ゼロの使い魔保管庫
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18 :おしおきだべ〜 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/03(木) 10:55:14...
そこは、かつて捕らえられた兵士が、尋問、そして拷問を受け...
音が漏れぬよう、塔の地下深くに作られたその部屋からは、音...
正式な記録によれば、今はこの部屋はガラクタを置く物置とな...
そもそも入り口の扉の蝶番が壊れていて、ただでさえ重く開き...
ただしそれは表向きの話。
その壊れた蝶番というのはカモフラージュで、この城の主とそ...
そしてその部屋の中には城の主によって調度が持ち込まれ、ち...
その部屋の中。
かつて拷問用に使われ、今も調度として使われている、部屋の...
布で目隠しをされ、荒縄で猿轡をかまされ、両腕はその豊満な...
桜色に上気した肌は汗の玉が浮いており、目隠しをされた瞳か...
「んーっふ、んふーっ…」
荒い息をつき、猿轡の下から必死に何かを訴える、その少女は...
トリステイン王家の冠を戴く、この国で最も高貴な、侵されざ...
アンリエッタ女王であった。
女王がなぜ、自らの治めるこの国の、自分の城の一室で拘束さ...
それを知るのは、女王自身と、この部屋にいる男性しか知りえ...
そして。
この部屋にいるもう一人は、女王の身体が冷めてきた頃を見計...
ぐちゅうぅっ!ぶちゅっ!
「んふぅーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!」
小指の先ほどの小さな瘤で彩られた、ぐねぐねと曲がった歪な...
それをわざと音を立てるようにゆっくりと、ねっとりと、女王...
奥をこね回され、膣道をかき回され、女王の拘束された太股が...
「んっ、んっ、んふっ、んふぅっ、ふぅっ、ふぅっ、ふぅぅぅ...
女王の中を乱暴な快楽の電流が駆け回り、女王の神経を陵辱す...
理性も知性も破壊されそうな陵辱に、涙を流し、涎を垂らし、...
しかしすぐにその波は止まる。
19 :おしおきだべ〜 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/03(木) 10:55:38...
子宮口に押し付けられ、ぐりぐりと回転していた張形の動きが...
それは女王自らの膣圧で、瘤で肉襞を削りながら、女王の外に...
ぬぷぅっ…かたんっ…。
粘り気のある排出音と、硬いものが石の床に当たる音が響く。
「んっふ!んっふぅ!んふぅ!」
女王は首を振り、イヤイヤをする。発情した豊満な胸が、汗に...
それの意味するところは。
「…イきたいですか?」
男性が、黒髪の少年が、女王の心を代弁する。
「んふ!んふふぅ!んふぅーっ!」
女王は端も外聞もなく、首を縦に振る。
イかせて!イかせてくださいまし!気が触れてしまいますっ…!
もし猿轡がなければ、女王はそう叫んでいただろう。
目の前に立つ、女王の忠実なる騎士に。
しかし、騎士はその望みを叶えない。
「ダメです。これは罰ですからね。反省するまでイかせてあげ...
そして騎士は、女王の豊満な胸を揉み上げる。
あくまで柔らかく、優しく、過度の刺激を与えぬよう、そして...
もどかしい刺激に、女王は首を振り、悶える。
「ふぅっ!ふふぅっ!ふぅーっ!ふーっ!」
イヤ!イヤです!こんな弱いのぉ!お願い、もっと強くしてぇ...
猿轡の中だけで淫らに叫び、更に激しい行為を、陵辱を要求す...
「ダメだって。女王のくせに、式典の最中にあんなことしてる...
完全に乳首を勃起させ、狂おしいほどに劣情をそそる女王の胸...
「ふぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...
イヤぁ!もうイヤぁ!こんなのぜんぜんたりなぃぃ!優しくし...
アンリエッタは必死に叫ぶが、猿轡の外に、才人に、その声が...
女王は一体、式典で何をしていたのか。それは、半日前に遡る…...
25 :おしおきだべ〜 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/03(木) 21:49:58...
その日、トリスタニアでは新年を祝う祭りが開かれていた。
王都は祭り一色に染まっていた。
色とりどりの屋台が通りを染め、普段は酒場の中でしか演奏し...
祭りの雰囲気に老いも若きも男女の別もなく酔い、振舞われる...
そんな祭りの喧騒が、式典の行われているトリステイン王宮に...
さすがに王宮の門扉は、平民には開かれていない。新年を祝う...
もちろん、女王の近衛たる水精霊騎士団の副隊長である才人も...
ちなみにルイズはといえば、ヴァリエール家代表として招かれ...
王宮の中庭に集められた貴族達は、各々雑談を交わしながら、...
そして。
大きな鐘の音が、主賓の登場を告げる。
中庭に面したバルコニーの大窓が開き、その奥から、真っ白な...
女王アンリエッタその人だ。
女王は拍手でもって忠誠を示す貴族達に笑顔で応える。
その中の、彼女が世界で唯一隷属を許す相手と目が合った瞬間。
彼女が主人と認めるその騎士は、気付いてしまった。
彼女の上気した頬は、酒のそれでも、宴の気配に酔ったからで...
