ゼロの使い魔保管庫
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この格納庫を作って、本当によかったと思う。
才人は、トリステイン王家の印が入った封蝋のされた封書を手...
不定期にやってくる、王家から自分宛の封書は、この格納庫の...
そのお陰で、ルイズに封書を見られる心配もない。
まあ、王家から騎士に宛てた封書を無断で開封することは実際...
実際、彼宛の封書の中身は、彼女の主人が一見しようものなら...
その封書を開き、才人は文書を読む。
その文書は決まって、こう始まっていた。
『愛しい我が騎士へ』
これだけでも既に死刑確定だが、その続きは更にとんでもない。
『この間はお世話になりました。貴方の教えはいつもとてもた...
殿方はああいうので喜ばれるのですね。今度はもっとしっか...
普通に読めば、才人が女王に何かを教授しているのだと思うだ...
女王と才人の関係を知る者が読めば、才人が女王を調教してい...
『そういえば、『アン』もあなたに逢いたがっています。また...
あの子はいたずら好きですから、また不意打ちで逢いに行く...
またか、と才人はため息をつく。
この不意打ちで、何度死にそうな目に逢った事か…。
予定外の自分の失踪はすなわち、ルイズの捜索開始を意味する。
するってえと、コトの現場を押さえられる可能性も高いわけで…。
まさか。
…ひょっとしてアン、わざとやってないか…?
一抹の不安を抱えながら、才人は続きを読む。
『それで、次の『お稽古』の日取りなのですが』
キタ。『お稽古』キタ。
それが、才人と女王の、密会の符牒であった。
『明後日、昼の鐘のあと、王宮の東の塔にいらしてくださいま...
いつまでも、お待ちいたしております。 あなたのアン...
アンリエッタの署名のあとには、押印の代わりにルージュのキ...
…こんなもんルイズに見つかったら、マジで俺死ぬな。
才人はそう思いながら、その封書に火をつけ、燃やしてしまっ...
#br
そして日は沈み、再び昇る。
いよいよその日がやってきた。
才人はあらかじめ、ルイズに、アニエスに稽古をつけてもらい...
実は場合によってはアニエスも『稽古』に参加する場合もある...
幸いな事に、アニエスとの関係はまだルイズに感知されていな...
才人は手紙のとおりに、王宮へ出向き、東の塔へと向かう。
普段は使われないというその塔の裏へ回る。そして、硬く閉ざ...
目深にフードを被って、人相がわからないように変装した、ア...
「あ、お待ちしていましたサイト様♪」
アンリエッタは才人が視界に入るや否や、駆け寄って才人の腕...
女王の豊満な胸が、これでもかと才人の腕に押し付けられる。
「あの、姫さま、当たってるんですけど…」
「もちろん、わざとしていますわ。サイト様、おっぱいがお好...
毎度の事だが、アンリエッタはこのやり取りがしたくて仕方な...
それに毎回付き合う才人も、人がいいと言うかなんというか。
アンリエッタはにこにこしながら、才人を塔の中へ誘う。
普段誰も使わないというその塔の中は埃っぽく、薄暗い。
そんな塔の中を、下へ下へと進んでいく。
その道中、アンリエッタはにこにこ笑顔で才人に言う。
「今日は、一つ試したいことがありますの」
また何か企んでるのか、と才人は思ったが、それは表に出さず...
「何を試すんですか?」
また新しい媚薬か?それともまたなんかエロいテクニックでも...
しかし、アンリエッタは。
「それは、お部屋に着くまでヒミツです♪」
そう言ってはぐらかした。
まあ、部屋に着いたら分かるし、そんなタイヘンな事でもない...
そう思って、才人はそれ以上アンリエッタに質問するのをやめ...
そして、すぐに階段は行き止まり、『稽古』に使う地下室に辿...
才人がその扉を開こうとした瞬間。
きしんだ音をたてて、扉は勝手に開いた。
アンリエッタの魔法ではない。第一、彼女は今杖を手にしてい...
その扉の裏側には。
「いらっしゃいませ、サイトさん♪」
黒い短髪を短いポニーテールにまとめ、白いワイシャツに黒い...
「え?」
才人の隣には、確かにアンリエッタがいる。
ということは…。
「この二人のうち、どちらかが本物で、どちらかがスキルニル...
言って、今まで隣にいたアンリエッタがマントを脱ぎ、ドレス...
続いて、アンリエッタが言った。
「今日は、貴方の私への忠誠心と」
そしてアンが言葉を継ぐ。
「貴方の、私への愛情を、試したいと思います」
そして二人で同時に言った。
「「どちらが本物か、当ててくださいまし」」
才人は、またムチャな、とか思ったが。
とりあえず、言っておくべき事を言っておく事にした。
「じゃ、ちゃんと本物を見抜いたら、何かご褒美くれます?」
アンとアンリエッタは、その言葉にお互い顔を見合わせて。
才人の方を向くと、にっこり笑って言った。
「忠誠には、報いる所がなくてはなりません」
「サイト様の忠誠と愛が証明されたならば、何でも言う事を聞...
