ゼロの使い魔保管庫
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151 名前:裏タバサ[sage] 投稿日:2006/08/24(木) 19:02:09 ...
私はよく本を読んでいる。
自分でもいつも読んでる理由はわからない。当たり前のことだ...
ちなみに普段は魔法関係の本を読んでいる。
勉強してないと、いつ困難な任務でガリアに呼び出されるかわ...
けど、それは人前でだけ。
例えば寝る前とか、起きたばかりとか、虚無の日あたりは誰も...
なぜかというと部屋にいるから、たまに先生とか友達のキュル...
ノックされてから入ってくるまでに、ベッドの下に隠してある...
私が普段読んでる本の一部は・・・・・・
『恋愛の方程式〜男の子に好かれるためには』
『理想の男性と結婚するための35の法則』
『男が「大切にしたい」と思う女性の50のルール』などの恋...
これは、私だけの秘密。
152 名前:裏タバサ――I’ll Be There For You――[sage] 投稿日...
~今日、キュルケに呼び出してもらった。ルイズの使い魔を。
任務のたびに彼を助けてきた。彼の気を引くために。
本でいろいろ勉強してきた。彼を手に入れるために。
私が本で経た知識を元に、彼のことを分析してみたりした。
キュルケなどの大きい胸をよく覗いているようだけど、他の...
よって彼だけが特別、ということはない。
ルイズとの様子を見てると胸が無くても大丈夫なのがわかる。
これは重要なこと、彼は受け属性にちがいない。
一回だけアルヴィースの食堂で、犬みたいに耳と尻尾、鎖ま...
しかも鞭で叩かれていた、普通ならとっくに逃げ出している...
でもキュルケの話だと、彼はルイズのことが好きらしい。も...
ただ女王様と下僕、というのは彼も望んでいないだろう。き...
来週から夏季休暇に入ってしまう、作戦を実行するなら今日...
一週間で彼は私の虜にする。
愛しの彼は、お母様のように・・・・・・
「それにしても何の用だろ」
夕方、使い魔の仕事が無い時間、才人はタバサの部屋の前に...
つい先ほど、キュルケに来るように言われたのである。
あの無口のタバサに呼ばれたのだが、理由は皆目検討が付か...
「まさか俺のことを・・・・・・ありえないか」
うんうん、と一人でうなずく。
いくらシエスタやキュルケの例があってもさすがにタバサは...
自惚れが強すぎる、と心にセーブをかける。
ただ、キュルケは去り際に気になることを言っていた。
「がんばってね」
153 名前:裏タバサ――I’ll Be There For You――[sage] 投稿日...
コンコン、ドアを叩く音がする。
「タバサ、才人だけど」
彼が来たようだ、作戦を開始する。
私は本をベッドの脇に置いて杖を構えた。そして魔法の詠唱...
「おーい、いないのか?」
そのうち中を確認しようとするだろうから無視する。
詠唱完了、魔法待機に入る。あとはドアが開くのを待つだけ。
「おかしいなぁ、入るぞ」
ガチャ、ドアが開いて彼が視界内に来た。
待機していた魔法を発動させる。
風をドアの外、廊下にあつめて大きなかたまりにする。
「うぎゃ!」
彼は部屋の中央に吹き飛ばされた。
計算どおり、私は『ウインドハンマー』の呪文を彼に背後から...
そして詠唱の時間がほとんど必要ないコモンマジックを連続し...
まずは『ロック』ドアと窓の鍵を開けられないようにする。
そして『サイレント』部屋の壁にかけることにより外から余計...
これで部屋は密室状態、作戦が終わるまでの間彼は逃げられな...
154 名前:裏タバサ――I’ll Be There For You――[sage] 投稿日...
「いってーな、何しやがる!」
彼が勢いよく起き上がる、そして私の肩をつかんできた。
「何のつもりだ!」
彼はそうとう怒っているようだ、でも気にしない、なぜなら...
私は右足でおもいきり股間を蹴り上げた。
「ぎゃ!」
彼は大事なところを両手で押さえながらうつむいた。
間髪いれずに横から杖で叩き、床をころげさせる。
丁度仰向けになったところを足で思い切り踏みつける。
半開きになった股の間にすばやく入り込んだ。
「うぐっ」
もちろん踏みつけたのは彼の大事なところ。これで準備は完...
「私のものにする」
「ざっけんな!」
彼は体をよじって逃げようとする。
これも予測済みなので、早急に足の動きを開始する。
まずは体重を少しだけかけて、さするようにやさしく、ゆっ...
「うっ、あっ」
足の下で彼の物が徐々に大きくなる。まだ痛みが残ってるだ...
「く、くそ」
彼が手のひらを床に置いて上半身を起こしてきた。
それを顔に杖を向けることによって牽制する。
その間も決して足を止めることはない、快感を与え続ける。
「あっ、はぁ」
彼の出す声に若干余裕が感じられてきた、痛みがひいてきた...
足にかけている体重を少し強めることにした。
「あっ、あう、やめっ」
その願いは残念だけど聞き入れられない。行為を続行する。
155 名前:裏タバサ――I’ll Be There For You――[sage] 投稿日...
上下だけでなくたまに左右にも動かす。そのたびに彼は弱々し...
なんとも可愛く見える。かつて始祖ブリミル様に仕えた伝説...
そのギャップが私を強く興奮させてくる。
でも正気は失えない、これは彼を手に入れるため、私の元か...
怖がらせては意味がなくなってしまう。
「あっ、はぁ、タ、タバサッ」
自分の世界に入りそうになっていた、危なかった。名前をよ...
どうやら足の力は強くなっていなかったようだ、よかった。
「変態」
高ぶった気持ちを抑えることを含め、私は軽めの罵声を浴び...
「う、うるさ・・・・・・あうっ!」
足にかける体重の比率を上げることにより彼の言葉をさえぎ...
彼は涙目になり、手が小刻みに震え始めた。本格的に快感が...
こうなれば完全にこっちのペース、もう逆らう余裕はほとん...
私は足の動きを止めることにした。
「はぁ、はぁ、タバサ、はぁ」
私は今まで彼に向けていた杖を床に置く、これからする行為...
彼は体を引こうとする。でも思考が曖昧なせいでほとんど動...
「無様」
「くそっ」
当初の予定では、この行為を終えたときに目的が完了するは...
私に与えられた快感を忘れられなくなる。
つまり彼は私のことが頭から離れなくなる。
わたしのことを、忘れなくなる・・・・・・。
逃げようとしてるせいで、股間から足がずれてしまったので...
「タバサ、もう、やめて」
正気を取り戻しつつある彼が私を見つめて懇願してくる。
「無理」
やめることはできない、もう失いたくない。
156 名前:裏タバサ――I’ll Be There For You――[sage] 投稿日...
私は膝を使って足に適度な弾力を加える、そして細かなリズム...
「タバ、あああっ!」
彼はいきなりの行為に力を失ったのか、ふたたび倒れこむ。
この技は『電気あんま』快感は弱めだけど長時間続ければ、...
「んんんっ、ああああっ!」
なんともいえないもどかしさ、これを彼が達するまで加える。
休みは挟まない、情けは絶対にかけない。
「やっ、やめっ、うあああっ!」
左右に転がりもがき続ける、でも私の足は彼の膨張した物を...
「私のものになる」
「や、やだ、ああああっ!」
「私のものになる」
彼は承諾せずに、苦しい叫びをあげ続ける。
ふいに足に力を込めて物にめり込ませる。そして左右に捻り...
「うあっ! それは、やめて!」
必死の思いに答えるつもりはない、 再び膝を使い踏みつけ...
これで耐える気力は完全に消えたはず。
「ひあ、あっ、はあああ!」
彼に、もう一度問いをぶつける。
「私のものになる」
「あああんっ、わかった、なる、なりますううぅ!」
ようやく彼は堕ちた、でも果てるまで足を止めるつもりはな...
私はスパートをかける、彼の全身が揺れるほど激しく。
「あいっ、変になるうぅ、やめってええっ」
彼が一段と強くのたうちまわる。その姿もいとおしくて仕方...
「ひああああぁ!」
部屋一帯、悲鳴にも似た喘ぎが響いた、射精したのか股間部...
「これでもう、あなたはわたしのもの」
157 名前:裏タバサ――I’ll Be There For You――[sage] 投稿日...
今日の記憶は、彼の精神を侵食する。
私が何もしなくても、彼が求めてくるようになる。
彼は私を、忘れない、悲しませない。
「サイト、ずっと・・・・・・そばにいて」
精根尽きてぐったりしている彼にお願いした。
158 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/08/24(...
短時間で書いた代物ですが読んでいただけたら幸いです。
(読める作品かどうかはわかりませんが)
他の作者の皆様、楽しく読んでおります。GJです。
376 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/08/30(...
一節GJ、今後本編で書かれそうな展開ですね。
これから投下を開始します。
~≫151-≫157の続きです。
377 名前:裏タバサ――Crazy For You――[sage] 投稿日:2006/08...
『王』それは国の最高権力者を意味する言葉。
私の故郷にも王は存在している。
ガリアを治めるのは『無能王』の異名を持つ男。
名前を呼ぶにも値しない罪深き男。
王位継承問題で実の弟である、お父様を殺害した。お母様に...
無能王はガリアの民を裁く権利がある。それなら誰が罪深き...
偉大なる女神、始祖ブリミル様?
違う、裁くのは『雪風』そして・・・・・・『ガンダールヴ』
でも勘違いしないでほしい、彼への愛は本物。
私は彼を、本気で愛している。
378 名前:裏タバサ――Crazy For You――[sage] 投稿日:2006/08...
「ベッドに行く」
さきほどの足コキによる疲労感のせいか、相変わらず床に転...
「えっ? そ、それはちょっと」
彼の顔が赤くなっていく、いまさらあわててもしょうがない...
「ベッドに行く」
「そんなことしたら俺、逮捕されちまうよ」
何か問題でもあるのだろうか、別に彼は責める権利なんて無...
将来的にはもちろん対等にする、けど今はダメ。
ルイズに向いている心を私に引き寄せないといけないから。
夏季休暇になれば会う機会が無くなってしまう。残りは1週...
「タバサってさ、年齢はいくつ?」
「15」
「15、か」
彼は「う〜ん」と唸っている。
聞かれてつい答えてしまった。そういう理由、私はそんなに幼...
確かに同学年では身長は一番小さいのは知っている。
だけど年齢は問題ない、現在あなたに決定権は無い。
それをわからせないといけない。次が穏便に済ませる最後のチ...
「ベッドに行く」
私は足を彼の股間へと近づけていく。
「それはやめて!」
彼は活きよいよく立ち上がって、少しふらふらしながらもベ...
そして許してくれと言わんばかりに弱々しくこっちを見つめ...
最初から素直でいてくれれば楽なのに、それにしても可愛い。
土くれのフーケが作り出したゴーレム、アンリエッタ女王と...
普段はなんか情けない。ルイズにこき使われているせいでや...
