ゼロの使い魔保管庫
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280 :教えて!魔法のリリック ◆mQKcT9WQPM :2007/11/07(水)...
それは、月の綺麗な、ある夜の出来事だった。
才人はなんとなく夜の散歩をしたくなり、その旨を主人に伝え...
いつもならそんな事言い出そうものなら『また他の女と逢引?...
ところが今日は、才人が夜の散歩をしたい、と申し出ると。
「ん。好きにしていいわよ」
と、やっぱりちょっと不機嫌な顔で言ったのだ。
その後勿論、注釈が続く。
「行ってもいいけど、ちゃんと、朝までには戻ってきなさいよ。
…ま、枕がないと、ぐっすり眠れないじゃない」
枕とはもちろん才人の腕枕のことである。
才人はいっつもこんなんなら可愛いのになあ、などと口にはけ...
そして、今に至る。
才人は何の目的もなく、薄く雲がかかる二つの月光を眺めなが...
すると。
どこからともなく、調子っぱずれな歌声が聞こえてきた。
それは、例えるなら酔っ払いの歌う子守唄。
歌詞の内容はどうやら子守唄らしいのだが、妙に音程とリズム...
「…へったくそだなあ」
声質は悪くない。だがそれゆえに、余計に音程とリズムのずれ...
才人は、こんなへたくそな歌を歌う相手を一目見てやろう、と...
その歌声は、どうやら食堂から聞こえてくるようだった。
才人はまっすぐ食堂に向かう。
そこでは、恒例の、食堂に飾られた魔法小人形、アルヴィーた...
そして。
そのダンスの輪の少し外側で。
薄い緑色の髪をした、髪の長いアルヴィーが、歌を歌っていた。
どうやらへたくそな歌はこのアルヴィーが歌っているらしい。
才人は食堂に入っていく。
アルヴィーたちはそんな才人を気にも留めず、踊り続ける。
しかし。
その歌っていたアルヴィーは才人が食堂に入った瞬間に歌うの...
しかしその踊りはぎこちなく、すぐに他のアルヴィーにぶつか...
両手を前でじたばたさせながら、転ばないようにその歌い手ア...
「はわわわわわ」
そんな声すら聞こえてくるようだ。
…チョットマテ。
聞き間違いではなかった。
喋らないと思っていたアルヴィーが、目の前で今、声を出した。
才人はちょっと気になって、その歌い手アルヴィーに話しかけ...
「な、今歌ってたの、お前?」
話しかけられた歌い手アルヴィーはぎく!と一瞬動きを止め、...
「なあってば」
「し、しししししりません!私話せません!」
281 :教えて!魔法のリリック ◆mQKcT9WQPM :2007/11/07(水)...
あ。
言ってから、歌い手アルヴィーは両手に口を当ててしまった、...
「話せるじゃん」
「はわわ!気のせいです間違いですそれはきっと幻覚なんです...
そこまで言い切って、涙目で才人を見上げる歌い手アルヴィー。
…ちょっと可愛いかも。
「なんで隠すんだ?よかったら事情をはな」
「はわわわわ!どうしましょうバレちゃいました私きっと高額...
「聞けよ人の話」
才人の突っ込みが入るまで、その歌い手アルヴィーはくるくる...
歌い手アルヴィーには、名前があった。
彼女の名前は、サイレンと言う。
伝説の、船乗りを惑わす海の魔女の名前から付けられたと、彼...
その名前を付けたのは彼女の製作者で、また、意思と声を付与...
サイレンの製作者は彼女に歌う事を存在意義として与えた。
そして。
「…マスターは、私にへたくそな子守唄だけを教えてくださって...
才人の膝の上で、悲しそうにサイレンは話す。
どうやらあのへたくそな子守唄は、彼女の唯一のレパートリー...
「で、なんでこんなトコで歌ってるわけ」
「…私が目覚めたのは、つい先日のことなんです。
この建物の一角に、私は封じられていました。でも、その封...