周囲に居並ぶ貴族たちからは、そんな女王の表情が、成長によ...
「おお、女王陛下はまた一段とお美しくなられて」
「少女から大人の女性になりつつありますな。あの目元の艶っ...
違う。
黒髪の騎士は気付いていた。
女王の上気した頬は。潤んだ瞳は。別の何かに蕩けているのだ。
その表情は、自分が、自分だけが彼女にしている行為…。その行...
アンリエッタは欲情している。
才人はそう確信した。
しかし何故?公式の場で、何もしていないのに。
才人はそれを確かめるべきだ、と思った。
こんな場所で、こんな場面で、女王がサカってちゃだめじゃん。
彼女の主人として、それを問い詰めなければならない。女王の...
才人の袖を、引くものがいた。
「来いサイト。陛下がお呼びだ」
銃士隊隊長、アニエス。
金髪のシュヴァリエは、普段とは違うドレス姿で、才人の手を...
丁度いい。才人は彼女の導きに従った。
案内されたのは、いつもの場所。
才人と、アンリエッタと、アニエスしか知らない秘密の場所。
かつて捕らえた兵士を監禁し、尋問し、拷問した、塔の地下の...
アンリエッタは才人との睦事の際、彼をここに呼び出すのが定...
そして、アニエスはその入り口まで才人を送り、引き返す。
「私は銃士隊の隊長として会場を警護せねばならん。個人的に...
陛下を頼むぞ、サイト」
そしてアニエスは才人に目配せをする。
…なんとか、あの色ボケ女王を躾けてやってくれ…。
その目配せからは、そんな願いが読み取れた。
返事の代わりに背中を向けて、才人は壊れているように偽装さ...
その奥には、地下へ向かう暗い階段が伸びていた。
才人は、女王の待つであろうそこへ、一歩ずつ降りていく。
一番下まで降りると、そこにはもう一枚、頑丈な木の扉があっ...
この扉の奥が、女王との睦事の部屋。
26 :おしおきだべ〜 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/03(木) 21:50:55...
才人はその扉をノックする。
すると、その扉が開いた。
扉を開けて才人を出迎えたのは。
王冠を外した、潤んだ瞳の、上気した頬の、アンリエッタ女王。
アンリエッタは才人を潤んだ瞳で見つめ、ほう、とため息を吐...
「お待ちしておりました、サイト様…」
愛する黒髪の騎士を、部屋の中に招き入れる。
騎士は女王の言葉に従い、部屋の中に入る。
才人がベッド脇の椅子に腰掛けたのを確認すると、女王は後ろ...
これで、この部屋には誰も入ってこれない。二人きりの空間だ。
女王はじっと自分を見つめる才人に、発情した視線を向け、ま...
「…そんなに、見つめないでくださいまし…」
必要以上に艶っぽい、湿った声で、照れたように視線を逸らし...
才人は半ば呆れながら、女王に問うた。
「…姫様、一個聞いていいですか」
「なんなりと」
「どーして式典中から、サカってんですか」
才人の直球すぎる質問に。
アンリエッタはくすりと笑った。
「どうして…と。それはですね…」
言って、ルーンを唱えた。
すると。
女王の右手の中指に嵌められた指輪が水色の光を放ち、女王を...
その光が晴れた瞬間。
才人は息を呑む。
女王は全裸だった。
一糸纏わぬ、下着はおろか、靴下すら纏っていない。
しかし、女王は何も持っていないわけではなかった。
手の指輪と、そして。
股間の牝に咥え込んだ、張形。
その張形は女王の透明な樹液でてらてらとランプの光を反射し...
張形を咥え込む女陰も、それを支える太股も、女王の樹液でべ...
全裸の女王は、騎士の質問に応え続けた。
「私は今まで…幻影を纏っていました…」
そしてはぁ、とため息を漏らし、はち切れそうに勃起した乳首...
アンリエッタの脳裏に、いつかの才人との行為がよぎる。
犬の幻影を纏わされ、衆目の中、裸で四つん這いで、連れまわ...
あの時の背徳的な快感を、女王は忘れることが出来なかったの...
27 :おしおきだべ〜 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/03(木) 21:51:33...
発情しきった牝の視線を才人に投げかけ、行為と言葉を続ける。
「沢山の人に見られながら…それでも女王らしく振舞って…ああ…...
牝の王は、そこまでしか言えなかった。
才人がいきなり立ち上がり、アンリエッタの両手を掴んだから...
「あんっ…サイトさまぁ…」
その行為に劣情と期待を膨らませながら、完全に牝と化した女...
才人はにっこりと笑い、女王に言った。
「とりあえず、ちょっと拘束されてみようか?」
「は、はいっ…」
発情した牝奴隷は、主人の言葉に反抗することはなかった。
そして、今に至る。
もう何度目なのかわからない。
絶頂の直前で快楽を中断され、そして冷まされる。
火照った体が冷えてきた直後、ゆっくりと優しい、時には乱暴...