さて、私もベッドに向かうことにしよう。
379 名前:裏タバサ――Crazy For You――[sage] 投稿日:2006/08...
「あの犬はどこに行ったのかしら」
才人はタバサの部屋で大変なことになっているとは露知らず...
授業が終わった後、広場のベンチでセーターと存分に格闘し...
この時間は部屋の掃除をするように命令しているはずなのに...
ルイズはまず厨房が怪しいとにらんだ。乳メイドに会いに行...
しかし、外に出ていざ窓の外から厨房内部を覗いてみると、...
次にキュルケが怪しいとにらんだ。誘惑して部屋に連れ込ん...
しかし、いざキュルケの部屋に踏み込んでみると別の男とい...
前例があるところは回ってみたものの捜し人は見つからなか...
仕方がないから部屋に戻ろうとすると、たまたまモンモラン...
ルイズはいちおう捜し人について尋ねてみた。
「うーん、ちょっとわからないわ」
ルイズはガクッと肩を落とした。
ほかに誰がいるって言うのよ、想像もつかないわ。
380 名前:裏タバサ――Crazy For You――[sage] 投稿日:2006/08...
私は約束を取り付けた。あの時彼は間違いなく「なります」と...
これはとても大事なこと、その言葉はルイズの命令にも匹敵...
一時期の気の迷いとかでは片付けられないもの。
でも、先ほどの責められたときの乱れ方が頭から離れない。
だから本来であれば終わりにするべき場所で終わりに出来な...
彼の感じる姿を見て私自身も快感を得ることを望んでいる。
当初の予定とちがってしまう。止まらない、止められない。
あなたは私のもの、だからこそ・・・・・・思いをかなえさせてほ...
「服を脱いで」
そう彼に告げた。
「えっ?」
彼はまた慌て始めた。
学ばない人だってわかって少し残念に思う、空気を読んでほし...
私は足を少し上げて警告した。また電気あんまをするという...
「わ、わかったよ。あんまり見るなよ」
受け属性なのだから、本能的には見られたほうが後に快感を得...
それにしても、胸の鼓動が早くなる。普段見れない彼の体を、...
彼はもじもじしながらゆっくりと脱ぎ始める。
最初に上着、次にシャツ、彼の上半身があらわになる。
まだ半分だというのに私の気分はかつてない高騰をしている。
彼がズボンに手をかける。でもなかなか下ろそうとしない。
じれったさが私を襲ってくる。これだと逆に私が彼に我慢し...
思わず彼を視界からはずしてしまった。
381 名前:裏タバサ――Crazy For You――[sage] 投稿日:2006/08...
「早く脱いで」
なぜ私が恥じらいに耐えられない、なんて錯覚しないといけ...
彼が恥ずかしがるべきであり、私はそれを見届けなければな...
その積み重ねによって、彼の頭に私という存在を焼き付ける...
視界を彼に戻す。すでに彼はズボンを脱ぎ終わっていた。
たださすがに下着も、とはいかなかったようだ。
「本当に、脱がなきゃダメ?」
彼の蚊も止まるような小さな声が聞こえてくる。
「脱がせる」
「脱が、って、うおっ!」
私は彼をベッドに押し倒した。
いつまで私の理性に対して拷問を続けるつもりなのか、逆の...
彼が混乱してるうちに彼の下着に手をかけた。先ほどの射精...
私は情けをかけず、一気に下ろしす。
その瞬間、彼の性器が元気に飛び出してきた。
「大きい」
「ちょちょちょ、ちょっと」
足で擦ってたときにもその大きさは感触から確認できていた。
でも実際に目の前で見てみると、こんなにも大きいなんて。
これは我慢できなくさせた彼の責任。ここからは好きなよう...
私は彼の胸の上に座り込んで自分の服に手をかけた。
382 名前:裏タバサ――Crazy For You――[sage] 投稿日:2006/08...
女の子の部屋、ベッドの上、抵抗できない裸の俺、のしかかっ...
これを簡潔にまとめて説明できるやつがいたら耳にささやい...
どうして、こんなことに
タバサが服を脱ぎ終えた、上も、下も。
胸なんかルイズよりも無いじゃないか、本物の板だし、下半...
顔はほんのり赤くて、照れてるという表情が前面に出てて、...
いつもとちがうタバサから目を離せない。鼓動がありえないく...
俺が好きなのはルイズのはずなのに、どうしてこんなにドキド...
無理やりなんだぞ、レイプと例えてもいい行為をされているの...
上から静かに俺のことを見下ろすタバサ、手で俺の体中をま...
「ふっ、うぅ」
動く手にあわせて快感が身に走った。
くすぐったいようなもどかしさも加わりつい声が漏れてしま...
「やめて、くれ」
嫌なはずなのになんで強い声が出せないんだ。どうしてタバ...
さっきの足コキのせいなのか、タバサのものになると言って...
「あ、うっ、はぁ」
タバサが裸体を俺にかぶせて首筋にキスをする。
全身から力が抜ける、思考がうまくまとまらない。
「あなたがいけない、我慢できなくさせたあなたが・・・・・・」
そう言うと胸まで顔を持ってきた。
「俺が」
「本当は何日もかける予定だった」
タバサは胸先を舐めてきた。
「ふあぁ」
「でも、今日中に屈服させる」
突起に噛み付いてきた。口の中でたっぷりと痛みつけ、もう...
「あうっ、あっ」
「情けない声」
嬉しそうにタバサは微笑んでいる。
「ふあぁ」
電気あんまなんかとは比べ物にはならない、声が止まらない。
383 名前:裏タバサ――Crazy For You――[sage] 投稿日:2006/08...
空いていた片手が下半身のはげしくたぎるものをつかんだ。
「耐えなくてもいい」
タバサが後ろに下がっていき竿を口に含んだ。
さきほどの胸攻めとちがい、やさしく舐めまわしていく。
「うっ、んん」
タバサの口使いは巧みだった。ねっとりとからみつくように...
片手で袋を揉みほぐし亀頭を吸い上げてくる。
ランダムに責め方を変えてくる。逝かせるためだけの動きだ。
「あああっ、もう、出る!」
膨張しきったものがビクン、と跳ねあがる。耐え切れずに口...
「んぐ、んぐ、ぷはぁ」
2回目だというのにすごい量の精液だったらしく、タバサは飲...
「すごい量」
「はぁ、はぁ」
俺は一回目の射精と違った、快感だけによる余韻に浸ってい...
しかしタバサはそれを長くは許さない。
「まだ終わらない」
タバサは俺の腰をつかんだかと思うと体をひっくり返してき...
仰向けになってお尻を突き出している状態だ。
「お、おい、タバサ」
俺が顔を反転させて様子をうかがった。タバサはお尻を両手...
逃げようとしても、逝ったばかりで力が入らずに跳ね除けら...
「次はこっち」
それって、まさか・・・・・・
「そこはやめてくれ!」
俺は情けない姿のままでタバサに必死に説得する。
「無理」
次の瞬間、穴に舌を差し込んだ。それから出し入れを繰り返...
「うっ、あっ」
反射的にシーツを強くつかんでしまう。
384 名前:裏タバサ――Crazy For You――[sage] 投稿日:2006/08...
タバサはそんな様子を見て手を片方離した。そして空中にぶら...
「あいっ、あああ!」
しばらくしごきを続けたかと思うと今度は亀頭に爪を立てて...
「んんんっ!」
もう2回も出しているというのに、変幻自在の責めで竿はすぐ...
しかし手は離れ、舌も穴から出て行った。
「はぁ、はぁ、タバ、サァ」
「早漏れ、でも出させない」
そう言うと次は指を肛門に挿しこんできた。
「あうっ」
ゆっくりと指を上下させながら先の方で回りをなで続けてく...
その責めのやさしさは、3回目ということもあり、逝きそうに...
気持ちいい 「もう、やめ、て」
もっとしてくれ 「こんな、こと」
感じさせて 「あぁ、ゆ、ゆるして」
「堕ちて」
そう言ってタバサは2本目の指を入れてくる。
逝かせてくれ 「もっ、いか、いかし、てぇ・・・・・・」
その願いを聞き入れたのか指の動きが徐々に強くなっていく。
才人の消えゆく理性が最後に小さな呟きを捉えた。
「本番は、これから」
責めは続いていった。
385 名前:裏タバサ――Crazy For You――[sage] 投稿日:2006/08...
今更ながら>>151->>157の続きです。
~>>160の助言もあり、今回は途中で視点を変えて淡々とし過ぎ...
補足
タイトルにある「Crazy For You」の意味は「私はあなたに夢...
決して「あなたはやば...
続きは書いています。時間が取れずに遅くなる可能性大ですが...
486 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/09/02(...
~<li>150-157 >>377-384の裏タバサの続きを投下します。
~>>465
同じタバサの話である「少女の苦悩、少年の怒り」という同時...
見ながら書いてるので・・・・・・これからも遅くなると思います。...
487 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
部屋を照らすものが月明かりしかなくて薄暗い中、才人は目...
「もう、夜なのか」
確か、キュルケに伝言聞いて、タバサの部屋に来て・・・・・・襲...
途中から記憶がないな、気絶でもしたのかな。そうだとすれば...
「サイト」
ビクッとしちゃったよ、なんだよ。
「サイト、私のことを忘れないで」
ふいに聞こえたその言葉、それを発したのは横で寝ているタバ...
488 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
押し寄せる闇の中で一人、ひざを抱えて座り込んでいる。
木から落ちた果実のように、生きていくのに必要な栄養が取...
自分の中の自分を呼び醒ますために振り返らずに進んでいく。
でも結局はベッドさえも抜け出せていない。
築き上げてきた砂のお城は、繰り返す波で脆くも崩れる。
偽りを捨てたときこそ、真実が見える。真に愛してもらえる。
「陛下、そのような詩を本にお書きになって、何か意味はある...
「おお、モリエール夫人。この詩は私の知り合いのことを書い...
「まぁ陛下ったら、私という人がおりながら不謹慎ですわ」
「怒らないでおくれ、私が愛しているのはモリエール夫人、あ...
「私もでございます陛下、愛しております。ところで陛下、そ...
「国外に留学してまで学びの場を求めてな、まったく勉強熱心...
本当は邪魔だから留学させたのだがね。私のかわいい姪よ、...
489 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
私に話があるなんてどういう風の吹き回しかしら」
「ごめんなさいね、どうしても他人の意見が聞きたくて」
広場のテーブルにて、キュルケとモンモランシーは向かい合っ...
「別にいいけど。で、何なの話って」
モンモランシーが話すように促す。
「実は知り合いの子のことなんだけどね、その子恋をしてるの...
「キュルケ、恋なら貴方のほうが詳しいのではなくて」
モンモランシーはキュルケのはちきれんばかりの胸を見て、...
「ふざけないで」
キュルケの雰囲気が普段と違うのにモンモランシーは気づい...
普段は、つかみ所のないひょうひょうとした感じに比べて、...
