ゼロの使い魔保管庫
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開始行:
「本当に……行くのか?」
マルトーはシエスタの肩を揺する。シエスタは硬い表情なが...
彼女の手にはラ・ヴァリエール公爵からの要請状が握られてい...
「ラ・ヴァリエール公と言えばちょうどシエスタの両親と同じ...
マルトーの言葉にシエスタは悲しげに、だが小さく噴き出し...
「私、サイトさんに仕えていたときにはミス・ヴァリエールの...
言いつつもシエスタ自身も不安を感じてはいる。ただ、それ...
それでもシエスタは小指を見つめて思った。
(サイトさんに、お願いされたし)
ルイズと友達でいてくれ。サイトが地球に帰ったときに言っ...
シエスタは使い慣れたメイド仕事道具一式を背中に背負うと...
#br
ラ・ヴァリエール邸に着くと、メイド長とともにシエスタを...
「本当に待っていたわ、シエスタさん」
学院の生徒たちとは違う、しっかりした貴族の女性に声を掛...
「そんなの当然よ。あなたにはとても大変なお仕事をしてもら...
シエスタは唾を飲んでカトレアを見つめる。カトレアは言っ...
「私はたまに覗くけど、もうお父様、お母様もルイズのこと……...
カトレアはシエスタを案内する。数人のメイドと執事に哀れ...
「ルイズ、新しいメイドさん」
カトレアが部屋の前で声を掛けると、ドアがぎしり、と鳴る...
「たぶん、ルイズがそんなに、嫌いにならない人だと思うの」
少しの沈黙を挟んで、暗い声が聞こえる。
「死ぬわよそいつ。いや、一緒に死んでもらおうかしら」
再び爆音が鳴って、そして静まる。シエスタはうなずいて小...
「今日からお世話させていただきます」
「また生贄が来たの?」
「生贄じゃありません。馬鹿で根性なしで貧乳のお嬢様のお世...
部屋の奥、ベッドの上で息を飲む気配を感じる。シエスタは...
「ミス・ヴァリエール。お久しぶりです」
「……シエスタ?」
闇に目が慣れてくる。目の前のルイズは少し大人になり、体...
「私に仕えたら、人生終わるわよ。引きこもりだし、苛立ち紛...
シエスタは頬を膨らませて言った。
「それでも家に引き篭もってられるだけいいご身分です!私な...
ルイズは手を振ってカーテンを指差した。シエスタはカーテ...
「これ、高級なのよ。外からは普通の窓にしか見えないの。扉...
シエスタは息を呑む。ルイズが顔を上げた。
「暴れたんだ。サイトに会いたいって異世界に行く道探すって...
「ミス・ヴァリエール……」
「反省しろとか言われて、そのときにまたサイトの悪口。暴れ...
シエスタはルイズの肩に手をかける。ルイズは手を振って叫...
「あんたも早く逃げて!私また、馬鹿やるから!それに私につ...
再びシエスタはルイズの肩を抱き寄せる。ルイズは再び振り...
「サイトが、大事にしてた、メイドを傷つけるのだけは、やな...
ぱちん。ルイズの頬が鳴った。ルイズは呆然とする。シエス...
「情けないです」
ルイズはぼんやりとシエスタを見上げる。シエスタは言葉を...
「情けないです!私も、アンリエッタ陛下もティファニアさん...
「……え」
「サイトさんが地球にお帰りになった際、私たち各々サイトさ...
ルイズの目が大きく見開かれる。シエスタは無視するように...
「なのにあなたは、サイトさんに抱きしめてもらって。キスし...
ルイズは目を目を落とす。シエスタは言った。
「今日すぐ、なんて言いません。でもこのまま座敷牢にいるな...
やっとルイズは7年ぶりにかすかな笑みを浮かべた。
#br
「すごいわよね、あの子」
「もしかして実は没落貴族で水魔法が使えるとか?」
「モンモランシ家の当主にまでお願いして治せなかった病なの...
