ゼロの使い魔保管庫
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381 :GIFT〜トカレフとバチェラー(1):2007/10/23(火...
ルイズはまたしても召喚魔法に失敗した
大仰な儀式の結果、またしても俺の世界からゴミクズをお取り...
オールド・オスマンの話によると、この魔法はルイズの体調や、...
大いに関係しているらしく、数日に一回、この世界の二つの月...
結果として月がその位置を取る日の昼休みは召喚魔法実験の日...
何かこの世界の助けになる物を召喚する事を成功とするなら、...
召喚された物々について解説させられるのは俺の役目なんだが...
この世界の魔法に似た、俺の世界の科学には、何の役にも立た...
頭のネジの飛んだトンデモな科学者が多く居たが、ゴミ召喚の...
召喚将軍ルイズ様は出てきたガラクタについての俺の否定的な...
方位磁石や鉛筆、何かの役に立ちそうな物も、俺は半ば強引に...
もしも俺の居た地球に異世界から何かが送られてくれば、たと...
それなりに珍重され、オカルト番組を賑わせたり、しかるべき...
地球の中世に似たこの世界は妙に保守的で、諍いの種にもなり...
結果、召喚した物の処遇には俺の裁量が認められていて、俺は...
以前の魔法実習で出てきたのは、カップ焼きソバの空容器と日...
同席してたシエスタは四角い容器の樹脂の臭いを嗅ぎ、塩化ナ...
「サイトさんはひどい世界に居たんですね」と、哀れむような...
本日ルイズが召喚したゴミはふたつ、紙束と鉄の塊だった、一...
俺は自分がかつて居た世界を思い起こす物を暫くいじくってい...
グラスファイバーの箱に納まった拳銃はオモチャではなく、3...
ゴーレムより強硬なコンクリートブロックを砕き、オークより...
脳裏にあのゼロ戦が浮かんだ、スロットルの握把を引いただけ...
それは戦争の道具だった、俺の居た世界での戦を、無名兵士に...
戦では個々の戦士が名乗りを挙げて互いの武を競い合うこの世...
この手で命を奪う感触を忘れ、スイッチで人を殺すようになっ...
俺が生まれ育った世界の物が、俺の大切な人の生きる世界の血...
382 :GIFT〜トカレフとバチェラー(2):2007/10/23(火...
数日後
俺は随分昔に聞いた歌を口ずさみながら、自室のベットの下や...
ドアがバン!と開く、部屋主が現れた、何かを握りしめたルイ...
ルイズが持っていたのは一冊の雑誌、俺がさっきから井上陽水...
あの召喚魔法実験の後、拳銃とともに捨てたゴミ捨て場からこ...
俺の居た便利で快適な世界からこの古臭い場所に召喚された、...
「……サイト……サイトはこんなものを……こんなものを見て……わた...
ルイズはスイカのようなバストを誇示したピンク・ブロンドの女...
その雑誌の中に居たのは、革命的バストのティファニアがロー...
「……女にこんなあられもない姿をさせて書物の中に閉じ込める...
ルイズの怒りの炎が見える、俺なりに彼女の怒りにはランクを...
この時代の本の多くは原始的な活版印刷で、ヴィジュアル的な...
俺の居た世界では読み捨ての週刊誌にすらあるヌードグラビア...
「しかもぉ!…なんでこんな…よりにもよってこんな!こんな!...
雑誌をめくりながら、揃って巨乳美女のグラビアを突きつける...
その雑誌は創刊以来、豊満で肉感的なヌードを売りにしていて...
ヒステリックに泣きながら辺りにあるものを何でも俺に投げつ...
俺の胸を拳で殴っていたルイズは、突然自分の体を両腕で抱き...
「うっ…うわぁぁあん!だって仕方ないじゃない!無い物はしょ...
383 :GIFT〜トカレフとバチェラー(3):2007/10/23(火...
自分の胸を両手で掴みながら大声で泣くルイズ、俺には彼女が...
「誤解するな、俺がこれを持っていたのは文字が懐かしくなっ...
その雑誌は日本語版も出てるが、ルイズが召還したのは原版で...
大味な巨乳白人が好きじゃないのは事実、その雑誌には年増が...
「慰めなんてやめて!どうせサイトはこんな胸なんて…わたし生...
泣きながら自分を傷つけるルイズの両肩を強く掴んだ、痛みに...
「好きだから…だよ!…好きなひとの胸が俺の好きな胸だ!俺は...
その言葉を天地神明に誓う事は出来ないが、俺への怒りを自分...
何かをするのは、俺が使い魔として、あるいはそれ以前に俺が...
「……本当…?…嘘だったら殺すわよ……嘘だったら…わたしも…もう...
ルイズを睨み、悲観的な言葉を吐く彼女を諌めた、沈んでた瞳...
「サイトは嘘ばっかりつく…本当なら証明して、一生わたししか...
俺の言葉を拡大解釈するルイズの悪い癖も今は気にならなかっ...
「……サイト……してよ!……これと同じこと、してよぉ!してくれ...
ルイズが見もせずに無作為に開いて突きつけたページでは、筋...
四つんばいの巨乳白人女を背後から貫き・・・俺には理解できない...
「俺に出来ることは全てしてやる、俺はお前の使い魔だから、...