「悪かったわ、さっ、話を続けて」
「でもその子は恋を勘違いしてるみたいなの」
「勘違い?」
「そう、本当の恋ってのはお互いが納得しないとダメなのよ、...
モンモランシーはギーシュのことを頭に思い浮かべた。
浮気性があるから難しいのよね、って何考えているのかしら。
「だから一方的に、相手を押さえつけるような恋はうまくいか...
キュルケは悲しげに少しうつむいた。
「間違ってることは間違ってる、そのことをきちんと伝えるべ...
「親友・・・・・・」
490 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
あれから三日経った。
ついさっき授業が終わり、ルイズは裁縫道具とセーターらし...
そして俺はどうしているかと言うと、実はタバサの部屋に向...
あんなことされてまた行くの? と誰かに突っ込まれそうだ。
でも、自分のことはちゃんとわかってるつもりだ。
今回、行く理由は二種類ある。
一つ目は、タバサのことが頭から離れないことだ。
時間が経ち、体力が回復していくほどに、あの日の出来事が...
体が疼いて仕方がない。あの快楽を忘れられない。
ダメとわかっててやめられない、まるで悪い薬でも始めたか...
二つ目、こっちがメインなんだけどタバサの寝言だ。
「サイト、私のことを忘れないで」
忘れないで、なんでこういう表現をしたのか、それがわから...
俺のことが好きなら「愛してる」や「捨てないで」らへんが...
何かに脅えているかのように俺を求めていた、何かあるんだ。
きっと俺の知らない理由があると思う、何か重大な裏が存在...
俺は真実を知る権利がある、知る必要がある、そんな気がす...
念のために背負ってきた、デルフを抜かなくていいことを願...
491 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
「ふぅ〜」
深呼吸を一回、精神を落ち着かせてドアノブに手をかけた。
その瞬間、俺の中で二つの思いが交錯する。
あの快感を得られるという期待感。
真実を知らないといけないという責任感。
これらは複雑に絡み合い、その原因であるタバサが心を支配...
もしかしたら俺は、タバサの手のひらの上で踊らされている...
「タバサ、入るぞ」
先手必勝、魔法を詠唱されないうちに部屋に入る。
部屋を見渡す、タバサはベッドの上で本を読んでいた。
俺に気づいて本を床に置いた。少し笑顔になった気がする。
「来てくれたの?」
タバサは甘い声で囁きながら、手でベッドをポンッと叩いた。
「こっちに来て」
「悪いけど、それは出来ない」
「こっちに来て」
そっちに行ったら、何かされた時に抵抗できるかどうかわか...
俺がベッドに行く気がないことを察知したのか、目つきがキ...
「お仕置き」
タバサが杖を構えようとする。
俺はデルフに手をかけた、右手に描かれたルーンが光り出す。
「タバサ、俺は戦いたいわけじゃない、できたら杖を置いてく...
杖を才人の方に向けたところでタバサの動きが止まる。
魔法を放つには詠唱が必要だ、この距離なら発動の前に止め...
ガンダールヴの力はタバサほどの実力者なら計れるだろう、魔...
492 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
「どうして」
「俺は話し合いに来たんだ」
タバサからの返答はない。
「真実を話してくれ、タバサ」
俺が前に出ないと、心を開いてくれないだろう。
「俺は戦いに来たわけじゃなければ、拒みに来たわけでもない」
タバサ、いったい何を考えているんだ。
「ただ、悩みがあるなら話してほしいんだ」
俺は心の底から力になりたい。
「タバサ!」
俺は叫んだ。『雪風』じゃなくて、仮面の下にある本当のタ...
「・・・・・・から」
タバサは何かを言ったようだが、蚊の鳴いたような声だった...
「何?」
「あなたが好きだから」
やっぱり俺のことを、当然予想はしてた。
「だから、私のそばにいて」
こわばった表情を崩さないタバサ。嘘を言ってないのはわか...
「それだけなのか」
「っそう」
タバサが一瞬口の中で言葉を溜めた、これは嘘に違いない。
「それだけじゃないんだろ、悩みがあるんだろ」
普段の学院では、ルイズの魔法で教室が爆発しても動じない。
ゴーレムとの戦い、姫様を救出するときにだって表情の変化は...
でも今は、表情のこわばり、一つ一つの言動、誰が見てもわ...
普通じゃない、俺の知ってるタバサはこんなんじゃない。
493 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
武器を構え、見詰め合う二人。緊張状態のまま時間が過ぎてい...
この部屋では呼吸以外何も動きがない。まるで名のある絵師が...
しかし、それは意外な来訪者によって崩れた。
コンコン、突然窓を叩く音が聞こえた。
俺とタバサは同時に目線をそらして窓の様子をうかがう。
だが目線を戻したのは俺一人だけだった。タバサは顔ごと窓...
「どうして、こんなときに・・・・・・」
窓にはペリカンがいる。この世界では宅配便みたいなものだ...
この時、私は突然の来訪者を歓迎できなかった。
留学生の私に手紙を送るなんて、今まで一人しかいなかった。
私は窓を開けてペリカンから手紙を受け取った。
ペリカンが飛び去る、窓を閉める、差出人を確認する。
やっぱり『ガリア国王勅命』・・・・・・なんで今なの。
彼を手に入れるために、努力してきたのに、勅命なんて。
あと四日経ったら夏季休暇。
国境越えの許可を申請したら下りるのに一日、それからガリ...
帰ってきた頃には、ルイズの帰郷によって彼と会えなくなる。
494 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
「どうしたんだ」
無能王、どこまで私を苦しめるのか。
そしてサイト、どうして私を拒むのかわからない。
「誰からの手紙だったんだ、タバサ」
うるさい、今のあなたには関係のないこと。
それにしてもガンダールヴ、三日前にあれだけのことをされて...
もう時間がない。精神力がまだ残っているなら、今すぐにで...
現在私は窓に体を向けている、彼からは背が見えている。
よって口の動きが見えることはない。私が先に攻撃できる。
彼に、私のものだということは忘れさせない、離れさせない。
手紙を見ているフリをして、小声で魔法の詠唱を開始する。
「この気は、相棒! このメガネの娘っ子魔法を詠唱してるぞ...
「本当か! デルフ」
インテリジェンスソード、余計なことを。
魔法を唱えるのが早いか、彼の踏み込みが早いか、一か八か...
「何を迷ってやがる相棒!」
「くそおぉ!」
私が振り向いた瞬間、彼は目にも止まらぬスピードで剣を喉...
「相棒! そんなんじゃダメだ、柄で気絶させろ!」
インテリジェンスソードの言うとおり、そんな脅しには屈し...
『ウインドハンマー』の魔法を発動させる!
「・・・・・・なんで」
魔法が消えた、失敗? そんなことはありえない。
私は確かに『ウインドハンマー』を発動した、風は確かにここ...
「残念だったなメガネの娘っ子。おりゃあ、魔法を吸い込んで...
剣なのにそんなことが可能なんて、伝説相手なんて、無謀だ...
495 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
「タバサ・・・・・・」
彼が悲しい顔をしながら杖を取り上げる。私を哀れんでいる...
「俺はお前を助けたいんだ。話してくれ、頼む」
私は悲しくなってうつむいた。哀れみなんて何も意味がない。
本当に助けたいなら、ただ言うことを聞いてくれればいいのに。
おとなしく私の後にくっついていればいいのに。
「信じてほしい、デルフはしまうから」
「おい相棒! やめてお」
話さなければいけないの。もう同情を誘うことぐらいしか方...
もう終わ・・・・・・今の彼の言葉「デルフはしまうから」確かに...
私は顔を上げた。彼はインテリジェンスソードを背中の鞘に...
右手のルーンが光を失っていく、そして私の杖はまだ手に持...
まだ、勝機は残されている!
「愚か」
私は手紙を彼に投げつける、彼がそれをはらっている間に手...
「おい、タバサ!」
彼が杖を奪われまいと手に力を込める。かまわない、奪い取...
掴んだまま杖に冷気を発生させる、この程度なら詠唱は不要。
「冷たっ」
彼が杖から手を離す。私から一瞬気が逸れる。その一瞬を見...
全身を使っての体当たりをして無理やり押し倒す。
そして両手で彼の肩を押さえて身動きでないようにした。
こうすれば力が劣ってても男は動けないと本(男を虜にする...
496 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
「くそっ」
彼が逃げようとジタバタする、力の差があるからさすがにつ...
私は彼の耳を口に含んだ、プニプニした耳たぶを甘噛みする。
「あぁ」
彼は力を失っておとなしくなっていく。
次に唇を強烈に重ねる。舌を無理やりねじ込み彼の舌を絡め...
「うっ、うん」
彼の目付きがぼんやりしてくる。
すでに高まってきたみたい、でもそれは当然なこと。
彼の頭では三日前の行為が急激に覚めているだろう。
もっと快感を、その言葉で徐々に思考は埋め尽くされていく...
「んっ、はぁ」
私は唇を離した。両方の口が糸でつながっている。
それを丁寧に舐めとっていきもう一度軽いキスをする。
もうあなたを放すことは無い。
また責め続けて気絶しても、前みたく終わらせずに目覚めたら...
こないだはしなかった本番だってしてあげる。
国境越えの申請なんて、彼の気絶中に手早く終わらせればいい。
ガリアに帰るために学院を発つ二日後まで彼はこの部屋から出...
497 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
「真実を話してくれ」「悩みがあるなら話してほしいんだ」「...
ふいに彼の言葉が脳裏に響く。
余計なお世話、勘違いしないで。
私は自分の力ですべてなんとかする、あなたも手に入れる。
助けなんて・・・・・・いらない。
「信じてほしい」
私のことを、私を、どうか惑わさないで。
498 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/09/02(...
今回の見せ場はエロではなくて駆け引きでしたが・・・・・・うまく...
行初めのスペース入れ忘れが多いなぁ、精進します。
書いてくれる作者様が増えてきて嬉しい限りです、これからも...
325 名前:裏タバサ――Present For You――[sage] 投稿日:2006/...
倒れている彼を杖で牽制しながらインテリジェンスソードを...
彼の近く置いておくのは危険だから、窓の外にほうり投げる。
捨てたわけじゃない、シルフィードに一時的に預けさしただ...
・・・・・・サイト。
「戦いに来たわけじゃない」ならなんで、私に剣を向けたのか。
「拒みに来たわけじゃない」それならどうして、私の気持ちを...
私を惑わそうとして、私の元から離れようとして。
やさしさなんてものは無意味、私にはそんなもの・・・・・・。
彼をボロボロの布切れみたいにする、そうすれば私以外を見...
肉体、精神、すべてを私に捧げてもらう。その憎い態度を更...
私は彼を睨みつけてこう告げた。
「自慰をして」
「へっ?」
彼は耳を疑っているようだけど、私の言葉にまったく間違い...
「自慰をして」
彼はそのさまを想像したのか、顔をトマトのように真っ赤に...
「ほ、本気、なのか?」
そんなに恥ずかしいの? 次期にそんな感情は消えるという...
私は彼にのしかかって着ている服を掴む、そして無理に袖ま...