魔法は永遠不滅のものではない。
彼女にかけられた『固定化』の呪文が期限を過ぎて解けたのだ...
そして才人は、もう一つの疑問をぶつけた。
「…で、へたくそって分かってるなら、どうして上手に歌わない...
「…私、聴いたとおりにしか歌えないんです」
どうやら、彼女は聞き取った歌を、そのまま再生するしか能が...
だから、あんなへたくそな歌になっていたのだ。
きっと彼女の製作者はよほどの音痴だったのだろう。
「…せめて譜面か歌のこもった道具でもあれば、もっと上手に歌...
サイレンが言うには、彼女の能力は『聞き取った歌を、そのま...
譜面の書かれた楽譜や、歌を再生できる魔法具やオルゴールな...
才人はふと、あることを思いつく。
そして、それを実行するべく、サイレンに提案した。
「俺と一緒に来れば、もっと上手に歌を歌えるかもよ」
「ほ、本当ですか?」
サイレンは、一も二もなく才人の提案を呑んだのだった。
282 :教えて!魔法のリリック ◆mQKcT9WQPM :2007/11/07(水)...
才人は、サイレンを連れて部屋に戻った。
部屋では、ネグリジェのルイズがまるで主人を待ちわびる仔猫...
「…早かったわね?」
しかし、自分が才人を待ち焦がれていたなんて思われるのは癪...
そんな所まで猫みたいなルイズに、才人はサイレンを紹介し、...
ルイズは聞き終わると、へーえ、と声をあげ、感心する。
「あなたのマスター、ずいぶん優秀なメイジみたいね?
これだけしっかりした人格を付与できるメイジなんてそうそ...
「…でも音痴なんです」
褒めるルイズにしかし、サイレンはそう言って顔を伏せる。
才人はそんなサイレンに元気出せよ、と声をかけ、そしてルイ...
「なあ、俺のノートパソコン知らない?」
「はぁ?のーとぱそこん?」
才人は、自分のノートパソコンに入っているMP3データが、ひょ...
ルイズは、どこかで聞いたその単語を思い出し。
「あ、あんたが元いた世界から持ってきたあの変な箱?」
「そそ、それそれ」
「あれ、シエスタがどっかに片付けてたと思うんだけど…私はわ...
「ちょっとまて、アレ俺んだぞ!」
「しょうがないじゃない!シエスタが勝手に片付けちゃったん...
喧嘩を始めた二人の間で、サイレンがおろおろしていると。
そこに、救いの女神がやってきた。
「はい、お夜食と寝酒お持ちしましたよー」
寝巻きのシエスタが、夜食と寝酒を入れたバスケットを持って...
シエスタはすぐに箪笥の奥にしまってあったノートパソコンを...
ちなみにシエスタにも事情を説明してある。
「私、アルヴィーの歌なんて聞くの初めてです!」
「私もそんなの聞いたことないわよ」
二人の少女は、ステージに見立てた机の上に立つサイレンの前...
「あ、あんまり期待しないでくださいよぅ…」
サイレンは期待に満ちた視線を浴びて、緊張したように縮こま...
才人はそんなサイレンに、ノートパソコンを開いて電源を入れ...
蜂の羽ばたきのような音を立て、ノートパソコンが立ち上がる。
「さ、こん中に歌が入ってるから、読んでみて」
光の点った画面をサイレンに向けて、才人は言う。
電子の異質な光に、サイレンと、ルイズとシエスタが見入る。
サイレンはキーボードの上に立って、ノートパソコンの画面に...
その手が触れた瞬間。
「…ふわ…!」
サイレンの目が開かれ、その身体に虹色の光が流れる。
283 :教えて!魔法のリリック ◆mQKcT9WQPM :2007/11/07(水)...