俺は開いたままのページに映ったナスビ色の巨根をチラっと見...
「出来ることなら、な」と呟いた
488 :GIFT〜トカレフとバチェラー(4):2007/10/26(金...
ベッドに腰掛けたルイズ、瞳から伺える感情はやっぱり複雑、...
「なんでもしてやる、ルイズのためになんでも、してあげたい…...
俺はルイズの隣に尻を落とす、体重で沈んだベッドでルイズの...
「……サイトの…したいこと…したいことをわたしにして…サイトの...
ルイズの両眼が眠そうに緩む、瞳に宿るのは、黒い感情の空に...
もうひとつの月は、きっと俺の瞳の中にある、俺の黒い感情、...
「……俺のしたいことは……そーだな、キスしよっか!」
「…………うん……キスしよ…………」
ルイズが瞳を閉じる、何度か交わしたキス、彼女は両肩に手を...
仰向けにベッドに倒れこんだ、俺も追う、ルイズは閉じていた...
ここからは今までのキスじゃない、この世界との深い繋がりは...
「……ん……んむ…んん…んちゅ……ちゅ…ちゅ……ちゅば…ちゅぱ…ちゅぱ...
ルイズの上に覆い被さってキスをした、契約と同じ唇のキス、...
ルイズは口を少し開けて舌を受け入れた、唇の奥、歯茎、上顎...
きっと彼女は俺なんかよりずっと大きい物を捨てようとしてい...
489 :GIFT〜トカレフとバチェラー(5):2007/10/26(金...
俺が奥まで伸ばした舌を一度ひっこめると、ルイズの舌がそれ...
彼女の舌は長かった、俺の口の中で困惑して辺りを見回すよう...
そのまま互いの口の中を舌で探りあう、ルイズの唾液を感じる...
お互いが口を大きく開けて貪りあう、以前映画で見た時には少...
鼻は邪魔にならないのかな?と思ってたが、俺の鼻がルイズの...
舌をひっこめ、ルイズの唇をそっと離す、唇で追っかけてきた...
「……サイト………わたし……なんだか、バクハツしそう……なにもいら...
「……これから……どうする……?……」
お互いに黙ってしまった、自分を罵る、これじゃ童貞丸出しの...
「……ねぇ……どうしよ……サイト……どう、しよっか……?……」
ルイズは挑むような目で見る、求めてる事はお互いに分かって...
ルイズは、誘ってる
互いに照れ臭くなり、枕元に放り出された雑誌に視線が行く、...
ルイズの手を握る、キスの後で陶酔していたルイズの頬が赤み...
不意に雑誌がめくれ、凄い体位で乱れる男女がルイズの目に入...
サイズだけは巨大な白人男根の挿入シーンを見せつけられたル...
「……ダ…ダメ……や、やっぱり今夜はキスしかダメ!…お願い…こん...
「死なないんじゃないかなぁ、でもルイズが望むなら、キスで...
「キスだけ、ね…どこでもいいよ…わたしもサイトにいっぱいキ...
俺の唇に触れたルイズの指先が体に沿って下がっていく、ヘソ...
「どこにキスしても…いい?…君の大切なメイジのマントにキス...
ルイズの喉元を飾る五芒星を指で少し押すと、ルイズはその手...
「……服の上からじゃイヤ…服じゃなくわたしにキスして…メイジ...
ルイズは俺のパーカーを引き剥がしながら、俺の手をマントに...
「…………サイト・……ハダカになろ…………」
490 :GIFT〜トカレフとバチェラー(6):2007/10/26(金...
乱れていたブラウスにそっと手をかけた、ヴァリエール家の紋...
ルイズは下から脱がしてきた、ジーンズを力任せに破ろうとし...
裸のままキスを交わした、俺は腕を、ルイズは足を絡ませる、...
唇を頬に伝わせ、ルイズの耳たぶに触れた、ルイズの体がピク...
ルイズは火がついたように俺の唇を貪った、顔を執拗に舐めて...
「……サイト…使い魔じゃない…キスだけじゃない…とうとう…サイ...
俺の肩を掴んで仰向けにさせたルイズが体の上を這い、爪先に...
「…サイト…この足をちょうだい…わたしはこの足を大事にしまっ...
「いいよ」
ルイズは俺の指を音たててしゃぶり、そのまま舌で俺の二の腕...
「サイト…この腕をちょうだい…サイトがわたし以外の女に触れ...
「あげるよ」
ルイズは俺の頭の中に顔を突っ込み、髪の匂いを嗅ぐと、熱い...
「…サイト…この髪をちょうだい…この髪を胸に飾って、サイトが...
「全部あげるよ、あの日に召還されて初めて会った時から、こ...
ルイズは大きな口をあけて俺の胸を頬張る、肋骨に歯を立て胸...
「…サイト…この心臓をちょうだい……この心臓を食べてしまいた...
「あげるっつってんだろ」
俺の体中にルイズの噛み傷、その幾つかが血を滲ませている、...
「優しいサイトにご褒美をあげる、わたしの命をあげる…わたし...
口から俺の血を滴らせたルイズは自分の腕に歯を立てた、ヤキ...
ルイズは血を求める自分の顎と歯を満足させると、赤く滴る腕...
「俺は異世界の使い魔、君と一緒の体だって保証は無い、本当...
