ゼロの使い魔保管庫
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654 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 20...
ようやく夏を忘れた風が森を染め、落ち葉が土に彩りを添え始...
開かれた窓から、枯葉がひらひらと部屋に舞い込む。
その枯葉は中空を舞い、青い髪の少女の読む本の上へ、ひらり...
タバサは読書を中断させたその木の葉を手に取り、外を眺める。
美しく色づいた木々が、世界を黄金に染めていた。
…綺麗。
その光景を見たタバサは、素直にそう思う。
以前なら。まだ、復讐に身を焦がれ、感情を殺して人形となっ...
しかし今は。散る枯葉を儚いと思い、金色に染まる世界を美し...
それを与えてくれた黒髪の少年の笑顔を思い出し、タバサの頬...
…そうだ、紅葉を見に行こう。
サイトと、一緒に。
そう考え、タバサは本を閉じて杖を手にし、椅子から立ち上が...
その瞬間。
「そうだ、私にいい考えがある、のねー!」
何もかもご存知と言った顔で、人の姿のタバサの使い魔が、扉...
次の瞬間には、タバサの大きな杖がシルフィードの顔面にめり...
「ひどいのね、話も聞かないうちから殴るなんてひどいのね」
シルフィードは顔面を抑えてしゃがみこみ、ひんひん泣いてい...
タバサはそんな使い魔を呆れたような目で見下ろすだけだ。
「…あなたの『いい考え』はろくなことがない」
言ってタバサはうずくまる使い魔を無視して、脇を通り抜けて...
その足首を、シルフィードはがっしりと握る。
「ちょ、ちょっと待つのね!
3分でいいからシルフィに時間をちょーだいなのね!」
タバサは冷ややかに使い魔を見下ろし、言った。
「要点だけ聞く。40秒でまとめて」
シルフィードは主人の言いつけどおりに、慌てて自分の言おう...
「えっとえっと、サイトと紅葉見に行くなら、いい場所知って...
「それを先に言いなさい」
…話をする前に殴ったのはどこの誰なのね…。
目の前でしゃがみこみ、話を聞く気まんまんのタバサを見て、...
口に出した瞬間にもう一度杖で殴られるのは目に見えていたか...
655 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 20...
昼の、少し前。
才人は、秋風に誘われて中庭で空を眺めていた。
「すっかり秋だね〜」
色づいた木々を眺めながら、才人はごろん、と芝生に寝転がる。
その上に、一瞬で黒い影が落ちる。
なにごと、と意識する前に。
才人はシルフィードに咥えられ、空の上にいた。
「…シャルロット、事情を説明してもらおうか」
シルフィードの背中の上でなぜか正座で正対しながら、才人は...
タバサも同じように正座をして、そして応えた。
「紅葉を、見に行く」
言いながらタバサは背中に隠していたバスケットを目の前に持...
「お弁当もある」
いやまてちょっとまて、と才人は淡々と喋るタバサに言う。
「…あの、俺の都合は?」
タバサははっとなる。
…シルフィ、あとでボコす。
しかしここまでやっちゃった後で今更引き返すわけにもいかな...
こうなったら。
「…イヤなの?」
ちょっと目を潤ませて、上目遣いに才人を見つめる。
『殿方を墜とす四十八のテクニック 第二章第八項・目で殺せ』
タバサの愛蔵書の一冊からの引用であった。
才人も男である。
泣きそうな年下の女の子にこんな風に言われて、イヤと言える...
「イヤじゃないけどさ」
才人はしょうがねえなあ、とため息をつく。
「…こんどからいきなりはナシな?
ちゃんと事前に言ってくれたら、俺も準備できるし」
タバサは才人の言葉にこくこくと頷く。
「で、どこまで行くの?」
才人はタバサにそう尋ねる。
シルフィードは結構なスピードで空を駆けていた。もうすでに...
タバサは一度首を振ってから、応える。
「シルフィが、案内してくれるって」
主人のその言葉に、シルフィードは元気一杯に応えた。
「おまかせなのねー!どんだけにゃんにゃんしてもダレもこな...
タバサの杖が、元気よく持ち上がったシルフィードの頭部を強...
42 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 200...
シルフィードが案内してくれた場所は、険しい山の中腹にある...
その泉は紅く色づいた白い幹の森に囲まれており、そのほとり...
「ふぇー…。すげえなー…」
周囲を取り囲む緑と赤と黄色の圧倒的なコントラストに、才人...
それは、隣で同じように景色を見上げるタバサも同じだった。
圧倒的な色彩に言葉を発する事すら忘れて、見入っていた。
…じゃ、おねえさま、がんばるのねー。お邪魔虫は退散なのね!
そのタバサの心に、シルフィードの声が届く。
それと同時に、二人を下ろしてから上空で旋回していたシルフ...