サイレンの目が開かれ、その身体に虹色の光が流れる。
「何?どうしたの?」
「大丈夫ですか?」
二人の少女の声に、しかしサイレンは応えない。
「…すごい…こんなに音が沢山…!」
蕩けたような表情でそう漏らすだけだ。
サイレンは、ノートパソコンから流れ込んでくる音のデータに...
そして、その儀式は5分もせずに終わった。サイレンの身体を包...
「どう?」
才人の質問に、サイレンはこくん、と頷く。
「ありがとうございます。沢山の歌が、私に刻まれました」
どうやら上手くいったらしい。
「これで、この子歌えるの?」
ルイズの質問に、才人ではなくサイレンが応えた。
「はい!いっぱい歌えます!」
元気いっぱい応えるサイレンに、今度はシエスタが語りかける。
「じゃあ、聞かせてくださいな。あなたの歌」
言ってシエスタは、ベッドのルイズが腰掛ける隣に腰掛ける。
ルイズは一瞬何かを言いたそうに口を動かしたが、すぐに口を...
ここで喧嘩してもしょーがないしね。
サイレンは、目の前の二人の観客に、こくんと頷く。
そして、才人を見上げて言った。
「えっと、どれを歌えばいいんでしょう?」
この『のーとぱそこん』に入っている歌は、元はといえばこの...
「いいよ、サイレンが気に入ったの歌って」
にっこり笑って才人は言った。
サイレンはその言葉に、こくんと頷くと。
「では、一番よく歌われていた歌を歌います」
へえ、パソコンの音楽再生の履歴まで読み込んだのか、すごい...
才人は感心するが。
…マテヨ?一番よくこのパソで再生したのって…。
すぐに後悔したが遅かった。
わたしはメイド あなたのメイド
掃除洗濯お料理 せっくす
あなたが望めばなんだってしちゃうわ♪
「まって、チョットマッテぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ...
次の日からしばらくの間、才人は、ゴミ虫の如き扱いを受ける...
#br
#br
#br
#br
#br
*おまけ*
だいたいこんな挿入歌
&flash(http://www.youtube.com/v/2r3zQa2Ekes&rel=1);
終了行:
280 :教えて!魔法のリリック ◆mQKcT9WQPM :2007/11/07(水)...
それは、月の綺麗な、ある夜の出来事だった。
才人はなんとなく夜の散歩をしたくなり、その旨を主人に伝え...
いつもならそんな事言い出そうものなら『また他の女と逢引?...
ところが今日は、才人が夜の散歩をしたい、と申し出ると。
「ん。好きにしていいわよ」
と、やっぱりちょっと不機嫌な顔で言ったのだ。
その後勿論、注釈が続く。
「行ってもいいけど、ちゃんと、朝までには戻ってきなさいよ。
…ま、枕がないと、ぐっすり眠れないじゃない」
枕とはもちろん才人の腕枕のことである。
才人はいっつもこんなんなら可愛いのになあ、などと口にはけ...
そして、今に至る。
才人は何の目的もなく、薄く雲がかかる二つの月光を眺めなが...
すると。
どこからともなく、調子っぱずれな歌声が聞こえてきた。
それは、例えるなら酔っ払いの歌う子守唄。
歌詞の内容はどうやら子守唄らしいのだが、妙に音程とリズム...
「…へったくそだなあ」
声質は悪くない。だがそれゆえに、余計に音程とリズムのずれ...
才人は、こんなへたくそな歌を歌う相手を一目見てやろう、と...
その歌声は、どうやら食堂から聞こえてくるようだった。
才人はまっすぐ食堂に向かう。
そこでは、恒例の、食堂に飾られた魔法小人形、アルヴィーた...
そして。
そのダンスの輪の少し外側で。
薄い緑色の髪をした、髪の長いアルヴィーが、歌を歌っていた。
どうやらへたくそな歌はこのアルヴィーが歌っているらしい。
才人は食堂に入っていく。
アルヴィーたちはそんな才人を気にも留めず、踊り続ける。
しかし。
その歌っていたアルヴィーは才人が食堂に入った瞬間に歌うの...
