ゼロの使い魔保管庫
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「サイト、遅い!」
「ご、ごめんテファ」
朝靄に煙るウエストウッドの村。
まだ日も昇りきらないその入り口で、二つの人影がじゃれあっ...
一人は黒髪の中肉中背の少年。一人は流れるような金髪の、胸...
才人とティファニアである。
二人は、朝早くにしか採れない珍しい果物を採りにいくため、...
その果物は、夜中に実を結び、朝までに熟して、そして朝日と...
ただし、それまでに枝ごと収穫し、暗闇に閉じ込めれば、高値...
「ほら、早くしないと夜が明けちゃう!」
ティファニアは才人の手を取り、元気よく引っ張る。
「ちょ、ちょっと待ってくれよテファ、俺まだ寝起き…」
寝ぼけ眼でティファニアの手に半分引きずられながら、才人は...
#br
#br
「随分たくさん取れたなあ」
手元の袋を見ながら、ティファニアは一息つく。
この果実は普通、採れても1、2個がせいぜいなのだが、今日...
赤ん坊のこぶし大の大きさで、しかも木の葉と同じ緑色をして...
才人の方はどうだろうか?森の入り口で別れたときは、まだ生...
東の空を見ると、地平線が橙色に染まり始めている。
あと、一個くらいはけるかな…?
そう思い、ティファニアは茂みの中に一歩を踏み出す。
がささっ!
その時。
自分の掻き分ける音とは別の音が、足元で響いた。
えっ?
声を上げる暇もなかった。
ティファニアはいきなり足を何かに絡め取られ、茂みの中に引...
その際、ティファニアは木の根に後頭部を打ち、気を失ってし...
そして、気がつくと。
ティファニアは、巨大な花の中に横たわっていた。
いや、それは花ではなかった。
花のように花弁のようなものが開いているが、その花弁は花弁...
その表面にはびっしりと触手が生え揃い、その中でも特に肥大...
ローパー…!
うかつだった。この辺りで簡単にあの果実が採れた理由は、こ...
ローパーがいるため、あの果実を捕食するような小動物が、こ...
ティファニアがその生物の正体に気づいた時には、すでに手遅...
目の前に伸びてきた太い触手が、まるで猿轡のようにティファ...
「─────────!」
それは、産卵の時期を迎えた、ローパーの生態だった。
産卵の時期を迎えたローパーは、他の生物の体内に卵を産み付...
しかしローパーには、鋭い牙も毒液もない。
ならば、どこに卵を産み付けるのか。それは、主に中型以上の...
ローパーの養分は、他の生物の排泄物である。普段は、その場...
宿主の排泄物を食らい、幼生のローパーは育つ。
そして、ある程度以上の大きさになると…。
触手で自らを動かし、宿主の肛門を引き裂いて生まれてくるの...
ティファニアは、まさにその苗床にされようとしていた。
数多の動物の排泄物に晒された、筆舌に尽くしがたい匂いが、...
…イヤ!ローパーの卵を産み付けられるなんて…!
しかし、暴れまわるティファニアを、ローパーの触手は放さな...
せっかく手に入れたこの苗床を、手放すわけにはいかない。
そして、ローパーの表面に変化が訪れる。
ティファニアの強制的に開かれた股間のあたりの触手が退き、...
その茶褐色の、球体で作られたようないびつな男性器こそが、...
ローパーは、両性具有の上に、一生に一度しか産卵しない。そ...
小さな触手が、ティファニアの背面を撫で回す。排泄口を捜し...
そのあまりのおぞましさにティファニアは悲鳴を上げるが、口...
…助けて…!サイト、助けて…!
しかしその声はどこにも響かない。小さな呻き声となって、森...
そして。
細い一本の触手が、ティファニアの肛門にひたり、と張り付い...
ローパーは、ティファニアの襞に残った、排泄物の匂いを感じ...
少し太めの触手によって、肛門の周囲に張り付く邪魔な薄い布...
そこに、才人のモノより大きく、歪な冷たい塊が、ぐりっ、と...
イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イ...
ティファニアは必死に叫ぶが、身体は寸分も動かず、そして声...
#br
ぐぶ…。
#br
歪な男性器はティファニアの小さな穴に向かって歪み、少しず...
だめ、入ってきちゃダメぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
#br
ぐぶ、ぐぷっ…ずぶぶぶぶぶぶぶぶぶ
#br
ティファニアの叫びも虚しく、最も太い部分が過ぎてからは、...
一気に卵巣が押し込まれ、黄褐色の触手だけが、ティファニア...