あの間抜けな風韻竜にしては珍しく、気を利かせたらしい。
とりあえず、後でボコすのはナシにしておいてあげよう。
タバサはそう思いながら、隣で呆けたように景色を眺める才人...
才人が隣に気配を感じたときには、タバサは才人の腕を取り、...
才人は一瞬口を開きかけたが、流石に二人きりのこの状況で何...
そして才人は、もたれかかるタバサの両肩を掴む。
タバサは批判を込めた視線を才人に向ける。しかし、すぐにそ...
才人が、そのまま自分の前にタバサの小さな身体を持ってきて...
「…どうせなら、この方がいいだろ?」
才人の声が、上から降ってくる。
タバサは抱き締める才人の腕を下から優しく抱え、微笑むと、...
「…うん」
応えてタバサは、才人の体温を感じながら、さっきより精彩を...
そのまま二人は、同じように秋の景色を楽しんだのだった。
43 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 200...
「そろそろ、弁当食べるか」
才人がそう言ったのは、昼には少し遅い時間だった。
かなり長い間景色に見入っていたため、既に日は中天を過ぎて...
開放されたタバサは少し名残惜しそうにしていたが、すぐに脇...
この中には、サンドイッチが入っている、はず。
はずの理由は、タバサが準備したわけではないからだ。
タバサは、前回の二の轍を踏まぬよう、弁当のメニューを単純...
具材は調理の必要のない、パンに、スライスしたハムに生野菜...
しかし、タバサは具材の準備だけしかしていない。
『シルフィも手伝うのねー!』としつこい使い魔に、パンに具...
そしてシルフィードはサンドイッチの詰まったバスケットを、...
そして、タバサはバスケットを開ける。
固まる。
蓋を閉める。また開ける。
「…どしたのシャルロット?」
才人の言葉にしかし、バスケットの中身を凝視するタバサは応...
そのバスケットの中には、信じられない物が詰まっていた。
まずバスケットの両端に、つぶれた大きなロールパンがいくつ...
その間に、スライスされたハムが重なり、野菜が押し込まれ、...
…確かに、『パンに挟んでバスケットに入れておいて』とは頼ん...
やっぱり後でボコす。
決意を新たにし、タバサは才人を振り返る。
「…ごめんなさい」
そして、才人に事情を説明する。
「…あいつのやりそうな事だな…はは」
言って才人は苦笑い。
「でもさ、食えないわけじゃないっしょ?
そのまま食べればいいじゃん」
確かに、才人の言うとおり。
バスケットの中は惨状だが、個々の食べ物自体は食べられない...
しかし、タバサは納得しない。
…サイトに、喜んで欲しかったのに。
そして、ちょっと考える。
情報検索開始。検索項目、『男性が喜ぶ食事』。
…該当あり。
『殿方を墜とす四十八のテクニック 第五章第三項・器こそ命』
タバサは例の本に載っていたそのテクニックの詳細を思い出し...
でも、サイトだったら。
タバサは決心して、才人に向かって言った。
「ちゃんと形にしなおすから、その辺りを回ってきて」
才人はしょーがねえなあ、変なところで見栄っ張りなんだから...
「分かった。準備できたら呼んでくれよ」
言って、森の中へ歩き出した。
44 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 200...
しかし、本当に綺麗な場所だな。
俺は泉の周囲の林を散歩しながら思った。
そこに生えている木は白樺のように白い幹で、紅い葉っぱがひ...
その色のコントラストがまたこれでもかってくらい綺麗で。
シルフィード、いっつもただフラフラしてるだけじゃねえんだ...
ちょっと見直した。
なんて俺が思っていると、どこからか声が聞こえた。
「…ィト…」
小さく聞こえるこの声はシャルロットだな。
準備できたみたいだなー。
俺は林を出て、泉の周囲に戻る。
対岸の岩の上に、腰掛けているシャルロットの背中が見える。
その脇には、あのバスケット。
俺は泉を迂回して、シャルロットの前に立つ。
「できたの?」
「…うん」
俺の質問に、シャルロットは首を縦に振って応える。
その手には、潰れたパンを伸して作った生地に、野菜とハムと...
…ぱっと見、ケンタのツイスターみたいなカンジだな。
「はい」
シャルロットはそれを俺の方に突き出す。
俺はそれを受け取り、一口食べる。
…ま、調味料もないんじゃ、こんなもんだろうな。
俺はすごく薄味なソレを食べきる。
「ん。旨かったよ」
ま、まずくないしな。これくらいのお世辞は許容範囲っしょ。
しかし、俺は気付いた。
シャルロットのぶんは?
バスケットの中を見るが、蓋の開いたその中身は空だ。
ていうか、俺もまだ食べたりんのですけど。
俺はその疑問をシャルロットにぶつける。
「なあシャルロット。残りはどしたの?」
ひょっとすると食べちゃったとか?シャルロットけっこう大食...