ここの人間は何もかも俺と同じだった、でも、もしも俺がこの...
「……サイト…わたしとあんた…きっと…別々の世界で生まれたのは...
鳶色の瞳が俺を吸い込む、ルイズの少し強めな独占欲は危ない...
「……今夜一緒に死んで…一緒に生まれよう…わたしは最初からそ...
命を共にしてもいいと思った、相手を気遣うのが正しい愛の形...
シエスタに迫られた時やテファに求められた時は、傷つけたく...
あの胸に触れ、唇を重ねた時ははちきれんばかりに元気だった...
俺以後に地球から召喚される人間が性的能力への偏見を受けた...
491 :GIFT〜トカレフとバチェラー(7):2007/10/26(金...
体中を噛み荒らされ、こんな時にまで主導権を奪われていた俺...
今度は唇へのキスを飛ばして胸に食いついた、まだ薄い胸の柔...
「……バ…バカっ……なな何すんのよぉ!……ちょ…やめ……ひゃっ!……...
間近で見るとそんなに薄くない胸の肉を唇と歯で揉み、頂点に...
「……やだぁ……サイトぉ……そんなことしても……わたし…おっぱいな...
ルイズは「……やめてぇ……そんな・……しないでぇ……」と言いながら...
その手に力がこもった、少しずつ下へ下へと押す力が加わる、...
上目遣いにルイズの顔を見た、ルイズは妙に無表情な、瞳にモ...
頭と上半身を少し持ち上げた隙を突かれ、そのまま俺の頭がル...
「……そこダメ…そこ全部ダメ…な、なめたりしちゃダメなんだか...
なんとなくルイズが言いたいことはわかったので、柔らかい腹...
「……ダメぇ……サイト……そこ…おしっこ出るところ……キタナイから...
ルイズが熱湯風呂のフチに乗って「押すなよ!絶対押すなよ!...
492 :GIFT〜トカレフとバチェラー(8):2007/10/26(金...
どこまで舐めていいのか加減がわからず、ぷっくりしたミゾの...
見上げるとルイズは両手足を縮めて声も出せぬ様子で硬直して...
体を上にずらし、桃色のカエルの上にのしかかる、下半身がル...
目を固く閉じたり見開いて下を注視したりを繰り返していたル...
「……サイト……それ……挿れるの……?……イヤよ……はいんないよ……痛...
「……今日は最後までは……やめとく……?……」
ルイズはまだカエルの格好をしていたが、その姿のままいつも...
「……こ…このバカ犬!……バカぁ…い…一緒に死ぬって言ってくれた...
声を張り上げて少し落ち着いたらしきルイズは、俺の肩越しに...
「……神様……始祖ブリミル、お母さまお姉さまお許しください、...
……こ…今度こそ…今度こそ星になります…また途中でダメになっ...
「ついでに俺の分も祈っといてくれ」
「あんたはあんたの神様に…わ、わたしに祈りなさい!これから...
ルイズは俺の頬を確めるように触れ、喉が少しつっかえたよう...
「……ねぇサイト…わたしに祈って…わたしを優しく、痛くしない...
……で…でも……優しすぎるのもダメ…ちょっとぐらい痛いのはガ...
493 :GIFT〜トカレフとバチェラー(9):2007/10/26(金...
何言ってやがる、と思った俺はルイズの足首を掴み、そのまま...
一気にブチこもうとしたが、ルイズが本気で怯えた目で「……お...
俺のモノの先でルイズの女の部分、その中心を避けるようにつ...
不躾だが、部屋の明るさに助けられ、ついその部分を見つめて...
ルイズは俺が入り口に迷っているのかと勘違いた様子で、緊張...
「なな何よ!あ、あんたも初めてじゃないの!わ、わたしがリ...
ルイズは俺のを指で摘み、しばらく硬さや先の感触を確めてた...
入り口は無修正物を見た時の想像よりかなり下のほうにあった...
「……こ……ここよ……わかる?……ここの中……うんと中のほうに……大...
ルイズの歯がカチカチ鳴るのが聞こえる、彼女が感じてる恐怖...
溝に当てた俺のモノに力をこめる、きついトンネルの中で何か...
列車が車輪の前の置石をひき潰すように乗り越えると、レール...
「…………うっ……うぅっ……つぅ!……き……きぁぁぁあああああ!……い...
ルイズの悲鳴、この後で腰を動かすってのは知ってたが、そん...
俺はといえばルイズの膜を破って痛い思いをさせてるんだが、...
中まで挿れた状態でしばらく固まる、ルイズはカエルのように...
「……つっ……い…いったぁい!……痛い!……痛いの……や…やだ!やめ...
俺はルイズの悲鳴を無視していたが、ルイズは足で俺の体を何...
横向きに体を丸め、前を押さえてしゃくり上げていた、横目で...
ルイズは下に指を伸ばし、血がついてるのを見て泣き出した、...
「…………あ……え〜と……ルイズ……さん?……ごめん……大丈夫?」
494 :GIFT〜トカレフとバチェラー(10):2007/10/26(...
「……サイトのバカ…このバカ犬!…やさしくしてって言ったのに…...
何か彼女を笑わせるか怒らせる事でも言いたかったが緊張で頭...
