ゼロの使い魔保管庫
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222 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
ベッドのかたわらの小さなテーブルから、ワインの入ったグ...
夜。王宮の寝室。アンリエッタは薄物を素肌の上にまとった...
グラスを少しかたむけて、唇をワインで湿らせる。
今夜のワインにはわずかにスパイスと蜂蜜を入れ、人肌程度...
くぴ、と飲み下すとまずのどが熱を持ち、胸の中までじんわ...
ほう、とアンリエッタは息を吐いた。
吐息には、ワインに入れたシナモンの甘い香りがただよって...
日中の激務の心労もあり、いまだ少女の年齢ながら彼女に寝...
昼間の、隣り合った領地をおさめる二人の領主の、家畜の放...
あれは頭痛を覚える仕事だった。胸ぐらをつかまんばかりの...
眉間を押さえる。縦にしわが寄っていたことに気づき、仕事...
(なにか、楽しかったことを考えて……)
ぽやぽやと、ある日のことが脳裏に浮かび上がってきた。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
数日前の逢瀬のときだった。
いつものように、木賃宿の安い部屋に入るとすぐ、立ったま...
彼のそういう性急さは、嫌いではなかった。アンリエッタも...
それから服を脱がされる。
223 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
正体が周囲に気づかれることのないように、会うときにはい...
けれど、それもすべてはぎとられて髪をほどかれてしまう。...
「アン」と呼んでとは彼に言っているものの、生まれたまま...
女王であるかというと、それも少し違うのだけれど。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
(やっぱり、あれは『わたくし』としか言えないのでしょうね……)
ベッドにこてんと横たわりながら、アンリエッタは熱くなっ...
その後のことが、半ば自動的に脳裏に再生されていく。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
彼はめったに、最初から服を全部脱ぐことがない。
あらゆる危険にとっさに対応するためです、とか何とか理由...
服を着た彼に全裸で抱かれなければならないこの状況は、ア...
服という人間の尊厳をあらわすものを一方的に失って、支配...
立ったままの彼の前にひざまずいて、唇と舌で彼のものに奉...
まず愛情をこめてちゅっちゅっと何度も口づけてから、教え...
舌全体を使って根元から上まで舐めあげたり、舌先で裏筋や...
アンリエッタは鼻腔を刺激する男の匂いにくらくらしながら...
両手を男の生殖器の下部にそえ、右手で竿の根元の部分をゆ...
口の中で脈打つたくましい雄を感じながら、栗色の髪を撫で...
奉仕するだけで高まってきた情欲に、熱く目をうるませて息...
アンリエッタの細い首筋にはしっとりと汗がにじみ、触れら...
224 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
彼の要求にしたがって、もっと口の中に納めようとした。焦...
口腔内の雄肉の存在感と味に、頭がもうろうとする。雌とし...
とうに膣口には透明な愛液がこぼれだしていたが、のどを深...
張りつめてきた乳房を、いつのまにか彼のズボンにこすりつ...
アンリエッタがそんな自分に気づいて顔を赤らめる間もなく...
「あのさ、そろそろ出そうだけど……どっちがいい? 飲むのと...
「……ぇ」
なにかを選ばされるのは初めてではなかったが、こういう選...
あまりにはしたない選択。
それなのに、こくんと物欲しげにのどを鳴らしてしまった。
全身に、青い臭いのする白い精をかけられて、それを手のひ...
その日は。
「の……飲ませて、くださいまし……」
「ん、じゃあその、もう一回くわえて」
ぷっくりした桜色の唇をわって入ってくる肉棒に、アンリエ...
左手で栗色の髪をかきあげて、淫らながらどこか上品さを失...
唇できゅっと締めつけ、舌でやわらかく男肉に媚びる。口の...
白魚のような右手の指は、ぬらつく陰茎の根元にからめて、...
彼が「あ、出る……」とうめいて放出したとき、口の中で雄の...
225 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
紅潮してとろけた表情で一心に吸いつき、こくんこくんと精...
本能的に、握りしめた肉棒の根元をさらにしごいて、白濁を...
(うそ……飲むだけで、気持ちいい……)
白い精が、飲みこむはしから媚薬となって体を内側から灼く...
さあっと肌が上気し、先ほどこすりつけていた乳肉が内側か...
「ずず、ちゅる、ん、こく……ふぁ……終わり、ました……」
教えこまれたことに忠実に、残り汁をすすって終わる。
情欲で煮こまれた脳裏は、もっと続けていたかったという気...
が、すぐに挿入はされなかった。
彼は、「じゃ、お返しさせてイタダキマス」と言って、座り...
「あ、あの……サイト殿?」
「『お返し』で舐めるけど……前からと後ろから、どっちの格好...
「あ」
これ以上ないというほど、少女が真っ赤になった。
これもまた選択させられるのは初めてだったが、どちらも経...
『前から』というのは、自分で脚を大きく開いてあお向けに...
『後ろから』はうつぶせの姿勢、ひざをついて上体を倒し、...
口唇で愛撫されるのはたまらなく気持ちいいのだが、はっき...
226 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
「いい、いいです、お返しはいりませんから!」
「ダメです。自分犬ですから、舐めさせてもらいます。さ、さ...
「ぅ…………」
こういう状況で、強い口調で言われると逆らえなくなる。ア...
「ま……前から、してくださいまし……」
か細い声で切れ切れに伝える。しかし、自称犬は首をたてに...
「うーん、もう一声。ほら、することと言うことがあるでしょ...
仕込まれた、あの恥ずかしい行為を催促される。アンリエッ...
先ほどの奉仕だけですっかり準備のできていた秘花、その花...
それだけで終わりではない。秘部の上端に位置する肉豆の周...
可能なかぎりソフトな剥き方だったが、敏感すぎるそこはそ...
最後に、思い切ってぐっ、と周囲の肉を強めに引っぱると、...
227 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
それから、これから言わなければならないことを思い出し、...
もういいでしょうか? と上目づかいで彼をうかがってみた...
