身に訪れる危機も知らず、待ち疲れてふかふかのベッド...
162 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
こ、これわ…!
ちょ、ちょっと洒落になってないんじゃないかしら!
「うんやばいね確かにコレは」
ま、剣にコレの価値がわかるかどうかは別にして。
私は一度壁に掛けたボロ剣にやった視線をベッドに戻す。
そこには。
ふりふり満載の白いワンピースに身を包んだ、ちっちゃなサイ...
で、調子に乗って大きめのリボンなんか付けてみたんだけど。
な、なにこの洒落にならないほど可愛いお人形さんっ!
は、は、は。
はぐはぐしたいいいいいいいいいいいい!
でも私はかろうじて思いとどまる。
せっかくこんな可愛い寝顔してるのに、起こしちゃったらもっ...
で、でも見てるだけって、ガマンきかないかも…。
そ、そうだ。
隣で横になるだけなら。横になるだけならっ…!
私はなるべくサイトを起こさないようにそっと、ベッドの上に...
そしてサイトの隣にぽすん、と横になる。
うわあ。間近で見ると…。
ほんとにかわいいいいいいいいいいいいいい!
特に赤と黒のコントラストがっ!赤と黒のコントラストがやば...
ま、まずいまずいまずい!!!
き、きききききききき。
キス、したくなってきちゃった…!
だ、大丈夫よね、ちょっとだけなら。
ちょっとだけなら…!
そして私は目を瞑ってサイトの唇を…。
「なにしてんのおねえちゃん」
奪おうとしたら起きた。
ちっ。
ま、いいかあ。
動き出したサイトもかーいいし!
サイトはむにゅむにゅ言いながら目を擦っている。
その動作がまた可愛いのよこれが!
でも、次の瞬間。
「わ、なんだこれ!」
サイトは服を見て驚いている。
そして、あろうことか。
163 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
「なんだよこれー。おんなのふくじゃないかあ!」
「あーだめだめ!脱いじゃだめ!」
服を脱ごうとするサイトを、私は必死に止める。
普段なら男の子の力になんてかないっこないんだけど、今は体...
「なんだよ、はなせよー」
暴れるサイトを、私は必死に抑える。
だってもったいないじゃない?ねえ。
「はなせよ、ひんにゅう!」
なに?今なんだって?
「ないちち!せんたくいた!」
…アルェ?何を言ってるのかなこのおこちゃまは?
まー子供の喋るたわごとだし真に受けるのも
「ぼんちむね!」
ぴき。
「あーーーんーーーたーーわーーー!」
サイトの言葉を受けて、私の中で凶暴な力が渦巻く。
そして私の口から朗々と詠唱が流れて。
気づいた時には、私はサイトめがけて『虚無』をぶっぱなして...
164 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
「さすがにやりすぎじゃないかね嬢ちゃん」
なぜかもうもうと白煙が立ち上がった室内で、デルフリンガー...
その白煙の中心で。
「ご、ごめんサイト!大丈夫?」
ルイズは、虚無の直撃を食らって目を回した才人を抱き上げる。
ぱっと見、その身体に特に変化は見られない。
それどころか、服に傷もついていない。
「あ、あれ?」
しかし、才人は何故か気絶している。
「ちょ、ちょっと!」
ルイズがちょっと強めに才人を揺すると。
「う、うーん…」
才人はかるく唸って目を覚ました。
よかった、大丈夫みたい…。
しかし、ルイズの安堵もそこそこに。
「い、いたいよ…!」
才人は急に涙目になり、痛みを訴えだした。
まずい。どこか打ち所でも悪かったのかしら。
ルイズは慌てて才人を介抱しにかかる。
「ど、どこがいたいのっ?」
ルイズの言葉に、才人は涙目で応える。
「お、おちんちん…っ!」
言いながら、その小さな身体をくの字に折って、痛みを全身で...
ルイズの目が点になる。
ドユコト?ねえ、ドユコト?
「い、いたいよぉ…!」
それでも必死に痛みを訴える才人に、ルイズは。
「ちょ、ちょっと見せてみなさいっ!」
才人のワンピースのスカートをまくりあげる。
165 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
そして、そこでは。
小さな男性器が、限界以上にその容積を膨らませて、ピンク色...
