ゼロの使い魔保管庫
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446 名前: サイトの後悔〜因果応報編〜 [sage] 投稿日: 200...
気持ちのいい朝。小鳥の鳴く声をBGMに、サイトはベッド...
物憂げな様子で何度も窓の外を見ては、ため息を何度もつい...
実際、サイトは憂鬱であった。朝食も、食欲が無いと言って...
無理しないでね? サイト。
そう言って覗き込んできたルイズはとても可愛くて、普段な...
「お兄ちゃん……か……」
ぼんやりと、雪風と呼ばれる少女が言ってきた言葉を呟く。
あの時、サイトはタバサを抱いてしまった。本人が望んでい...
セーラー服姿のタバサ。
反則だった。
お兄ちゃん、と呼んでくるタバサ。
魅力的だった。
「俺ってロリコンなのか?」
サイトが憂鬱の理由。それは、タバサを抱いてしまったとい...
俺はロリコンじゃない! と声高に宣言したかったが、タバ...
とりあえず洗濯でもして忘れようと思い、ルイズが散らかし...
タバサの柔らかさ、感触、声、香り。その全てがサイトの脳...
駄目だな、俺。
ロリコンなのかもしれない、という思いがサイトに嫌な汗を...
しかし、サイトの思いも汗も、甘い毒の誘惑を振りほどける...
タバサの声は、天国へと誘う天使の調べ。
タバサの姿は、理性を狂わす狂気の花。
タバサの感触は……ええい! やめろサイト! 勃ってしまう!
やっとの思いで思考を中断するが、時既に遅し。サイトの愚...
ああ、やばいなぁ。
思わず、手に持っている布で顔を隠してしまう。なんとなく...
そして開かれる扉。朝食を食べ終えたルイズが、戻ってきた...
「サ……サイト?」
ああ、死んだな、俺。
直感がそう告げる。サイトが手に持っているのは、いつも洗...
このあとに待ち受けているのは、容易に想像できる。折檻折...
鞭で叩かれ、虚無で吹き飛ばされ、蹴り飛ばされる。いつも...
今回は、少々どころではなさそうだ。いつもの三倍の折檻で...
覚悟を決めたサイト。しかし、そんなサイトの予想とは正反...
447 名前: サイトの後悔〜因果応報編〜 [sage] 投稿日: 200...
「も、もう……しょうがないわね……」
はい? 今何と?
予想外のルイズの言葉に、目を丸くするサイト。そんなサイ...
「か、勘違いしないことね! 使い魔の管理は主人の義務! ...
今の状況は、ルイズのパンツを片手に、愚息を勃てている使...
吹き飛ばされてもおかしくない状況なのに、それが来ない。
「そ、それに……あんたが他の女の子を襲ったりしたら私の名誉...
ごめんなさい、ご主人様。それもう手遅れです。でも、タバ...
そんなことを考えながら、サイトはボンヤリとルイズを見つ...
待て、サイト。待つんだ。これ以上の暴走は許されない。
しかし、鋼の自制心がその暴走に歯止めをかける。鋼鉄の意...
よし、いいぞ俺!
サイトは心の中でガッツポーズだ。
「サ、サイトが他の子を襲わないように……」
なんというか、この状況はひどくまずい。こっちは既にやる...
「ごめん! ルイズ!」
パンツを放り出すと、勃っている愚息を気にせずにサイトが...
「あ、待ちなさい!」
しかし、ルイズもさすがである。素早い動きで折檻から逃れ...
サイトが部屋の扉を開けて廊下に出ようとする頃には、ルイ...
「ねえ、そんなに嫌なの? 逃げ出したくなるくらい、私が嫌...
そうじゃない。そうじゃないです! ただ! 今ここであな...
とは言えず、お茶を濁すサイト。その様子に、ルイズが寂し...
「そうよね、こんな幼児体型の私だもん。こんな私に迫られて...
そうじゃない、と必死に否定するが、ルイズの気持ちは固く...
ああ、どうしようかと悩んでいるところに聞こえてくる足音...
結果的には、まずかったです。
「……」
無言で見下ろしてくる雪風のタバサ嬢の視線が痛い。どんな...
サイトとルイズはその視線に背筋が凍るような思いをする。...
「……また、してね。お兄ちゃん」
それだけ告げると、タバサはさっさと歩き去ってしまった。
そこに残されたのは、二人だけ。哀れな使い魔とその主人で...
「あああああああんたタバサに何したのよおおおおおお!!!...