半ばやけくそで、両手の指で花弁をおさえ、剥き身で赤く艶...
「ぁ……あ、あの……わたくしにも、お、おしゃぶりしてください...
「どこを? ここ?」
いきなり、彼がそのぷっくりと膨らんだ豆をきゅっとつまん...
「ひぁぁぁぁ!!?」
声と体がはねあがる。少年は興奮した顔でつまんだクリトリ...
「ほら、どこをおしゃぶりしてほしいのかちゃんと言えるだろ...
「ひんっ、ひぃ、やっ、やめてっ、言います、牝おちんちんで...
ようやく彼が、強烈過ぎる刺激をやめてくれた。そのとたん...
アンリエッタははぁはぁと荒い息をついた。いきなりのこと...
すっかり充血したクリトリスが、ジンジンと敏感にうずいて...
覆いかぶさってきた彼に、紅潮しながら怯えるという被虐感...
「お、お願いですから、優しく扱ってくださいまし……」
228 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
彼はぐっ! と親指をたてて、いやらしい笑みを浮かべてみ...
「わかってます。気持ちよくしますから」
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
(あああああ………………)
アンリエッタは回想途中でうつぶせになり、鵞鳥の羽毛をつ...
むろん、屈辱的な格好を取らされたり、卑語を言わされたこ...
(抱くときには『アン』と呼ぶように言っておりますのに! あ...
だ、だいたい『自分犬ですから』ってなんですか!?
優しくと言ったのは、もうすこし刺激を抑えてほしいという...
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
ちゅっ、と吸いつかれた時点で腰がくだけた。
「ん――んんんんんっ!!!」
口をおさえて、必死で悲鳴をかみ殺す。
ほんの小さな突起なのに、彼の少しかさかさした唇をかぶせ...
彼のものに奉仕したときからずっとこらえていたものが、一...
急激な絶頂に括約筋が締まり、アンリエッタの陰唇がぎゅっ...
「……ぁ……イキました……」
絶頂に達したらちゃんと口に出して言うように、とも躾けら...
229 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
「え、もう?」
彼がアンリエッタの股間から顔を離し、本気で驚いた表情を...
なにか文句を言う暇はなかった。
彼はすぐまた顔を埋めて、今度は唇で軽くはさんだまま顔を...
「あっ、ひ、待ってくださっ、今はビリビリしているんです……...
唇でくわえられたままふーっと息をかけられると、全身の毛...
肉豆の隅々までとがらせた舌先で清められ、包皮との境目ま...
「イく、イキますっ、あ、あ、イくっ!」
上半身をシーツの上で狂おしくよじって、悲鳴のように絶頂...
電撃のような鋭い絶頂が去ったあと、くたりと身をしずめ……...
「んんっ、そんな続けてしないでくださいましっ、あ、ん、お...
包皮を剥きあげられて完全に無防備な状態のまま、アメ玉を...
自称犬だけあって、彼の愛撫はねちっこく執拗に続けられた。
彼の上顎の唇と舌にはさまれる。アンリエッタ自身が奉仕し...
三回目の絶頂を味わわされるまでその責めが続き、アンリエ...
230 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
四回目はまた吸いあげられ、今度はきつく吸引されて前歯で...
挽くようにしてコリコリと歯でつぶされたとき、強すぎる刺...
なのに数分ももたず体は勝手に、暴力的な責めに屈服してし...
「イきますぅ……」
激痛が走るほどのひどいいじめ方をされたはずなのに、躾け...
彼は一転して、あやすように肉豆を優しく吸ってきた。
恥ずかしく開いた自分の股間に埋められた彼の頭を、手で押...
「……ぁ……うそ、なんで……いたかった、ですのに……」
余韻にもうろうとしながらも信じられない思いで、下半身の...
彼は心得た顔でうなずくと、ぴん、と指で膨れあがった肉豆...
「ひんっ!」
「長く責められるほど、強い刺激でも快感として受入れやすく...
ところで、そろそろ……いい?」
少年は思いきったように自分も服を脱ぐと、ベッドに膝をつ...
彼のものは、すっかり勢いをとりもどしている。
魅入られたようにこくんとうなずいてから、アンリエッタは...
「あ、いえ、やはりもう少し時間を置いてからのほうがよいか...
「待てないんで」
手をついて後ろにずりさがると、その分距離をつめられた。
いきなり抱き寄せられて口づけされ、少女の目にとろんとも...
有無をいわさないやり方で、苦しいほどきつく抱きしめられ...
231 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
彼が脚のあいだに身を割りいれ、アンリエッタの腕をつかん...
彼が自身のものを、くちゅりと柔らかくほぐれた少女のうる...
うつろな肉洞をゆっくり満たされる感覚に、アンリエッタは...
ここまではいつもからすると、じゅうぶんに優しい手順だっ...
彼に正上位の形で奥まで貫かれ、覆いかぶさるように体を重...
「え……え?」
戸惑い、それから気づいて青ざめた。
彼を止めようと口をあけた瞬間、密着した部分をぐりっと押...
少年としてはむしろ優しくこすりつけたつもりだったのだろ...
「お願いですから待ってっ、腰を押しつけないで!」
「へ?」
わけがわからない、という表情を浮かべた彼に、羞恥に震え...
「その、あそこの、か……皮を、戻させてくださいまし……」
クリトリスが、まだ先ほどの愛撫で包皮を剥きあげられたま...
すっかり敏感になったその部分は、優しく触れられただけで...
そんなところに男の腰を密着させられ、陰毛の生えた下腹で...
「ですから、あの……離して……?」
アンリエッタは下から彼の顔を見上げた。今は両腕を体の横...
少年は何か怒ったような、もどかしそうな表情だった。
なぜか、皮膚がぞくりと鳥肌をたてた。恐怖と、それから自...
彼の顔はあとから思うと、強烈な欲情の表情だったのだろう。
232 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
「……じゃ、こっちにするからさ」
腕をしっかり押さえつけたまま、彼がやや身を起こして、擦...