一年後。ラ・ヴァリエール家の魔法と関わらない事務の多く...
だが同時に二人、とくにシエスタには悪い噂がつきまとって...
「でもあの子、妾でしょ」
メイドたちがうなずく。一人は吐く真似をして言う。
「公爵様とか、他の貴族で老人とかぶ男なら我慢できるけど私...
「プライドとかないの?それとも変態同士だからいいわけ?」
くすくすと笑う。変態メイド、と陰で笑われているのはシエ...
「シエスタ、今夜」
ルイズが上目遣いでシエスタの胸元を見て囁く。シエスタは...
月の日が近づくと狂いそうなほどうずくらしい。これだけは...
「シエスタ……」
荒い息でルイズが体を寄せる。その趣味はないシエスタは身...
下着を脱がせて手を股間の茂みに潜らせる。既に湿りを帯び...
「シエスタ……サイトぉ」
ルイズの頭の中ではシエスタの舌はサイトの舌になっている...
牝の匂いが鼻をつく。シエスタはルイズの太股に歯を立てた。
「いっ!シエスタぁ……くふん」
中から蜜が流れる。口で受け止め、そっとベッドに吐き出す...
「あふ、もっと、奥、舐めて」
シエスタは中心に舌を這わせる。マルトーの心配を思い出し...
「食べて、私のこと、食べて」
ルイズの言葉に、アヌスと尻を嬲る。ルイズの声が室内に響...
窓から二つの月が見えた。ふと、座敷牢に閉じ込められたの...
#br
いつもの行為が終わり、ルイズは気だるげに窓の外を眺めて...
「ごめん」
シエスタは身支度を整えて頭を振り、そして言う。
「それほど嫌なら、お断りしていますよ」
「嘘。あなた終わった後……吐いてる日もある……ごめん。本当に...
シエスタはルイズの頭を叩き、そして背中から抱きしめて言...
「今は……リハビリですよ。ただ、ちょっとこの部屋の壁は薄い...
ルイズはうん、と小さくうなずいた。と、ルイズは急に立ち...
「まさか、あれって!」
ルイズは「始祖の書」に飛びつき、狂ったように読み始めた...
「この呪文の意味、わかった!」
シエスタはルイズの顔を見つめる。ルイズはきゃっきゃとは...
「何を、するんですか」
「壁、壊すの!」
シエスタが怒鳴ろうとするとルイズは笑って言った。
「『世界破壊呪』。恐ろしい魔法だと思ってた。実際怖い魔法...
ルイズは狂ったように呪文を唱え始める。慎重に、と叫ぶシ...
(凄いわ。これは本当、いけるかもしれない)
部屋が発光を始める。周囲に魔法学者がいたら王室にトリス...
最後の呪文を唱える。禍々しい闇の裂け目が空中に現れる。...
「サイト……サイト、会いたい、会いたいの。会いたかった、早...
部屋が暴発し、ヴァリエール邸の3分の1が消滅した。
#br
「呼ばれて飛び出てなんとやら、じゃねえーか、なあ相棒!」
ふざけた声が土煙の中に聞こえる。シエスタは埃を払って土...
「サイト、様?」
ルイズが独占欲の塊の目でシエスタを睨む。ああ、戻ったん...
「やっと営業ノルマいけるって思ってたら……ハルケギニア?」
「サイトぉ……」
ルイズはいきなりサイトの唇を奪った。周りの視線も構わず...
「俺、こっちで仕事あるかな。向こうじゃ一人暮らしだから仕...
「ルイズ様の騎士・助手が欲しいところです。あと」
シエスタがルイズに目を向ける。ルイズは一瞬口を尖らせて...
「トリステイン貴族としては私そろそろ行き遅れが目の前で……...
シエスタはルイズの頬をつねって言った。
「今までの埋め合わせ、ちゃんとして下さいね」
ルイズは笑って答えた。
「サイト以外の褒美なら、何でも」
終了行:
「本当に……行くのか?」
マルトーはシエスタの肩を揺する。シエスタは硬い表情なが...