「ちょ、ちょっと」
彼があわてて体をよじって逃げようとする。
そんなことはさせない!
床に置いた手に力を込めて下半身を浮かせる、足を折りたた...
「ぐえっ!」
彼が腹を両手で押さえながら咳き込む。
「抵抗は無意味、次はあなたの大事なところが潰れる」
私は表情を崩さずに警告を促した。
あくまで言うことを聞かないなら、もし・・・・・・手に入らない...
次はズボンを掴んで情けはかけずに一気に下ろす。
でもそこから先はまだ脱がせない、衣服があったほうが責め...
「上半身を起こして」
彼はすぐに体を起こした、最初から素直に従っていればいい...
326 名前:裏タバサ――Present For You――[sage] 投稿日:2006/...
私は彼の後ろに回り込む、それから膝立ちになって抱きつい...
そして下着の上から彼の性器を軽くまさぐる。
「うっ、あっ」
「自慰をして」
そう耳元で囁き、彼の手を下着の中へと導いていく。
彼に自分のをつかませた後、私の手を下着から取り出す。
彼はしばらくは動かなかったものの、やがて観念したのかゆ...
肩の上から顔を出して、感じてる顔と、下着と手の間から見...
「はぁ、はぁ、はぁ」
しごいてるうちに彼の息が乱れる。額に汗がにじんでくる。
徐々にしごくスピードが速くなっていく。
彼の性器はどんどん膨らんでいく、透明な液体がにじみ出て...
彼の感じてる顔を横から見るのも悪くない、可愛い。
こんなに乱れちゃって、もっと私に対して純情になって。
もう始めてから何分経ったのか、興奮はしてる、あともう少...
でもいくことが出来ない、男としてのプライドが働いている...
年下のタバサに自慰を強要されている、このまま出してしま...
自分の最後の理性、悪い薬から逃れるための最後の砦なんだ。
でもタバサは、この状態を好ましく思わないはずだ。
「つまらない理性は」
心を見透かされたようなタバサの言葉に思わずビクッとして...
「許さない」
タバサが再び下着の中に手を滑り込ませる。
俺の手を素早く捕らえて爪を立たせる。
「タバサ、何を」
亀頭を俺の爪でひっかいてくる。
「ああ!」
痛みと快感に悲鳴をあげてしまう。
タバサはその行為を何度も続けてくる。
「あうっ! あっ、いあ!」
絶えず連続に襲ってくる凄まじい感覚にプライドが急速に失...
「あああっ!」
三日間溜まっていたものが行きよいよくあふれ出る。ビクン...
タバサの自分の手についた精液をなめとりながら離れていっ...
327 名前:裏タバサ――Present For You――[sage] 投稿日:2006/...
激しい快感の反動はすごく力が入らない、体を支えるものが...
タバサは間髪いれずに上からのしかかってきた。
そして片手で乳首をこねくり回す。
「あぁ」
ひっかかれた刺激が残っていることもあって、竿からは精液...
「可愛い」
微笑みながら顔を見下ろす、そして余っているもう片方の手...
「もっと感じているところを見せて」
「んあっ!」
再び、強い衝撃が体中を駆け巡る、今度はタバサが竿の突起...
ぐちゅ、ぐちゅ、あふれでる精液が痛みをやわらげ、快感を...
「あっ、やっ、め!」
今まで一番強い責めにもがき狂う、でも目線だけは不思議と...
弱まっていた刺激をぶり返させた後、今度は竿全体をやさし...
それから固さを確かめるように揉んでくる。
「いあ、あっ!」
軽いポンプ運動が刺激を周囲に拡散させる。
「私の目を見て」
「はあ、あうっ、あっ」
「目を見なさい」
強い口調に逆らうことほどの余裕は無かった。
タバサの瞳に、意識が吸い込まれていく。
その奥にはとても嬉しそうな、それでいて悲しそうな何かを...
それは、初めてタバサと会ったときから感じ取っていた。
それは、タバサも初めて才人に会ったときから感じて取って...
328 名前:裏タバサ――Present For You――[sage] 投稿日:2006/...
ある悲しみを背負った者が同じ境遇の人を見るとそれがなん...
正に才人とタバサにはそれがぴったりと当てはまっていた。
双方とも大切なものを失っている。
故郷であったり家族であったり・・・・・・いくら隠していても似...
相乗効果なのかただの勘違いなのか心までもが惹かれていく。
俺はどうしてタバサの部屋にまた来たんだ?
普通あんなことされたら絶対近寄らない、常に避けると思う。
だったらどうしてこの場所に、タバサに会いに来たんだ?
答えはもうとっくにある。ただ繊細な問題だから曇っていた...
「ト・・・・・・」
誰だよ。
「イト・・・・・・」
この声は。
「起きなさい、サイト!」
その強い声にゆっくりとまぶたを上げていく。
「赤い髪・・・・・・キュルケか」
「なに寝ぼけてるの、早く起きて!」
体がありえないくらいギクシャクしているがとりあえず上半...
「ほら逃げるから服を着て」
パーカーやら俺の服が投げられてくる。自分の体を見ると本...
そういえば昨日タバサに・・・・・・されたんだった。
確か・・・・・・記憶に残ってるのは五回までだけど、もっと続い...
「なんか落ち着いてるわね、どこかおかしくなっちゃったの?」
確かにおかしくなっちまったのかもな。
キュルケは助けに来てくれたんだろうけど少し遅かった。
自分の気持ち・・・・・・皆に伝えないといけないしな。
「キュルケ」
「何よ、早く服着なさいよ」
「今回のことは、タバサとのことについては、俺の同意した上...
329 名前:裏タバサ――Present For You――[sage] 投稿日:2006/...
「ジョゼフ様、ご命令の通りスキルニルをペリカンに変身させ...
「そうか! おおそうか! 計画は成功したか! 余のミュー...
あれはラグドリアン湖が増水して、町を呑み込んでいるとい...
いつも通り、困難な任務には姪であるシャルロットを向かわ...
かわいい姪が不審な行動をとらないか、使い魔であるミュー...
そして姪の想い人に出会った。
手より光を放ち、見事な剣さばき、右手にガンダールヴのル...
まさか捜していた虚無をこのような形で見つけることになろ...
姪よ、真実を話すがよい。そしてガンダールヴをこちらへ連...
そやつを餌に虚無もおびき寄せてくれる。
始祖の祈祷書、水のルビーが時機にわが手に。
「余のかわいいミューズ! 虚無対虚無、対局を楽しみたまえ...
嘘の勅命に釣られてやってくるがいい、愚かな者どもよ。
330 名前:裏タバサ――Present For You――[sage] 投稿日:2006/...
部屋に戻ったときにキュルケがいたのには驚いた。
でもさらに驚いたのはサイトに告白されたことだった。
「お前のことは絶対に忘れたりしない。何かはわからないけど...
逃げるために私を油断させようとしていると考えて、当然疑...
ただキュルケが「頑張ってねお二人さん」と言い残し部屋を...
私はひとまず認めてあげることにした。
ここでやさしくして一気に引き寄せる。本で得た知識を有効...
「タバサ!」
サイトが抱きついてくる。
私の鼓動がかつてないほど強く、そして早くなる。
それでいて私の中から暖かいものが溢れてくる。
これは・・・・・・何?
「お母様ー」
いつだったか小さい頃、まだお母様が私を憶えている頃だっ...
仕事を終えて帰ってきたお母様にまだ幼かった私は嬉しくな...
「もう、甘えん坊さんねぇシャルロットは」
「・・・・・・お母様」
「んっ? タバサ何か言ったか」
「なんでもない」
まだ完全に信用したわけではないから教えてあげない。
その後、キュルケが色々と私たちのために動いてくれたらし...
ルイズとモンモランシーには故郷のガリアやお母様のことを...
それで平民であるサイトの斬新な意見を聞いてみたくて相談...
もちろん私たちの一連の行為、付き合っていることは伏せた...
いつか自らの口で打ち明けないといけない。
ただルイズにある程度知られている以上はサイトを任務に連...
サイトが心変わりしないうちに急いで終わらせないといけな...
331 名前:裏タバサ――Present For You――[sage] 投稿日:2006/...
ガリアに戻る日の朝、準備を済ませた私は迎えの馬車に驚く...
馬車の周りには、サイトにルイズ、キュルケやモンモランシ...
「タバサ、俺たちも付いていくよ。仕事なんて早く終わらせよ...
サイト・・・・・・。
「タバサ、あなたの抱えてる悩みはサイトとキュルケから聞い...
ルイズ・・・・・・申し訳ないと思っている。
「友達なんだから付いていっていいわよね。もちろんここにい...
キュルケ・・・・・・やっぱりあなたは私の親友よね。
「私の水魔法、何かあったときに必要でしょ」
モンモランシー・・・・・・回復魔法はたよりにしている。
「さぁ、馬車に乗り込むぞ」
「うん」
サイトの掛け声で皆ぞろぞろと歩き出す。
「ちょっと待ちたまえ、僕にも何かかっこよくキメさせてくれ...
「「「「ていうかなんでいるの?」」」」
私とギーシュ以外の人が口並みをそろえる。
「だって冒険だろ? 僕がいればきっと戦力が何倍にもなるさ」
「「「「ならない、ならない」」」」
ギーシュを無視して皆馬車に乗り込もうとする。
「待ってくれ、置いていかないでくれたまえ!」
「ふふっ」
ありがとうサイト、キュルケ、それに皆。
「タバサも早く来いよ」
「今行くからちょっと待って」
サイト・・・・・・あなたにしたことは充分いけないことだってい...
でもあなたは私を許してくれた。
ルイズ、今日からはライバルよね。正々堂々勝負するから。...
私の心はいつも真っ暗闇だった。それでも一筋の光が舞い降...
それに必死にしがみついていこう、私は決して一人じゃなか...
「なぁタバサ、お前さ、なんていうか・・・・・・笑ってると可愛い...
「えっ!?」
332 名前:裏タバサ――Present For You――[sage] 投稿日:2006/...
あれから・・・・・・
タバサ達がガリアに付いたのだが、勅命は他の貴族が片付け...
どういうことなのか誰にもわからなかったが実際の理由はく...
予想以上の人数がタバサにくっついて来たので、しかもゲル...
この人数を欺くのは大変だし成功したとしても証拠を消し去...
夏期休暇になって、アンリエッタの依頼をこなす為に魅惑の...
才人が時々仕事の合間などに青い髪の子供と逢引していると...
ついでに安物の首飾りを買っている姿も目撃されたとかされ...
完
333 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/10/06(...
一時は打ち切り宣言をしたものの、裏タバサもついに完結です。
長かったなぁ。
ちなみに初期設定ではガリアに向かうまでに才人の心も変わら...
当日やりすぎで動けなくなった才人をタバサが窓からシルフィ...
という終わり方もあった、実に怖い。
ちなみに次の投稿予定ですが、百合スレに投稿したやつを完全...