#br
ぶつんっ…。
#br
そして、触手と卵巣の境目は、苗床の括約筋によって、断ち切...
これで、産卵は完了だった。
しかし、ローパーはティファニアを放さない。
このあと三日三晩、苗床は親のローパーに拘束される。
直腸に排泄物を溜め込まされ、夕方には孵化する幼生の餌とな...
そして三日間で成長した数十匹のローパーが、苗床の肛門を引...
ティファニアは、絶望にかられ、涙を流す。
たすけて…。サイト…たすけて…。
#br
がささっ!
#br
不意に、ローパーの巣となっている茂みが揺れる。
差し込む朝日。そしてそこに伸びる影。
「!テファ!今助けるっ!」
そこから現れたのは。
ティファニアが落とした果実の袋を持ち、デルフリンガーを背...
彼は、茂みの外でティファニアの持っていた袋を見つけ、彼女...
ティファニアは、才人の声と、ローパーの切り刻まれる音を聞...
#br
#br
ティファニアは、柔らかいベッドの上で跳ね起きた。
美しい髪が乱れながら舞い、その規格外の乳房が上半身を起こ...
あれは…夢…?
大量の寝汗で濡れた金髪を漉きあげ、ティファニアは悪夢の記...
才人が洗ってくれたのか、臭いはしなかったが、鼻の奥で、あ...
そして下腹に感じる、排泄物とは別の拡張感。
夢…じゃない…!
あの時の恐怖と絶望が蘇り、ティファニアを苛む。
ティファニアは両肩を抱き、シーツの中で震える。
そうしてティファニアが震えていると。
「おーいテファ、起きてるー?」
右手にお湯を満たしたバケツ、左手にリンゴとナイフの入った...
才人の視線と、シーツに包まって震えるティファニアの視線が...
そのティファニアの顔がぐにゃりと歪む。
次の瞬間。
ティファニアは突然声もあげずに泣き出した。
「ど、どうしたんだテファっ!?」
才人はバケツと手籠をテーブルの上に置くと、慌ててティファ...
ティファニアは目の前の才人の胸に顔を埋めて、泣きじゃくる。
「怖かった…怖かったよぉ…」
才人はそんなティファニアの金色に流れる柔らかい髪を、優し...
二人はしばらく何も語らず、抱き合っていたのだった。
サイトの腕の中で抱かれていると、私の中にわだかまっていた...
私の涙はいつの間にか止まっていて、私はサイトの腕の中で、...
#br
ぐりゅ…
#br
その時、不意にお腹の中に不快感が生まれた。
お腹の中で、何か柔らかい塊が、蠢くカンジ。
忘れてた…。ローパーの…卵…。
早くこれを取り出さないとタイヘンなことになる。
…で、でも…取り出すのは…。
私はサイトの腕の中で、真っ赤になって考える。
ローパーの卵を、自力で取り出すのは、不可能だ。
頑丈な卵巣があるから、無理やり排泄するのも無理。
…だ、だから…。
サイトに…。
「大丈夫かテファ?痛いとことかないのか?」
サイトは、私を一生懸命、心配してくれてる。
…そう、だよね…。
サイトだったら、いいよね…。
私は意を決して顔を上げた。
そして、今からやろうとしていることを考えて…考えて…。
あーだめだめだめ!考えちゃダメ!
「あ、あのね、サイト。お願いがあるの」
私は彼の腕の中で、一気に『お願い』を言い切った。
「お尻に詰まってるモノ、出して欲しいの」
#br
#br
…正直、新手のプレイかと思いましたごめんなさい。
こんな時までエロ脳の俺様、超反省。
最初は思わず、『はぁ?』って顔をしてしまった。
で、テファの説明によれば。
森でテファを襲っていたアレは、ローパーとかいう生き物らし...
他の動物の排泄物を食べて生きている生き物で、産卵の時期に...
で、今、テファのお腹の中には、そのローパーの卵が、産み付...
「で、でも、どうやって?」
俺の間抜けな質問に、テファは真っ赤なまんま応える。
「あ、あのね。
私が両手でお尻開いてがんばるから、サイトは出てきた皮を...
そうすれば、卵は私の方で出せるはずだから…」
テファが言うには、卵巣の皮がつっかえの役割をしているから...
で?
ですね?
今このエロエルフときたら床にうつ伏せになって俺に上げたお...
くっはああああああああああああ!
プレイじゃないっつっても正直ガマンききません。
「あ、あの、サイト、早くして…」
テファは俺の方を見ないように、催促してくる。
でもでも。
どっんなっにじょっうずにかっくしても〜♪
まっかなおみみがみえてるよっ!