言い切った二人に、才人は言い返す。
「二言は、ありませんね?」
「はい」「はい」
よーし確約は取った。
才人にはもちろん勝算があった。
以前の『お稽古』で分かった事だが。
アンリエッタは、どMである。
特に、焦らしに弱く、焦らされるとすぐ折れる。
この弱点を突けば、どちらが本物か、すぐに分かるだろう。
見とれよこの淫乱女王、必ず化けの皮剥いだるからな!
才人は、妙なヤル気に燃えていた。
#br
「それじゃあ…っと」
才人はアンの方を抱き上げると、ベッドの上に横たわらせる。
そして、不満そうに二人を見つめるアンリエッタの方を向く。
「じゃ、脱ぎましょうか姫さま」
「あ、はい…」
才人に促されるまま、アンリエッタは後ろを向く。
才人はドレスの背中の紐を解き、ドレスの拘束を解く。
アンリエッタが腕を抜くと、ドレスはそのまますとん、と落ち...
「それじゃ…っと」
「え、サイト様何をっ?」
才人はドレスから抜き取ったリボンでアンリエッタの両腕を後...
そのまま、両腕を椅子に縛りつけ、そして両足も椅子の足にし...
さらに、それだけでは飽き足らず。
才人は手近にあった布で、アンリエッタに猿轡を噛ましてしま...
「んっ、ふーっ!」
猿轡の下から抗議するアンリエッタ。しかしその言葉は才人に...
「それじゃ、アン。服脱いで」
「あ、はい…」
才人はまるでアンリエッタがそこにいないように無視して、ベ...
アンは、ベッドの上でいそいそと服を脱いでいく。
才人も、ベッド脇で服を脱ぐ。アンが下着に手を掛ける頃には...
アンが下着に手を掛けようとした瞬間、才人がその手を取る。
「待って、アン」
「え…?」
才人を見上げたアンの唇を、才人は一瞬の早業で塞ぐ。
そのまま、才人はアンの唇を割り開き、彼女の口内を舌で犯す。
ちゅ…ぴちゅ…。
二人の唾液が絡み合う音が、卑猥に室内に響き渡る。
「ンっ…!ふぅっ…!」
きしきしと椅子を軋ませ、アンリエッタは抗議の声を上げよう...
才人はそんなアンリエッタに見せ付けるように、握ったアンの...
立てひざで抱き合うような格好になった二人は、より一層深く...
アンリエッタは耐え切れず、顔を背け、その光景を見ないよう...
ちゅぱ…。
それをまるで見ていたかのように、才人はアンから唇を離す。
すると、二人の間に白く輝く粘液の橋が渡される。
「は…」
アンは蕩けたような視線で才人を見上げ、くたり、と手をベッ...
そんなアンを、才人はベッドの上で背中から抱き上げ、あぐら...
それはちょうど、アンリエッタに対してアンが身体を開くよう...
才人はそのまま、アンの首筋を吸い上げながら、下着の上から...
「あっ…サイトさぁん…」
アンの蕩けきった甘い甘い啼き声が、部屋に響く。
アンは首筋を吸い上げてくる才人の頭を抱え、送られて来る快...
乳房をまさぐる才人の左手が器用に動き、アンの胸を覆う下着...
「ひ…ぃたっ…」
その強すぎる感覚に、アンは悲鳴を上げる。
しかし才人は手を休めずに、今度は右手で、湿ったショーツの...
「ひぁ!だめぇ!」
才人は無遠慮にアンの滑る割れ目に指を挿しいれ、硬くなった...
ぐちゅ!ぷちゅ!ぶちゅぅ!
「あっあっあっあっ!だめぇ、かき回さないでぇ!」
アンの粘膜と喉が啼く声が、淫らに響き渡る。
「─────っ…!」
目の前で、自分と同じ姿をしたものが、愛する人に抱かれ、悶...
必死にその光景から目を逸らそうとするアンリエッタだが、そ...
その股間はあからさまに湿り、口に咥えられている布は、すで...
才人はそんなアンリエッタを横目に、アンの膝を抱え、を抱き...
「…あっ…」
ぽたぽたと愛液を零すアンの割れ目の下に、才人が押し当てら...
「…いくよ、アン」
「…はい、サイトさんの、お好きなように…」
「──────!」
ずぶぶぶぶ…!
先走りに滑る硬い才人の肉棒が、容赦なくアンの中に埋没して...
その光景に釘付けになったアンリエッタの牝の器官が、きゅう...
「あっあっあっ……。はいって…きてますっ…!」
再び首筋を吸い上げ始めた才人の頭を、アンはもう一度抱え込...
その声は肉の悦びに震え、完全に牝の啼き声になっていた。
その嬌声がアンリエッタの耳朶を震わせるたび、彼女の牝が吼...
「───ッ!んーッ!」
必死にアンリエッタは訴えるが、ベッドを軋ませ絡み合う目の...