行為の最中ずっと、反省を求められ、そのたびに頷いて主人に...
猿轡をしているせいで訴えることも出来ず、拘束されているせ...
アンリエッタは、主人の暴虐に耐えるしかできなかった。
「…ふぅ、ふぅ、ふぅぅ…」
また張形を引き抜かれ、絶頂の手前で放り出されたアンリエッ...
もう、股間も胸も、劣情ではち切れそうだった。
胃の下あたりにたまらない不快感を覚える。もう、気の触れる...
「…反省してます?」
式典中から行為をしていたことを咎められ続けているが、しか...
それを知って、何度も何度も才人は女王を責める。
最初は軽く反省させるつもりだったが、だんだん才人も興が乗...
限界まで張り詰めたズボンが、彼の興奮を露にしている。
この牝奴隷が反省しているかなんて、もう才人にはどうでもよ...
ただ、無抵抗な相手を責める背徳に、浸かっていたかった。
しかし。
才人のそんな劣情は、アンリエッタの最後の武器で、粉々に砕...
アンリエッタは急に、震えだした。
それは、どこかで見たことのある震えだった。
肩を揺らし、身体を揺らし、そして猿轡の隙間から定期的にく...
目隠しから流れる涙の量が増え、絶え間なく女王の整った顎を...
女王は嗚咽していた。
徹底的な主人の暴虐に、拘束された牝奴隷は小娘のように、た...
それに気付いた才人は、まず、目隠しと猿轡を外す。
その瞬間、部屋の中に遠慮会釈のない泣き声が響き渡った。
28 :おしおきだべ〜 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/03(木) 21:52:14...
「ふぇ、ふぇ、ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
「あ、あの、ヒメサマ?」
まるで子供のように泣き出したアンリエッタを、才人はなだめ...
そのために、拘束された女王の手足を開放する。
アンリエッタは開放された手で、顔を覆って泣いた。
「ひぐ、ひろ、ひろいれす、はんせぇしたって、えぐ、ゆって...
「ご、ごめんっ」
「いえないのにっ、いえないのにぃっ、さいとさまのばかぁぁ...
「ご、ごめんってば」
アンリエッタに覆いかぶさるように抱き締め、必死になだめる...
こうなっては、才人に反論の余地はない。
二人の立場は、完全に逆転していた。
アンリエッタが泣きはらした顔を上げる。
そして、才人に抱きついた。
「ゆるしませんっ」
「え、何?」
ぎゅうぎゅうと才人を抱き締め、発情した身体をぐりぐりと押...
そして、アンリエッタは改めて才人と顔を合わせる。
泣きはらしたその顔は、牝から娘に変わっていた。
頬を子供のように膨らませ、アンリエッタは子供の顔で言う。
「ちゃんとして。いっぱいやさしくして。じゃないと許しませ...
しょうがねえなあ。
才人は完全に折れた。
「わかりましたよっ…と」
「きゃっ」
才人はアンリエッタを文字通りお姫様抱っこして、ベッドに向...
そして、ベッドにアンリエッタを横たえる。
「じゃあ、全力で優しくしてあげますよ」
「は。…はい…」
まるで初めての行為を迎えた娘のように赤くなって、アンリエ...
まずは、啄ばむようなキス。
全裸の二人はベッドの上で、互いの存在を確かめ合うように、...
その間、才人の手は優しく、柔らかく、アンリエッタの乳房を...
その行為に、アンリエッタが胃の下側に感じていた不快感が、...
そして、アンリエッタの口から漏れる、震える声。
「サイトさま、サイトさまぁ…。さいと、さ、まぁ…」
まるで泣いているような声に、才人は不安になり、キスをやめ...
「どうしたの?」
「え?…なんでも、ないんですけど…。
名前を、お呼びしたくて…。どうしても、止められなくて…。
どうして…なんでしょう…」
言いながら、アンリエッタの頬を涙が伝う。
それは、先ほどまでの責めの反動から来る、半ば生理的な反射...
そんな概念など、二人は持ち合わせていない。
29 :おしおきだべ〜 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/03(木) 21:53:01...
「な、なんで泣くの?」
「あ、あれ?あ、やだ、止まらない…」
必死に涙をぬぐうが、アンリエッタの涙は止まらない。
その涙に、アンリエッタは結論を見つけた。
「あ、あは。きっと、き、きっと嬉しいんです。
サイト様に優しく、されて…。私の心が、嬉しくてしょうがな...
そして、涙を流しながら、にっこり笑う。
その切ない笑顔に、才人の胸の奥の存在しない器官が、ぎゅう...
たまらない愛しさに、才人は、『優しくする』という約束も忘...
「アンリエッタっ…」
息苦しいほど抱き締められ、しかしアンリエッタの心の中は、...
あふれ出した歓喜が、涙と、そして欲望を溢れさせた。
アンリエッタは才人を優しく抱き締め返し、そしてわがままを...