彼女の手にはラ・ヴァリエール公爵からの要請状が握られてい...
「ラ・ヴァリエール公と言えばちょうどシエスタの両親と同じ...
マルトーの言葉にシエスタは悲しげに、だが小さく噴き出し...
「私、サイトさんに仕えていたときにはミス・ヴァリエールの...
言いつつもシエスタ自身も不安を感じてはいる。ただ、それ...
それでもシエスタは小指を見つめて思った。
(サイトさんに、お願いされたし)
ルイズと友達でいてくれ。サイトが地球に帰ったときに言っ...
シエスタは使い慣れたメイド仕事道具一式を背中に背負うと...
#br
ラ・ヴァリエール邸に着くと、メイド長とともにシエスタを...
「本当に待っていたわ、シエスタさん」
学院の生徒たちとは違う、しっかりした貴族の女性に声を掛...
「そんなの当然よ。あなたにはとても大変なお仕事をしてもら...
シエスタは唾を飲んでカトレアを見つめる。カトレアは言っ...
「私はたまに覗くけど、もうお父様、お母様もルイズのこと……...
カトレアはシエスタを案内する。数人のメイドと執事に哀れ...
「ルイズ、新しいメイドさん」
カトレアが部屋の前で声を掛けると、ドアがぎしり、と鳴る...
「たぶん、ルイズがそんなに、嫌いにならない人だと思うの」
少しの沈黙を挟んで、暗い声が聞こえる。
「死ぬわよそいつ。いや、一緒に死んでもらおうかしら」
再び爆音が鳴って、そして静まる。シエスタはうなずいて小...
「今日からお世話させていただきます」
「また生贄が来たの?」
「生贄じゃありません。馬鹿で根性なしで貧乳のお嬢様のお世...
部屋の奥、ベッドの上で息を飲む気配を感じる。シエスタは...
「ミス・ヴァリエール。お久しぶりです」
「……シエスタ?」
闇に目が慣れてくる。目の前のルイズは少し大人になり、体...
「私に仕えたら、人生終わるわよ。引きこもりだし、苛立ち紛...
シエスタは頬を膨らませて言った。
「それでも家に引き篭もってられるだけいいご身分です!私な...
ルイズは手を振ってカーテンを指差した。シエスタはカーテ...
「これ、高級なのよ。外からは普通の窓にしか見えないの。扉...
シエスタは息を呑む。ルイズが顔を上げた。
「暴れたんだ。サイトに会いたいって異世界に行く道探すって...
「ミス・ヴァリエール……」
「反省しろとか言われて、そのときにまたサイトの悪口。暴れ...
シエスタはルイズの肩に手をかける。ルイズは手を振って叫...
「あんたも早く逃げて!私また、馬鹿やるから!それに私につ...
再びシエスタはルイズの肩を抱き寄せる。ルイズは再び振り...
「サイトが、大事にしてた、メイドを傷つけるのだけは、やな...
ぱちん。ルイズの頬が鳴った。ルイズは呆然とする。シエス...
「情けないです」
ルイズはぼんやりとシエスタを見上げる。シエスタは言葉を...
「情けないです!私も、アンリエッタ陛下もティファニアさん...
「……え」
「サイトさんが地球にお帰りになった際、私たち各々サイトさ...
ルイズの目が大きく見開かれる。シエスタは無視するように...
「なのにあなたは、サイトさんに抱きしめてもらって。キスし...
ルイズは目を目を落とす。シエスタは言った。
「今日すぐ、なんて言いません。でもこのまま座敷牢にいるな...
やっとルイズは7年ぶりにかすかな笑みを浮かべた。
#br
「すごいわよね、あの子」
「もしかして実は没落貴族で水魔法が使えるとか?」
「モンモランシ家の当主にまでお願いして治せなかった病なの...
