ゼロの使い魔保管庫
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493 :せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2008/01/01(火) 00:03:46 ...
「サイトー?掃除終わったぁー?」
才人を呼んだのは彼の主人。
昼下がりの陽光を背に、格納庫の入り口に立つ。
才人は主人の呼ぶ声に応じる。
「あー、あとはこのガラクタ片付けるだけだよ」
言って才人は目の前に並べられた魔法具を箱に放り込み、棚の...
その箱の中から、ガラスの試験管だけを、ポケットに忍ばせる。
とりあえず、これが一番使用期限が短そうだったからだ。効能...
ルイズはそれに気付かず、入り口から才人に呼びかける。
「じゃあ、早くなさい。私の部屋の箪笥、戻すの手伝ってもら...
さも当然の事であるかのように、腰に手を当ててルイズは言う。
才人はしょうがねえなあ、ともはや諦めの境地で、ルイズに従...
部屋に戻ると、早速、シエスタと一緒に洋服箪笥を動かすこと...
「これ、どうやって動かしたんだ?」
ルイズとシエスタが力を合わせてもこの箪笥は動かない。
才人の疑問も当然と言えた。
その疑問に、ルイズが応える。
「…なんか、シルフィードが来てね。『かくまってほしいの!』...
また、何かタバサを怒らせる事でも言ったのだろうか。
そして、シエスタがそのルイズの言葉を継いだ。
「でも、ミス・ヴァリエールがあんまりこき使うもんだから、...
「全く。ちょっと本棚の移動と本の整理と服の整理と窓掃除と...
…それは、大掃除のほとんど全部なのではないだろうか。
ルイズは何やったんだよ、と思わず突っ込みそうになったが、...
つまらない事でルイズの機嫌を損ねては、毎度のパターンに陥...
才人だって学習はするのだ。
「の、わりには毎回吹っ飛ばされてんよな相棒」
立てかけられたデルフリンガーの容赦ない突っ込みは華麗にス...
才人はルイズの指示に従い、シエスタと一緒に箪笥を元の位置...
そして、調度品を元の位置へ戻し、ゴミを纏める。
シエスタはズダ袋に纏められたゴミを担いで、言った。
「それじゃ、私ゴミ片付けて、厨房と宿舎の掃除手伝ってきま...
そして、ルイズの脇を通り抜けざまに、彼女の耳元で囁いた。
それじゃ、使い魔の大掃除はお任せしますね。
ルイズははっとしてシエスタを振り向いた。
「私、そのまま宿舎に泊まってきますんで。それじゃあ、よい...
ぱたぱと手を振って、シエスタは部屋を出て行った。
…ま、一年の最後くらい、ゆっくり二人きりにさせてあげましょ...
その代わり、新年明けたら思いっきりサイトさんに可愛がって...
494 :使い魔の大掃除 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/01(火) 00:04:5...
ルイズは赤くなりながら、使い魔に背を向けて、扉の方を向い...
…大掃除って。大掃除って。
…つまり、そういうイミなのよね?
ルイズは背中から感じる才人の気配に微妙に緊張しながら、そ...
「そ、そそそそそそそれじゃ、ひと段落したことだし!」
うわ噛んだ。
「じ、自分の身体の大掃除もしなきゃね!」
言って、ちらり、と才人の方を向く。
才人はルイズの方を向いてきょとんとしているだけだ。
…す、すこしは察しなさいよ…!
しょうがないから、ルイズは赤くなりながらも、才人に言う。
「お、お風呂行こうって言ってんの!分かったら準備なさい!」
「あ、そういう意味」
そこまで言われてようやく気付いた才人は、着替えの準備をし...
トリステイン魔法学院の共同浴場には、大浴場のほかに個人用...
貴族の子女の中には、他人に身体を見られたくない者もいるだ...
だが、その個室はあまり使われることはない。そういった事情...
才人は、その女子用の個室に、半ば強制的に連行されていた。
「…って、俺が女風呂入っていいの!?」
男子用の浴場とは微妙に違う調度に、才人は思わずドギマギす...
女湯に入る事など、小学校に上がってからこっち、なかった経...
ルイズはそんな才人に言う。
「あんたは私の使い魔なんだから、べ、別にいいのよ!
っていうか、服脱ぎなさい服!」
言いながら才人のパーカーを引っつかみ、無理やり脱がそうと...