痛いはずである。この年齢のオトコノコというものは本来、皮...
それが、何が原因なのか、急激に内部だけが膨張し、皮を剥き...
才人の訴える痛みもむべなるかな、である。
「いたいよぉ、おねえちゃん…」
小さな才人は、下半身を見られる羞恥など感じていなかった。
その股間から感じる痛みを消して欲しくて、目の前の年上の女...
た、たぶんテキトーに放った『虚無』の力が、サイトの魔法を...
ルイズはそう結論付ける。
それには根拠もあった。
才人の小さなおちんちんの先からは、その年齢からはありえな...
「だ、大丈夫だから、ね?」
ルイズは言って、大きく膨らんだ、小さな才人の性器を指でつ...
ルイズは、一番単純な方法で、その痛みを抑えてあげることに...
そう、晒された傷口を癒す、最も原始的な方法…。
ぺろ。
「ひゃうっ!?」
そう、舐めることである。
ルイズはスカートの下から才人を見上げ、頬を染めながら微笑...
「お、おねえちゃんが痛いのないないしてあげるから、ね?
足、開いて」
「う、うん…」
才人はルイズに言われるがまま、足を開く。
ルイズはそのまま、才人の小さなソレを、口に含む。
そして口の中に入った自分の親指ほどのソレを、丹念に舌で嘗...
ちゅぱっ。ちゅぱっ。
「お、おねえちゃんっ…!」
才人は、子供にはあるまじき感覚に背を逸らせ、その感覚に耐...
その姿は、女の子の服装も相まって、ひどく背徳的に見えた。
ルイズは自分の唾液と才人の先走りの混合物で十分に才人を覆...
「ねえサイト、もう痛くない…?」
その淫靡な視線とは目を合わさず、才人は震えながら必死に訴...
166 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
「痛くない、痛くないけどっ…。
なんか、なんかヘンだよぉ…」
その表情に、ルイズの背筋にゾクゾクと背徳の悪寒が走りぬけ...
もっと乱れさせたい。
もっと、乱れた声が聞きたい。
「うふふ…ヘンになっていいのよ?
おねえちゃんが、ヘンにしてあげる…」
そして、淫靡に笑うと、ルイズは再び才人の小さな一物を口に...
更に丁寧に、更に丹念に、そして執拗に舌を絡ませ、吸い上げ...
ちゅぱっ、ちゅぱっ、ちゅぱっ。
唾液と唇の奏でる水音と。
「やぁっ、なにこれぇっ」
まるで女の子のような、幼い才人の悲鳴が、部屋にこだまする。
ちゅるるっ、ちゅぱっ、じゅるぅっ!
唾液と先走りの量が徐々に増え、潤滑油の役割を果たし、ルイ...
「やだぁっ、くるっ、なんかくるよぉっ!」
小さな腰をかくかくと痙攣させ、才人が限界を告げる。
そして、次の瞬間。
「うあ、うあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
どぷっ!どぷどぷどぷっ!
才人の悲鳴と共に、まるで大人の才人が出すような量の精液が...
その熱い迸りと共に、ルイズは軽い絶頂を感じていた。
そして、才人はそのまま、気絶してしまったのだった。
167 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
目を覚ますと俺はルイズのベッドで寝ていた。
…んあー、ヘンな夢みちまったぞ…。
なんか、小さくなって、ルイズにさんざん可愛がられる夢。
しかも俺、女装してんの。
どーゆー趣味ですか俺。
なんて考えながら、何故か重い頭を振りながら俺は上半身を起...
「あ、サイト、目、覚めた?」
その声に振り向くと。
ベッドの脇に、ルイズがいた。屈みこんでなんかしてたみたい...
俺は何かこっぱずかしくて、思わずルイズから目を逸らしてし...
…だってなあ。あんな夢見た後だしなあ。
「あ、ああ。居眠りしてたみたいだな」
…ん?まてよ?
そういえば俺机で寝てたような?
さらに待て。
そう言えば寝ている時になんかされたような…?
