ゼロの使い魔保管庫
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313 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/09/30(...
「おーい、準備できたかー?」
まだ朝靄に煙るトリステイン魔法学院に、才人の声が響く。
正門前に、水精霊騎士団の面々が集まっていた。
今日は、王都で水精霊騎士団の定期天覧行軍演習を行うのだ。
たとえ学徒だけで構成される名ばかりの騎士団とはいえ、トリ...
定期的な天覧行軍演習の義務を課せられるのは、当然といえた。
まだ眠気の残る顔を擦りながら、ギーシュは点呼を開始する。
「じゃ、ばんごー」
いち、にー、さん、ごー、ろく、ななな…ふぁぁーあ…。
完全に気が抜けている。
「こらぁ!君たち気が抜けてるぞぉ!今日は天覧演習だぞ!
王都でもそんなユルんだ態度だと、後悔することになるぞ!」
しかし、誰もそんな話は聞いていない。
欠伸をしたり私語をしたりと、まるでまとまりが見られない。
「こぉらぁ!君たちぃ!」
「ほっとけよギーシュ」
才人は怒鳴るギーシュを手で制する。
そして、続ける。
「今から気ぃ張ってたらもたねえぞ?
アイツらも本番になったら気合い入れるって、心配すんなよ」
その才人に、騎士団の面々も同意する。
「その通りー」「本番はちゃんとやるってー」
「…僕のいう事は聞かなくてもサイトのいう事は聞くんだな君ら...
肩を落としながら、ギーシュはうなだれる。
団長の面目丸つぶれなギーシュであった。
314 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/09/30(...
騎士団の面々が王都に着いたのは、その日の昼過ぎ。
王城に到着した一行を出迎えたのは、アニエスだった。
「道中ご苦労。演習は2時間後に行う予定になっている」
すぐ演習に移れ、とか言われたら正直グダグダになりそうだっ...
騎士団の面々は地面に腰を下ろし、思い思いに休息を取り始め...
王都までの道のりを馬で飛ばしてきただけに、全員クタクタだ...
才人もまた、手近な縁石に腰を下ろす。
「あ、サイトは一緒に来て貰うぞ」
「はい?」
アニエスは突然そう言い、才人の襟首を引っつかんだ。
「個別召集だ。他の騎士団員は休んでいていい。
行くぞ、サイト」
「え、あの、アニエスさんっ?」
反論も許さず、アニエスはずりずりと才人を引きずっていく。
水精霊騎士団の面々は、それを黙って見送った。
誰しも、余計な厄介ごとは抱え込みたくないものだからだ。
才人が引きずりこまれたのは、王城にある、銃士隊の控え所。
今、銃士隊の隊員は全員職務中だから、ここには誰も居ない。
…今日はここでっすか…。
才人はちょっとゲンナリしながら、まあ今日は刻限付きだし、...
当のアニエスはといえば、案の定控え所の扉の錠を下ろし、人...
「…で、用ってなんすかアニエスさん?」
半分呆れたように言う才人だったが。
振り向いたアニエスは、何がおかしいのか、口許に手を当てて...
…あれ?アニエスさんってこんな風に笑うっけ?
「…ふふ。私の演技も、捨てたものではありませんね」
どこかで聞いた、上品なしゃべり方。
そして、今になって見せた、柔らかい物腰。
…まさか…。
「姫さまっ!?」
「あ・た・り♪」
そう言うと同時に、『アニエス』の姿が揺らぎ、その姿を変え...
短く切りそろえられた真っ直ぐな金髪が薄紫の柔らかい髪に変...
鋭い眼光を湛えた騎士の瞳が、優しくも高貴さに溢れた、女王...
アンリエッタを『アニエス』に変えていた光は、女王の右手の...
そして才人の目の前に、騎士装束に身を包んだ、アンリエッタ...
315 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/09/30(...
「姫さま、何やってんすか!」
今日は、水精霊騎士団の天覧演習だ。
その主賓たる女王がいなくては、始まる物も始まらない。
しかし当の女王は、悪びれた風もなく。
「あら、そのために2時間も取りましたのよ。
…ご主人様のために」
アンリエッタは才人を『ご主人様』と呼び、しなだれかかって...
…あ。やべ、気付くの遅すぎた!
才人は後悔したが遅かった。
すでにアンリエッタの思考は、メス奴隷モードに切り替わって...
でも、一応抵抗するだけしてみるかぁ。
無駄と知りつつ、才人は、自分にしなだれかかる『女王』に呼...
「あの、姫さま?」
「今は、『姫さま』じゃありません。
…二人っきりのときは、私はサイト様のメス奴隷だって言った...
ほら、やっぱり無駄だった。
こうなったらもう。
目の前のメス奴隷が満足するまで、付き合うしかないと、諦め...
453 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/10/03(...
さてと。
タイムリミットは2時間。
その間にこの変態女王を満足させないと、二人そろって天覧演...
それに。
この際だ、この変態女王に一回きっついお灸をすえておく必要...
…ていうか、色狂いで国政傾かせたら、洒落にならんってーの。
まあ原因の一端は俺にあるわけですがーッ!
そこはキニシナイことにしておく。キニシナイったらキニシナ...
やっぱアレだ、こーいうことするととんでもない目に逢うって...
心身ともに大ダメージなプレイでいかんと。
でも俺痛くするの嫌いだから、主に精神ダメージの方で。
…なんかいいもんないかなー。
なんて考えてると。
「ご主人様ぁ…」
ぽよんぽよんと揺れるおっぱいが、俺の前に突き出される。
って!もうマッパだし!
いつの間に脱いだ!
…ってここ銃士隊の控え所デスヨ?誰か来たらどうすんですか?
「…その時は、この指輪でなんとかします…」
言いながらアンは、俺に抱きつきながら右手の中指に嵌めた指...