しかしさすがに無理やりされたのでは、才人だって抵抗する。
「ちょ、何すんだよルイズ!」
「て、抵抗しないの!わ、わたしが洗ってあげるって言ってん...
「わ、わかったって!自分で脱ぐって!だからやめろってば!」
暴れた瞬間に、ルイズの手が才人のズボンにかかる。
かちゃ。
そして偶然、ズボンのポケットに忍ばせていた試験管にルイズ...
そしてその一瞬に、ルイズはあっという間にその試験管を引っ...
「…ん?ナニコレ…?」
「あ、それっ」
才人はそれの効能をそれとなくルイズに尋ねて、使ってみるつ...
しかし、当のルイズといえば。
その試験管の中身を思い出すや、真っ赤になってそれを指先で...
495 :使い魔の大掃除 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/01(火) 00:05:3...
ルイズの脳裏に、あの時のコトが思い出される。
ぬるぬるのにちゃにちゃでぐちょぐちょのどろどろ。
しかも、あんなことまで、あんなことまで…!
そんなルイズに、才人は何の遠慮もなく尋ねた。
「それさ、モンモランシーがルイズに突っ返されたって、俺に...
どういう薬なのそれ?」
その質問に、ルイズは真っ赤になりながら、ぼそりと応えた。
「…せ、説明したげるから…。いいから服、脱ぎなさい…!」
ルイズは才人を全裸にすると、洗い場の床に才人を座らせる。
そしてルイズも、服を脱ぎにかかる。
まずプリーツスカートのホックに手を掛け、するりと脱ぎ去る。
上着のボタンを一つずつ外し、白い下着と黒いニーソックスだ...
それらの薄い布すらも、全て脱ぎ去って全裸になる。
そして、目の前の椅子に座る才人の前に立つ。
「…ちょっと、何ではなっから全力全開なのよ…」
「…は、ははは…」
才人とてオトコノコである。
目の前で好きな女の子がストリップまがいの事をしていて、勃...
否!ここで勃たねば男ではない!否!断じて否であるっ!
才人の中の男連合国総帥が、心の中の演台で演説をぶちかます。
「ま、まあいいわ。と、とりあえず…」
ルイズは、先ほどの試験管を取り上げる。
そして、自分の掌に、その中身を垂らす。
「…こっ、これはね…あのね、前、私が、なんかドロドロに覆わ...
「あ、ああ、あったねえ」
その会話の間にも、自己増殖型のスライムは空気に触れたこと...
「そ、その時の薬なの。モンモランシーが、私に試して、って...
それでね。これはね…。男女の営みをスムーズにする、身体に...
ルイズは手の中の液体が一定の量に達したのを確認すると、そ...
ぬちゃぁ…
「う、うわっ!?」
己の分身の上に零される液体の生暖かさと刺激に、才人は思わ...
その液体の触れた部分がまるで火で熱されたように熱くなり、...
才人の中を快楽の血液が駆け巡り、限界だと思われていた槍は...
ルイズはそんな才人を見て、たまらない劣情を感じる。
496 :使い魔の大掃除 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/01(火) 00:06:2...
そして。
ルイズは掌に未だこびりつく粘液を、自分の身体に塗りこみ始...
それはすぐに体積を増し、ルイズの胸を、腹部を、腰を、牝の...
ルイズの中を牝の信号が駆け巡り、肌を、頬を上気させ、乳首...
そして彼女のひくつく肉の裂け目からは、牡を誘う甘い牝の蜜...
「はぁ…」
思わず漏れる、甘い甘いため息。
目の前では、ルイズの晒す痴態に、才人が釘付けになっていた。
もうすでに、先端部は媚薬以外の液体が溢れ出してきていた。
ルイズはそんな才人を蕩けるような視線で見つめて、言った。
「ねぇ、サイト…。さわりっこ、しましょ…」
言うや否や、ルイズは椅子に掛ける才人の腿の上に陣取り、媚...
才人はその刺激に一瞬で達しそうになるが、歯を食いしばって...
そして、負けじとルイズの股間に右手を伸ばす。裂け目を確認...
ルイズの裂け目はまるで蜂蜜に指を突っ込んだ時のような蕩け...
ルイズも、その刺激に軽い絶頂を迎える。
しかし、自分から挑んだ勝負で、負けるわけにはいかない。奇...