しかし、そのまま抽送に移ってきた。
奥のほう、下がった子宮の入り口。いつも叩かれると理性が...
クリトリスとは違う、遅効性だが重く深い快楽ポイント。
アンリエッタの一番弱い場所。
「ひ……ぅ、く……」
切なく顔をゆがめ、歯を食いしばるようにして耐える。
最後まで耐えられたことなどない。
いつもかならず、途中で我慢しきれず達してしまい、その後...
ドロドロにされながら、めったに聞きいれられないとわかっ...
それでも、最初からあのような痴態を晒したくはなかった。
執拗に嬲られつづける子宮が、こぷりと白濁した粘液を吐き...
彼に組み敷かれたまま、ゆるゆると高まっていく快感にあえ...
ほどなくして、下腹に力が入りっぱなしになる。気を抜けば...
足の指と、押さえられた手の指でシーツをつかみ、歯を食い...
「なんでいつも我慢しようとするんです? 変なところで強情...
そう言うと、ふたたび腰の前面を密着させてずりずりと擦り...
「ひあああぁぁぁっ!?」
急激に訪れた、こすりつぶされるような肉豆への刺激に、一...
それだけに留まらなかった。
絶頂に震えだしたアンリエッタの肉壺を、彼は力をこめてえ...
急激にからみついてくる媚肉を押し分けるようにして、奥の...
「そ――それ駄目ぇっ! わたくし、また狂いますからぁっ!」
233 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
「狂えばいいって、いつもみたいに」
「ひっ……イ……くぅ、ぁ、あ、ああああああああっ!!」
彼に許可を与えられた、と認識した瞬間、アンリエッタは連...
白いのどをひくんとそらし、足がはね上がり、きゅううと膣...
「うわっ、すげ、柔らかくからみついて引き込む感じ……ん、俺...
「あああああっ! あーっ! あっ、うぁ、出てっ、お腹の奥...
「あー……やっぱ姫さまの中って、何度かイかせてからだとすご...
「んんんぅ、ばかぁ! ふぁ? ――ひぃぅ! な、なんで出し...
その後は、いつものように頭が真っ白になるまでいじめられ...
奥をぐりぐりと圧迫され、あらゆる体液をしぼり出されて、...
トントンと子宮を小突かれる。その小刻みな抽送の合間に何...
その強制的に与えられる重い愉悦に逆らえず、甘く泣き叫び...
十分ほど延々と、肉豆をこすりつぶされたあたりで精神が折...
「これ以上いかせないれくらさいましっ、いきたくありません...
「おねがいれすっ、せめて皮だけは戻させてっ、もうこすられ...
234 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
…………ようやく責めがやんだとき、ほとんどアンリエッタは気...
ひくひく痙攣する肢体をくったりとベッドに投げ出し、汗ま...
「はーっ、はーっ、はーっ、はーっ…………」
気まずそうに、少年が横で手を合わせていた。
「……あの、大丈夫?」
「……………………」
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
アンリエッタはベッドの上に起き上がって座りなおし、黙っ...
(もう本当に……なんであの方は、いつも加減というものを……)
回想が進んで羞恥の極限を通り越し、かえって見た目には冷...
ルイズが嫉妬をはさまず適切な助言をあたえるとするなら、...
でも、とワイングラスの中で赤く揺れる酒に目をおとして、...
本当は、あのようにいじめられるのが嫌いではない。
特に、何も考えたくないほど心が疲れたときや、切なくてど...
あの熱い肌が恋しくて、殿方の腕の中で心臓の鼓動を聞きな...
力強く組み敷かれて、本当に何も考えられなくなるまでぐち...
それが、決して嫌いではない。
(……でもやっぱり、毎回だと体がもちませんわ!)
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
というわけで。
そのすぐ後、どうにか起き上がれるようになってから、アン...
もう少し行為のコントロールを自分にも預けて欲しいと。
235 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
少年はぽりぽりと頭をかいて、こう答えた。
「つまり、たまには自分が攻めたいと。姫さま、完璧に受けな...
「せ、攻めとか受けとかではないのです! ただその、わたく...
「じゃ、上になってみます?」
「え?」
いきなり両わきの下に手を入れられてつかまれる。その部分...
そのまま彼はねそべり、アンリエッタは彼の腹の上に下ろさ...
「あ……あの……?」
「アン、自分で入れてみて。そんで動いて」
突然の要求にとまどうアンリエッタの尻を後ろからぴたん、...
アンリエッタの口で一回、秘肉で二回出したくせに、もう元...
動く? 動くってどのように? とおろおろしながらも、ア...
何度かすべってうまく入らず、こわごわと手を下に伸ばして...
くぷくぷと、刀身に濡れた肉の鞘をかぶせていく。
全部入れ終わり、アンリエッタはぺたん、と彼の上にすわり...
膣奥からの予兆を感じ取り、「ぁ…………」とかすかに切ないう...
「……どうかした?」
「……奥から、下りてきてます……」
彼に出された二回分の精液と、子宮から分泌された彼女自身...
それがどろりと膣口まで下り、少年とつながった部分から少...
彼が「うわ、二人ともべとべとになった」とちょっと笑う。
確かに、先刻の濃密な行為で桃色に染まっていた二人の下腹...
少し腰を浮かせれば、ぬちゃぁ……と糸を何本も引くだろう。
236 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
アンリエッタは少年の上に座りこんで、彼の胸に手をつき、...
ただ、ゆっくりと、それもほんの少ししか動いていない。ど...
少年が注文をつける。
「もうちょっと腰をまわすようにしてー…えっと、左右とか上下...
ふるふると、たれたままの頭をアンリエッタがふる。
少年はちょっと焦れた顔で、さらに催促する。
「恥ずかしくないってば。大胆に動かしていいって」
「ち……ちがいます、怖いのです……!」
「怖い?」
「いまは敏感、すぎて……」
あ、と彼が理解した顔になった。
つい先ほどまで、秘肉をグシュグシュとみがきぬかれるよう...