いかんだめだ落ち着け俺の熱いパトス&バカ息子。
今は、テファを助ける事に集中だ。いいね?
俺は深呼吸を数回したあと、テファのお尻に手を掛ける。
「…んっ…!」
テファの身体が一瞬びくん!と震え、そんなうめき声が漏れて...
エロいっ…!なんというっ…!なんというエロさだっ…!
俺はもう一度深呼吸をしたあと。
テファが一生懸命広げている、お尻の谷間に注目した。
テファの言うとおり、テファの小さな桃色の肛門から、何か植...
「こ、これをひっぱって…切るんだな?」
俺は確認のため、テファに尋ねる。
しかしテファは。
「恥ずかしいんだからっ…早くしてよぅ…」
消え入りそうな可愛い声で、そう言うだけだった。
だーーーーーめーーーーー!
テファさんソレだーーーーめーーーーー!
せっかく鎮めた俺のマグナムが!ビッグマグナムに!
ええい素数を数えるんだ才人!
で、素数ってなんだっけーーーーーー!?
しかし俺はなんとか欲望に打ち勝つと、テファのお尻から出て...
#br
ずにゅ…
#br
「ンッ…!」
テファのうめき声とともに、それは数センチほどテファの中か...
俺は、それをナイフで切り取った。
「お、終わったよテファ…」
俺は終了を告げたけど、テファは応えない。
テファはお尻を上げたまま、手は頭を載せた枕を抱えている。
「だ、だめ、だめ…!」
え?何がダメ?
テファは震えながら、何かをガマンしているみたいだ。
俺は心配になって、テファの背中をさすった。
「大丈夫?テファ?」
それが引き金だった。
「だめ、見ちゃだめええええええええっ!」
#br
ぶりゅっ…。ぼと。
#br
テファの肛門がもりあがり、テニスボールくらいの柔らかい、...
最初俺は、テファがおもらししたのかと思った。
違う。それこそが、ローパーの卵だったのだ。
「だめ、出ちゃう、出ちゃううぅぅぅぅぅぅっ!」
#br
ぶりゅっ!ぶりゅりゅっ!ぼとぼとぼと!
#br
見ている間にも、テファは次々と卵を出す。
そして俺は気付いてしまった。
テファは卵を出しながら…俺に見られながら…濡れていた。
「だめぇ、止まらないよぉ、見ないで、お願いみないでぇっ!」
真っ赤になって頭を振りながら、テファは卵をひり出し、懇願...
でも、俺は見続けて…。
「いや、だめ、だめぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
#br
ぶちゅ…ぼとっ…。しゃぁぁぁぁぁぁぁ!
#br
卵巣の残りの皮と、最後の卵を出したテファは。
同時におもらしして、逝ってしまったみたいだった。
#br
#br
部屋を片付けると、才人はベッドの上で不貞腐れているティフ...
「だから、ごめんって言ってるだろ?」
「………」
ティファニアはそれでも応えず、膝小僧を抱えて俯いている。
よほど怒っているのだろうか。
「機嫌なおしてくれよ…」
才人はティファニアから離れ、所在なさげに横に座り込む。
すると、不意にティファニアが顔を上げた。
そして。
あっという間の早業で、才人の唇を奪った。
そしてそのまま押し倒し、唇を離す。
「…責任とって」
「え?」
「…サイトがずっと見てるから、えっちな気分になっちゃったじ...
そして才人の身体を跨いだまま、簡素な布の寝巻きのスカート...
そこは既に、ティファニアが零した蜜でべとべとだった。
「責任、とってよね…」
淫靡に言ってもう一度、才人の唇を奪う。
そして、才人が反撃に出た。
今まで下敷きになってされるがままだったのを、ティファニア...
「なにが責任だよ、このエロエルフ」
そして、ティファニアの鼻先に指を突きつける。
目が逝っていた。
「あ、あの、サイト…?」
「俺もずっとガマンしてたんだっつーの!
責任とるのはそっちだっつーの!
いちいちエロい仕草とボディで誘惑しおってからに!
俺のマグナムはすでにGENKAITOPPAだぜーっ!」
言って才人は一気に全裸になると、ティファニアに襲い掛かっ...