そーいやあの指輪で、化けたりできるんだよな。
…まてよ?
「姫さま?」
「…今はひめさまじゃありません…」
「…じゃあアン。ひょっとしてその指輪で化けると、たとえば俺...
「できます。ですから、安心して、アンをいっぱい、いじめて...
言いながら、アンは発情した牝犬みたいに俺の身体に自分の身...
ダメだ、早くこいつなんとかしないと。
…でも、いい事聞いた。
おかげでナイスなこと思いついた。
「じゃあアン。ちょっと、俺以外には犬に見えるように、化け...
「…?はい、わかりました」
アンは最初妙な顔をしていたけど、素直に従って、ルーンを唱...
俺から見た目は変わらないけど。
すぐ近くにある姿見には、アンのいる場所に、ふさふさの白い...
…なるほど、俺以外には今のアンはグレートピレネーもどきに見...
んじゃ、本番行こうか。
「じゃあアン。犬みたいに四つんばいになってみせて」
それを聞いた瞬間、アンの顔が一瞬で真っ赤に染まり、そして...
…このへんたいさんめ、きっとアタマん中で『いやだ、犬みたい...
…その思考が読める俺も、どんだけー。
しかしここで終わらないのが平賀流サイトイズム。
こっからが本番でございますよー?
「それじゃあ、そのまま四つんばいで、外にお散歩に行こうか...
「…えっ…」
今度こそ、アンの目が点になった。
454 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/10/03(...
「ほら、早くしないと置いてくぞ?」
才人はアンリエッタの化けた犬の少し前を、才人は早足で歩く。
そこは王宮の中庭。
この時間は人通りはほとんどなく、すれ違う者もいない。
才人の後を、アンリエッタは四つんばいで続く。
立って続けば楽なのかもしれないが、それでは世にも奇妙な二...
「待って、サイトさまぁ…」
思わずそう漏らしたアンリエッタに近寄り、才人はその白い臀...
「きゃんっ!」
思わぬ折檻に、アンリエッタの喉から仔犬の鳴き声のような声...
「違うでしょ?今アンは犬なんだから、犬みたいに鳴かなきゃ。
それに、膝が地面に着いてると、変な歩き方してるように見...
それはつまり。
膝を伸ばし、高くお尻を突き上げた状態で歩いて、なおかつ、...
「で、でも」
「はい、違うでしょ?」
ぴしゃん!
「きゃんっ!?…く、くぅ〜ん…」
主人の暴虐にしかし、アンリエッタは犬の鳴き声で応えた。
そして、膝を伸ばしてお尻を高く突き上げる。
「はい、よくできました」
そんなアンリエッタの背中を、才人はまるで愛犬にそうするよ...
アンリエッタの背筋を、ぞくぞくと奇妙な快感が駆け抜ける。
それは、隷属と背徳の快感。
女王でいる間はけして得られない、禁断の果実。
「じゃ、中庭ぐるっと回ってこようか?」
え。
アンリエッタは我が耳を疑う。
つまり、才人の言っている事の意味は。
全裸のまま、この姿勢で、中庭を連れまわされる、ということ...
…誰かに、見られるかもしれないのにっ…。
「大丈夫、アンは今犬だからね。全裸でうろついてても誰もお...
でも。…でも。
必死に訴えかけようとするアンリエッタだったが。
「じゃ、行くよ」
すたすたと歩き出した主人の後を、アンリエッタは大人しく着...
455 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/10/03(...
しばらく行くと、二人は正門の前の広場に着く。
そこには、水精霊騎士団の面々が、思う様休息を取っていた。
才人は渡り廊下の柱の影でアンリエッタを休ませていた。
アンリエッタの手と足はすでに砂埃にまみれ、小さな疵ができ...
無理な姿勢で連れまわされたために、息も荒くなっている。
…ちょっとやりすぎたかな。
と、才人が反省していると。
「あれ?サイトどうしたんだいその犬」
背後から声をかけられた。
振り向くとそこには、ギーシュがいた。
アンリエッタは思わず声を上げ、身体を隠したい衝動に駆られ...
…これなら、犬がお座りしてるように、見えますわよね…。
立てた膝のせいで臀部が容赦なく割られ、晒された肛門を中庭...
さらに、第三者の前で裸体を晒しているという事実が、アンリ...
アンリエッタの喉から、はぁはぁと艶かしい荒い息が漏れる。
「ま、まさか飛びついてこないだろうね」
ギーシュにはその息遣いが、犬の吐息に聞こえたらしく、彼は...
才人は取りあえず、怯えるギーシュに説明する。
「この犬、王宮で飼ってるらしいんだ。で、天覧演習までの間...
「さ、サイトも大変だな、そんな猛犬の面倒を見させられるな...
才人の説明を聞いても、なお怯えの色の消えないギーシュ。
人サイズの大型犬を目の前にしているのだから当然といえば当...
もし、ここで魔法が解けたら、ギーシュ卒倒だけじゃすまんな...
そしてその後、とんでもないことを思いつく。
「…こいつ、案外大人しいんだぜ?なでてみる?」
…え…!
アンリエッタの瞳が驚愕に見開かれる。
そんな、サイト様以外の男性に、肌を直接撫でられるなんて…!
そんなおぞましい想像のせいで、アンリエッタは震える。
しかし、それは懸念に終わった。
「じょ、冗談はよしてくれ!噛まれたらどう責任取るんだサイ...
ギーシュは怯えたように後ずさる。
そ、そうだ、怯えさせれば撫でられる事も…!
アンリエッタはそう思い、ぐるぐると犬が威嚇するように唸っ...
「ほ、ほら怒ってるじゃないか!」
ギーシュはそう指摘する。
しかし才人は。
「おかしいなぁ。機嫌悪いのかな?