「サイト、さま…。…だいて…」
才人はその言葉にアンリエッタの肩を掴んで引き離し、そして...
そして、もう一度口付け、そして。
「優しくするから…」
「はい…。優しく、抱いてくださいまし…」
アンリエッタはそう言って、自ら脚を開く。
その根元では、完全に準備の整った女王の牝の裂け目が、陰核...
才人はその開かれた隙間に身体を滑り込ませ、自らを待ち受け...
己のぬめりと、女王のぬめりを絡ませ、そして。
ゆっくりと、じっくりと、奥まで、貫く。
ぶぷっ、ちゅぷっ、ぷちゅちゅっ…。
いつもと違う、優しく柔らかいゆっくりとした水音。
牡の温度がゆっくり突き刺される快感に、アンリエッタの喉が...
「あ。あ、あぁ…なんて…温かい…。
こんなに、温かいんですのね…サイトさま…」
いつもは泡立つほどに掻きまわされる愛液は、透明を保ったま...
才人はゆっくりとゆっくりとアンリエッタの中を味わう。
「アンリエッタの中…きゅうきゅうって締め付けて…。それに、...
まるで最奥まで辿り着くのが名残惜しいかのように、才人は腰...
そして。
才人の槍は、アンリエッタの一番奥に辿り着く。
くにゅ…。
いつもは一瞬叩くだけのそこの感触を、二人は楽しむ。
「サイトさまのおちんちんが…私の一番奥に、奥に…ああ…キス、...
「うん、わかるよ…。アンリエッタの一番奥…こんなに、柔らか...
才人は最奥で腰を止めたまま、両腕で優しくアンリエッタを抱...
アンリエッタは最奥で才人を受け入れたまま、両足で才人を抱...
30 :おしおきだべ〜 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/03(木) 21:53:33...
そして、二人は同時にお互いの欲求を口にする。
「「このまま…一緒に…」」
二人は見つめあい、そして。
唇を重ね、そして、舌を絡ませる。
舌と性器を絡ませたまま、アンリエッタは腰を回して才人に快...
まるで溶け合うような行為は、二人を少しずつ、だが確実に高...
ぐにゅ、ぐにゅ、ぶちゅ…。
いつもの弾ける様な音とは違う、肉を掻き混ぜる音が、小さく...
その音は二人の中に極上の和音となって響き、絶頂へのBGMとな...
ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ…。
まるで猫がミルクを舐めるような、二人がお互いの唾液を絡ま...
サイトさま…サイトさま…。お慕いしております…。
姫さま…アンリエッタ…。なんて、可愛いんだ…。
舌を絡ませながら囁いた声は、声にならずに二人の中だけで響...
そんな二人の快楽は、やがて限界に達する。
それでも二人はキスを、お互いの舌を味わう行為を止めず、無...
そして。
アンリエッタの膣道が絶頂に震え、細動して、先ほどのお返し...
その刺激に才人の堰が決壊し、押し当てた子宮の口に、白い愛...
アンリエッタの入り口はそれを優しく受け入れ、流れ込んでく...
卵のない子宮に子種が満たされていく。
その快感に、アンリエッタの牝が、さらに才人の牡を搾り取ろ...
その快感に、最後の一滴まで、才人はアンリエッタに注ぎ込ん...
31 :おしおきだべ〜 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/03(木) 21:53:54...
「ごめんなさい、サイト様…反省、しております…」
穢れを落とし、いつものドレスに着替えたアンリエッタは、同...
そんなアンリエッタの肩を優しく抱いて、才人はその髪に優し...
「俺の方こそ、ごめんな。あんな酷いことして」
「いいえ。私は女王として、場をわきまえることを忘れていま...
サイト様の与えてくださった罰以上のものを、本当は受けな...
アンリエッタは才人の手をどけて、そして続ける。
「サイト様は、優しいから…」
「い、いや、アレはその場のノリで…」
そう言って頬を掻く才人に。
王冠をかぶりなおしたアンリエッタは、女王の顔で、にっこり...
「いいえ。猛省を促してくれたあなたの想い、伝わりました。...
「…うん。なら、いいんだけど…」
ほっとした様子で、胸を撫で下ろす才人。
実は、最初の責めの事でさんざん言われるんじゃないかと、気...
アンリエッタは、そんな才人を尻目に、部屋の扉を開け、そし...
「ですから、次からはちゃんと時と場所を考えて、シて戴くこ...
…そうですねえ、とりあえず、新年最初の受勲のあと、たっぷ...
女王の唇で肌に勲章を刻んでさしあげます♪」
とんでもないことをさらりと言ってのけ、色ボケ女王は唇にひ...
「え、ちょっと待って!受勲とかってどういう」
「言ったでしょ?女王に相応しい相手になっていただきます、...
覚悟なさってくださいね、シュヴァリエ・サイト♪」
言って背中を向け、女王は部屋から立ち去ったのだった。
才人の逆シンデレラ・ストーリーは、転がり落ち始めたばかり...