「きゃーっ!けだものーっ♪」
襲われながらティファニアは、なんだか嬉しそうだった。
#br
#br
私は襲い掛かってきたサイトに全身でぎゅっと抱きつく。
「なんだよ、もうガマンできないのか?」
そう言ったじゃない。もう、意地悪なんだから…。
「うん。早く欲しいの、サイトのおちんちん…」
言って私は、胸を彼の胸板に押し付けて揺する。
…これ、私はあんまり好きじゃないんだけど…。
サイトが、喜ぶから…。やってる…。
「ホント、おねだり上手になったよな、テファは」
…サイトのせいだもん…。
サイトがいっぱい、えっちなこと、するから…。
イヤって言っても…。ちゃんと止めてくれるけど…。でも止めて...
やっぱり私がえっちなのかな…。
なんて考えてると。
#br
ぐにゅ…。
#br
硬くなったサイトが、入ってきた…。
「ふぁぁ…」
声が自然に漏れる。
私は彼の身体を腕と足で必死に抱きしめて、もっともっと彼を...
「それに、どんどんえっちになってるよ」
言ってサイトは、腰を動かす。
#br
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ…。
#br
そう、だけど、えっちにしたのは…サイトだもん。
私は意地悪な彼に、仕返しをする。
腰に力を込めて、一番奥で彼を捕まえて、耳元で囁いてやる。
「えっちになるのは…サイトのせいなんだから…」
言いながら、腰を軽く揺すって、さらにきつく彼を締め付ける。
「ちょ…テファそれっ…」
「サイトがえっち好きだから…えっちな娘が好きだから…私はど...
言って今度は、足を使って体全体を動かす。
彼の下で、私の身体がグラインドする。
ソレと一緒に、彼の腰も動く。
「そういうの、俺のせい、なのっ?」
「そうよっ、サイトがっ、悪いんだからっ」
お互いに言い合いながら、キスをしながら、二人で身体を揺す...
ベッドがありえないぐらい軋んで、私の身体も軋み始める。
…やば…限界みたい…。
「サイト、わたし、わたし、もういく、いくのっ」
「俺も、出すよ、テファ、出すよっ!」
私達はそう言いあうと、お互いをきつくきつく抱き締め…。
#br
どくどくどくどく…。
#br
そして、融けあった…。
#br
#br
一通り行為が終わると、俺はテファに腕枕をしてやる。
なんつーかお約束だけど、テファも終わった後はこの体勢がい...
テファは俺の胸元に顔を寄せて、満足そうな顔をしている。
「…もう、えっちなんだから」
言って笑顔で、俺の胸板をつんつんする。
かーーーーわーーーーえーーーーーー!
思わず第二ラウンドに突入しそうになった俺を必死になだめて...
テファはまるで仔猫みたいに嬉しそうに俺の手に頭をこすりつ...
…なんでいちいちこう人の萌えポイントを直撃しやがりますかね...
俺はちょっといたずら心から、テファの方に体を傾けると、空...
「やんっ」
テファは抵抗らしい抵抗もせずに、それどころか嬉しそうに、...
そして、次の瞬間。
「サイト、お尻でしたいの…?」
…はい?
一瞬俺は我が耳を疑った。
テファは軽く赤くなりながら続ける。
「いいよ。サイトがしたいなら。私、サイトになら、なにされ...
言ってテファは、俺にぴったりくっついて、ももりんごを歪ま...
「そ、それに、お尻って、ちょっと、キモチいいかも、だし…」
言いながらもじもじなんぞする。
…。
………………。
………………………………………。
いーい度胸だこのエロエルフめ。
「そんなにお尻でして欲しいなら…!」
言って俺はテファを裏返す。
そして俺とテファのおつゆが零れる裂け目の上にある、小さな...
#br
ぐに。
#br
「お尻で、やぁってやるぜっっ!」
「やん、サイトのけだものっ♪」
そして俺達は、2ラウンド目に突入したのだった。
#br
#br
ティファニアの部屋のカーテンがまだ開かないのを見てタニア...
「…もう夕方だぞそこのバカップル…!」
子供たちの面倒を日がな一日見させられて、タニアはキレかか...
さらに、ひと段落したら戻るから、と言っていた才人も、今だ...
よーく見ると、カーテンが軽く揺れている。
いつまでヤってんのよあのバカップルわぁ…!
そんなタニアに、エマが寄ってきて服の裾を引っ張る。
「ねえタニアおねえちゃん、おなかすいたあ」
「ああはいはいすぐ準備するからまっててねー」
言いながらタニアは台所へ向かう。
「タニアおねえちゃん、なんだかママみたいー」
エマの一言が、タニアの足を止めた。
…冗談じゃない。
「私はイヤよっ、こんなところで子守で行き後れるなんてええ...