「んー、どうしたもんかね……」
なにごとかを考える表情になった彼が、つながったまま上体...
姿勢のちょっとした変化で、彼女の内部の肉棒が当たる場所...
騎乗位から変則的な座位に移行した形。向かい合った状態で...
「体は興奮してるでしょ? おっぱい、ぷりぷりに張ってます...
わ、うわ、あそこの中がうねりましたよ、今」
237 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
左の乳房をねっとりと揉みたてられる。へにゃ、と表情が泣...
汗をにじませ、張り詰めた乳肉の表面を、彼の爪の先で刷か...
ずっとかちかちだった乳首をきゅっとひねられたとき、我慢...
「ほら、少し痛いくらいの強さでつねられるのが好きだろ? …...
彼の言葉に反論できないほど、アンリエッタは快感を得てし...
もう勝手に腰が動いている。後ろに手をついたまま、羞恥と...
まだ激しい動きとはとても言えないが、すでに十分すぎるほ...
少年は満足そうに笑うと、つながった部分にも左手を伸ばし...
何をされるのか思い当たって、全身が総毛だった。
「だ、駄目です、そこは本当にもう……!」
「大丈夫。乱暴にはしないから。これくらいなら丁度いいだろ...
「だめっ、あっ! ……ぁ、あれ? ぅぁ……あ……んんぅ……」
嬲られすぎて固い状態を通り過ぎ、柔らかくなっていたクリ...
自分で言ったとおりに、彼は肉豆の包皮をもどしてくれ、そ...
包皮ごとごくごく軽くつまんで、非常に柔らかく押し揉んで...
ゆるゆるともどかしく、腰がじんわりとしびれていくような...
「…………ぁ……ん……」
ほんの少しずつ、腰の動きが速くなっていく。
彼に乳房を乱暴に、肉豆を繊細に愛撫されることで、発情さ...
238 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
それまでの前後動から離れ、円をかくように腰をまわしたと...
体がそれを覚え、自然に腰がうねるように何度も円をかいた...
そのことに消えたいほどの羞恥心を覚えながら、アンリエッ...
美貌を紅潮させ、舌を出してよだれをこぼしながら、無心に...
もう少し、もう少しで、と霞がかった頭で思い、情欲に命じ...
あくまで優しく、くにくにと揉みこまれ続ける肉豆の愉悦が...
「んぅう……んん……」
しばらくぶりにもらえる、優しい絶頂。
目をきゅっと閉じて震える。秘肉では、彼のものを愛しげに...
彼がクリトリスから手をはなした。
目をあけて、アンリエッタはぼんやりと疑問を口にした。
「なんで……? わたくしの腰、とまっておりません……」
まだ、くいくいと淫らに腰がうごめいている。すぐに官能が...
少年が、「つかまって」というように腕をさしだしてきた。
つながったまま、ベッドに座った彼に身をなげだすように抱...
完全に座位の姿勢になり、奥まで貫かれてぶるりと尻が震え...
すぐひくりひくりと腰がうごめきを再開し、くちゅりくちゅ...
「あ、これ、怖い……! ほんとうにとまり、ません……!」
アンリエッタはあえいで、彼の首筋に手をまわしてしがみつ...
どんどん自分が自分でなくなっていく。押さえつけられて強...
肉体が意思から切り離されたようで、もうどうにもならなか...
秘肉の敏感さはまったく変わっていないのに、腰の動きが勝...
前後動、円運動にさらに左右そして上下動がくわわる。
彼の刀身に自分から肉の鞘をかぶせ、ねとねとの媚肉でしぼ...
膣内の蠕動も腰の動きも、雄に媚びて精を受けるための本能...
239 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
「ひ、姫さま、ちょっと予想以上に腰すごいんだけど……! 俺...
「ぅあ、ああっ、んっ、だっておかしいんですっ、小さいの何...
彼の首につかまって強く抱きつき、火照って汗に濡れた体を...
彼の胸板に押しつぶすようにこすりつけた乳房がぬるりと汗...
小刻みな絶頂が何度も起こっているのに、腰から下が自分の...
絶頂に達してビクビクとはねているのに、それさえ男のもの...
「姫さま、俺限界」とうめいた彼が、いきなり唇を重ねた後...
「ふぁ――あんんんんっ!」
突然の口づけに驚いた瞬間、下がりきった子宮を強く衝かれ...
離された唇から、快楽の叫びがあがった。
「ぁう!? あひ、んぅぅ! あああああああーっ! ぅ、ああ...
ぎゅっときつく抱きすくめられ、こってりと子宮に熱い白濁...
「いっ、いきます、いっております、あ、これだめっ、またぁ...
精液のほとばしりを一つ受けるたびに連続した絶頂に押し上...
「…………んんっ、ぁ、……ふぁぁ………ぁ…………」
ようやく満足したのか、彼のものをひくひくと食い締めたま...
子宮にそそがれる精が、そのまま桃色の霧になって脳裏に流...
腰がとろけて温かいスープになったような、幸福感のある深...
甘く淫らな、呆けたような笑みをアンリエッタは浮かべてい...
そのまま夢うつつで口づけをもう一度、自分からねだった。
240 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
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王宮の寝室。
アンリエッタはベッドの上で、最後の一口のワインを飲み干...
赤みがさして熱い頬に手をそえ、目を伏せて、はふ、と熱い...
吐息はシナモンの甘い香りがしているが、色もつけるとすれ...
なにやら凄絶に色っぽい空間だった。
(あれはすごくよかった……今度も上でさせてもらおうかしら……
……ち、違います、わたくし何をはしたないことを考えている...
よく考えれば仕事のこと以外とはいえ、こんなの思い出して...
ああ、でも次はいつ会えるかしら? すごく会いたい、かも...
ベッドの上で悶々とする女王陛下。
もうここしばらく、寝る前はこんな調子であった。
腹心のアニエスやルイズでも、この様子を見たらけっ、と言...