「……今度は痛くしないようにするよ……」
「……じゃ……じゃあもう一度………ね………わたしもガマンするから……」
仰向けになって両手を胸の前で組み合わせるルイズの上に覆い...
もう一度、今度は焦らし無しで中心に当て、少しづつ、止める...
ルイズの押し殺したような声が聞こえる、今度はためらい無く...
うつぶせオナニーの要領で、うつぶせオナニーの要領で、と念...
さっきよりは続いたルイズの我慢もすぐに限界が来たらしい、...
俺はそれでも腰を動かし続けた、俺の欲望をぶつけるのはルイ...
ルイズの悲鳴と呻き声、途中で気持ちよさそうな声が混じると...
俺はオナニーの時と違う感覚が昇ってきた、腰あたりの痺れが...
一人の時にはありえない匂い、果物のような、消毒液のような...
AVやエロゲの声とは全然違う声、呼吸が体内を流れて声を発...
結局、最後までルイズは痛みに泣き叫び、その声が一段高くな...
限界の寸前でルイズの体から俺のを引き抜き、そのハダカにた...
中には出さない、いつかこの世界を去る俺がルイズと一線を超...
それは俺がこの先、幾度ルイズと肌を交えることになっても、...
腹を中心に白い液で汚したルイズの隣に崩れ落ちる、ランニン...
ルイズは心臓麻痺でも起こしたような不規則な呼吸をしていた...
ルイズは白目を剥いていた、俺は顔を逸らし、何かティッシュ...
終わったと思った、こんなもんかとも思った、童貞の頃の想像...
495 :GIFT〜トカレフとバチェラー(11):2007/10/26(...
俺はルイズの隣で天井を見つめながらぼんやりしていた、今後...
気を失っていたルイズが「はうっ!」と声を上げ、体を痙攣さ...
ルイズは焦点の合わない目で俺を見ていたが、柔らかい肉球の...
俺を横向きのまま胸の前に抱え込み、両手足でしがみつく、映...
野生動物の生態を映した番組を思い出す、あのテレビの通りに...
ルイズは白い牙を剥き出し、俺の首筋に熱い息をかけながら両...
「……サイトはわたしの物……わたし以外にサイトの体に触れる女...
ルイズの情事の後の愛撫は、呪いの言葉と共に才人の背中に...
「この手をたぶらかすおっきなオッパイをちぎり取ってやる……...
猫のように気分屋で猫のように高慢なルイズは、俺と一緒に眠...
そして猫は俺と激しく愛し合う時、獰猛で貪欲な虎になる、虎...
桃色の虎は巣に持ち帰った獲物を抱え込むように俺を包み、そ...
さっきまでの愛の営みで火照っていた体が少しづつ平熱に戻っ...
猫は俺の胸の前に納まる、俺が両腕をルイズの体に巻きつける...
「にゃ〜ん」って声が聞こえてきそうな甘ったるい顔で、ルイ...
「……サイト……なんかお話して…サイトのお話…わたしサイトのこ...
俺に昔話をねだるルイズ、可愛い猫の手からは嘘吐きを引き裂...
496 :GIFT〜トカレフとバチェラー(12):2007/10/26(...
ルイズを胸の前に抱えながら、色々な話をした
「で、その誕生日プレゼントをくれたコが俺の初恋の女のコだ...
「……その娘……どうなったの?」
「俺がプレゼントのお返しを持ってったら、家には誰も居なく...
「…サイト…わたし、サイトが子供だった時間に行ってみたい、...
「会ってどうするんだ」
「言ってやるの、『わたしはこのひとの未来の恋人よ、よこし...
「盗らなくたって、俺はここに居るよ、あの頃の俺は違う俺な...
「だってくやしいんだもん、子供の頃のサイト…わたしの知らな...
俺が小学校に入ってすぐの二度目の恋の話をする頃、ルイズは...
497 :GIFT〜トカレフとバチェラー(13):2007/10/26(...
翌朝
俺はその雑誌をもう一度ゴミ箱に捨てた、もう拾うまいと思い...
分厚く艶のある表紙で装丁された雑誌はルイズの八つ当たりと...
ゴミ箱にはあの時捨てた拳銃がまだ転がっていた、マメなゴミ...
数日放っといただけでゴミ箱からゴミが溢れる世界が正しいか...
俺は夕べの痕が痛む体を捻りながら、表紙が破れホチキスが取...
いずれ燃えるゴミは風呂を沸かす焚き付けになり、鉄の機械は...
後ろを通りがかったシュヴルーズ先生が、雑誌から飛んだホチ...
「これはわたしのひい孫みたいなものですね」と茶目っ気のあ...
ホチキスの針をゴミ箱に放り込んだ、粘土から作られた金属、...
中世の末期で、実用的な普及は大規模な電気精錬が行われる2...
そしてアルミニウムは戦争の道具を多く生み出し、精製に必要...
拳銃と同様、労せずして女の裸を好きなだけ見られる物もまた...
俺は夕べルイズにつけられた噛み跡と引っかき傷を撫で、それ...
ルイズのまだ未成熟ながらしなやかな肢体と、桃色の髪を燃や...
きっと俺がそれを望んだ時にそれはもう一度感じられるだろう...
この世界のこの時代では大切なものは簡単には手に入らない、...