いかん、何か大事なものが抜け落ちているカンジだ。
「まあ相棒、思い出さない方が幸せなこともあるって事だよ」
…なんか意味深だなデルフ。
まあいいや、とりあえず愛しのご主人様のご機嫌とらないとな。
きっと居眠りでほっとかれてご機嫌ナナメに…。
「ふんふ〜ん、これがいいかしら♪
それともこれかしら〜♪」
…あら?鼻歌など歌って随分ご機嫌ですね?
俺はくるりとルイズの方を向く。
そちらを向くと。
ルイズがフリフリだらけの真っ赤なワンピースと、リボンまみ...
「どうしたんだそれ?また舞踏会かなんかあんの?」
どうやらルイズは、ベッド脇の緞子の中から、この服を選んで...
168 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
「サイトは、どっちが好き?」
変わらずにこにこ笑顔でルイズが尋ねてくる。
うーん、赤いのもカワイイけど、青いのもいいなあ。
俺は目の前の二着を、それぞれ想像の中のルイズに着せてみる。
…ん?何か違和感が…。
「ルイズ、それ大きくない?」
「当然でしょ。私が着るんじゃないもの」
笑顔を崩さないまま、ルイズはそう言うけど。
ん?じゃあ誰が着るんだろう?
そっか、シエスタか。シエスタに着せて…なんでルイズが喜ぶん...
俺の心の中の疑問符に、ルイズが応えた。
「アンタが着るのよ」
笑顔は崩さないまま。
エ。待ってルイズさん。冗談ですよねもちろん?
「残念ながら嬢ちゃんはマジだぜ相棒」
デルフの追い討ちが俺を絶望の淵へ追いやる。
まさか、アレ正夢ってヤツっすかーーーーーーーー!!
後ずさる俺に、ルイズは笑顔を全く崩さないまま、そしてワン...
「ねえ」
満面の、そしてドス黒い笑顔が迫ってくる。
その笑顔に俺は、恐怖さえ覚えた。
「赤いのと青いの、どっちがいい?」
どうやら俺に、拒否権はないようである…。〜fin
*追記*
この後シエスタに発見され、ついでにメイド服まで着せられた...
終了行:
158 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
目標の周辺の障害を排除。
そののち、目標を確保、保護。
そして気の済むまではぐはぐするのよ…!
未だ視線で火花を散らしあうタバサとシエスタを横目に、ルイ...
「なにしてるの」
「横でこそこそ何やってんですか」
やっぱり気付かれた。
「あ、ああら何か御用しら」
ちょっと誤魔化してみたりなんぞするものの。
あっという間にシエスタに羽交い絞めにされ、タバサに隠して...
「こっそり詠唱しようとしてもダメ」
「こそこそ魔法使おうとしても無駄ですよっ」
そして二人は気付く。
取り上げた杖に重さがないことに。
羽交い絞めしたルイズの腕に触感がないことに。
「…まさか」
「え、なんですかコレっ!?」
ナウシド・イサ・エイワーズ……
どこかで聞いた詠唱が、羽交い絞めにされたルイズとは別の空...
「かかったわね」
そう、二人が見ていたのは『イリュージョン』によって作り出...
「忘れてもらうわよ。ここ3時間ばかりの出来事」
そして、詠唱は完成し。
『忘却』の空気が、二人を包み込んだのだった。
159 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
そしてタバサは自分の部屋に読書に、シエスタは厨房にお手伝...
やった!私の一人勝ち!
「さーてそれじゃあ」
私は愛しい愛しいサイトがいる方を振り向く。
「さ・い・とぉ〜♪」
そして目の前にいる小さなサイトを抱き締める。
「むぎゅ」
私の腕の中でうめき声をあげるサイト。
あーもうかわいいかわいいかわいいっ!
思わず手で頭をぐりぐりしてしまう。
「く、くるしい…」
あ、ちょっと力加減強かったかしら?
「あ、ごめんなさいね」
私は一旦サイトをはぐはぐするのをやめて、サイトの脇をかか...
私でも持ち上がるくらい、今のサイトは軽かった。
ちっちゃな手。ちっちゃい足。ちっちゃい身体。その上に乗っ...