終了行:
222 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
ベッドのかたわらの小さなテーブルから、ワインの入ったグ...
夜。王宮の寝室。アンリエッタは薄物を素肌の上にまとった...
グラスを少しかたむけて、唇をワインで湿らせる。
今夜のワインにはわずかにスパイスと蜂蜜を入れ、人肌程度...
くぴ、と飲み下すとまずのどが熱を持ち、胸の中までじんわ...
ほう、とアンリエッタは息を吐いた。
吐息には、ワインに入れたシナモンの甘い香りがただよって...
日中の激務の心労もあり、いまだ少女の年齢ながら彼女に寝...
昼間の、隣り合った領地をおさめる二人の領主の、家畜の放...
あれは頭痛を覚える仕事だった。胸ぐらをつかまんばかりの...
眉間を押さえる。縦にしわが寄っていたことに気づき、仕事...
(なにか、楽しかったことを考えて……)
ぽやぽやと、ある日のことが脳裏に浮かび上がってきた。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
数日前の逢瀬のときだった。
いつものように、木賃宿の安い部屋に入るとすぐ、立ったま...
彼のそういう性急さは、嫌いではなかった。アンリエッタも...
それから服を脱がされる。
223 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
正体が周囲に気づかれることのないように、会うときにはい...
けれど、それもすべてはぎとられて髪をほどかれてしまう。...
「アン」と呼んでとは彼に言っているものの、生まれたまま...
女王であるかというと、それも少し違うのだけれど。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
(やっぱり、あれは『わたくし』としか言えないのでしょうね……)
ベッドにこてんと横たわりながら、アンリエッタは熱くなっ...
その後のことが、半ば自動的に脳裏に再生されていく。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
彼はめったに、最初から服を全部脱ぐことがない。
あらゆる危険にとっさに対応するためです、とか何とか理由...
服を着た彼に全裸で抱かれなければならないこの状況は、ア...
服という人間の尊厳をあらわすものを一方的に失って、支配...
立ったままの彼の前にひざまずいて、唇と舌で彼のものに奉...
まず愛情をこめてちゅっちゅっと何度も口づけてから、教え...
舌全体を使って根元から上まで舐めあげたり、舌先で裏筋や...
アンリエッタは鼻腔を刺激する男の匂いにくらくらしながら...
両手を男の生殖器の下部にそえ、右手で竿の根元の部分をゆ...
口の中で脈打つたくましい雄を感じながら、栗色の髪を撫で...
奉仕するだけで高まってきた情欲に、熱く目をうるませて息...
アンリエッタの細い首筋にはしっとりと汗がにじみ、触れら...
224 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
彼の要求にしたがって、もっと口の中に納めようとした。焦...
口腔内の雄肉の存在感と味に、頭がもうろうとする。雌とし...
とうに膣口には透明な愛液がこぼれだしていたが、のどを深...
張りつめてきた乳房を、いつのまにか彼のズボンにこすりつ...
アンリエッタがそんな自分に気づいて顔を赤らめる間もなく...
「あのさ、そろそろ出そうだけど……どっちがいい? 飲むのと...
「……ぇ」
なにかを選ばされるのは初めてではなかったが、こういう選...
あまりにはしたない選択。
それなのに、こくんと物欲しげにのどを鳴らしてしまった。
全身に、青い臭いのする白い精をかけられて、それを手のひ...
その日は。
「の……飲ませて、くださいまし……」
「ん、じゃあその、もう一回くわえて」
ぷっくりした桜色の唇をわって入ってくる肉棒に、アンリエ...
左手で栗色の髪をかきあげて、淫らながらどこか上品さを失...
唇できゅっと締めつけ、舌でやわらかく男肉に媚びる。口の...
白魚のような右手の指は、ぬらつく陰茎の根元にからめて、...
彼が「あ、出る……」とうめいて放出したとき、口の中で雄の...
225 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
紅潮してとろけた表情で一心に吸いつき、こくんこくんと精...
本能的に、握りしめた肉棒の根元をさらにしごいて、白濁を...
(うそ……飲むだけで、気持ちいい……)
白い精が、飲みこむはしから媚薬となって体を内側から灼く...
さあっと肌が上気し、先ほどこすりつけていた乳肉が内側か...
「ずず、ちゅる、ん、こく……ふぁ……終わり、ました……」
教えこまれたことに忠実に、残り汁をすすって終わる。
情欲で煮こまれた脳裏は、もっと続けていたかったという気...
が、すぐに挿入はされなかった。
彼は、「じゃ、お返しさせてイタダキマス」と言って、座り...
「あ、あの……サイト殿?」
「『お返し』で舐めるけど……前からと後ろから、どっちの格好...
「あ」
これ以上ないというほど、少女が真っ赤になった。
これもまた選択させられるのは初めてだったが、どちらも経...
『前から』というのは、自分で脚を大きく開いてあお向けに...
『後ろから』はうつぶせの姿勢、ひざをついて上体を倒し、...
口唇で愛撫されるのはたまらなく気持ちいいのだが、はっき...
226 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
「いい、いいです、お返しはいりませんから!」
「ダメです。自分犬ですから、舐めさせてもらいます。さ、さ...
「ぅ…………」
こういう状況で、強い口調で言われると逆らえなくなる。ア...
「ま……前から、してくださいまし……」
か細い声で切れ切れに伝える。しかし、自称犬は首をたてに...
「うーん、もう一声。ほら、することと言うことがあるでしょ...
仕込まれた、あの恥ずかしい行為を催促される。アンリエッ...
先ほどの奉仕だけですっかり準備のできていた秘花、その花...
それだけで終わりではない。秘部の上端に位置する肉豆の周...
可能なかぎりソフトな剥き方だったが、敏感すぎるそこはそ...
最後に、思い切ってぐっ、と周囲の肉を強めに引っぱると、...
227 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
それから、これから言わなければならないことを思い出し、...
もういいでしょうか? と上目づかいで彼をうかがってみた...
半ばやけくそで、両手の指で花弁をおさえ、剥き身で赤く艶...
「ぁ……あ、あの……わたくしにも、お、おしゃぶりしてください...
「どこを? ここ?」
いきなり、彼がそのぷっくりと膨らんだ豆をきゅっとつまん...
「ひぁぁぁぁ!!?」
声と体がはねあがる。少年は興奮した顔でつまんだクリトリ...
「ほら、どこをおしゃぶりしてほしいのかちゃんと言えるだろ...
「ひんっ、ひぃ、やっ、やめてっ、言います、牝おちんちんで...
ようやく彼が、強烈過ぎる刺激をやめてくれた。そのとたん...
アンリエッタははぁはぁと荒い息をついた。いきなりのこと...
すっかり充血したクリトリスが、ジンジンと敏感にうずいて...
覆いかぶさってきた彼に、紅潮しながら怯えるという被虐感...
「お、お願いですから、優しく扱ってくださいまし……」
228 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
彼はぐっ! と親指をたてて、いやらしい笑みを浮かべてみ...
「わかってます。気持ちよくしますから」
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(あああああ………………)
アンリエッタは回想途中でうつぶせになり、鵞鳥の羽毛をつ...
むろん、屈辱的な格好を取らされたり、卑語を言わされたこ...
(抱くときには『アン』と呼ぶように言っておりますのに! あ...
だ、だいたい『自分犬ですから』ってなんですか!?
優しくと言ったのは、もうすこし刺激を抑えてほしいという...
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ちゅっ、と吸いつかれた時点で腰がくだけた。
「ん――んんんんんっ!!!」
口をおさえて、必死で悲鳴をかみ殺す。
ほんの小さな突起なのに、彼の少しかさかさした唇をかぶせ...
彼のものに奉仕したときからずっとこらえていたものが、一...
急激な絶頂に括約筋が締まり、アンリエッタの陰唇がぎゅっ...
「……ぁ……イキました……」
絶頂に達したらちゃんと口に出して言うように、とも躾けら...
229 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
「え、もう?」
彼がアンリエッタの股間から顔を離し、本気で驚いた表情を...
なにか文句を言う暇はなかった。
彼はすぐまた顔を埋めて、今度は唇で軽くはさんだまま顔を...
「あっ、ひ、待ってくださっ、今はビリビリしているんです……...
唇でくわえられたままふーっと息をかけられると、全身の毛...
肉豆の隅々までとがらせた舌先で清められ、包皮との境目ま...
「イく、イキますっ、あ、あ、イくっ!」
上半身をシーツの上で狂おしくよじって、悲鳴のように絶頂...
電撃のような鋭い絶頂が去ったあと、くたりと身をしずめ……...
「んんっ、そんな続けてしないでくださいましっ、あ、ん、お...
包皮を剥きあげられて完全に無防備な状態のまま、アメ玉を...
自称犬だけあって、彼の愛撫はねちっこく執拗に続けられた。
彼の上顎の唇と舌にはさまれる。アンリエッタ自身が奉仕し...
三回目の絶頂を味わわされるまでその責めが続き、アンリエ...
230 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
四回目はまた吸いあげられ、今度はきつく吸引されて前歯で...
挽くようにしてコリコリと歯でつぶされたとき、強すぎる刺...
なのに数分ももたず体は勝手に、暴力的な責めに屈服してし...
「イきますぅ……」
激痛が走るほどのひどいいじめ方をされたはずなのに、躾け...
彼は一転して、あやすように肉豆を優しく吸ってきた。
恥ずかしく開いた自分の股間に埋められた彼の頭を、手で押...
「……ぁ……うそ、なんで……いたかった、ですのに……」
余韻にもうろうとしながらも信じられない思いで、下半身の...
彼は心得た顔でうなずくと、ぴん、と指で膨れあがった肉豆...
「ひんっ!」
「長く責められるほど、強い刺激でも快感として受入れやすく...
ところで、そろそろ……いい?」
少年は思いきったように自分も服を脱ぐと、ベッドに膝をつ...
彼のものは、すっかり勢いをとりもどしている。
魅入られたようにこくんとうなずいてから、アンリエッタは...
「あ、いえ、やはりもう少し時間を置いてからのほうがよいか...
「待てないんで」
手をついて後ろにずりさがると、その分距離をつめられた。
いきなり抱き寄せられて口づけされ、少女の目にとろんとも...
有無をいわさないやり方で、苦しいほどきつく抱きしめられ...
231 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
彼が脚のあいだに身を割りいれ、アンリエッタの腕をつかん...
彼が自身のものを、くちゅりと柔らかくほぐれた少女のうる...
うつろな肉洞をゆっくり満たされる感覚に、アンリエッタは...
ここまではいつもからすると、じゅうぶんに優しい手順だっ...
彼に正上位の形で奥まで貫かれ、覆いかぶさるように体を重...
「え……え?」
戸惑い、それから気づいて青ざめた。
彼を止めようと口をあけた瞬間、密着した部分をぐりっと押...
少年としてはむしろ優しくこすりつけたつもりだったのだろ...
「お願いですから待ってっ、腰を押しつけないで!」
「へ?」
わけがわからない、という表情を浮かべた彼に、羞恥に震え...
「その、あそこの、か……皮を、戻させてくださいまし……」
クリトリスが、まだ先ほどの愛撫で包皮を剥きあげられたま...
すっかり敏感になったその部分は、優しく触れられただけで...
そんなところに男の腰を密着させられ、陰毛の生えた下腹で...
「ですから、あの……離して……?」
アンリエッタは下から彼の顔を見上げた。今は両腕を体の横...
少年は何か怒ったような、もどかしそうな表情だった。
なぜか、皮膚がぞくりと鳥肌をたてた。恐怖と、それから自...
彼の顔はあとから思うと、強烈な欲情の表情だったのだろう。
232 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
「……じゃ、こっちにするからさ」
腕をしっかり押さえつけたまま、彼がやや身を起こして、擦...