終了行:
18 :おしおきだべ〜 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/03(木) 10:55:14...
そこは、かつて捕らえられた兵士が、尋問、そして拷問を受け...
音が漏れぬよう、塔の地下深くに作られたその部屋からは、音...
正式な記録によれば、今はこの部屋はガラクタを置く物置とな...
そもそも入り口の扉の蝶番が壊れていて、ただでさえ重く開き...
ただしそれは表向きの話。
その壊れた蝶番というのはカモフラージュで、この城の主とそ...
そしてその部屋の中には城の主によって調度が持ち込まれ、ち...
その部屋の中。
かつて拷問用に使われ、今も調度として使われている、部屋の...
布で目隠しをされ、荒縄で猿轡をかまされ、両腕はその豊満な...
桜色に上気した肌は汗の玉が浮いており、目隠しをされた瞳か...
「んーっふ、んふーっ…」
荒い息をつき、猿轡の下から必死に何かを訴える、その少女は...
トリステイン王家の冠を戴く、この国で最も高貴な、侵されざ...
アンリエッタ女王であった。
女王がなぜ、自らの治めるこの国の、自分の城の一室で拘束さ...
それを知るのは、女王自身と、この部屋にいる男性しか知りえ...
そして。
この部屋にいるもう一人は、女王の身体が冷めてきた頃を見計...
ぐちゅうぅっ!ぶちゅっ!
「んふぅーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!」
小指の先ほどの小さな瘤で彩られた、ぐねぐねと曲がった歪な...
それをわざと音を立てるようにゆっくりと、ねっとりと、女王...
奥をこね回され、膣道をかき回され、女王の拘束された太股が...
「んっ、んっ、んふっ、んふぅっ、ふぅっ、ふぅっ、ふぅぅぅ...
女王の中を乱暴な快楽の電流が駆け回り、女王の神経を陵辱す...
理性も知性も破壊されそうな陵辱に、涙を流し、涎を垂らし、...
しかしすぐにその波は止まる。
19 :おしおきだべ〜 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/03(木) 10:55:38...
子宮口に押し付けられ、ぐりぐりと回転していた張形の動きが...
それは女王自らの膣圧で、瘤で肉襞を削りながら、女王の外に...
ぬぷぅっ…かたんっ…。
粘り気のある排出音と、硬いものが石の床に当たる音が響く。
「んっふ!んっふぅ!んふぅ!」
女王は首を振り、イヤイヤをする。発情した豊満な胸が、汗に...
それの意味するところは。
「…イきたいですか?」
男性が、黒髪の少年が、女王の心を代弁する。
「んふ!んふふぅ!んふぅーっ!」
女王は端も外聞もなく、首を縦に振る。
イかせて!イかせてくださいまし!気が触れてしまいますっ…!
もし猿轡がなければ、女王はそう叫んでいただろう。
目の前に立つ、女王の忠実なる騎士に。
しかし、騎士はその望みを叶えない。
「ダメです。これは罰ですからね。反省するまでイかせてあげ...
そして騎士は、女王の豊満な胸を揉み上げる。
あくまで柔らかく、優しく、過度の刺激を与えぬよう、そして...
もどかしい刺激に、女王は首を振り、悶える。
「ふぅっ!ふふぅっ!ふぅーっ!ふーっ!」
イヤ!イヤです!こんな弱いのぉ!お願い、もっと強くしてぇ...
猿轡の中だけで淫らに叫び、更に激しい行為を、陵辱を要求す...
「ダメだって。女王のくせに、式典の最中にあんなことしてる...
完全に乳首を勃起させ、狂おしいほどに劣情をそそる女王の胸...
「ふぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...
イヤぁ!もうイヤぁ!こんなのぜんぜんたりなぃぃ!優しくし...
アンリエッタは必死に叫ぶが、猿轡の外に、才人に、その声が...
女王は一体、式典で何をしていたのか。それは、半日前に遡る…...
25 :おしおきだべ〜 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/03(木) 21:49:58...
その日、トリスタニアでは新年を祝う祭りが開かれていた。
王都は祭り一色に染まっていた。
色とりどりの屋台が通りを染め、普段は酒場の中でしか演奏し...
祭りの雰囲気に老いも若きも男女の別もなく酔い、振舞われる...
そんな祭りの喧騒が、式典の行われているトリステイン王宮に...
さすがに王宮の門扉は、平民には開かれていない。新年を祝う...
もちろん、女王の近衛たる水精霊騎士団の副隊長である才人も...
ちなみにルイズはといえば、ヴァリエール家代表として招かれ...
王宮の中庭に集められた貴族達は、各々雑談を交わしながら、...
そして。
大きな鐘の音が、主賓の登場を告げる。
中庭に面したバルコニーの大窓が開き、その奥から、真っ白な...
女王アンリエッタその人だ。
女王は拍手でもって忠誠を示す貴族達に笑顔で応える。
その中の、彼女が世界で唯一隷属を許す相手と目が合った瞬間。
彼女が主人と認めるその騎士は、気付いてしまった。
彼女の上気した頬は、酒のそれでも、宴の気配に酔ったからで...