「あっぁっあっあっ!サイトさんっ!サイトさぁんっ!」
「アンっ、だすよっ、中に出すよっ!」
「くださいぃ!アンの中、サイトさんで一杯にしてぇ!」
その声と同時に、アンの膝がかくかくと痙攣し、中を貫く才人...
それと同時に。
どくどくどくどくっ!
アンの最奥で才人が弾ける。その衝撃に一足先に絶頂を迎えた...
「あひ、まら、いっれるぅ…!」
涎を垂らし、だらしなく身体を開き、才人にもたれかかる。
同じ顔の絶頂する光景に、アンリエッタは自分の中に出されて...
その擬似的な感覚ですら、焦らしに焦らされた今のアンリエッ...
しゃあぁぁぁぁぁぁぁーっ!
「──────────っ!────んんんっ!」
失禁してしまうほどの刺激であった。
アンリエッタは失禁の感覚と恥辱に、顔を伏せ、かくかくと震...
不意に。
アンリエッタにかけられた、猿轡が外される。
その猿轡は、アンリエッタの唾液でべとべとに濡れそぼってお...
猿轡を外したのはもちろん。
才人であった。
「────あ───」
アンリエッタは力のない瞳で才人を見上げる。
その顎をつまみ、才人はアンリエッタの唇を奪った。
不意に襲ってきた肉の快楽を、焦らされたアンリエッタは貪る。
才人の唇を自ら割り開き、舌を差し込む。
雄の口内の暖かさは、おあずけを食っていた牝の本能を、これ...
少しすると、才人はアンリエッタから身体を離す。
そして、尋ねた。
「…続き、シテ欲しいですか?」
ひたすら焦らされ、牝の欲望に焦がされ続けたアンリエッタに...
上気した顔で、その言葉にこくん、と頷く。
才人はその顎を、再度つまむ。
…ああ、また、唇を犯されるのですね…。
キスを期待して目を瞑ったアンリエッタにやってきたのは、才...
才人は目を瞑ったアンリエッタの耳元で、囁いた。
「じゃ、本物の姫さまがどっちか教えてくれたら、続きシテあ...
「…え…」
最初から才人はそのつもりだったのだ。
アンリエッタが折れるであろう事を予測し、椅子に縛って焦ら...
しかし、ここで教えてしまっては。才人の忠誠を量るとか言っ...
そう、頭では理解していた。頭では…。
「私、です…」
結局、アンリエッタは。
「私が、本物です…。
ですから、続きを、お願い、続きをシテくださいまし…」
獣欲に負け、折れたのだった。
#br
才人はアンリエッタの拘束を解くと、その耳元で囁く。
「じゃあ、スキルニルを元に戻してください」
アンリエッタは、言外に『戻さないとシテあげません』と言わ...
すると、ベッドの上でぐったりと横たわるアンが、見る間に縮...
「はい、よくできました」
言って才人はアンリエッタを椅子から立たせる。
すると、アンリエッタは慌てた様子で叫ぶ。
「あ、待ってっ」
しかし才人は聞き入れない。
ぬちゃぁ…。
牝の淫液と失禁でぐしょぐしょになった椅子とショーツの間で...
「いじりもじてないのに…。ものすごい変態マゾさんですね、姫...
才人の言葉に、真っ赤になってアンリエッタは顔を逸らす。
「いやっ、言わないでぇ…っ!」
泣きそうになっているアンリエッタの耳元で、才人はもう一度...
「女王のくせに、縛られて焦らされて、こんなにべしょべしょ...
「いや、いやぁ…」
才人の言葉責めに、アンリエッタは泣き顔で頭を振るしかでき...
そして、才人の次の言葉が、アンリエッタの心を手折った。
「俺、そんな変態マゾ女王なアンが大好きだよ」
「えっ…」
顔を上げたアンリエッタの唇を、才人は柔らかく塞ぐ。
そして、啄ばむような優しいキスを、何度も何度も降らせる。
ひどい責めのあとの、恋人のような優しさに、アンリエッタの...
…サイトさま、サイトさま、サイトさまぁ…。
もう、頭の中は才人の事を考えるだけで精一杯だった。
そして、唇を離した才人は、名残惜しそうに見つめる頬を上気...
「さ、言ってごらん?アンは?」
「アンリエッタはぁ…サイトさまのぉ…」
「俺の?」
「サイトさまの…へんたいマゾどれいですぅ…」
恍惚とした表情で自らを奴隷と呼ぶその顔には、女王の威厳は...
男に依存することに悦びを感じ、肉欲に溺れ、虐げられる事す...
才人はそんなアンリエッタに満足そうに頷くと。
「じゃあ、試してみようか。俺専用変態マゾ奴隷のアンが、本...
「…ふぇ…?」
主人の言う事を理解できず、才人専用の変態マゾ奴隷はベッド...
布で目隠しをされて腕を後ろ手に縛られたメス奴隷は、前後の...
ぐちゅ!ぶちゅ!ぶちゅぅっ!
「いやぁっ!らめぇっ!こんなのぉ!ひぬ、ひんにゃうっ!」
しかし、前後を挟む二人の主人の動きは止まらず、更に激しく...
時間は少し遡る。
『俺専用なら、どんな状況でもちゃんと俺の事わかるよね?』
才人は何かを企んでいる顔でそう言った。
『はいっ、アンは、どんな状況でもサイト様の事わかりますっ』
まるで主人に尻尾を振る犬のような顔で、アンリエッタはそう...
『それじゃあ、今から目隠しして、スキルニルの俺と、本物の...
そんなアンリエッタに、才人は意地悪く、そう言いはなった。
『…え…?』
思わず呆けてしまうアンリエッタを、才人は手早く拘束してし...
アンリエッタはてっきり、交互に犯されて、どちらが本物の才...
#br
しかし、その予想は覆され、アンリエッタは一時に二つの肉棒...
ぐちゃぐちゃと女陰が淫らな水音を立て、ぶちゅぶちゅと肛門...
才人専用の変態マゾ奴隷は、二人の才人の間で、肉の快楽と焦...
「らめぇ、いっひゃう、いっひゃうのぉ!」
びくびくと震えて、二つの肉棒に貪欲に絡みつく奴隷の柔肉。
くったりと力の抜けたアンリエッタの耳朶に、才人の声が響く。
「一人で逝っちゃったの?本当、どうしようもない変態奴隷だ...
「あ…ひ…」
才人の罵倒に、アンリエッタのマゾ肉襞がぴくぴくと反応し、...
しかし才人はそれに堪え、アンリエッタに答えを促した。
「じゃあ、聞きますよ?どっちが本物?」
言うと同時に、二つの肉棒がぐりっ、と捻られる。
「あひ……っ!」
その衝撃に再び軽い絶頂を迎えるアンリエッタ。
しかし、気丈にもアンリエッタは必死になって意識を繋ぎとめ...
ところが、アンリエッタの穴を貫く二つの才人は、当然の事な...
だったら。
サイト様は、どちらの穴がお好きなのかしら…?
もし、才人が貫くとしたら、どちらの穴か。
きっと。
「ま、まえのあなの、サイトさまが、ほんものれす…」
穴を埋める熱さに必死に耐えながら、アンリエッタはそう応え...
しかし。
「は・ず・れ」
「…え…?」
予想外の答えに、アンリエッタは愕然とする。
そして、才人は。
「あーあ、アンの俺に対する愛情はこの程度なのかぁ」
言って、奴隷の身体を持ち上げ、自らを引き抜く。
「や、やだぁっ!」
しかし、アンリエッタは才人の腰を自由な脚で抱え込み、引き...
そんな牝奴隷に、才人は意地悪に言った。
「そんな、ワガママで自分の主人も分からないようなダメ奴隷...
その言葉に。
『お仕置き』という単語に。
アンリエッタの背筋にぞくぞくと電流が走る。
その電流に命じられるまま、才人専用の変態マゾ奴隷は、蕩け...
「おしおきしてくださいっ、アンはワガママでダメなへんたい...
サイトさまのおちんちんで、ダメなアンをいっぱいおしおき...
その言葉に才人はニヤリと笑い。
「ほんと、ワガママでダメな変態マゾ奴隷だっ…!」
アンリエッタの中を、乱暴に犯し始めた。
#br
「あ、あの、幻滅しないでくださいね…」
行為の後、毛布の中で、全裸のアンリエッタは才人の胸を枕に...
才人はくすりと笑うと、そんなアンリエッタの額に優しく口付...
「幻滅なんかしませんよ。
むしろすっごく素敵でした、姫さま」
元通りの呼び名でアンリエッタを呼び、才人はにっこりと笑う。
才人は、アンリエッタのあの言動は、普段抑え付けられている...
…ちょっと、いやかなりへんたいさんではあるが。
アンリエッタはその言葉に、真っ赤になって、俯いてしまう。
そして、意を決して言った。
「あ、あの、二人きりのときは、サイト様専用のメス奴隷でい...
ぶは。
な、何を言い出すかこのへんたい女王。
アンリエッタは才人の呆れた視線に気付かず、続ける。
「あ、あの、変態だなんて思わないでくださいね。
で、でも、自分がサイト様の奴隷だって考えるだけで、私、...
言いながら、アンリエッタは目の前の才人の胸板を。
なんと、ぺろぺろと舌で舐め始めたのだ。
既にその顔は、女王アンリエッタではなく。
才人専用の変態マゾ奴隷、アンリエッタの顔であった。
「ご主人様ぁ…アンは、アンはぁ…」
「俺専用の変態マゾ奴隷だコノヤローっ!」
「あぁんっ、ご主人様乱暴ですぅ♪」
そして二人は、再び行為に没頭したのだった。
#br
そしてその被害を蒙るのは、身代わりを押し付けられるアニエ...
「…マジでトリステイン乗っ取っちゃおうかなぁ…」
魔法でアンリエッタに化けたアニエスは、執務室で大量の書類...
月に数度の『お稽古』の際、スキルニルを使えばいい事にアニ...
終了行:
この格納庫を作って、本当によかったと思う。
才人は、トリステイン王家の印が入った封蝋のされた封書を手...
不定期にやってくる、王家から自分宛の封書は、この格納庫の...
そのお陰で、ルイズに封書を見られる心配もない。
まあ、王家から騎士に宛てた封書を無断で開封することは実際...
実際、彼宛の封書の中身は、彼女の主人が一見しようものなら...
その封書を開き、才人は文書を読む。
その文書は決まって、こう始まっていた。
『愛しい我が騎士へ』
これだけでも既に死刑確定だが、その続きは更にとんでもない。
『この間はお世話になりました。貴方の教えはいつもとてもた...
殿方はああいうので喜ばれるのですね。今度はもっとしっか...
普通に読めば、才人が女王に何かを教授しているのだと思うだ...
女王と才人の関係を知る者が読めば、才人が女王を調教してい...
『そういえば、『アン』もあなたに逢いたがっています。また...
あの子はいたずら好きですから、また不意打ちで逢いに行く...
またか、と才人はため息をつく。
この不意打ちで、何度死にそうな目に逢った事か…。
予定外の自分の失踪はすなわち、ルイズの捜索開始を意味する。
するってえと、コトの現場を押さえられる可能性も高いわけで…。
まさか。
…ひょっとしてアン、わざとやってないか…?
一抹の不安を抱えながら、才人は続きを読む。
『それで、次の『お稽古』の日取りなのですが』
キタ。『お稽古』キタ。
それが、才人と女王の、密会の符牒であった。
『明後日、昼の鐘のあと、王宮の東の塔にいらしてくださいま...
いつまでも、お待ちいたしております。 あなたのアン...
アンリエッタの署名のあとには、押印の代わりにルージュのキ...
…こんなもんルイズに見つかったら、マジで俺死ぬな。
才人はそう思いながら、その封書に火をつけ、燃やしてしまっ...
#br
そして日は沈み、再び昇る。
いよいよその日がやってきた。
才人はあらかじめ、ルイズに、アニエスに稽古をつけてもらい...
実は場合によってはアニエスも『稽古』に参加する場合もある...
幸いな事に、アニエスとの関係はまだルイズに感知されていな...
才人は手紙のとおりに、王宮へ出向き、東の塔へと向かう。
普段は使われないというその塔の裏へ回る。そして、硬く閉ざ...
目深にフードを被って、人相がわからないように変装した、ア...
「あ、お待ちしていましたサイト様♪」
アンリエッタは才人が視界に入るや否や、駆け寄って才人の腕...
女王の豊満な胸が、これでもかと才人の腕に押し付けられる。
「あの、姫さま、当たってるんですけど…」
「もちろん、わざとしていますわ。サイト様、おっぱいがお好...
毎度の事だが、アンリエッタはこのやり取りがしたくて仕方な...
それに毎回付き合う才人も、人がいいと言うかなんというか。
アンリエッタはにこにこしながら、才人を塔の中へ誘う。
普段誰も使わないというその塔の中は埃っぽく、薄暗い。
そんな塔の中を、下へ下へと進んでいく。
その道中、アンリエッタはにこにこ笑顔で才人に言う。
「今日は、一つ試したいことがありますの」
また何か企んでるのか、と才人は思ったが、それは表に出さず...
「何を試すんですか?」
また新しい媚薬か?それともまたなんかエロいテクニックでも...
しかし、アンリエッタは。
「それは、お部屋に着くまでヒミツです♪」
そう言ってはぐらかした。
まあ、部屋に着いたら分かるし、そんなタイヘンな事でもない...
そう思って、才人はそれ以上アンリエッタに質問するのをやめ...
そして、すぐに階段は行き止まり、『稽古』に使う地下室に辿...
才人がその扉を開こうとした瞬間。
きしんだ音をたてて、扉は勝手に開いた。
アンリエッタの魔法ではない。第一、彼女は今杖を手にしてい...
その扉の裏側には。
「いらっしゃいませ、サイトさん♪」
黒い短髪を短いポニーテールにまとめ、白いワイシャツに黒い...
「え?」
才人の隣には、確かにアンリエッタがいる。
ということは…。
「この二人のうち、どちらかが本物で、どちらかがスキルニル...
言って、今まで隣にいたアンリエッタがマントを脱ぎ、ドレス...
続いて、アンリエッタが言った。
「今日は、貴方の私への忠誠心と」
そしてアンが言葉を継ぐ。
「貴方の、私への愛情を、試したいと思います」
そして二人で同時に言った。
「「どちらが本物か、当ててくださいまし」」
才人は、またムチャな、とか思ったが。
とりあえず、言っておくべき事を言っておく事にした。
「じゃ、ちゃんと本物を見抜いたら、何かご褒美くれます?」
アンとアンリエッタは、その言葉にお互い顔を見合わせて。
才人の方を向くと、にっこり笑って言った。
「忠誠には、報いる所がなくてはなりません」
「サイト様の忠誠と愛が証明されたならば、何でも言う事を聞...