とか俺が考えてると、シャルロットは。
赤い顔をして、応えた。
「…ぜんぶ、たべてね…」
…ましゃか。
俺の妄想を含んだ予想は的中してしまった。
シャルロットは白いブラウスのボタンを一個一個外していく。
45 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 200...
まず、見えたのは白いお腹に張り付いた緑の柔らかい菜っ葉。
その上の、ちょっと膨らんだ胸は、スライスされたハムで隠さ...
そして。
座っていた岩にころん、と寝転がって、広げた脚の間には。
細めに作られた、さっきのツイスターもどきが、シャルロット...
シャルロットは首を軽く曲げて、真っ赤な顔で俺の方を見つめ...
「…あ、あの、サイト…?」
シャルロットは今にも泣き出しそうな顔で、固まった俺の方を...
…どーいう思考パターンをしてるのか、いっぺん心理テストにか...
などと思ったが。
まあ、ここには二人しかいないわけだし。
俺は、シャルロットの寝転がる平たい岩の上に乗り、シャルロ...
「…このへんたいさんめ」
俺はそう言って、シャルロットのおでこをこつん、と右の人差...
「──────っ…!」
真っ赤な顔をして、シャルロットは視線を逸らす。やっぱ恥ず...
恥ずかしいならやんなきゃいいんだが、このチビっこは恥ずか...
「じゃあ、遠慮なくイタダキマスよ〜」
俺はそう言って、まずおなかの菜っ葉に目をつけた。
俺はシャルロットの真っ白な下腹部に舌を這わせ、そのまま舌...
「ひゃぁっ!」
シャルロットの身体がびくん!と震え、可愛い声が漏れる。
俺はそのまま菜っ葉を口の中でもぐもぐする。
んー、ちょっとしょっぱいかな。シャルロットの肌の味?
…シャルロット味ドレッシング?
「んー美味美味。んじゃお次は…」
まあ当然、その上でぺったんこのおムネを隠しているハムに目...
俺はそのハムを両手でペロン、と持ち上げた。
「…あっ…」
何かを期待してたんだろう、そんな俺を見てシャルロットが残...
俺はそんなシャルロットを無視して、ハムを口の中に放り込み...
シャルロットは俺の方を見ながら、諦めたように軽く息をつく。
…安心するのは早いデスヨ?
「おや、こんな所に可愛いお豆が」
「えっ…」
俺は、迷いなくシャルロットのぴんと立った左のちくびを歯で...
こりっ
「やんっ!」
シャルロットの身体が沿って、俺の頭を下から持ち上げる。
46 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 200...
「あれ、もう一個あるなあ」
俺はもう一個余ったシャルロットの桃色の可愛いちくびを、ぷ...
「きひぃっ!」
シャルロットの喉から、痛みとも快感とも取れる声が漏れる。
…かーいいなあもー。
俺はそのまま左のちくびをこりこりと歯の間で転がし、右の乳...
「ひぃ!や、やめっ…。ちぎれっ…るぅっ…」
シャルロットは俺の頭を押して抵抗してくる。
…んー。やっぱちょっと痛かったかな?
「ごめんごめん。ちょっといじわるだったかな」
俺はシャルロットの胸を開放して、もう一度シャルロットの顔...
シャルロットは真っ赤な顔でガンを飛ばして、無言で抗議して...
「でも、ちょっとは気持ちよかったでしょ?」
俺の言葉に。
「…しらない」
真っ赤な顔でぷい、と横を向いてしまうシャルロット。
…くー、こういうところもかーいいなあ。
そして俺は。
いよいよメインディッシュに手を掛ける。
シャルロットのあそこに刺さった、ツイスターもどきに手を掛...
「ひ!」
ぬちゃ…。
うを!なんだ今の音!?
軽く持って動かしただけなのにすげ粘り気のある音がしたぞお...
その音を聞いた俺は、シャルロットの真っ赤な顔を覗き込んで...
「…すごい音。やっぱキモチいいんじゃん」
「…ばかぁ…しらないっ…」
言ってシャルロットは、真っ赤な顔を両手で覆ってしまう。
俺は、そのままシャルロットのあそこからツイスターもどきを...
目の前に持ってくると、そのツイスターもどきはシャルロット...
「ほら見てみろよシャルロット、すごいべちょべちょ」
「………見ない」
更に真っ赤になって、必死に目を瞑って顔を逸らすシャルロッ...
ソレを見て、俺の中のS魂が刺激される。
俺は、べとべとのツイスターもどきの、べとべとになってない...
べちょ…。
「や、やだっ!」
シャルロットは俺の下で暴れて抵抗する。
47 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 200...