その言葉は図らずも的中するのだが。
そんなタニアの叫び声は、虚しく空に吸われていったのだった…...
終了行:
「サイト、遅い!」
「ご、ごめんテファ」
朝靄に煙るウエストウッドの村。
まだ日も昇りきらないその入り口で、二つの人影がじゃれあっ...
一人は黒髪の中肉中背の少年。一人は流れるような金髪の、胸...
才人とティファニアである。
二人は、朝早くにしか採れない珍しい果物を採りにいくため、...
その果物は、夜中に実を結び、朝までに熟して、そして朝日と...
ただし、それまでに枝ごと収穫し、暗闇に閉じ込めれば、高値...
「ほら、早くしないと夜が明けちゃう!」
ティファニアは才人の手を取り、元気よく引っ張る。
「ちょ、ちょっと待ってくれよテファ、俺まだ寝起き…」
寝ぼけ眼でティファニアの手に半分引きずられながら、才人は...
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「随分たくさん取れたなあ」
手元の袋を見ながら、ティファニアは一息つく。
この果実は普通、採れても1、2個がせいぜいなのだが、今日...
赤ん坊のこぶし大の大きさで、しかも木の葉と同じ緑色をして...
才人の方はどうだろうか?森の入り口で別れたときは、まだ生...
東の空を見ると、地平線が橙色に染まり始めている。
あと、一個くらいはけるかな…?
そう思い、ティファニアは茂みの中に一歩を踏み出す。
がささっ!
その時。
自分の掻き分ける音とは別の音が、足元で響いた。
えっ?
声を上げる暇もなかった。
ティファニアはいきなり足を何かに絡め取られ、茂みの中に引...
その際、ティファニアは木の根に後頭部を打ち、気を失ってし...
そして、気がつくと。
ティファニアは、巨大な花の中に横たわっていた。
いや、それは花ではなかった。
花のように花弁のようなものが開いているが、その花弁は花弁...
その表面にはびっしりと触手が生え揃い、その中でも特に肥大...
ローパー…!
うかつだった。この辺りで簡単にあの果実が採れた理由は、こ...
ローパーがいるため、あの果実を捕食するような小動物が、こ...
ティファニアがその生物の正体に気づいた時には、すでに手遅...
目の前に伸びてきた太い触手が、まるで猿轡のようにティファ...
「─────────!」
それは、産卵の時期を迎えた、ローパーの生態だった。
産卵の時期を迎えたローパーは、他の生物の体内に卵を産み付...
しかしローパーには、鋭い牙も毒液もない。
ならば、どこに卵を産み付けるのか。それは、主に中型以上の...
ローパーの養分は、他の生物の排泄物である。普段は、その場...
宿主の排泄物を食らい、幼生のローパーは育つ。
そして、ある程度以上の大きさになると…。
触手で自らを動かし、宿主の肛門を引き裂いて生まれてくるの...
ティファニアは、まさにその苗床にされようとしていた。
数多の動物の排泄物に晒された、筆舌に尽くしがたい匂いが、...
…イヤ!ローパーの卵を産み付けられるなんて…!
しかし、暴れまわるティファニアを、ローパーの触手は放さな...
せっかく手に入れたこの苗床を、手放すわけにはいかない。
そして、ローパーの表面に変化が訪れる。
ティファニアの強制的に開かれた股間のあたりの触手が退き、...
その茶褐色の、球体で作られたようないびつな男性器こそが、...
ローパーは、両性具有の上に、一生に一度しか産卵しない。そ...
小さな触手が、ティファニアの背面を撫で回す。排泄口を捜し...
そのあまりのおぞましさにティファニアは悲鳴を上げるが、口...
…助けて…!サイト、助けて…!
しかしその声はどこにも響かない。小さな呻き声となって、森...
そして。
細い一本の触手が、ティファニアの肛門にひたり、と張り付い...
ローパーは、ティファニアの襞に残った、排泄物の匂いを感じ...
少し太めの触手によって、肛門の周囲に張り付く邪魔な薄い布...
そこに、才人のモノより大きく、歪な冷たい塊が、ぐりっ、と...
イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イ...
ティファニアは必死に叫ぶが、身体は寸分も動かず、そして声...
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ぐぶ…。
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歪な男性器はティファニアの小さな穴に向かって歪み、少しず...
だめ、入ってきちゃダメぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
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ぐぶ、ぐぷっ…ずぶぶぶぶぶぶぶぶぶ
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ティファニアの叫びも虚しく、最も太い部分が過ぎてからは、...