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終了行:
381 :GIFT〜トカレフとバチェラー(1):2007/10/23(火...
ルイズはまたしても召喚魔法に失敗した
大仰な儀式の結果、またしても俺の世界からゴミクズをお取り...
オールド・オスマンの話によると、この魔法はルイズの体調や、...
大いに関係しているらしく、数日に一回、この世界の二つの月...
結果として月がその位置を取る日の昼休みは召喚魔法実験の日...
何かこの世界の助けになる物を召喚する事を成功とするなら、...
召喚された物々について解説させられるのは俺の役目なんだが...
この世界の魔法に似た、俺の世界の科学には、何の役にも立た...
頭のネジの飛んだトンデモな科学者が多く居たが、ゴミ召喚の...
召喚将軍ルイズ様は出てきたガラクタについての俺の否定的な...
方位磁石や鉛筆、何かの役に立ちそうな物も、俺は半ば強引に...
もしも俺の居た地球に異世界から何かが送られてくれば、たと...
それなりに珍重され、オカルト番組を賑わせたり、しかるべき...
地球の中世に似たこの世界は妙に保守的で、諍いの種にもなり...
結果、召喚した物の処遇には俺の裁量が認められていて、俺は...
以前の魔法実習で出てきたのは、カップ焼きソバの空容器と日...
同席してたシエスタは四角い容器の樹脂の臭いを嗅ぎ、塩化ナ...
「サイトさんはひどい世界に居たんですね」と、哀れむような...
本日ルイズが召喚したゴミはふたつ、紙束と鉄の塊だった、一...
俺は自分がかつて居た世界を思い起こす物を暫くいじくってい...
グラスファイバーの箱に納まった拳銃はオモチャではなく、3...
ゴーレムより強硬なコンクリートブロックを砕き、オークより...
脳裏にあのゼロ戦が浮かんだ、スロットルの握把を引いただけ...
それは戦争の道具だった、俺の居た世界での戦を、無名兵士に...
戦では個々の戦士が名乗りを挙げて互いの武を競い合うこの世...
この手で命を奪う感触を忘れ、スイッチで人を殺すようになっ...
俺が生まれ育った世界の物が、俺の大切な人の生きる世界の血...
382 :GIFT〜トカレフとバチェラー(2):2007/10/23(火...
数日後
俺は随分昔に聞いた歌を口ずさみながら、自室のベットの下や...
ドアがバン!と開く、部屋主が現れた、何かを握りしめたルイ...
ルイズが持っていたのは一冊の雑誌、俺がさっきから井上陽水...
あの召喚魔法実験の後、拳銃とともに捨てたゴミ捨て場からこ...
俺の居た便利で快適な世界からこの古臭い場所に召喚された、...
「……サイト……サイトはこんなものを……こんなものを見て……わた...
ルイズはスイカのようなバストを誇示したピンク・ブロンドの女...
その雑誌の中に居たのは、革命的バストのティファニアがロー...
「……女にこんなあられもない姿をさせて書物の中に閉じ込める...
ルイズの怒りの炎が見える、俺なりに彼女の怒りにはランクを...
この時代の本の多くは原始的な活版印刷で、ヴィジュアル的な...
俺の居た世界では読み捨ての週刊誌にすらあるヌードグラビア...
「しかもぉ!…なんでこんな…よりにもよってこんな!こんな!...
雑誌をめくりながら、揃って巨乳美女のグラビアを突きつける...
その雑誌は創刊以来、豊満で肉感的なヌードを売りにしていて...
ヒステリックに泣きながら辺りにあるものを何でも俺に投げつ...
俺の胸を拳で殴っていたルイズは、突然自分の体を両腕で抱き...
「うっ…うわぁぁあん!だって仕方ないじゃない!無い物はしょ...
383 :GIFT〜トカレフとバチェラー(3):2007/10/23(火...
自分の胸を両手で掴みながら大声で泣くルイズ、俺には彼女が...
「誤解するな、俺がこれを持っていたのは文字が懐かしくなっ...
その雑誌は日本語版も出てるが、ルイズが召還したのは原版で...
大味な巨乳白人が好きじゃないのは事実、その雑誌には年増が...
「慰めなんてやめて!どうせサイトはこんな胸なんて…わたし生...
泣きながら自分を傷つけるルイズの両肩を強く掴んだ、痛みに...
「好きだから…だよ!…好きなひとの胸が俺の好きな胸だ!俺は...
その言葉を天地神明に誓う事は出来ないが、俺への怒りを自分...
何かをするのは、俺が使い魔として、あるいはそれ以前に俺が...
「……本当…?…嘘だったら殺すわよ……嘘だったら…わたしも…もう...
ルイズを睨み、悲観的な言葉を吐く彼女を諌めた、沈んでた瞳...
「サイトは嘘ばっかりつく…本当なら証明して、一生わたししか...
俺の言葉を拡大解釈するルイズの悪い癖も今は気にならなかっ...
「……サイト……してよ!……これと同じこと、してよぉ!してくれ...
ルイズが見もせずに無作為に開いて突きつけたページでは、筋...
四つんばいの巨乳白人女を背後から貫き・・・俺には理解できない...
「俺に出来ることは全てしてやる、俺はお前の使い魔だから、...