言い切った二人に、才人は言い返す。
「二言は、ありませんね?」
「はい」「はい」
よーし確約は取った。
才人にはもちろん勝算があった。
以前の『お稽古』で分かった事だが。
アンリエッタは、どMである。
特に、焦らしに弱く、焦らされるとすぐ折れる。
この弱点を突けば、どちらが本物か、すぐに分かるだろう。
見とれよこの淫乱女王、必ず化けの皮剥いだるからな!
才人は、妙なヤル気に燃えていた。
#br
「それじゃあ…っと」
才人はアンの方を抱き上げると、ベッドの上に横たわらせる。
そして、不満そうに二人を見つめるアンリエッタの方を向く。
「じゃ、脱ぎましょうか姫さま」
「あ、はい…」
才人に促されるまま、アンリエッタは後ろを向く。
才人はドレスの背中の紐を解き、ドレスの拘束を解く。
アンリエッタが腕を抜くと、ドレスはそのまますとん、と落ち...
「それじゃ…っと」
「え、サイト様何をっ?」
才人はドレスから抜き取ったリボンでアンリエッタの両腕を後...
そのまま、両腕を椅子に縛りつけ、そして両足も椅子の足にし...
さらに、それだけでは飽き足らず。
才人は手近にあった布で、アンリエッタに猿轡を噛ましてしま...
「んっ、ふーっ!」
猿轡の下から抗議するアンリエッタ。しかしその言葉は才人に...
「それじゃ、アン。服脱いで」
「あ、はい…」
才人はまるでアンリエッタがそこにいないように無視して、ベ...
アンは、ベッドの上でいそいそと服を脱いでいく。
才人も、ベッド脇で服を脱ぐ。アンが下着に手を掛ける頃には...
アンが下着に手を掛けようとした瞬間、才人がその手を取る。
「待って、アン」
「え…?」
才人を見上げたアンの唇を、才人は一瞬の早業で塞ぐ。
そのまま、才人はアンの唇を割り開き、彼女の口内を舌で犯す。
ちゅ…ぴちゅ…。
二人の唾液が絡み合う音が、卑猥に室内に響き渡る。
「ンっ…!ふぅっ…!」
きしきしと椅子を軋ませ、アンリエッタは抗議の声を上げよう...
才人はそんなアンリエッタに見せ付けるように、握ったアンの...
立てひざで抱き合うような格好になった二人は、より一層深く...
アンリエッタは耐え切れず、顔を背け、その光景を見ないよう...
ちゅぱ…。
それをまるで見ていたかのように、才人はアンから唇を離す。
すると、二人の間に白く輝く粘液の橋が渡される。
「は…」
アンは蕩けたような視線で才人を見上げ、くたり、と手をベッ...
そんなアンを、才人はベッドの上で背中から抱き上げ、あぐら...
それはちょうど、アンリエッタに対してアンが身体を開くよう...
才人はそのまま、アンの首筋を吸い上げながら、下着の上から...
「あっ…サイトさぁん…」
アンの蕩けきった甘い甘い啼き声が、部屋に響く。
アンは首筋を吸い上げてくる才人の頭を抱え、送られて来る快...
乳房をまさぐる才人の左手が器用に動き、アンの胸を覆う下着...
「ひ…ぃたっ…」
その強すぎる感覚に、アンは悲鳴を上げる。
しかし才人は手を休めずに、今度は右手で、湿ったショーツの...
「ひぁ!だめぇ!」
才人は無遠慮にアンの滑る割れ目に指を挿しいれ、硬くなった...
ぐちゅ!ぷちゅ!ぶちゅぅ!
「あっあっあっあっ!だめぇ、かき回さないでぇ!」
アンの粘膜と喉が啼く声が、淫らに響き渡る。
「─────っ…!」
目の前で、自分と同じ姿をしたものが、愛する人に抱かれ、悶...
必死にその光景から目を逸らそうとするアンリエッタだが、そ...
その股間はあからさまに湿り、口に咥えられている布は、すで...
才人はそんなアンリエッタを横目に、アンの膝を抱え、を抱き...
「…あっ…」
ぽたぽたと愛液を零すアンの割れ目の下に、才人が押し当てら...
「…いくよ、アン」
「…はい、サイトさんの、お好きなように…」
「──────!」
ずぶぶぶぶ…!
先走りに滑る硬い才人の肉棒が、容赦なくアンの中に埋没して...
その光景に釘付けになったアンリエッタの牝の器官が、きゅう...
「あっあっあっ……。はいって…きてますっ…!」
再び首筋を吸い上げ始めた才人の頭を、アンはもう一度抱え込...
その声は肉の悦びに震え、完全に牝の啼き声になっていた。
その嬌声がアンリエッタの耳朶を震わせるたび、彼女の牝が吼...
「───ッ!んーッ!」
必死にアンリエッタは訴えるが、ベッドを軋ませ絡み合う目の...