…そうだ、お腹撫でてやれば機嫌よくなるかもな」
言って、アンリエッタを見る。
456 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/10/03(...
…え?
思わず呆けるアンリエッタに、才人は続ける。
「ほら、ころん、てしてみな。ほら、ころん、だ」
才人はジェスチャーで、転がる仕草をアンリエッタに指示する。
…え、でも…。
アンリエッタは必死に視線で否定するが、才人は聞き入れそう...
あくまでジェスチャーを繰り返し、アンリエッタに行為を強要...
そして、メス奴隷のアンリエッタに、それを跳ね除ける権利な...
…ころん…。
アンリエッタは芝生の上で、お腹を上に向けて寝転がる。
「さ、サイトの言う事は聞くんだな?」
ギーシュはその様子にまだ怯えたまま、それでも感心する。
才人はそのまま、アンリエッタの腹部に手を伸ばし、円を描く...
…あっ…サイトさまの、手…あったかいぃ…!
誰かに見られながらだというのに、アンリエッタは才人の愛撫...
その喉から、甘い喘ぎが漏れそうになる。
しかし、今、自分は犬。だから。
「くぅっ…くぅ〜ん、くぅ〜ん……」
犬の鳴き声を真似て、甘い啼き声を漏らす。
「よーしよし、いい子だ」
言って才人は、ご褒美といわんばかりに、撫でる範囲を、胸の...
微細な快感の電流が、アンリエッタを容赦なく刺激する。
「ふぅっ…くぅん、くぅぅんっ…」
「すごいなサイト、完全に手なずけてるじゃないか」
ギーシュは言いながら、しゃがみこんで撫でている部分をまじ...
あっ…!見られてるっ…!サイト様以外の殿方に、こんな近くで...
「くぅん、くぅぅんっ…」
アンリエッタの啼き声がどんどん甘く蕩け、理性のタガが完全...
きゅるるるっ…!
アンリエッタの下腹部で、異変が起きた。
長い間秋の外気にさらされたせいで冷えたのか。
アンリエッタは、突然の猛烈な尿意に襲われたのだった。
アンリエッタは勢いよくがばっ!と起き上がると、そのまま才...
「ちょっ、いきなり何っ…!」
才人の抗議をしかしアンリエッタは無視し、顔を才人の耳に寄...
ギーシュからは、大型犬が才人を引き倒し、じゃれついてるよ...
「サイト、なつかれてるなあ」
しかし、アンリエッタはそれどころではない。
下腹部を襲う焦燥感は、既に限界に達していた。
457 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/10/03(...
アンリエッタは、ギーシュに聞こえないよう小声で、才人に囁...
「さ、サイト様、お、お小水に、行かせてくださいまし…」
「え、漏れそうなの?」
「は、はい、さっきのでガマンできなく…」
しかし、アンリエッタはこの直後、自分の行動を後悔すること...
「しょうがないなあ、もう」
言って才人はアンリエッタを元通りお座りの姿勢にさせ、立ち...
「ほら、そこの柱にしちゃいなよ」
「へ、何をだいサイト?」
アンリエッタの顔から血の気が引く。
才人は、指示した柱に犬のように放尿しろ、と言っているのだ。
「いや、コイツに言ってるんだ。オシッコしたいみたいでさ」
「…すごいなサイト、おしっこまで躾けているのか」
ギーシュはしきりに感心する。才人はそんなギーシュの言葉を...
…できるよね。アンは俺の、なんだったっけ?
視線だけでそう語りかけ、才人はアンリエッタを見つめる。
もう、答えは出ている。
アンリエッタは柱の前まで四つんばいで歩いていくと、ぺたん...
…見ていてください…。アンリエッタは、サイトさまの…。
そして、軽く腰を浮かせて。
しゃぁぁぁぁぁーっ…。
その股間から卑猥な音を立てて噴出す天上の小水が、びしゃび...
そして二人の男の視線を感じながら、アンリエッタは悪寒とと...
…サイトさまの、へんたいマゾどれいです…。サイトさまの、サ...
その股間からは、小水以外の粘液が、すでにあふれ出していた。
472 :上手な犬の手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/10/03(水) 1...
天覧行軍演習は、つつがなく行われている。
「回れェーっ、右!」
ギーシュの号令とともに、馬上の才人を先頭とした水精霊騎士...
それを、中庭を見下ろせるバルコニーの上から、アンリエッタ...
「なんとか、様になってきましたな」
行軍の様子を見て、マザリーニはそう呟く。
アニエスはその言葉を受け、反論する。
「しかし、まだまだです。この程度の行軍なら、そこらの傭兵...
アニエスは冷徹な目で行軍を繰り返す水精霊騎士団を見下ろし...
「全軍停止っ!3時方向に構えぇっ!」
その号令に反応できたのは、才人をはじめとする、一部の騎士...
半分以上の団員が踏鞴を踏み、隊列が乱れる。
「ほら言わんこっちゃない。突然の号令にも対応できてない」
呆れたようにそう言うアニエスだったが、アンリエッタがそれ...
「いえ、アニエス。彼らは正式な軍属ではありません。
これから、慣れていけばよいのです」
女王の言葉に、銃士隊隊長は渋い顔をする。
「…甘いですな、陛下」
「はじめから何でもできる人間などいません。
あなたも、そして私も。違いますか?」
にっこり笑ってそう言う笑顔には、強い力が篭っていた。
…さすが、わが陛下。王たる威厳を、身につけ始めておられる…。
ちょっと色ボケ気味なところがアレだけど…。
などと不謹慎なことを考えるアニエスの隣で、アンリエッタは...
「さあ、続けてください。我が騎士たちよ!」
アンリエッタの号令に、水精霊騎士団は、剣を振り上げ、応え...
474 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/10/03(...