俺は開いたままのページに映ったナスビ色の巨根をチラっと見...
「出来ることなら、な」と呟いた
488 :GIFT〜トカレフとバチェラー(4):2007/10/26(金...
ベッドに腰掛けたルイズ、瞳から伺える感情はやっぱり複雑、...
「なんでもしてやる、ルイズのためになんでも、してあげたい…...
俺はルイズの隣に尻を落とす、体重で沈んだベッドでルイズの...
「……サイトの…したいこと…したいことをわたしにして…サイトの...
ルイズの両眼が眠そうに緩む、瞳に宿るのは、黒い感情の空に...
もうひとつの月は、きっと俺の瞳の中にある、俺の黒い感情、...
「……俺のしたいことは……そーだな、キスしよっか!」
「…………うん……キスしよ…………」
ルイズが瞳を閉じる、何度か交わしたキス、彼女は両肩に手を...
仰向けにベッドに倒れこんだ、俺も追う、ルイズは閉じていた...
ここからは今までのキスじゃない、この世界との深い繋がりは...
「……ん……んむ…んん…んちゅ……ちゅ…ちゅ……ちゅば…ちゅぱ…ちゅぱ...
ルイズの上に覆い被さってキスをした、契約と同じ唇のキス、...
ルイズは口を少し開けて舌を受け入れた、唇の奥、歯茎、上顎...
きっと彼女は俺なんかよりずっと大きい物を捨てようとしてい...
489 :GIFT〜トカレフとバチェラー(5):2007/10/26(金...
俺が奥まで伸ばした舌を一度ひっこめると、ルイズの舌がそれ...
彼女の舌は長かった、俺の口の中で困惑して辺りを見回すよう...
そのまま互いの口の中を舌で探りあう、ルイズの唾液を感じる...
お互いが口を大きく開けて貪りあう、以前映画で見た時には少...
鼻は邪魔にならないのかな?と思ってたが、俺の鼻がルイズの...
舌をひっこめ、ルイズの唇をそっと離す、唇で追っかけてきた...
「……サイト………わたし……なんだか、バクハツしそう……なにもいら...
「……これから……どうする……?……」
お互いに黙ってしまった、自分を罵る、これじゃ童貞丸出しの...
「……ねぇ……どうしよ……サイト……どう、しよっか……?……」
ルイズは挑むような目で見る、求めてる事はお互いに分かって...
ルイズは、誘ってる
互いに照れ臭くなり、枕元に放り出された雑誌に視線が行く、...
ルイズの手を握る、キスの後で陶酔していたルイズの頬が赤み...
不意に雑誌がめくれ、凄い体位で乱れる男女がルイズの目に入...
サイズだけは巨大な白人男根の挿入シーンを見せつけられたル...
「……ダ…ダメ……や、やっぱり今夜はキスしかダメ!…お願い…こん...
「死なないんじゃないかなぁ、でもルイズが望むなら、キスで...
「キスだけ、ね…どこでもいいよ…わたしもサイトにいっぱいキ...
俺の唇に触れたルイズの指先が体に沿って下がっていく、ヘソ...
「どこにキスしても…いい?…君の大切なメイジのマントにキス...
ルイズの喉元を飾る五芒星を指で少し押すと、ルイズはその手...
「……服の上からじゃイヤ…服じゃなくわたしにキスして…メイジ...
ルイズは俺のパーカーを引き剥がしながら、俺の手をマントに...
「…………サイト・……ハダカになろ…………」
490 :GIFT〜トカレフとバチェラー(6):2007/10/26(金...
乱れていたブラウスにそっと手をかけた、ヴァリエール家の紋...
ルイズは下から脱がしてきた、ジーンズを力任せに破ろうとし...
裸のままキスを交わした、俺は腕を、ルイズは足を絡ませる、...
唇を頬に伝わせ、ルイズの耳たぶに触れた、ルイズの体がピク...
ルイズは火がついたように俺の唇を貪った、顔を執拗に舐めて...
「……サイト…使い魔じゃない…キスだけじゃない…とうとう…サイ...
俺の肩を掴んで仰向けにさせたルイズが体の上を這い、爪先に...
「…サイト…この足をちょうだい…わたしはこの足を大事にしまっ...
「いいよ」
ルイズは俺の指を音たててしゃぶり、そのまま舌で俺の二の腕...
「サイト…この腕をちょうだい…サイトがわたし以外の女に触れ...
「あげるよ」
ルイズは俺の頭の中に顔を突っ込み、髪の匂いを嗅ぐと、熱い...
「…サイト…この髪をちょうだい…この髪を胸に飾って、サイトが...
「全部あげるよ、あの日に召還されて初めて会った時から、こ...
ルイズは大きな口をあけて俺の胸を頬張る、肋骨に歯を立て胸...
「…サイト…この心臓をちょうだい……この心臓を食べてしまいた...
「あげるっつってんだろ」
俺の体中にルイズの噛み傷、その幾つかが血を滲ませている、...
「優しいサイトにご褒美をあげる、わたしの命をあげる…わたし...
口から俺の血を滴らせたルイズは自分の腕に歯を立てた、ヤキ...
ルイズは血を求める自分の顎と歯を満足させると、赤く滴る腕...
「俺は異世界の使い魔、君と一緒の体だって保証は無い、本当...