一気に卵巣が押し込まれ、黄褐色の触手だけが、ティファニア...
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ぶつんっ…。
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そして、触手と卵巣の境目は、苗床の括約筋によって、断ち切...
これで、産卵は完了だった。
しかし、ローパーはティファニアを放さない。
このあと三日三晩、苗床は親のローパーに拘束される。
直腸に排泄物を溜め込まされ、夕方には孵化する幼生の餌とな...
そして三日間で成長した数十匹のローパーが、苗床の肛門を引...
ティファニアは、絶望にかられ、涙を流す。
たすけて…。サイト…たすけて…。
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がささっ!
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不意に、ローパーの巣となっている茂みが揺れる。
差し込む朝日。そしてそこに伸びる影。
「!テファ!今助けるっ!」
そこから現れたのは。
ティファニアが落とした果実の袋を持ち、デルフリンガーを背...
彼は、茂みの外でティファニアの持っていた袋を見つけ、彼女...
ティファニアは、才人の声と、ローパーの切り刻まれる音を聞...
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ティファニアは、柔らかいベッドの上で跳ね起きた。
美しい髪が乱れながら舞い、その規格外の乳房が上半身を起こ...
あれは…夢…?
大量の寝汗で濡れた金髪を漉きあげ、ティファニアは悪夢の記...
才人が洗ってくれたのか、臭いはしなかったが、鼻の奥で、あ...
そして下腹に感じる、排泄物とは別の拡張感。
夢…じゃない…!
あの時の恐怖と絶望が蘇り、ティファニアを苛む。
ティファニアは両肩を抱き、シーツの中で震える。
そうしてティファニアが震えていると。
「おーいテファ、起きてるー?」
右手にお湯を満たしたバケツ、左手にリンゴとナイフの入った...
才人の視線と、シーツに包まって震えるティファニアの視線が...
そのティファニアの顔がぐにゃりと歪む。
次の瞬間。
ティファニアは突然声もあげずに泣き出した。
「ど、どうしたんだテファっ!?」
才人はバケツと手籠をテーブルの上に置くと、慌ててティファ...
ティファニアは目の前の才人の胸に顔を埋めて、泣きじゃくる。
「怖かった…怖かったよぉ…」
才人はそんなティファニアの金色に流れる柔らかい髪を、優し...
二人はしばらく何も語らず、抱き合っていたのだった。
サイトの腕の中で抱かれていると、私の中にわだかまっていた...
私の涙はいつの間にか止まっていて、私はサイトの腕の中で、...
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ぐりゅ…
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その時、不意にお腹の中に不快感が生まれた。
お腹の中で、何か柔らかい塊が、蠢くカンジ。
忘れてた…。ローパーの…卵…。
早くこれを取り出さないとタイヘンなことになる。
…で、でも…取り出すのは…。
私はサイトの腕の中で、真っ赤になって考える。
ローパーの卵を、自力で取り出すのは、不可能だ。
頑丈な卵巣があるから、無理やり排泄するのも無理。
…だ、だから…。
サイトに…。
「大丈夫かテファ?痛いとことかないのか?」
サイトは、私を一生懸命、心配してくれてる。
…そう、だよね…。
サイトだったら、いいよね…。
私は意を決して顔を上げた。
そして、今からやろうとしていることを考えて…考えて…。
あーだめだめだめ!考えちゃダメ!
「あ、あのね、サイト。お願いがあるの」
私は彼の腕の中で、一気に『お願い』を言い切った。
「お尻に詰まってるモノ、出して欲しいの」
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…正直、新手のプレイかと思いましたごめんなさい。
こんな時までエロ脳の俺様、超反省。
最初は思わず、『はぁ?』って顔をしてしまった。
で、テファの説明によれば。
森でテファを襲っていたアレは、ローパーとかいう生き物らし...
他の動物の排泄物を食べて生きている生き物で、産卵の時期に...
で、今、テファのお腹の中には、そのローパーの卵が、産み付...
「で、でも、どうやって?」
俺の間抜けな質問に、テファは真っ赤なまんま応える。
「あ、あのね。
私が両手でお尻開いてがんばるから、サイトは出てきた皮を...
そうすれば、卵は私の方で出せるはずだから…」
テファが言うには、卵巣の皮がつっかえの役割をしているから...
で?
ですね?
今このエロエルフときたら床にうつ伏せになって俺に上げたお...
くっはああああああああああああ!
プレイじゃないっつっても正直ガマンききません。
「あ、あの、サイト、早くして…」
テファは俺の方を見ないように、催促してくる。
でもでも。
どっんなっにじょっうずにかっくしても〜♪
まっかなおみみがみえてるよっ!