一方その頃、本来なら無人のはずの、アンリエッタの寝室。
ぎしっ、ぎしっ、ぎしっ
誰も寝ていないはずのアンリエッタのベッドが、リズミカルに...
そして、その上で。
天覧演習で騎士団に号令を下した声が、淫らに囀っていた。
アンリエッタは両腕を後ろ手に縛られ、才人に下から貫かれて...
「あっあっあっあっ、おくまでっ、きてますぅっ!」
獣欲に曇った瞳で、才人に跨り、己が主人の肉棒を牝の本能の...
才人の牡が女王の肉襞を容赦なく削り、メス奴隷の欲望を限り...
女王の蜜が溢れ出し、淫らに動くアンリエッタの腰が、才人に...
才人はアンリエッタの動きにあわせ、下からメス奴隷の奥を突...
「やぁっ!だめぇっ!またいくのぉっ!」
きゅっ、きゅうぅぅっ…!
アンリエッタはこの部屋に来てから五度目の絶頂を迎える。
才人はアンリエッタの締め付けに堪え、さらに続けて上に乗っ...
「やぁ、もうやぁ…ゆるひてくらは…ひぃっ!」
許しを請うメス奴隷の勃起した乳首を、才人は容赦なくつねり...
そして言った。
「ダメ。アン、さっき感じてたでしょ?」
「へぁ…らめ…れすぅ…」
才人の言葉は、下から突き上げられ、乳首を虐められているメ...
しかし、才人は構わず続ける。
「俺以外の男に、おしっこ見られて、感じてたでしょ?」
「ひ!か、かんじてましたぁ!ゆるひっ、もう、ゆるひてぇ!」
「だからお仕置き。俺が満足するまで…許してあげない」
「やらぁ!もうっ…いきたくっ…ひぁぁぁあぁぁ!」
仰け反って天を仰ぎ、アンリエッタの口がぱくぱくと空気を求...
475 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/10/03(...
そして。
どくどくどくどくっ!
限界に達した才人が、アンリエッタの中を灼く。
「ひ!あっあっあっあっ!あつい、あついのぉ…!」
才人の絶頂を子宮で感じ、アンリエッタは開放された、と思っ...
そのままくたん、と才人の胸板に倒れこむ。
才人はアンリエッタから己を引き抜き。
そして、ベッドの上にだらしなく伸びるメス奴隷の腰を抱え上...
「やぁ!もう…いやですぅっ!」
「満足するまで…許さないって言ったろ?」
「やだぁ…ほんとにもうだめなのぉ…!ゆるひ、てぇ…っ」
しかし、そんな懇願を聞き入れるほど才人は甘くなく。
ぐちゅぅ!ぶちゅぅっ!ずぶぅっ!
とろとろに蕩けたアンリエッタを、容赦なく犯したのだった。
「…ひぐ、えぐっ…ひ、ひどいです、さいとさまぁ」
才人が満足し、アンリエッタが開放されたのは、才人が三回放...
泣きじゃくるアンリエッタを、才人は悪びれた風もなく、抱き...
「…あのさ、アン」
才人の呼びかけに、アンリエッタは泣き顔のまま、愛しい主人...
その才人の顔は、何故か厳しい表情をしていた。
「…なんですか?」
「…メス奴隷は、今日で禁止な」
「…えっ…」
才人のその言葉に、アンリエッタは、自分が嫌われたのだと思...
「あ、あのっ、至らない所があるなら直しますっ!お気に召さ...
必死にそう告げるが、才人はそう言うことを言っているのでは...
「アン、一応この国の女王様だろ?
…それがさ、スキルニル代理に立ててこんなことしてちゃいけ...
そう、今天覧演習に出ている才人とアンリエッタはスキルニル...
アンリエッタは才人とスルことを優先させ、スキルニルに公式...
476 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/10/03(...
「そういうの、よくないと思う」
才人の言う事は正しい。
アンリエッタも、いけないこととは知っていても、欲望に勝て...
そして、その原因は。
「…たぶん、アンは『俺のドレイ』になることを、逃げ道にして...
アンリエッタは才人の腕の中ではっとなる。
才人の言うとおりだった。
貴族たちからの突き上げや、各国の使者から伝えられる、ムチ...
「…だからもう、やめよう」
そして、才人の言葉に、彼の腕の中でアンリエッタは頷いた。
「…そう、ですわね。私、サイト様に甘えていたのかもしれませ...
その顔は、メス奴隷のそれではなく、女王アンリエッタのそれ...
才人はほっとする。
…ようやくこのへんたい女王、自分が何者か思い出したみたいだ...
しかし、才人は直後、自分の考えが甘かった事を知る。
アンリエッタは才人の胸に顔を埋め、胸板にのの字など書きな...
「じゃあ、女王の職務を全うしたら…。
また、サイト様のドレイにしてくださいましね…」
…この女王サマは…。
才人は呆れたが、その程度ならいいかぁ、と認めることにした。
「…だからって、トリステイン売ったりしちゃダメですからね」
「大丈夫です、しませんわそんな事」
その言葉に才人はほっとしたが。しかし。
アンリエッタは、ぽん、と手を打った。何かを思いついたらし...
そして、言う。
「どこかの誰かさんが私を娶っていただければ、女王はいらな...
アンリエッタの瞳が、黒く光った、気がした。
…マテ。チョットマテ。
「あ、あの、ヒメサマ?」
「ふふ。サイト様、がんばって女王に相応しくなるまで出世し...
言ってアンリエッタは、才人に抱きつく。
慌てて才人は否定するが。
「ちょ、姫さま俺出世する気なんてないですって!」
「ダメです。これはもう決定事項です。頑張ってくださいまし...
以降、シュヴァリエ・サイトと水精霊騎士団には、妙に政治的...
その理由を深く知る者は、トリステインにはいなかったという...
終了行:
313 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/09/30(...