ここの人間は何もかも俺と同じだった、でも、もしも俺がこの...
「……サイト…わたしとあんた…きっと…別々の世界で生まれたのは...
鳶色の瞳が俺を吸い込む、ルイズの少し強めな独占欲は危ない...
「……今夜一緒に死んで…一緒に生まれよう…わたしは最初からそ...
命を共にしてもいいと思った、相手を気遣うのが正しい愛の形...
シエスタに迫られた時やテファに求められた時は、傷つけたく...
あの胸に触れ、唇を重ねた時ははちきれんばかりに元気だった...
俺以後に地球から召喚される人間が性的能力への偏見を受けた...
491 :GIFT〜トカレフとバチェラー(7):2007/10/26(金...
体中を噛み荒らされ、こんな時にまで主導権を奪われていた俺...
今度は唇へのキスを飛ばして胸に食いついた、まだ薄い胸の柔...
「……バ…バカっ……なな何すんのよぉ!……ちょ…やめ……ひゃっ!……...
間近で見るとそんなに薄くない胸の肉を唇と歯で揉み、頂点に...
「……やだぁ……サイトぉ……そんなことしても……わたし…おっぱいな...
ルイズは「……やめてぇ……そんな・……しないでぇ……」と言いながら...
その手に力がこもった、少しずつ下へ下へと押す力が加わる、...
上目遣いにルイズの顔を見た、ルイズは妙に無表情な、瞳にモ...
頭と上半身を少し持ち上げた隙を突かれ、そのまま俺の頭がル...
「……そこダメ…そこ全部ダメ…な、なめたりしちゃダメなんだか...
なんとなくルイズが言いたいことはわかったので、柔らかい腹...
「……ダメぇ……サイト……そこ…おしっこ出るところ……キタナイから...
ルイズが熱湯風呂のフチに乗って「押すなよ!絶対押すなよ!...
492 :GIFT〜トカレフとバチェラー(8):2007/10/26(金...
どこまで舐めていいのか加減がわからず、ぷっくりしたミゾの...
見上げるとルイズは両手足を縮めて声も出せぬ様子で硬直して...
体を上にずらし、桃色のカエルの上にのしかかる、下半身がル...
目を固く閉じたり見開いて下を注視したりを繰り返していたル...
「……サイト……それ……挿れるの……?……イヤよ……はいんないよ……痛...
「……今日は最後までは……やめとく……?……」
ルイズはまだカエルの格好をしていたが、その姿のままいつも...
「……こ…このバカ犬!……バカぁ…い…一緒に死ぬって言ってくれた...
声を張り上げて少し落ち着いたらしきルイズは、俺の肩越しに...
「……神様……始祖ブリミル、お母さまお姉さまお許しください、...
……こ…今度こそ…今度こそ星になります…また途中でダメになっ...
「ついでに俺の分も祈っといてくれ」
「あんたはあんたの神様に…わ、わたしに祈りなさい!これから...
ルイズは俺の頬を確めるように触れ、喉が少しつっかえたよう...
「……ねぇサイト…わたしに祈って…わたしを優しく、痛くしない...
……で…でも……優しすぎるのもダメ…ちょっとぐらい痛いのはガ...
493 :GIFT〜トカレフとバチェラー(9):2007/10/26(金...
何言ってやがる、と思った俺はルイズの足首を掴み、そのまま...
一気にブチこもうとしたが、ルイズが本気で怯えた目で「……お...
俺のモノの先でルイズの女の部分、その中心を避けるようにつ...
不躾だが、部屋の明るさに助けられ、ついその部分を見つめて...
ルイズは俺が入り口に迷っているのかと勘違いた様子で、緊張...
「なな何よ!あ、あんたも初めてじゃないの!わ、わたしがリ...
ルイズは俺のを指で摘み、しばらく硬さや先の感触を確めてた...
入り口は無修正物を見た時の想像よりかなり下のほうにあった...
「……こ……ここよ……わかる?……ここの中……うんと中のほうに……大...
ルイズの歯がカチカチ鳴るのが聞こえる、彼女が感じてる恐怖...
溝に当てた俺のモノに力をこめる、きついトンネルの中で何か...
列車が車輪の前の置石をひき潰すように乗り越えると、レール...
「…………うっ……うぅっ……つぅ!……き……きぁぁぁあああああ!……い...
ルイズの悲鳴、この後で腰を動かすってのは知ってたが、そん...
俺はといえばルイズの膜を破って痛い思いをさせてるんだが、...
中まで挿れた状態でしばらく固まる、ルイズはカエルのように...
「……つっ……い…いったぁい!……痛い!……痛いの……や…やだ!やめ...
俺はルイズの悲鳴を無視していたが、ルイズは足で俺の体を何...
横向きに体を丸め、前を押さえてしゃくり上げていた、横目で...
ルイズは下に指を伸ばし、血がついてるのを見て泣き出した、...
「…………あ……え〜と……ルイズ……さん?……ごめん……大丈夫?」
494 :GIFT〜トカレフとバチェラー(10):2007/10/26(...
「……サイトのバカ…このバカ犬!…やさしくしてって言ったのに…...
何か彼女を笑わせるか怒らせる事でも言いたかったが緊張で頭...