その答えは言えるはずもなく……。
その場にサイトの悲鳴が響き渡った。
終了行:
446 名前: サイトの後悔〜因果応報編〜 [sage] 投稿日: 200...
気持ちのいい朝。小鳥の鳴く声をBGMに、サイトはベッド...
物憂げな様子で何度も窓の外を見ては、ため息を何度もつい...
実際、サイトは憂鬱であった。朝食も、食欲が無いと言って...
無理しないでね? サイト。
そう言って覗き込んできたルイズはとても可愛くて、普段な...
「お兄ちゃん……か……」
ぼんやりと、雪風と呼ばれる少女が言ってきた言葉を呟く。
あの時、サイトはタバサを抱いてしまった。本人が望んでい...
セーラー服姿のタバサ。
反則だった。
お兄ちゃん、と呼んでくるタバサ。
魅力的だった。
「俺ってロリコンなのか?」
サイトが憂鬱の理由。それは、タバサを抱いてしまったとい...
俺はロリコンじゃない! と声高に宣言したかったが、タバ...
とりあえず洗濯でもして忘れようと思い、ルイズが散らかし...
タバサの柔らかさ、感触、声、香り。その全てがサイトの脳...
駄目だな、俺。
ロリコンなのかもしれない、という思いがサイトに嫌な汗を...
しかし、サイトの思いも汗も、甘い毒の誘惑を振りほどける...
タバサの声は、天国へと誘う天使の調べ。
タバサの姿は、理性を狂わす狂気の花。
タバサの感触は……ええい! やめろサイト! 勃ってしまう!
やっとの思いで思考を中断するが、時既に遅し。サイトの愚...
ああ、やばいなぁ。
思わず、手に持っている布で顔を隠してしまう。なんとなく...
そして開かれる扉。朝食を食べ終えたルイズが、戻ってきた...
「サ……サイト?」
ああ、死んだな、俺。
直感がそう告げる。サイトが手に持っているのは、いつも洗...
このあとに待ち受けているのは、容易に想像できる。折檻折...
鞭で叩かれ、虚無で吹き飛ばされ、蹴り飛ばされる。いつも...
今回は、少々どころではなさそうだ。いつもの三倍の折檻で...
覚悟を決めたサイト。しかし、そんなサイトの予想とは正反...
447 名前: サイトの後悔〜因果応報編〜 [sage] 投稿日: 200...
「も、もう……しょうがないわね……」
はい? 今何と?
予想外のルイズの言葉に、目を丸くするサイト。そんなサイ...
「か、勘違いしないことね! 使い魔の管理は主人の義務! ...
今の状況は、ルイズのパンツを片手に、愚息を勃てている使...
吹き飛ばされてもおかしくない状況なのに、それが来ない。
「そ、それに……あんたが他の女の子を襲ったりしたら私の名誉...
ごめんなさい、ご主人様。それもう手遅れです。でも、タバ...
そんなことを考えながら、サイトはボンヤリとルイズを見つ...
待て、サイト。待つんだ。これ以上の暴走は許されない。
しかし、鋼の自制心がその暴走に歯止めをかける。鋼鉄の意...
よし、いいぞ俺!
サイトは心の中でガッツポーズだ。
「サ、サイトが他の子を襲わないように……」
なんというか、この状況はひどくまずい。こっちは既にやる...
「ごめん! ルイズ!」
パンツを放り出すと、勃っている愚息を気にせずにサイトが...
「あ、待ちなさい!」
しかし、ルイズもさすがである。素早い動きで折檻から逃れ...
サイトが部屋の扉を開けて廊下に出ようとする頃には、ルイ...
「ねえ、そんなに嫌なの? 逃げ出したくなるくらい、私が嫌...
そうじゃない。そうじゃないです! ただ! 今ここであな...
とは言えず、お茶を濁すサイト。その様子に、ルイズが寂し...
「そうよね、こんな幼児体型の私だもん。こんな私に迫られて...
そうじゃない、と必死に否定するが、ルイズの気持ちは固く...
ああ、どうしようかと悩んでいるところに聞こえてくる足音...
結果的には、まずかったです。
「……」
無言で見下ろしてくる雪風のタバサ嬢の視線が痛い。どんな...
サイトとルイズはその視線に背筋が凍るような思いをする。...
「……また、してね。お兄ちゃん」
それだけ告げると、タバサはさっさと歩き去ってしまった。
そこに残されたのは、二人だけ。哀れな使い魔とその主人で...
「あああああああんたタバサに何したのよおおおおおお!!!...
その答えは言えるはずもなく……。
その場にサイトの悲鳴が響き渡った。
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