周囲に居並ぶ貴族たちからは、そんな女王の表情が、成長によ...
「おお、女王陛下はまた一段とお美しくなられて」
「少女から大人の女性になりつつありますな。あの目元の艶っ...
違う。
黒髪の騎士は気付いていた。
女王の上気した頬は。潤んだ瞳は。別の何かに蕩けているのだ。
その表情は、自分が、自分だけが彼女にしている行為…。その行...
アンリエッタは欲情している。
才人はそう確信した。
しかし何故?公式の場で、何もしていないのに。
才人はそれを確かめるべきだ、と思った。
こんな場所で、こんな場面で、女王がサカってちゃだめじゃん。
彼女の主人として、それを問い詰めなければならない。女王の...
才人の袖を、引くものがいた。
「来いサイト。陛下がお呼びだ」
銃士隊隊長、アニエス。
金髪のシュヴァリエは、普段とは違うドレス姿で、才人の手を...
丁度いい。才人は彼女の導きに従った。
案内されたのは、いつもの場所。
才人と、アンリエッタと、アニエスしか知らない秘密の場所。
かつて捕らえた兵士を監禁し、尋問し、拷問した、塔の地下の...
アンリエッタは才人との睦事の際、彼をここに呼び出すのが定...
そして、アニエスはその入り口まで才人を送り、引き返す。
「私は銃士隊の隊長として会場を警護せねばならん。個人的に...
陛下を頼むぞ、サイト」
そしてアニエスは才人に目配せをする。
…なんとか、あの色ボケ女王を躾けてやってくれ…。
その目配せからは、そんな願いが読み取れた。
返事の代わりに背中を向けて、才人は壊れているように偽装さ...
その奥には、地下へ向かう暗い階段が伸びていた。
才人は、女王の待つであろうそこへ、一歩ずつ降りていく。
一番下まで降りると、そこにはもう一枚、頑丈な木の扉があっ...
この扉の奥が、女王との睦事の部屋。
26 :おしおきだべ〜 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/03(木) 21:50:55...
才人はその扉をノックする。
すると、その扉が開いた。
扉を開けて才人を出迎えたのは。
王冠を外した、潤んだ瞳の、上気した頬の、アンリエッタ女王。
アンリエッタは才人を潤んだ瞳で見つめ、ほう、とため息を吐...
「お待ちしておりました、サイト様…」
愛する黒髪の騎士を、部屋の中に招き入れる。
騎士は女王の言葉に従い、部屋の中に入る。
才人がベッド脇の椅子に腰掛けたのを確認すると、女王は後ろ...
これで、この部屋には誰も入ってこれない。二人きりの空間だ。
女王はじっと自分を見つめる才人に、発情した視線を向け、ま...
「…そんなに、見つめないでくださいまし…」
必要以上に艶っぽい、湿った声で、照れたように視線を逸らし...
才人は半ば呆れながら、女王に問うた。
「…姫様、一個聞いていいですか」
「なんなりと」
「どーして式典中から、サカってんですか」
才人の直球すぎる質問に。
アンリエッタはくすりと笑った。
「どうして…と。それはですね…」
言って、ルーンを唱えた。
すると。
女王の右手の中指に嵌められた指輪が水色の光を放ち、女王を...
その光が晴れた瞬間。
才人は息を呑む。
女王は全裸だった。
一糸纏わぬ、下着はおろか、靴下すら纏っていない。
しかし、女王は何も持っていないわけではなかった。
手の指輪と、そして。
股間の牝に咥え込んだ、張形。
その張形は女王の透明な樹液でてらてらとランプの光を反射し...
張形を咥え込む女陰も、それを支える太股も、女王の樹液でべ...
全裸の女王は、騎士の質問に応え続けた。
「私は今まで…幻影を纏っていました…」
そしてはぁ、とため息を漏らし、はち切れそうに勃起した乳首...
アンリエッタの脳裏に、いつかの才人との行為がよぎる。
犬の幻影を纏わされ、衆目の中、裸で四つん這いで、連れまわ...
あの時の背徳的な快感を、女王は忘れることが出来なかったの...
27 :おしおきだべ〜 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/03(木) 21:51:33...
発情しきった牝の視線を才人に投げかけ、行為と言葉を続ける。
「沢山の人に見られながら…それでも女王らしく振舞って…ああ…...
牝の王は、そこまでしか言えなかった。
才人がいきなり立ち上がり、アンリエッタの両手を掴んだから...
「あんっ…サイトさまぁ…」
その行為に劣情と期待を膨らませながら、完全に牝と化した女...
才人はにっこりと笑い、女王に言った。
「とりあえず、ちょっと拘束されてみようか?」
「は、はいっ…」
発情した牝奴隷は、主人の言葉に反抗することはなかった。
そして、今に至る。
もう何度目なのかわからない。
絶頂の直前で快楽を中断され、そして冷まされる。
火照った体が冷えてきた直後、ゆっくりと優しい、時には乱暴...