「おーい、準備できたかー?」
まだ朝靄に煙るトリステイン魔法学院に、才人の声が響く。
正門前に、水精霊騎士団の面々が集まっていた。
今日は、王都で水精霊騎士団の定期天覧行軍演習を行うのだ。
たとえ学徒だけで構成される名ばかりの騎士団とはいえ、トリ...
定期的な天覧行軍演習の義務を課せられるのは、当然といえた。
まだ眠気の残る顔を擦りながら、ギーシュは点呼を開始する。
「じゃ、ばんごー」
いち、にー、さん、ごー、ろく、ななな…ふぁぁーあ…。
完全に気が抜けている。
「こらぁ!君たち気が抜けてるぞぉ!今日は天覧演習だぞ!
王都でもそんなユルんだ態度だと、後悔することになるぞ!」
しかし、誰もそんな話は聞いていない。
欠伸をしたり私語をしたりと、まるでまとまりが見られない。
「こぉらぁ!君たちぃ!」
「ほっとけよギーシュ」
才人は怒鳴るギーシュを手で制する。
そして、続ける。
「今から気ぃ張ってたらもたねえぞ?
アイツらも本番になったら気合い入れるって、心配すんなよ」
その才人に、騎士団の面々も同意する。
「その通りー」「本番はちゃんとやるってー」
「…僕のいう事は聞かなくてもサイトのいう事は聞くんだな君ら...
肩を落としながら、ギーシュはうなだれる。
団長の面目丸つぶれなギーシュであった。
314 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/09/30(...
騎士団の面々が王都に着いたのは、その日の昼過ぎ。
王城に到着した一行を出迎えたのは、アニエスだった。
「道中ご苦労。演習は2時間後に行う予定になっている」
すぐ演習に移れ、とか言われたら正直グダグダになりそうだっ...
騎士団の面々は地面に腰を下ろし、思い思いに休息を取り始め...
王都までの道のりを馬で飛ばしてきただけに、全員クタクタだ...
才人もまた、手近な縁石に腰を下ろす。
「あ、サイトは一緒に来て貰うぞ」
「はい?」
アニエスは突然そう言い、才人の襟首を引っつかんだ。
「個別召集だ。他の騎士団員は休んでいていい。
行くぞ、サイト」
「え、あの、アニエスさんっ?」
反論も許さず、アニエスはずりずりと才人を引きずっていく。
水精霊騎士団の面々は、それを黙って見送った。
誰しも、余計な厄介ごとは抱え込みたくないものだからだ。
才人が引きずりこまれたのは、王城にある、銃士隊の控え所。
今、銃士隊の隊員は全員職務中だから、ここには誰も居ない。
…今日はここでっすか…。
才人はちょっとゲンナリしながら、まあ今日は刻限付きだし、...
当のアニエスはといえば、案の定控え所の扉の錠を下ろし、人...
「…で、用ってなんすかアニエスさん?」
半分呆れたように言う才人だったが。
振り向いたアニエスは、何がおかしいのか、口許に手を当てて...
…あれ?アニエスさんってこんな風に笑うっけ?
「…ふふ。私の演技も、捨てたものではありませんね」
どこかで聞いた、上品なしゃべり方。
そして、今になって見せた、柔らかい物腰。
…まさか…。
「姫さまっ!?」
「あ・た・り♪」
そう言うと同時に、『アニエス』の姿が揺らぎ、その姿を変え...
短く切りそろえられた真っ直ぐな金髪が薄紫の柔らかい髪に変...
鋭い眼光を湛えた騎士の瞳が、優しくも高貴さに溢れた、女王...
アンリエッタを『アニエス』に変えていた光は、女王の右手の...
そして才人の目の前に、騎士装束に身を包んだ、アンリエッタ...
315 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/09/30(...
「姫さま、何やってんすか!」
今日は、水精霊騎士団の天覧演習だ。
その主賓たる女王がいなくては、始まる物も始まらない。
しかし当の女王は、悪びれた風もなく。
「あら、そのために2時間も取りましたのよ。
…ご主人様のために」
アンリエッタは才人を『ご主人様』と呼び、しなだれかかって...
…あ。やべ、気付くの遅すぎた!
才人は後悔したが遅かった。
すでにアンリエッタの思考は、メス奴隷モードに切り替わって...
でも、一応抵抗するだけしてみるかぁ。
無駄と知りつつ、才人は、自分にしなだれかかる『女王』に呼...
「あの、姫さま?」
「今は、『姫さま』じゃありません。
…二人っきりのときは、私はサイト様のメス奴隷だって言った...
ほら、やっぱり無駄だった。
こうなったらもう。
目の前のメス奴隷が満足するまで、付き合うしかないと、諦め...
453 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/10/03(...
さてと。
タイムリミットは2時間。
その間にこの変態女王を満足させないと、二人そろって天覧演...
それに。
この際だ、この変態女王に一回きっついお灸をすえておく必要...
…ていうか、色狂いで国政傾かせたら、洒落にならんってーの。
まあ原因の一端は俺にあるわけですがーッ!
そこはキニシナイことにしておく。キニシナイったらキニシナ...
やっぱアレだ、こーいうことするととんでもない目に逢うって...
心身ともに大ダメージなプレイでいかんと。
でも俺痛くするの嫌いだから、主に精神ダメージの方で。
…なんかいいもんないかなー。
なんて考えてると。
「ご主人様ぁ…」
ぽよんぽよんと揺れるおっぱいが、俺の前に突き出される。
って!もうマッパだし!
いつの間に脱いだ!
…ってここ銃士隊の控え所デスヨ?誰か来たらどうすんですか?
「…その時は、この指輪でなんとかします…」
言いながらアンは、俺に抱きつきながら右手の中指に嵌めた指...