しかし、俺の責めはそんなんじゃ止まらない。
「シャルロットが自分でしたんだろ?」
「…で、でも」
薄目を開け、こっちを恥ずかしそうに見つめるシャルロット。
ま、このへんでカンベンしてやるかな。あとでへんたいさん呼...
俺は、そのツイスターもどきを。
ぱくん、と口に含んで、一気に食べきった。
…ちょっと、あまじょっぱい?シャルロットのおつゆの味だな、...
「…うん、おいしいよシャルロット」
「…サイトのへんたい」
真っ赤な顔で、ちょっと眉を吊り上げて、俺の下からシャルロ...
え?ちょっと待?ここでそれっすか?
「いきなりこんなコトしだすシャルロットに言われたくないな...
もぉキレたもんねー。
言いながら、俺はシャルロットの両膝に手を回し、思い切り上...
M字の形に、シャルロットの脚が開かれた。
ふんわり桜色に染まったおしりの間で、シャルロットがヨダレ...
「や、やだっ!」
真っ赤な顔のまま、シャルロットは抵抗しようとする。
でも、もー遅いもんねー。
俺はジッパーを降ろして、もう既に限界突破な俺の息子を取り...
「じゃ、こっちもいただきまーす♪」
「や、まって!まだっ…!」
んー?こんだけぐっちょぐちょにしておいて今更なにをー。
俺はそのまま、一気にシャルロットを貫いた。
ぐに!
「ひぃ!」
…ん?なんだこりゃ?
俺は違和感を覚えた。
俺のナニは、シャルロットに半分も埋もれないうちに、何かに...
シャルロットの奥じゃない。シャルロットの奥は、こんなにつ...
俺は一度、息子を引き抜いて、シャルロットのわれめを顔を近...
ひくひくと蠢くその割れ目から、何か白い物が見えている。
…マテヨ、卵ってたしか3個あったよな…。
「…シャルロット…」
「し、しらないっ!」
呆れたような俺の声に、シャルロットは真っ赤な顔でまた顔を...
48 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 200...
…しょうがねえなあ、このチビっこめ。
俺はちょいとぷっくり膨らんだシャルロットの下腹部を、軽く...
「…あ、だめ、でちゃう・・・!」
ぬりゅ…。
シャルロットのアソコが苦しそうに、卵をひりだしてくる。
俺は、半分ばかり出てきたソレに、歯を立てる。
それはゆで卵独特の匂いと、あまじょっぱいシャルロットの味...
俺はそのまま、その卵を引っこ抜く。
ぬぽっ…ぽん。
「あひ!」
たくさんのねばねばのおつゆのおかげで、卵は簡単に抜けた。
俺はその卵を手にして、シャルロットに見せ付ける。
「こんなにべとべとにしちゃって…。どっちがへんたいさんなん...
「…サイトに…」
俺の言葉に、シャルロット真っ赤な顔のまま、応える。
「ん?ナニ?」
「さ、サイトに、美味しく食べて欲しいから…。
お弁当も、わ、私も…」
目の前の青い髪の少女は、真っ赤な顔で、俺を潤んだ瞳で見つ...
くぁーっ!かーいいこといってくれんじゃないのっ!
俺は居ても立っても居られなくなって、もう一度シャルロット...
そして、ちょっと思いついて、こんな事を言ってみる。
「美味しく食べるのは、シャルロットの方だと思うけど?」
シャルロットの目が見開かれ、動きが一瞬、止まる。
…やべ、オヤジすぎた?
しかし、シャルロットはすぐにふんわり笑うと、俺の首に手を...
「じゃあ」
そう言って、俺を見つめて、続けた。
「サイトをいっぱい、たべさせて…」
そりゃもう、喜んでッッッ!!
49 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 200...
そしてその夜。
シルフィはおねえさまにボコられた。
なんでー!どーしてー!?
「…あのサンドイッチはナニ」
し、しらないのね!おねえさまは『パンで挟んでバスケットに...
だから言うとーりにしただけなのねー!
「サンドイッチは、こういうの」
言っておねえさまは、手近な紙にさらさらと、『サンドイッチ...
なるほど。
一口大に切ったパンに、切った野菜とかハムとか挟むのね!
…って。
「『一口大に切って』っておねえさま言わなかったのねー!」
「そのくらいは常識」
ぼこ!
いったーーーい!またぶったぁ!
おばかになったらどーするのねー!もう!
もう怒ったのねー!
「どーせおねえさま、『私をた・べ・て♪』とかするつもりだっ...
お弁当のデキとかどーでもいいのねー!サイトとセクロスし...
言ってやった!言ってやったぞ!なのね!
お、真っ赤になってふっるっえってるー♪
逆転満塁ホームランなのねー♪
とか思った瞬間。
どっかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!
特大のエア・ハンマーで、シルフィは学院の外までふっとばさ...
…なんで、こうな…るの…ね…。がくっ…。〜fin
終了行:
654 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 20...