それをこくん、とかしげてこっちを見てる…。
っっっっくぁーーーーーーーっ!
ん可愛いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!
「おねえちゃんこわい…」
「ヨダレ出てんぞ嬢ちゃん」
はっ!?
いけないいけない私としたことがっ!
ついあまりの可愛さに我を忘れる所だったわ…!
「ご、ごめんねサイト」
私はとりあえずサイトを床に降ろす。
さて、これからどうしよっかな…。
160 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
とりあえず、ぶかぶかのTシャツでは風邪をひいてしまうだろ...
「お着替えしましょうか?サイト?」
「おきがえするの?」
才人は言ってくるりと回る。
たしかに、このぶかぶかの服はいまいち動きにくい。
それに、なにより下半身がスースーして心許ないのだ。
「うん」
才人は素直に頷いた。
とりあえずこの名前も知らない桃色の髪のおねえさんのいう事...
そんな気がしていた。
才人の肯定を受け、ルイズは部屋のクローゼットから今の才人...
しかし、子供の、それも男の子のものなどあるはずもなく。
「どーしよ」
言いながら服を捜し続けるルイズ。
しばらくそうして捜し続けていると、あるものが目に入った。
それは、ルイズが学院に入学する少し前。
姉エレオノールから受け取った、小さな紙袋。
『ほらちびルイズ。これ持っていきなさい』
『これなに、姉さま?』
『あんたが小さい時の服。まだ着れるかもしれないじゃない?』
『あねさまああああああああああああ』
『あはははははははははははは』
その時は厭味たっぷりの姉の態度に真っ赤になって怒ったが、...
姉さま、今度ばっかりは感謝するわよ…!
「サイト、いい服があったわ♪」
紙袋を後ろ手に、ルイズはにっこりと振り向く。
そして才人は。
自分の身に訪れる危機も知らず、待ち疲れてふかふかのベッド...
162 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
こ、これわ…!
ちょ、ちょっと洒落になってないんじゃないかしら!
「うんやばいね確かにコレは」
ま、剣にコレの価値がわかるかどうかは別にして。
私は一度壁に掛けたボロ剣にやった視線をベッドに戻す。
そこには。
ふりふり満載の白いワンピースに身を包んだ、ちっちゃなサイ...
で、調子に乗って大きめのリボンなんか付けてみたんだけど。
な、なにこの洒落にならないほど可愛いお人形さんっ!
は、は、は。
はぐはぐしたいいいいいいいいいいいい!
でも私はかろうじて思いとどまる。
せっかくこんな可愛い寝顔してるのに、起こしちゃったらもっ...
で、でも見てるだけって、ガマンきかないかも…。
そ、そうだ。
隣で横になるだけなら。横になるだけならっ…!
私はなるべくサイトを起こさないようにそっと、ベッドの上に...
そしてサイトの隣にぽすん、と横になる。
うわあ。間近で見ると…。
ほんとにかわいいいいいいいいいいいいいい!
特に赤と黒のコントラストがっ!赤と黒のコントラストがやば...
ま、まずいまずいまずい!!!
き、きききききききき。
キス、したくなってきちゃった…!
だ、大丈夫よね、ちょっとだけなら。
ちょっとだけなら…!
そして私は目を瞑ってサイトの唇を…。
「なにしてんのおねえちゃん」
奪おうとしたら起きた。
ちっ。
ま、いいかあ。
動き出したサイトもかーいいし!
サイトはむにゅむにゅ言いながら目を擦っている。
その動作がまた可愛いのよこれが!
でも、次の瞬間。
「わ、なんだこれ!」
サイトは服を見て驚いている。
そして、あろうことか。
163 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
「なんだよこれー。おんなのふくじゃないかあ!」
「あーだめだめ!脱いじゃだめ!」
服を脱ごうとするサイトを、私は必死に止める。
普段なら男の子の力になんてかないっこないんだけど、今は体...
「なんだよ、はなせよー」
暴れるサイトを、私は必死に抑える。
だってもったいないじゃない?ねえ。
「はなせよ、ひんにゅう!」
なに?今なんだって?