そーいやあの指輪で、化けたりできるんだよな。
…まてよ?
「姫さま?」
「…今はひめさまじゃありません…」
「…じゃあアン。ひょっとしてその指輪で化けると、たとえば俺...
「できます。ですから、安心して、アンをいっぱい、いじめて...
言いながら、アンは発情した牝犬みたいに俺の身体に自分の身...
ダメだ、早くこいつなんとかしないと。
…でも、いい事聞いた。
おかげでナイスなこと思いついた。
「じゃあアン。ちょっと、俺以外には犬に見えるように、化け...
「…?はい、わかりました」
アンは最初妙な顔をしていたけど、素直に従って、ルーンを唱...
俺から見た目は変わらないけど。
すぐ近くにある姿見には、アンのいる場所に、ふさふさの白い...
…なるほど、俺以外には今のアンはグレートピレネーもどきに見...
んじゃ、本番行こうか。
「じゃあアン。犬みたいに四つんばいになってみせて」
それを聞いた瞬間、アンの顔が一瞬で真っ赤に染まり、そして...
…このへんたいさんめ、きっとアタマん中で『いやだ、犬みたい...
…その思考が読める俺も、どんだけー。
しかしここで終わらないのが平賀流サイトイズム。
こっからが本番でございますよー?
「それじゃあ、そのまま四つんばいで、外にお散歩に行こうか...
「…えっ…」
今度こそ、アンの目が点になった。
454 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/10/03(...
「ほら、早くしないと置いてくぞ?」
才人はアンリエッタの化けた犬の少し前を、才人は早足で歩く。
そこは王宮の中庭。
この時間は人通りはほとんどなく、すれ違う者もいない。
才人の後を、アンリエッタは四つんばいで続く。
立って続けば楽なのかもしれないが、それでは世にも奇妙な二...
「待って、サイトさまぁ…」
思わずそう漏らしたアンリエッタに近寄り、才人はその白い臀...
「きゃんっ!」
思わぬ折檻に、アンリエッタの喉から仔犬の鳴き声のような声...
「違うでしょ?今アンは犬なんだから、犬みたいに鳴かなきゃ。
それに、膝が地面に着いてると、変な歩き方してるように見...
それはつまり。
膝を伸ばし、高くお尻を突き上げた状態で歩いて、なおかつ、...
「で、でも」
「はい、違うでしょ?」
ぴしゃん!
「きゃんっ!?…く、くぅ〜ん…」
主人の暴虐にしかし、アンリエッタは犬の鳴き声で応えた。
そして、膝を伸ばしてお尻を高く突き上げる。
「はい、よくできました」
そんなアンリエッタの背中を、才人はまるで愛犬にそうするよ...
アンリエッタの背筋を、ぞくぞくと奇妙な快感が駆け抜ける。
それは、隷属と背徳の快感。
女王でいる間はけして得られない、禁断の果実。
「じゃ、中庭ぐるっと回ってこようか?」
え。
アンリエッタは我が耳を疑う。
つまり、才人の言っている事の意味は。
全裸のまま、この姿勢で、中庭を連れまわされる、ということ...
…誰かに、見られるかもしれないのにっ…。
「大丈夫、アンは今犬だからね。全裸でうろついてても誰もお...
でも。…でも。
必死に訴えかけようとするアンリエッタだったが。
「じゃ、行くよ」
すたすたと歩き出した主人の後を、アンリエッタは大人しく着...
455 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/10/03(...
しばらく行くと、二人は正門の前の広場に着く。
そこには、水精霊騎士団の面々が、思う様休息を取っていた。
才人は渡り廊下の柱の影でアンリエッタを休ませていた。
アンリエッタの手と足はすでに砂埃にまみれ、小さな疵ができ...
無理な姿勢で連れまわされたために、息も荒くなっている。
…ちょっとやりすぎたかな。
と、才人が反省していると。
「あれ?サイトどうしたんだいその犬」
背後から声をかけられた。
振り向くとそこには、ギーシュがいた。
アンリエッタは思わず声を上げ、身体を隠したい衝動に駆られ...
…これなら、犬がお座りしてるように、見えますわよね…。
立てた膝のせいで臀部が容赦なく割られ、晒された肛門を中庭...
さらに、第三者の前で裸体を晒しているという事実が、アンリ...
アンリエッタの喉から、はぁはぁと艶かしい荒い息が漏れる。
「ま、まさか飛びついてこないだろうね」
ギーシュにはその息遣いが、犬の吐息に聞こえたらしく、彼は...
才人は取りあえず、怯えるギーシュに説明する。
「この犬、王宮で飼ってるらしいんだ。で、天覧演習までの間...
「さ、サイトも大変だな、そんな猛犬の面倒を見させられるな...
才人の説明を聞いても、なお怯えの色の消えないギーシュ。
人サイズの大型犬を目の前にしているのだから当然といえば当...
もし、ここで魔法が解けたら、ギーシュ卒倒だけじゃすまんな...
そしてその後、とんでもないことを思いつく。
「…こいつ、案外大人しいんだぜ?なでてみる?」
…え…!
アンリエッタの瞳が驚愕に見開かれる。
そんな、サイト様以外の男性に、肌を直接撫でられるなんて…!
そんなおぞましい想像のせいで、アンリエッタは震える。
しかし、それは懸念に終わった。
「じょ、冗談はよしてくれ!噛まれたらどう責任取るんだサイ...
ギーシュは怯えたように後ずさる。
そ、そうだ、怯えさせれば撫でられる事も…!
アンリエッタはそう思い、ぐるぐると犬が威嚇するように唸っ...
「ほ、ほら怒ってるじゃないか!」
ギーシュはそう指摘する。
しかし才人は。
「おかしいなぁ。機嫌悪いのかな?
…そうだ、お腹撫でてやれば機嫌よくなるかもな」
言って、アンリエッタを見る。
456 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/10/03(...