二人はお互いの指でお互いの性器を陵辱し合う。
指が粘液で卑猥な音をたて、お互いの吐息が官能をかきたてる。
拮抗しているかに見えた戦況は、やがて、才人側に傾き始める。
くりゅっ
「ひぃ!」
才人は、余った中指と薬指で、いまや成長しきって皮を完全に...
ルイズの腿がびゅくん!と跳ね、同時に才人の牡を陵辱してい...
好機と見た才人は、言葉も含めてルイズを責めにかかった。
「あれぇー?さわりっこするんじゃなかったんですかご主人さ...
「やっ、らってっ、そんらぁっ、されたらぁっ」
才人の腕の中、ルイズはされるがまま。
こりこりぬるぬると股間を指で休むことなく陵辱され、ルイズ...
「かーわいいなぁー。ルイズのガマンしてるかおー」
「ひぃ、やらっ、みちゃやぁっ」
ルイズはそんな事を言われて。必死に恥ずかしいほど感じてい...
空いた左手でルイズの顎をつまんで、自分の顔と正対させる。
快楽の電流に身体中の筋肉を解されたルイズには、才人に抗う...
まっすぐに獣欲に溶かされた瞳を覗き込まれ、上気した頬を、...
びくびくびくとルイズの膣が震え始める。絶頂の前触れだった。
才人は、それを感じると一旦陵辱の手を休め、そして、ルイズ...
「あっれえ?ルイズから言ってきたのに先にいっちゃうの?ズ...
「ゃぁっ…やめちゃぁっ…」
絶頂の途中で放り出され、泣きそうな顔で懇願するしかないル...
497 :使い魔の大掃除 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/01(火) 00:07:0...
才人はそんなルイズの表情に、征服欲を満たされると。
「しょうがないなあ。じゃ、お先にどうぞ♪」
こりゅっ!っぶちゅっ!
才人の指が陰核を押しつぶし、そしてそのまま膣内を一気に削...
「ひ────────────────────────────っ!」
その快感に、ルイズの全身がびくびくと痙攣を繰り返す。
「いっちゃった?すっごくいっちゃった?」
痙攣を繰り返し、脱力するルイズに、才人は笑顔でそう尋ねる。
「────────は。はぁっ…」
ルイズはしばらく、絶頂の余波で返事も出来なかったが。
「いいなぁ、ルイズばっかり先に逝っちゃうなんて」
「…あの、ねぇっ…」
「ずるいよなあ。一緒にさわりっこするはずなのになあ」
「この、ばかいぬぅっ…!」
才人のニヤニヤ笑顔にいい加減腹が立ってきたルイズは、才人...
床の上には転んでも言いように木でできたすのこが敷いてあっ...
「ちょっ、なにすっ…」
しかし、才人は抗議の声を飲み込んでしまう。
粘液でぬるぬるどろどろのルイズが、馬乗りになってガンを飛...
「…いいなぁ…?」
「…へ?」
「…ずるいなぁ…?」
「…あ、あの?ルイズサン?」
「なによなによなによ!さんざんいじり倒してきたのそっちじ...
だったらサイトも一方的に責められてみなさいよ!」
そう叫んで、ルイズは押し倒してなお天を衝く才人の肉棒を。
あろうことか太腿とふくらはぎで挟み込み、粘液でぬるぬるの...
ルイズの腿とふくらはぎの隙間は、力強く閉じられていたが、...
「ちょっ、ルイズそれっ…!」
今度は、才人が官能に耐えさせられる番だった。
ルイズは脚だけでは飽き足らず、その可憐な舌で才人の立った...
「うわっ…それっ…!」
「ふふ…サイトかーわいい…こんなのキモチイイんだぁ…」
こしゅ、こしゅ、こしゅっ
必死に耐える才人の顔を眺めながら、己の征服欲を満たしてい...
脚の締める強さも動きの早さも緩めることなく、舌で才人の乳...
498 :使い魔の大掃除 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/01(火) 00:07:4...
「そんな切ない顔しちゃってぇ…もっといじめてアゲルね…ふふ...
そして、一旦脚を止め、少し脚の隙間から覗いた亀頭を、指先...
「くぁ!だめだっ、ルイズぅっ…!」
「ふふ…どう?一方的に責められるのは。キモチイイ?ねえ?」
ルイズは嗜虐的な笑みで、才人を責める。
しかし、次の才人の台詞で、ルイズの動きは止められる。
「いや…じゃなくてっ…!