しかしその踊りはぎこちなく、すぐに他のアルヴィーにぶつか...
両手を前でじたばたさせながら、転ばないようにその歌い手ア...
「はわわわわわ」
そんな声すら聞こえてくるようだ。
…チョットマテ。
聞き間違いではなかった。
喋らないと思っていたアルヴィーが、目の前で今、声を出した。
才人はちょっと気になって、その歌い手アルヴィーに話しかけ...
「な、今歌ってたの、お前?」
話しかけられた歌い手アルヴィーはぎく!と一瞬動きを止め、...
「なあってば」
「し、しししししりません!私話せません!」
281 :教えて!魔法のリリック ◆mQKcT9WQPM :2007/11/07(水)...
あ。
言ってから、歌い手アルヴィーは両手に口を当ててしまった、...
「話せるじゃん」
「はわわ!気のせいです間違いですそれはきっと幻覚なんです...
そこまで言い切って、涙目で才人を見上げる歌い手アルヴィー。
…ちょっと可愛いかも。
「なんで隠すんだ?よかったら事情をはな」
「はわわわわ!どうしましょうバレちゃいました私きっと高額...
「聞けよ人の話」
才人の突っ込みが入るまで、その歌い手アルヴィーはくるくる...
歌い手アルヴィーには、名前があった。
彼女の名前は、サイレンと言う。
伝説の、船乗りを惑わす海の魔女の名前から付けられたと、彼...
その名前を付けたのは彼女の製作者で、また、意思と声を付与...
サイレンの製作者は彼女に歌う事を存在意義として与えた。
そして。
「…マスターは、私にへたくそな子守唄だけを教えてくださって...
才人の膝の上で、悲しそうにサイレンは話す。
どうやらあのへたくそな子守唄は、彼女の唯一のレパートリー...
「で、なんでこんなトコで歌ってるわけ」
「…私が目覚めたのは、つい先日のことなんです。
この建物の一角に、私は封じられていました。でも、その封...
魔法は永遠不滅のものではない。
彼女にかけられた『固定化』の呪文が期限を過ぎて解けたのだ...
そして才人は、もう一つの疑問をぶつけた。
「…で、へたくそって分かってるなら、どうして上手に歌わない...
「…私、聴いたとおりにしか歌えないんです」
どうやら、彼女は聞き取った歌を、そのまま再生するしか能が...
だから、あんなへたくそな歌になっていたのだ。
きっと彼女の製作者はよほどの音痴だったのだろう。
「…せめて譜面か歌のこもった道具でもあれば、もっと上手に歌...
サイレンが言うには、彼女の能力は『聞き取った歌を、そのま...
譜面の書かれた楽譜や、歌を再生できる魔法具やオルゴールな...
才人はふと、あることを思いつく。
そして、それを実行するべく、サイレンに提案した。
「俺と一緒に来れば、もっと上手に歌を歌えるかもよ」
「ほ、本当ですか?」
サイレンは、一も二もなく才人の提案を呑んだのだった。
282 :教えて!魔法のリリック ◆mQKcT9WQPM :2007/11/07(水)...
才人は、サイレンを連れて部屋に戻った。
部屋では、ネグリジェのルイズがまるで主人を待ちわびる仔猫...
「…早かったわね?」
しかし、自分が才人を待ち焦がれていたなんて思われるのは癪...
そんな所まで猫みたいなルイズに、才人はサイレンを紹介し、...
ルイズは聞き終わると、へーえ、と声をあげ、感心する。
「あなたのマスター、ずいぶん優秀なメイジみたいね?
これだけしっかりした人格を付与できるメイジなんてそうそ...
「…でも音痴なんです」
褒めるルイズにしかし、サイレンはそう言って顔を伏せる。
才人はそんなサイレンに元気出せよ、と声をかけ、そしてルイ...
「なあ、俺のノートパソコン知らない?」
「はぁ?のーとぱそこん?」
才人は、自分のノートパソコンに入っているMP3データが、ひょ...