明日から連休ですが他の職人さんの作品を期待してます。
終了行:
151 名前:裏タバサ[sage] 投稿日:2006/08/24(木) 19:02:09 ...
私はよく本を読んでいる。
自分でもいつも読んでる理由はわからない。当たり前のことだ...
ちなみに普段は魔法関係の本を読んでいる。
勉強してないと、いつ困難な任務でガリアに呼び出されるかわ...
けど、それは人前でだけ。
例えば寝る前とか、起きたばかりとか、虚無の日あたりは誰も...
なぜかというと部屋にいるから、たまに先生とか友達のキュル...
ノックされてから入ってくるまでに、ベッドの下に隠してある...
私が普段読んでる本の一部は・・・・・・
『恋愛の方程式〜男の子に好かれるためには』
『理想の男性と結婚するための35の法則』
『男が「大切にしたい」と思う女性の50のルール』などの恋...
これは、私だけの秘密。
152 名前:裏タバサ――I’ll Be There For You――[sage] 投稿日...
~今日、キュルケに呼び出してもらった。ルイズの使い魔を。
任務のたびに彼を助けてきた。彼の気を引くために。
本でいろいろ勉強してきた。彼を手に入れるために。
私が本で経た知識を元に、彼のことを分析してみたりした。
キュルケなどの大きい胸をよく覗いているようだけど、他の...
よって彼だけが特別、ということはない。
ルイズとの様子を見てると胸が無くても大丈夫なのがわかる。
これは重要なこと、彼は受け属性にちがいない。
一回だけアルヴィースの食堂で、犬みたいに耳と尻尾、鎖ま...
しかも鞭で叩かれていた、普通ならとっくに逃げ出している...
でもキュルケの話だと、彼はルイズのことが好きらしい。も...
ただ女王様と下僕、というのは彼も望んでいないだろう。き...
来週から夏季休暇に入ってしまう、作戦を実行するなら今日...
一週間で彼は私の虜にする。
愛しの彼は、お母様のように・・・・・・
「それにしても何の用だろ」
夕方、使い魔の仕事が無い時間、才人はタバサの部屋の前に...
つい先ほど、キュルケに来るように言われたのである。
あの無口のタバサに呼ばれたのだが、理由は皆目検討が付か...
「まさか俺のことを・・・・・・ありえないか」
うんうん、と一人でうなずく。
いくらシエスタやキュルケの例があってもさすがにタバサは...
自惚れが強すぎる、と心にセーブをかける。
ただ、キュルケは去り際に気になることを言っていた。
「がんばってね」
153 名前:裏タバサ――I’ll Be There For You――[sage] 投稿日...
コンコン、ドアを叩く音がする。
「タバサ、才人だけど」
彼が来たようだ、作戦を開始する。
私は本をベッドの脇に置いて杖を構えた。そして魔法の詠唱...
「おーい、いないのか?」
そのうち中を確認しようとするだろうから無視する。
詠唱完了、魔法待機に入る。あとはドアが開くのを待つだけ。
「おかしいなぁ、入るぞ」
ガチャ、ドアが開いて彼が視界内に来た。
待機していた魔法を発動させる。
風をドアの外、廊下にあつめて大きなかたまりにする。
「うぎゃ!」
彼は部屋の中央に吹き飛ばされた。
計算どおり、私は『ウインドハンマー』の呪文を彼に背後から...
そして詠唱の時間がほとんど必要ないコモンマジックを連続し...
まずは『ロック』ドアと窓の鍵を開けられないようにする。
そして『サイレント』部屋の壁にかけることにより外から余計...
これで部屋は密室状態、作戦が終わるまでの間彼は逃げられな...
154 名前:裏タバサ――I’ll Be There For You――[sage] 投稿日...
「いってーな、何しやがる!」
彼が勢いよく起き上がる、そして私の肩をつかんできた。
「何のつもりだ!」
彼はそうとう怒っているようだ、でも気にしない、なぜなら...
私は右足でおもいきり股間を蹴り上げた。
「ぎゃ!」
彼は大事なところを両手で押さえながらうつむいた。
間髪いれずに横から杖で叩き、床をころげさせる。
丁度仰向けになったところを足で思い切り踏みつける。
半開きになった股の間にすばやく入り込んだ。
「うぐっ」
もちろん踏みつけたのは彼の大事なところ。これで準備は完...
「私のものにする」
「ざっけんな!」
彼は体をよじって逃げようとする。
これも予測済みなので、早急に足の動きを開始する。
まずは体重を少しだけかけて、さするようにやさしく、ゆっ...
「うっ、あっ」
足の下で彼の物が徐々に大きくなる。まだ痛みが残ってるだ...
「く、くそ」
彼が手のひらを床に置いて上半身を起こしてきた。
それを顔に杖を向けることによって牽制する。
その間も決して足を止めることはない、快感を与え続ける。
「あっ、はぁ」
彼の出す声に若干余裕が感じられてきた、痛みがひいてきた...
足にかけている体重を少し強めることにした。
「あっ、あう、やめっ」
その願いは残念だけど聞き入れられない。行為を続行する。
155 名前:裏タバサ――I’ll Be There For You――[sage] 投稿日...
上下だけでなくたまに左右にも動かす。そのたびに彼は弱々し...
なんとも可愛く見える。かつて始祖ブリミル様に仕えた伝説...
そのギャップが私を強く興奮させてくる。
でも正気は失えない、これは彼を手に入れるため、私の元か...
怖がらせては意味がなくなってしまう。
「あっ、はぁ、タ、タバサッ」
自分の世界に入りそうになっていた、危なかった。名前をよ...
どうやら足の力は強くなっていなかったようだ、よかった。
「変態」
高ぶった気持ちを抑えることを含め、私は軽めの罵声を浴び...
「う、うるさ・・・・・・あうっ!」
足にかける体重の比率を上げることにより彼の言葉をさえぎ...
彼は涙目になり、手が小刻みに震え始めた。本格的に快感が...
こうなれば完全にこっちのペース、もう逆らう余裕はほとん...
私は足の動きを止めることにした。
「はぁ、はぁ、タバサ、はぁ」
私は今まで彼に向けていた杖を床に置く、これからする行為...
彼は体を引こうとする。でも思考が曖昧なせいでほとんど動...
「無様」
「くそっ」
当初の予定では、この行為を終えたときに目的が完了するは...
私に与えられた快感を忘れられなくなる。
つまり彼は私のことが頭から離れなくなる。
わたしのことを、忘れなくなる・・・・・・。
逃げようとしてるせいで、股間から足がずれてしまったので...
「タバサ、もう、やめて」
正気を取り戻しつつある彼が私を見つめて懇願してくる。
「無理」
やめることはできない、もう失いたくない。
156 名前:裏タバサ――I’ll Be There For You――[sage] 投稿日...
私は膝を使って足に適度な弾力を加える、そして細かなリズム...
「タバ、あああっ!」
彼はいきなりの行為に力を失ったのか、ふたたび倒れこむ。
この技は『電気あんま』快感は弱めだけど長時間続ければ、...
「んんんっ、ああああっ!」
なんともいえないもどかしさ、これを彼が達するまで加える。
休みは挟まない、情けは絶対にかけない。
「やっ、やめっ、うあああっ!」
左右に転がりもがき続ける、でも私の足は彼の膨張した物を...
「私のものになる」
「や、やだ、ああああっ!」
「私のものになる」
彼は承諾せずに、苦しい叫びをあげ続ける。
ふいに足に力を込めて物にめり込ませる。そして左右に捻り...
「うあっ! それは、やめて!」
必死の思いに答えるつもりはない、 再び膝を使い踏みつけ...
これで耐える気力は完全に消えたはず。
「ひあ、あっ、はあああ!」
彼に、もう一度問いをぶつける。
「私のものになる」
「あああんっ、わかった、なる、なりますううぅ!」
ようやく彼は堕ちた、でも果てるまで足を止めるつもりはな...
私はスパートをかける、彼の全身が揺れるほど激しく。
「あいっ、変になるうぅ、やめってええっ」
彼が一段と強くのたうちまわる。その姿もいとおしくて仕方...
「ひああああぁ!」
部屋一帯、悲鳴にも似た喘ぎが響いた、射精したのか股間部...
「これでもう、あなたはわたしのもの」
157 名前:裏タバサ――I’ll Be There For You――[sage] 投稿日...
今日の記憶は、彼の精神を侵食する。
私が何もしなくても、彼が求めてくるようになる。
彼は私を、忘れない、悲しませない。
「サイト、ずっと・・・・・・そばにいて」
精根尽きてぐったりしている彼にお願いした。
158 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/08/24(...
短時間で書いた代物ですが読んでいただけたら幸いです。
(読める作品かどうかはわかりませんが)
他の作者の皆様、楽しく読んでおります。GJです。
376 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/08/30(...
一節GJ、今後本編で書かれそうな展開ですね。
これから投下を開始します。
~≫151-≫157の続きです。
377 名前:裏タバサ――Crazy For You――[sage] 投稿日:2006/08...
『王』それは国の最高権力者を意味する言葉。
私の故郷にも王は存在している。
ガリアを治めるのは『無能王』の異名を持つ男。
名前を呼ぶにも値しない罪深き男。
王位継承問題で実の弟である、お父様を殺害した。お母様に...
無能王はガリアの民を裁く権利がある。それなら誰が罪深き...
偉大なる女神、始祖ブリミル様?
違う、裁くのは『雪風』そして・・・・・・『ガンダールヴ』
でも勘違いしないでほしい、彼への愛は本物。
私は彼を、本気で愛している。
378 名前:裏タバサ――Crazy For You――[sage] 投稿日:2006/08...
「ベッドに行く」
さきほどの足コキによる疲労感のせいか、相変わらず床に転...
「えっ? そ、それはちょっと」
彼の顔が赤くなっていく、いまさらあわててもしょうがない...
「ベッドに行く」
「そんなことしたら俺、逮捕されちまうよ」
何か問題でもあるのだろうか、別に彼は責める権利なんて無...
将来的にはもちろん対等にする、けど今はダメ。
ルイズに向いている心を私に引き寄せないといけないから。
夏季休暇になれば会う機会が無くなってしまう。残りは1週...
「タバサってさ、年齢はいくつ?」
「15」
「15、か」
彼は「う〜ん」と唸っている。
聞かれてつい答えてしまった。そういう理由、私はそんなに幼...
確かに同学年では身長は一番小さいのは知っている。
だけど年齢は問題ない、現在あなたに決定権は無い。
それをわからせないといけない。次が穏便に済ませる最後のチ...
「ベッドに行く」
私は足を彼の股間へと近づけていく。
「それはやめて!」
彼は活きよいよく立ち上がって、少しふらふらしながらもベ...
そして許してくれと言わんばかりに弱々しくこっちを見つめ...
最初から素直でいてくれれば楽なのに、それにしても可愛い。
土くれのフーケが作り出したゴーレム、アンリエッタ女王と...
普段はなんか情けない。ルイズにこき使われているせいでや...
さて、私もベッドに向かうことにしよう。
379 名前:裏タバサ――Crazy For You――[sage] 投稿日:2006/08...