イキそうなんだっ…!俺、ルイズの中で…イキたいっ…!」
ルイズはその言葉に動きを止め。
才人の顔をじっと見る。
「…ほんとにもう…どうしようもないバカ犬ねえ…」
「わ、悪い…ワガママばっか言って…」
「ほんと…どうしようもない…」
言いながらルイズは才人自身をまたぐ。
その股間からとろとろと、ルイズの蜜と媚薬が零れ落ちる。
「ば、か、い、ぬぅ♪」
淫靡に笑って、ルイズは才人を飲み込んだ。
そのまま一気に最奥まで才人をくわえ込み、両手を才人の胸板...
雄と雌の粘液と鳴き声の奏でる淫らなシンフォニーが、二人の...
いつの間にか二人は指を絡め合い、お互いに腰をぶつけ合って...
ルイズの桃色の髪が才人の上で、まるで踊るように舞う。
その舞台はやがて、フィナーレを迎える。
「あっ!やっ!いくっ、サイトいくぅっ!」
「俺もっ、出すよ、ルイズっ!」
牝が牡を締め上げ、ルイズの子宮に才人の精液が容赦なく流れ...
二人は同時に事切れ、風呂の床にくずおれたのだった。
499 :使い魔の大掃除 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/01(火) 00:08:2...
二人はその後、お互いに身体を洗いあって、湯船に浸かった。
「なあルイズ、どうしてあの薬返したの?」
「だ、だって、やっぱり慎みとか大事だし…」
「…何を今更」
「…サイトは、ええええ、えっちな娘は、どう思うの…?」
「…たしかに、あんまりえっちなのはいけないとおもうけど」
「…そうなんだ」
「えっちなルイズは、大好きだよ」
そこまで言って、才人は赤く染まったルイズの頬に、キスをし...
「ばばばばば、ばかぁ…な、何いってんの…よ…」
赤くなって、口まで湯船に浸かってしまうルイズ。
そんなルイズに、才人は言った。
「ま、そういうわけで、今年もよろしくな、ルイズ」
それを聞いたルイズは振り向いて、才人に返した。
「…よろしくお願いしますご主人様、でしょ」
そして二人は、湯船の中で笑い合った。
新年は、もうすぐそこだ──────。〜fin
終了行:
493 :せんたいさん ◆mQKcT9WQPM :2008/01/01(火) 00:03:46 ...
「サイトー?掃除終わったぁー?」
才人を呼んだのは彼の主人。
昼下がりの陽光を背に、格納庫の入り口に立つ。
才人は主人の呼ぶ声に応じる。
「あー、あとはこのガラクタ片付けるだけだよ」
言って才人は目の前に並べられた魔法具を箱に放り込み、棚の...
その箱の中から、ガラスの試験管だけを、ポケットに忍ばせる。
とりあえず、これが一番使用期限が短そうだったからだ。効能...
ルイズはそれに気付かず、入り口から才人に呼びかける。
「じゃあ、早くなさい。私の部屋の箪笥、戻すの手伝ってもら...
さも当然の事であるかのように、腰に手を当ててルイズは言う。
才人はしょうがねえなあ、ともはや諦めの境地で、ルイズに従...
部屋に戻ると、早速、シエスタと一緒に洋服箪笥を動かすこと...
「これ、どうやって動かしたんだ?」
ルイズとシエスタが力を合わせてもこの箪笥は動かない。
才人の疑問も当然と言えた。
その疑問に、ルイズが応える。
「…なんか、シルフィードが来てね。『かくまってほしいの!』...
また、何かタバサを怒らせる事でも言ったのだろうか。
そして、シエスタがそのルイズの言葉を継いだ。
「でも、ミス・ヴァリエールがあんまりこき使うもんだから、...
「全く。ちょっと本棚の移動と本の整理と服の整理と窓掃除と...
…それは、大掃除のほとんど全部なのではないだろうか。
ルイズは何やったんだよ、と思わず突っ込みそうになったが、...
つまらない事でルイズの機嫌を損ねては、毎度のパターンに陥...
才人だって学習はするのだ。
「の、わりには毎回吹っ飛ばされてんよな相棒」
立てかけられたデルフリンガーの容赦ない突っ込みは華麗にス...
才人はルイズの指示に従い、シエスタと一緒に箪笥を元の位置...
そして、調度品を元の位置へ戻し、ゴミを纏める。
シエスタはズダ袋に纏められたゴミを担いで、言った。
「それじゃ、私ゴミ片付けて、厨房と宿舎の掃除手伝ってきま...