いかんだめだ落ち着け俺の熱いパトス&バカ息子。
今は、テファを助ける事に集中だ。いいね?
俺は深呼吸を数回したあと、テファのお尻に手を掛ける。
「…んっ…!」
テファの身体が一瞬びくん!と震え、そんなうめき声が漏れて...
エロいっ…!なんというっ…!なんというエロさだっ…!
俺はもう一度深呼吸をしたあと。
テファが一生懸命広げている、お尻の谷間に注目した。
テファの言うとおり、テファの小さな桃色の肛門から、何か植...
「こ、これをひっぱって…切るんだな?」
俺は確認のため、テファに尋ねる。
しかしテファは。
「恥ずかしいんだからっ…早くしてよぅ…」
消え入りそうな可愛い声で、そう言うだけだった。
だーーーーーめーーーーー!
テファさんソレだーーーーめーーーーー!
せっかく鎮めた俺のマグナムが!ビッグマグナムに!
ええい素数を数えるんだ才人!
で、素数ってなんだっけーーーーーー!?
しかし俺はなんとか欲望に打ち勝つと、テファのお尻から出て...
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ずにゅ…
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「ンッ…!」
テファのうめき声とともに、それは数センチほどテファの中か...
俺は、それをナイフで切り取った。
「お、終わったよテファ…」
俺は終了を告げたけど、テファは応えない。
テファはお尻を上げたまま、手は頭を載せた枕を抱えている。
「だ、だめ、だめ…!」
え?何がダメ?
テファは震えながら、何かをガマンしているみたいだ。
俺は心配になって、テファの背中をさすった。
「大丈夫?テファ?」
それが引き金だった。
「だめ、見ちゃだめええええええええっ!」
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ぶりゅっ…。ぼと。
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テファの肛門がもりあがり、テニスボールくらいの柔らかい、...
最初俺は、テファがおもらししたのかと思った。
違う。それこそが、ローパーの卵だったのだ。
「だめ、出ちゃう、出ちゃううぅぅぅぅぅぅっ!」
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ぶりゅっ!ぶりゅりゅっ!ぼとぼとぼと!
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見ている間にも、テファは次々と卵を出す。
そして俺は気付いてしまった。
テファは卵を出しながら…俺に見られながら…濡れていた。
「だめぇ、止まらないよぉ、見ないで、お願いみないでぇっ!」
真っ赤になって頭を振りながら、テファは卵をひり出し、懇願...
でも、俺は見続けて…。
「いや、だめ、だめぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
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ぶちゅ…ぼとっ…。しゃぁぁぁぁぁぁぁ!
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卵巣の残りの皮と、最後の卵を出したテファは。
同時におもらしして、逝ってしまったみたいだった。
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部屋を片付けると、才人はベッドの上で不貞腐れているティフ...
「だから、ごめんって言ってるだろ?」
「………」
ティファニアはそれでも応えず、膝小僧を抱えて俯いている。
よほど怒っているのだろうか。
「機嫌なおしてくれよ…」
才人はティファニアから離れ、所在なさげに横に座り込む。
すると、不意にティファニアが顔を上げた。
そして。
あっという間の早業で、才人の唇を奪った。
そしてそのまま押し倒し、唇を離す。
「…責任とって」
「え?」
「…サイトがずっと見てるから、えっちな気分になっちゃったじ...
そして才人の身体を跨いだまま、簡素な布の寝巻きのスカート...
そこは既に、ティファニアが零した蜜でべとべとだった。
「責任、とってよね…」
淫靡に言ってもう一度、才人の唇を奪う。
そして、才人が反撃に出た。
今まで下敷きになってされるがままだったのを、ティファニア...
「なにが責任だよ、このエロエルフ」
そして、ティファニアの鼻先に指を突きつける。
目が逝っていた。
「あ、あの、サイト…?」
「俺もずっとガマンしてたんだっつーの!
責任とるのはそっちだっつーの!
いちいちエロい仕草とボディで誘惑しおってからに!
俺のマグナムはすでにGENKAITOPPAだぜーっ!」
言って才人は一気に全裸になると、ティファニアに襲い掛かっ...