「ないちち!せんたくいた!」
…アルェ?何を言ってるのかなこのおこちゃまは?
まー子供の喋るたわごとだし真に受けるのも
「ぼんちむね!」
ぴき。
「あーーーんーーーたーーわーーー!」
サイトの言葉を受けて、私の中で凶暴な力が渦巻く。
そして私の口から朗々と詠唱が流れて。
気づいた時には、私はサイトめがけて『虚無』をぶっぱなして...
164 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
「さすがにやりすぎじゃないかね嬢ちゃん」
なぜかもうもうと白煙が立ち上がった室内で、デルフリンガー...
その白煙の中心で。
「ご、ごめんサイト!大丈夫?」
ルイズは、虚無の直撃を食らって目を回した才人を抱き上げる。
ぱっと見、その身体に特に変化は見られない。
それどころか、服に傷もついていない。
「あ、あれ?」
しかし、才人は何故か気絶している。
「ちょ、ちょっと!」
ルイズがちょっと強めに才人を揺すると。
「う、うーん…」
才人はかるく唸って目を覚ました。
よかった、大丈夫みたい…。
しかし、ルイズの安堵もそこそこに。
「い、いたいよ…!」
才人は急に涙目になり、痛みを訴えだした。
まずい。どこか打ち所でも悪かったのかしら。
ルイズは慌てて才人を介抱しにかかる。
「ど、どこがいたいのっ?」
ルイズの言葉に、才人は涙目で応える。
「お、おちんちん…っ!」
言いながら、その小さな身体をくの字に折って、痛みを全身で...
ルイズの目が点になる。
ドユコト?ねえ、ドユコト?
「い、いたいよぉ…!」
それでも必死に痛みを訴える才人に、ルイズは。
「ちょ、ちょっと見せてみなさいっ!」
才人のワンピースのスカートをまくりあげる。
165 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
そして、そこでは。
小さな男性器が、限界以上にその容積を膨らませて、ピンク色...
痛いはずである。この年齢のオトコノコというものは本来、皮...
それが、何が原因なのか、急激に内部だけが膨張し、皮を剥き...
才人の訴える痛みもむべなるかな、である。
「いたいよぉ、おねえちゃん…」
小さな才人は、下半身を見られる羞恥など感じていなかった。
その股間から感じる痛みを消して欲しくて、目の前の年上の女...
た、たぶんテキトーに放った『虚無』の力が、サイトの魔法を...
ルイズはそう結論付ける。
それには根拠もあった。
才人の小さなおちんちんの先からは、その年齢からはありえな...
「だ、大丈夫だから、ね?」
ルイズは言って、大きく膨らんだ、小さな才人の性器を指でつ...
ルイズは、一番単純な方法で、その痛みを抑えてあげることに...
そう、晒された傷口を癒す、最も原始的な方法…。
ぺろ。
「ひゃうっ!?」
そう、舐めることである。
ルイズはスカートの下から才人を見上げ、頬を染めながら微笑...
「お、おねえちゃんが痛いのないないしてあげるから、ね?
足、開いて」
「う、うん…」
才人はルイズに言われるがまま、足を開く。
ルイズはそのまま、才人の小さなソレを、口に含む。
そして口の中に入った自分の親指ほどのソレを、丹念に舌で嘗...
ちゅぱっ。ちゅぱっ。
「お、おねえちゃんっ…!」
才人は、子供にはあるまじき感覚に背を逸らせ、その感覚に耐...
その姿は、女の子の服装も相まって、ひどく背徳的に見えた。
ルイズは自分の唾液と才人の先走りの混合物で十分に才人を覆...
「ねえサイト、もう痛くない…?」
その淫靡な視線とは目を合わさず、才人は震えながら必死に訴...
166 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
「痛くない、痛くないけどっ…。
なんか、なんかヘンだよぉ…」
その表情に、ルイズの背筋にゾクゾクと背徳の悪寒が走りぬけ...
もっと乱れさせたい。
もっと、乱れた声が聞きたい。
「うふふ…ヘンになっていいのよ?