そして、ルイズの脇を通り抜けざまに、彼女の耳元で囁いた。
それじゃ、使い魔の大掃除はお任せしますね。
ルイズははっとしてシエスタを振り向いた。
「私、そのまま宿舎に泊まってきますんで。それじゃあ、よい...
ぱたぱと手を振って、シエスタは部屋を出て行った。
…ま、一年の最後くらい、ゆっくり二人きりにさせてあげましょ...
その代わり、新年明けたら思いっきりサイトさんに可愛がって...
494 :使い魔の大掃除 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/01(火) 00:04:5...
ルイズは赤くなりながら、使い魔に背を向けて、扉の方を向い...
…大掃除って。大掃除って。
…つまり、そういうイミなのよね?
ルイズは背中から感じる才人の気配に微妙に緊張しながら、そ...
「そ、そそそそそそそれじゃ、ひと段落したことだし!」
うわ噛んだ。
「じ、自分の身体の大掃除もしなきゃね!」
言って、ちらり、と才人の方を向く。
才人はルイズの方を向いてきょとんとしているだけだ。
…す、すこしは察しなさいよ…!
しょうがないから、ルイズは赤くなりながらも、才人に言う。
「お、お風呂行こうって言ってんの!分かったら準備なさい!」
「あ、そういう意味」
そこまで言われてようやく気付いた才人は、着替えの準備をし...
トリステイン魔法学院の共同浴場には、大浴場のほかに個人用...
貴族の子女の中には、他人に身体を見られたくない者もいるだ...
だが、その個室はあまり使われることはない。そういった事情...
才人は、その女子用の個室に、半ば強制的に連行されていた。
「…って、俺が女風呂入っていいの!?」
男子用の浴場とは微妙に違う調度に、才人は思わずドギマギす...
女湯に入る事など、小学校に上がってからこっち、なかった経...
ルイズはそんな才人に言う。
「あんたは私の使い魔なんだから、べ、別にいいのよ!
っていうか、服脱ぎなさい服!」
言いながら才人のパーカーを引っつかみ、無理やり脱がそうと...
しかしさすがに無理やりされたのでは、才人だって抵抗する。
「ちょ、何すんだよルイズ!」
「て、抵抗しないの!わ、わたしが洗ってあげるって言ってん...
「わ、わかったって!自分で脱ぐって!だからやめろってば!」
暴れた瞬間に、ルイズの手が才人のズボンにかかる。
かちゃ。
そして偶然、ズボンのポケットに忍ばせていた試験管にルイズ...
そしてその一瞬に、ルイズはあっという間にその試験管を引っ...
「…ん?ナニコレ…?」
「あ、それっ」
才人はそれの効能をそれとなくルイズに尋ねて、使ってみるつ...
しかし、当のルイズといえば。
その試験管の中身を思い出すや、真っ赤になってそれを指先で...
495 :使い魔の大掃除 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/01(火) 00:05:3...
ルイズの脳裏に、あの時のコトが思い出される。
ぬるぬるのにちゃにちゃでぐちょぐちょのどろどろ。
しかも、あんなことまで、あんなことまで…!
そんなルイズに、才人は何の遠慮もなく尋ねた。
「それさ、モンモランシーがルイズに突っ返されたって、俺に...
どういう薬なのそれ?」
その質問に、ルイズは真っ赤になりながら、ぼそりと応えた。
「…せ、説明したげるから…。いいから服、脱ぎなさい…!」
ルイズは才人を全裸にすると、洗い場の床に才人を座らせる。
そしてルイズも、服を脱ぎにかかる。
まずプリーツスカートのホックに手を掛け、するりと脱ぎ去る。
上着のボタンを一つずつ外し、白い下着と黒いニーソックスだ...
それらの薄い布すらも、全て脱ぎ去って全裸になる。
そして、目の前の椅子に座る才人の前に立つ。
「…ちょっと、何ではなっから全力全開なのよ…」
「…は、ははは…」
才人とてオトコノコである。
目の前で好きな女の子がストリップまがいの事をしていて、勃...
否!ここで勃たねば男ではない!否!断じて否であるっ!
才人の中の男連合国総帥が、心の中の演台で演説をぶちかます。
「ま、まあいいわ。と、とりあえず…」
ルイズは、先ほどの試験管を取り上げる。
そして、自分の掌に、その中身を垂らす。
「…こっ、これはね…あのね、前、私が、なんかドロドロに覆わ...