「きゃーっ!けだものーっ♪」
襲われながらティファニアは、なんだか嬉しそうだった。
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私は襲い掛かってきたサイトに全身でぎゅっと抱きつく。
「なんだよ、もうガマンできないのか?」
そう言ったじゃない。もう、意地悪なんだから…。
「うん。早く欲しいの、サイトのおちんちん…」
言って私は、胸を彼の胸板に押し付けて揺する。
…これ、私はあんまり好きじゃないんだけど…。
サイトが、喜ぶから…。やってる…。
「ホント、おねだり上手になったよな、テファは」
…サイトのせいだもん…。
サイトがいっぱい、えっちなこと、するから…。
イヤって言っても…。ちゃんと止めてくれるけど…。でも止めて...
やっぱり私がえっちなのかな…。
なんて考えてると。
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ぐにゅ…。
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硬くなったサイトが、入ってきた…。
「ふぁぁ…」
声が自然に漏れる。
私は彼の身体を腕と足で必死に抱きしめて、もっともっと彼を...
「それに、どんどんえっちになってるよ」
言ってサイトは、腰を動かす。
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ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ…。
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そう、だけど、えっちにしたのは…サイトだもん。
私は意地悪な彼に、仕返しをする。
腰に力を込めて、一番奥で彼を捕まえて、耳元で囁いてやる。
「えっちになるのは…サイトのせいなんだから…」
言いながら、腰を軽く揺すって、さらにきつく彼を締め付ける。
「ちょ…テファそれっ…」
「サイトがえっち好きだから…えっちな娘が好きだから…私はど...
言って今度は、足を使って体全体を動かす。
彼の下で、私の身体がグラインドする。
ソレと一緒に、彼の腰も動く。
「そういうの、俺のせい、なのっ?」
「そうよっ、サイトがっ、悪いんだからっ」
お互いに言い合いながら、キスをしながら、二人で身体を揺す...
ベッドがありえないぐらい軋んで、私の身体も軋み始める。
…やば…限界みたい…。
「サイト、わたし、わたし、もういく、いくのっ」
「俺も、出すよ、テファ、出すよっ!」
私達はそう言いあうと、お互いをきつくきつく抱き締め…。
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どくどくどくどく…。
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そして、融けあった…。
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一通り行為が終わると、俺はテファに腕枕をしてやる。
なんつーかお約束だけど、テファも終わった後はこの体勢がい...
テファは俺の胸元に顔を寄せて、満足そうな顔をしている。
「…もう、えっちなんだから」
言って笑顔で、俺の胸板をつんつんする。
かーーーーわーーーーえーーーーーー!
思わず第二ラウンドに突入しそうになった俺を必死になだめて...
テファはまるで仔猫みたいに嬉しそうに俺の手に頭をこすりつ...
…なんでいちいちこう人の萌えポイントを直撃しやがりますかね...
俺はちょっといたずら心から、テファの方に体を傾けると、空...
「やんっ」
テファは抵抗らしい抵抗もせずに、それどころか嬉しそうに、...
そして、次の瞬間。
「サイト、お尻でしたいの…?」
…はい?
一瞬俺は我が耳を疑った。
テファは軽く赤くなりながら続ける。
「いいよ。サイトがしたいなら。私、サイトになら、なにされ...
言ってテファは、俺にぴったりくっついて、ももりんごを歪ま...
「そ、それに、お尻って、ちょっと、キモチいいかも、だし…」
言いながらもじもじなんぞする。
…。
………………。
………………………………………。
いーい度胸だこのエロエルフめ。
「そんなにお尻でして欲しいなら…!」
言って俺はテファを裏返す。
そして俺とテファのおつゆが零れる裂け目の上にある、小さな...
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ぐに。
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「お尻で、やぁってやるぜっっ!」
「やん、サイトのけだものっ♪」
そして俺達は、2ラウンド目に突入したのだった。
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ティファニアの部屋のカーテンがまだ開かないのを見てタニア...
「…もう夕方だぞそこのバカップル…!」
子供たちの面倒を日がな一日見させられて、タニアはキレかか...
さらに、ひと段落したら戻るから、と言っていた才人も、今だ...
よーく見ると、カーテンが軽く揺れている。
いつまでヤってんのよあのバカップルわぁ…!
そんなタニアに、エマが寄ってきて服の裾を引っ張る。
「ねえタニアおねえちゃん、おなかすいたあ」
「ああはいはいすぐ準備するからまっててねー」
言いながらタニアは台所へ向かう。
「タニアおねえちゃん、なんだかママみたいー」
エマの一言が、タニアの足を止めた。
…冗談じゃない。
「私はイヤよっ、こんなところで子守で行き後れるなんてええ...
その言葉は図らずも的中するのだが。
そんなタニアの叫び声は、虚しく空に吸われていったのだった…...
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