「あの犬はどこに行ったのかしら」
才人はタバサの部屋で大変なことになっているとは露知らず...
授業が終わった後、広場のベンチでセーターと存分に格闘し...
この時間は部屋の掃除をするように命令しているはずなのに...
ルイズはまず厨房が怪しいとにらんだ。乳メイドに会いに行...
しかし、外に出ていざ窓の外から厨房内部を覗いてみると、...
次にキュルケが怪しいとにらんだ。誘惑して部屋に連れ込ん...
しかし、いざキュルケの部屋に踏み込んでみると別の男とい...
前例があるところは回ってみたものの捜し人は見つからなか...
仕方がないから部屋に戻ろうとすると、たまたまモンモラン...
ルイズはいちおう捜し人について尋ねてみた。
「うーん、ちょっとわからないわ」
ルイズはガクッと肩を落とした。
ほかに誰がいるって言うのよ、想像もつかないわ。
380 名前:裏タバサ――Crazy For You――[sage] 投稿日:2006/08...
私は約束を取り付けた。あの時彼は間違いなく「なります」と...
これはとても大事なこと、その言葉はルイズの命令にも匹敵...
一時期の気の迷いとかでは片付けられないもの。
でも、先ほどの責められたときの乱れ方が頭から離れない。
だから本来であれば終わりにするべき場所で終わりに出来な...
彼の感じる姿を見て私自身も快感を得ることを望んでいる。
当初の予定とちがってしまう。止まらない、止められない。
あなたは私のもの、だからこそ・・・・・・思いをかなえさせてほ...
「服を脱いで」
そう彼に告げた。
「えっ?」
彼はまた慌て始めた。
学ばない人だってわかって少し残念に思う、空気を読んでほし...
私は足を少し上げて警告した。また電気あんまをするという...
「わ、わかったよ。あんまり見るなよ」
受け属性なのだから、本能的には見られたほうが後に快感を得...
それにしても、胸の鼓動が早くなる。普段見れない彼の体を、...
彼はもじもじしながらゆっくりと脱ぎ始める。
最初に上着、次にシャツ、彼の上半身があらわになる。
まだ半分だというのに私の気分はかつてない高騰をしている。
彼がズボンに手をかける。でもなかなか下ろそうとしない。
じれったさが私を襲ってくる。これだと逆に私が彼に我慢し...
思わず彼を視界からはずしてしまった。
381 名前:裏タバサ――Crazy For You――[sage] 投稿日:2006/08...
「早く脱いで」
なぜ私が恥じらいに耐えられない、なんて錯覚しないといけ...
彼が恥ずかしがるべきであり、私はそれを見届けなければな...
その積み重ねによって、彼の頭に私という存在を焼き付ける...
視界を彼に戻す。すでに彼はズボンを脱ぎ終わっていた。
たださすがに下着も、とはいかなかったようだ。
「本当に、脱がなきゃダメ?」
彼の蚊も止まるような小さな声が聞こえてくる。
「脱がせる」
「脱が、って、うおっ!」
私は彼をベッドに押し倒した。
いつまで私の理性に対して拷問を続けるつもりなのか、逆の...
彼が混乱してるうちに彼の下着に手をかけた。先ほどの射精...
私は情けをかけず、一気に下ろしす。
その瞬間、彼の性器が元気に飛び出してきた。
「大きい」
「ちょちょちょ、ちょっと」
足で擦ってたときにもその大きさは感触から確認できていた。
でも実際に目の前で見てみると、こんなにも大きいなんて。
これは我慢できなくさせた彼の責任。ここからは好きなよう...
私は彼の胸の上に座り込んで自分の服に手をかけた。
382 名前:裏タバサ――Crazy For You――[sage] 投稿日:2006/08...
女の子の部屋、ベッドの上、抵抗できない裸の俺、のしかかっ...
これを簡潔にまとめて説明できるやつがいたら耳にささやい...
どうして、こんなことに
タバサが服を脱ぎ終えた、上も、下も。
胸なんかルイズよりも無いじゃないか、本物の板だし、下半...
顔はほんのり赤くて、照れてるという表情が前面に出てて、...
いつもとちがうタバサから目を離せない。鼓動がありえないく...
俺が好きなのはルイズのはずなのに、どうしてこんなにドキド...
無理やりなんだぞ、レイプと例えてもいい行為をされているの...
上から静かに俺のことを見下ろすタバサ、手で俺の体中をま...
「ふっ、うぅ」
動く手にあわせて快感が身に走った。
くすぐったいようなもどかしさも加わりつい声が漏れてしま...
「やめて、くれ」
嫌なはずなのになんで強い声が出せないんだ。どうしてタバ...
さっきの足コキのせいなのか、タバサのものになると言って...
「あ、うっ、はぁ」
タバサが裸体を俺にかぶせて首筋にキスをする。
全身から力が抜ける、思考がうまくまとまらない。
「あなたがいけない、我慢できなくさせたあなたが・・・・・・」
そう言うと胸まで顔を持ってきた。
「俺が」
「本当は何日もかける予定だった」
タバサは胸先を舐めてきた。
「ふあぁ」
「でも、今日中に屈服させる」
突起に噛み付いてきた。口の中でたっぷりと痛みつけ、もう...
「あうっ、あっ」
「情けない声」
嬉しそうにタバサは微笑んでいる。
「ふあぁ」
電気あんまなんかとは比べ物にはならない、声が止まらない。
383 名前:裏タバサ――Crazy For You――[sage] 投稿日:2006/08...
空いていた片手が下半身のはげしくたぎるものをつかんだ。
「耐えなくてもいい」
タバサが後ろに下がっていき竿を口に含んだ。
さきほどの胸攻めとちがい、やさしく舐めまわしていく。
「うっ、んん」
タバサの口使いは巧みだった。ねっとりとからみつくように...
片手で袋を揉みほぐし亀頭を吸い上げてくる。
ランダムに責め方を変えてくる。逝かせるためだけの動きだ。
「あああっ、もう、出る!」
膨張しきったものがビクン、と跳ねあがる。耐え切れずに口...
「んぐ、んぐ、ぷはぁ」
2回目だというのにすごい量の精液だったらしく、タバサは飲...
「すごい量」
「はぁ、はぁ」
俺は一回目の射精と違った、快感だけによる余韻に浸ってい...
しかしタバサはそれを長くは許さない。
「まだ終わらない」
タバサは俺の腰をつかんだかと思うと体をひっくり返してき...
仰向けになってお尻を突き出している状態だ。
「お、おい、タバサ」
俺が顔を反転させて様子をうかがった。タバサはお尻を両手...
逃げようとしても、逝ったばかりで力が入らずに跳ね除けら...
「次はこっち」
それって、まさか・・・・・・
「そこはやめてくれ!」
俺は情けない姿のままでタバサに必死に説得する。
「無理」
次の瞬間、穴に舌を差し込んだ。それから出し入れを繰り返...
「うっ、あっ」
反射的にシーツを強くつかんでしまう。
384 名前:裏タバサ――Crazy For You――[sage] 投稿日:2006/08...
タバサはそんな様子を見て手を片方離した。そして空中にぶら...
「あいっ、あああ!」
しばらくしごきを続けたかと思うと今度は亀頭に爪を立てて...
「んんんっ!」
もう2回も出しているというのに、変幻自在の責めで竿はすぐ...
しかし手は離れ、舌も穴から出て行った。
「はぁ、はぁ、タバ、サァ」
「早漏れ、でも出させない」
そう言うと次は指を肛門に挿しこんできた。
「あうっ」
ゆっくりと指を上下させながら先の方で回りをなで続けてく...
その責めのやさしさは、3回目ということもあり、逝きそうに...
気持ちいい 「もう、やめ、て」
もっとしてくれ 「こんな、こと」
感じさせて 「あぁ、ゆ、ゆるして」
「堕ちて」
そう言ってタバサは2本目の指を入れてくる。
逝かせてくれ 「もっ、いか、いかし、てぇ・・・・・・」
その願いを聞き入れたのか指の動きが徐々に強くなっていく。
才人の消えゆく理性が最後に小さな呟きを捉えた。
「本番は、これから」
責めは続いていった。
385 名前:裏タバサ――Crazy For You――[sage] 投稿日:2006/08...
今更ながら>>151->>157の続きです。
~>>160の助言もあり、今回は途中で視点を変えて淡々とし過ぎ...
補足
タイトルにある「Crazy For You」の意味は「私はあなたに夢...
決して「あなたはやば...
続きは書いています。時間が取れずに遅くなる可能性大ですが...
486 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/09/02(...
~<li>150-157 >>377-384の裏タバサの続きを投下します。
~>>465
同じタバサの話である「少女の苦悩、少年の怒り」という同時...
見ながら書いてるので・・・・・・これからも遅くなると思います。...
487 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
部屋を照らすものが月明かりしかなくて薄暗い中、才人は目...
「もう、夜なのか」
確か、キュルケに伝言聞いて、タバサの部屋に来て・・・・・・襲...
途中から記憶がないな、気絶でもしたのかな。そうだとすれば...
「サイト」
ビクッとしちゃったよ、なんだよ。
「サイト、私のことを忘れないで」
ふいに聞こえたその言葉、それを発したのは横で寝ているタバ...
488 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
押し寄せる闇の中で一人、ひざを抱えて座り込んでいる。
木から落ちた果実のように、生きていくのに必要な栄養が取...
自分の中の自分を呼び醒ますために振り返らずに進んでいく。
でも結局はベッドさえも抜け出せていない。
築き上げてきた砂のお城は、繰り返す波で脆くも崩れる。
偽りを捨てたときこそ、真実が見える。真に愛してもらえる。
「陛下、そのような詩を本にお書きになって、何か意味はある...
「おお、モリエール夫人。この詩は私の知り合いのことを書い...
「まぁ陛下ったら、私という人がおりながら不謹慎ですわ」
「怒らないでおくれ、私が愛しているのはモリエール夫人、あ...
「私もでございます陛下、愛しております。ところで陛下、そ...
「国外に留学してまで学びの場を求めてな、まったく勉強熱心...
本当は邪魔だから留学させたのだがね。私のかわいい姪よ、...
489 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
私に話があるなんてどういう風の吹き回しかしら」
「ごめんなさいね、どうしても他人の意見が聞きたくて」
広場のテーブルにて、キュルケとモンモランシーは向かい合っ...
「別にいいけど。で、何なの話って」
モンモランシーが話すように促す。
「実は知り合いの子のことなんだけどね、その子恋をしてるの...
「キュルケ、恋なら貴方のほうが詳しいのではなくて」
モンモランシーはキュルケのはちきれんばかりの胸を見て、...
「ふざけないで」
キュルケの雰囲気が普段と違うのにモンモランシーは気づい...
普段は、つかみ所のないひょうひょうとした感じに比べて、...
「悪かったわ、さっ、話を続けて」
「でもその子は恋を勘違いしてるみたいなの」
「勘違い?」
「そう、本当の恋ってのはお互いが納得しないとダメなのよ、...