ようやく夏を忘れた風が森を染め、落ち葉が土に彩りを添え始...
開かれた窓から、枯葉がひらひらと部屋に舞い込む。
その枯葉は中空を舞い、青い髪の少女の読む本の上へ、ひらり...
タバサは読書を中断させたその木の葉を手に取り、外を眺める。
美しく色づいた木々が、世界を黄金に染めていた。
…綺麗。
その光景を見たタバサは、素直にそう思う。
以前なら。まだ、復讐に身を焦がれ、感情を殺して人形となっ...
しかし今は。散る枯葉を儚いと思い、金色に染まる世界を美し...
それを与えてくれた黒髪の少年の笑顔を思い出し、タバサの頬...
…そうだ、紅葉を見に行こう。
サイトと、一緒に。
そう考え、タバサは本を閉じて杖を手にし、椅子から立ち上が...
その瞬間。
「そうだ、私にいい考えがある、のねー!」
何もかもご存知と言った顔で、人の姿のタバサの使い魔が、扉...
次の瞬間には、タバサの大きな杖がシルフィードの顔面にめり...
「ひどいのね、話も聞かないうちから殴るなんてひどいのね」
シルフィードは顔面を抑えてしゃがみこみ、ひんひん泣いてい...
タバサはそんな使い魔を呆れたような目で見下ろすだけだ。
「…あなたの『いい考え』はろくなことがない」
言ってタバサはうずくまる使い魔を無視して、脇を通り抜けて...
その足首を、シルフィードはがっしりと握る。
「ちょ、ちょっと待つのね!
3分でいいからシルフィに時間をちょーだいなのね!」
タバサは冷ややかに使い魔を見下ろし、言った。
「要点だけ聞く。40秒でまとめて」
シルフィードは主人の言いつけどおりに、慌てて自分の言おう...
「えっとえっと、サイトと紅葉見に行くなら、いい場所知って...
「それを先に言いなさい」
…話をする前に殴ったのはどこの誰なのね…。
目の前でしゃがみこみ、話を聞く気まんまんのタバサを見て、...
口に出した瞬間にもう一度杖で殴られるのは目に見えていたか...
655 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 20...
昼の、少し前。
才人は、秋風に誘われて中庭で空を眺めていた。
「すっかり秋だね〜」
色づいた木々を眺めながら、才人はごろん、と芝生に寝転がる。
その上に、一瞬で黒い影が落ちる。
なにごと、と意識する前に。
才人はシルフィードに咥えられ、空の上にいた。
「…シャルロット、事情を説明してもらおうか」
シルフィードの背中の上でなぜか正座で正対しながら、才人は...
タバサも同じように正座をして、そして応えた。
「紅葉を、見に行く」
言いながらタバサは背中に隠していたバスケットを目の前に持...
「お弁当もある」
いやまてちょっとまて、と才人は淡々と喋るタバサに言う。
「…あの、俺の都合は?」
タバサははっとなる。
…シルフィ、あとでボコす。
しかしここまでやっちゃった後で今更引き返すわけにもいかな...
こうなったら。
「…イヤなの?」
ちょっと目を潤ませて、上目遣いに才人を見つめる。
『殿方を墜とす四十八のテクニック 第二章第八項・目で殺せ』
タバサの愛蔵書の一冊からの引用であった。
才人も男である。
泣きそうな年下の女の子にこんな風に言われて、イヤと言える...
「イヤじゃないけどさ」
才人はしょうがねえなあ、とため息をつく。
「…こんどからいきなりはナシな?
ちゃんと事前に言ってくれたら、俺も準備できるし」
タバサは才人の言葉にこくこくと頷く。
「で、どこまで行くの?」
才人はタバサにそう尋ねる。
シルフィードは結構なスピードで空を駆けていた。もうすでに...
タバサは一度首を振ってから、応える。
「シルフィが、案内してくれるって」
主人のその言葉に、シルフィードは元気一杯に応えた。
「おまかせなのねー!どんだけにゃんにゃんしてもダレもこな...
タバサの杖が、元気よく持ち上がったシルフィードの頭部を強...
42 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 200...
シルフィードが案内してくれた場所は、険しい山の中腹にある...
その泉は紅く色づいた白い幹の森に囲まれており、そのほとり...
「ふぇー…。すげえなー…」
周囲を取り囲む緑と赤と黄色の圧倒的なコントラストに、才人...
それは、隣で同じように景色を見上げるタバサも同じだった。
圧倒的な色彩に言葉を発する事すら忘れて、見入っていた。
…じゃ、おねえさま、がんばるのねー。お邪魔虫は退散なのね!
そのタバサの心に、シルフィードの声が届く。
それと同時に、二人を下ろしてから上空で旋回していたシルフ...