おねえちゃんが、ヘンにしてあげる…」
そして、淫靡に笑うと、ルイズは再び才人の小さな一物を口に...
更に丁寧に、更に丹念に、そして執拗に舌を絡ませ、吸い上げ...
ちゅぱっ、ちゅぱっ、ちゅぱっ。
唾液と唇の奏でる水音と。
「やぁっ、なにこれぇっ」
まるで女の子のような、幼い才人の悲鳴が、部屋にこだまする。
ちゅるるっ、ちゅぱっ、じゅるぅっ!
唾液と先走りの量が徐々に増え、潤滑油の役割を果たし、ルイ...
「やだぁっ、くるっ、なんかくるよぉっ!」
小さな腰をかくかくと痙攣させ、才人が限界を告げる。
そして、次の瞬間。
「うあ、うあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
どぷっ!どぷどぷどぷっ!
才人の悲鳴と共に、まるで大人の才人が出すような量の精液が...
その熱い迸りと共に、ルイズは軽い絶頂を感じていた。
そして、才人はそのまま、気絶してしまったのだった。
167 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
目を覚ますと俺はルイズのベッドで寝ていた。
…んあー、ヘンな夢みちまったぞ…。
なんか、小さくなって、ルイズにさんざん可愛がられる夢。
しかも俺、女装してんの。
どーゆー趣味ですか俺。
なんて考えながら、何故か重い頭を振りながら俺は上半身を起...
「あ、サイト、目、覚めた?」
その声に振り向くと。
ベッドの脇に、ルイズがいた。屈みこんでなんかしてたみたい...
俺は何かこっぱずかしくて、思わずルイズから目を逸らしてし...
…だってなあ。あんな夢見た後だしなあ。
「あ、ああ。居眠りしてたみたいだな」
…ん?まてよ?
そういえば俺机で寝てたような?
さらに待て。
そう言えば寝ている時になんかされたような…?
いかん、何か大事なものが抜け落ちているカンジだ。
「まあ相棒、思い出さない方が幸せなこともあるって事だよ」
…なんか意味深だなデルフ。
まあいいや、とりあえず愛しのご主人様のご機嫌とらないとな。
きっと居眠りでほっとかれてご機嫌ナナメに…。
「ふんふ〜ん、これがいいかしら♪
それともこれかしら〜♪」
…あら?鼻歌など歌って随分ご機嫌ですね?
俺はくるりとルイズの方を向く。
そちらを向くと。
ルイズがフリフリだらけの真っ赤なワンピースと、リボンまみ...
「どうしたんだそれ?また舞踏会かなんかあんの?」
どうやらルイズは、ベッド脇の緞子の中から、この服を選んで...
168 :ルイズと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM :2007/06/02(土) 00:...
「サイトは、どっちが好き?」
変わらずにこにこ笑顔でルイズが尋ねてくる。
うーん、赤いのもカワイイけど、青いのもいいなあ。
俺は目の前の二着を、それぞれ想像の中のルイズに着せてみる。
…ん?何か違和感が…。
「ルイズ、それ大きくない?」
「当然でしょ。私が着るんじゃないもの」
笑顔を崩さないまま、ルイズはそう言うけど。
ん?じゃあ誰が着るんだろう?
そっか、シエスタか。シエスタに着せて…なんでルイズが喜ぶん...
俺の心の中の疑問符に、ルイズが応えた。
「アンタが着るのよ」
笑顔は崩さないまま。
エ。待ってルイズさん。冗談ですよねもちろん?
「残念ながら嬢ちゃんはマジだぜ相棒」
デルフの追い討ちが俺を絶望の淵へ追いやる。
まさか、アレ正夢ってヤツっすかーーーーーーーー!!
後ずさる俺に、ルイズは笑顔を全く崩さないまま、そしてワン...
「ねえ」
満面の、そしてドス黒い笑顔が迫ってくる。
その笑顔に俺は、恐怖さえ覚えた。
「赤いのと青いの、どっちがいい?」
どうやら俺に、拒否権はないようである…。〜fin
*追記*
この後シエスタに発見され、ついでにメイド服まで着せられた...
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