「……今度は痛くしないようにするよ……」
「……じゃ……じゃあもう一度………ね………わたしもガマンするから……」
仰向けになって両手を胸の前で組み合わせるルイズの上に覆い...
もう一度、今度は焦らし無しで中心に当て、少しづつ、止める...
ルイズの押し殺したような声が聞こえる、今度はためらい無く...
うつぶせオナニーの要領で、うつぶせオナニーの要領で、と念...
さっきよりは続いたルイズの我慢もすぐに限界が来たらしい、...
俺はそれでも腰を動かし続けた、俺の欲望をぶつけるのはルイ...
ルイズの悲鳴と呻き声、途中で気持ちよさそうな声が混じると...
俺はオナニーの時と違う感覚が昇ってきた、腰あたりの痺れが...
一人の時にはありえない匂い、果物のような、消毒液のような...
AVやエロゲの声とは全然違う声、呼吸が体内を流れて声を発...
結局、最後までルイズは痛みに泣き叫び、その声が一段高くな...
限界の寸前でルイズの体から俺のを引き抜き、そのハダカにた...
中には出さない、いつかこの世界を去る俺がルイズと一線を超...
それは俺がこの先、幾度ルイズと肌を交えることになっても、...
腹を中心に白い液で汚したルイズの隣に崩れ落ちる、ランニン...
ルイズは心臓麻痺でも起こしたような不規則な呼吸をしていた...
ルイズは白目を剥いていた、俺は顔を逸らし、何かティッシュ...
終わったと思った、こんなもんかとも思った、童貞の頃の想像...
495 :GIFT〜トカレフとバチェラー(11):2007/10/26(...
俺はルイズの隣で天井を見つめながらぼんやりしていた、今後...
気を失っていたルイズが「はうっ!」と声を上げ、体を痙攣さ...
ルイズは焦点の合わない目で俺を見ていたが、柔らかい肉球の...
俺を横向きのまま胸の前に抱え込み、両手足でしがみつく、映...
野生動物の生態を映した番組を思い出す、あのテレビの通りに...
ルイズは白い牙を剥き出し、俺の首筋に熱い息をかけながら両...
「……サイトはわたしの物……わたし以外にサイトの体に触れる女...
ルイズの情事の後の愛撫は、呪いの言葉と共に才人の背中に...
「この手をたぶらかすおっきなオッパイをちぎり取ってやる……...
猫のように気分屋で猫のように高慢なルイズは、俺と一緒に眠...
そして猫は俺と激しく愛し合う時、獰猛で貪欲な虎になる、虎...
桃色の虎は巣に持ち帰った獲物を抱え込むように俺を包み、そ...
さっきまでの愛の営みで火照っていた体が少しづつ平熱に戻っ...
猫は俺の胸の前に納まる、俺が両腕をルイズの体に巻きつける...
「にゃ〜ん」って声が聞こえてきそうな甘ったるい顔で、ルイ...
「……サイト……なんかお話して…サイトのお話…わたしサイトのこ...
俺に昔話をねだるルイズ、可愛い猫の手からは嘘吐きを引き裂...
496 :GIFT〜トカレフとバチェラー(12):2007/10/26(...
ルイズを胸の前に抱えながら、色々な話をした
「で、その誕生日プレゼントをくれたコが俺の初恋の女のコだ...
「……その娘……どうなったの?」
「俺がプレゼントのお返しを持ってったら、家には誰も居なく...
「…サイト…わたし、サイトが子供だった時間に行ってみたい、...
「会ってどうするんだ」
「言ってやるの、『わたしはこのひとの未来の恋人よ、よこし...
「盗らなくたって、俺はここに居るよ、あの頃の俺は違う俺な...
「だってくやしいんだもん、子供の頃のサイト…わたしの知らな...
俺が小学校に入ってすぐの二度目の恋の話をする頃、ルイズは...
497 :GIFT〜トカレフとバチェラー(13):2007/10/26(...
翌朝
俺はその雑誌をもう一度ゴミ箱に捨てた、もう拾うまいと思い...
分厚く艶のある表紙で装丁された雑誌はルイズの八つ当たりと...
ゴミ箱にはあの時捨てた拳銃がまだ転がっていた、マメなゴミ...
数日放っといただけでゴミ箱からゴミが溢れる世界が正しいか...
俺は夕べの痕が痛む体を捻りながら、表紙が破れホチキスが取...
いずれ燃えるゴミは風呂を沸かす焚き付けになり、鉄の機械は...
後ろを通りがかったシュヴルーズ先生が、雑誌から飛んだホチ...
「これはわたしのひい孫みたいなものですね」と茶目っ気のあ...
ホチキスの針をゴミ箱に放り込んだ、粘土から作られた金属、...
中世の末期で、実用的な普及は大規模な電気精錬が行われる2...
そしてアルミニウムは戦争の道具を多く生み出し、精製に必要...
拳銃と同様、労せずして女の裸を好きなだけ見られる物もまた...
俺は夕べルイズにつけられた噛み跡と引っかき傷を撫で、それ...
ルイズのまだ未成熟ながらしなやかな肢体と、桃色の髪を燃や...
きっと俺がそれを望んだ時にそれはもう一度感じられるだろう...
この世界のこの時代では大切なものは簡単には手に入らない、...
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