行為の最中ずっと、反省を求められ、そのたびに頷いて主人に...
猿轡をしているせいで訴えることも出来ず、拘束されているせ...
アンリエッタは、主人の暴虐に耐えるしかできなかった。
「…ふぅ、ふぅ、ふぅぅ…」
また張形を引き抜かれ、絶頂の手前で放り出されたアンリエッ...
もう、股間も胸も、劣情ではち切れそうだった。
胃の下あたりにたまらない不快感を覚える。もう、気の触れる...
「…反省してます?」
式典中から行為をしていたことを咎められ続けているが、しか...
それを知って、何度も何度も才人は女王を責める。
最初は軽く反省させるつもりだったが、だんだん才人も興が乗...
限界まで張り詰めたズボンが、彼の興奮を露にしている。
この牝奴隷が反省しているかなんて、もう才人にはどうでもよ...
ただ、無抵抗な相手を責める背徳に、浸かっていたかった。
しかし。
才人のそんな劣情は、アンリエッタの最後の武器で、粉々に砕...
アンリエッタは急に、震えだした。
それは、どこかで見たことのある震えだった。
肩を揺らし、身体を揺らし、そして猿轡の隙間から定期的にく...
目隠しから流れる涙の量が増え、絶え間なく女王の整った顎を...
女王は嗚咽していた。
徹底的な主人の暴虐に、拘束された牝奴隷は小娘のように、た...
それに気付いた才人は、まず、目隠しと猿轡を外す。
その瞬間、部屋の中に遠慮会釈のない泣き声が響き渡った。
28 :おしおきだべ〜 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/03(木) 21:52:14...
「ふぇ、ふぇ、ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
「あ、あの、ヒメサマ?」
まるで子供のように泣き出したアンリエッタを、才人はなだめ...
そのために、拘束された女王の手足を開放する。
アンリエッタは開放された手で、顔を覆って泣いた。
「ひぐ、ひろ、ひろいれす、はんせぇしたって、えぐ、ゆって...
「ご、ごめんっ」
「いえないのにっ、いえないのにぃっ、さいとさまのばかぁぁ...
「ご、ごめんってば」
アンリエッタに覆いかぶさるように抱き締め、必死になだめる...
こうなっては、才人に反論の余地はない。
二人の立場は、完全に逆転していた。
アンリエッタが泣きはらした顔を上げる。
そして、才人に抱きついた。
「ゆるしませんっ」
「え、何?」
ぎゅうぎゅうと才人を抱き締め、発情した身体をぐりぐりと押...
そして、アンリエッタは改めて才人と顔を合わせる。
泣きはらしたその顔は、牝から娘に変わっていた。
頬を子供のように膨らませ、アンリエッタは子供の顔で言う。
「ちゃんとして。いっぱいやさしくして。じゃないと許しませ...
しょうがねえなあ。
才人は完全に折れた。
「わかりましたよっ…と」
「きゃっ」
才人はアンリエッタを文字通りお姫様抱っこして、ベッドに向...
そして、ベッドにアンリエッタを横たえる。
「じゃあ、全力で優しくしてあげますよ」
「は。…はい…」
まるで初めての行為を迎えた娘のように赤くなって、アンリエ...
まずは、啄ばむようなキス。
全裸の二人はベッドの上で、互いの存在を確かめ合うように、...
その間、才人の手は優しく、柔らかく、アンリエッタの乳房を...
その行為に、アンリエッタが胃の下側に感じていた不快感が、...
そして、アンリエッタの口から漏れる、震える声。
「サイトさま、サイトさまぁ…。さいと、さ、まぁ…」
まるで泣いているような声に、才人は不安になり、キスをやめ...
「どうしたの?」
「え?…なんでも、ないんですけど…。
名前を、お呼びしたくて…。どうしても、止められなくて…。
どうして…なんでしょう…」
言いながら、アンリエッタの頬を涙が伝う。
それは、先ほどまでの責めの反動から来る、半ば生理的な反射...
そんな概念など、二人は持ち合わせていない。
29 :おしおきだべ〜 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/03(木) 21:53:01...
「な、なんで泣くの?」
「あ、あれ?あ、やだ、止まらない…」
必死に涙をぬぐうが、アンリエッタの涙は止まらない。
その涙に、アンリエッタは結論を見つけた。
「あ、あは。きっと、き、きっと嬉しいんです。
サイト様に優しく、されて…。私の心が、嬉しくてしょうがな...
そして、涙を流しながら、にっこり笑う。
その切ない笑顔に、才人の胸の奥の存在しない器官が、ぎゅう...
たまらない愛しさに、才人は、『優しくする』という約束も忘...
「アンリエッタっ…」
息苦しいほど抱き締められ、しかしアンリエッタの心の中は、...
あふれ出した歓喜が、涙と、そして欲望を溢れさせた。
アンリエッタは才人を優しく抱き締め返し、そしてわがままを...