モンモランシーはギーシュのことを頭に思い浮かべた。
浮気性があるから難しいのよね、って何考えているのかしら。
「だから一方的に、相手を押さえつけるような恋はうまくいか...
キュルケは悲しげに少しうつむいた。
「間違ってることは間違ってる、そのことをきちんと伝えるべ...
「親友・・・・・・」
490 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
あれから三日経った。
ついさっき授業が終わり、ルイズは裁縫道具とセーターらし...
そして俺はどうしているかと言うと、実はタバサの部屋に向...
あんなことされてまた行くの? と誰かに突っ込まれそうだ。
でも、自分のことはちゃんとわかってるつもりだ。
今回、行く理由は二種類ある。
一つ目は、タバサのことが頭から離れないことだ。
時間が経ち、体力が回復していくほどに、あの日の出来事が...
体が疼いて仕方がない。あの快楽を忘れられない。
ダメとわかっててやめられない、まるで悪い薬でも始めたか...
二つ目、こっちがメインなんだけどタバサの寝言だ。
「サイト、私のことを忘れないで」
忘れないで、なんでこういう表現をしたのか、それがわから...
俺のことが好きなら「愛してる」や「捨てないで」らへんが...
何かに脅えているかのように俺を求めていた、何かあるんだ。
きっと俺の知らない理由があると思う、何か重大な裏が存在...
俺は真実を知る権利がある、知る必要がある、そんな気がす...
念のために背負ってきた、デルフを抜かなくていいことを願...
491 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
「ふぅ〜」
深呼吸を一回、精神を落ち着かせてドアノブに手をかけた。
その瞬間、俺の中で二つの思いが交錯する。
あの快感を得られるという期待感。
真実を知らないといけないという責任感。
これらは複雑に絡み合い、その原因であるタバサが心を支配...
もしかしたら俺は、タバサの手のひらの上で踊らされている...
「タバサ、入るぞ」
先手必勝、魔法を詠唱されないうちに部屋に入る。
部屋を見渡す、タバサはベッドの上で本を読んでいた。
俺に気づいて本を床に置いた。少し笑顔になった気がする。
「来てくれたの?」
タバサは甘い声で囁きながら、手でベッドをポンッと叩いた。
「こっちに来て」
「悪いけど、それは出来ない」
「こっちに来て」
そっちに行ったら、何かされた時に抵抗できるかどうかわか...
俺がベッドに行く気がないことを察知したのか、目つきがキ...
「お仕置き」
タバサが杖を構えようとする。
俺はデルフに手をかけた、右手に描かれたルーンが光り出す。
「タバサ、俺は戦いたいわけじゃない、できたら杖を置いてく...
杖を才人の方に向けたところでタバサの動きが止まる。
魔法を放つには詠唱が必要だ、この距離なら発動の前に止め...
ガンダールヴの力はタバサほどの実力者なら計れるだろう、魔...
492 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
「どうして」
「俺は話し合いに来たんだ」
タバサからの返答はない。
「真実を話してくれ、タバサ」
俺が前に出ないと、心を開いてくれないだろう。
「俺は戦いに来たわけじゃなければ、拒みに来たわけでもない」
タバサ、いったい何を考えているんだ。
「ただ、悩みがあるなら話してほしいんだ」
俺は心の底から力になりたい。
「タバサ!」
俺は叫んだ。『雪風』じゃなくて、仮面の下にある本当のタ...
「・・・・・・から」
タバサは何かを言ったようだが、蚊の鳴いたような声だった...
「何?」
「あなたが好きだから」
やっぱり俺のことを、当然予想はしてた。
「だから、私のそばにいて」
こわばった表情を崩さないタバサ。嘘を言ってないのはわか...
「それだけなのか」
「っそう」
タバサが一瞬口の中で言葉を溜めた、これは嘘に違いない。
「それだけじゃないんだろ、悩みがあるんだろ」
普段の学院では、ルイズの魔法で教室が爆発しても動じない。
ゴーレムとの戦い、姫様を救出するときにだって表情の変化は...
でも今は、表情のこわばり、一つ一つの言動、誰が見てもわ...
普通じゃない、俺の知ってるタバサはこんなんじゃない。
493 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
武器を構え、見詰め合う二人。緊張状態のまま時間が過ぎてい...
この部屋では呼吸以外何も動きがない。まるで名のある絵師が...
しかし、それは意外な来訪者によって崩れた。
コンコン、突然窓を叩く音が聞こえた。
俺とタバサは同時に目線をそらして窓の様子をうかがう。
だが目線を戻したのは俺一人だけだった。タバサは顔ごと窓...
「どうして、こんなときに・・・・・・」
窓にはペリカンがいる。この世界では宅配便みたいなものだ...
この時、私は突然の来訪者を歓迎できなかった。
留学生の私に手紙を送るなんて、今まで一人しかいなかった。
私は窓を開けてペリカンから手紙を受け取った。
ペリカンが飛び去る、窓を閉める、差出人を確認する。
やっぱり『ガリア国王勅命』・・・・・・なんで今なの。
彼を手に入れるために、努力してきたのに、勅命なんて。
あと四日経ったら夏季休暇。
国境越えの許可を申請したら下りるのに一日、それからガリ...
帰ってきた頃には、ルイズの帰郷によって彼と会えなくなる。
494 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
「どうしたんだ」
無能王、どこまで私を苦しめるのか。
そしてサイト、どうして私を拒むのかわからない。
「誰からの手紙だったんだ、タバサ」
うるさい、今のあなたには関係のないこと。
それにしてもガンダールヴ、三日前にあれだけのことをされて...
もう時間がない。精神力がまだ残っているなら、今すぐにで...
現在私は窓に体を向けている、彼からは背が見えている。
よって口の動きが見えることはない。私が先に攻撃できる。
彼に、私のものだということは忘れさせない、離れさせない。
手紙を見ているフリをして、小声で魔法の詠唱を開始する。
「この気は、相棒! このメガネの娘っ子魔法を詠唱してるぞ...
「本当か! デルフ」
インテリジェンスソード、余計なことを。
魔法を唱えるのが早いか、彼の踏み込みが早いか、一か八か...
「何を迷ってやがる相棒!」
「くそおぉ!」
私が振り向いた瞬間、彼は目にも止まらぬスピードで剣を喉...
「相棒! そんなんじゃダメだ、柄で気絶させろ!」
インテリジェンスソードの言うとおり、そんな脅しには屈し...
『ウインドハンマー』の魔法を発動させる!
「・・・・・・なんで」
魔法が消えた、失敗? そんなことはありえない。
私は確かに『ウインドハンマー』を発動した、風は確かにここ...
「残念だったなメガネの娘っ子。おりゃあ、魔法を吸い込んで...
剣なのにそんなことが可能なんて、伝説相手なんて、無謀だ...
495 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
「タバサ・・・・・・」
彼が悲しい顔をしながら杖を取り上げる。私を哀れんでいる...
「俺はお前を助けたいんだ。話してくれ、頼む」
私は悲しくなってうつむいた。哀れみなんて何も意味がない。
本当に助けたいなら、ただ言うことを聞いてくれればいいのに。
おとなしく私の後にくっついていればいいのに。
「信じてほしい、デルフはしまうから」
「おい相棒! やめてお」
話さなければいけないの。もう同情を誘うことぐらいしか方...
もう終わ・・・・・・今の彼の言葉「デルフはしまうから」確かに...
私は顔を上げた。彼はインテリジェンスソードを背中の鞘に...
右手のルーンが光を失っていく、そして私の杖はまだ手に持...
まだ、勝機は残されている!
「愚か」
私は手紙を彼に投げつける、彼がそれをはらっている間に手...
「おい、タバサ!」
彼が杖を奪われまいと手に力を込める。かまわない、奪い取...
掴んだまま杖に冷気を発生させる、この程度なら詠唱は不要。
「冷たっ」
彼が杖から手を離す。私から一瞬気が逸れる。その一瞬を見...
全身を使っての体当たりをして無理やり押し倒す。
そして両手で彼の肩を押さえて身動きでないようにした。
こうすれば力が劣ってても男は動けないと本(男を虜にする...
496 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
「くそっ」
彼が逃げようとジタバタする、力の差があるからさすがにつ...
私は彼の耳を口に含んだ、プニプニした耳たぶを甘噛みする。
「あぁ」
彼は力を失っておとなしくなっていく。
次に唇を強烈に重ねる。舌を無理やりねじ込み彼の舌を絡め...
「うっ、うん」
彼の目付きがぼんやりしてくる。
すでに高まってきたみたい、でもそれは当然なこと。
彼の頭では三日前の行為が急激に覚めているだろう。
もっと快感を、その言葉で徐々に思考は埋め尽くされていく...
「んっ、はぁ」
私は唇を離した。両方の口が糸でつながっている。
それを丁寧に舐めとっていきもう一度軽いキスをする。
もうあなたを放すことは無い。
また責め続けて気絶しても、前みたく終わらせずに目覚めたら...
こないだはしなかった本番だってしてあげる。
国境越えの申請なんて、彼の気絶中に手早く終わらせればいい。
ガリアに帰るために学院を発つ二日後まで彼はこの部屋から出...
497 名前:裏タバサ――I Cannot Leave For You――[sage] 投稿日...
「真実を話してくれ」「悩みがあるなら話してほしいんだ」「...
ふいに彼の言葉が脳裏に響く。
余計なお世話、勘違いしないで。
私は自分の力ですべてなんとかする、あなたも手に入れる。
助けなんて・・・・・・いらない。
「信じてほしい」
私のことを、私を、どうか惑わさないで。
498 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/09/02(...
今回の見せ場はエロではなくて駆け引きでしたが・・・・・・うまく...
行初めのスペース入れ忘れが多いなぁ、精進します。
書いてくれる作者様が増えてきて嬉しい限りです、これからも...
325 名前:裏タバサ――Present For You――[sage] 投稿日:2006/...
倒れている彼を杖で牽制しながらインテリジェンスソードを...
彼の近く置いておくのは危険だから、窓の外にほうり投げる。
捨てたわけじゃない、シルフィードに一時的に預けさしただ...
・・・・・・サイト。
「戦いに来たわけじゃない」ならなんで、私に剣を向けたのか。
「拒みに来たわけじゃない」それならどうして、私の気持ちを...
私を惑わそうとして、私の元から離れようとして。
やさしさなんてものは無意味、私にはそんなもの・・・・・・。
彼をボロボロの布切れみたいにする、そうすれば私以外を見...
肉体、精神、すべてを私に捧げてもらう。その憎い態度を更...
私は彼を睨みつけてこう告げた。
「自慰をして」
「へっ?」
彼は耳を疑っているようだけど、私の言葉にまったく間違い...
「自慰をして」
彼はそのさまを想像したのか、顔をトマトのように真っ赤に...
「ほ、本気、なのか?」
そんなに恥ずかしいの? 次期にそんな感情は消えるという...
私は彼にのしかかって着ている服を掴む、そして無理に袖ま...
「ちょ、ちょっと」
彼があわてて体をよじって逃げようとする。
そんなことはさせない!
床に置いた手に力を込めて下半身を浮かせる、足を折りたた...
「ぐえっ!」
彼が腹を両手で押さえながら咳き込む。
「抵抗は無意味、次はあなたの大事なところが潰れる」
私は表情を崩さずに警告を促した。
あくまで言うことを聞かないなら、もし・・・・・・手に入らない...
次はズボンを掴んで情けはかけずに一気に下ろす。
でもそこから先はまだ脱がせない、衣服があったほうが責め...
「上半身を起こして」
彼はすぐに体を起こした、最初から素直に従っていればいい...
326 名前:裏タバサ――Present For You――[sage] 投稿日:2006/...
私は彼の後ろに回り込む、それから膝立ちになって抱きつい...
そして下着の上から彼の性器を軽くまさぐる。
「うっ、あっ」
「自慰をして」
そう耳元で囁き、彼の手を下着の中へと導いていく。
彼に自分のをつかませた後、私の手を下着から取り出す。
彼はしばらくは動かなかったものの、やがて観念したのかゆ...
肩の上から顔を出して、感じてる顔と、下着と手の間から見...
「はぁ、はぁ、はぁ」
しごいてるうちに彼の息が乱れる。額に汗がにじんでくる。
徐々にしごくスピードが速くなっていく。
彼の性器はどんどん膨らんでいく、透明な液体がにじみ出て...
彼の感じてる顔を横から見るのも悪くない、可愛い。
こんなに乱れちゃって、もっと私に対して純情になって。
もう始めてから何分経ったのか、興奮はしてる、あともう少...
でもいくことが出来ない、男としてのプライドが働いている...
年下のタバサに自慰を強要されている、このまま出してしま...
自分の最後の理性、悪い薬から逃れるための最後の砦なんだ。
でもタバサは、この状態を好ましく思わないはずだ。
「つまらない理性は」
心を見透かされたようなタバサの言葉に思わずビクッとして...
「許さない」
タバサが再び下着の中に手を滑り込ませる。
俺の手を素早く捕らえて爪を立たせる。
「タバサ、何を」
亀頭を俺の爪でひっかいてくる。
「ああ!」
痛みと快感に悲鳴をあげてしまう。
タバサはその行為を何度も続けてくる。
「あうっ! あっ、いあ!」
絶えず連続に襲ってくる凄まじい感覚にプライドが急速に失...
「あああっ!」
三日間溜まっていたものが行きよいよくあふれ出る。ビクン...
タバサの自分の手についた精液をなめとりながら離れていっ...
327 名前:裏タバサ――Present For You――[sage] 投稿日:2006/...
激しい快感の反動はすごく力が入らない、体を支えるものが...
タバサは間髪いれずに上からのしかかってきた。
そして片手で乳首をこねくり回す。
「あぁ」
ひっかかれた刺激が残っていることもあって、竿からは精液...
「可愛い」
微笑みながら顔を見下ろす、そして余っているもう片方の手...
「もっと感じているところを見せて」
「んあっ!」
再び、強い衝撃が体中を駆け巡る、今度はタバサが竿の突起...
ぐちゅ、ぐちゅ、あふれでる精液が痛みをやわらげ、快感を...
「あっ、やっ、め!」
今まで一番強い責めにもがき狂う、でも目線だけは不思議と...
弱まっていた刺激をぶり返させた後、今度は竿全体をやさし...
それから固さを確かめるように揉んでくる。
「いあ、あっ!」
軽いポンプ運動が刺激を周囲に拡散させる。
「私の目を見て」
「はあ、あうっ、あっ」
「目を見なさい」
強い口調に逆らうことほどの余裕は無かった。
タバサの瞳に、意識が吸い込まれていく。
その奥にはとても嬉しそうな、それでいて悲しそうな何かを...
それは、初めてタバサと会ったときから感じ取っていた。
それは、タバサも初めて才人に会ったときから感じて取って...
328 名前:裏タバサ――Present For You――[sage] 投稿日:2006/...
ある悲しみを背負った者が同じ境遇の人を見るとそれがなん...
正に才人とタバサにはそれがぴったりと当てはまっていた。
双方とも大切なものを失っている。
故郷であったり家族であったり・・・・・・いくら隠していても似...
相乗効果なのかただの勘違いなのか心までもが惹かれていく。
俺はどうしてタバサの部屋にまた来たんだ?
普通あんなことされたら絶対近寄らない、常に避けると思う。
だったらどうしてこの場所に、タバサに会いに来たんだ?
答えはもうとっくにある。ただ繊細な問題だから曇っていた...
「ト・・・・・・」
誰だよ。
「イト・・・・・・」
この声は。
「起きなさい、サイト!」
その強い声にゆっくりとまぶたを上げていく。
「赤い髪・・・・・・キュルケか」
「なに寝ぼけてるの、早く起きて!」
体がありえないくらいギクシャクしているがとりあえず上半...
「ほら逃げるから服を着て」
パーカーやら俺の服が投げられてくる。自分の体を見ると本...
そういえば昨日タバサに・・・・・・されたんだった。
確か・・・・・・記憶に残ってるのは五回までだけど、もっと続い...
「なんか落ち着いてるわね、どこかおかしくなっちゃったの?」
確かにおかしくなっちまったのかもな。
キュルケは助けに来てくれたんだろうけど少し遅かった。
自分の気持ち・・・・・・皆に伝えないといけないしな。
「キュルケ」
「何よ、早く服着なさいよ」
「今回のことは、タバサとのことについては、俺の同意した上...
329 名前:裏タバサ――Present For You――[sage] 投稿日:2006/...
「ジョゼフ様、ご命令の通りスキルニルをペリカンに変身させ...
「そうか! おおそうか! 計画は成功したか! 余のミュー...
あれはラグドリアン湖が増水して、町を呑み込んでいるとい...
いつも通り、困難な任務には姪であるシャルロットを向かわ...
かわいい姪が不審な行動をとらないか、使い魔であるミュー...
そして姪の想い人に出会った。
手より光を放ち、見事な剣さばき、右手にガンダールヴのル...
まさか捜していた虚無をこのような形で見つけることになろ...
姪よ、真実を話すがよい。そしてガンダールヴをこちらへ連...
そやつを餌に虚無もおびき寄せてくれる。
始祖の祈祷書、水のルビーが時機にわが手に。
「余のかわいいミューズ! 虚無対虚無、対局を楽しみたまえ...
嘘の勅命に釣られてやってくるがいい、愚かな者どもよ。
330 名前:裏タバサ――Present For You――[sage] 投稿日:2006/...
部屋に戻ったときにキュルケがいたのには驚いた。
でもさらに驚いたのはサイトに告白されたことだった。
「お前のことは絶対に忘れたりしない。何かはわからないけど...
逃げるために私を油断させようとしていると考えて、当然疑...
ただキュルケが「頑張ってねお二人さん」と言い残し部屋を...
私はひとまず認めてあげることにした。
ここでやさしくして一気に引き寄せる。本で得た知識を有効...
「タバサ!」
サイトが抱きついてくる。
私の鼓動がかつてないほど強く、そして早くなる。
それでいて私の中から暖かいものが溢れてくる。
これは・・・・・・何?
「お母様ー」
いつだったか小さい頃、まだお母様が私を憶えている頃だっ...
仕事を終えて帰ってきたお母様にまだ幼かった私は嬉しくな...
「もう、甘えん坊さんねぇシャルロットは」
「・・・・・・お母様」
「んっ? タバサ何か言ったか」
「なんでもない」
まだ完全に信用したわけではないから教えてあげない。
その後、キュルケが色々と私たちのために動いてくれたらし...
ルイズとモンモランシーには故郷のガリアやお母様のことを...
それで平民であるサイトの斬新な意見を聞いてみたくて相談...
もちろん私たちの一連の行為、付き合っていることは伏せた...
いつか自らの口で打ち明けないといけない。
ただルイズにある程度知られている以上はサイトを任務に連...
サイトが心変わりしないうちに急いで終わらせないといけな...
331 名前:裏タバサ――Present For You――[sage] 投稿日:2006/...
ガリアに戻る日の朝、準備を済ませた私は迎えの馬車に驚く...
馬車の周りには、サイトにルイズ、キュルケやモンモランシ...
「タバサ、俺たちも付いていくよ。仕事なんて早く終わらせよ...
サイト・・・・・・。
「タバサ、あなたの抱えてる悩みはサイトとキュルケから聞い...
ルイズ・・・・・・申し訳ないと思っている。
「友達なんだから付いていっていいわよね。もちろんここにい...
キュルケ・・・・・・やっぱりあなたは私の親友よね。
「私の水魔法、何かあったときに必要でしょ」
モンモランシー・・・・・・回復魔法はたよりにしている。
「さぁ、馬車に乗り込むぞ」
「うん」
サイトの掛け声で皆ぞろぞろと歩き出す。
「ちょっと待ちたまえ、僕にも何かかっこよくキメさせてくれ...
「「「「ていうかなんでいるの?」」」」
私とギーシュ以外の人が口並みをそろえる。
「だって冒険だろ? 僕がいればきっと戦力が何倍にもなるさ」
「「「「ならない、ならない」」」」
ギーシュを無視して皆馬車に乗り込もうとする。
「待ってくれ、置いていかないでくれたまえ!」
「ふふっ」
ありがとうサイト、キュルケ、それに皆。
「タバサも早く来いよ」
「今行くからちょっと待って」
サイト・・・・・・あなたにしたことは充分いけないことだってい...
でもあなたは私を許してくれた。
ルイズ、今日からはライバルよね。正々堂々勝負するから。...
私の心はいつも真っ暗闇だった。それでも一筋の光が舞い降...
それに必死にしがみついていこう、私は決して一人じゃなか...
「なぁタバサ、お前さ、なんていうか・・・・・・笑ってると可愛い...
「えっ!?」
332 名前:裏タバサ――Present For You――[sage] 投稿日:2006/...
あれから・・・・・・
タバサ達がガリアに付いたのだが、勅命は他の貴族が片付け...
どういうことなのか誰にもわからなかったが実際の理由はく...
予想以上の人数がタバサにくっついて来たので、しかもゲル...
この人数を欺くのは大変だし成功したとしても証拠を消し去...
夏期休暇になって、アンリエッタの依頼をこなす為に魅惑の...
才人が時々仕事の合間などに青い髪の子供と逢引していると...
ついでに安物の首飾りを買っている姿も目撃されたとかされ...
完
333 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/10/06(...
一時は打ち切り宣言をしたものの、裏タバサもついに完結です。
長かったなぁ。
ちなみに初期設定ではガリアに向かうまでに才人の心も変わら...
当日やりすぎで動けなくなった才人をタバサが窓からシルフィ...
という終わり方もあった、実に怖い。
ちなみに次の投稿予定ですが、百合スレに投稿したやつを完全...
明日から連休ですが他の職人さんの作品を期待してます。
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