「あ、ああ、あったねえ」
その会話の間にも、自己増殖型のスライムは空気に触れたこと...
「そ、その時の薬なの。モンモランシーが、私に試して、って...
それでね。これはね…。男女の営みをスムーズにする、身体に...
ルイズは手の中の液体が一定の量に達したのを確認すると、そ...
ぬちゃぁ…
「う、うわっ!?」
己の分身の上に零される液体の生暖かさと刺激に、才人は思わ...
その液体の触れた部分がまるで火で熱されたように熱くなり、...
才人の中を快楽の血液が駆け巡り、限界だと思われていた槍は...
ルイズはそんな才人を見て、たまらない劣情を感じる。
496 :使い魔の大掃除 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/01(火) 00:06:2...
そして。
ルイズは掌に未だこびりつく粘液を、自分の身体に塗りこみ始...
それはすぐに体積を増し、ルイズの胸を、腹部を、腰を、牝の...
ルイズの中を牝の信号が駆け巡り、肌を、頬を上気させ、乳首...
そして彼女のひくつく肉の裂け目からは、牡を誘う甘い牝の蜜...
「はぁ…」
思わず漏れる、甘い甘いため息。
目の前では、ルイズの晒す痴態に、才人が釘付けになっていた。
もうすでに、先端部は媚薬以外の液体が溢れ出してきていた。
ルイズはそんな才人を蕩けるような視線で見つめて、言った。
「ねぇ、サイト…。さわりっこ、しましょ…」
言うや否や、ルイズは椅子に掛ける才人の腿の上に陣取り、媚...
才人はその刺激に一瞬で達しそうになるが、歯を食いしばって...
そして、負けじとルイズの股間に右手を伸ばす。裂け目を確認...
ルイズの裂け目はまるで蜂蜜に指を突っ込んだ時のような蕩け...
ルイズも、その刺激に軽い絶頂を迎える。
しかし、自分から挑んだ勝負で、負けるわけにはいかない。奇...
二人はお互いの指でお互いの性器を陵辱し合う。
指が粘液で卑猥な音をたて、お互いの吐息が官能をかきたてる。
拮抗しているかに見えた戦況は、やがて、才人側に傾き始める。
くりゅっ
「ひぃ!」
才人は、余った中指と薬指で、いまや成長しきって皮を完全に...
ルイズの腿がびゅくん!と跳ね、同時に才人の牡を陵辱してい...
好機と見た才人は、言葉も含めてルイズを責めにかかった。
「あれぇー?さわりっこするんじゃなかったんですかご主人さ...
「やっ、らってっ、そんらぁっ、されたらぁっ」
才人の腕の中、ルイズはされるがまま。
こりこりぬるぬると股間を指で休むことなく陵辱され、ルイズ...
「かーわいいなぁー。ルイズのガマンしてるかおー」
「ひぃ、やらっ、みちゃやぁっ」
ルイズはそんな事を言われて。必死に恥ずかしいほど感じてい...
空いた左手でルイズの顎をつまんで、自分の顔と正対させる。
快楽の電流に身体中の筋肉を解されたルイズには、才人に抗う...
まっすぐに獣欲に溶かされた瞳を覗き込まれ、上気した頬を、...
びくびくびくとルイズの膣が震え始める。絶頂の前触れだった。
才人は、それを感じると一旦陵辱の手を休め、そして、ルイズ...
「あっれえ?ルイズから言ってきたのに先にいっちゃうの?ズ...
「ゃぁっ…やめちゃぁっ…」
絶頂の途中で放り出され、泣きそうな顔で懇願するしかないル...
497 :使い魔の大掃除 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/01(火) 00:07:0...
才人はそんなルイズの表情に、征服欲を満たされると。
「しょうがないなあ。じゃ、お先にどうぞ♪」
こりゅっ!っぶちゅっ!
才人の指が陰核を押しつぶし、そしてそのまま膣内を一気に削...
「ひ────────────────────────────っ!」
その快感に、ルイズの全身がびくびくと痙攣を繰り返す。
「いっちゃった?すっごくいっちゃった?」
痙攣を繰り返し、脱力するルイズに、才人は笑顔でそう尋ねる。
「────────は。はぁっ…」
ルイズはしばらく、絶頂の余波で返事も出来なかったが。
「いいなぁ、ルイズばっかり先に逝っちゃうなんて」
「…あの、ねぇっ…」
「ずるいよなあ。一緒にさわりっこするはずなのになあ」
「この、ばかいぬぅっ…!」
才人のニヤニヤ笑顔にいい加減腹が立ってきたルイズは、才人...