ルイズは、どこかで聞いたその単語を思い出し。
「あ、あんたが元いた世界から持ってきたあの変な箱?」
「そそ、それそれ」
「あれ、シエスタがどっかに片付けてたと思うんだけど…私はわ...
「ちょっとまて、アレ俺んだぞ!」
「しょうがないじゃない!シエスタが勝手に片付けちゃったん...
喧嘩を始めた二人の間で、サイレンがおろおろしていると。
そこに、救いの女神がやってきた。
「はい、お夜食と寝酒お持ちしましたよー」
寝巻きのシエスタが、夜食と寝酒を入れたバスケットを持って...
シエスタはすぐに箪笥の奥にしまってあったノートパソコンを...
ちなみにシエスタにも事情を説明してある。
「私、アルヴィーの歌なんて聞くの初めてです!」
「私もそんなの聞いたことないわよ」
二人の少女は、ステージに見立てた机の上に立つサイレンの前...
「あ、あんまり期待しないでくださいよぅ…」
サイレンは期待に満ちた視線を浴びて、緊張したように縮こま...
才人はそんなサイレンに、ノートパソコンを開いて電源を入れ...
蜂の羽ばたきのような音を立て、ノートパソコンが立ち上がる。
「さ、こん中に歌が入ってるから、読んでみて」
光の点った画面をサイレンに向けて、才人は言う。
電子の異質な光に、サイレンと、ルイズとシエスタが見入る。
サイレンはキーボードの上に立って、ノートパソコンの画面に...
その手が触れた瞬間。
「…ふわ…!」
サイレンの目が開かれ、その身体に虹色の光が流れる。
283 :教えて!魔法のリリック ◆mQKcT9WQPM :2007/11/07(水)...
サイレンの目が開かれ、その身体に虹色の光が流れる。
「何?どうしたの?」
「大丈夫ですか?」
二人の少女の声に、しかしサイレンは応えない。
「…すごい…こんなに音が沢山…!」
蕩けたような表情でそう漏らすだけだ。
サイレンは、ノートパソコンから流れ込んでくる音のデータに...
そして、その儀式は5分もせずに終わった。サイレンの身体を包...
「どう?」
才人の質問に、サイレンはこくん、と頷く。
「ありがとうございます。沢山の歌が、私に刻まれました」
どうやら上手くいったらしい。
「これで、この子歌えるの?」
ルイズの質問に、才人ではなくサイレンが応えた。
「はい!いっぱい歌えます!」
元気いっぱい応えるサイレンに、今度はシエスタが語りかける。
「じゃあ、聞かせてくださいな。あなたの歌」
言ってシエスタは、ベッドのルイズが腰掛ける隣に腰掛ける。
ルイズは一瞬何かを言いたそうに口を動かしたが、すぐに口を...
ここで喧嘩してもしょーがないしね。
サイレンは、目の前の二人の観客に、こくんと頷く。
そして、才人を見上げて言った。
「えっと、どれを歌えばいいんでしょう?」
この『のーとぱそこん』に入っている歌は、元はといえばこの...
「いいよ、サイレンが気に入ったの歌って」
にっこり笑って才人は言った。
サイレンはその言葉に、こくんと頷くと。
「では、一番よく歌われていた歌を歌います」
へえ、パソコンの音楽再生の履歴まで読み込んだのか、すごい...
才人は感心するが。
…マテヨ?一番よくこのパソで再生したのって…。
すぐに後悔したが遅かった。
わたしはメイド あなたのメイド
掃除洗濯お料理 せっくす
あなたが望めばなんだってしちゃうわ♪
「まって、チョットマッテぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ...
次の日からしばらくの間、才人は、ゴミ虫の如き扱いを受ける...
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*おまけ*
だいたいこんな挿入歌
&flash(http://www.youtube.com/v/2r3zQa2Ekes&rel=1);
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