しかし、そのまま抽送に移ってきた。
奥のほう、下がった子宮の入り口。いつも叩かれると理性が...
クリトリスとは違う、遅効性だが重く深い快楽ポイント。
アンリエッタの一番弱い場所。
「ひ……ぅ、く……」
切なく顔をゆがめ、歯を食いしばるようにして耐える。
最後まで耐えられたことなどない。
いつもかならず、途中で我慢しきれず達してしまい、その後...
ドロドロにされながら、めったに聞きいれられないとわかっ...
それでも、最初からあのような痴態を晒したくはなかった。
執拗に嬲られつづける子宮が、こぷりと白濁した粘液を吐き...
彼に組み敷かれたまま、ゆるゆると高まっていく快感にあえ...
ほどなくして、下腹に力が入りっぱなしになる。気を抜けば...
足の指と、押さえられた手の指でシーツをつかみ、歯を食い...
「なんでいつも我慢しようとするんです? 変なところで強情...
そう言うと、ふたたび腰の前面を密着させてずりずりと擦り...
「ひあああぁぁぁっ!?」
急激に訪れた、こすりつぶされるような肉豆への刺激に、一...
それだけに留まらなかった。
絶頂に震えだしたアンリエッタの肉壺を、彼は力をこめてえ...
急激にからみついてくる媚肉を押し分けるようにして、奥の...
「そ――それ駄目ぇっ! わたくし、また狂いますからぁっ!」
233 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
「狂えばいいって、いつもみたいに」
「ひっ……イ……くぅ、ぁ、あ、ああああああああっ!!」
彼に許可を与えられた、と認識した瞬間、アンリエッタは連...
白いのどをひくんとそらし、足がはね上がり、きゅううと膣...
「うわっ、すげ、柔らかくからみついて引き込む感じ……ん、俺...
「あああああっ! あーっ! あっ、うぁ、出てっ、お腹の奥...
「あー……やっぱ姫さまの中って、何度かイかせてからだとすご...
「んんんぅ、ばかぁ! ふぁ? ――ひぃぅ! な、なんで出し...
その後は、いつものように頭が真っ白になるまでいじめられ...
奥をぐりぐりと圧迫され、あらゆる体液をしぼり出されて、...
トントンと子宮を小突かれる。その小刻みな抽送の合間に何...
その強制的に与えられる重い愉悦に逆らえず、甘く泣き叫び...
十分ほど延々と、肉豆をこすりつぶされたあたりで精神が折...
「これ以上いかせないれくらさいましっ、いきたくありません...
「おねがいれすっ、せめて皮だけは戻させてっ、もうこすられ...
234 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
…………ようやく責めがやんだとき、ほとんどアンリエッタは気...
ひくひく痙攣する肢体をくったりとベッドに投げ出し、汗ま...
「はーっ、はーっ、はーっ、はーっ…………」
気まずそうに、少年が横で手を合わせていた。
「……あの、大丈夫?」
「……………………」
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アンリエッタはベッドの上に起き上がって座りなおし、黙っ...
(もう本当に……なんであの方は、いつも加減というものを……)
回想が進んで羞恥の極限を通り越し、かえって見た目には冷...
ルイズが嫉妬をはさまず適切な助言をあたえるとするなら、...
でも、とワイングラスの中で赤く揺れる酒に目をおとして、...
本当は、あのようにいじめられるのが嫌いではない。
特に、何も考えたくないほど心が疲れたときや、切なくてど...
あの熱い肌が恋しくて、殿方の腕の中で心臓の鼓動を聞きな...
力強く組み敷かれて、本当に何も考えられなくなるまでぐち...
それが、決して嫌いではない。
(……でもやっぱり、毎回だと体がもちませんわ!)
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というわけで。
そのすぐ後、どうにか起き上がれるようになってから、アン...
もう少し行為のコントロールを自分にも預けて欲しいと。
235 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
少年はぽりぽりと頭をかいて、こう答えた。
「つまり、たまには自分が攻めたいと。姫さま、完璧に受けな...
「せ、攻めとか受けとかではないのです! ただその、わたく...
「じゃ、上になってみます?」
「え?」
いきなり両わきの下に手を入れられてつかまれる。その部分...
そのまま彼はねそべり、アンリエッタは彼の腹の上に下ろさ...
「あ……あの……?」
「アン、自分で入れてみて。そんで動いて」
突然の要求にとまどうアンリエッタの尻を後ろからぴたん、...
アンリエッタの口で一回、秘肉で二回出したくせに、もう元...
動く? 動くってどのように? とおろおろしながらも、ア...
何度かすべってうまく入らず、こわごわと手を下に伸ばして...
くぷくぷと、刀身に濡れた肉の鞘をかぶせていく。
全部入れ終わり、アンリエッタはぺたん、と彼の上にすわり...
膣奥からの予兆を感じ取り、「ぁ…………」とかすかに切ないう...
「……どうかした?」
「……奥から、下りてきてます……」
彼に出された二回分の精液と、子宮から分泌された彼女自身...
それがどろりと膣口まで下り、少年とつながった部分から少...
彼が「うわ、二人ともべとべとになった」とちょっと笑う。
確かに、先刻の濃密な行為で桃色に染まっていた二人の下腹...
少し腰を浮かせれば、ぬちゃぁ……と糸を何本も引くだろう。
236 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
アンリエッタは少年の上に座りこんで、彼の胸に手をつき、...
ただ、ゆっくりと、それもほんの少ししか動いていない。ど...
少年が注文をつける。
「もうちょっと腰をまわすようにしてー…えっと、左右とか上下...
ふるふると、たれたままの頭をアンリエッタがふる。
少年はちょっと焦れた顔で、さらに催促する。
「恥ずかしくないってば。大胆に動かしていいって」
「ち……ちがいます、怖いのです……!」
「怖い?」
「いまは敏感、すぎて……」
あ、と彼が理解した顔になった。
つい先ほどまで、秘肉をグシュグシュとみがきぬかれるよう...