…え?
思わず呆けるアンリエッタに、才人は続ける。
「ほら、ころん、てしてみな。ほら、ころん、だ」
才人はジェスチャーで、転がる仕草をアンリエッタに指示する。
…え、でも…。
アンリエッタは必死に視線で否定するが、才人は聞き入れそう...
あくまでジェスチャーを繰り返し、アンリエッタに行為を強要...
そして、メス奴隷のアンリエッタに、それを跳ね除ける権利な...
…ころん…。
アンリエッタは芝生の上で、お腹を上に向けて寝転がる。
「さ、サイトの言う事は聞くんだな?」
ギーシュはその様子にまだ怯えたまま、それでも感心する。
才人はそのまま、アンリエッタの腹部に手を伸ばし、円を描く...
…あっ…サイトさまの、手…あったかいぃ…!
誰かに見られながらだというのに、アンリエッタは才人の愛撫...
その喉から、甘い喘ぎが漏れそうになる。
しかし、今、自分は犬。だから。
「くぅっ…くぅ〜ん、くぅ〜ん……」
犬の鳴き声を真似て、甘い啼き声を漏らす。
「よーしよし、いい子だ」
言って才人は、ご褒美といわんばかりに、撫でる範囲を、胸の...
微細な快感の電流が、アンリエッタを容赦なく刺激する。
「ふぅっ…くぅん、くぅぅんっ…」
「すごいなサイト、完全に手なずけてるじゃないか」
ギーシュは言いながら、しゃがみこんで撫でている部分をまじ...
あっ…!見られてるっ…!サイト様以外の殿方に、こんな近くで...
「くぅん、くぅぅんっ…」
アンリエッタの啼き声がどんどん甘く蕩け、理性のタガが完全...
きゅるるるっ…!
アンリエッタの下腹部で、異変が起きた。
長い間秋の外気にさらされたせいで冷えたのか。
アンリエッタは、突然の猛烈な尿意に襲われたのだった。
アンリエッタは勢いよくがばっ!と起き上がると、そのまま才...
「ちょっ、いきなり何っ…!」
才人の抗議をしかしアンリエッタは無視し、顔を才人の耳に寄...
ギーシュからは、大型犬が才人を引き倒し、じゃれついてるよ...
「サイト、なつかれてるなあ」
しかし、アンリエッタはそれどころではない。
下腹部を襲う焦燥感は、既に限界に達していた。
457 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/10/03(...
アンリエッタは、ギーシュに聞こえないよう小声で、才人に囁...
「さ、サイト様、お、お小水に、行かせてくださいまし…」
「え、漏れそうなの?」
「は、はい、さっきのでガマンできなく…」
しかし、アンリエッタはこの直後、自分の行動を後悔すること...
「しょうがないなあ、もう」
言って才人はアンリエッタを元通りお座りの姿勢にさせ、立ち...
「ほら、そこの柱にしちゃいなよ」
「へ、何をだいサイト?」
アンリエッタの顔から血の気が引く。
才人は、指示した柱に犬のように放尿しろ、と言っているのだ。
「いや、コイツに言ってるんだ。オシッコしたいみたいでさ」
「…すごいなサイト、おしっこまで躾けているのか」
ギーシュはしきりに感心する。才人はそんなギーシュの言葉を...
…できるよね。アンは俺の、なんだったっけ?
視線だけでそう語りかけ、才人はアンリエッタを見つめる。
もう、答えは出ている。
アンリエッタは柱の前まで四つんばいで歩いていくと、ぺたん...
…見ていてください…。アンリエッタは、サイトさまの…。
そして、軽く腰を浮かせて。
しゃぁぁぁぁぁーっ…。
その股間から卑猥な音を立てて噴出す天上の小水が、びしゃび...
そして二人の男の視線を感じながら、アンリエッタは悪寒とと...
…サイトさまの、へんたいマゾどれいです…。サイトさまの、サ...
その股間からは、小水以外の粘液が、すでにあふれ出していた。
472 :上手な犬の手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/10/03(水) 1...
天覧行軍演習は、つつがなく行われている。
「回れェーっ、右!」
ギーシュの号令とともに、馬上の才人を先頭とした水精霊騎士...
それを、中庭を見下ろせるバルコニーの上から、アンリエッタ...
「なんとか、様になってきましたな」
行軍の様子を見て、マザリーニはそう呟く。
アニエスはその言葉を受け、反論する。
「しかし、まだまだです。この程度の行軍なら、そこらの傭兵...
アニエスは冷徹な目で行軍を繰り返す水精霊騎士団を見下ろし...
「全軍停止っ!3時方向に構えぇっ!」
その号令に反応できたのは、才人をはじめとする、一部の騎士...
半分以上の団員が踏鞴を踏み、隊列が乱れる。
「ほら言わんこっちゃない。突然の号令にも対応できてない」
呆れたようにそう言うアニエスだったが、アンリエッタがそれ...
「いえ、アニエス。彼らは正式な軍属ではありません。
これから、慣れていけばよいのです」
女王の言葉に、銃士隊隊長は渋い顔をする。
「…甘いですな、陛下」
「はじめから何でもできる人間などいません。
あなたも、そして私も。違いますか?」
にっこり笑ってそう言う笑顔には、強い力が篭っていた。
…さすが、わが陛下。王たる威厳を、身につけ始めておられる…。
ちょっと色ボケ気味なところがアレだけど…。
などと不謹慎なことを考えるアニエスの隣で、アンリエッタは...
「さあ、続けてください。我が騎士たちよ!」
アンリエッタの号令に、水精霊騎士団は、剣を振り上げ、応え...
474 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/10/03(...
一方その頃、本来なら無人のはずの、アンリエッタの寝室。
ぎしっ、ぎしっ、ぎしっ
誰も寝ていないはずのアンリエッタのベッドが、リズミカルに...