あの間抜けな風韻竜にしては珍しく、気を利かせたらしい。
とりあえず、後でボコすのはナシにしておいてあげよう。
タバサはそう思いながら、隣で呆けたように景色を眺める才人...
才人が隣に気配を感じたときには、タバサは才人の腕を取り、...
才人は一瞬口を開きかけたが、流石に二人きりのこの状況で何...
そして才人は、もたれかかるタバサの両肩を掴む。
タバサは批判を込めた視線を才人に向ける。しかし、すぐにそ...
才人が、そのまま自分の前にタバサの小さな身体を持ってきて...
「…どうせなら、この方がいいだろ?」
才人の声が、上から降ってくる。
タバサは抱き締める才人の腕を下から優しく抱え、微笑むと、...
「…うん」
応えてタバサは、才人の体温を感じながら、さっきより精彩を...
そのまま二人は、同じように秋の景色を楽しんだのだった。
43 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 200...
「そろそろ、弁当食べるか」
才人がそう言ったのは、昼には少し遅い時間だった。
かなり長い間景色に見入っていたため、既に日は中天を過ぎて...
開放されたタバサは少し名残惜しそうにしていたが、すぐに脇...
この中には、サンドイッチが入っている、はず。
はずの理由は、タバサが準備したわけではないからだ。
タバサは、前回の二の轍を踏まぬよう、弁当のメニューを単純...
具材は調理の必要のない、パンに、スライスしたハムに生野菜...
しかし、タバサは具材の準備だけしかしていない。
『シルフィも手伝うのねー!』としつこい使い魔に、パンに具...
そしてシルフィードはサンドイッチの詰まったバスケットを、...
そして、タバサはバスケットを開ける。
固まる。
蓋を閉める。また開ける。
「…どしたのシャルロット?」
才人の言葉にしかし、バスケットの中身を凝視するタバサは応...
そのバスケットの中には、信じられない物が詰まっていた。
まずバスケットの両端に、つぶれた大きなロールパンがいくつ...
その間に、スライスされたハムが重なり、野菜が押し込まれ、...
…確かに、『パンに挟んでバスケットに入れておいて』とは頼ん...
やっぱり後でボコす。
決意を新たにし、タバサは才人を振り返る。
「…ごめんなさい」
そして、才人に事情を説明する。
「…あいつのやりそうな事だな…はは」
言って才人は苦笑い。
「でもさ、食えないわけじゃないっしょ?
そのまま食べればいいじゃん」
確かに、才人の言うとおり。
バスケットの中は惨状だが、個々の食べ物自体は食べられない...
しかし、タバサは納得しない。
…サイトに、喜んで欲しかったのに。
そして、ちょっと考える。
情報検索開始。検索項目、『男性が喜ぶ食事』。
…該当あり。
『殿方を墜とす四十八のテクニック 第五章第三項・器こそ命』
タバサは例の本に載っていたそのテクニックの詳細を思い出し...
でも、サイトだったら。
タバサは決心して、才人に向かって言った。
「ちゃんと形にしなおすから、その辺りを回ってきて」
才人はしょーがねえなあ、変なところで見栄っ張りなんだから...
「分かった。準備できたら呼んでくれよ」
言って、森の中へ歩き出した。
44 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 200...
しかし、本当に綺麗な場所だな。
俺は泉の周囲の林を散歩しながら思った。
そこに生えている木は白樺のように白い幹で、紅い葉っぱがひ...
その色のコントラストがまたこれでもかってくらい綺麗で。
シルフィード、いっつもただフラフラしてるだけじゃねえんだ...
ちょっと見直した。
なんて俺が思っていると、どこからか声が聞こえた。
「…ィト…」
小さく聞こえるこの声はシャルロットだな。
準備できたみたいだなー。
俺は林を出て、泉の周囲に戻る。
対岸の岩の上に、腰掛けているシャルロットの背中が見える。
その脇には、あのバスケット。
俺は泉を迂回して、シャルロットの前に立つ。
「できたの?」
「…うん」
俺の質問に、シャルロットは首を縦に振って応える。
その手には、潰れたパンを伸して作った生地に、野菜とハムと...
…ぱっと見、ケンタのツイスターみたいなカンジだな。
「はい」
シャルロットはそれを俺の方に突き出す。
俺はそれを受け取り、一口食べる。
…ま、調味料もないんじゃ、こんなもんだろうな。
俺はすごく薄味なソレを食べきる。
「ん。旨かったよ」
ま、まずくないしな。これくらいのお世辞は許容範囲っしょ。
しかし、俺は気付いた。
シャルロットのぶんは?
バスケットの中を見るが、蓋の開いたその中身は空だ。
ていうか、俺もまだ食べたりんのですけど。
俺はその疑問をシャルロットにぶつける。
「なあシャルロット。残りはどしたの?」
ひょっとすると食べちゃったとか?シャルロットけっこう大食...