「あっぁっあっあっ!サイトさんっ!サイトさぁんっ!」
「アンっ、だすよっ、中に出すよっ!」
「くださいぃ!アンの中、サイトさんで一杯にしてぇ!」
その声と同時に、アンの膝がかくかくと痙攣し、中を貫く才人...
それと同時に。
どくどくどくどくっ!
アンの最奥で才人が弾ける。その衝撃に一足先に絶頂を迎えた...
「あひ、まら、いっれるぅ…!」
涎を垂らし、だらしなく身体を開き、才人にもたれかかる。
同じ顔の絶頂する光景に、アンリエッタは自分の中に出されて...
その擬似的な感覚ですら、焦らしに焦らされた今のアンリエッ...
しゃあぁぁぁぁぁぁぁーっ!
「──────────っ!────んんんっ!」
失禁してしまうほどの刺激であった。
アンリエッタは失禁の感覚と恥辱に、顔を伏せ、かくかくと震...
不意に。
アンリエッタにかけられた、猿轡が外される。
その猿轡は、アンリエッタの唾液でべとべとに濡れそぼってお...
猿轡を外したのはもちろん。
才人であった。
「────あ───」
アンリエッタは力のない瞳で才人を見上げる。
その顎をつまみ、才人はアンリエッタの唇を奪った。
不意に襲ってきた肉の快楽を、焦らされたアンリエッタは貪る。
才人の唇を自ら割り開き、舌を差し込む。
雄の口内の暖かさは、おあずけを食っていた牝の本能を、これ...
少しすると、才人はアンリエッタから身体を離す。
そして、尋ねた。
「…続き、シテ欲しいですか?」
ひたすら焦らされ、牝の欲望に焦がされ続けたアンリエッタに...
上気した顔で、その言葉にこくん、と頷く。
才人はその顎を、再度つまむ。
…ああ、また、唇を犯されるのですね…。
キスを期待して目を瞑ったアンリエッタにやってきたのは、才...
才人は目を瞑ったアンリエッタの耳元で、囁いた。
「じゃ、本物の姫さまがどっちか教えてくれたら、続きシテあ...
「…え…」
最初から才人はそのつもりだったのだ。
アンリエッタが折れるであろう事を予測し、椅子に縛って焦ら...
しかし、ここで教えてしまっては。才人の忠誠を量るとか言っ...
そう、頭では理解していた。頭では…。
「私、です…」
結局、アンリエッタは。
「私が、本物です…。
ですから、続きを、お願い、続きをシテくださいまし…」
獣欲に負け、折れたのだった。
#br
才人はアンリエッタの拘束を解くと、その耳元で囁く。
「じゃあ、スキルニルを元に戻してください」
アンリエッタは、言外に『戻さないとシテあげません』と言わ...
すると、ベッドの上でぐったりと横たわるアンが、見る間に縮...
「はい、よくできました」
言って才人はアンリエッタを椅子から立たせる。
すると、アンリエッタは慌てた様子で叫ぶ。
「あ、待ってっ」
しかし才人は聞き入れない。
ぬちゃぁ…。
牝の淫液と失禁でぐしょぐしょになった椅子とショーツの間で...
「いじりもじてないのに…。ものすごい変態マゾさんですね、姫...
才人の言葉に、真っ赤になってアンリエッタは顔を逸らす。
「いやっ、言わないでぇ…っ!」
泣きそうになっているアンリエッタの耳元で、才人はもう一度...
「女王のくせに、縛られて焦らされて、こんなにべしょべしょ...
「いや、いやぁ…」
才人の言葉責めに、アンリエッタは泣き顔で頭を振るしかでき...
そして、才人の次の言葉が、アンリエッタの心を手折った。
「俺、そんな変態マゾ女王なアンが大好きだよ」
「えっ…」
顔を上げたアンリエッタの唇を、才人は柔らかく塞ぐ。
そして、啄ばむような優しいキスを、何度も何度も降らせる。
ひどい責めのあとの、恋人のような優しさに、アンリエッタの...
…サイトさま、サイトさま、サイトさまぁ…。
もう、頭の中は才人の事を考えるだけで精一杯だった。
そして、唇を離した才人は、名残惜しそうに見つめる頬を上気...
「さ、言ってごらん?アンは?」
「アンリエッタはぁ…サイトさまのぉ…」
「俺の?」
「サイトさまの…へんたいマゾどれいですぅ…」
恍惚とした表情で自らを奴隷と呼ぶその顔には、女王の威厳は...
男に依存することに悦びを感じ、肉欲に溺れ、虐げられる事す...
才人はそんなアンリエッタに満足そうに頷くと。
「じゃあ、試してみようか。俺専用変態マゾ奴隷のアンが、本...
「…ふぇ…?」
主人の言う事を理解できず、才人専用の変態マゾ奴隷はベッド...
布で目隠しをされて腕を後ろ手に縛られたメス奴隷は、前後の...
ぐちゅ!ぶちゅ!ぶちゅぅっ!
「いやぁっ!らめぇっ!こんなのぉ!ひぬ、ひんにゃうっ!」
しかし、前後を挟む二人の主人の動きは止まらず、更に激しく...