「んー、どうしたもんかね……」
なにごとかを考える表情になった彼が、つながったまま上体...
姿勢のちょっとした変化で、彼女の内部の肉棒が当たる場所...
騎乗位から変則的な座位に移行した形。向かい合った状態で...
「体は興奮してるでしょ? おっぱい、ぷりぷりに張ってます...
わ、うわ、あそこの中がうねりましたよ、今」
237 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
左の乳房をねっとりと揉みたてられる。へにゃ、と表情が泣...
汗をにじませ、張り詰めた乳肉の表面を、彼の爪の先で刷か...
ずっとかちかちだった乳首をきゅっとひねられたとき、我慢...
「ほら、少し痛いくらいの強さでつねられるのが好きだろ? …...
彼の言葉に反論できないほど、アンリエッタは快感を得てし...
もう勝手に腰が動いている。後ろに手をついたまま、羞恥と...
まだ激しい動きとはとても言えないが、すでに十分すぎるほ...
少年は満足そうに笑うと、つながった部分にも左手を伸ばし...
何をされるのか思い当たって、全身が総毛だった。
「だ、駄目です、そこは本当にもう……!」
「大丈夫。乱暴にはしないから。これくらいなら丁度いいだろ...
「だめっ、あっ! ……ぁ、あれ? ぅぁ……あ……んんぅ……」
嬲られすぎて固い状態を通り過ぎ、柔らかくなっていたクリ...
自分で言ったとおりに、彼は肉豆の包皮をもどしてくれ、そ...
包皮ごとごくごく軽くつまんで、非常に柔らかく押し揉んで...
ゆるゆるともどかしく、腰がじんわりとしびれていくような...
「…………ぁ……ん……」
ほんの少しずつ、腰の動きが速くなっていく。
彼に乳房を乱暴に、肉豆を繊細に愛撫されることで、発情さ...
238 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
それまでの前後動から離れ、円をかくように腰をまわしたと...
体がそれを覚え、自然に腰がうねるように何度も円をかいた...
そのことに消えたいほどの羞恥心を覚えながら、アンリエッ...
美貌を紅潮させ、舌を出してよだれをこぼしながら、無心に...
もう少し、もう少しで、と霞がかった頭で思い、情欲に命じ...
あくまで優しく、くにくにと揉みこまれ続ける肉豆の愉悦が...
「んぅう……んん……」
しばらくぶりにもらえる、優しい絶頂。
目をきゅっと閉じて震える。秘肉では、彼のものを愛しげに...
彼がクリトリスから手をはなした。
目をあけて、アンリエッタはぼんやりと疑問を口にした。
「なんで……? わたくしの腰、とまっておりません……」
まだ、くいくいと淫らに腰がうごめいている。すぐに官能が...
少年が、「つかまって」というように腕をさしだしてきた。
つながったまま、ベッドに座った彼に身をなげだすように抱...
完全に座位の姿勢になり、奥まで貫かれてぶるりと尻が震え...
すぐひくりひくりと腰がうごめきを再開し、くちゅりくちゅ...
「あ、これ、怖い……! ほんとうにとまり、ません……!」
アンリエッタはあえいで、彼の首筋に手をまわしてしがみつ...
どんどん自分が自分でなくなっていく。押さえつけられて強...
肉体が意思から切り離されたようで、もうどうにもならなか...
秘肉の敏感さはまったく変わっていないのに、腰の動きが勝...
前後動、円運動にさらに左右そして上下動がくわわる。
彼の刀身に自分から肉の鞘をかぶせ、ねとねとの媚肉でしぼ...
膣内の蠕動も腰の動きも、雄に媚びて精を受けるための本能...
239 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
「ひ、姫さま、ちょっと予想以上に腰すごいんだけど……! 俺...
「ぅあ、ああっ、んっ、だっておかしいんですっ、小さいの何...
彼の首につかまって強く抱きつき、火照って汗に濡れた体を...
彼の胸板に押しつぶすようにこすりつけた乳房がぬるりと汗...
小刻みな絶頂が何度も起こっているのに、腰から下が自分の...
絶頂に達してビクビクとはねているのに、それさえ男のもの...
「姫さま、俺限界」とうめいた彼が、いきなり唇を重ねた後...
「ふぁ――あんんんんっ!」
突然の口づけに驚いた瞬間、下がりきった子宮を強く衝かれ...
離された唇から、快楽の叫びがあがった。
「ぁう!? あひ、んぅぅ! あああああああーっ! ぅ、ああ...
ぎゅっときつく抱きすくめられ、こってりと子宮に熱い白濁...
「いっ、いきます、いっております、あ、これだめっ、またぁ...
精液のほとばしりを一つ受けるたびに連続した絶頂に押し上...
「…………んんっ、ぁ、……ふぁぁ………ぁ…………」
ようやく満足したのか、彼のものをひくひくと食い締めたま...
子宮にそそがれる精が、そのまま桃色の霧になって脳裏に流...
腰がとろけて温かいスープになったような、幸福感のある深...
甘く淫らな、呆けたような笑みをアンリエッタは浮かべてい...
そのまま夢うつつで口づけをもう一度、自分からねだった。
240 名前: 女王様調教録・ラブエロ版2 [sage] 投稿日: 200...
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王宮の寝室。
アンリエッタはベッドの上で、最後の一口のワインを飲み干...
赤みがさして熱い頬に手をそえ、目を伏せて、はふ、と熱い...
吐息はシナモンの甘い香りがしているが、色もつけるとすれ...
なにやら凄絶に色っぽい空間だった。
(あれはすごくよかった……今度も上でさせてもらおうかしら……
……ち、違います、わたくし何をはしたないことを考えている...
よく考えれば仕事のこと以外とはいえ、こんなの思い出して...
ああ、でも次はいつ会えるかしら? すごく会いたい、かも...
ベッドの上で悶々とする女王陛下。
もうここしばらく、寝る前はこんな調子であった。
腹心のアニエスやルイズでも、この様子を見たらけっ、と言...
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