そして、その上で。
天覧演習で騎士団に号令を下した声が、淫らに囀っていた。
アンリエッタは両腕を後ろ手に縛られ、才人に下から貫かれて...
「あっあっあっあっ、おくまでっ、きてますぅっ!」
獣欲に曇った瞳で、才人に跨り、己が主人の肉棒を牝の本能の...
才人の牡が女王の肉襞を容赦なく削り、メス奴隷の欲望を限り...
女王の蜜が溢れ出し、淫らに動くアンリエッタの腰が、才人に...
才人はアンリエッタの動きにあわせ、下からメス奴隷の奥を突...
「やぁっ!だめぇっ!またいくのぉっ!」
きゅっ、きゅうぅぅっ…!
アンリエッタはこの部屋に来てから五度目の絶頂を迎える。
才人はアンリエッタの締め付けに堪え、さらに続けて上に乗っ...
「やぁ、もうやぁ…ゆるひてくらは…ひぃっ!」
許しを請うメス奴隷の勃起した乳首を、才人は容赦なくつねり...
そして言った。
「ダメ。アン、さっき感じてたでしょ?」
「へぁ…らめ…れすぅ…」
才人の言葉は、下から突き上げられ、乳首を虐められているメ...
しかし、才人は構わず続ける。
「俺以外の男に、おしっこ見られて、感じてたでしょ?」
「ひ!か、かんじてましたぁ!ゆるひっ、もう、ゆるひてぇ!」
「だからお仕置き。俺が満足するまで…許してあげない」
「やらぁ!もうっ…いきたくっ…ひぁぁぁあぁぁ!」
仰け反って天を仰ぎ、アンリエッタの口がぱくぱくと空気を求...
475 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/10/03(...
そして。
どくどくどくどくっ!
限界に達した才人が、アンリエッタの中を灼く。
「ひ!あっあっあっあっ!あつい、あついのぉ…!」
才人の絶頂を子宮で感じ、アンリエッタは開放された、と思っ...
そのままくたん、と才人の胸板に倒れこむ。
才人はアンリエッタから己を引き抜き。
そして、ベッドの上にだらしなく伸びるメス奴隷の腰を抱え上...
「やぁ!もう…いやですぅっ!」
「満足するまで…許さないって言ったろ?」
「やだぁ…ほんとにもうだめなのぉ…!ゆるひ、てぇ…っ」
しかし、そんな懇願を聞き入れるほど才人は甘くなく。
ぐちゅぅ!ぶちゅぅっ!ずぶぅっ!
とろとろに蕩けたアンリエッタを、容赦なく犯したのだった。
「…ひぐ、えぐっ…ひ、ひどいです、さいとさまぁ」
才人が満足し、アンリエッタが開放されたのは、才人が三回放...
泣きじゃくるアンリエッタを、才人は悪びれた風もなく、抱き...
「…あのさ、アン」
才人の呼びかけに、アンリエッタは泣き顔のまま、愛しい主人...
その才人の顔は、何故か厳しい表情をしていた。
「…なんですか?」
「…メス奴隷は、今日で禁止な」
「…えっ…」
才人のその言葉に、アンリエッタは、自分が嫌われたのだと思...
「あ、あのっ、至らない所があるなら直しますっ!お気に召さ...
必死にそう告げるが、才人はそう言うことを言っているのでは...
「アン、一応この国の女王様だろ?
…それがさ、スキルニル代理に立ててこんなことしてちゃいけ...
そう、今天覧演習に出ている才人とアンリエッタはスキルニル...
アンリエッタは才人とスルことを優先させ、スキルニルに公式...
476 :上手なわんこの手なずけ方 ◆mQKcT9WQPM :2007/10/03(...
「そういうの、よくないと思う」
才人の言う事は正しい。
アンリエッタも、いけないこととは知っていても、欲望に勝て...
そして、その原因は。
「…たぶん、アンは『俺のドレイ』になることを、逃げ道にして...
アンリエッタは才人の腕の中ではっとなる。
才人の言うとおりだった。
貴族たちからの突き上げや、各国の使者から伝えられる、ムチ...
「…だからもう、やめよう」
そして、才人の言葉に、彼の腕の中でアンリエッタは頷いた。
「…そう、ですわね。私、サイト様に甘えていたのかもしれませ...
その顔は、メス奴隷のそれではなく、女王アンリエッタのそれ...
才人はほっとする。
…ようやくこのへんたい女王、自分が何者か思い出したみたいだ...
しかし、才人は直後、自分の考えが甘かった事を知る。
アンリエッタは才人の胸に顔を埋め、胸板にのの字など書きな...
「じゃあ、女王の職務を全うしたら…。
また、サイト様のドレイにしてくださいましね…」
…この女王サマは…。
才人は呆れたが、その程度ならいいかぁ、と認めることにした。
「…だからって、トリステイン売ったりしちゃダメですからね」
「大丈夫です、しませんわそんな事」
その言葉に才人はほっとしたが。しかし。
アンリエッタは、ぽん、と手を打った。何かを思いついたらし...
そして、言う。
「どこかの誰かさんが私を娶っていただければ、女王はいらな...
アンリエッタの瞳が、黒く光った、気がした。
…マテ。チョットマテ。
「あ、あの、ヒメサマ?」
「ふふ。サイト様、がんばって女王に相応しくなるまで出世し...
言ってアンリエッタは、才人に抱きつく。
慌てて才人は否定するが。
「ちょ、姫さま俺出世する気なんてないですって!」
「ダメです。これはもう決定事項です。頑張ってくださいまし...
以降、シュヴァリエ・サイトと水精霊騎士団には、妙に政治的...
その理由を深く知る者は、トリステインにはいなかったという...
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