床の上には転んでも言いように木でできたすのこが敷いてあっ...
「ちょっ、なにすっ…」
しかし、才人は抗議の声を飲み込んでしまう。
粘液でぬるぬるどろどろのルイズが、馬乗りになってガンを飛...
「…いいなぁ…?」
「…へ?」
「…ずるいなぁ…?」
「…あ、あの?ルイズサン?」
「なによなによなによ!さんざんいじり倒してきたのそっちじ...
だったらサイトも一方的に責められてみなさいよ!」
そう叫んで、ルイズは押し倒してなお天を衝く才人の肉棒を。
あろうことか太腿とふくらはぎで挟み込み、粘液でぬるぬるの...
ルイズの腿とふくらはぎの隙間は、力強く閉じられていたが、...
「ちょっ、ルイズそれっ…!」
今度は、才人が官能に耐えさせられる番だった。
ルイズは脚だけでは飽き足らず、その可憐な舌で才人の立った...
「うわっ…それっ…!」
「ふふ…サイトかーわいい…こんなのキモチイイんだぁ…」
こしゅ、こしゅ、こしゅっ
必死に耐える才人の顔を眺めながら、己の征服欲を満たしてい...
脚の締める強さも動きの早さも緩めることなく、舌で才人の乳...
498 :使い魔の大掃除 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/01(火) 00:07:4...
「そんな切ない顔しちゃってぇ…もっといじめてアゲルね…ふふ...
そして、一旦脚を止め、少し脚の隙間から覗いた亀頭を、指先...
「くぁ!だめだっ、ルイズぅっ…!」
「ふふ…どう?一方的に責められるのは。キモチイイ?ねえ?」
ルイズは嗜虐的な笑みで、才人を責める。
しかし、次の才人の台詞で、ルイズの動きは止められる。
「いや…じゃなくてっ…!
イキそうなんだっ…!俺、ルイズの中で…イキたいっ…!」
ルイズはその言葉に動きを止め。
才人の顔をじっと見る。
「…ほんとにもう…どうしようもないバカ犬ねえ…」
「わ、悪い…ワガママばっか言って…」
「ほんと…どうしようもない…」
言いながらルイズは才人自身をまたぐ。
その股間からとろとろと、ルイズの蜜と媚薬が零れ落ちる。
「ば、か、い、ぬぅ♪」
淫靡に笑って、ルイズは才人を飲み込んだ。
そのまま一気に最奥まで才人をくわえ込み、両手を才人の胸板...
雄と雌の粘液と鳴き声の奏でる淫らなシンフォニーが、二人の...
いつの間にか二人は指を絡め合い、お互いに腰をぶつけ合って...
ルイズの桃色の髪が才人の上で、まるで踊るように舞う。
その舞台はやがて、フィナーレを迎える。
「あっ!やっ!いくっ、サイトいくぅっ!」
「俺もっ、出すよ、ルイズっ!」
牝が牡を締め上げ、ルイズの子宮に才人の精液が容赦なく流れ...
二人は同時に事切れ、風呂の床にくずおれたのだった。
499 :使い魔の大掃除 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/01(火) 00:08:2...
二人はその後、お互いに身体を洗いあって、湯船に浸かった。
「なあルイズ、どうしてあの薬返したの?」
「だ、だって、やっぱり慎みとか大事だし…」
「…何を今更」
「…サイトは、ええええ、えっちな娘は、どう思うの…?」
「…たしかに、あんまりえっちなのはいけないとおもうけど」
「…そうなんだ」
「えっちなルイズは、大好きだよ」
そこまで言って、才人は赤く染まったルイズの頬に、キスをし...
「ばばばばば、ばかぁ…な、何いってんの…よ…」
赤くなって、口まで湯船に浸かってしまうルイズ。
そんなルイズに、才人は言った。
「ま、そういうわけで、今年もよろしくな、ルイズ」
それを聞いたルイズは振り向いて、才人に返した。
「…よろしくお願いしますご主人様、でしょ」
そして二人は、湯船の中で笑い合った。
新年は、もうすぐそこだ──────。〜fin
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