とか俺が考えてると、シャルロットは。
赤い顔をして、応えた。
「…ぜんぶ、たべてね…」
…ましゃか。
俺の妄想を含んだ予想は的中してしまった。
シャルロットは白いブラウスのボタンを一個一個外していく。
45 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 200...
まず、見えたのは白いお腹に張り付いた緑の柔らかい菜っ葉。
その上の、ちょっと膨らんだ胸は、スライスされたハムで隠さ...
そして。
座っていた岩にころん、と寝転がって、広げた脚の間には。
細めに作られた、さっきのツイスターもどきが、シャルロット...
シャルロットは首を軽く曲げて、真っ赤な顔で俺の方を見つめ...
「…あ、あの、サイト…?」
シャルロットは今にも泣き出しそうな顔で、固まった俺の方を...
…どーいう思考パターンをしてるのか、いっぺん心理テストにか...
などと思ったが。
まあ、ここには二人しかいないわけだし。
俺は、シャルロットの寝転がる平たい岩の上に乗り、シャルロ...
「…このへんたいさんめ」
俺はそう言って、シャルロットのおでこをこつん、と右の人差...
「──────っ…!」
真っ赤な顔をして、シャルロットは視線を逸らす。やっぱ恥ず...
恥ずかしいならやんなきゃいいんだが、このチビっこは恥ずか...
「じゃあ、遠慮なくイタダキマスよ〜」
俺はそう言って、まずおなかの菜っ葉に目をつけた。
俺はシャルロットの真っ白な下腹部に舌を這わせ、そのまま舌...
「ひゃぁっ!」
シャルロットの身体がびくん!と震え、可愛い声が漏れる。
俺はそのまま菜っ葉を口の中でもぐもぐする。
んー、ちょっとしょっぱいかな。シャルロットの肌の味?
…シャルロット味ドレッシング?
「んー美味美味。んじゃお次は…」
まあ当然、その上でぺったんこのおムネを隠しているハムに目...
俺はそのハムを両手でペロン、と持ち上げた。
「…あっ…」
何かを期待してたんだろう、そんな俺を見てシャルロットが残...
俺はそんなシャルロットを無視して、ハムを口の中に放り込み...
シャルロットは俺の方を見ながら、諦めたように軽く息をつく。
…安心するのは早いデスヨ?
「おや、こんな所に可愛いお豆が」
「えっ…」
俺は、迷いなくシャルロットのぴんと立った左のちくびを歯で...
こりっ
「やんっ!」
シャルロットの身体が沿って、俺の頭を下から持ち上げる。
46 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 200...
「あれ、もう一個あるなあ」
俺はもう一個余ったシャルロットの桃色の可愛いちくびを、ぷ...
「きひぃっ!」
シャルロットの喉から、痛みとも快感とも取れる声が漏れる。
…かーいいなあもー。
俺はそのまま左のちくびをこりこりと歯の間で転がし、右の乳...
「ひぃ!や、やめっ…。ちぎれっ…るぅっ…」
シャルロットは俺の頭を押して抵抗してくる。
…んー。やっぱちょっと痛かったかな?
「ごめんごめん。ちょっといじわるだったかな」
俺はシャルロットの胸を開放して、もう一度シャルロットの顔...
シャルロットは真っ赤な顔でガンを飛ばして、無言で抗議して...
「でも、ちょっとは気持ちよかったでしょ?」
俺の言葉に。
「…しらない」
真っ赤な顔でぷい、と横を向いてしまうシャルロット。
…くー、こういうところもかーいいなあ。
そして俺は。
いよいよメインディッシュに手を掛ける。
シャルロットのあそこに刺さった、ツイスターもどきに手を掛...
「ひ!」
ぬちゃ…。
うを!なんだ今の音!?
軽く持って動かしただけなのにすげ粘り気のある音がしたぞお...
その音を聞いた俺は、シャルロットの真っ赤な顔を覗き込んで...
「…すごい音。やっぱキモチいいんじゃん」
「…ばかぁ…しらないっ…」
言ってシャルロットは、真っ赤な顔を両手で覆ってしまう。
俺は、そのままシャルロットのあそこからツイスターもどきを...
目の前に持ってくると、そのツイスターもどきはシャルロット...
「ほら見てみろよシャルロット、すごいべちょべちょ」
「………見ない」
更に真っ赤になって、必死に目を瞑って顔を逸らすシャルロッ...
ソレを見て、俺の中のS魂が刺激される。
俺は、べとべとのツイスターもどきの、べとべとになってない...
べちょ…。
「や、やだっ!」
シャルロットは俺の下で暴れて抵抗する。
47 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 200...
しかし、俺の責めはそんなんじゃ止まらない。
「シャルロットが自分でしたんだろ?」
「…で、でも」
薄目を開け、こっちを恥ずかしそうに見つめるシャルロット。
ま、このへんでカンベンしてやるかな。あとでへんたいさん呼...
俺は、そのツイスターもどきを。
ぱくん、と口に含んで、一気に食べきった。
…ちょっと、あまじょっぱい?シャルロットのおつゆの味だな、...
「…うん、おいしいよシャルロット」
「…サイトのへんたい」
真っ赤な顔で、ちょっと眉を吊り上げて、俺の下からシャルロ...
え?ちょっと待?ここでそれっすか?
「いきなりこんなコトしだすシャルロットに言われたくないな...
もぉキレたもんねー。
言いながら、俺はシャルロットの両膝に手を回し、思い切り上...
M字の形に、シャルロットの脚が開かれた。
ふんわり桜色に染まったおしりの間で、シャルロットがヨダレ...
「や、やだっ!」
真っ赤な顔のまま、シャルロットは抵抗しようとする。
でも、もー遅いもんねー。
俺はジッパーを降ろして、もう既に限界突破な俺の息子を取り...
「じゃ、こっちもいただきまーす♪」
「や、まって!まだっ…!」
んー?こんだけぐっちょぐちょにしておいて今更なにをー。
俺はそのまま、一気にシャルロットを貫いた。
ぐに!
「ひぃ!」
…ん?なんだこりゃ?
俺は違和感を覚えた。
俺のナニは、シャルロットに半分も埋もれないうちに、何かに...
シャルロットの奥じゃない。シャルロットの奥は、こんなにつ...
俺は一度、息子を引き抜いて、シャルロットのわれめを顔を近...
ひくひくと蠢くその割れ目から、何か白い物が見えている。
…マテヨ、卵ってたしか3個あったよな…。
「…シャルロット…」
「し、しらないっ!」
呆れたような俺の声に、シャルロットは真っ赤な顔でまた顔を...
48 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 200...
…しょうがねえなあ、このチビっこめ。
俺はちょいとぷっくり膨らんだシャルロットの下腹部を、軽く...
「…あ、だめ、でちゃう・・・!」
ぬりゅ…。
シャルロットのアソコが苦しそうに、卵をひりだしてくる。
俺は、半分ばかり出てきたソレに、歯を立てる。
それはゆで卵独特の匂いと、あまじょっぱいシャルロットの味...
俺はそのまま、その卵を引っこ抜く。
ぬぽっ…ぽん。
「あひ!」
たくさんのねばねばのおつゆのおかげで、卵は簡単に抜けた。
俺はその卵を手にして、シャルロットに見せ付ける。
「こんなにべとべとにしちゃって…。どっちがへんたいさんなん...
「…サイトに…」
俺の言葉に、シャルロット真っ赤な顔のまま、応える。
「ん?ナニ?」
「さ、サイトに、美味しく食べて欲しいから…。
お弁当も、わ、私も…」
目の前の青い髪の少女は、真っ赤な顔で、俺を潤んだ瞳で見つ...
くぁーっ!かーいいこといってくれんじゃないのっ!
俺は居ても立っても居られなくなって、もう一度シャルロット...
そして、ちょっと思いついて、こんな事を言ってみる。
「美味しく食べるのは、シャルロットの方だと思うけど?」
シャルロットの目が見開かれ、動きが一瞬、止まる。
…やべ、オヤジすぎた?
しかし、シャルロットはすぐにふんわり笑うと、俺の首に手を...
「じゃあ」
そう言って、俺を見つめて、続けた。
「サイトをいっぱい、たべさせて…」
そりゃもう、喜んでッッッ!!
49 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 200...
そしてその夜。
シルフィはおねえさまにボコられた。
なんでー!どーしてー!?
「…あのサンドイッチはナニ」
し、しらないのね!おねえさまは『パンで挟んでバスケットに...
だから言うとーりにしただけなのねー!
「サンドイッチは、こういうの」
言っておねえさまは、手近な紙にさらさらと、『サンドイッチ...
なるほど。
一口大に切ったパンに、切った野菜とかハムとか挟むのね!
…って。
「『一口大に切って』っておねえさま言わなかったのねー!」
「そのくらいは常識」
ぼこ!
いったーーーい!またぶったぁ!
おばかになったらどーするのねー!もう!
もう怒ったのねー!
「どーせおねえさま、『私をた・べ・て♪』とかするつもりだっ...
お弁当のデキとかどーでもいいのねー!サイトとセクロスし...
言ってやった!言ってやったぞ!なのね!
お、真っ赤になってふっるっえってるー♪
逆転満塁ホームランなのねー♪
とか思った瞬間。
どっかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!
特大のエア・ハンマーで、シルフィは学院の外までふっとばさ...
…なんで、こうな…るの…ね…。がくっ…。〜fin
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