一年後。ラ・ヴァリエール家の魔法と関わらない事務の多く...
だが同時に二人、とくにシエスタには悪い噂がつきまとって...
「でもあの子、妾でしょ」
メイドたちがうなずく。一人は吐く真似をして言う。
「公爵様とか、他の貴族で老人とかぶ男なら我慢できるけど私...
「プライドとかないの?それとも変態同士だからいいわけ?」
くすくすと笑う。変態メイド、と陰で笑われているのはシエ...
「シエスタ、今夜」
ルイズが上目遣いでシエスタの胸元を見て囁く。シエスタは...
月の日が近づくと狂いそうなほどうずくらしい。これだけは...
「シエスタ……」
荒い息でルイズが体を寄せる。その趣味はないシエスタは身...
下着を脱がせて手を股間の茂みに潜らせる。既に湿りを帯び...
「シエスタ……サイトぉ」
ルイズの頭の中ではシエスタの舌はサイトの舌になっている...
牝の匂いが鼻をつく。シエスタはルイズの太股に歯を立てた。
「いっ!シエスタぁ……くふん」
中から蜜が流れる。口で受け止め、そっとベッドに吐き出す...
「あふ、もっと、奥、舐めて」
シエスタは中心に舌を這わせる。マルトーの心配を思い出し...
「食べて、私のこと、食べて」
ルイズの言葉に、アヌスと尻を嬲る。ルイズの声が室内に響...
窓から二つの月が見えた。ふと、座敷牢に閉じ込められたの...
#br
いつもの行為が終わり、ルイズは気だるげに窓の外を眺めて...
「ごめん」
シエスタは身支度を整えて頭を振り、そして言う。
「それほど嫌なら、お断りしていますよ」
「嘘。あなた終わった後……吐いてる日もある……ごめん。本当に...
シエスタはルイズの頭を叩き、そして背中から抱きしめて言...
「今は……リハビリですよ。ただ、ちょっとこの部屋の壁は薄い...
ルイズはうん、と小さくうなずいた。と、ルイズは急に立ち...
「まさか、あれって!」
ルイズは「始祖の書」に飛びつき、狂ったように読み始めた...
「この呪文の意味、わかった!」
シエスタはルイズの顔を見つめる。ルイズはきゃっきゃとは...
「何を、するんですか」
「壁、壊すの!」
シエスタが怒鳴ろうとするとルイズは笑って言った。
「『世界破壊呪』。恐ろしい魔法だと思ってた。実際怖い魔法...
ルイズは狂ったように呪文を唱え始める。慎重に、と叫ぶシ...
(凄いわ。これは本当、いけるかもしれない)
部屋が発光を始める。周囲に魔法学者がいたら王室にトリス...
最後の呪文を唱える。禍々しい闇の裂け目が空中に現れる。...
「サイト……サイト、会いたい、会いたいの。会いたかった、早...
部屋が暴発し、ヴァリエール邸の3分の1が消滅した。
#br
「呼ばれて飛び出てなんとやら、じゃねえーか、なあ相棒!」
ふざけた声が土煙の中に聞こえる。シエスタは埃を払って土...
「サイト、様?」
ルイズが独占欲の塊の目でシエスタを睨む。ああ、戻ったん...
「やっと営業ノルマいけるって思ってたら……ハルケギニア?」
「サイトぉ……」
ルイズはいきなりサイトの唇を奪った。周りの視線も構わず...
「俺、こっちで仕事あるかな。向こうじゃ一人暮らしだから仕...
「ルイズ様の騎士・助手が欲しいところです。あと」
シエスタがルイズに目を向ける。ルイズは一瞬口を尖らせて...
「トリステイン貴族としては私そろそろ行き遅れが目の前で……...
シエスタはルイズの頬をつねって言った。
「今までの埋め合わせ、ちゃんとして下さいね」
ルイズは笑って答えた。
「サイト以外の褒美なら、何でも」
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