「サイト、さま…。…だいて…」
才人はその言葉にアンリエッタの肩を掴んで引き離し、そして...
そして、もう一度口付け、そして。
「優しくするから…」
「はい…。優しく、抱いてくださいまし…」
アンリエッタはそう言って、自ら脚を開く。
その根元では、完全に準備の整った女王の牝の裂け目が、陰核...
才人はその開かれた隙間に身体を滑り込ませ、自らを待ち受け...
己のぬめりと、女王のぬめりを絡ませ、そして。
ゆっくりと、じっくりと、奥まで、貫く。
ぶぷっ、ちゅぷっ、ぷちゅちゅっ…。
いつもと違う、優しく柔らかいゆっくりとした水音。
牡の温度がゆっくり突き刺される快感に、アンリエッタの喉が...
「あ。あ、あぁ…なんて…温かい…。
こんなに、温かいんですのね…サイトさま…」
いつもは泡立つほどに掻きまわされる愛液は、透明を保ったま...
才人はゆっくりとゆっくりとアンリエッタの中を味わう。
「アンリエッタの中…きゅうきゅうって締め付けて…。それに、...
まるで最奥まで辿り着くのが名残惜しいかのように、才人は腰...
そして。
才人の槍は、アンリエッタの一番奥に辿り着く。
くにゅ…。
いつもは一瞬叩くだけのそこの感触を、二人は楽しむ。
「サイトさまのおちんちんが…私の一番奥に、奥に…ああ…キス、...
「うん、わかるよ…。アンリエッタの一番奥…こんなに、柔らか...
才人は最奥で腰を止めたまま、両腕で優しくアンリエッタを抱...
アンリエッタは最奥で才人を受け入れたまま、両足で才人を抱...
30 :おしおきだべ〜 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/03(木) 21:53:33...
そして、二人は同時にお互いの欲求を口にする。
「「このまま…一緒に…」」
二人は見つめあい、そして。
唇を重ね、そして、舌を絡ませる。
舌と性器を絡ませたまま、アンリエッタは腰を回して才人に快...
まるで溶け合うような行為は、二人を少しずつ、だが確実に高...
ぐにゅ、ぐにゅ、ぶちゅ…。
いつもの弾ける様な音とは違う、肉を掻き混ぜる音が、小さく...
その音は二人の中に極上の和音となって響き、絶頂へのBGMとな...
ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ…。
まるで猫がミルクを舐めるような、二人がお互いの唾液を絡ま...
サイトさま…サイトさま…。お慕いしております…。
姫さま…アンリエッタ…。なんて、可愛いんだ…。
舌を絡ませながら囁いた声は、声にならずに二人の中だけで響...
そんな二人の快楽は、やがて限界に達する。
それでも二人はキスを、お互いの舌を味わう行為を止めず、無...
そして。
アンリエッタの膣道が絶頂に震え、細動して、先ほどのお返し...
その刺激に才人の堰が決壊し、押し当てた子宮の口に、白い愛...
アンリエッタの入り口はそれを優しく受け入れ、流れ込んでく...
卵のない子宮に子種が満たされていく。
その快感に、アンリエッタの牝が、さらに才人の牡を搾り取ろ...
その快感に、最後の一滴まで、才人はアンリエッタに注ぎ込ん...
31 :おしおきだべ〜 ◆mQKcT9WQPM :2008/01/03(木) 21:53:54...
「ごめんなさい、サイト様…反省、しております…」
穢れを落とし、いつものドレスに着替えたアンリエッタは、同...
そんなアンリエッタの肩を優しく抱いて、才人はその髪に優し...
「俺の方こそ、ごめんな。あんな酷いことして」
「いいえ。私は女王として、場をわきまえることを忘れていま...
サイト様の与えてくださった罰以上のものを、本当は受けな...
アンリエッタは才人の手をどけて、そして続ける。
「サイト様は、優しいから…」
「い、いや、アレはその場のノリで…」
そう言って頬を掻く才人に。
王冠をかぶりなおしたアンリエッタは、女王の顔で、にっこり...
「いいえ。猛省を促してくれたあなたの想い、伝わりました。...
「…うん。なら、いいんだけど…」
ほっとした様子で、胸を撫で下ろす才人。
実は、最初の責めの事でさんざん言われるんじゃないかと、気...
アンリエッタは、そんな才人を尻目に、部屋の扉を開け、そし...
「ですから、次からはちゃんと時と場所を考えて、シて戴くこ...
…そうですねえ、とりあえず、新年最初の受勲のあと、たっぷ...
女王の唇で肌に勲章を刻んでさしあげます♪」
とんでもないことをさらりと言ってのけ、色ボケ女王は唇にひ...
「え、ちょっと待って!受勲とかってどういう」
「言ったでしょ?女王に相応しい相手になっていただきます、...
覚悟なさってくださいね、シュヴァリエ・サイト♪」
言って背中を向け、女王は部屋から立ち去ったのだった。
才人の逆シンデレラ・ストーリーは、転がり落ち始めたばかり...
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