時間は少し遡る。
『俺専用なら、どんな状況でもちゃんと俺の事わかるよね?』
才人は何かを企んでいる顔でそう言った。
『はいっ、アンは、どんな状況でもサイト様の事わかりますっ』
まるで主人に尻尾を振る犬のような顔で、アンリエッタはそう...
『それじゃあ、今から目隠しして、スキルニルの俺と、本物の...
そんなアンリエッタに、才人は意地悪く、そう言いはなった。
『…え…?』
思わず呆けてしまうアンリエッタを、才人は手早く拘束してし...
アンリエッタはてっきり、交互に犯されて、どちらが本物の才...
#br
しかし、その予想は覆され、アンリエッタは一時に二つの肉棒...
ぐちゃぐちゃと女陰が淫らな水音を立て、ぶちゅぶちゅと肛門...
才人専用の変態マゾ奴隷は、二人の才人の間で、肉の快楽と焦...
「らめぇ、いっひゃう、いっひゃうのぉ!」
びくびくと震えて、二つの肉棒に貪欲に絡みつく奴隷の柔肉。
くったりと力の抜けたアンリエッタの耳朶に、才人の声が響く。
「一人で逝っちゃったの?本当、どうしようもない変態奴隷だ...
「あ…ひ…」
才人の罵倒に、アンリエッタのマゾ肉襞がぴくぴくと反応し、...
しかし才人はそれに堪え、アンリエッタに答えを促した。
「じゃあ、聞きますよ?どっちが本物?」
言うと同時に、二つの肉棒がぐりっ、と捻られる。
「あひ……っ!」
その衝撃に再び軽い絶頂を迎えるアンリエッタ。
しかし、気丈にもアンリエッタは必死になって意識を繋ぎとめ...
ところが、アンリエッタの穴を貫く二つの才人は、当然の事な...
だったら。
サイト様は、どちらの穴がお好きなのかしら…?
もし、才人が貫くとしたら、どちらの穴か。
きっと。
「ま、まえのあなの、サイトさまが、ほんものれす…」
穴を埋める熱さに必死に耐えながら、アンリエッタはそう応え...
しかし。
「は・ず・れ」
「…え…?」
予想外の答えに、アンリエッタは愕然とする。
そして、才人は。
「あーあ、アンの俺に対する愛情はこの程度なのかぁ」
言って、奴隷の身体を持ち上げ、自らを引き抜く。
「や、やだぁっ!」
しかし、アンリエッタは才人の腰を自由な脚で抱え込み、引き...
そんな牝奴隷に、才人は意地悪に言った。
「そんな、ワガママで自分の主人も分からないようなダメ奴隷...
その言葉に。
『お仕置き』という単語に。
アンリエッタの背筋にぞくぞくと電流が走る。
その電流に命じられるまま、才人専用の変態マゾ奴隷は、蕩け...
「おしおきしてくださいっ、アンはワガママでダメなへんたい...
サイトさまのおちんちんで、ダメなアンをいっぱいおしおき...
その言葉に才人はニヤリと笑い。
「ほんと、ワガママでダメな変態マゾ奴隷だっ…!」
アンリエッタの中を、乱暴に犯し始めた。
#br
「あ、あの、幻滅しないでくださいね…」
行為の後、毛布の中で、全裸のアンリエッタは才人の胸を枕に...
才人はくすりと笑うと、そんなアンリエッタの額に優しく口付...
「幻滅なんかしませんよ。
むしろすっごく素敵でした、姫さま」
元通りの呼び名でアンリエッタを呼び、才人はにっこりと笑う。
才人は、アンリエッタのあの言動は、普段抑え付けられている...
…ちょっと、いやかなりへんたいさんではあるが。
アンリエッタはその言葉に、真っ赤になって、俯いてしまう。
そして、意を決して言った。
「あ、あの、二人きりのときは、サイト様専用のメス奴隷でい...
ぶは。
な、何を言い出すかこのへんたい女王。
アンリエッタは才人の呆れた視線に気付かず、続ける。
「あ、あの、変態だなんて思わないでくださいね。
で、でも、自分がサイト様の奴隷だって考えるだけで、私、...
言いながら、アンリエッタは目の前の才人の胸板を。
なんと、ぺろぺろと舌で舐め始めたのだ。
既にその顔は、女王アンリエッタではなく。
才人専用の変態マゾ奴隷、アンリエッタの顔であった。
「ご主人様ぁ…アンは、アンはぁ…」
「俺専用の変態マゾ奴隷だコノヤローっ!」
「あぁんっ、ご主人様乱暴ですぅ♪」
そして二人は、再び行為に没頭したのだった。
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そしてその被害を蒙るのは、身代わりを押し付けられるアニエ...
「…マジでトリステイン乗っ取っちゃおうかなぁ…」
魔法でアンリエッタに化けたアニエスは、執務室で大量の書類...
月に数度の『お稽古』の際、スキルニルを使えばいい事にアニ...
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