ゼロの使い魔保管庫
[
トップ
] [
新規
|
一覧
|
単語検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
開始行:
「全くあんた、最低ね」
モンモランシーはルイズの頼みに顔をしかめた。それでもル...
「お願い!もうすぐサイトが帰ってきちゃうから!」
はあ、と溜息をついてモンモランシーは棚に並んだ香水瓶を...
「言っとくけど、臭いってのは普通消せないものなの。香水は...
う、とルイズはうめき声を上げる。モンモランシーは煤で汚...
「で、部屋にぶちまけた失敗料理って何なの」
「最近サイトのこと働かせ過ぎたなとか、牛乳女に出来て私に...
モンモランシーが眉をひそめてさらに中身を問い詰めると、...
「ビーフシチューをアレンジしようと思ったのよ。牛のヒレ肉...
「それで?」
「コリアンダーとミントとシナモンと紅茶とニンニクとブルー...
モンモランシーは調合を考えるメモ用紙を握りしめて言った。
「で、味も香りのバランスも考えないで手当たり次第ぶち込ん...
「手当たり次第なんかじゃないわよ!」
怒るルイズにモンモランシーは冷静に返す。
「何なら今すぐ厨房のコック長の……マルトーだっけ?訊いてみ...
う、と再びルイズは黙り込む。モンモランシーははあ、と溜...
「とにかくそんな変な部屋に普通に香水撒いたって全然駄目ね...
ぶつぶつとモンモランシーは呟いて何やら書きあげると、今...
小鍋の中身が青く発光し、うっすらと飴色の液体が鍋いっぱ...
「さ、撒きに行くわよ。これ持って」
手渡された円筒形の筒には、キュルケの流麗な文字で「ぴか...
蓋を開けて鍋の中身をこぽこぽと入れ、最後にいきなりルイ...
「何すんの!」
「最後の仕上げよ」
淡々とした調子でモンモランシーはルイズの髪の毛を消臭ク...
#br
モンモランシーが室内に消臭クンで臭い消し薬を噴霧するた...
くんくん、とルイズは部屋の真ん中に立って鼻をひくつかせ...
「ただいまー」
部屋のドアを開けたサイトは鼻をひくひくさせる。ルイズは...
「薔薇?」
「そそそそうなの。モンモランシーが新しい香水をくれてそれ...
ふうん、とサイトは言い、なんか安っぽいな、と呟く。ルイ...
「でも何か、何だろ。ちょっと汗くさい?」
サイトはベッドに腰かけ、再び鼻をひくつかせると何故か顔...
「どどどどしたの?疲れた?」
「なんかこの部屋さ、その」
「ああああんたほんと、くんくんくんくんして犬みたいじゃな...
「だってさあ」
言ってサイトはくんくんと鼻をひくつかせて次第にルイズへ...
「ルイズの、匂い」
サイトの手がいきなりルイズの体に回った。え、と反発する...
「わりい。何だか、我慢できねえ」
「あああああんた!」
だがサイトの手はいやらしい場所に伸びるわけでもなく、単...
「あー、何だか安心する」
「そ、そう?」
ルイズもぎゅっとしてやる。くんくん、というサイトの鼻息...
ちゅっ、ちゅっ、と音を立ててキスをするとサイトの体から...
サイトは、私のもの。
呟いて顔中にキスしてしまう。そうっと頭を撫でてやって。...
「サイト……」
小さく寝息を立て始めたサイトをじっくりと眺めて、まだ夜...
#br
「男はかなりの割合で好きな女の匂いフェチ、っと」
モンモランシーは使い魔の報告を聞い取りメモ帳に記入する...
「今夜はギーシュ、暇だったわね」
そして飴色の液体に自分の金髪を放り込むと、にんまりと笑...
#br
#br
<投下時から一部修正(by かくてる, 2007-12-02T23:15+09:00...
終了行:
「全くあんた、最低ね」
モンモランシーはルイズの頼みに顔をしかめた。それでもル...
「お願い!もうすぐサイトが帰ってきちゃうから!」
はあ、と溜息をついてモンモランシーは棚に並んだ香水瓶を...
「言っとくけど、臭いってのは普通消せないものなの。香水は...
う、とルイズはうめき声を上げる。モンモランシーは煤で汚...
「で、部屋にぶちまけた失敗料理って何なの」
「最近サイトのこと働かせ過ぎたなとか、牛乳女に出来て私に...
モンモランシーが眉をひそめてさらに中身を問い詰めると、...
「ビーフシチューをアレンジしようと思ったのよ。牛のヒレ肉...
「それで?」
「コリアンダーとミントとシナモンと紅茶とニンニクとブルー...
モンモランシーは調合を考えるメモ用紙を握りしめて言った。
「で、味も香りのバランスも考えないで手当たり次第ぶち込ん...
「手当たり次第なんかじゃないわよ!」
怒るルイズにモンモランシーは冷静に返す。
「何なら今すぐ厨房のコック長の……マルトーだっけ?訊いてみ...
う、と再びルイズは黙り込む。モンモランシーははあ、と溜...
「とにかくそんな変な部屋に普通に香水撒いたって全然駄目ね...
ぶつぶつとモンモランシーは呟いて何やら書きあげると、今...
小鍋の中身が青く発光し、うっすらと飴色の液体が鍋いっぱ...
「さ、撒きに行くわよ。これ持って」
手渡された円筒形の筒には、キュルケの流麗な文字で「ぴか...
蓋を開けて鍋の中身をこぽこぽと入れ、最後にいきなりルイ...
「何すんの!」
「最後の仕上げよ」
淡々とした調子でモンモランシーはルイズの髪の毛を消臭ク...
#br
モンモランシーが室内に消臭クンで臭い消し薬を噴霧するた...
くんくん、とルイズは部屋の真ん中に立って鼻をひくつかせ...
「ただいまー」
部屋のドアを開けたサイトは鼻をひくひくさせる。ルイズは...
「薔薇?」
「そそそそうなの。モンモランシーが新しい香水をくれてそれ...
ふうん、とサイトは言い、なんか安っぽいな、と呟く。ルイ...
「でも何か、何だろ。ちょっと汗くさい?」
サイトはベッドに腰かけ、再び鼻をひくつかせると何故か顔...
「どどどどしたの?疲れた?」
「なんかこの部屋さ、その」
「ああああんたほんと、くんくんくんくんして犬みたいじゃな...
「だってさあ」
言ってサイトはくんくんと鼻をひくつかせて次第にルイズへ...
「ルイズの、匂い」
サイトの手がいきなりルイズの体に回った。え、と反発する...
「わりい。何だか、我慢できねえ」
「あああああんた!」
だがサイトの手はいやらしい場所に伸びるわけでもなく、単...
「あー、何だか安心する」
「そ、そう?」
ルイズもぎゅっとしてやる。くんくん、というサイトの鼻息...
ちゅっ、ちゅっ、と音を立ててキスをするとサイトの体から...
サイトは、私のもの。
呟いて顔中にキスしてしまう。そうっと頭を撫でてやって。...
「サイト……」
小さく寝息を立て始めたサイトをじっくりと眺めて、まだ夜...
#br
「男はかなりの割合で好きな女の匂いフェチ、っと」
モンモランシーは使い魔の報告を聞い取りメモ帳に記入する...
「今夜はギーシュ、暇だったわね」
そして飴色の液体に自分の金髪を放り込むと、にんまりと笑...
#br
#br
<投下時から一部修正(by かくてる, 2007-12-02T23:15+09:00...
ページ名: